March 2009

March 30, 2009

中華街『楽園』で麺メシおかず 〜麻婆豆腐に河粉などいろいろ〜

昨年初め以来すっかり気に入ってしまった中華街の『楽園』

中華街のヘソ善隣門のすぐ目と鼻の先にあって、
これよりないほど立地に恵まれているのに
何故かいつ行っても程よく数組しかお客がいないのは偶然だろうか?

ごちゃごちゃ雑然とした雰囲気がない店なので、この辺りで鍼など打ってもらって
まったりと揉みほぐされたカラダとココロを労わるには大変よろしい。

年明け以来、二回出かけた。

この日はオットが「フツウごはんな気分」のようで「麻婆豆腐」と力強く言った。
そうかなるほど、この店のものならば美味しいだろね、とオーダー。

楽園090117 002

いわゆる本格四川の麻婆豆腐とはまるで違う料理だが、ひっそり味噌の香りがして
控えめだが程よく辛味が入って、大変バランスよい麻婆豆腐。
程よい餡のとろみが柔らかい口当たり。
『華隆餐館』『福満園』辺りで食べる本格四川麻婆の強烈さとは対極にあるが
これはこれでステキな一品だ。
夏ならば強烈な麻辣の刺激が恋しいが、それほど激辛志向が強くないワタシの場合
寒い時期にはこんな穏やかな辛さの方がしっくりくる。
なんといっても白いご飯にとてもよく合うしね。
日本人はやっぱり米のメシだあね・・・と呟きたくなってしまうな。

次にオットはキッパリ「鶏の唐揚げ」と宣したのである。
「油林鶏? ふうん、いいよ」と肯くと「え、ホントにいいの?」と。

まさかそーゆーフツーのもんをコールすることで、
ツマに反逆しているのではないだろうねオットよ。
よろしいんじゃあないですか、アナタが好きなものをお食べなさい。
夫唱婦随とはよく言ったものだわ・・・

・・・というか実はこの日のワタシ、年明けの風邪っぴきの尻尾をずるずる引きずって
食欲がどうも自己主張しない状態だったんである。
そういう状態であるから、こんな感じの自分ならば頼まないような普通メシ系が
言われてみると妙に嬉しかったりする。

とりあえず取って付けたような慈愛に満ちた顔で肯いておいた。

楽園090117 006

なにしろ何であれきちんと手のかかった丁寧な調理が基本の店だ。
こういうものが不味かろうはずはない。

ごろごろと大振りな鶏には濃すぎず薄すぎずの下味がしっかりと付いて、
外はカラリとさくさく噛めばじゅわわと汁気たっぷりの唐揚げ。
明らかに日本の唐揚げとは違う、中華らしい一品だ。
いったい何が違うのだろうなあ。
揚げ物独特のどぎつさがまったくないので、結構な量だが美味しくいただいた。

楽園090117 008

五目汁河粉。
メニュー上では「汁キシメン」となっている。
米粉の幅広麺だ。

慈愛に満ちた顔でとりあえず肯いている姿がフシギなワタシ。
実はこの日、食べたかったものは最初にきちんとオーダー済みだったのだよ。

見るからにさっぱりと優しげな風情。
いい感じで立ちのぼる湯気に心和む。

麺はもっちりした食感だが、米粉なので味わいは軽い。
薄味だがコク深いスープと好相性だ。
他の二品とのバランスもちょうどよくて、オットは自画自賛なのであった。
ああそうかいそうかい。

最近中華街での夕食は、こんな感じで「麺メシおかず」パターンに納まりつつある。

で、別の日の麺メシおかず@『楽園』。

楽園090228 002

店に入る前、珍しく外のショーウィンドウを眺めていたオット
座ってから「アレが食べたい」と言い出す。
アレとはなんぞ?と聞いたが覚えていないので(んがっ!)、二人再度外に出て
確認したら「湯葉の煮込み」だった。

