September 2007

September 29, 2007

『見たこともないミラクルワールド 昆虫の雑学事典』


見たこともないミラクルワールド 昆虫の雑学事典
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/サイエンス


これもライブドア『本が好き!』からの頂きもの。

感想。
献本申し込みは、よく考えてからっ!

実は最近甥っ子らや友人の子供らが、ちょうど「虫にはまる年頃(5〜6歳)」で、
ここはひとつ薀蓄をひねって、子供の尊敬を勝ち得よう・・・とかいう、動機が不純だ。

ワタシ、やっぱり虫が苦手である。
この本、本当に「見たこともない」レベルで、昆虫の各部位をマイクロスコープして
くれるので、虫が好きな人にはたまらない本だろう。

、『延明』の蚕焼きを「罰ゲーム」としか思えないワタシには
別の意味で「これはタマラン!」のだった。

素直に返本できる制度もあるのだが、虫を食べるのはともかく、見るのは好きな人が
いるかもしれないので、ここでやっぱりご紹介しておく。

本としてはよくできている、と思う。
写真のクオリティーも、幸か不幸か大変に高い。
これが虫だと思わなければ、美しいものすらある。

でも、しょせんは虫なんで、かなり辛かった。
「虫大好き」な子供にやったら、たいそう喜んでいた。

確かに、いわゆる薀蓄本よりも貴重な本ではあろう、間違いなく。


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子供のとき、どうしてあんなに虫が好きだったんだろう・・・?



ムシキング。『犯人に告ぐ』の小道具にもなってたな、このカブトムシ。

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『犯人に告ぐ』 雫井 脩介 


犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1)
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/ミステリ・サスペンス


久しぶりにライブドア「本が好き!」からのいただきもの。

面白い!
文章のテンポよく、出てくるキャラクターは味があって、ストーリーは加速度的に
ブンブン進むので、一気に読めてしまう。

まあ、勢いよく進む分、若干「?」なアラは出ても来るが、特に気にならない。
筋立てはそれなりに緻密だが、頭をひねるほどややこしくない、というのもよいところ。
漫画や映画のようにわかりやすいキャラクター構成だけれども、これが安っぽくならないのは作者の力量。

じっくり鑑賞しつつ感動する類の本ではなく、読み飽きせず、途中ダレずに
イッキ読みできる。
秋の夜長のエンタテイメントとしては「買い」だ。
文庫上下刊で1300円くらいなら、満足しておつりが来る。
ただ、個人的価値観で行くと、単行本ならば買わない。

ちょっと主人公がかっこよすぎだが・・・でもこの主人公でシリーズ化されたら次回作も
ついつい買ってしまうだろうな。
文庫ならば。

ちなみに、作者名は「しずくいしゅんすけ」と読むそうだ。
調べるまで読めませんでした。うにゃ。


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今夜は震えて眠れ!


犯人に告ぐ 下 (3) (双葉文庫 し 29-2)


クローズド・ノート


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September 28, 2007

中華街の魔窟『美楽一杯』 〜多くは語るまい〜

美楽一杯
最寄駅:石川町 / 日本大通り
料理:広東料理 / 中華料理一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


中華街に行くとき、ワタシはいつも加賀署の辺りをとおる。
通りすがりにサブリミナルに、なんだか妙に気になる店があった。

美楽一杯このビルの、この看板が怪しい。
のぞけば狭くくらい階段が
磨り減ってウッソリと上に向かう。
横浜中華街魔窟時代の名残を思わせる
・・・そんな時代があったのかどうか知らんが!
しかし、何故か妙に引っかかっていたのだ。


さて、ある日突然、なんともステキなブログの管理人の方からコメントをいただいた。
酔狂にも幸運にも、ほぼ毎日中華街でランチを食べている酔華さんからだ。
それで「酔華」なんでしょうかね?
そうなのでしょうかね?
ううむ。

そして、この店を見つけてしまった。

あんまり多くを語るといけないかなあ、とも思うから、あとはいい加減な画像で・・・。

アサリいためスペアリブ






アサリ炒めと、スペアリブ蒸し・・・


薬膳スープ薬膳スープ2






薬膳スープ。
月水金のみ。
この日は冬瓜(皮付きでごろっごろ)、陳皮、鶏などが色々入っていた。
鍋がでかい。


鶏のパー
くふふふふ。
鶏のチョキの蒸しもの。
けけけけけ。
鶏になるど。



ヤキソバ
これだけは、はっきりとハズレだった
ヤキソバ・・・

お好みはあろうが。



その他、あれこれ。

ビルは怪しいが、この結界さえ越えれば、お店自体は明るくてきれいだ。
中華居酒屋としては、なかなかよろしくってよ〜〜〜〜!

またすぐ行くことになってるから、詳しい話は改めて・・・。


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ほんまサンのリクエストにお答えして、とりあえず。
酔華さん、ありがとうございます。



50個入り650円・・・この手の水餃子が案外いけたりする。

中国四大料理 至極のレシピ集―北京・上海・広東・四川 歴史と伝統の最先端中華料理


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September 26, 2007

関内『福源楼』の四川風冷やし中華がうまい! 〜そして悲しみのカステラ・・・〜

カンカン照りのとある週末、オットとハマスタへ。
ど〜もテンポがずれるベイスターズの応援に、最近微妙にイラダチを感じる。
アレが変だと思うのは、ワタシだけかね?

盛り上がって前のめりになると、なんだか一拍外すのだ。
周りを見ると、リトルリーグの子供らからジジババまで、皆どっかしら間違えている。

対するヤクルト・スワローズの外野席は、巧打が出れば傘振り回して「東京音頭」だ。
隣のヲジサンは「雨もふってねーのに傘さすんじゃねぇ!」と怒っていたが、
ワタシ内心「あっちに参加したいなあ」と、つい思ってしまったのである。

ベイスターズの方がカッコイイのかどうなのか知らんが、どうでもいい関係ない人間まで
ついつい巻き込むくらいのノリのよさって、大事なんじゃないのかなあ。
応援にノルのに、慣れが必要って、どうもなあ。
余計なお世話だろうが。

それをオットに訴えたところ、「ああいう日本の応援は、どっちみち観戦の邪魔。
嫌いだ」と、アッサリ言われてしまった。
そういえば、前に一度外野席に座ったら「うるさくてゲームに集中できない!」と
怒っておりましたっけな。

