March 2007

March 31, 2007

「ぶらぶら」の椿事

たまに話が出てくるけれど、拙ブログの「姉貴分」で「中東ぶらぶら回想記」というブログも
一応やっております。
中東がらみの与太話を、ぶらぶらと書き綴っているものです。

・・・しかし!
数日前、突如として接続不能になり「まさか、強制閉鎖?!」と焦っていましたが・・・
そういうことではなくて、なんだか不思議な別次元の話でした。

はぁ、よかった。

一応詳しくはこちらをご参照ください。

こちらでご報告するのも変な話ですが、両方覗いてくださる方もおられるようなので、
一応ご報告しておきます。

「ぶらぶら」は相変わらずぶらぶらと更新中です。
閉鎖になっていません。
ならないと思うな。
毒にも薬にもならん、ぶらぶら話ばっかりだし。

問題解決までは、http://blog.livedoor.jp/arimaburabura/からアクセスできます。

一応、ご案内まで。

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ほにゃららら。


アート・オブ・フラ(日本語版)

まったく関係のない、なんちゃって著作。

arima0831 at 19:11|PermalinkComments(3)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote サイトのご紹介 | 日記

伊勢佐木町『浜志"まん』のボストンクリームパイ 〜たまにはスイート・・・!〜

浜志まん
最寄駅:日ノ出町 / 黄金町 / 阪東橋
料理:ケーキ / 喫茶店
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:おやつ


たまにはワタシだって、ケーキ食べてお茶したりもするのだよ。

このお店は、一度行ってみようと思っていたが、なかなか機会がなかった。
そりゃあそうだ。
ワタシがこの辺をうろうろしていれば、たいてい『華隆餐館』『ショー・ラパン』の帰り道。
ケーキ食べようか、などという食欲中枢は作動不能になっている。
ワタシは「ごく普通の食欲を持つ、ごく普通の量で満足できる、ごく普通の人間」なんで。
ホントですっ!

ところが『ショー・ラパン』でカレーを食べたあとだけは、どうも違った。
なんだか胃がすっきりしているのだ。
どうしたんだろう。
ケーキにコーヒー、という気分だ。

それでは、と『浜志"まん』に向かう。
一度行ってみたかったのだ。

BCPこのお店の名物、ボストン・クリームパイ。
50年来作り続けているそうな。
本当はホールで買うのだけれど、
こちらは「ミニ・ボストン・クリームパイ」
基本的な素材は同じだけれど、
多少スポンジの厚さなど違うそうな。

老舗で有名店だけれども、ひっそりとこじんまりした佇まい。
ケーキセットは620円。
頼んだカフェラテが大変うまかった。 

甘さ控えめの生クリームがたっぷり入って、素朴だけれど上品で優しい味。
こういうのは好きだなあ。

hamajimann外にはこんな自転車が止めてある。

いかにも古い日本のケーキ屋さん、な雰囲気。
なんだか落ち着く。

店内禁煙だから空気は良い。

その他、ショートケーキやらモンブランやら、古典的な「和ケーキ」がいろいろ。
ここならお茶だけしに来てもいいな。


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たまにはスイートに・・・(?)






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March 30, 2007

日ノ出町『延明』でイヌを遊ばせる

延明
最寄駅:日ノ出町 / 伊勢佐木長者町
料理:北京料理 / ホルモン焼き / エスニック一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


久しぶりに『延明』へ。
ここのところ支店のほうが続いたので、こちらの「本店」は久しぶり。

イヌ連れである。
いぬわんは、チャーハン・焼きそば・ラーメン、というスーパー・メタボリックな三点セット
で日々を送った挙句、どこぞの「哲学系ラーメン屋」に至ってすっかりキレてしまった。
アメリカでハンバーガーなどのジャンク・フードをたらふく食って、少しは栄養をつけた
ように思ったのも束の間、帰国して変なラーメンばっかり食うからイカンのである。

だから、イヌには肉を!と思ったのもあるが、その日ワタシはなんだかヒマな気分
だったのだ。

「これから出てコイ」とメールを送ったら、

「おれはイマ大阪だっ!」

とキレ気味の回答が来た。
しかししばしの後に「・・・イケそーだからいくワンワン」という、メールが入る。
そうそう、イヌには肉さ。

串焼き「うわ〜、脂がジュルジュルやぁ〜、
下に落ちてもったいないわぁぁぁぁ」とか
まるで大阪のオバチャンのようなことを口走りつつ
興奮気味に尻尾をぶん回し、
ついでに串もぶんぶん回すイヌ・・・
そうかそうか、嬉しいか・・・。

実は今まで羊ばっかりで、牛串を食べてなかったのだが、こいつがまた美味い。
脂がのって、口でとろける。
これが何故一本100円なんだろうなあ。

ついでにスペアリブ串も頼んだら、これまた別の旨みがのってステキなのである。
今まで見たことなかった気がするな。

いしもち魚も焼いてみる。
目の澄んだきれいな姿。
串にバッテン刺しになって、
ちょっとカワイソウな感じだな・・・
でも、身がほくほくしている。
一匹200円。あら、お高いわ。ほほほ。

老虎菜前から食べ損なってた「老虎菜」というサラダ。
香菜、青唐辛子、長ネギ、セロリなどが
細切りで盛ってある。
一見なんてことないサラダなのだが、
ちょっとコクのある甘酢びたしになって
肉串のお供にぴったり。

指差すものすべて、満場一致、明るい拍手をもって可決される。
二人だけどさ。
世の中すべてこうなら、平和で平穏なのだろうな・・・。

地三鮮地三鮮、という炒め物。
見たとおり、素揚げしたナスやジャガイモや
ニンジン、玉ねぎなどをパパっと炒めて餡かけ。

それだけのもんだが、素朴でいいね。


一杯380円という、大衆チェーン居酒屋価格のビールをぐばぐば飲み干す。
ああ、ビールが美味い季節になってきたな。

本当はここで軽く食べてから、野毛散歩・・・と言ってたが、結局イヌは最終電車の時間。
相変わらず野毛周辺ばかりで、なかなか野毛心臓部にたどり着けないイヌなのであった。

でも肉喰って元気が出たらしく、イヌは尻尾を振りながら日ノ出町駅に向かって
四つ足で元気に走り去った。

ワタシはせっかくなので(?)、近所のバーで飲んで帰った。

でも、あとで考えてみると、このみせは「狗肉湯」南下もきっちり出しているわけで、
イヌを遊ばせる正しい環境だったのか、とは漠然と思うのだった。
いまさらだが。


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詳しくは『犬悔い』も参照のこと・・・。





不健康ないぬわんクンのために、資料だけでも取り寄せてやろうかと・・・。

東京犬散歩ガイド

横浜版、作ろうかしら・・・。

arima0831 at 00:37|PermalinkComments(9)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

March 29, 2007

横浜西口『だんだん』にて苦悩のジンギスカン、苦渋の決断 〜あるいはオットの帰国〜

北海道海鮮炙り焼き だんだん
最寄駅:神奈川 / 横浜 / 反町
料理:ジンギスカン
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


先日押しかけて、遅くまで山ほど酒を飲むだけで立ち去ってしまった。
しかも「ほにゃららサービス」などという結構な特典まで作ってもらった。
「ほにゃららを見ました」とと言えば、ジンギスカン一人前が一人であろうと数十名で
あろうと、一人前無料サービスしてもらえるのだ。

この日は夫が長期の海外出張から戻る日だったのだが、予定では深夜到着。
基本的に肉食は好まないヒトなので『だんだん』でジンギスカンなんて、この日に
行かなきゃ当分無理だなあ…

折りしも、たまたま乗ってる電車が横浜駅に滑り込む。
降りた。行くのだ。
この店のカウンターは、一人ジンギスカンでもそう侘しい気持ちにならないし、
なんと言っても「ほにゃららサービスの反響」などをヒアリングしたいぢゃないか。
何よりも、自分で「ウマイです」などと書いて以来、あの店の「ラムのブルーチーズ
煮込み」が食べたくて食べたくて、もう辛抱タマラン状態。
これもまた、ある種の自爆行為かもしれない。

ラム・ブルーチーズ念願の(?)ラムのブルーチーズ煮込み
相変わらずちっともウマソに見えない写真だが
でも、本当は美味いのだ。
このソースの配合やコツなどを、
一度じっくり聞き出したいと思いつつ
いまだ果たせず。

ブルーチーズ煮込みとろりんとブルーチーズを煮溶かして、
レモン汁が入り、
それから…ううむ。なんだろう。
これが上質のラム肉に絡まって
もータマラン。
グツグツいってるのにハグハグ喰らいつく。

それじゃあ、ワイン以外ダメなんじゃ…というとそんなことはない。
ビールでよし、焼酎でよし、不思議と合わせる酒をあまり選ばない料理だ。
皿に残ったソース用に、キャベツのザク切りか、セロリでももらうかねぇ…
と舌なめずりする
混んでいるようなので、ああ、どうぞドウゾごゆっくり…と、ビールを飲みながら、
ふと自分のスケジュール帳を確認してみた。

ワタシはお察しのとおり、「妻の役割」というものを見事に無視し放棄した生活をしている
のだが、一応とりあえず「非常時用」ということで、オットの出張スケジュールと滞在先は
常時持ち歩くことにしている。
普段はメールで送られてくる「家庭内業務連絡」の表を縮小してプリントしたもんなんかを
持って歩くのだが、今回はナントナク手帳に書き写してあった。

・・・と・・・

「ん?」と、おかしなものを見つける。
「んにゃ?!」と頭の中が疑問符でまみれる。
そして、全身が硬直した。

なんだ、この
「Arr. HND 19:40hrs」ちうのはっ?!
自分で略記しといてよくわかんなくなるが、これって、ひょっとして「羽田着19:40」
ですね。
確かそうですね・・・っていうか自分で書いたんだろうがぁぁ〜!

