August 2008

August 28, 2008

『西洋料理たじま』のスペアリブはやっぱり絶品だった 〜・・・しかし、ここがどこだかわかるかな?〜

ずいぶん前に、一度だけ知人に連れられていった。
「スペアリブが食べたい」と呟いたら「それならばここだ」と連れて行ってくれたのだ。

実にウマイ!という鮮烈な記憶とともに再訪意欲は満々なのだが、
何しろ場所がわかりにくい。
わかったところで、一人じゃあ到底行きつけるとは思えぬ位置が地図上に見える。
思いを募らせるうち、南区の某氏ときたら特設ページまで作成する入れ込みようだ。
ううう。

だからというわけではないが、ジンジャーさん出動なのであった。
愛娘のM子ちゃんとともに現地へ向かう。
ええと、正確に言うと、ワタシは現地に向かうジンジャーさんの車に
ちゃっかり乗っかっているだけなのである。

ジンジャーさんは自らプリントアウトした地図を持ってきていた。
既に我が正体は知れきっており、最初から「道案内戦力」にカウントされていないのだ。

フーフレなる怪しい関係定義まで成立しているイヌ妖といい、ウドンな某氏といい
毎度ながら四方八方に伏してヘヘエと笑うばかりのワタシなのであるよ。
あ、いや、感謝してますって・・・。

車を降りてM子ちゃんとオハナシしながら歩く。
「M子ちゃん、なんさい?」
「4さい!アリーマちゃんは?」
「44さい!」
「おんなじだねー」
「うん、いっこ違うだけだねー」

いいな4歳児。「桁」という概念が未発達だからな。

たじまどこぞの田舎のパーマ屋ですか?
百歩譲ってもご近所商店主ら向けの
昼間喫茶夜スナック系の店・・・

いや、これこそが名店の入り口なのである。
よく考えなくても入り口の赤白青のトリコロールは
「フランス国旗」なのだよね。
「床屋」ではなくて。

うら寂れて見えるのは
雨の予感で薄曇な陽射しのせいです。

店に入ると、大人用にグラスの水二つ。
M子ちゃん用にはプラスチックのキャラクター付きマグが出ている。
ああだこうだ言わずにさりげないお子様対応に優しさを感じる。
店内は古びているが、知り合いの家の広い台所のテーブルに座らせてもらっているようで
なんとなく心和む。

ナポリタン本日同行ならなかったナポさん
敬意を表してナポリタン。
アレコレいっしょくたに頼んだのに
「子供用」という判断かいち早く出てきた。
古典的にくったくたの所謂ナイデンテな麺だが
魚介が入ってその出汁も効いた
すばらしくクリーミーなソースが美味しい!

子供用のパスタを一口もう一口とつい掠めてしまう。
アサッテの方を見ながら、こっそりフォークを伸ばすワタシはダメなオトナです。

シーフードサラダシーフードサラダ。
イカ、海老、帆立などがごろごろ入っている。

「トマト好きー」「ほいほい」
「キュウリもねえ、好きー」「ほれほれ」
M子ちゃんのお皿にお給仕するワタシ。
タマネギは・・・ふうん、キライなんだあ・・・。

「子供の相手がダメな人」という烙印を、煙が立ちこめるほど強く押されているワタシ。
ウチの妹あたりが見たらヒキツケを起こしそうな光景である。
大人向けにしっかり辛味の残るタマネギをフォークの先でひらひらしながら
「これ食べたら、M子ちゃん泣いちゃうかなあ」とか口走ったが、単なる冗談なんで。

で、ここのシーフードサラダは大変ウマイ。
子供がびっくりするような極端な味付けはされていないが、しっかりバランスのよい
ドレッシングが、きちんと旨味を残して臭みのないシーフードにからむ。
一人前で大人二人+子供がちょうどよい量だ。

ハンバーグハンバーグもきた。
子供がいることを意識したのか
ウェルダンな焼き上がり。
肉がうまいので、これは是非次回レアで食べたい。
後ろ側にある人参のグラッセやら
バターのしみたベイクドポテトやらまで
きちんと手がかかっていてステキだぞ。

黒々としたデミも味わいしっかり。

目玉焼きはM子ちゃんにあげました。
アリーマは大人なので、ここで駄々ったりしないんです。
あげる前に目玉にフォークを入れたり、とかいうこともしてません。
大人なんだもん。
ふふん。

スペアリブ


















そしてスペアリブ!
嗚呼、どどんとスペアリブ!
以前食べたときの記憶を超えて、柔らかでジューシーなスペアリブ!
これはやっぱり横浜で一番うまいかもしれない・・・!!
単なる洋食ではない独特の味がする。

下に敷いてある分厚いこんがりガーリックトーストがいい味出してます。
何故かトーストなのだが、やはりここはトーストだろう、と妙に説得力がある。
やっぱりこの店に来たら、絶対に外せないメニューだな。

西洋料理 たじま 
採点:★★★★★
(さあ、店がどこだかわかるかな・・・?!)

本当はハヤシライスだのビーフシチューだのチキンの煮込みだのグラタンだの・・・
と、いろいろ食べてみたいものはあるんだけれど、やっぱりこまめに足を運ぶのが
一番みたいだなあ。

こまめは無理でも、たまには足を伸ばしたい店だ。
このお店、広い車道から住宅地にちょびっと入る。
「この辺?」と思った道沿いから「床屋みたいなトリコロール」を探してください。
それ、たぶん床屋じゃないから。

そうそう、M子ちゃんと「いっこちがい」な年は今週一杯で終わります。
次に会ったらどう説明しようか、と、ちょっと悩んでみたりする。



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ジンジャーさん、M子ちゃん、どうもありがとね♪





トリコロールなTシャツ。


ナポリタン (小学館文庫)

かの名作の手軽な文庫版。一冊持っといて損はない。

arima0831 at 20:30|PermalinkComments(24)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | その他横浜

August 27, 2008

中華街『楽園』は相変らずウマイ♪

今年に入ってから行くようになって、中華街の奥の深さをしみじみ感じたお店。

中華街善隣門からほんの数歩という最高のロケーションを誇りながら、
何故かいつ行っても座れないほど混んでいた例のない『楽園』。
奥が深いのに、入り口に近い。
店は不思議と奥に細長い。
こちらの方もお気に入りだそうな。

サービスもほどほどに良いし値段は良心的。
店内は落ち着いていて、会食もOKな中級以上の雰囲気だし、しかもウマイのだ。

おっとりと上品そうな在日中華系と思しき常連風が、家族で会食しているところを
よく見かける。
子供からお年寄りまでが楽しそうに食事をしている風景に何度か行きあった。

固定ファンはがっちり定着しているから、特に行列店を目指す必要もないのだろう。

善隣門に近すぎて、意外と死角に入ってしまうのかもしれない。
確かに以前、アレ?と思ったら通り過ぎていたことがあったなあ。
ぶらっと来てぶらっと入るには、案外難しい位置なのかしらん?

何度か行った分をまとめてみます。

ミノここでウマイものといえば
個人的にはまず「茹でモツ」だ。
さっぱりと茹で上がったミノやらセンマイやらが
塩味のスープを敷いて
千切りの葱に香菜を載せて出てくる。
スープがまた良いので
白ご飯にドドドとかけて食べるとタマラン。
これはミノ。

食感としてはセンマイのほうが好きかもしれないが、個人的な好みの話。
この上品なモツの温菜のためだけに、このお店に行っても良いくらいだなあ。

子袋の炒め















でもたまには炒めもね、ということで「子袋炒め」。
料理のしっかりした中華なら、炒めもんが不味いはずはないのだった。
ほどよくプリプリでコリコリの子袋に、ちょうどいい具合の餡が絡んでいる。
野菜も火がしっかり通っているのに歯応えしゃっきり♪
炒めものがきちんと仕上がるって、中華ではアタリマエのようだけど
違うものをいろいろ炒め合わせてこんな風にバランスよいって、なかなかないと思う。

油っこくもしつこくもないので、夏でも美味しくいただけやんす♪
ああ、もっと早く頼んでみればよかった!