「でも、やっぱりさあ」と食い下がったところ、厳かに「冷やし中華喰いたい」と
言い渡される。

へえへえ、そうですかい・・・さっき山ほど空の紙コップは捨てたけど、
冷えた生ビールを飲みなおしたくもありますね。
応援スタイルについては、来年また考えよう。
いや、まだシーズン終わってないが。

はいよ、と足を向けるのは「この店」だ。
はまってしまったのだ。
だからこの数日前行ってみたら、何故か満席で入れなくてとても悲しかったのだ。
野球観戦帰りにビールにシューマイ、冷やし中華だ。
うまい具合に開店直後の時間でもある。
倦怠期の夫婦のよいところは、メシ食う場所に困らぬことである。
いいんだよ、それで・・・(諦)

福源楼
最寄駅:桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食



シュウマイイヌも喜ぶ大きなシュウマイ。
これはビールだなあ。
ビールだよなあ。
ぐびぐびぐび。
シュウマイ=ビールの法則は普遍的なものである。
ふんわりしてウマイ。


冷やし中華どうもなんだか、非常に地味なルックス。
四川風とやらで、ピリ辛の味噌だれ。
でも、この地味だが旨いタレをかき回すと
「鶏ねぎそば」に入っていたのと同じ
ジューシーな蒸し鶏が埋まっている。
好きだな、こういうのは。

カステラサービスでカステラをもらった(喜)
メニューにも200円で出ているもの。
素朴でうまそうだ、と思いつつぼんやりしていたら
いつの間にか消えてなくなっていたので味わいは不明。
「ワタシが食べましたっ」と右手を前に出すオット。
白イヌかっ?!

しくしく。
カステラが・・・。
倦怠期の夫婦は、便利だが腹立たしいことも多い。

そういえば、倦怠期など思いも及ばぬ結婚話進行中当時、一方的に話を進めたかどで
あまりいい顔をしていなかった母が、会った直後に「いい人だわ」と言ったことがある。
それはまたドウシテ、とたずねると・・・

「タロウにそっくりじゃないの!」

タロウとは、母が若い頃飼っていた秋田犬である。
じゃないの、と言われたって、アナタが独身のとき=ワタシ出生前。
知るわきゃあないが、まあ気に入ったのならよしとしようか。
カレ、犬じゃなくて猫派なんだがな・・・。

そうそう、お気に入りだった妹のカレシは「ワンタにそっくり」だ。
ワンタは昔ウチで飼ってた秋田と柴の雑種犬。馬鹿だが二枚目犬だった。
母は元々犬が好きだったのよ。どうでもいいけど。

白犬で思い出してしまった。

ちなみにあのソフトバンクのCM、どら焼き編が一番ウケてる。我が家的には。
何のことかわからない人は読み捨ててください。すみません。

その他、数品食べて、ビールぐばぐば飲んで帰宅。
ああ、この日がたぶん今年最後の「青空の下でビールぐばぐば野球観戦」なのかなあ、
と後で気がついた。

いつまでもいつまでもいつまでも暑いような気がするが、それでもきっとすぐに
秋から冬になって今年も終わるのだろう。
「また来年」という言葉が、そろそろ出てくる時期なのだなあ。


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カステラを、返せーーー!



減量作戦開始。まず、これを装備しよう、と・・・。



こんなのもあります。

盆踊り決定版 青春ハイヤ/東京音頭

東京音頭に血が騒ぐのって、ワタシが元々東京人だからなんだろか?

arima0831 at 18:00|PermalinkComments(13)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理 | 関内

September 24, 2007

川崎『美人豚』でモツ刺し 〜イヌ連れ散歩で生肉を喰う〜

豚串焼 梅の郷 美人豚−べっぴん−
最寄駅:京急川崎 / 川崎
料理:ホルモン焼き / 串焼き
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


生肉が喰いたいぞ、とヤミクモに思うことがある。
こういうときに、眠っていた記憶の奥底から蘇るものが・・・て言うと大げさだけど、
とも2さんがヒッソリとコメントに書き込んでくれていたのを思い出した次第。

生肉を喰うのはイヌだ。
生意気に本場中国で中華三昧する怪しいイヌではあるが、生肉ならばイヌであろう。
川崎のお散歩に引きずり出すことにする。

しかし、店の前に来たとたん、がるるがるるる、と不満を言うではないか。
確かに、やけに明るくペラペラした店構えといい、店内を埋め尽くす若い世代といい、
若干ホスト風な(?)茶髪の店員といい、いわゆる「正しく旨いモツ喰いの店」とは
イメージがかなり違う。
どこかで「一見ハズレに見えるが、実はけっこうイケる」というコメントを
読んでいなかったら、じゃあ、やめて他所行くか・・・と、なったろう。

でも、この店は少なくとも「モツ刺し」がある。
間違いなく、それは食べられる。
生モツを1〜2品頼んで、NGだったら移動すべし、ということにして、
リードを力づくで引っ張り、イヌを引きずるように突入。
となりはフツウの若いカップル。
まったく、モツ焼きのイメージも変わったもんだわい。
どちらかと言うと、我々ヲジヲバがコギレイな若者の邪魔をしているようですらある。


ガツ刺しガツ刺しだが、ここでは「美人刺し」。
そういう名前なのだ。
女性客のココロをこの一言でベタに抉ろうという
その精神があざといぞ・・・と、思うが、
一口食べればサッパリしていて上質なモツ。
「うまいやんけぇぇ」とイヌも尻尾を振っている。


レバ刺し
レバ刺し。
同じく旨い。
クセも臭みもない新鮮さ。
しっかりした食感がステキだな。


ハート刺しハツ刺しだが「ハート刺し」。
そういう名前なのだ。
まったく、ベタに女子のハートを
・・・という悪態はもう出ない・・・
一品ずつ違う薬味が出てきて
なかなか面白いぞ。


串焼き生モツが旨ければ
当然焼き物も旨いに決まっているのだ。
クーポン持参だと980円のセットは
上記「ハート刺し」付きで串が7本でる。
そう、若者向けだけに
値段も実にオトクな構成になってる・・・


他にも数品食べて、かなり満足。
確かに「殿堂入りの名店級」とは言わないが、モツ喰いの衝動は十分受け止めてくれる。
店内が余りに「ワカワカしい」ところさえ堪えれば、また行きたくなる店だった。

で、イ・ヌワン先生様は「お誕生日祝いや」と、ニコヤカにご馳走して下さった。
何故かゴチになったとたん、イヌ→イ・ヌワン先生と豹変するワタシ。
いや〜、こりゃあこりゃあ、恐縮ですなぁ、センセってば・・・と、手もみ足擦り状態で
もう一軒飲みに行ったのだった。