祈るように時計に怖々目をやると、19:50くらい。

その瞬間「お待たせしましたぁ、すみませんねぇ〜!」という明るい声とともに、ジン鍋が
目の前の炭火に置かれた・・・。

ああ、美味そうだ。
ぱりぱりとしたモヤシ。
輝きわたるようなラムの肉肌。
そして、ジン鍋の上にのった、獣脂の固まり・・・。

「・・・あの・・・」と、恐る恐る目の前にいるオーナーのT氏に状況を打ち明ける。
さすが察しのいいヒトで「どうします? 今なら鍋を引っ込められるよ」と言ってくれる。

ああああああぁぁぁぁぁ、これは美味そうだ、あまりに美味そうだ。
しかもワタシの食欲は、ラム肉ブルーチーズで火がついて、ボーボー燃えたぎっている
ところなのである。

「よければ、東口まで迎えに行って、こっちに来ちゃうとか?」
「Tさん・・・肉が嫌いな彼が三週間ほどいっていたのは・・・中東です」
「あ〜、いやぁ〜、そりゃぁ〜」
「うにゃぁぁぁ」

中東ロードから、日本帰国即羊肉屋、というのは、ありえない。
自分がオットの立場であれば、スーツケースを相手に投げつけて即離婚だ。

でも、この「ブルーチーズのソース」は、いかにも美味そうなにおいを漂わせてたっぷり
残っているじゃないか。
しくしくしく。

お店のためにも、今、この時が決断のときなのだ。
なんの決断て「家庭か、食欲か」だ。

ワタシは自分を心から褒めてやりたい。
なんとおどろいたことに「泣きながら家庭に向けて撤退」を決意したのである。
すばやく勘定をして、タクシーに飛び乗る。
家に着いて、とりあえず夕食の下準備だけしてから、業務連絡を確認すると・・・

何故か、記憶どおり深夜着予定、なのだった。
そういえば、必ず羽田か成田からかかってくる「ただいまコール」が、チンとも鳴らない。

「んあ〜、書き間違いかい〜〜」と、脱力する。

でも何かが変だなあ。
ワタシは結構ワケノワカランことをやらかしてしまうのだが、こと旅程確認については、
なまじ15年ばかり旅行業界周辺にいたせいで、本能的にマトモなはずなんだが・・・。

そのとき

ピ〜ン、ポ〜ン!

なんと、手帳どおりにご帰還である。

「わ〜、鍵カギ・・・あ〜やっぱりウチにおいてたんだ。よかったヨカッタ」
(ヲイ!と目が点になる)

「あのさ、アナタがくれたスケジュールだと、深夜着だったんだけど」
「あ、悪い、直すの忘れてた・・・!」

では、何故ドウシテ「正しい時間」を手帳に書き記せていたかというと、手配をした
旅行代理店がくれる、ファイナルの旅程のほうをみていたからだ。

「ところで、ウチの電話番号はXXX-XXXXだったか?!」
「・・・そうだけど・・・」
「つながらない。10回くらいかけたが、つながらない」
「・・・?・・・」

携帯からかけたら、素直に電話が鳴る。
子供がいないからわからんが、幼稚園児でも最近は・・・、とふと思う。
まあな「お見送り」と「お出迎え」は玄関までだがね。
よーちえんバスの代わりに、飛行機に乗って遠くに出かけるがね・・・ああ。

まぁいいや・・・と、結果オーライにして、独活と菜の花とつみれ汁で簡略な夕食を食べた。

しかしあれ以来、輝くラムの肉肌の光景が、脳裏に張り付いて離れない。
Tさん、できるだけ早くいくからね・・・!

それにしても、あのまま深夜着だと思い込んでいたら・・・と想像すると軽く怖い。
とにかく、彼の財布にワタシの仕事用の名刺を突っ込んでおくことにした。
やれやれ。

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だんだんだんだんだんだん・・・!


 だんだんドリル。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

ワタシは、見てますが、ナニカ?

arima0831 at 03:14|PermalinkComments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 羊肉 | 横浜駅界隈

March 26, 2007

贅沢に豚喰い三昧!@南青山『ローブリュー』 〜某アパート経営者との一夜〜

ローブリュー
最寄駅:表参道
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:夕食


オットの不在をいいことに、旧知の某アパート経営者と南青山で爛れた一夜を過ごした。
唇を豚の獣脂に滴らせ、それをワインで洗い流す一夜。
酒池肉林だぞ。
ふふふ。

南青山でも傑出した、非常に素敵な店だ。
バスク風フレンチを出す。
豚肉料理専門店でもあるので、間違ってもイスラム教徒を連れてきてはいけない。

『ショー・ラパン』でもそうだが、シェフは揃って「食わせS」。
ガッツリ喰える。
「わ〜、キレイ」な第一印象のために、ウチャウチャ見た目をいじくった料理なぞ
「どっかいけアホ!」と恫喝したい衝動に駆られるワタシには、本当に嬉しい店だ。

ここの料理は、実にきちんと手がかかっているのだが、盛り付けは妙にいじりまわさず、
勢いよくドンと出てくる。
付け合わせは飾りじゃなくて、立派にメインにある料理と調和した「料理」なので、
パサパサしたルッコラを三本くらい・・・なんてことはありえない。
だからここならば、都内まで出かけて贅沢をしようかなという気にもなるわけだ。

以上は、この爛れた一夜の言い訳である。

さて、しかし、店に入ると、なんかサービスのNさんが妙に緊張している。
不思議だ。
この店は基本的に、このロケーションでもかなり客層は良いほうだし
(くだらんワタシのような客も来るが、それはそれで優しく楽しく捌いてくれる)、
このN氏は結構コワモテだが、いったいどうしたのか知らん・・・と思っていたら、
どかどかと「ご接待系」のスーツ軍団が登場。

別に、鵜の目鷹の目で店に入ってくる有名人を眺める趣味もないけれど、一応今ここで
なにが起きているのかは気になる。

それにしても、ホスト側に対してゲスト側がどうも若いので、白目でみたら某IT系の
顔を知られたエグゼクティブ、M社長だった。

実を言うと、我々の予約はその前の日だったけど急に無理をいって翌日に変えてもらった
という事情がある。
「明日・・・ですか・・・」と、Nさんが三秒考えた理由がわかった。

だからブログがどうしたという話題はちょっと恥ずかしいね、この場合・・・と思っていたら
アパート経営者さま登場。

「いやぁぁーー、迷ったざんすぅぅ〜!」

この店の場所は、訪れる者を厳しく拒絶してんのかと思うほどわかりにくい。
初めてですぐ辿り着ける人類は、はっきり言って犬の血を引いてる。
ワタシなんぞ、もうかなりの回数いっているのに毎回迷う。
猫は長距離移動向けじゃないのでね・・・(ちっ)。

で、辿り着いた「彼女(以下、アパ経)」と、グラスのシャンパンで乾杯する。
爛れた夜の始まりだ。
彼女はエジプト時代に、ともに決死の覚悟で手榴弾のピンを抜きまくった…のではなくて、ワインにビールにその他ありとあらゆる貴重な酒の栓を抜きまくった、ていうか、
泣きながら分け合った、いわば「戦友」。

彼女と二人、お互いに若くて美しくて死ぬほど酒が飲めて、地獄に行っても笑って帰って
こられるほど体力と活力に満ち溢れた時代を過ごした。
そして、当時と同じようなことを南青山のフランス料理店なんぞでやるのは、
はっきりいって自爆テロ行為なのである。

さすがに隣席が隣席なので、毎度の儀式である「同期の桜、斉唱」は取りやめたが
(ウソです。そんな習慣はないです)、やっぱりウマイもんの嗜好が同じ喰い意地の塊が
早々おとなしくはしておられない。

とりあえず、リエットをもらう。
ここのリエットは、上質の馬刺し同様にゆっくりチビチビと油が室温でとろりとする過程を楽しみながら・・・とウフウフちびちび食べていると・・・向こうの席にいる
オンナの格好をしたオッサンは、ほぼ三口で自分の分を食べ終えているのだった。

そして、3cmX2cmほどのかけらを残して、ほけららにゃおうん状態のワタシを、

「あんた、それをナイフで二つに切ったら、テーブル引っくり返すからね・・・!」

とドスの効いた声で恫喝するのだった。
彼女は元々が声楽畑の人なので、このドスは切れ味も破壊力も並ではない。
M社長の御接待が、和やかかつ穏やかに進んでいる真横で、卓をがたがた揺すって
暴れだす気配も感じたので、目にうっすら涙を浮かべながら、これをリエットの最後の
一口とする。
こういうのはチマチマ食うのがすきなのにー!

気を取り直して次!
ホワイトアスパラガスのソテーには、いいバターがしみこんでいる。
まあ、ソースの味が素材に勝ちすぎな感じはしたが、ソースがうまいからいいよ。
ホランデーズ・ソースって、こんなに美味いもんでしたっけぇ・・・と、泣く。
女はすぐ泣く、と言われても、この際カマワン。
オンナという属性をとりあえず持ったふたり、美味さに泣く。

メインは「豚のグリエ」にカスレ(インゲン豆の煮込み)を添えたモノと、豚耳のソテー。
豚専門店、というからには、これは一品として多少高くても外せない。
カスレも、元々は単品メニューだったのに、メインの付けあわせにしてもらった。
うう・・・テーブルに落とした豆を迷わず拾って喰えるくらい、理性崩壊状態。

堂々とサービスN氏の目の前で、テーブルに落とした豆にフォークを突き刺すアパ経。
「そういうお行儀の悪いことをするとねえ、そこの炭焼きグリルの焼け火箸で
折檻されるんだからね、この店は…」と脅すと、Nさんがアハハと笑う。

もう一品の豚耳。
ミミガーとか、中華の突き出しとか、つい思ってしまうけれど、この耳は見事に
パンフライされて、外はカリカリにして、中はもっちりマッタリ・・・。
タマリマセン。
官能の極み。

しかも添えモノのキノコと春野菜のソテーは、野菜の香りや素材の香り、甘味、旨みが
たっぷり。

メインも美味いが、その付け合わせが滅多とないほどステキ!なのだ。
そしてデザートに、そしてチーズ。
食後のマールやらをガボガボと・・・。

この日、レストランでは食膳のシャンパンからワインを赤白各一本、食後酒を二杯ずつ。
これをそこそこのフレンチでやるのは、まことにもって「狼藉」なのである。
特に、こういう場所での食後酒突入とは、即ち地雷原に捨て身の特攻をかけているのと
同じこと・・・と、身に沁みてわかってるはずなのに学習能力のない二人
(なまじ毎度かろうじて生還しているからいけないんだよな)。