河粉















河粉(ホーファン)という広東風の麺もある。
米粉の中幅麺。
ここの麺はどちらかというと玉子麺に近い食感で焼きそば風だ。
大珍楼の炒め河粉とはかなり雰囲気の違う一品。
さっぱりしていて食べやすいです。

ビーフン河粉があるなら米粉(ビーフン)も。
味付けベースは基本同じなのだが
フワフワした食感で
アタリマエだがまるで違うお料理になる。
シンプルに見えるけれど
結構いろいろ具が入って楽しい。
ビーフン好きなら是非お試しあれ。


五目丼五目麺







五目丼と五目麺。
餡でとじた丼ものも良いのであるよ。
麺も具は同じだけどスープにコクがあってまた違う味わい。
こういう麺飯系は800円前後とお値段的にも大変優しいから、
一人ご飯に使いやすいのがウレシ。


焼き餃子ここの焼き餃子も
つい頼んでしまう一品。
シュウマイや巻揚げなど
古典的な和中華もウマイ。
和中華といえば
ここの冷やし中華も美味しいそうです。
大変気になる。


楽園 
採点:★★★★★


調理が丁寧にきちんとしているので、全体に料理に特にクセはないが何でもおいしい。
それなりに庶民的な味のある店だけれど、上品な店なりに卓の間が広いので、
女性一人でも落ち着いて食事ができるところも貴重。

いいお店です。大好き♪




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ランチがとってもお得だそうな。




タイ製だが同じようなもんあり。

香港粉麺飯―めんとご飯


arima0831 at 00:00|PermalinkComments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 横浜中華街

August 24, 2008

長野 白骨温泉へ!其の三 ・・・嗚呼イマサラだが一応まあ・・・

よくよく思い返してみると、子供の頃から日記の類を書くのが苦手だ。
夏休みにつきものな「絵日記」なんかは、いつも絵の上手だった母が必死に
「コドモなヘタ絵」を描いてくれて、それに自分でテキトーな文章をつけたりしていた
記憶がある。
親の描いた絵が自分で撮ったヘタ写真になった日記もどきが、それなりに何年も
長続きするようなオトナになるとは夢にも思っていなかったあのころ・・・。

さて、松本経由で白骨温泉に行った話が、実は以前に出ていたのだった。
しかし「現地到着」までで話はそれっきりになり、放っておいたらあっという間に
もう三ヶ月近く前の話。
話が古すぎて、イマサラ感が強い。

でも、まあこういうこともあらあな・・・と暢気に構えていたところ、
先日『ショー・ラパン』のカウンターでナポリタンのナポさんから

「白骨温泉の話はどうなったのでつか。あれではだめでつ・・・」

と、イキナリ突っ込まれてびっくりしたのだった。

都内近郊のナポリタンというナポリタンに地道な絨毯爆撃をかけているナポさんとしては
話が面白いかどうかは別として後生が悪いからオチをつけなさいよ、と思うのだろう。

そういえば前回現地到着までの話にしたって、知人に言われるまで忘れていたっけ。
ワタシ、つくづく「几帳面」という重要な人格部分が欠落してるんですね。

まあ時節柄、夏休みの宿題シーズンでもある。
白骨温泉の話でもしようじゃないか、いいじゃないか。
とりあえず、己の本質は子供のときから変わっていないことを確認できたことだし。

前回草津で軽くウンザリ気分になったので、今回は手配の某J社(非エアライン系)に
一応「浴衣が30種類も出てくるところはイヤです」と自己主張をしてみたら
この旅館ならばそういうこともあるまい、との由。

なるほど山間の温泉場の、更に奥深くにある古い宿だ。
浴衣トラウマ解消のため、J社経由で「とにかく一番でかい浴衣をスタンバイのこと」
というリクエストまで入れてある。

部屋にはちゃんと「超LLサイズ」の浴衣があった。
残念ながら、どてらは普通のサイズだったが。
ちゃっかり着て出かけようとする大型アホこども風を押しとどめ、どてらを剥ぎ取る。
真冬に短パン半袖で、近所のコンビニ店員を怯えさせているモノにどてらは不要じゃ!

ともあれ、なかなかいい宿なのではある。
部屋もお風呂もサービスも、適宜いいところを洋風にしてあるが落ち着いている。
接客が若干鄙びて・・・とか、小姑じみたことは言わんでおこう、今回は。

ただし、歴史ある宿らしく典型的な建て増し繰り返し型で、
ロビーや食事処のある本館から自分の部屋まで、エレベーターで4階まで行って
廊下を渡って別のエレベーターに乗って、それからまた別のに乗ってそれで・・・
という、一発で全体の構造を覚えるのはほぼ不可能な永遠のラビリンス空間。
ついでに方向音痴宿泊客用GPSでも装備してくれれば、古びた風情と便利な現代性を
兼ね備えた最強の宿に・・・と、軽く妄想してみる。

たぶん、ワタシやオットのようなダメ人間の場合、GPSを部屋に置き忘れたり
風呂場に置き忘れたりして、結局にっちもさっちも行かなくなりそうなのだけれども。
しかもこういう人種は「メカだめ」でもあったりするから、そもそも使いこなせない

・・・単なる妄想で終わったか(嘆)
マサカ導入を考えている旅館があったら「それはたぶんムダ」とご忠告申し上げたい。
はは、いやまあ、念のため・・・。

しかし幸いにGPSなしで、お風呂に行って部屋に戻ることができた。
果てしなくヤヤコシイ道のりに思えたが、深く考えずに勘に従うと案外前進できるのだ。
そんなもんなのだろうか?

夕食は食事処で、と仲居さんに言われたときには軽く「?」となったのだが、
全て掘り炬燵の個室に仕切られていた。
これならば膝萎え腰萎えの我ら夫婦にすれば、部屋食よりもはるかに快適なのである。

「食事処」にだって、なんとかGPSなしで行き着けたことだしさ・・・。


夕食白骨温泉







先付けにちょんと乗った紫陽花が「季節感」を出している。
あのころはまだ梅雨時だったのだ。
刺身もほどほどで、お約束と思えばよろしいんじゃないですか、と思う。

馬刺し















別注になるが、やっぱりどうしても食べたかった馬刺し。
脂身の少ない艶のある赤身が美しい。
こういう赤い肉って、生で食べると血が増えるような気がする(嬉)
「肉=月旨」というチープな感覚が基本のワタシでも、これはなかなかウマカッタ。
さっぱりと上品で臭みもないものに喜ぶことだってあるんですってば。

白骨温泉白骨温泉







名物「朴葉(ほおば)巻き」。
中身は虹鱒だ。
ちょっと味噌の風味がする。
「ふうん」と特に何も深く考えずに食べたが、この写真を見つけた現時点で調べたところ
「朴の葉」って万葉の昔から食物をのせるのに使ったものだそうだ。
芳香が強くて殺菌作用やらの薬効があるとやら。
長野ではちょうど6月頃に「ほお葉祭り」なるものも行われる。
本来は田植えの終わったころ、だって。へー。

季節感溢れるもののありがたみがわからない、単なるバカモノ夫婦は無感動でした。
単に「美味しいじゃん」で終わる。無知って悲しい。

こういう記録って、やっぱり撮っておくものなのかも・・・と生まれて初めて思う。
嗚呼イマサラ。

白骨温泉信州あたりは牛肉も特産品だそうな。
鉄板でレアに焼いて
なんとなく口に放り込んだら
これが大変美味い!
「おおお!」と喜んで
肉ダメなオットの分を狙うが
テキもさっさと喰ったあとだった。

「肉は苦手なんでしょうが?」
「これは肉じゃない」

ああ、そうだそうだ、馬刺しだって肉じゃないんだったっけねえ・・・(嘆)

白骨温泉白骨温泉







〆には五穀米と蕎麦。
五穀米がモチモチで香ばしい。
モチモチなのはもち米入りだから、というわかりやすいお答えだったが、
きっと水も良いのだろうと思う。

他にも色々出てきたのだけれど、コケおどかしなよくある旅館メシとは一味違って
なかなか内容充実していた、と思う。
堪能鑑賞する能力の薄さが悲しいが。

長野の食べもの、侮れないぞ。
他にもけっこう美味いものがありそうだ。
スミマセン知りませんでした、と不見識を恥じてみる。

白骨温泉白骨温泉







白骨温泉温泉粥







そして翌朝、旅館の朝メシ。
朝っぱらからコンロに火がつくのはまあ御愛嬌だろうな。
白骨温泉名物だとかいう「温泉粥」がさっぱりしていて胃に優しい。
ここのお湯は炭酸カルシウム入りだそうで、飲むと軽く酸味がある。
胃腸に良いのだそうだ。
粥は普通の粥の味で、酸っぱくはなかった。

こんな一式にプラスして外廊下にはちょっとした洋食のビュッフェもある。
なかなか充実した朝ごはんだ。
和洋折衷にありがちなコケおどし感よりは「心配り」を感じる。

白骨温泉何故かビュッフェにあった
牛筋と牛蒡の煮込み。
昨夜の牛肉がアレだけうまいので
筋を柔らかく煮込んだものが
不味かろうはずはないのだった。
オカワリした。
ああ、またクイスギ・・・。


湯元齋藤旅館 (旅館 / )
★★★★ 4.0


どうも旅館のアレコレには、ついついブーたれになりがちなのだけれど、
この宿は湯もメシも部屋もなかなか良い感じで気に入ってしまった。
突っ込みどころゼロでもないが、そういうことばっかり言っているのも不幸。
また縁があったら来たいものです♪

そして再び松本へ向かう・・・(つづく)



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あ、そうそう「草津編」も実はまだある。




朴の葉、売ってます。


大菩薩峠〈1〉 (ちくま文庫)

この小説で有名な宿、なんだとか。

arima0831 at 17:03|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 長野 | 温泉/スパなど