そうそう、そういえば今日はセンセのお誕生日だ。
おめでとう、このアツイ気持ちだけ、受け取ってくれ。


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ハッピーバースデー、わんわん〜♪
とも2サン、情報ありがとー。



エルメス犬用リード&首輪。120,000円。人間のオトコの首に巻くやつなら5本は買える。

かんたんで経済的!愛犬のための手作り健康食

痛風の犬用?

arima0831 at 12:55|PermalinkComments(10)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote モツ系 | 川崎

September 22, 2007

久々の『ショー・ラパン』でハンバーグランチ 〜今月はハンバーグ強化月間だそうで・・・〜

ビストロ ショー・ラパン
最寄駅:黄金町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:フランス料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


以前はウィークデイのランチは行きたい放題で、堅気なお勤めの皆さんの羨望を
ほしいままにしていた。
いい気になっていたら、ワタシまで「堅気のまねごと」をやる羽目に落ちて半年…。

まあ川崎駅周辺のランチ事情を端から塗りつぶしていくのも、面白いといえば面白いが
やっぱり横浜のほうがうまいもんは多いなあ、とついぼやきたくなる今日この頃。
それもこれも、勤め先が「川崎あたりで一番旨そうなエリア」から遠いからいけない。
ランチで「あの辺り」を徘徊できたらいいのになあ、といつも思う。


だからたまにウィークデイに休みを取ると、前夜は怪しい含み笑いとともに
「明日のランチ計画」を練る。


ショーラパンお久しぶりね、とショー・ラパンに向かう。
なんとハンバーグだ。
それもクリームソース。
この組み合わせは初めてだが、
期待がふくらむ。
るんるん。


肉汁ナイフを入れれば肉汁溢れる。
相変わらずうまいハンバーグなのだ。
ただ、こういうことを言ったら
「裏切り者!」などと毒を仕込んだ手裏剣などが
四方八方から飛んできそうだが、
正直に言うと、ソースはデミのほうが好きだな。


いや、このクリームソースも決して悪くはないし、ハンバーグもいい出来だと思うけど
極私的にここのランチでのベストは「ポークソテーのカスレ添え」だった。
実はカレーもオドロキの旨さで、ここのカレーが久しぶりに食べたくてたまらん。

ハンバーグにしても、確かに本体は大変ウマイが、それ以上にフレンチの小技が効いた
ソースが秀逸なのだ。

最近ソースを「ナンチャラ・ソース」と看板に書いて出している、という話を聞いたが、
これはちょっと寂しい。
たとえランチでも、ここで楽しみなのはソースなのだ、ワタシの場合・・・。


デザート
デザートは最近変わったらしい。
プリンは飽きた、とのことだ。
そう言われると、プリンが恋しくなるなあ。
まあ、変化があるのはいいことだ。


大好きな店なので「こんなもんでまあ・・・」とならずに、これからも変化と創意工夫を!
と、しみじみ望む。

それにつけても、あそこのカレーがまた食べたい。
寒くなる前に是非食べたい。

ディナーにもしばらく行ってない。
オットをどう騙そうか、思案投げ首なのだがな。

とは言うものの、最近どうも太りすぎ・・・と気にしていたら、お医者さんが

「3キロくらい落としなさい」

と!!
ああ、ついにきたか・・・やらなきゃなあ、減量作戦・・・(嘆)


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ダイエットと喰い意地、両立すべく思案中・・・(まず行動しろ!)



再入隊するか・・・(単にサボってるだけであった)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

これがけっこう面白い。読むだけで終わっちゃ、ダメなんですがね・・・。

BOOCSダイエット (朝日文庫)

これなら喰い意地と両立も・・・?

arima0831 at 20:51|PermalinkComments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 日ノ出町・伊勢佐木町 | 西洋料理

September 20, 2007

川崎ハッピーロード『すらっかん』 〜嗚呼、夏の思い出!炎天下味噌チゲ喰って炎を吐く!!〜

すらっかん
最寄駅:川崎
料理:韓国家庭料理 / 韓国料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


「すらっかん」は漢字で「水刺間」と書くんだそうで、
それはナニぞ?と思ったら「王の食事を作る部署」なんだそうな。
「チャングムの誓い」なんかによく出てきてたらしい。
見てないからわからないけど、なんとも豪勢な名前だったのね。
ふーん。

この『すらっかん』は在幸区ハッピーロード。
小料理屋が韓国一膳飯屋に化けたような雰囲気。
韓国王宮関連名称を名乗るたぁ、いい根性だ。
どうしてそういう名前にしたのか、と尋ねることすらなんだか憚られる。
昼の定食は700円均一。
いつでも嬉しいぞハッピーロード♪

八月上旬のある日、ワタシは一人突然「辛い韓国もん」が昼時食べたくなった。
ただでさえ我が職場からハッピーロードまでの道のりは、
炎天下では結構自殺行為(?)ものなのではあるが。
道の途中で「うわ〜」とヘタレた気分になったんでもあるが。
でも、惰性で前進する。
こういうときに「後戻りして別の店のことを考える思考力」なんて、あるわけないのだよ。

燃え立つ放射能のような太陽光線が全身をあぶる。
いや、放射能浴びたこと、ないですがね。
記憶して理解している限り。


surakkannまず二品、おかずが出る。
単にキムチとナムル、というのではなくて
家庭的に手がかかった小鉢が二品。
感動的に旨い、という者でもないが
よろしいんじゃないでしょうか。


味噌チゲを頼んだら、「辛いの、大丈夫ですか?」とおねえさんが聞く。
一瞬考えたけれど、ハイ、と素直に答えた。
まあ、極端に得意というものでもないが、周囲に鍛えられてずいぶん耐性ができた
と思うし・・・

「そう、じゃあ、二本入れよっと」と、おねえさんはおもむろに青々とした唐辛子を二本
手早く細かく刻んでしまった。
ううむ、そ、それはまさか・・・とっても辛い例のヤツでは・・・?

小さな釜を直接コンロにかけて、グツグツ煮込んでいる。
しまったな。今日は暑いんだがな。まあ、暑いときには熱いものとは言うが、
これはあまりに熱気に満ちたシチュエーション・・・とグツグツをカウンター越しに
眺めていると、おもむろに手近のタッパを開けて、お玉半分ほどの赤い粉を小釜に投入!