そのツケは、勘定にきちんと反映される。
この店が高いのではない。
料理がちょこっと値上がりしたような気はしたが、前菜→メイン→デザートで
5000円〜6000円くらいのものだ。
いくら払ったかは、思い出したくないので書かないでおく。
わすれました。
ああ、だから学習しないのか・・・と納得するアホがここにいる。

自爆テロ、っていうより、単なる「自爆」だな。
生きてるけど。

結局、アパート経営者嬢が「うち泊まってけばぁ〜?」と言ってくれた。

「どうしようかなあ」
「シャンパン、開けちゃうぞー」

しばしの後、二人は彼女の「豪邸」に向かっているのだった(酔っ払いは意志薄弱な
ものさ)。

そして、二次会@アパ経豪邸では、シャンパン一本あけてから、美味いグラッパを
ガボガボ飲んだのは記憶している。
ああ、持つべきものはいい友達だ・・・(ありがとね、アパ経)。

しかし、いい酒飲んでると翌日が楽なのは不思議なものだ。
まあ、いい具合のよれ加減でもあったが。

やはり、こういう自爆行為は、いい年齢になったら自粛するべきなのではある。

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でも、あのカスレは、あと大皿一杯食べたかったな・・・。



「バスク」で検索したらでてきた、バスクロック・・・(うにゃ)。

わたしとバスク


甘い香りの幸せデザート―南仏・バスク地方のシンプルな暮らし


ナポリタン

中華と競馬の達人、オーゴンカープさまの為に…。
なんと文庫が出てた!
買わねば。これは「ナポリタン好き」必読の名作です!

arima0831 at 20:10|PermalinkComments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 青山・広尾・六本木

March 25, 2007

野毛『磨心』の迷惑な某客について・・・(ワタシのことだ) 〜ラパンdeデートの後〜

磨心
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町 / 関内
料理:居酒屋 / 日本酒 / 和食一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:その他


実はヌシさんのナワバリである。
でも、一度大勢で押しかけてから、なんとなくこっそりひっそりと出没しているのだ。
この店、若いスタッフが気さくに明るく頑張ってるし、営業時間は夕方5時から朝7時まで
(いつ寝てるんだろうなあ・・・)と、気が向いたらひょいといけるし、酒が揃ってて
料理だってウマイ。
その上、懐にも優しいので、ついたまに足が向くようになってしまったのである。

ワタシのような地味なおとなしい人間を、お店の人が覚えてくださって、優しくして
くれるのも嬉しい。
「そうせざるをえないような圧力をかけているんだろう」とか呟いたそこのアナタ!
・・・それは違うと思う・・・たぶん・・・違いますってば。

で、イキナリ話が遡るが、一昨日に大分の義姉より電話。
「イカとか魚とか、色々送ったから。明日つくはずだから!」

義兄が自分で釣ったイカなどを、自宅で急速冷凍にかけてから、クール便で送って
くれるのである。
ありがたや、ありがたや・・・。

しかし、どうもこのところ妙に忙しい。
イカと格闘している心身の余裕はない。
おすそ分け、といっても、一体誰に・・・?

すべて解決してしまった。
ラパンdeデートがてら、シュール・リーさんが忽然と現れて若干引き取ってくださり、
さて残りは・・・実は前夜、ここ『磨心』の小川マネージャーに泣きついちまったのである。

オノレはどれほどの常連さまだというのかっ!

と、どこからともなく聞こえる厳しい批判は聞こえなかったことにして、開店前の
お店に入り込む。

もうホント、さすがはプロである。
鮮やかな手さばきに惚れ惚れする。

いや本当に有難いことではあった。
親切にしてもらったから言うわけではないが、このお店の場合、野毛ではいい感じに
敷居が低いというか、なんだか気さくな優しい空気があって、つい甘えてしまった次第。

14名くらいまでなら宴会もできるというから、歓送迎会に是非どうぞ!とお薦めしたい。
ヌシさんの会社の忘年会は、なかなかのものだったらしい。
繰り返しになるが、料理も酒も美味くて、しかも実に良心的で懐に優しい価格だ。
各種ご相談にも気楽に乗ってもらえそう。

今度はゆっくり飲みに行って、野毛ではダントツの美味さだという、まだ見ぬ
「名物カニコロ」を是非!と思う。
白子のグラタンを再び!と強く願う。

なにしろ、いつぞや夜遅くに行って「カニコロ!」と言ったら売り切れ(泣)。
帰ってからヌシさんのところをナニゲナク覗いたら、こういうことになっておりくさった
のである。

もひとつ加えると、ここのオリジナル「磨心サワー」はうまい。

ワタシ、本来は「サワー類」というものは、およそなんであれ蛇蝎のように嫌い抜いているのだ。
ワタシの学生時代、サワーの類というのは単独で飲めたものではない甲類焼酎を、
ジュースやら炭酸やらで誤魔化して飲ませるためのインチキ酒だった。
今もそうに違いないと信じている。

そういう口当たりのいい変なお酒を飲まされて、自分でもよくわからないうちに…
なんてことは、絶無だったが。
どっちかっつーと、普通に飲んでいて(「サワー?いいです、日本酒、冷やで」とか言ってるハタチの女子大生…)、正気に返ると周りの男子学生が死体累々状態、
という不毛な青春時代だったな(…遠い目…)。

それはともかくとして、この「磨心サワー」だけは先日大勢で押しかけたときに「見るからにうまそう」だったので、頼んでみたら「刻み大葉&レモンピールの入ったカクテル風な梅サワー」なのだった(写真はこちら参照)。
さっぱりした口当たりに紫蘇の香りが素敵だ。
サワーというよりはロングの焼酎カクテル。
これから夏に向けて、ますますおいしく感じられそう。

とにかく、とっつきやすい気楽な雰囲気の店だ。
だから面倒かけていいってもんじゃないんですけどね・・・(わかっているの、それは)。


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あの白子グラタンがまた食べたい・・・。



ウチにも一応、こんなものはあるのではある・・・(結婚祝いにもらった)
友達に「アホか!」と言われて「刃物はNG」と知り、結局「碁石を入れればいい」と
知ったことがある。

築地直伝魚のさばき方―わかりやすさ無類!

こんな本もある。

arima0831 at 01:35|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 飲み屋 | 桜木町・野毛

March 24, 2007

ラパンdeデート 〜また行ってしまった・・・〜

ビストロ ショー・ラパン
最寄駅:黄金町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


諸般の事情で、毎日が日曜日なはずのワタシが、ここんとこ微妙に忙しい。
春だからかな?
身の回りの自由業者ら(要するに中年フリーター)も、程度やレベルの差はあれ
似たようなことをいっている。
「木の芽時」ならぬ「花芽時」ってやつですか?

しくしく・・・とPCに向かっていたお昼頃、なんとシュール・リーさんからメール飛来。
やり取りしながら
「あ〜、今日くらいしかラパンのクリーム煮が・・・行こうかなあ、どうしようかなあ」と
自動書記のように打ち込んでしまったら、なんと「じゃあ、一緒に行きましょう!」
ということになった。
素晴らしい行動力だわ。
ステキ・・・とうっとりしながら(?)、仕事に一段落つけて出かけることにする。
るんるんるん。

お店に行って、初対面の二人は何故か旧知の仲のように「あ、どうもぉ」などとご挨拶。

「ええと、お二人ご一緒は、初めてでしたよね」と、混乱しているらしき鈴木シェフ。

「実は初対面なんですよ」と答えたら、いまひとつ要領を得ない風情で首を傾げつつ、
お仕事に戻るシェフ・・・スミマセンね・・・。

サラダワカメと豆腐のサラダ。
これは初めてだけれど、
海藻類がなにより好きなワタシには
大変嬉しくオイシイ。
相の手に「おいしー」を入れながら、
しゃべりまくる二人。

店内突然だが、いつもながらカワイイうさぎたち。
誰しも首のへんを撫でたくなるのか
首の付け根が軽く光っている気がする。
BGMはお馴染み「中島みゆきメドレー」
中島みゆきを歌わせながら(?)
しゃべりまくる二人。

チキンマスタード風味がクリームに、
実に美味く溶けあっている。
春キャベツが甘い。
ジャガイモにかぼちゃに人参・・・と
野菜がいっぱいだ。幸せな気分になる。
幸せ感が溢れて、さらにしゃべりまくる二人。

美味しいものは、同じ気持ちの人と食べるともっと美味しくなる。
この「法則」を改めて思い出す。

それにしても、ハンバーグの時の激混みがウソのような、ゆったりしたランチタイム
だ。
特に1時半くらいの遅めの時間は、土曜日でもそう混んでいない印象がある。

空いているのをいいことに、食後べったりと座りこんでから、二人ぽくぽく歩いて
関内駅に向かう。

ついでに、といっては申し訳ないが、九州某所から送られてきたばかりの海産物を
気持ちばかりもらっていただく。

ええ、税理士の義兄は釣りが趣味でございまして、フィッシングボートを一隻
持っておりますの・・・(フィッシングボート=釣り舟)。

シュール・リーさんの「半税半漁生活なんですね」という突っ込みに笑う。
ん〜まあそんな感じかしらん。

今日中ならば刺身でいけるアオリイカなのだが、意外とこういうもののおすそ分けって
喜んでもらえるとは限らないので難しい。
誰を呼び出して渡そうか考えていたのだけれど、絶妙のタイミングで彼女が現れた次第。
猫科の嗅覚か?