August 22, 2008

関内『福源楼』で冷やし中華やらシューマイやら餃子やら 〜ビールは進むよどこまでも♪〜

ある晩オトモダチと野球観戦。
ハマスタで野球を肴に山ほどビールを飲んだ。
しかもベイスターズが圧勝した。

そんな晩もたまにはあるんだわ(嬉)

シューマイ















ベイスターズが勝った晩はシューマイが喰いたい!
横浜の住民になって以来、野球のあとはシューマイだ。
だって横浜はシューマイぢゃないか(よくわからん思い込み)。

「シューマイにビール♪」とスキップしながら関内『福源楼』へ。
ワタシにとって、何故か昨年以来「シューマイは福源楼」なのだ。
いぬわんによればこれは「大阪式」で「ヨコハマ式」ではないそうだけど。

ちょっと濃い味に不思議と昭和を感じてしまう。
目に痛いほど黄色い辛子は別小皿に。

ジャンクさがチープにならない、大変ステキなビールの友ざんす♪
シューマイに頬ずりしようとして、オトモダチに止められた。

餃子もちろん餃子もウマイ。
シューマイとどっちにしようか悩んでいたら
ベイスターズ圧勝に気を良くしたオトモダチが
「両方頼んじゃえ♪」と。
いいオトモダチだ。
この餃子なしにビール飲めず、
ビールなしにこの餃子喰えず。


パリッとカリッと薄い皮に焼き目。
反対側はふんわり柔らかで、噛めばほどよく軽い汁気の餡。
ガシガシぐしぐし齧ってはビールぐびぐび。

「餃子は水餃子」が我が実家の家訓だが、この際どうでもよいことにする。
亡き父母も呆れて許すに違いない。

ビールは進むよどこまでも♪♪

蒸し鶏鶏ねぎぞばなんかにのった
ここの蒸し鶏は何度か食べて
一度は単品注文してみたかった。
けっこう立派な値段だな、と思っていたが
けっこう立派な量もあって
お腹いっぱいになった。
一人では無理だがまた食べたいなあ。


福源楼 冷やし中華
















この晩は既にビール腹のため喰えず仕舞いだった冷やし中華。
諦めきれずに後日喰いなおした。

胡瓜、蒸し鶏に四川風胡麻味噌だれ。
四川風というだけに、ちょいとピリカラ。
なんとも地味なルックスは変わらずで、地味だがウマイのも変わらず。
一人でもビール。

ここの冷やし中華、ビールの肴にも大変ヨロシイのだった。

品数は少ないけれど、なにを食べても美味しい。
なんともくたびれた店構えだけれど、こういう店によくある荒れた感じがないので
一人でもほっこりと落ち着いて食事ができる。

相変らずいいお店です。



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そして、祝ソフトボール金メダル!





南部鉄の餃子鍋セット

餃子ロード

真面目な餃子世界紀行。名作です。

arima0831 at 01:25|PermalinkComments(14)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 関内 | 中華料理(2008.6~2010.12)

August 20, 2008

『華隆餐館』の激辛四川で夏に立ち向かえ! 〜嗚呼、ビールぐばぐば!!〜

さあ夏休み本番だ!
暑いぞアツイゾ、辛いもんを山ほど喰うぞ!!

と、糸電話矢文通信で瞬間的に盛り上がり、急遽いぬわんと出撃計画が決定。

辛いもんといえば、横浜最高峰の『華隆餐館』に決まっているぞ!

日もまだ高い夕刻の開店を待ってスタート。
あっちっちのちっ!と叫びながら店に入ったら、先に着いていたイヌが御機嫌よろしく
「よおよお♪」と尻尾をバタバタ振っていた。

まずビール!
ここはアサヒスーパードライしかないのだが、どうせ舌が痺れてくるので構わないぞ。
笑って乾杯ぐばぐば。

しかしどうしてこの界隈の店って、どこもかしこもスーパードライなんだろうなあ?
アレだけ単独で飲むと、アルマイトのスプーンをしゃぶってるような味がすると思うのは
ワタシといぬわんだけか?
ということは犬猫レベルか?!

ともあれ、なんでもいいからビールぐばぐばで鴨舌を注文してから厨房を見ると、
王弟どころか王兄すらいない。
見知らぬオッサンが一人いるだけなので、なんだか不安になるのだが・・・
どうも呼び出されたらしくて兄登場。ほっとする。

本当は弟が・・・などと贅沢を言ってはいけない。

鴨舌















辛くない「五香味」のほうは食べたことがあるが、今日は初めての「麻辣味」でいく。
ピリッとくるけどそれほどでも・・・と思っているうちに辛さが回るが、鴨舌の脂と
鋭いスパイスがまざくりあって嗚呼これはタマラン!
五香味もいいが、いぬわんの言うとおりこっちのほうがウマイなあ。

ところで鴨舌って、写真手前にある「Y字」の「V部分」が顎の骨で「I部分」が舌だ。
炒めの甘い店だと食べられるところがほとんどないこともあるのだが、
この店は骨までカリッと炒めあがっている。
でも肉部分はジューシーだ嗚呼。

きくらげ冷たいモツにもココロ惹かれたが
健康のために(?)キクラゲを頼む。
胡麻油に辛味がぶんぶん効いている。

「嗚呼これを冷やし中華に・・・!」
「・・・嗚呼のせて喰いたいっ!!」
と、二人夢見ながら食べる。

なんといっても皿に山盛りが600円。
単なるお惣菜価格だぞ、スバラシイ!

しつこいようだが、このキクラゲに蒸し鶏と胡瓜に千切りネギなんか添えて
冷やし中華に仕立てたらウマソウだなあ、本当に。
暑い間にお持ち帰りしてみよう・・・。

毛血旺久々の毛血旺。
今まで数回食べた分は「弟もの」だった。
「兄もの」の場合、禍々しいほどの赤赤しさはない。
調理中に店内の客が日中国籍問わず
噎せ返る光景もない。
辛さもほどほどなのだけれど
何品か連続喰いするには
これもよろしいのではなかろうか?


毛血旺















サラダボウルほどの大きさの耐熱ガラス容器から立ち上る湯気を吸い込むと、
「兄もの」といえど目と鼻にダイレクトな刺激がピピピと走る。
香りもステキだ。
十分にウマイ!

お茶碗一杯ご飯をもらって、二人分け合う。
ご飯とこれが、また良くあうんだな♪

豚の血豆腐のぷよぷよ感、ランチョンミートのちょっとジャンクなふわふわ感、
センマイのくにゅくにゅ感、そしてキャベツやモヤシなど野菜たちに香菜たっぷり。
これが全部いっしょくたに辛くて、むやみに楽しくなってくる。

ひゃあひゃあと二人喜ぶ。
テンションが上がる。

さて、二人だとそろそろあと一品が限度なのだが、麻婆豆腐も刀削麺も食べたい!
慎重に協議の結果、壁に貼ってある新メニュー「麻婆刀削麺」を頼むことにする。
「汁なし、汁ありドッチ?」と言われて、深く考えず「汁なし」に。

そうそうそういえばさ・・・とワタシは財布をあけた。
後生大事に十回分貯めた「スタンプカード」を得意げに出してみせる。

「すごいやん〜!」
「つかっていいよん」
「ほんまかあ?ほんまにええのん〜?!」

自分がとても立派な人間になった気がする、なんとも清々しい一瞬だな。
嗚呼自己満足。

陳麻婆豆腐















まず一口麻婆豆腐を食べたら、ガツンと強力な辛さと香りと旨味がいっぺんにキタ!
ご飯にものせてみる。
いやあん、オイシイィ〜と、怪しく身ををくねらせてしまう。

そして・・・この麺はもっちもち♪♪
この麺に絡みつく麻婆豆腐も、こりゃまた別の美味しさなのだった。

そして次、お茶碗に取り分けた麻婆麺に毛血旺の汁を注ぐ。
思いつきでやってみたのだが、これでまた味が変わってウメーのナンノ。

食べ物を玩具に遊ぶ二人。
美味しくって楽しいぞ♪

いつも思うのだが、同じ辛いものでも一品ごとにがらりと姿や表情を変えてくる。
四川ならば当たり前なのかもしれないけれど、そう言いながらなかなかナイもんだろな。
ちなみに某氏によれば、こちらの四川炸醤刀削麺は辛さ控えめながらいいらしい。
冷水で〆てあるそうな。うう、これもよさそう・・・!