薄い甘辛醤油味の餡かけ。
下に敷かれた茹でた小松菜にも餡が絡んで、これもご飯を呼ぶ味なのである。
ここの料理はご飯と本当に相性がいい。

楽園090228 005

この日のご飯ものは中華丼。
メニューでは「チュカドン」となっているのがちょっとカワイイ。
餡の下のご飯は結構量があるので、この辺の白いところを白飯に流用。

もちろん「チュカドン」自体も優しい味わいで良い。
見た目地味だが、具材の下処理が丁寧でしっかりと技が生きているのはさすが。

楽園090228 004このごろ妙に焼きそばが食べたくなるのだが
もうちょっと麺が太くて
揚げが柔らかいほうが好みではある。
もちろんこれだってウマイんだけど
この日はうっかり餡かけがかぶったなあ。
でも何を頼んでも間違いはない店ではある。
ついつい無思考に注文しちゃイカン。

体調復活とともに食欲が主張するワタシ。
元気があるのは良いことだがね。

「だから僕に任せておけば良いのだよ」と、妙にしたり顔なオット。
なにか言おうかと思ったが、とりあえず軽く鼻だけ鳴らしてワシワシ喰った。

なんであれ、ここの料理はいつでも丁寧で味わい優しく穏やか。
店も落ち着いているので、クタビレ気味な時には無意識に足が向くようになった。

そうそう、ここの普通の料理もいいけれど、モツ系がまたさっぱり系ながら
地味深い味わいでオススメ。
モツスキー一族だって楽しめる、実に懐の深い店でもある。

本当に横浜中華街らしい店って、実はこういうところなのかもしれない。
普通の街中には意外とありそうでないと思うのであるよ。


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そして今、深夜に突然河粉が食べたい・・・。



中華街でも売ってるタイ製の河粉。要はフォー麺です。

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待望の三巻発売。ちょっとスローダウン気味だったギャグが完全復調してます。



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March 25, 2009

福富町『ソウル麻浦屋』でヘジャンクック 〜WBCが呼んだ赤辛熱衝動!〜

嗚呼、WBC!

北海道某所で歯科医をやっている友人のクリニックでは、
日本がアメリカに勝った瞬間翌日昼間の予約キャンセル電話が鳴り響き、
当日ゲーム中は普段ごった返す待合室が静まり返っていた、とぼやいていた。
電話はチンともならなかったそうだ。

予選からこんな調子だったんですと。
「明日また試合」と決まった瞬間にドドドとキャンセルが殺到して翌日は閑散。
きっとどこも似たり寄ったりだったのだろうな。
日本人はやっぱり野球をこよなく愛する国民なのだよ。

ワタシも昨日は野球だけで終わりました。ははは。
WBC自体は突っ込みどころ満載なイベントだと思うが、横浜の人間なら必ず
内川のファインプレーとムラタへのチームメイト愛にうるっと来ているはずだし
イチローの勝負を決めたタイムリーに快哉を叫ばない人はかなりのへそ曲がりだ。
別にへそ曲がりでもいいんですけどね。
スポーツはドラマよりはるかに劇的だ、としみじみ思ったりした昼下がり。
いやあ、いいものみせてもらいました。

国際試合といいながらひたすら日韓戦ばっかり見せられたWBC。
アメリカが日韓キューバと緒戦で当りたくないからあんな組み合わせだったんだろ
と言われても致し方ないほど、結果的に他のチームが大味だったものだから、
余計に日韓両国の存在感が増す。

韓国チーム・・・
日本の予選で見た瞬間に「韓国では恰幅が良くて運動神経のいい男子は
相撲じゃなくて野球に全面吸収されるのね」とつい思ってしまったな。
ホントのところどうなんだろう?

なにしろ体が太くてでかい。
別に馬鹿にしているのではないよ。
4番のキム・テギュンなんか、最初は「貴親方」なんてふざけて呼んでいたけれど
あまりに何回も何回も見ているうちに妙な愛情が湧いてしまって、
このまま日本のプロに移籍してくれないかしら、なんて思いはじめる始末。
日本じゃ最近は、ああいうドカンとぶっとくてパワフルな打者を見かけないから
もう昨日でお別れだったのね、と思うとかなり寂しい気分になるわ

・・・と思っていたら、阪神が来シーズンに向けて獲得に動いているそうな。
そうかなるほど。これから日本に来る韓国選手がどんどん増えるのだろうな。

ちなみにイ・デホは「若お兄ちゃん」です。
やっぱり阪神が狙っているらしい。
阪神打線が大相撲化する、の図(?)。

というわけで、突然韓国の汁物が食べたくなってしまった。
毎日毎日韓国選手の顔ばかり見ているのだから、無理もない反応だよ。
皆さん焼き肉なんか食べたくなりませんでした?