何はともあれ、突然ながら思いがけず楽しいひととき。
シュール・リーさん、ありがとう。

こちらの彼女の記事もどうぞご参照を。

さて、次に向かうは野毛。
実は、重要な使命を帯びていたのである(?)・・・けど、次回に続く。


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あ〜、来週のランチは再び「ハンバーグ」だそうで・・・。



ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー「グラン・ドール」
というワイン・・・





シュール・リーさんも絶賛のクリーム。ワタシがなんぼ言ってもムダだろうが、
彼女も愛用というところに注目してくださいね・・・いいんですよ、これ。

arima0831 at 03:18|PermalinkComments(13)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | サイトのご紹介

March 21, 2007

『働く女性のための「こころのサプリメント」』 〜本の御紹介〜


働く女性のための「こころのサプリメント」
  • 著:ピースマインド(編)
  • 出版社:マガジンハウス
  • 定価:1260円
livedoor BOOKS
書誌データ / 書評を書く



30代から40代にかけて、どこの世界でも女性は色々な心身の変化と付き合って
いかなければならない。
足並みを揃えるように、時代の流れにあわせて「女性の立場」はどんどん変わってくる。
忙しい毎日のなかで、ひょんなことでオソロシク息苦しい思いをしていることに気付く。
そういうことって、ないだろうか?

ワタシはある。
続きを読む

arima0831 at 17:58|PermalinkComments(24)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

続 エジプト料理『ネフェルティティ』@目黒 〜嗚呼、懐かしのエジプト料理〜

ネフェルティティ
最寄駅:目黒
料理:アラブ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


つづき

スープ今日のスープは「ショルバト・アッツ」
レンズ豆のスープ。エジプトの国民食だ。
如何にも「豆挽いて作った感」溢れる
ボサボサな舌触りがとってもステキ・・・
な、はずだが・・・

これは、おっそろしく中途半端な代物だった。
そりゃあね、コレが美味しく食べられるようになったらエジプト帰化は完成、という程に
(注:ウソです。そんな定義はありません)
典型的エジプシャンなスープ。
日本人の口には合いにくかろうが、でも、こんなもんならメニューに出さないほうが
いいんじゃないの、と、かつてあれほど嫌ったものたちが、妙に憤慨して語り合う図。
エジプトの生活とは矛盾に満ちたものなのだよ。
以上。

バミアバミア(オクラ)とビーフのトマト煮込み。
ガーリック、タマネギなどもたっぷり入れて、
煮込んでからオーブン焼きにする。
シンプルだが旨い。
て、いうか、不味く作りにくい料理だな。
まあ、無難にいただけます。

テーブル魚のトマト煮込みも頼んだ。
こういう「煮込みオーブン焼き」を「タジン」という。
国やエリアによって「タジン」も色々だが
エジプトでは「皿ごとオーブン焼き」になる。
旨い! 当然だ。
魚は日本のほうが美味いに決まっている。

その他、一般的なエジプト料理を挙げると

茄子をトマトとニンニクで煮込んだもの
ラム肉をトマトとニンニクで煮込んだもの
ジャガイモをトマトとニンニクで煮込んだもの
チキンをトマトとニンニクで煮込んだもの
インゲンをトマトとニンニクで煮込んだもの

と、コピペでかなりが捌ける中に無限の可能性がある、ということがわかる(?)。
これはかなり極端ないいようだけれど、基本は「トマトとニンニク」なのだ。

コフタ挽肉の串焼き。
羊肉のツクネ、というところか。
これはなかなか美味かった。
中東では羊をよく食べるので、
羊の美味い食べ方はさすがよく知っている。
いわゆる「ケバブ」の一種。

トルコでは「キョフテ」という。
シシカバブ、という名前はよく出てくるが、要するに「シシ=串」「ケバブ=焼肉」だ。
スタイルは色々。
レバノンやトルコには負けるが、エジプトの羊料理はなかなか美味いのだ。

菓子1懐かしの「だだ甘アラブ菓子」
いや、甘くない上品なものも
作ろうと思えば作れることを
一度「レバノン料理の会」をやったときに
思い知ったが・・・
これは、よくある「だだ甘系」であった。

「コナファ」という。
セモリナ粉を溶いて、細い細いパスタ状にしたもの(コナファ)を、型に入れて作る。
それだけならいいのだが、思いっきりシロップ(要は濃い砂糖汁)をかけ回したものに
さらに出来上がってから、シロップ重ねがけ・・・という代物が「エジプト現地の標準」と
思えばよろしい。
噛んだ瞬間、コメカミから脳天に抜ける痛みにも似た甘さが、たまに中毒者を生む
中東的危険物のひとつだ。
慣れてくると不思議に、ものによっては美味しく思えるようになる。

でも・・・コイツは不評だった・・・。
皿にドロリと流れこぼれるシロップが、だだ甘感を盛り上げてくれる・・・。

菓子2だだ甘、第二弾!
・・・と、思いきや、こちらはなかなかイケた。

素材はパイ生地(フィロ、という)で、
「バクラヴァ」という菓子の一種。
先のと同じく、普通のケーキ程の大きさ。

これにシロップをかけまわし・・・という製作手法に大きな差はないのだが、中に入った
ピスタシオや胡桃などが香ばしくて、これはなかなか美味い。
コナファは捨て置いて、皆で貪り食う。

オムアリオム・アリ。「アリの母さん」という意味。
エジプトの名物で、これは他国では見たことがない。
パン・プディングの一種で、
レーズンやナッツを入れて、
パンをミルクで煮込んでオーブン焼き。
シナモンなど香って、これは素朴だが美味い。

本当はもっと濃厚な味なのだが、まあいいとしよう。

エジプト料理には悲喜こもごもの思い出があって、どうもつい口が悪くなりがちなのだが
実際のところ料理の内容は決して悪くはなかったとおもう。
雰囲気良いし、店のスタッフも親切で優しいし、悪くない店だ。

ただ「元五つ星ホテルのシェフが腕を振るう・・・」というから、どこかと思えば
むかし住んでた家の近所にあった、特に料理がどうした、ということのないホテル
なのではあった。
ここには当時、日本人駐在員が山ほど住んでいたから、そういう意味では懐かしい。

でもまあ、そこいらの「なんちゃってアラブ料理店」の「なんちゃって現地人シェフ」
と比べれば、少なくとも基本はしっかりしている印象。

エジプト料理体験には、よろしいかも。
水金はベリーダンスもあり、です。

あと、たまに話題になる「古代エジプトのビール」もあり。
興味ある方はこちら参照。


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もうしばらくするとモロヘイヤの季節だなあ・・・。


 レンズ豆。

ファラオのレシピ―古代エジプトの料理ブック

古代エジプトというよりは、現代エジプト風メニュー多数。
遺跡の壁画も併せて出てくるので、結構楽しい本です。
遺跡ファンはどうぞ。

arima0831 at 15:40|PermalinkComments(14)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote アラブ料理&トルコ料理 | 目黒

March 20, 2007

伊勢佐木長者町『ショー・ラパン』 〜鈴木カレーの謎について〜

ビストロ ショー・ラパン
最寄駅:黄金町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


ふと自分の分類で「西洋料理」の項をみたら、このところはKIKUYAとショー・ラパンがひたすら交互に出ている。
他に行くところないのか?!

我ながらちょっと呆れたが、これはいけないなあ・・・と思いながら、結局某日、
ランチに出かけてしまった。

kare-シーフードカレー。
「ショー・ラパンでなぜカレー?! どんなカレー?!」
と、興味深々だったが、これがまるで欧風カレーと違う
しっかりスパイシーでサラッとした本格カレー。
鈴木シェフによると「パキスタン風」だそうだ。
昔、パキスタン人の同僚に教えてもらった、と。

「しかし、このご近所の環境でカレーでランチって、結構チャレンジャーですねえ・・・」
と言ったら
「いや、ワタシはランチ用の洋食の引き出しが、そんなにないんでねー」ですと。

「でも、欧風かと思いました」
「いや、実は僕はあのいわゆる欧風って、あんまり好きじゃないんですよ」

実は元々はカレーのお店がやりたくて店舗を探していた、という驚愕の事実も判明。
「でも、カレー屋やろうかと言ったら不動産屋さんに『隣は有名なカレー屋さんだよ』
と言われちゃって・・・」

・・・そういう顛末で「しかたなく」本格フレンチ、だったんですか・・・ううむ。
とりあえず「隣のあの店」に心から感謝したいワタシ。

なるほど、本格的なわけだ。
スパイスは最初いい感じの当たりがくるけれど、後味爽やか。
辛さはしっかりしているのに、食べ終わってコーヒーを飲む頃にはすっきり引いて、
口の中がさっぱりした感じになる。
今は冬だから辛さ控えめだけれど、夏場はもっと辛くするそうな。

「毎日これ食べてれば痩せるかも。薬膳だから」と、笑いながらシェフがいう。

もちろん、ごろごろと彩りも美しく入ったシーフードは、一つ一つ丁寧に処理されていて、
海老なんか頭から尻尾までバリバリいけてしまう。
海老の頭の味噌がとろんとマッタリして、スパイスがまた一味面白くなる。

ウマイヨウ(泣)。

フレンチの仕事がきちんと入った、本格パキスタン風カレー。
「今週はカレーか・・・」などといままでスルーしていたワタシ、愚かだったと思う。

やはりハンバーグが一番人気だけれど「特別なことしてるつもりもないんですよね」
ですと。

「普通に作ってるだけなのに、こんなに喜ばれるって、やっぱり日本人はハンバーグが
好きなんですねえ」

イエ、絶対並みだとは思いませんてば・・・まあ、個人的にはソテー系のメニューなんかが
好きではあるけど。

ああ、ディナーにまた行きたい。

ちなみに、一応準備もあるので、急に当日に来る場合は、せめて一時間前くらいに電話を
もらえれば用意します、との由。
急に行っても無理、などと諦めず、とりあえず電話してみませう。
まあ、何日か前に予約して食べたいものを言っておくほうが、はるかに「美味しい思い」
画できるようではあるけれど。

さて、どうやってオットを騙そうか・・・。

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ちなみに今週はチキンのクリーム煮だそうな。
ううう・・・(涎)。


 我が家の安直カレーは、コイツが頼りだ。

スパイス&ハーブ辞典

けっこうお役立ちな事典。

スパイスの人類史

ちょいと高いが、投資価値ありの本。面白いです。

arima0831 at 21:00|PermalinkComments(20)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