会計のときには最初いなかった「弟」がいた。
あ、なーるほど、麻婆豆腐は「弟もの」か!と、妙に納得する。
確かに明らかに、抉り込むような感覚は最初の数品とは別物だ。

辛さも段違いだが。
ワタシくらいだと「弟もの」は〆一品でいいかもしれないなあ・・・なんて思う。

ほんじゃあまあ、うまいジンライムでも飲むべいよ♪と、某バーに向かう途中、
ワタシは足取り軽くハイホーひゃっひゃっひゃ状態になってしまった。

いぬわんは「おい、大丈夫か・・・?」と怪しみ不思議がっていたけど、
アレが「カプサイシン効果」ってやつなんだろな。
そうにちがいない。

蒸し暑い夏の夜にはうってつけの娯楽喰い。
正直に告白すると、あとでちょびっとだけ胃にきましたがね・・・(笑)

実は麻婆麺は半分残ったので拙宅に持ち帰ったのだった。
麺がちょっとダンゴ状ではあったものの、一晩置くとこれはこれで香辛料が熟れて
大変イイカンジになっていた。

このお店、実はお持ち帰り対応もできている。
でも「じゃあ王弟!」とか叫ぶのは禁止ですから・・・!



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やっぱりたまにはここで一品料理を食べよう!




シンケンブルートヴルスト(ハムと豚の血のソーセージ)。ドイツでも血は食べるのだ。

激辛道 [悶絶激闘編]

辛けりゃあいいってもんでもあるめえ・・・でもまあ、参考までに。



arima0831 at 14:10|PermalinkComments(13)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 日ノ出町・伊勢佐木町

August 19, 2008

原宿『八竹』の大阪鮨 〜涼やかな異空間で鮨を待つ〜

タイの味と香りと辛味三昧で暑気がトーンダウンした・・・と思ったのは単なる錯覚で、
外に出るなりまた溶け崩れそうに暑い。

しかし、今日こそはきちんと「散髪」に行かないと、伸びきったボッサボサな頭が
いよいよさらに鬱陶しくなること必至な猛暑だ。
うだうだ言わずに前に向かって歩け!
そしたらいつかは美容院に着くぞ!!

表参道から東郷神社前まで、ゾンビのようにゆらぁゆらぁと前進運動をした。
確かに行き着くことは行き着くのだが、ボッサボサでグッシャグシャな頭からもんわりと
熱気を帯びた蒸気が立ち昇っている気がする。

こういう異様な風体の者がゆらゆら入ってきても、一切動じず笑顔のスタッフ。
ここは教育が行き届いているのだ。
そういえば前回は5月
いぬわんと香港料理を喰いまくって、ビール臭い息を吐きながら食べこぼしをTシャツに
ひっつけていたな。

毎度ながら申し訳ない思いになるが、担当のTくんがうまい具合にデレデレの頭と
ついでにココロを刈り捌いてくれた。
気持ちまでスッキリするから、遠路はるばる横浜から通ってしまうのである。

八竹ふらふら渋谷駅まで
歩く気力が生まれたのを幸いに
神宮前の交差点を渡ってしばし。
涼しげな暖簾がオイデオイデをする。
大阪鮨『八竹』の店が
こんなところにあるのだ。
ラフォーレのあたりから渋谷に向かって
ほんの5分もかからない大通り沿い。

正確には「鮨」ではなくて「魚乍」と書くそうだ。

八竹涼しげなしつらえの入り口を
こんなところに見つけたときには驚いた。
ここの鮨は亡き母の大好物で、本店は四谷にある。
本店支店、という力関係でもないようなのだが
どちらの店も大層古い。
子供の頃、母がなにかの用事で四谷のほうに
出かける度に買ってきてくれたものだった。

懐かしいからたまには買って帰りたいけれど、
閉店時間が夕方早いものだから
前を通ると営業が終わっていることが多い。

今日はまだ何とか営業中なので即引き戸をがらがら開ける。
今夜は家でお鮨にしよう(喜)!

店内は昭和の残り香色濃く、薄暗くてひんやり落ち着いている。
注文してから調製するので、出来上がりまでは広々とした店先で
熱いお茶を啜りながら待つ。
この待ち時間がとても好きだ。

以前はここで食べることもできたらしいが、今はお持ち帰りのみ。
それだけに広々とした店先の空間が、贅沢でもあり勿体無くもある。
ここでぼんやりしていると、外で脳味噌をうだらせていた自分が嘘のようだ。
嘘じゃないんだがね。

折り詰め















一人前の折り詰めを二種類たのんで、ひとつに詰め合わせてもらった。
茶巾に穴子鮨、バッテラ、雀寿司、太巻きなど、色とりどりで楽しい。
ちょっと味付けは甘めなのだが、子供のころと変わらない懐かしい味だ。
とても美味しい。

茶巾茶巾は半分に分ける。
断面を見ると穴子に蓮根など
いろいろ具は入っているのだが
色合いや味わいはむしろシンプル。
高級で上品、というよりは
むしろとっつきやすく庶民的な感じが
なんだかとても懐かしい。


うかうかしているとオットが絨毯爆撃状態で喰い尽くしてしまうので、
厳しくマッタをかけながら自分の分を取り分ける。
頼むからゆっくり味わって食べてよう(泣)

でも領域侵犯を泣く泣く許しつつ、このくらいで十分二人前。
これで2000円ちょっとくらいだから、馬鹿げて高くもないものだ。
いつも帰ってきてから「もっと買ってくればよかった」と後悔するのだけれど。

八竹 
採点:★★★★


横浜に戻って途中で買い物していたら、某スーパーのエスカレーターのところで
「あら、八竹!なつかしいわあ」という声。
後ろを振り返れば、上品な年配のご婦人だ。

「東京に行ってらしたんですか?」
「はあ、ちょっと用事があって」
などとエスカレーターの段上で軽い世間話をする。

やっぱり古い世代にファンが多いのね、と妙に感心しつつ、いそいそと帰路についた。



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でも今日あたりは漸く秋の気配・・・だろか?





どっちがうまい!?東京と大阪・「味」のなるほど比較事典―味の好み・料理法・食べ方からネーミングの違いまで (PHP文庫)

「鮨」と「魚乍」の違いって・・・?





arima0831 at 19:05|PermalinkComments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 和食 | 青山・広尾・六本木

August 17, 2008

ああ、ダルビッシュくん・・・!

いまさら告白してしまうと、ダルビッシュくんマイラブ♪なのだ。

高校時代からどうも目が行っていたのではあるが、この1〜2年で強烈に色気を増した。
見れば見るほどクラクラくる。
実に久しぶりに、気付くと口が半開きになるくらいカッコイイ誰かを見ている気がする。

ついに今年は我が家にケーブルテレビが導入されたのをいいことに、
ダルビッシュくん登板日(五輪前は毎週木曜日)は、どこにいようが万難を排して帰宅。
テレビの前に座る。

だから日本ハムの戦況などに強くなったというと、まったくそんなことはない。
ゲームがよほど目が離せない状況にならん限り、ダルビッシュくんの投げてるイニングしか見てないので、結局他の選手のことはさっぱりわからんのだ。
ゲーム云々については突っ込まれても全然わからない。
責められたって、いいんだい。

ダルビッシュくんのなにが美しいって、チーターを思わせるあの大型猫科系の肢体だろう。
端正な小さな顔が、がっちりと太く長い首に乗っている。
顔も実に良いけれど、この首がタマランのだよ。
肩は意外と撫で肩で体格にしてはいっそ華奢に見えるが、このアンバランスは
ドカンとでかい尻からどっしり根を張るような太い脚が出ているからだ。

身長が196cmもあると、キリンのようにどこか動きや姿が不細工になるものなのだが
彼の場合は猫科の優雅さを失わない。
下半身の抜群の安定感あるが故だと思う。
え、196cm?!と最初聞くとびっくりするのだが、そのくらい全身の大きさの
バランスがよいのだ。

そんなことを酔っ払って滔々と某飲み屋でクダっていたら
「アンタ中東長いから、アラブ顔が好きなんだろ」と突っ込まれて怒ったことがある。
彼の顔はモンゴロイド系にアーリア系が見事にブレンドされたものであって、
アラブを思わせるのは浅黒い肌色くらい。
それだっていかにもアラブ、という色合いではない。
「純正アラブ顔」の定義もいろいろあろうが、平均してもっと濃くて暑苦しいのだ。
け、ワカッテナイね、とか言っていたら、店が白けてきたのでやめたことがあったな。

キューバ戦は痛々しくて見ていて辛かった。
よくメールをくれる北海道在住の友達に
「・・・でも、苦しげに汗をふく姿にちょっと萌え♪」と書き送ったら責められたが。
まあ、不調で苦しむ姿に萌えるより、勝って勝ち鬨を上げる姿のほうが美しいに
決まっているので、来週は是非勝ってくれ!と心から願うものではある。

で、最後は当然話題の坊主頭の話。
アレはアレでよく見るとカワイイのだが、キャップからボサボサはみ出る長い後ろ髪が
「強力萌えポイント」だったので、ちょっとがっかり、かねえ・・・

しかしそれよりも

ダルビッシュこの写真を見た瞬間

「・・・鼠先輩・・・」

と、呟いてしまった自分が
ちょっと許せない気分。

来週は勝利の雄姿が見られますように。

ぽっぽっぽぽぽ〜〜(もうやめよう。やめるんだっ!)