引き返せぬ道をはるかに進みすぎたような気がするが、もう遅いのである。


surakkan仕上げに軽く一口味見したおねえさん一言
「わ、から〜〜い!」

あの、韓国人の貴女が
そのようにおっしゃる代物というのは
いえ、あの、その・・・


・・・・・もう気分は修行僧だ・・・・・。
ああ、修行の場とは、日常の何処にでも口を開いておるものじゃ。

口に含んだ瞬間、周囲が燃え立つ幻影にとらわれる。
耳元で「ゴォォォ」という音が聞こえたような気がする。
しかも、グツグツと熱く煮え立っておるのだ、この赤い汁は。
挙句、ふと時計を見たらランチタイムの残り時間は少ない・・・。

これ、かっ込めって、何の罰ゲームですか?
ワタシがいったいなにをしたっていうのですか?

なにをしたって、わざわざこの店にやってきて、自発的にこの一品を注文したのだ。
そうですね。はいそうです。

スープが結構旨いので、それでもなんとか完食した。
猫舌のワタシだが、なんとかアチアチアチと頑張った。
じっさい、美味しいとすら思った。
店の中にいる限り、火をはくナニモノカに変わったような気分にすらなった。

そして店を出てオフィスへの帰り道、陽炎の揺れるハッピーロードを匍匐前進しながら
「韓国の人に、辛いものは平気です、などとうっかり言ってはいけません」という
教訓をしみじみと噛み締めたのだった。

炎天下、火など吐いたら行き倒れになりかねないので、危険な遊びはしないことにした。


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熱く激しい夏の思い出・・・。



こんなのが、丸二本・・・平気な人もいるんでしょうが・・・。


宮廷女官チャングムの誓い DVD-BOX I


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September 18, 2007

野毛で飲み会@『てんぷら なりた』など 〜ぶらぶら三軒はしごラリー?〜

お誕生日会シリーズ、第二弾。
誰彼となく「お誕生日なのだぞ。当日でなくとも前後左右決行可だぞ」と
圧力をかけまくっていたら、ありがたくもうまく引っかかる・・・もとい、お誘いの声を
かけてくださる方あり。

仏の乙さん、である。さすが姿が大仏なのは伊達ではありませぬな。
ありがたや、ありがたや、と拝むのである。

最初は鰻でも・・・と言っていたのだが、満席で入れず。
急遽こちらへ。

なりた
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:てんぷら
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


いい感じに古びた店内が、如何にも「野毛の古いてんぷら屋さん」だ。
ちょうど宴会の予約が飛び込んだようで、女将さんが丁寧に道順を説明していた。
この説明が、相手の立場に立った実に親切なもの。
自分の店の位置の説明が電話で上手く出来る店って、案外ありそうで少ないものなのだ。
何故か皆、自分を軸に見えるものやら方向やらを説明してしまうからだ。
「そこから右」と言われても、電話の向こうじゃお客がどっちをどう向いているか
見えるはずなかろうに、と思うことがよくある。
ここで右と左が反対に行くと、当然お客も反対方向に進むことになる。
大事なポイントだと思うんだけれどな。

一流ホテルのフロント辺りですら、出来ない人には出来ない。

いいお店だなあ、と思う。
野毛にはこういう、座った途端にほっこりと和むようなお店がある。


なりた お通しちょっとステキなお通しが出る。
まあまあまあ、と、ビールで乾杯。
シッタカからピョンと伸びているのは
実は爪楊枝代わり。
中に残った肝を地道に掘り出すが失敗。
乙さんは成功した模様。


会うとまず、最近皆さんお元気かしら、という話になる。
最近ご無沙汰している、横浜地縁系ブログ管理人仲間の近況など。

「そういえば、seikoMTDさんは、最近どうしておられるのでしょうか?」
「そういえば最近お会いしておりませんなあ」

とかなんとか言っている最中に、なんとなんとご本人がお友達と登場。

「ちょっと・・・!」と、乙さんの脇腹を突付く。
「セイコさん(と呼んでいるのだ)の本名ってなんだっけ?!」
「・・・松田氏、では・・・」
「ちがうでしょー!」

確かたしかタシカ・・・と二人で記憶の闇を探る。
だって、まさかいきなり「セイコさん」とも呼べぬであろーが。
そういうつまらぬことから彼のありもしない(?)「秘密の夜の生活」などが勘ぐられては
マズイではないか!

お友達が一瞬席を離れた隙に確認すると、学生時代のお友達なので気遣いなく、
とのこと。

でも、本名以外で呼んだら罰ゲーム、ということにする。
罰ゲームの内容もルールも詳しく決めないうちに酔っ払っちゃったから、結局ノーゲーム
になったが。


なりた 穴子焼き穴子。
大好物なのだ。
冷酒に切り替えてチビチビ。

この間、大変美味しいお造りもいただく。
美麗なお写真はこちらをご参照いただきたく。


野菜のてんぷら
野菜のてんぷらも。
庶民的な味わいでいいですね、こういうの。
乙さんのボトルを出してもらって、
焼酎お湯わりをグビグビと飲む。


ここで店に宴会の一団到着。
なんだか大変賑やかになってきたので、場所を移すことにする。


トマト巻き吉田町から最近野毛交差点近くに移転した
『安兵衛』に入る。
実は一軒目で来ようとしたけれど
満席だったのだ。
移転直後で忙しいらしくて
どうもバタバタしていた。

ないものねだりはよくないとは思うけれど、吉田町の古い店のどっしりした木の
カウンターがちょっと懐かしい。
ど真ん中で元気にお客の相手をしていた大将が、息子さんに主役を譲ってどことなく
活気がないのが心配だ。

確か30年近く同じ場所で営業していたから、何もかも新しく変わると勝手も違って
ちょっと変な具合なのかもしれない。
無意識に体が覚えていたような、いろいろなものの位置や動線が全て変わってしまうのは
きっと辛いことだろう。
自分たちがいい立地を求めて移転したわけではなくて、立ち退きでやむなく、だから
何とか今の場所で軌道に乗ってほしい。

だから、トマト巻きなどちょこまかと食べて、早々に次へ。
もうちょっと落ち着いたらまた来てみよう、と思う。


エル ニョスキ
最寄駅:黄金町 / 阪東橋
料理:スペイン料理 / ダイニングバー
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夜食


一度来て以来、さて誰を騙して出かけようか・・・と思っていたこの店
タクシーで無理矢理移動してしまう。

生ハム、生ハム・・・。

美麗な画像はまたまたこちらをご参照あれ。

エルニョスキもちろん生ハムも食べたが、
他にも二品。
海老など海のものと
鶏肉のトマトソース煮込み。
これがどれほど旨いかは
この写真ではわかるまいが(嘆)