March 18, 2007

エジプト料理『ネフェルティティ』@目黒 〜嗚呼、懐かしのエジプト料理〜

ネフェルティティ
最寄駅:目黒
料理:アラブ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


昨年末、目黒駅近くにエジプト料理のレストランができたという話は聞いていた。
店名の『ネフェルティティ』は、古代エジプト三大美女の一人。
新王国時代の王妃で、黄金のマスクで有名なツタンカーメンの伯母さんみたいな関係にある女性。とりあえず「古代エジプトで有名な美女の名前」と思ってくださいまし。

御尊顔はこちら(ウィキペディアより)。

ついでに言うと、この人とネフェルタリ(ラムセス二世の王妃)、そしてかの有名な
クレオパトラ(正確にはクレオパトラ7世)の三人で三大美女。
アリーマ、はいってません。あたりまえだ。冗談ですってば・・・。

一度行ってみよう、と思っていたら、先日でかけた中野の『カルタゴ』で、畑中シェフが
「エジプト人がやっていて、悪くなかったよ」と、10%割引券をくれた。

いつ誰と・・・と思ってたら、昔のカイロ時代の仲間と食事しよう、という話。
一人は去年の十月に帰国したばかり。
「それじゃあ、エジプト料理なんぞみたくもあるまいよ」とは思ったが、なんとなく場所が
ここに決まってしまった。
参加者はワタシ含めて三名。
決してワタシが強制したわけではない。
違います。絶対に違います。

ワタシなんか、カイロから日本に出張で一時帰国してきたとき、大学の同窓会が
某トルコ料理屋。
「やめろったらやめろぉぉーーー!」と暴れて吼え猛ったが無視されたこともある。
「せっかくだからそういうレストランに」ということだが、こういう配慮はアラブ圏在住者には、まったく持って大きなお世話だ・・・と出かけていったら・・・

結局のところ「旨いものを見繕って解説せよ」ということなのだった。
「せっかくだから」って、そういう意味かいっ!
くだらない知的好奇心に満ちた学友に翻弄されたワタシ。
しかも割勘だった。きー。
それを十年近くたった今もまだ根に持っているのだ(類は友を・・・とか言わないように)。

だから、そういう喰いもんの恨みを買うような真似はしたくないのだが、
昨年末帰国のSちゃんは温厚なのか、アラブ料理が好きなのか、まあいいやと諦めたのか
反論なしだった。
恨んでないよね・・・そもそもこういうことで、いちいちウダウダ言うのはワタシの悪いクセなんで、普通は気にしないのかもしれない。
まあいいや。エジプトではこういうとき「マーレーシュ」と言います。

マーレーシュ。

駅至近の店に、駅のまるっきり逆側を彷徨ったがために、30分遅刻して辿り着く。

店内アラブ料理レストランの場合、
キッチュで庶民的な構えが多いのだけれど
ここは意外といっては申し訳ないが、
わりと高級な雰囲気。
各テーブル、オリエンタルな透けるファブリックで
テント状に覆われで半個室ムード。

ちょっと前に流行った「お二人様向けバー・レストラン」のようだ。
一人で行ったら侘しいだろうな。
でも、うっかり火事になったら、瞬間的に店中炎上するんじゃ・・・などといらんことを
心配してみる。

奥には、アラブ式に床に座るスタイルのコーナーもあり。
この種のレストランとしては凝ってます。

サラダ中東界隈、どこにいっても
普通に出てくるこんな感じのサラダ。
酢と塩とレモン汁にオリーブオイルが基本。
「アラビックサラダ」という名前を見て
考えてみればこれは「普通のサラダ」じゃなくて
オリエンタルなものなんだなあと改めて思う。

帰国以来「普通のサラダ」という認識しかなかったけれど、それは自分が中東界隈で
十年間うんざりするほど食べ続けたから、というだけのことで、これは「アラブ風」なのだ
とこの日に初めて気がついた。

前菜盛り合わせ前菜三種。
奥に茄子のサラダ。
マリネしたナスに刻んだピーマンとニンニクを挟んだもの。
人参らしく見えるが、
これは上に千切り人参をのせているからです。
下に茄子がある。

この茄子は懐かしい味だった。
しっかり油が効いていて、茄子だけと言ったってけっこうハイカロリーなものだけれど。

手前右がババガヌーグ。
焼き茄子にニンニクと練り胡麻を混ぜたペースト。
練り胡麻はテヒーナといって、中東界隈では基本調味料。
スーパーなんかで一抱えほどもある容器に入って売られている。

左がホンモス。
こちらはすりつぶしたヒヨコマメとテヒーナを練り合わせたペースト。

肉肉、また肉というイメージが強そうなアラブ圏の料理だが、野菜料理のバリエーションが
意外に多い。
100%練り胡麻のテヒーナは、エジプトではレモン汁でのばしてそのまま前菜にもなるが、
他のアラブ圏の国でこれを頼むと「なんとビンボ臭い・・・」と奇異の目で見られることが
あるらしいのを最近知った。

胡麻は体にいいが、油が絞れるくらいだからけっこうハイカロリー。
ねっとり旨いけれど、食べ過ぎるときっちり体に反映する。

エーシュ上のペースト系前菜は、
こういうパンで直接ぬぐって食べる。
まあ、アラブ料理ではフォークとナイフの
かわりみたいなもの。
エジプトでは「エーシュ」というが、
エジプト以外では「ホブス」。

どちらにせよ「爆発物」だ。
美味しくパクパク食べてるうちに、突然胃の中で膨らむ。
メインまで辿り着くまえに「どかん」とくる。
いや、胃が急に重くなるだけで、それ以上の破壊力はないが。
危なくないです。あとで体重がちょっとやばいけど。

フェルフェラヒヨコマメのコロッケ。
すりつぶしたヒヨコマメに
ニンニクを混ぜて揚げる。
エジプトの国民食として有名なのは
「ターメイヤ」といって空豆で作ったもの。
さてはヒヨコマメのほうが原価が安いか・・・。

全体にニンニクが現地式にしっかり効いていて、のけぞるほどの美味とはいわないが
アラブ料理らしい味はきちんと出ている。
これならば、現地の客人を案内しても大丈夫でしょう。

と、前菜を貪り食ううちに、ベリーダンスが入る(毎週水・金だそうな)。
ダンサーさん、とっても中東的な魅力あふれる肉体美(?)。
おなかの脂肪が落ちるダンスじゃないよねえ、やっぱり・・・と思いつつ、口はせっせと
動き続けるのだった。

(つづく)

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 アラブじゃお馴染みのヒヨコ豆。

エジプト

ものによっては外れも多い『地球の歩き方』。
エジプト編は「当たり」です。オススメです。

絵で見るナイル川ものがたり―時をこえて世界最長の川をくだる

詳細だがユーモラスな絵で描く、古代エジプトの生活など。
素敵な絵本です。子供も大人も楽しめます。ウチの甥っ子のお気に入りなのだ。

arima0831 at 20:20|PermalinkComments(4)TrackBack(3)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote アラブ料理&トルコ料理 | 目黒

March 17, 2007

『ビールでいただきます!』 〜本の御紹介〜

ライブドアの書評プロジェクトに参加することになったので、今後はたまに本の話も。
企画としては面白い。
関心ある方はこちらを参照いただきたく。

キリンビールのやっている『キリンビール大学』というサイトはなかなか面白くて、ビール好きならたまに覗きにいくと楽しい。

ワタシの場合は、エジプトがらみで吉村作治先生の『古代ビール研究所』など、
見に行くことがある。
昨日別のブログに古代エジプトのビールにまつわる与太話を書いたが、こういうビール開発も含め、けっこう面白いことを色々やっているのである。

その中に「食学部」というコーナーがあって、イラストレーターでエッセイスト(横文字系だなあ)の大田垣晴子サンが、ビールと食事にまつわるオハナシを、のほほんと楽しい雰囲気でやっているのは知っていた。
けっこう見てると楽しい。
「ふうん」と思って眺めるには、実に良い感じ。


ビールでいただきます!
  • 著:大田垣晴子
  • 出版社:ソフトバンククリエイティブ
  • 定価:1050円
livedoor BOOKS
書誌データ / 書評を書く



で、それが書籍化された。

本の雰囲気は悪かろうはずがない。
大田垣サンの、いい味出ているイラストの中で

「とりあえず」ビール!でなく、「まず」ビール!「とにかく」ビール!

なんて「主張」が入ると、思わずホホエミながら「そうだそうだ!」と思ってしまう。
反射的に本を置いて立ち上がって、ビールを取りにいって続きを読むことになる。

各国各地のお料理にビール。
古代エジプトから日本まで、世界のビール薀蓄など、記事も軽くまとめてあって、
なかなか楽しい。

しかし・・・軽すぎるのだ・・・。
世界のナントカ、と銘打てば、なんとなく安直に本一冊分の話ができるし、大田垣サンの
イラストを媒介して眺めていれば、ソコソコ楽しくはあるのだが、突っ込みは浅い。
ウェブで流したものを、紙媒体にだらだらりんと流し込んで、そこに適当に調べた
軽い薀蓄つけて本が一冊出来上がり、というお手軽さを感じて、軽く鼻白むワタシは、
たぶん単なる根性曲がりなんだろうなあ。

これは作者のせいではなくて、編集企画の安直さの問題なのだろう。
と、いうか、この軽さが本来のこの本のよさなのかもしれない。
まあ、好みの問題ですね。要するに。

でも、各国料理、ビールの色々などは、浅いなりにソコソコいろいろ並んでいるし、
ちょっとしたお手軽レシピも美味しそうでいい感じ。
先にも書いた通り、本をひろげて数分後に「お、ビール、ビール・・・」という行動を誘発する
独特の雰囲気の良さだって悪くない。

悪くないから、もうちょっと頑張ってほしかったけど、春の昼下がりにぼんやりビール飲みながら眺めるにはいい本でしょう。

まだ昼前だっていうのに、ビールが飲みたくなってきた・・・やれやれ。


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 ハートランドがすきだ。

痛風はビールを飲みながらでも治る!―患者になった専門医が明かす闘病記&克服法

こんな本もあります・・・。

もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ

この本、オススメです。

arima0831 at 12:08|PermalinkComments(6)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 好きな本 | サイトのご紹介

March 16, 2007

『KIKUYA CAFE』のビーフシチューを忘れるな!(そして新作も!)