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六本木~GIROPPON~


純情ぽっぽ。―実話です

似てない!絶対に猛暑の見せた錯覚だと思うっ!

arima0831 at 18:00|PermalinkComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ニュース・スポーツ 

August 16, 2008

夏のタイ料理ランチ@青山『ティーヌン』 〜ミニビュッフェつきランチがお買い得だ♪〜

改めてここしばらくの話を眺めてみたら、どうも辛いものばかり食べているような気がする。

実はそれほど胃腸が強くない。
本当にそれほど強いほうではない。

辛いものだって、いつの間にか多少の耐性がついているにしても、本来はそう強くない。
アトピー持ちでもあるので、原則控えることにしているのだ。
特に冷えるころは。

なのにこうも辛いものに食指が伸びる、ということは、
最近は、過去めったにないほど体調も胃腸の調子も良いのだな。
しかも「冷える」という言葉が、これよりないほど非現実的な毎日でもある。

某日うだり溶け崩れるような暑さと湿気の中、青山通りを表参道に向かっているときも
これから秋が来て冬が来るなんて状況は想像力を超えていた。
想像力どころか思考力も消えて、単に外的刺激に反応するだけの虫状態。
人間こうなってくると、けっこう衝動的になってしまうんである。

ほんの数分歩いたところで、目の前に
「白キクラゲのサラダ」
「鶏肉と冬瓜のグリーンカレー」
「魚とセロリの辛い炒め」
という文字が出てきたときは、思わず呆けたように立ち止まってしまった。
タイ料理だ。

どれかを選べ、という話かと思えば、これは「本日のビュッフェ」だというではないか。
白キクラゲのサラダ・・・冬瓜・・・ああ、セロリ・・・!!
ココロと同じくらいカラダが素直にできているので、季節の食材には
悲しいほど激しく反応してしまう。
「冬瓜」なんて、文字を見るだけで涼しげな白昼夢に浸れる。
こういうときだけは想像力の尻尾がちょろんと動くからフシギだよ。

これにプラス、なにやらメインを選べるというのである。
トムヤムラーメン・・・嗚呼!
酸っぱ辛い味の記憶が口の中に広がるぞ。
こうなるともうタマラン。
喰うぞ喰うぞー!

ティーヌンティーヌン








キクラゲのサラダ以外にスープもついていた。
サラダはしっかりと辛い。
そして甘酸っぱい。
スープだけは穏やかなさっぱりした味付けで、具は鶏ひき肉とニンジン、そして冬瓜。

グリーンカレーと具がかぶる、とかうるさいことを言ってはいけない。
実は「カレーに冬瓜」てちょっと不思議だったのだが、独特の青臭さが意外にこんな
タイ風のスパイスにあうものだ。
魚とセロリはちょいと油が強めではあったが、でもタイ米にのせて食べると丁度いい。
こういうスパイシーな料理や汁物って、どうしてこうもタイ米と相性良いのだろ♪

そうそう、表には書いてなかったが、ランチの麺類には半ライスがサービスでつくのだ。
やっぱりごはんがないとねえ、とニコニコする。

カウンターにのったてんこ盛りの皿を見ればついつい大盛りにしたくなるが
メインも来るのでとりあえずかなり控えめに盛った。

皿は「小皿」です。
一応言っておく。
スープ椀は大き目の湯飲みくらいのもの。
ビュッフェでいきなり爆盛りに走れるのは、ワカモノの特権だとおもう。
自分で取ったものを残すのはヴァカモノなんだからね・・・?

トムヤムラーメン















ウリャウリャ!と出てきた凶暴さを秘めた赤い汁。
食べ始めは「ナンダ意外に…」などとナメたことを思うのだが、じんわりと効いてくる。
辛甘酸っぱい、イメージどおりのトムヤム味が嬉しい♪

麺類は玉子麺と太さ様々の米麺から好きなものを選べる。
センレックにした。
こういう米粉の麺て、さっぱりツルツルと胃に収まってくれるから夏は特にウマイなあ。

パクチーだけは別料金でたっぷり乗せてもらって、〆て1000円ちょっと。
パクチーちょん盛りが100円ちょっとするのは、若干高いなあとは思うものの
表参道界隈にしては非常に良心的な部類だと思う。

ちょっと量が多かった気がするのだが。
本来食の細るこの季節、メインの麺一杯くらいで本当は丁度いいのだ、と思う。

どっちかというとビュッフェのおかずにタイ米だけですませたいくらい・・・

ん?!あれ、これどっかで聞いたことのあるような感想じゃ・・・と思ったら、
去年川崎勤めのころに御用達だったラゾーナの『ティーヌン』の支店なのだったよ。
ああ、そうそう。
あの店でもしょっちゅう爆食しては、午後の眠気が辛かったっけ。

ティーヌン 青山店
採点:★★★★


いまも近隣で勤務する方によれば、川崎のほうは最近どうも不評らしいのが残念ではある。



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辛いもの喰いは、まだつづくのだ。暑いからね。



ティーヌンブランドの中細麺(センレック)も売ってます。太麺(センヤイ)もあり。


暑気払いにこれは効きそう!なレモングラスティー。欲しいぞう。

アジアのぶっかけごはん (小学館文庫)

お手軽な文庫。プチ衝動買いが続く夏。

arima0831 at 15:42|PermalinkComments(16)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 東南アジア | 青山・広尾・六本木

August 14, 2008

伊勢佐木モール裏『延明』で水餃子などを・・・喰えなかった・・・!

魅惑の脂が輝き蕩けるイベリコ豚を、涙をのんでギブアップ宣言した後・・・

「ワタシの飲み物!」というジンジャーさんの命で、伊勢佐木モール裏へ向かう。
よりによって『ショー・ラパン』の爆量ディナーをクリアした後で
さらに「飲み物だけ」でも別の喰いもの屋に向かえる、
この根性は精神論を超えて妖異怪奇の世界にはいってると思う。

延明向かった先はスナックヨコハマセブン!
・・・じゃあなくって『延明』
いわゆる(?)「旧支店」だが
最近は日ノ出町の「旧本店」
謎の閉店を繰り返しているので
どっちが本店でどっちが支店か
力関係はいまや謎。

昼でも危なそうな階段が、夜ともなると不気味な怪しさを増す。


延明以前は単にウラブレた怪しい入り口だったが
最近の大改装の結果
このような目に痛いほどの
鮮烈桃色階段が登場して
余計にチキンな気分を盛り上げてくれる。
店内では立派な彫り物をまとったオッサンが
中国語でなにやら元気よく捲し立てながら
上半身裸で思いっきり盛り上がっていた。

眷属ナポさんに背後を守られて、一足先にお店に入る。
なぜ一足先かと言うと、頭まで膨張満腹感に満たされたワタシが『ショー・ラパン』に
カメラを置き忘れてきたからである。
ジンジャーさん、走って回収に回ってくださっているのだ。
妖異怪奇とか言うな、ワタシ!

ワタシは生ビール、ナポさんはウーロンハイ、そして無事カメラを回収して合流した
ジンジャーさんは・・・

チャーハン・・・チャーハンで乾杯!

ジンジャーさん的には
チャーハンは飲み物に分類されるのである。
いいんだ
そういうものだと
思えばすむことだ気にするな!


水餃子追い討ちをかけるように
「水餃子!」というオーダーが飛ぶ!
ワタシは既に思考停止状態だが
相変らずウマソウな姿を確認して
ちょっとだけ安心した。

一個くらい食べたい!と思いつつ
どうしても食べられなかったのだが(悲)


とりあえず無事な姿は確認できたので、近いうちに是非行って食べてこようと思う。

延明 支店 
採点:★★★★★


最近は週末など、中華系のお客で満員御礼状態らしい。
再開店直後だけのことかと思えば、こちらが再度出かけてまた週末満員に遭遇している。

だからよもやまさか平日夜も・・・と軽く不安だったが、席確保可能なくらいの
混み具合だったので妙に安心した(?)