イタリアンでは、海のものと山のものはあくまで別にするが、スペイン料理では構わず
一緒に料理してしまうのだ、とマスターが言う。
なるほど、ちょっと荒っぽいようだけれど、イタリアンにない力のある味わいだ。
こういう料理、大変好きである。

乙さんは「四つ足がダメ」と心配していたが、生ハムがお気に召したようで安心する。
再び猫騙しの術を駆使して拉致してきたので、ちょっと心配していたのだ。
相変わらず蕩けるハモンイベリコ。
ワインが進む。

気がついたらけっこうな量を飲んでいて、最後は楽しく酔っ払い。
家路につく乙さんの背中に、ありがたやありがたや、と合掌するのだった。


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もういい加減時間が過ぎたけれど、相変わらず祝宴のお誘いは受付中(年中無休)。



三崎港の魚問屋がつくったおやつ あなごスティック
すべて手づくり!1本ずつ丁寧に天日干ししたこだわりのおやつ。
着色料・発色剤など発ガン・アレルギーの原因となる添加物を使用していません。
原材料:アナゴ100%

三崎港の魚問屋又兵衛のつくった愛犬・愛猫用おやつ

・・・自分用に買おうか・・・。






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September 16, 2007

告知!『クルドの宴』

『報道できなかった自衛隊イラク従軍記』 の作者で友人の金子貴一がイベントを企画中。
応援告知です。

「世界のエスニック料理シリーズ」と銘打ったこの企画、実はこれが第二弾。
第一弾は「絶品のイラク料理を食べながら、イラク人と語る会」で、好評開催済み。

で、第二弾は

「世界最大の少数民族クルドの宴」

日時:9月30日(日)12:00〜14:00
場所:ダイニング・バー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」別館
東京都豊島区池袋3丁目54-2  TEL:090-9322-8722 oh.moonset@nifty.com
http://job.yomiuri.co.jp/corporate/idomu/co_id_06122801.cfm(お店について)
地図: http://caretaker.blog.ocn.ne.jp/tsukimap.jpg 
    別館はお店から徒歩1分です。会場には、お店からご案内します。
費用:4,000円 NEW!
定員:25名(最低催行人数15名)

詳細は「金子貴一公式ブログ」をご参照あれ。

クルド料理はトルコ系だそうで。
関心ある向きは是非どうぞ。

尚、こちらの本(↓)も好評発売中!
単なるイラクと自衛隊話に終わらず、抜群に面白いルポルタージュになっております。
アラブ文化考としても秀逸。
異文化交流って、ナンですか?と思う方にもオススメでございます。


報道できなかった自衛隊イラク従軍記



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クルド料理がくるど。


参考図書
クルド人もうひとつの中東問題 (集英社新書)

こんな本もあります。作者は朝日新聞の記者の方ですが、いい本書いてます。

arima0831 at 14:32|PermalinkComments(3)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote アラブ料理&トルコ料理 | イベント

September 14, 2007

イタリア料理『スペリアーモ』其の二 〜飲んだくれ喰い倒れ共闘作戦はつづく〜

スペリアーモ
最寄駅:西横浜
料理:ピザ / イタリア料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:デート


前回の続き。
まだ旨いものが来るぞクルゾ!

白バイ貝のパスタ白バイ貝のスパゲッティ。
一人前ずつお取り分けしてくれる。
すぐに食べた量で争う夫婦なのを
見透かされているのではなく
単に「食べやすいように」という配慮なのだ。


カウンターだと調理中の匂いから始まる。
「肝、お好きでしたっけ?」と、下準備をしながらママが聞いてくれる。

好きですスキです、だーーーいすきですっ!!と叫ぶと、山ほど貝の肝を入れてくれた。
「私も肝がホント好きなんですよねえ」と、明るく笑いながらフライパンを振る後姿、
同性ながらなんとも凛々しくて惚れ惚れする。
別に肝を山盛り入れてくれたからではなくて、彼女のお料理姿って決まっているのだ。

目の前に置かれると、じっくり火の通ったニンニクの甘い香りと潮の香りが堪らない。
「う〜、これはウマイナア」と、オットが鼻息を荒くしている。
危険なので少し急いで食べる。
こういう場合、のたのた食べてると横から取られるのだ。

貝の旨みと甘味に、肝のほろ苦さが程よく絡む。
後生大事に残しておいた白ワインがさらに旨い。
幸せの青い鳥は、こういうところにいるんだよ♪

・・・と、微笑みながら、隣からそっと伸びてくるフォークをフォークで払いのける。
いい大人はレストランでこういうことをしてはいけません。
オットのことだ。
ワタシの場合、正当防衛です。


赤ワイン次は軽い赤がいいなあ、と言ったら
これを出してくれた。
軽い渋みはあるけれどさらっとしていて
少し冷やすといい感じ。
シンプルだけれど
こういう赤ワインも好きだなあ。


ピザ・マルガリータマルガリータ。
ちっとも美味しそうに見えないのは
皆さんよくご存知の通り写真が悪いからだ(恥)
それだけだ(嘆)
実物の100分の1も美味しそうに見えないよう(涙)
このマルゲリータが1200円かそこらだなんて・・・!


ドミノピザのバイクを今度見つけたら、絶対に蹴飛ばしてやろうな、と密かに誓う。

香ばしくてモチモチして、なんともシアワセ。
ご近所ならばピザだけ持ち帰りもできる。
我が家がそれほど近くないのが大変切ない。
このピザを思うと、どんなに切羽詰ってもドミノの宅配など頼めないはずなんだがな。
まあ、いいや。


ソーセージ1そして、お待ちかねのソーセージ。
一人盛りでサラダを多めにしてくれた。
何回来ても、この一品は外せない。
ドイツで山ほどソーセージを食べたけれど
これを超えるものは食べたことがない。
これが食べたくて出かけるようなものなのだ。


ソーセージ2フォークを刺すと、
ぷちゅう、と肉汁が染み出す。
いっそ思い切って切込みを入れると
皿に溢れる「月旨」なジュース。
もちろんこれはパンでぬぐいまくるので
惜しげもなく皿に流してよいのだよ。


へっへへへへっへへへ・・・(福)


グラッパそんなに食べていないようだが
もうお腹いっぱい。
ピザを食べたから今日はチーズが入らない。
まあしかし、グラッパは別腹(?)
ここは美味しいグラッパがあるので
食後までしっかり楽しい。


マンゴー・アイス食後の楽しみついでにマンゴー・アイス。
マンゴーの果肉たっぷりでさっぱりしているのに
クリーミーなアイスクリーム。
甘い香りのグラッパをチビチビ啜りつつ
小さな匙で両側からアイスクリームをつつく。
なかなか楽しい。


グラッパをおかわりして、エスプレッソを啜っていたら、
「いや〜、しかし相変わらず強いですねえ」と、マスターに言われた。
「よく飲むね、アンタタチ・・・」と、軽く呆れているのである。

でも、ワイン三本あけなくなっただけ、酒量は年齢とともに確実に減っているのである。
ついでに実に悲しいことに、翌日食べすぎで胃が重かった。
花の中年44歳のお誕生日だったのだ、と、しみじみ思いやったのではあった。

どんなに喰っても飲んでも笑っていられた、あのかつてのブラックホールのような胃袋は
いったい何でできていたのだろう?