気がつくと福富町の『ソウル麻浦屋』に座っているワタシ。
いや、さすがに昨日じゃないですけれどね。
まだ日本で予選をやってたときの話。
初期衝動、というやつかしら。うにゃ。

ソウル麻浦屋 001相変わらずおかずがたくさん出る。
キムチとカクテキは鉢に山盛り。
「タッパを持ってきてこっそり持ち帰りたい」と
いつもひっそり思うのだが
毎度衝動的にふらふら出かけてしまうので
残念ながら残してしまう。
あれ、結構な量だけれど
残ったらどうしているのだろうね?

この日はたまたま花粉症で目がひどく痒かったので、5分ばかり真剣に悩んだ結果
赤くて辛くて熱い汁ものはやめる決断を下す。
定石を捨て気合で勝負を挑んだ結果、タイムリー決勝打を浴びるのも人生だろうが

・・・でもやっぱりちょっと目が痒いんだもん。

食欲に負けて体調と勝負するよりも、後を考えて敬遠を選んだのである。
ええとこの日はWBC決勝よりもかなり前ですが。

毎度ソルロンタンなので、今回はなにか違うもの・・・とメニューを見ていたら
「ヘジャンクク」が目に入った。

ソウル麻浦屋 003

ヘジャンククは「二日酔い対策に食べるスープ」が本来の意味で定型はないらしい。
有名なのは牛の血豆腐やモツ類なんかを入れたもので、前からどんなものか
一度食べてみたかったのだ。

この店は味噌風味で、具はそれほどたくさん入っていない。
ソルロンタンが抜群に美味い店だけに、スープ自体は間違いなく素晴らしいから
とりあえずは安心して食べられる。

さりげなく「これカライです」と横に添えてくれた小鉢の緑色のモノは唐辛子。
まあ彩りに、とパラパラ入れてみたら、これがかなり強烈に辛かった。
韓国やタイの人が「辛い」というものを、日本人は決してナメてはいけません。
過去覚えているだけで既に韓国料理で一度、さらには四川でもう一度くらいは、
食事の場が修行の場と化すカラくてツラい「辛辛経験」をしているので、
慎重にひっそりと数片入れただけだが、それでも結構シャープに辛くなった。
うっかり鉢ごと全部ぶちまけていたら・・・と軽く畏れを抱く。
ワタシだって少しくらいは学習するのである。

ソウル麻浦屋 004

近くに寄ってみる。
このヒラヒラと浮いているものはスネ肉を煮たもののようだ。
「ウゴジ」と呼ばれる牛の血豆腐とやらは、どこにあるのかよくわからなかった。
血豆腐って名前とイメージ(血の塊)のわりに味は淡白なものだけれど。

ソルロンタンより少しだけクセのある匂いがする。
もっとすごいモノを予想していたので、ちょっとだけ当てが外れた気分になったが
それなりに美味しくいただいた。
個人的にはここはやはりソルロンタンが「決めの一品」なのかもしれない。

ところでこの日に赤くて辛くて熱い汁物をあきらめてしまったのは大きな失敗で
以来立て続けに韓国チームの姿を見続けたもんだから
「ユッケジャ〜ン、コプチャンチョンゴルスンドゥプチゲ〜」などという語彙が
怪しい呪文のように脳裏を渦巻いて離れず。

昨夜はオットと出かけるのに、実に辛い思いで福富町突入を諦めたのだ。
なんぼ厚顔なワタシでも、昨日の夜の福富町で日本の勝利に祝杯は上げられん。

嗚呼必ずや近いうちに・・・と胸中ぶつぶつ呟いているのであるよ。

尚、愛するダルビッシュくんの髪が生え揃っていて、かなりほっとしたことを
ついでに申し添えておきます。
坊主でいる限り鼠先輩の呪縛から逃れられなかったんだもんね。
もうアレはやめてくれ。