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そういうわけで、チャーハンは飲み物です。




中国産冷凍水餃子(おいしいんですけどね)


中国「黒社会」の掟 ― チャイナマフィアー (講談社+α文庫)

記事内容とは関係ない参考商品・・・。

arima0831 at 01:35|PermalinkComments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 日ノ出町・伊勢佐木町

August 12, 2008

『ショー・ラパン』で久々のディナー 〜イベリコ豚の脂が蕩ける夜♪〜

先日の「うさぎランチ」はポークジンジャーだったので、しょうが焼きの神ジンジャーさんからご託宣が下る。

「ディナーへ!」と。

最近全国区売出し中ナポリタンなナポさんもご一緒に。

え?
自分が行きたいから、無理矢理そういうほうに話を誘導したのだろうって・・・??
違いますよ。
違うと思うぞ。
まあ、誰かが「うさぎディナーの網」に引っかかるのを、久しく待ってはいましたがね。
あまりに長く待ちすぎて、けっこう密度の濃い網だったかもしれないがね。

いいんだ、いいんだ♪

横浜もついに熱帯雨林気候に変わったのかっ?!と毒づきたくなるような宵に出撃。
ここでひとつ栄養をつけるぞう、と気炎を上げるワタシ。
かなり暑苦しい風体心情だが気にすまい。

ショーラパン毎度おなじみな半熟玉子のアミューズ。
うっすら甘いサワークリームの山を
そろそろと掻き分けると
下には熱い玉子がとろりんと蕩ける。
途中混じりあって
濃い味から別の濃い味へ徐々に変わる。
毎度同じだが飽きないスターターだ。
夏でも冬でもいい具合に胃が温まる。

ジンジャーさんはお酒でないものを飲まれるので、スミマセン嗚呼ごめんなさい
と、言いながらナポさんとシャンパンを一杯。
このアミューズがシャンパンにあうんだわ♪
ゴメンついでに白ワインも♪♪

ショーラパン前菜其の一。
蕩けるサーモンのマリネ
ホワイトアスパラガスの生ハム巻きに
レッドパプリカのムース。
ムースにはぷちぷちととびっ子(?)入り。
ほどよい塩味に
ついパンを齧りたくなってしまう。

おなかが膨らんで必ず後悔するんですけどね。

ショーラパン前菜其の二は
フォアグラのクリームブリュレ。
パリパリと薄甘い飴を割って
まったりバターの効いたムースを
掘っては喰い、掘っては喰い。
掘って喰うものが好きな人には
たまらん店だ(?)

そうでなくても大変うまい。
添えてあるライ麦パンだけでは足りずに、ついついバゲットに手を出してしまうのだよ。

ショーラパン前菜其の三は帆立のソテーにルッコラのサラダ。
芯がレアな帆立の上に乗ってるのは
角切りサラミと小豆島産のオリーブ。
このオリーブがなんとも
塩味ほどよく香り優しい。
これが帆立の甘味旨味と
ちょうどよいバランスでステキじゃあ。


冷たいグリーンアスパラのポタージュが続く。
特に凝った感じのない滑らかなポタージュなのだけれど、ひんやりした口当たりと
アスパラガスの素朴な味がなんだか嬉しくて・・・
最近にしては珍しく写真を忘れちまいました。

はしゃぎ気味に赤ワイン一本追加。

イベリコ豚















そして、どどーんとイベリコ豚のロースト。
フィレとロース、そしてスペアリブが大迫力の山をなす。
食べ盛り(?)のナポさんすら「うわ」と驚く量だ。
ワタシのような小食な中年婦女子には暴力的な量にすら思える。

ううう、あのパンとこのパンが余計でしたぜ。
ロースの脂身なんかもうトロトロのテラテラに蕩けて輝いているし、血合いも鮮やかな赤い身がこんなに誘っているのに!
嗚呼もうこれはウツクシイといってよい光景なのに!!

涙のギブアップで半分お持ち帰り。
もうダメだ喰えましぇん。

うさぎディナーで完走できなかったのは、初めてのことだったからかなり悲しい。
蕩けるロースの脂身があまり汁気たっぷりでウマカッタから、なおのこと悲しい。
こういうときだけぱっともうひとつ予備の胃袋を出せないかしらん。
出口はブラックホールにつながっているやつ・・・。

デザート
デザートはプリンとさくらんぼ。
ナゼかここのデザートは
どうしてもプリン界隈を
離れないのだな。
いいけどさ。


この後、ジンジャーさんが「アタシの飲み物!」を所望されるので某所へ向かう・・・


(つづく)


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今週は夏休みスペシャルで「プロヴァンス・ディナー」。ランチは休業だそうです。




TIGER 保温調理鍋 (真空ステンレス) NFA-B450XS

某パティシエに煽られて、ついつい買っちゃった保温調理鍋・・・(もう届いた)。




本のリサイクル再開!18日まで買い取り30%アップのキャンペーン中です。
うずたかく積んである本を、この際うっぱらって涼しくなるぞ!

arima0831 at 00:45|PermalinkComments(11)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

August 11, 2008

丑の日の頃のうなぎねこ 〜おヒメさんの夏〜

猛暑が襲うとお年寄りにはキツイ。
しかも病身ならば命がかかる。

だから、闘病中のヒメちゃん(15歳♀)がこの夏元気で越せるかどうか・・・と、
それだけは強く案じていたのだった。

ヒメちゃん夏バテ?
ナンノコトよ??と、強気な目つきだな。
暑くなりかけた6月頃こそ
多少ぐったりした風情だったが・・・
なんだかヤケに元気なんですね。
主治医のドクターTも
次第に「?」となってきているぞ。
季節柄、化けたのかもしれない。

カメラが嫌いなんで、こういう目つきになります。
たんまり美味しいものを食べまくった後、多少ゴキゲンがよろしいところを狙って撮った。

「暑かろう」と買ってやったクールマットを踏み越えて、アマゾンの空き箱を
根城にしている。
猫用特製クールマット、後でいろんな人に聞いてみたら「無駄」の声が高かったな。
ううう。

さて、振り返ってちょうど丑の日のころ、ありがたくも貰いものの高級鰻があったので
オットと二人豪勢に、鰻丼を二段重ねに仕立てて喰らいつかんとしていたそのとき・・・

ヒメさんの前脚が丼の真下あたりでピュンピュンと空を切るのだった。
一体どこにそんな長い手が隠れているんだっ?!
この数ヶ月、超級な御馳走の匂いを嗅ぐと現れる謎のマジックハンド。
いつ見てもフシギだ。
怪しいぞこの化け猫め。

後脚立ちで体を極限まで伸ばして、右前脚はワタシの膝の上にガッツリと爪出し固定。
そこから体を伸び上がらせて、左をヒュンヒュンと繰り出してくる。

この猫は背が高いといおうか、洋式に手足が長いといおうか、
見たところそうは大きく見えないのだが妙に体が長いのだ。
顔も小さい。
人間だったらスーパーモデルだったかも・・・という幻想と遊んだことが実際にある。
何度もある。
特に暑いアツイ中の白昼夢としては、けっこう楽しいもんだった。
本猫は飼い主の気も知らず、日本帰国後は日々近所でケンカに明け暮れていたが。

それにしてもヒメちゃん・・・
膝に傷がつかない程度の爪出し加減ができるのは立派なものかもしれないけれど・・・
でも、これでは食事は不可能。
やれやれ。

ちょうだいチョウダイちょうだいったらーーー!という声は雄叫びになっていく。

言い訳がましいが元気なころならば、こういうことをすると思いっきり叱られるので
ちょっと離れて「ほしいわあ。おいしそうだわあ。ちょっとくれないかしらあ」と
恭順の姿勢をとりながら卑屈に待った挙句に無視されていたものだ。
本来ならば人間の食べる高級品を猫にくれてやって喜ぶ趣味などアリマセン。
あるわけないよ。

でも年明けに「なにを食べさせてもよろしい。まずはなんでも食べること!」と
ドクターTに言い渡されて以来、手当たり次第になんでも食べさせて半年。
ヒメちゃんは既にスーパープリンセスに化けているんである。
人間よりもアタシが先!という精神に何の疑問も持っておらん。
やれやれ。

でもさあ、だってさあ、鰻なんてどうせクレクレ騒いだ挙句に匂い嗅いでフン、
じゃあないの?
そう思って山椒をかけちゃったぞ。
ああ、確かに端っこのほうは・・・山椒なし・・・でもしかし・・・

現状判断に聡いオットは、ワタシが妙に悩んでいる間にすばやく自分の
「二段重ね特大」をかっ込んでしまってから
「いいじゃないか、ちょっとあげればいいだろう」
などと勝手なことを抜かす。

をい!
それを言うなら、自分の分をっ・・・!

かくして「山椒抜き部分」があわせて3cm四方分ほど消えた。
ヒメさま、超御満悦なのであった。

ヒメちゃん貰い物がなくなるまでの十日間ほど
高級鰻を何度かゴキゲンで食べまくった彼女。
その後、「食欲不振」などという言葉はどこへやら
この頃はけっこうな量を一日六食がっついている。
もう一匹いるハナちゃんもワタシもオットも
あまりの暑さに食が進まぬ中
「ご闘病中」の看板を下げたヒメさんだけが
元気に山ほど喰いまくる姿はいとあやし。
(ちなみにこの後、カメラに向かってパンチが飛んだ。どこのセレブ様だー?)

鰻は精がつくって、猫でもありだったんだろか?