・・・たぶんそれは「若さ」と「ヴァカさ」なのだ、そうなのだよ・・・。

翌朝目覚めればもう9月。
秋の訪れとともに、胃の辺りをそっと撫でながら、
何かをうっすら悟ってしまった自分をしみじみ噛み締めた。

実はこのあと、たまたまあったしょうもないバーでバーボンをダブルで二杯飲んでいた。
だから、胃もたれもあるが二日酔いもあったのだ、と思う。結局のところ。


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ワタシはいつまでも、ヴァカな大人でいてやるぞ・・・!



グラッパが旨い季節になりました。年中旨いけど、秋は特に・・・。


ワインの個性

以前もご紹介した一冊。なかなかいい本です。

arima0831 at 00:41|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | その他横浜

September 12, 2007

誕生日にはイタリア料理『スペリアーモ!』 其の一 〜夫婦で喰い倒れ飲んだくれる!〜

スペリアーモ
最寄駅:西横浜
料理:ピザ / イタリア料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:デート


8月31日に44歳になった。
お誕生日といえば、当然うまいもの喰ってソコソコ高い酒のむ口実だ。
逃げも隠れもいたしませんばい。
けっけけけ。

去年知らない店にいきなり行って大スカを引いたので、今年は「いつも行くところ」で手堅く決めるのである。

最近ますます人気らしくて、ワレワレのような計画性の無い夫婦が週末突然に
「もしもし今夜席ありますか?」などと電話かけたって
「いつも申し訳ありません・・・」とお店の人を恐縮させるだけだった。

でも、なんたって「お誕生日」なんで、一週間前に予約を入れた。
それでもカウンターしか空いていないという人気ぶり。
ここのカウンターの場合、どこの位置でもお料理状況がライブで見られて楽しいから、
ちっとも不満ではないが。
作って出るまでを見ているうちに、ついつい「あ〜、それも〜」ということになって、
注文が増えるのは痛し痒しだけれど。

「今夜はイタリアン♪」とルンルンするワタシに、職場の某上品なヲジサマは、
「夫婦でイタリアンて、ステキだよねえ。でも、二人で一本ワインを飲みきれないから
ちょっと寂しくない?」
と、おっしゃった。

・・・笑ってごまかした。
ウチはひとり一本オーバーだ。
そのくらいはねえ、飲まないとイタリアン喰ったことにならないんじゃ・・・という
独自の理論はあえて控える。
職場はそういう理論を戦わせるところではありません。
横で聞いてた同僚が笑っていたが。うるさいぞ。

店に着くと「早い者勝ちワリカン勝ちの法則」が結婚以来すっかり身についたオット、
既に二杯ビールを飲んでいる。

・・・今日の支払い、どこにも割れずにアナタが一人でするんですがね・・・。

ともあれ、グラスのシャンパンで乾杯。
おもむろに夫婦喰い倒れ飲んだくれ共倒れ体制に入る。

海老とガスパーチョチュニジア風、なのだそうだ。
ひんやりとした、それだけで旨いガスパーチョを
ソースにしてしまう。
包み揚げの海老はプリプリ。
一人前ずつ取り分けてくれるので
この量になる。

はぁ、シャンパンとまたこれが・・・(蕩)
いまこの瞬間口説かれたら、速効陥落まちがいなしのワタシ。
「美味しい?ボクの海老も食べる?」という一言で、同席する男子皆運命の人となろう。
隣にいるのは、単なるオットだがね。
海老、くれないがね。
まあいいや。ふん。
人生なんてさ、そんなものなんだよ(諦)


白ワイン今日の白ワイン。
ワインは好きだが、実のところよくわからんので
マスターにオマカセで選んでもらう。
「テキトーにみつくろっておくれ」
などという台詞は
この店でなければ怖ろしくて吐けない。


ピザ釜カウンターの目の前はピザ釜。
目の前で出した種を伸ばして桜の薪で焼く。
テーブルに運ばれる前に
まず我々の目の前に出てきて
どうにもたまらん香ばしさだけ残して
ピザが去ってゆく・・・


「く・・・ピザ、喰いたい・・・」と異口同音に呟くワレワレ。
既に色々オーダー済みだが、ジェノヴェーゼを頼む。
こんな席に座ったからいけないんである。


北あかりのフリットジャガイモのフリット。
見たところ地味だが、
チーズとクリームの旨みが
芋の甘味としっくり馴染む。
醜い奪い合いのうち、瞬時に消える(嘆)
今日の主役はワタシだろーがっ!!


「北あかり」という品種を特に使っているそうだ。
この店、最初のような凝ったものも旨いが、実はこういう素朴なものが本当にヨイ。


水蛸ノジェノベーゼ水蛸のジェノヴェーゼ。
プリプリの蛸。
ホクホクのジャガイモ。
季節のバジルを山ほど使ったソースが堪らん。
芋と蛸の組み合わせってなんだか不思議だが
全然違和感ない。


ここで先ほど「水蛸がジェノヴェーゼだから、ピザのソースは変えたらどうです?」
という、マスターの有難いアドバイスを夫婦して思い出す。
こうなるとトマトソースのピザが食べたくなってくるのだよ。

「・・・すみません・・・」と、夫婦してオソルオソル頼んでみると、ハハハと笑って
マルゲリータにしてくれた。
いやはや、面目ない・・・。

あっ!もう白ワインが残り少ないっ!!
次のパスタは「白バイ貝のスパゲッティ」だというのに、あとグラス一杯分もない。

「もう一本シロ・・・」
「だって、赤も飲みたいでしょぉがっ!!」
「ううむ」

2分35秒悩みぬいた挙句、今のワインをしばしチビチビと飲むことにした。


(♪つ・づ・く♪)


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まだまだ美味いものが来るのだよ。
へへへへへ。



バジルの苗。まだ売っているのか・・・?