KIKUYA CAFE
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:洋食 / シチュー / 欧風カレー / オムライス / カレー・カレーライス
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


新規メニュー開発に余念なきこの店。
「クリームシチュー系お目見えか?!」という期待を持って向かったが、まだらしい。
未食の「スペアリブカレー」は「売り切れ」。

だったら、大喜びで基本に戻ろうではないか。
ふっふふふ。
ここは失望のないレストランなのだ。

KIKUYAほとんど「懐かしい」という思いのビーフシチュー!
基本スタンダードメニューとはいいながら、
やはり確実にデミが進化している。
以前は甘味が勝つところがあった気がするが、
いいバランスのコクが出て、
また旨くなっているのだよ。

デミを啜りつつ、幸せに顔がほころぶ。
新メニューもいいけど、やっぱりこの店のスタンダードは、たまには食べたいなあ。

グラタンもカレーもいいが、やっぱりワタシ、このお店はデミ系が一番好きだ。
なぜって・・・グラタン、カレー、デミ系のシチューの中で一番好きなのが、デミ系だから・・・。
本来のワタシの好みの問題です。
店も料理の内容も関係なく。
誤解なきように。

あ、ビーフシチューはポテト抜き。
これも好みの問題に過ぎない。

そして席を立って振り向いたら、真後ろに「クラムチャウダー風スパゲティーグラタン」
のお知らせが・・・。

死角に入ってて、気がつかず。
もうメニュー化されてます。

その後、実は一度食べたのだが、こちらは「ただいま頑張って進化中」という感じ。
でも、人気メニューの予感あり、だなあ。
こちらのソースは、通常のグラタン用ベシャメルとは別に調製したもの。
具だくさんで食べ応え十分なのは、他メニューと同じ。

とにかく最近グラタンが人気で、マスターもびっくりしてるそうな。
ここのところ冷えるからでしょうね。
でも、ビーフシチューもお忘れなく。
旧メニューだって、常に進化しているのだ。

こういうとき、胃袋が二つ欲しいとしみじみ思う。
そのうち一個は、摂取カロリーがブラックホール行きになるやつ・・・できることならば。


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次はオムライス・・・!

追伸:
ひっそり付け加えておくと、来週の『ショー・ラパン』のランチは「チキンのクリーム煮」だそうです(涎)。


ジャンク系の定番。なんと一缶1.4キロ入り(アメリカ製)。


きらめくジャンクフード

野中柊のエッセイ。クラムチャウダーだって、元々はジャンクフードだったのでした。



 桜はまだかいな〜。

arima0831 at 18:12|PermalinkComments(25)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 桜木町・野毛

March 14, 2007

横浜西口『だんだん2号店』で、ほにゃららサービス 

ジンギスカンだんだん
最寄駅:神奈川 / 横浜 / 反町
料理:ジンギスカン
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:その他


ライブドアの登録が相変わらず『ジンギスカン だんだん』だけど、二号店の方は夏に

『北海道海鮮炙り焼き だんだん』

になってるのである。
まあいいや。場所は同じですから。

実は某所で飽食の極みを堪能した帰り道、さすがに食べすぎで胃が重くなった。
泣く子と寄る年なみには勝てないのだよ。

そういう場合、やはり軽く一杯飲んで胃に刺激を与えたいものだ・・・(単に飲み足りない)
などとぼんやり思っていたら、横浜駅辺りに来て、おあつらえ向きに、
ここのオーナーのT氏が「深夜以降はバー営業開始」という話を思い出した。

二号店の奥には、実は微妙に怪しげな「カップル席」が設けられていて、人目を忍んで
ジンギスカンをつつく男女がひっそりと利用・・・しているところなどは見たこともなく、
単に面白がって覗いては誰もいなくてがっかりする場所となっていたのである。
結局T氏がシガーを吸う場所になっていたが、ふと思いついてバーにした、との由。

だんだん揺れる画面がお洒落である。
酔っ払っているからブレたわけだが、
まあこんな感じだ。

雰囲気はわかりますね。
いいですね。

で、なんとなく座りこんで、久しぶりにT氏とゆっくり飲みながら四方山話に花が咲く。
T氏は飲兵衛なので、ジンギスカンの店のくせに、なんだかお酒が色々揃っているのだ。
まあ専門のバーじゃないから、なんでもアリ、というわけではないが、この日は美味しい
グラッパなんか飲んでしまった。
もちろんそれだけではなく、なんだかかなり色々だらだらと飲んだのである。
迷惑な客だな。
いやはや。

飲んでいるうちに、なんと「ほにゃらら読者サービス」を付けて下さる、と!
をを、嬉しいではないですか。

そんな次第で、お店で「ほにゃららを見てきました」と言うと、ジンギスカン一皿サービス(モヤシつき)になります。
一グループに付き一皿。一人一皿じゃないです。当然だが。
でも、一人で行っても一皿。当然だな。

最近ちょっとご無沙汰してしまっているが、ここの生ラムは美味なオーストラリア産の
チルド肉使用。
「くっせえマトンにどろどろのタレをどっぷり漬けなきゃ、ジンギスカン食べた
気がしない」という人には、上品すぎるくらいだが、実にウマ〜いです。
臭くなきゃヤダ!という人は、他所にいくように。

個人的にお気に入りは「ラムのブルーチーズ煮込み」だが。
羊肉と青かび系のチーズがどちらも好きなヒトには、しみじみ嬉しい一品。
そうでない人は、食べないで下さい。
食べないだろうけど。

いろいろ美味しいものがあるので、決してジンギスカン一人前だけ食べて帰ったり
しないように。
隠しメニューで、鶉、鳩、駝鳥、兎などなど、ジビエ系もあり(・・・ウマソウだ・・・)。

そして、相変わらず「海鮮」も充実。
サラダ類もうまい。

深夜すぎのバー営業は、酒だけで料理なしですが。

ついでだけど、ぐるなびやらホットペッパーやらのクーポンもあるんで、一番トクなのを選ぶと良いか、と。

このところ羊喰いたさが募っているけれど、ナンノカンノとなかなか行けないワタシに
代わり、皆さん是非行ってきてください。
BSE問題やらの煽りで、突如人気爆発したと思ったら、なぜかあっさり終息した感のある
ジンギスカンブーム。
あっちこっちに一斉に出現した店が、これまた一斉に消えていく中、ここは相変わらず
頑張っているのだ。

頑張れ『だんだん』!
・・・ワタシがウマイ羊を喰うために・・・。


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なんとなく深い意味なしに記事UPが遅れたので、T氏は「酔っ払いの口約束」と
思ってるだろうな・・・(スミマセン)。


東京ジンギスカンガイド

この二年で様相は変わったか・・・?

ヘルシージンギス館 ふっ素加工 アルミ鋳物製 ジンギスカン鍋 28 cm

最近アマゾンも、ずいぶん「売り物」が増えたようで・・・。

arima0831 at 15:30|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 羊肉 | 横浜駅界隈

March 13, 2007

『報道できなかった自衛隊イラク従軍記』

報道できなかった自衛隊イラク従軍記


ハンバーグだ、羊串だ、カニコロだ・・・と、食欲が人生の200%を占めるワタシ。
こんな本をいきなり出してくると、皆さんドン引き状態になるのは目に見えているの
ではあるけれど・・・。

でも、作者の金子貴一が、エジプトで出会って以来もう18年来の友人で、しかも実に面白い本を出したので、この際ご紹介してしまう。

ある日ある時、なんとなく食事などしていたとき「いや〜、サマワでさ〜」という話がひょっこりと出て「あ、そーか、言ってなかったっけ」と口にしたのが、

「自衛隊と一緒にサマワに行って通訳やってた」

という「!!!」な話だったのを思い出す。

そのうちになにか出てくるだろう、と楽しみに待っていたのだが、このたび晴れて上梓
された。

「自衛隊」「イラク戦争」などという言葉が出てくると、それだけで手に取る読者層が
限られてくるに違いないのだが、実は「異文化コミュニケーション」というキーワードに
引っかかりを感じる向きには、間違いなく興味深い内容だ。

相変わらず細々やってるもひとつのブログに、一応詳しいことは書いたので、そちらも是非ご参照を。

軍事やらイラク問題やらに興味のある方もない方も、話を読むだけで十分面白いので
是非一冊どうぞ。

(ライブドア用)

報道できなかった自衛隊イラク従軍記
  • 著:金子 貴一
  • 出版社:学研
  • 定価:1890円
livedoor BOOKS
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たまには中東のほうにも、遊びに来てね・・・。


世界の宗教 知れば知るほど

何故かキクヤ・カフェにもおいてあるこの本も、彼の共著です。

arima0831 at 01:17|PermalinkComments(9)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 好きな本 | オススメいろいろ

March 12, 2007

延辺料理『青香元』@福富町 〜羊串が「ネットで評判」らしい〜

青香元
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 馬車道
料理:北京料理 / 韓国料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


二ヶ月ほど前に忽然と福富町の裏通りに出現。
以来、ずっと気になってたので、ひとりメシ嬢と出撃(?)してきた。

ホットペッパーにはしっかり紹介が出ていて、曰く

「ネットの口コミでも話題の「羊肉串」!その旨さに衝撃が走る」

だそうだ。

そのキャッチに怪しさが匂う!と突っ込みたくなるが、入り口は小奇麗だ。
界隈で先陣を切って、いつの間にかディープなファンが寄り集まってきた、かの
『延明』『延明支店』よりも入りやすい感じ。
ランチも700円からやっていたりする。
ふうぅ〜〜〜ん・・・と、入り口だけ眺めること数回。
ついに階段を上がる。

羊串羊串は一本100円、5本からのオーダー。
『延明』と同じだが、肉は気持ち大振りか。
スパイスの付け方などはさっぱりしているが
肉質はなかなか良い。
お店の女性が、暇だったせいもあるのか
横に座って一緒に焼いてくれる。