念のためドクターTに「高級鰻を喰いまくっています」と報告したら
「オレにもチョウダイ・・・」とのことであった。
ええと、元気な普通の猫は真似をしないように、てことですねセンセ・・・。

ヒトとして、また越えてはいけない線を越えてしまったような気がする、ある夏の日。

猫は鰻が好きだったのである。
知らなかったぞ。
知りたくもなかったが。

きっとこれは、与えられた時間なのであろう・・・と自分に言い聞かせつつ、
夜明け方に出かけては「ほうら、これをあげるわっ!」とテンション高くお下げ渡し下さる
蝉や蜥蜴を毎朝ありがたく押し頂いてから外に逃がすのが
ここしばらく「朝5時半の日課」となっております・・・。



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でも普通に高級とはいえ猫缶をガツガツ食べてくれるので、最近はチーズのはげたピザの
出番がほとんどなくて幸いではあるな。




ちなみに『一慎』なるところの鰻を貰ったのだった。
お取り寄せの冷凍鰻・・・と馬鹿にしてたが、これがけっこう美味かったです(涙)。


最近はこっちがお気に入り。よほどウマイらしい。鰻をやるよりはましだなあ。

きょうの猫村さん 3

猫村ねこも健在だった。

arima0831 at 01:45|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 猫話 | うなぎ

August 07, 2008

中華街『福満園』で陳麻婆豆腐 〜麻辣で暑気払いなのだっ!〜

夏の盛りに暑いアツイと愚痴るのは、たいそう愚かなことだと思うのではあるが
しかしそれにしても暑い。
愚か云々以前に、脳味噌は煮詰まって容量猫以下だ。
いや、密度が・・・と考えかけて、暑いからやめる。

煮詰まった脳味噌で、人間ナニが出来ようか・・・嗚呼、合掌。

オットと二人、鍼治療で二時間あまりも全身剣山プレイを楽しんだ後(やめろよそういう
暑苦しい冗談は嗚呼)『福満園本店』へ。

実は石川町駅の反対側にある『味香園』のほうが美味いなあ、というのが数回行ってみた
印象なのではあるが、なにしろ立ち止まったら目の前にあったのだ。

「四川」の文字が目に入れば、今の季節は脊髄反射的に「麻婆豆腐」だろ。
そうに決まっているぞ。

麻婆豆腐















座って注文したら、五分もたたずに出てきた「陳麻婆豆腐」。
花椒の「麻」な香が湯気とともにほわああんと立ちのぼるんだ、嗚呼ステキ。

なんでもこの「麻」の刺激は、蒸し暑くてだるい体の特効薬だとか。
季節問わず好きだか、確かに暑いと尻尾がよりきっちりピンと立つ心持ちだ。
麻辣効いた痺れる辛さがもうタマラン。

御飯をお茶碗一杯もらって、うふふへへへと喰らいつく。
一瞬ガツンと辛さが来て、ステキな痺れ感が間髪入れずに襲う。
店構えなりに上品でワイルドさは薄いが、バランスよくて大変美味しい♪

なによりも、この「魅惑の湯気」が自宅キッチンを一瞬も熱することなく
ひんやりエアコンの効いた店内で供されることが嗚呼なによりもシアワセだぞっ!
これ、真実心からの叫び。

ピータンと海鮮の煮込みそば間髪入れずに出た麻婆豆腐に続き
「ピータンと海鮮の煮込みそば」。
ここのそばなんかに入る海鮮自体は
どうも毎度固くてパサつき気味なのだが
ごっそり入ったピータンの旨味が
超コレステロール系な美味しさ。
蝦の粉のようなものが入って風味を増す。

風変わりな匂いや味がダメな人は泣いて嫌がりそうな一品ではあるが。

麻婆豆腐の上品なまとまり方からすると、こっちはいっそジャンクな感じさえする。
麻辣に痺れた舌には、コレもまたよし♪

ちなみにこの一品、某イヌ妖の口には合わなかった模様。

冬瓜と海老のスープ最後に出てきた「冬瓜と海老のスープ」。
ここのスープ類はサッパリ薄味で美味い。
冬瓜は形がわからないくらいまで
細かく刻まれていたが
冬瓜の味と食感がうっすら残る。
海老もどうやら入っているらしいけれど
刻まれすぎたか正体は見えない。

まあウマイからよかろ。
中華のオーダーとしては妙なのかもしれないが、麻辣な刺激で痺れた舌には
優しい柔らかい味でちょうどよい。

福満園 本店
採点:★★★★


お二人様とは嬉しいもので、これで一人2000えんくらい。
「もう一品・・・っ!」の衝動を抑えこむのに苦労したが、やっぱり夏はこのくらいでやめとくのが正解らしい。

ほんの一瞬だけれども、猛暑が遠ざかるような気さえした。
錯覚なんですけどね嗚呼。



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やっぱり夏はコレだなあ♪




レンジで茹でじょうず。火を見るより辛いことはない夏のキッチン対策に。便利です。


麻婆豆腐大全―なぜ?こんなに日本の家庭に普及したの!? (講談社MOOK)


arima0831 at 22:48|PermalinkComments(10)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 横浜中華街

August 06, 2008

謎の店『上海厨房 友悠』@福富町 〜さっぱりワンタンスープがうまい♪〜

つちころりさんから情報をいただいた店。

友悠なかなか面白そうなので
何度か店の前は通ったものの・・・
中の見えない店構え。
しかもメニュー内容など何も外からはわからない。
なんか「お客を呼び込もう」という
ポジティブな空気が感じられん・・・。
しかも真隣は「特殊浴場」ときた。


前をウロウロしてたら、浴場入り口のアニキが不審者を咎める目つきになる。
まあ、確かに不審だろうけれどもさ。

でもつちころりさんの話では「ワンタンがけっこううまい」と。
蒸し暑い夕暮れ時、なんだか気分は「つるっとワンタンスープ」だ。
一人、突入する。

店内は意外や明るくコギレイ。
お客は行き場の無い寂しげなスーツのヲヤジ数名以外は中華系だ。

中華系は、どっかり座って何か食べてたと思ったら皿を出し下げしたりする。
こういう店にはよくあることだが、従業員と客の境目が不明である。

一部中華系女子らはヲヤジらの前に普通に座り込んで、皿の中身を分け合っている様子。
ウォーター色は感じられないけど、不思議な光景だ。
ヲヤジのクダ巻き系うだうだトークと中華系ねーさんらのコワレた日本語が独特の空気感を醸し出しではいるが、気にしなければ人畜無害なもの。
劇団ひとりを中華風に味付けたようなオニイサンが、親切丁寧に接客してくれる。

漏れ聞こえてきたところによると、今年は誰も彼も北京へ行ってしまうので、上海行きは意外に安いぞ♪とのことだ。
ううむ、行ってみたいなあ・・・なんて思いながらぼんやりする。

豚耳と葱の和えものまずはビールと豚耳。
葱で和えてきっちり辛くしてある。
化調が若干強い気もするが
ビールのアテにはなかなかよろしいようで♪
一見強烈に辛そうだけど
食べると案外そうでもない・・・
と思うのはワタシだけか?

最近ワタシ、どうも辛いものに耐性が強くなってきたらしいのだ。
この数年の研鑽(?)の賜物というヤツなんですか?

とりあえず、見た目ほどは辛くない、ということで。
ははは。

友悠ワンタン白濁したスープにワンタンがごろごろ。
メニューによると「ナズナ入り」。
日本では七草粥くらいのもんだが
上海ではよくナズナを食べるらしい。

けっこう大ぶりのワンタン。
皮がプリンつるんとしていて良い食感だ。


友悠ワンタン















寄ってみたがブレている。まあいいや。
レンゲの大きさと比べると大きさがわかる。
ナズナの味ってどんなもの・・・と思ったが、特に癖のあるにおいや味はなかった。

白濁したスープがサッパリしていて、ワンタンといいバランス。
化調風味がちょびっとジャンクだが、現地路面店風でウマイです♪
上海、行ったことないが。

小龍包小龍包をオーダーするのは
そこに小龍包があるからである・・・!

上海料理ということだし
まあ一応念のため頼んでみた。

冷凍だな、こりゃ。

メニューをよくよく見ると「アヒルの血の塊の炒めもの」だの「タニシの煮込み」だのと、かなり面白い食材をふんだんに使っている様子。
スタンダードな(?)モツ系料理各種もかなりソソル。
一皿頼んでみたかったが、それなりの値段だし一人じゃとても食べきれそうもないので
次回のお楽しみにとっておくことにした。
是非また何人か出来てみたい店だ。

上海厨房 友悠 
採点:★★★


つちころりさんの記事はこちらを参照。

店構えと隣の店さえ気にせずに、入ってしまえばこっちのもの・・・だろか?
夕方5時から深夜過ぎまで、お客さんがいなくなるまで営業するとやら。

〆炭につるんとワンタン。
なかなか良いかもしれないな♪
必要なのは、一歩踏み込むその勇気・・・(?)