スパークリングワイン6本セット!


Winart (ワイナート) 2007年 09月号 [雑誌]


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September 10, 2007

馬車道『福源楼』のとりねぎそば 〜無理に行けとお勧めはしない、が・・・〜

福源楼
最寄駅:桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


何度か前を通ったことはあった。

福源楼うむむ、と一瞬考えさせる店構え。
これでも立派に営業中。
この空気は、小当たり又は大ハズレだ。
中を覗くと、たいていご近所関係風の
ヲジサンヲバサンがぽつぽつとお食事中。
アンタもヲバサンだろうって・・・

いやまあ、ワタシの視点からもそう見える年齢層、ってことです。
まだそれは「おじいさんおばあさん」では、ないと思う!
ちがいます。

ある日、この辺に用があって、そのとき一緒にいた知人に「この辺でさくっと晩御飯
食べられるところって、どこかないでしょうか?」と聞いたら、ここをお勧めいただく。
ふうん、と店に入って「とりねぎそば」を頼んだ。
700円なり。

店に入ると、コップの水とスポーツ新聞が、これまた古ぼけたテーブルに置かれる。
まあ、スポーツ新聞など普段は読まないけど、せっかくのお気持ちなので
朝青龍の悪口なんかを熟読する。


とりねぎそば地味なルックスだが良い匂いがする。
スープを啜れば、素直でサッパリした味。
そこいらの「自己主張哲学系ラーメンスープ」とは
品性(?)が違う感じだ。
麺は細麺で、いやみなく普通に和む食感。
そして、なんとなく鶏を噛んだら・・・

ジュワァ、と鶏の旨みが口に溢れた。
ちゃんとした中華の蒸し鶏が、無造作にほいほい乗っかっているのだ。

ギョーザ普段は頼まない焼き餃子も食べてみる。
なんの変哲も無いようだけど、
ぱりっと焼けた薄皮に薄味の餡。
これはビールにあうなあ。
うまいよう。


いわゆる「街中華」だけれど、こういう真面目な街中華ってありそうで案外ないと思う。

あとで調べてみたら、イヌ、マーキング済みであった。
この方も出没するという。

尚、デート向きじゃないです。
ここでデートできたら、愛は本物どころか夫婦倦怠期です。


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馬車道シリーズ、じゃなくって、たまたま続いただけで・・・。












arima0831 at 23:48|PermalinkComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理 | 関内

September 09, 2007

馬車道『ポニー』のメンチカツライス!〜哀愁の蜆汁が肝に沁みるのだ〜

ポニー
最寄駅:桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:西洋料理一般 / 洋食 / オムライス
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


長期入院していた、ウチのパソ子が無事生還。
ぱちぱち。
パソなし生活で、いかに自分の生活がパソコンに頼っていたか痛感し、ついでに肩こりも
やっぱこりゃパソコンのせいだね、と改めて反省した次第。
よりによって超未電化ウルトラメカダメ星人のワタシがこのようになるのだから
おそるべし、世界IT革命・・・!

ちょっとしたことで「パソコンないから調べらんないし〜」とつい言い訳したら、
こちらは同じ血を引く姉妹とは到底思えんスーパーメカゴンな妹に
「タウンページみなよっ!」と叱られたりしてね。
タウンページ・・・どこにあるのかわかんないの。
パソコンあるから、いいやと思って

・・・こういう状況を、まさに「堕落」というんだろな。

でも、世間の「ネットカフェ」なるところが、いかにおぞましいところか実体験したのは
別に嬉しくも無いが貴重な経験だったかもしれない。。
あんなところで生活してたら、人間ダメになる。芯から腐れる。まちがいない。
どんな一見コギレイ風なところでも「人腐れオーラ」のごとき一種の腐臭が漂ってる。
意外に神経質だったか、ワタシ?!

一生もう二度と行くもんか!と9月の陽射しにユルい誓いを入れてみる。
うにゃ。ああ、秋ですね。


ポニー秋だから、というわけでもなく
相変わらず昭和の香りがただよう『ポニー』。
たまになんとなく足が向いて
がたつく古いテーブルで
なんとなくまったり落ち着いてみる。
ウマイマズイの店ではないのだなあ、ここは。


メンチカツライスウマイマズイではない、といいつつ
ここのメンチカツライスは相変わらずだ。
サクサクの衣を裂くと、ジュワァと肉汁。
実は一番好きなメニューだ。
写真じゃうまそうに見えないだろうが。
でもうまいのだよ。

某作家氏のご贔屓はエビフライだそうな。
ワタシは揚げ物がそれほど好きではないけれど、ここのフライ系は美味しくいただける。
このメンチカツライスが引っ込んで牡蠣フライが現れると、秋がなんとなく終わってる。


味噌汁50円プラスで蜆の味噌汁。
そう、このいかにも薄そうな汁の底には
蜆がひっそり沈んでいるのだ。
ずずず、と味噌汁を啜ると
「ハイ頑張ってね」と
背中を押されるような気分になります。


古くて真面目なお店には、実にいい空気が流れていて気持ちよい。
ネカフェで被った「腐れ感」などは、キレイサッパリ一掃してくれる。

でも、なんで『ポニー』という名前なのかなあ、と午後の馬車道でふと考えた。
なぜだろう?
なんとなく??


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自宅のパソコンは、やはり使いやすいのでした。
よく帰ってきたね、パソ子・・・。



乗用、だそうです。かわいい。お子様にいかが?

ヨコハマ洋食文化事始め


arima0831 at 15:51|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 関内

September 05, 2007

牛タン『杉作』@ミューザ川崎 〜テールスープで元気をつける〜

杉作
最寄駅:川崎
料理:牛タン
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


夏休みがようやく終わった。
休み中、普段は案外ランチの穴場に思えたラゾーナは、どこもかしこも親子連れと
ヒマそーな阿呆面の学生もどきにまみれた。
やれやれ、これでラゾーナも平穏になるか・・・?

しかし、反対側の「ミューザ川崎」は一転して静かなもの。
まあ、暑くて外に出たくない、ここのビルの関係者が『鳥元』にわらわら
詰め掛けてるくらいか?