客層は中国系、韓国系が半々、という印象。
愛想は大変良くて親切だ。

水餃子
自慢の一品、という水餃子。
自家製皮でなかなか悪くない。880円。

もう少し皮がもチッとしていたほうが好みかな、とは思うけれど。


スンデ臭みなく、もち米の食感がモッチリとした
熱々湯気たてのスンデ・・・!
これは、大変美味しい。
『延明』のスンデはもっと凝った感じだが、
これはこれでエスニックな癖はないものの
とても食べやすい。


蒸し鶏なお、クーポン持参で、3月末日まではオススメ料理が一品つく。
我らはドカンと一皿「蒸し鶏」が。
これも下味がしっかりついてうまかった。
これがサービスならば、クーポン、お忘れなく・・・
ということになろう。10%割引にもなる。

マッコリキムチなどもらって、マッコリを飲む。
酒は『延明』のほうが安いが、
一応入れ物に入れてきてくれる。
1Lが1800円。
界隈の韓国料理屋だと2千円なので、
まあちょっと休めかな、というところ。

営業は11時から朝7時まで。
ランチセットもあって、700円からだ。

羊肉始め料理も美味しいし、店も新しくてきれいだし、まあ衝撃までは走らないが
なかなか良いお店なのだった。
『延明』のディープさに入りきれなければ、こちらはオススメかもしれない。
かもしれない、というか、なかなか良かったので、このレベルで頑張ってほしいお店だ。

それにつけても、延辺風の羊串ってうまいなあ・・・!


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と、いうことで『羊串』はネットのクチコミで評判なのです・・・。


 ドイツ製羊のフィギュア

 スンデ、売ってます・・・。

 マッコリ1L 525円


arima0831 at 00:27|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

March 08, 2007

伊勢佐木長者町『ショー・ラパン』でハンバーグランチ 〜やっぱりうまいのだよ・・・!〜

ビストロ ショー・ラパン
最寄駅:黄金町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


何故かどうにもこうにも「ハンバーグ喰いたい」と思った、先週の某日。
折りよく(?)、『ショー・ラパン』のランチはハンバーグという噂ではないか。
いや、その刷り込みがあるからハンバーグが食べたくなったのかもしれないけど、
そんなニワトリたまごなことはどうだっていいわい・・・。

ハンバーグ最近ここのハンバーグは超人気メニュー。
やっぱり混んでいる。
初めて遭遇した待ち人数名。
でもまあ、そう待たずに入れた。
外はいい天気なのでそう苦にもならない。


キノコたっぷりのデミがとっぷりとかかったハンバーグ。
久しぶりのデミだが、これがやっぱりしみじみと旨い。
ハンバーグはいつもよりも、ざっくり荒挽きな感じでこれもまたよろしい。
注文のたびにパティをペタペタ手で丸め、オーブンに入れ・・・と、大車輪回転中のシェフ。
でもちっともせわしげに見えない姿はお人柄だろうか。

豆腐入りサラダ、クリームキャラメル、コーヒーのセットは相変わらず。
キャラメルソースがほろ苦くて甘い。
コーヒーがうまいぞ。
毎度ながらお得だ、950円!

最近確かに昼は混んいるし、特にハンバーグは人気らしくてその週は特に混むけれど、
出し下げの手際とタイミングがいいから、待ち時間がそう長くないように思う。
たまたまワタシの行くタイミングの問題だろうか?

ワタシは根気がないので、10人待ち、となったら諦めて他所に行きそうだけれど、
数名程度ならばやっぱり並んででも食べたい。

それよりなにより、久しぶりにディナーにお出かけしたいなあ、としみじみ思う春の頃。
いや、別に春じゃなくても、ここのディナーならいつでも行きたいけれどね。
そろそろどうやってオットを騙すか考えねばなるまい。


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帰り道に『華隆餐館』の前を通ったら、春節休業は無事終了。ちゃんと営業してます。





食もいいが職も・・・。




ホワイトデーに、まだ間に合う・・・その他、お祝いにどうぞ。

arima0831 at 08:52|PermalinkComments(17)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

March 05, 2007

続 カニコロの乱@武蔵中原『とんかつ武蔵』 〜エビコロ、カニコロ、ちらし寿司〜

とんかつ武蔵
最寄駅:武蔵中原
料理:とんかつ / 焼酎 / 魚料理 / 居酒屋
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:夕食


いきなり続き

キャベツのベーコン炒めサラダが出てくる。
ホウレンソウにカリッとほどよく焦がした
黒豚のベーコンを和えたもの
大人気ない大人の群れ、ベーコンを奪い合う
「オレのベーコンはいっとらんやん〜」と
いぬわんが泣く。泣くな、そんなことで・・・!


天麩羅春野菜の天麩羅。
本日のテーマは「春の先取り」らしい。
独活、蕗の薹、菜花、うるい、茗荷、こごみ・・・
ほろ苦さが体に沁みるよう。
独特の香味は毒消しの作用があるそうだけれど、
「酒毒」に効くのでしょうかね。

海老コロ残念ながら、前回いただいた
「ホタテクリームコロッケ」は、
ホタテのいいのが入荷せず・・・
代わりになんと「活き車海老」を丸ごと!



海老コロ2ウマウマな身の回りの衣を破れば
とろりんと流れるベシャメル・・・
身だけで酒が飲める旨さが贅沢だー。
頭も尻尾もちょうどよく揚がって
バリバリ喰ってしまう。


ここに至るまでに、日本酒も焼酎も乱れ飛び状態。
みんなよく飲むなあ、と互いに内心呆れているのだ。
ワタシも・・・協調性高く、がっぱがっぱ飲んでます。
揚げ物ならば、腰の強い日本酒を・・・などとご店主が色々見繕ってくれる。

ロースかつここは「とんかつ屋さん」だ、と改めて・・・
本日はヒレでなくて、初めてのロース。
ううううう・・・
上質の脂がサシのように入って蕩けてる。
これだけ飲んで喰って、さらに脂の効いたロースでも
全然苦にならない。うはうはうはは。



カニコロ1そしてお待ちかねのカニコロ登場!
こぶし大のコロッケは
色合いから輝いてるが・・・




カニコロ2割れば中には、
やっぱり蕩けるベシャメル。
蟹身が贅沢に入って、ベシャメルと熱々に・・・
はふはふ、ほへほへ。
蟹だけだって十分旨いから、
ここのカニコロは絶品になるのだよ。

「ところで皆さんよく言ってる『〆炭』ってなあに?」と、この日尋ねてみた。
語源を改めて額を寄せ合って(口は忙しく動かしながら)考えたところ、誰かが
「〆の炭水化物」という絶妙な解釈を!
あ〜〜、ナルホド〜〜〜!と、口は忙しく動かしながら皆うなづく。
一般に、飲んだ後のラーメンとかのこと、らしいんですけど・・・。

そしてこの日の「〆炭」は・・・

ちらし寿司
これだ!

ちょうど雛祭り直前ということで、
ご店主心づくしの豪華ちらし寿司。



ちらし寿司2
くふふ。
寄ってみました。
海老、いくら、トロなどで彩り華やかにも贅沢です。

さすがに、ちょっと多かったけど・・・

春の訪れを感じるコース。
この量が全部食べられるとは、我ながら恐ろしいが。
でもまあ、実にマコトに美味しく楽しい。

ただ、無闇に高級な酒を爆飲したので、ちょいと予算オーバー気味だったけれど。
まあ、たまにはいいや、こういうのもね。

ふう、喰ったクッタ!

食卓の風景、ワタシのヘタレ写真以外の映像は、以下も併せてドウゾ・・・

武蔵中原、とんかつ武蔵(犬悔い)

「とんかつ武蔵」でオフ会(第1章:ここって何屋?)(乙な細道)
「とんかつ武蔵」でオフ会(第2章:てんぷら武蔵?)(乙な細道)

かに・コロ・後編♪(濱のおいしい小径)


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ああ、もう春だなあ・・・。


 桜の花束。自宅で一足早くお花見?

チューリップと桜の花束も素敵。

arima0831 at 14:24|PermalinkComments(19)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 和食 | その他神奈川県

March 04, 2007

カニコロの乱@武蔵中原『とんかつ武蔵』 〜まず刺身で飲んだくれる〜

とんかつ武蔵
最寄駅:武蔵中原
料理:とんかつ / 焼酎 / 魚料理 / 居酒屋
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:飲み会/宴会


武蔵中原駅に近接した『とんかつ武蔵』は、名前の通りとんかつ屋さん。
だから、もちろん大変旨いとんかつが食べられるのだが、ここのかくれた名物は
「クリーム・コロッケ」なのだ。
しかも、このおそらくは東京近郊最強と思われるコロッケのみならず、こちらは
海鮮ものがまた素晴らしい。
「喰いてークイテー!」という、うねるような大合唱の嵐で、突如決行決定。
実は参加の某氏に、ちょっとした災難があって、心ある人が
「なにかできることはあろうか?」と言い、
「ほんじゃまぁ、なにか喰いにいきますか」という天然無芸大食系の発案をしたら、
なぜかご本人の意思を離れて単なる「メシ会」へと炎上(?)していったしまった次第。

そういうわけで、7時スタートして11時近くまで、死ぬほど飲み食いした一夜の記録。
またかよ・・・って・・・いや、まあ、ははは・・・。

突き出しは「鮪スジと鮭のアラ煮」。
上品な澄んだ出汁で煮込んだ鮪スジと鮭のアラにこんにゃく、根菜など。
一軒普通の飲み屋の突き出しだが・・・結局全員小鉢から汁まで啜る。
まあ全員集まるまで、と出された大きなスナップえんどうも、甘くて旨い。

まずは、ここでは外せない、刺し盛り。
なにしろツマまで旨い。写真は不味いけど(嘆)。
初めての参加者から「ここはとんかつ屋だったんじゃ・・・?!」という驚きの声が漏れる。
驚きとともに「酒だ酒だ〜!酒持ってこ〜い!」となる。
当然なる。
そして焼酎派、冷酒派、無党派層に分かれて、議席じゃなくて刺身を奪い合う修羅の図。
無政府状態、とはこのことかしら。