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ワンタンメーーン♪
上海に行ってみたいよう。





一年中お世話になってるジェルクリーム。日焼け後の肌荒れに効きます。
ここの日焼け止めもかなりのすぐれもんです。


おいしい上海


小薇の愛しい上海料理 大切な人へのレシピ61品


arima0831 at 01:00|PermalinkComments(4)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 日ノ出町・伊勢佐木町

August 04, 2008

野毛『KIKUYA』のスリランカ・カレー 〜日曜日もやってます〜

実は減量続行中でもあって、最近外食頻度が減っている。
年頭から5キロ減までは来たものの、その先は足踏みがしばらく続いていたが、
このところの猛暑の御利益か、6キロ減ラインが見えてきた。

単に暴飲暴食を「繰り返さず(たまにはヨロシ)」、外食を「控え(ほどほどに)」、
食事内容には「なんとなく気をつける(あくまでなんとなく)」。
ラーメン二軒はしごとか、大盛りオーダーなんかはヤメトケ!くらいは徹底してますが。

「とりあえずこころがけダイエット」なのだ。
そんなモンでも続ければ、5〜6キロは何とかなる。
いや、そんな程度で5〜6キロも何とかなるほど肥えてたのか、ワタシ?!という
ことでもありますが(嘆)

最近そんなこんなで、なんとなくご無沙汰してしまった『KIKUYA』に二回出かけた。

とある土曜日の午後、ふと野毛坂の交差点から目をやると店の看板が出ていたのだ。
土曜日は夕方からということだったけれど、なんとか人手がみつかったらしい。
混んでいるかな・・・と覗いたら、意外に空いていたのでサササと入る。

KIKUYAスリランカカレー(マイルド)スリランカカレーに
「マイルド」と「ハード」ができていた。
ハードのほうが辛くて
マイルドはココナッツミルク多め、だそうだ。
チキンのマイルドを頼む。
気のせいかいつもより白っぽいのは
ココナッツミルクの加減だろうか?

KIKUYAスリランカカレーでも、しばらくしてまた出掛けたら
「マイルド」がなくなっていた。
カレーは「スリランカ」と「バターマサラ」の
二本立てが基本になるそうだ。
ついでにレッドカレーとグリーンカレーが
メニューに復活している。
相変らず試行錯誤はしているけれど
当面の基本形は決まった様子。

今回は「ポークのスリランカカレー」にした。

夏場はバターとクリームの効いた濃厚な「バターマサラ」よりも、しっかりスパイシーで
さらさらした「スリランカ」がやっぱりウマイ!
一瞬辛さが来るけれど、素直に引いて爽やかだ。
本当のスリランカカレーがどんなものなのか知らないのだけれど、大変美味しいカレー
なのは間違いない。
スプーンでほぐれるくらいまで煮込んだ豚バラの塊が、また強いスパイスによくあうのだ。
暑気払いにはなにより♪

そういえば最近ここのハンバーグを食べていないのだけれど、マスターがまた
何か一工夫したらしくて「一度食べてみてよ」とのことだった。
ここのハンバーグなら極私的にはカレーよりシチューだなあ。
たまにはシチューも良いかもしれない。

旧看板看板









実は看板もまた変わっていた。
「カレー&シチュー」から、
より確信犯的(?)に「スリランカカレー」に。


去年は南インド、タイなどなどあちこち行っていたけど、これは「スリランカで行くぞ」
という決意の現れ・・・?

そうそう、土曜の午後営業が復活したついでに、日曜も営業しているそうだ。
時によりお休みがありそうなので、遠方の場合はお出かけ前に確認をどうぞ。



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カレーの美味しい季節です♪



世界のカレー8食セット。スリランカ風は「チキンベースのスープカレー」だそうです。

南の島のカレーライス―スリランカ食文化誌

スリランカ食文化誌。面白そう。



arima0831 at 00:10|PermalinkComments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | 桜木町・野毛

August 03, 2008

日ノ出町『延明』の謎・・・???!!!

『大珍楼別館(現ぼうぼうこう)』の、閉店乱れ飛ぶ怪情報感動の再開は、
この春から夏にかけて相当世間(といってもかなり狭い)を騒がせてくれた。

その一方でヒッソリと日ノ出町と伊勢佐木モール裏の『延明』両店も、春から夏にかけて
結構涙とヨロコビ、そして謎を世間(コレがもっと狭い)に巻き起こしている。

今年の悲しみの春は「大珍楼別館閉店!」の悲報とともに始まり、
「延明両店、謎の閉店!」の悲報でさらに闇を増した。

羊串も惜しいが、水餃子過疎地ヨコハマにあって「延明閉店=近隣ウマイ水餃子消失」
を意味する。
コレはヘタすると大珍楼なみの痛手かもしれない・・・と、気持ちは塞いだ。

しかし!
ある日ある晩、いつものようにあきらめ気分で店の前を通りかかると・・・

延明入り口やってる!!
実は再開店の準備中だった。
五月も末の話である。
聞けば伊勢佐木モール裏のほうも
めでたく再開店したとの由。
しかし改めてこうしてみると
準備中とはいえ怪しい店構えだなあ・・・

そんなわけで、ひとりメシ嬢と二人6月に入った頃に出かけてみた。
古い話でスミマセン。

実は最初に伊勢佐木モール裏にあるほうに出かけたのだが、土曜日の5時過ぎにして
謎の満員大盛況。
この店で自分たち以外の客を見かけたこと自体が珍しかったので、要予約的概念など
念頭にも浮かばなかった。
なんだナンダなんなんだ・・・?

入り口伊勢佐木モール裏「旧支店」の
怪しい入り口は健在。
健在どころか・・・
階段が目に痛いほどの
どピンクに塗りたくられて
一層怪しさを増している。
(写真は2007年1月当時)

怪しさとともに謎のパワーを増した「旧支店」を後にして日の出町へ。
まさかね・・・と、おそるおそる覗いたら、こっちはお客なし。

ただし店内の壁などは、同じ怪しいピンク色に塗りなおされていた。

どうせ脂の混じった空気でくすむのだから、最初は目に痛いくらいでいいのかもしれない・・・まあいいや。

にんにくお通し







常設の(?)ニンニク、そしてお通しは以前と同じ。
ほっとする。


老虎菜















かなり恋しく苦しかった「老虎菜」。
青唐辛子と香菜と葱の甘酢サラダだ。
コレだけでもピリ辛うまいのだが、串焼き肉とともに食べると肉の脂と複雑に絡み合って
もうタマラン。


羊串羊串、牛串などをあわせて五本。
他の料理もいろいろ頼むので
焼いて出してもらった。

卓上で自分で焼くのもそれなりに楽しいが
実は焼いてきてもらったほうが美味しい。
まあ、そんなもんだろな。


水餃子















そして水餃子。
たぶん横浜で一番ウマイと思われる水餃子!
以前のままの姿と味だった。
若干厚めの皮だが噛めばブシュゥと汁が溢れる。

健在だった(喜)!

胡瓜の和え物ここでもう一つ大好きなのが
胡瓜と板春雨の和えものなのだが
「板春雨」をなんと言うか知らないので
悪戦苦闘の結果
結局ただの「胡瓜の和えもの」が出てきた。
ひとりメシ嬢が「おいしいですよう」と
慰めてくれる。

板春雨の和え物本当はコレが食べたかったのだよ!
前回は偶然隣宅の中国人が
食べているのを指差したら出てきたが
今回はそんな僥倖に恵まれず・・・
次回は画像で勝負をかけるんだっ!
と、携帯に画像は仕込んである。
コレは一体中国語でなんと言うのだろう?
ご存知の方、是非教えてください。


地三鮮地三鮮








こちらは「地三鮮」の今回(左)と前回(右)。
じゃがいも、茄子、ニンジン、ピーマン、タマネギなどを素揚げしてから炒め合せる
至って単純な料理だがウマイのだ。

見てわかるとおり、今回分はどうも「素揚げ」省略だった様子。
ちょっぴり寂しい。

うっすら落胆していたら、ひとりメシ嬢が「おいしいですよう」と慰めてくれた。
ああ、アリガト。

ひとりメシ嬢の記事はこちらを参照。

延明延明







そうこうしているうちに、日ノ出町のほうの店名が『老延明』から『延明』に戻った。
地道に「老」の一字が削り落とされた看板。

それだけならばいいのだが、なんだか最近再び「謎の閉店中」なのである。
なぜなんだ、どうしてなんだ・・・?!

営業時間が変わって、定休日までいつの間にか設けているのだから、
いまさら閉店もあるまいよ・・・とは思うものの、かなり気になる。

尚、モール裏旧支店はひとりメシ嬢によると「相変らずの満員大盛況で営業中」との由。
とりあえずこっちは健在だそうで何よりではあるが・・・

でも、日ノ出町の店のほうが多少開放的(?)で行動半径に近いので、早いところ
再開店してほしい!

開店非開店問わず、なんだか謎の『延明』両店なのであるよ。


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どなたか事情をご存知の方、いらっしゃいませんか?




ようせいごうの水餃子。下手な店で食べるよりはウマイです。

家族をつなぐ餃子の時間

こんな餃子が自宅で作れる・・・!
(でもワタシはとりあえず夏はムリだな)

arima0831 at 02:37|Permalinkこのエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 日ノ出町・伊勢佐木町