でも『鳥元』向かいのこの店は、いつ見てもガラ空き。

以前、川崎情報を皆様にお願いした折、16Gさんに教えていただいたお店なのだけれど、
川崎駅前の「ミューザ川崎」って、実に味も素っ気もないロケーションで、
しかも一階入り口あたりという、いまひとつ入りにくい位置。
挙句に同僚の一人は「肉が食べられない体質」ときた。
だから、ついつい入りそびれていたのだけれど・・・意外によかったのだね、これが!


sugisaku昼間は「昼定食1155円」か「大盛り1575円」のみ。
ランチにはちょっと強気な値段だし
量も特に多くはないけれど、
厚めに切ったタンは汁気たっぷりで旨かった!
山程ついてくる塩気の薄いキャベツの漬物にあう。
唐辛子の味噌漬けは一本だけ

・・・できれば、これが三本くらいつくと嬉しいのだけれどなあ。
今度行ったら、頼んでみようかなあ。

soup定食についてくるテールスープは
サッパリと優しい味だが深みがあって
しみじみ胃の腑にしみる。
暑さと湿気で疲れた体に
染み渡るコラーゲン・・・うるるる。
安っぽい牛タン屋とは確かに味が違う。


16Gさんによれば、元々この界隈では古くからあるお店だそうだ。
再開発でビルの中に移転したのだとか。
だから店舗自体はこぎれいだが、古い店独特の空気はないのがちょっと寂しい。
こういうお店こそ、路面でじっくり営業するのが似合うだろうに。
そこがちょっと残念。

夜のみの「煮込み」がとても気になる。
コロ肉300g300円、こま切れ肉300g300円と、肉も売っている。

しかし実はここ、勤務先至近の上に外から中が丸見えなので、夜に行こうと思うと
ちょっと決心がいる。
でもそのうちに・・・とひっそり心に誓うのだった。

少なくとも、あの「テールスープ」は、弱った体と疲れたお肌に効果ありに違いない。


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夜の「もつ煮込み500円」も、大変気になる。



幟、です。お玄関に・・・?

仙台牛たん焼き物語


arima0831 at 17:50|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 和食 | 川崎

September 02, 2007

横浜西口『だんだん』で500円ランチがスタート!(・・・ワタシは、行けない・・・涙)

北海道海鮮炙り焼き だんだん
最寄駅:神奈川 / 横浜 / 反町
料理:ジンギスカン
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


のっけから愚痴だけれど、パソコンは相変わらず入院中だ。
だから相変わらずネットカフェ難民状態が続く。
コメントなど書き込んでいただいても、なかなかお返事できなくて申し訳ありません。
もういい加減に退院してこないかなあ、と首を長くして待つ日々なのである。

それはさておき。

ある晩、下りの京浜東北線で「羊喰いたい!」と食欲コビトが叫びだす。
おお、ソウカソウカと横浜駅下車。
横浜西北口、なる出口を目指す。

羊を喰うならば、もちろん『だんだん』に決まっているのだ。

この端っこの出口のおかげで、西口の雑踏にまみれなくてすむ。
たまには粋なことをやるな、横浜市よ。

店に入ってビールをもらうと、即座にランチメニューが手渡される。
いや、座ってすぐに「ラムのブルーチーズ煮込み」をオーダーした後、だけれど。
正確に言うと・・・。

ランチメニューなんと「一周年記念ワンコインランチ500円」だと!
「なんの一周年・・・?」
「・・・海鮮炙り焼きリニューアルの・・・」
あ〜、もう一年たちましたか、そうですか。
深い意味なくここでは羊ばっかり食べてるが、
海鮮だって充実している店なのだったよ。

なかなかないよう充実していそうだ。
是非ランチだけ川崎でやっておくれ、と頼むが聞き入れられず(あたりまえだ)。
「じゃあ、ラムしょうが焼き定食!」と一応いってみたが、却下された。
いえ、まあ、ちょっと言ってみただけですってば。

ラムのブルーチーズ「またそれですかー?」と、多田氏。
だって、好きなのだ「ラムのブルーチーズ煮込み」
新メニュー開拓に余念のない彼としては不満らしい。
しょうがないもん、美味しいんだから!
耐熱皿でフツフツと出てくる。
実はシンプルなものだそうだがウマイです。


巨大エリンギここは「海鮮」が看板で「羊肉」も抜群だが
実は野菜の仕入れもがんばっている。
今日はこんな巨大なエリンギがっ!
(注:マルボロ型マッチ箱対比)

甘唐辛子ももらう。


エリンギ炭火で軽く炙って、
しんなりしたところに岩塩をちょびっと。
カボスも軽く絞っていただく。
美味しく楽しい。
唐辛子は軽くビリリとするくらいだが
暑気払いにいい感じ。

ロースここは「シビレ」あり「ラムタン」あり
他にもラムの各部位そろっていて楽しいのだが
一人ではそうも食べられないのが悲しい。
「一番ヒツジらしいやつ」と言ったら
ロースを焼くことになった。
ぴかぴか美しいお姿なのである。


ロース骨にむしゃぶりつくと
なんだかココロが激しく踊る。
なぜかしら。
食いかじりの写真でスミマセン・・・。
肉汁がブシュウと溢れて
ああ、たまらん。

実はびよーんと長い肉なのだが、それを鋏でチョッキンチョッキンと切っていく。

と、突然に拙ブログの読者様と遭遇してしまった。
口の端から肉を垂らした、変なオンナがふごふご言っててすみません。
こういう状況は初めてだったので、結構照れてしまった。

そう、このお店の「ほにゃららサービス」は健在なのだ。
「ほにゃららを見てきました」と言うと、」ジンギスカン一人前サービス。
頼んでおいて誰も来なかったらどうしよう・・・と危惧していたが、
結構ご利用いただいているようでありがとうございます。

それにしても、都内近郊で最盛期250店舗を超えたジンギスカン屋。
最近は50〜60店舗程度まで減ったとやら。
結構あちこちで、割合安く買えるようになった上質のラム肉も、
最近また手に入りにくくなってしまった。

そんな中で、いいお店は残って確実に裾野は広がっていくのはよいことだと思うけど、
流行り廃りにあまりに節操がないよねえ・・・と、軽くぼやいてみたくなるのは
年のせいだろか?

そうそう、先日44歳になった。
ぞろ目で出ても、数的にあんまり嬉しくないが、美味しいものを山ほど食べた。
その話はまた改めて・・・。

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横浜西口界隈で昼ごろウロウロできる方、是非ランチに出かけてレポートを・・・!



羊にはやっぱりウゾ・・・『だんだん』にもおいてほしい・・・。

貝と羊の中国人 (新潮新書)


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