刺し盛りワサビを起点に左へ、いか、にしん、
えんがわの昆布〆(このままお召し上がり下さい、と)
甘鯛の昆布〆(昆布締めって、ナゼにこうマッタリ甘い?)
鮪大トロ(ワタシ鮪に大して執着ないけど・・・蕩けます)
活けの白魚、宝鯵(じんわりじっくり脂がまわってる)
絶品の〆鯖、脂ノリノリの金目鯛・・・

白魚透き通った体が、爽やかな春の色。
ピチピチと跳ねている。
ほんのりした潮の香りが、なんともいえず春だ。
「冷酒に放して泳がせては・・・」と言ったが、
即刻却下された(駄目かなあ)。


白魚2ピッチピチとツマの昆布に飛び出してくる白魚。
すかさず摘んで食べる。
口で軽く動くのが、ちょっと不思議な感覚。
うっふふ・・・と飲み込む喉越し、
春の爽やかな官能、とでも言いましょうか・・・


焼酎主に冷酒ばっかりゴボゴボ飲んでいたが、
「無党派層代表」として焼酎お湯割りも・・・
これがなんとも香ばしくて、飲み口もいい麦焼酎。
限定生産のよいものらしい。
正確には、大分は宇佐の産。
元々麦は好きだけれど、これは覚えておこうと思う。

牛タン ワイン煮「今日はいいタンが入りましたので」と、
牛タンの赤ワイン煮。
旨みの詰まった端っこも、蕩ける真ん中も、
問答無用に箸を突っ込んでガシガシがっつく。



合間に「牡蠣の天麩羅」が出る。
フライと違って「噛むと中から熱い汁が出ますのでお気をつけ下さい」と。
最初「カキフライが・・・」と思った人もそうでない人も、一口喰って全員悶絶するのだった。
ああ、潮の香りが、海の旨みが・・・フヒャハルルゥゥゥ(幸)。

メインのカニコロはまだ先ながら、全員完全に乱れ喰いモード。
もうどうにも止まらぬ勢いをつけて・・・続きます・・・。

先になにが出るか、軽い予告ありのこちら美麗な写真ありのこちらもどうぞ。


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メインはまだなのですよ。
うっふふ、まだこれからなんですよ。


 お取り寄せに走りそう。香ばしくてほんのり甘いです。









春のセール、開催中です。関係ないけど・・・。

arima0831 at 07:00|PermalinkComments(8)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 和食 | その他神奈川県

March 01, 2007

野毛で馬鹿鍋@『浜幸』 〜タテガミをしゃぶるヨロコビ〜

ばかなべ 浜幸
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町 / 関内
料理:馬肉 / 地酒
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


オットが熊本人なので、馬刺しはよく食べる。
肉食が駄目なオットも「これは肉ではない」とか何とか言って
好んで食べる。肉ですがね。
肉ですぜダンナ、無理して喰わんほうが・・・とか言ってる間に、ワタシの分まで
喰ってしまうのだ。うがが。

ただし、熊本県内、大きく譲っても南九州圏内に限る。
それ以外の場所で出てくる馬刺しの類は「まがいもの」だそうだ。
確かに関東圏内どこで食べても、ルイベのように凍った肉片がシャリシャリ出てきて
「馬刺し」と称しているけれど、あれは似て非なるものだ。

でも、今年のお正月は馬刺しを食べそこねた。

熊本まで出かけていって、馬刺しを食べそこねた!

このブログ始まって以来初めて「絵文字」を使うところから、
ワタクシの慙愧の念の深さを思っていただきたい。

・・・というわけで、リベンジの機会を狙っていたんである。
問題は頑なに「横浜に旨い馬刺しなどあるはずがない!」と言い張るオットだが、
ぱぱぱん、と猫騙しをいれて、店の前に押し出しをかけた。

入り口入り口だけこうしてみると、
狸の尻尾でも動いていれば『かに道楽』の入り口だが、
ふざけているようで経年の重みが感じられる。
「馬鹿」とは「ウマ&シカ」のことだ。
えー、まあ要するに、馬肉と鹿肉が食える店なんである。
狸肉じゃないです。看板だけね。

店内は満席に近い。
カウンターの2席に陣取る。
ちょいと窮屈だが、混んでいるから仕方がない。

店内店内は、飴色に古びていい感じ。
隅々にホコリのたまった置物なども、
嫌味ではなく独特の空気に染まっている。
一度で二度馬い鍋は、後で是非喰おう・・・と、
しばし辺りを見回す。


店内2さて、なに食べようか・・・と、店の壁を見る。
端から行きたいところだけれど、
見ればけっこう単価は高い。
量もわからないし、初めてなので、
「メニュー下さい」と頼んだら出てきた。
会話が微妙にクールである(?)。

馬刺し盛り合わせとりあえず、馬刺しの盛りあわせ。
白いのが「タテガミ」で文字通りタテガミの下にある脂、
左がロース、右が霜降りだ。
薬味は山葵と生姜。
ニンニクが欲しいよう、と思うが、
なんとなく言い出しそこねる。

この馬刺し、できることなら最初に頼んで、出てきてから30分くらいは
じっと食べずに我慢することを勧める。
肉の脂が室温でゆっくり蕩けてくるまで。
でも、ついつい箸が伸びてしまう。
冷えていても、これはなかなか旨いのだ。特にロース。
薬味がパサパサしているのが余りに惜しい。生ニンニクが欲しい。
しつこいですね。スミマセン。

モツ煮込み冬季限定のモツ煮込み。
小さな鉄鍋でグツグツと出てくる。
いい匂いがして、これはたまらない。
臭みのないモツは柔らかく味噌味で煮込まれて、
汁まで啜るほど旨みたっぷり。
二人で取り分けてハフハフといただく。

しかし、1300円というのは「モツ煮込み」としてはかなり高級な値段。
まあ、ただのモツ煮込みではなくて、馬のモツ煮込みなのであるから高いのだろう。
量もたっぷりだし。

おたぐりこれは「おたぐり」。
長い長い馬の腸を手繰るように捌くので
そういう名前になったとやら。長野のものだそうな。
ここではニンニクでざざっと炒めてある。

これが・・・旨いったらない!

プッチリした脂の旨みとニンニクの香ばしさ。
たまら〜〜ん!
この店のなにが駄目でも、これだけはまたツツキに行くな。
しかも、これは690円。
何故か他メニューよりかなり安い。

おたぐり2また「おたぐり」、というよりは・・・
その後ろに残っている馬刺しの残り。
歯をくいしばって馬ホルモンを噛み締めながら
ここまで頑張って残した「タテガミ」が蕩けている。
素早くワタシが奪取したこの一切れ、
トロリンと口で溶けた。

霜降りの刺身もこのくらいがよいようで。
やはりがっつくばかりでは、美味しいものはいただけないのだ。
反省しよう。

馬鹿鍋で、とうとう馬鹿鍋。
馬肉と鹿肉が半分ずつ、割り下を覆ってる。
手前が鹿だった、と思う、確か。
店の女の子、この鍋をホイと置いて、
コンロの火力を最強にして立ち去る。


馬鹿鍋ぐつぐつなんとなくボーッと見てたらグツグツ吹いてきたので、
慌てて火力調整して混ぜたら、
どれが鹿でどれが馬かよくわからなくなった。
まあ、だから「馬鹿鍋」なのだろか。
生卵をつけて食べる。
ちょっと上品なスキヤキ風の割り下が旨い。

でも、生卵が絡むと肉の風味自体は消えてしまう気がする。
馬鹿鍋だから、これでよいのだろう。
肉の味わいがどうの、というよりは、スキヤキ風で楽しい。

これが一人前1600円ほどで、最後に一口ばかりのウドンがつく(写真も一人前)。
うどん追加2人前ほどでようやく人心地つく量だったのが少々寂しい。
特になにか立派な素性のウドン、ということでもないようだし、これはどうもケチケチ
されると寂しいものがあるな。

でも、あの馬刺しとオタグリだけのために、また出かけるだろうとは思うけれど。

ところで、ここの箸袋は楽しい。

箸袋タケシのTVタックルに出てくるオッサンとは
関係ないそうである。
なんかこぼしてシミがあります。
スミマセン。



箸袋2
これは、かわいい!





住所は「中区野毛村字柳通り」と、書いてあった。

野毛の飲み屋って、実はそう馬鹿げて安くはないものだけれど、ここも結構いい値段だ。
お出かけの際はそのつもりでどうぞ。
でも、再々繰り返すけど、馬刺しは旨い。

お運びの女の子一名は、爪を凶器並のアートに仕上げていて、オットと二人驚く。
半端でない長さがお見事に塗られているのだ。
だから手の動きはハッキリと粗忽。皿もグラスも「ガチャ」という音とともにくる。

一見客の居心地がいまひとつなのも、しっとりした雰囲気のわりに落ち着かないのも、
接客が微妙にクールなのも、まあ「店の方針」といえばそれまでだ。
でも、飲食店なんだから「爪のお手入れ」はアート性より衛生を重視して欲しいもんだ。

ぶつぶつ言いながらも、馬鹿鍋の背後に見え隠れする黒糖焼酎一本、
お湯割りで美味しく飲んでしまった。
一本3500円だから、良心的な値段だと思うが、酒手がいつも高くつくのは・・・
夫婦の家内的問題(?)だ。
しょうがありません、こればっかりは。

あと、その他の酒肴が欲しくなったら、近隣他店へ移動をすすめます。
ここはウマイ馬刺しと馬モツをたったと食べて移動、というスタイルがよろしいようで。


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WINSの帰りに寄るヒトはいるのだろか、と、ふと馬鹿なことを考えた。


 実は愛用の馬油。唇の荒れに効果あり。食用じゃないです・・・。

 サンプルは送料込み360円。唇だけならこれで十分?



 ここでたまに売ってる馬刺しはウマイです。

arima0831 at 00:00|PermalinkComments(13)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 和食 | 桜木町・野毛