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追伸:
イチローの打撃シーンは山ほど放映されてるが、打つ前のドラマにしびれた。
あれを是非もう一度みたいので、動画をくっつけておきます。自分用♪




WBC 2009プレイヤーTシャツ、4月中旬入荷分予約受付中だそうです♪

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最近はテレビの横に常備してあったりする。

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March 22, 2009

中華街『大珍楼』で山羊鍋を食べた 〜健康至上薬喰い料理を堪能・・・?〜

ちょっと古い話になるが、寒さに震えて身が縮む日々を送っていた頃のこと。
「寒い時の喰いものシリーズ」ということで。
シリーズだからといって第二回があるとは限らないんですが。

寒くなってくると毎年大珍楼の壁に「山羊鍋」の文字が現れる。
数年来ずっと指をくわえて見ていたのだが、なかなか食べる機会がなかった。
単品としてはちょっと高めだし、ワタシの中華街行きは最近もっぱらオット連れ。
彼は基本草食で、肉も食べるがそれほど好きではないのである。

草食系オットなどというと、優しげにほっそりした山羊のような男性のイメージで
本当に食べるものなど「お野菜ちょっぴりで十分」と微笑みそうだが・・・

かわいいウサギさんイメージのワタシに似つかわしいメルヒェンな光景と言えばまさにその通り(どの口が言うかこの口だ文句あるか)。

実態は蹴っても突いても微動だにしない頑健巨大な巌のごとき水牛だがね。
ちなみにルックスは「チャモロ系」です。
サイパンの空港で現地スタッフに間違われたり、香港の街角で何故かマレー系に
されたりする馬鹿でかオトコだ。
もうすでに何度か話には出ているけれど。

河馬だって象だって、太古に思いを馳せればプロントザウルスだって
草食は草食なんである。
学生時代の人類学の教授にあるときふとそんな話をしたら
「それは効率が悪い。ああいう巨大な体を低カロリーの植物性たんぱく質で維持しようと思うと、一日中おそろしく大量の食料を食べ続けないといけないのだよ」と
実に学者らしいイメージを授けてくれたのだが、これがイメージでも冗談でもない現実の生活だから困る。

何はともあれ、この日はまだ風邪のダメージ深く、鼻喉が最悪の状態だった頃。
病み疲れた妻が食べたいものくらい、たまには勝手に選ばせてオクレよいいよねカマワンなっ!!と、弱っているわりには強烈な恫喝型の因果を含めて出かけたわけではなく「鍋が食べたい。元気のつく鍋・・・」と苦しげに呟きながらふらふららんと大珍楼に席を取るという、これもこれで高度な猫騙し技をかけた次第。

水牛に猫騙し。
まあ、相撲の技ですから。
うにゃ。

鍋用春菊まずは春菊とレタスがざるに山盛り出てくる。
巨大な鍋もカチッとコンロにのって登場。
一品ものの値段としては安くないのだが
間違いなく二人前以上のボリュームはある。
鍋だけで他のものはいらないくらいだ。
そう考えると案外お得な一品だと思う。
鍋の中には漢方薬膳系の香り濃いスープ。
かなり本格的な漢方風味ではある。

こういうものが苦手な人には辛いかもしれない。
オットはスープを啜って一言「うまいな」と言った。
特別変わったものを食べているとも思っていないようす。

スープは煮詰まるほどにとろりとしてきて、一口啜るごとに体が芯からほっかりと
温まっていくのだった。
実を言うと、大珍楼の例湯は最近香りが飲みやすく調製されているような気がして
少し寂しかったのだ。
それでも別に味が落ちたわけではないのだが、多少漢方薬膳系の特殊な匂いは抑え気味になった印象がある。
でも料理によってはこうやってしっかりブイブイと漢方なものもあるのだな。
ちょっと嬉しい。

山羊鍋山羊鍋

スープの具も多彩だ。
ぶつ切りの骨つき山羊肉がごろごろ入って、さらに各種キノコ、クワイなどなど。
写真左はニンニクの茎だ。

ニンニクの茎は一見ネギのように見えるのだが、噛むとしっかりニンニクの香り。
しかし変な生臭さはなくて、むしろ甘味が感じられる。

ところで、鍋の全体写真を何故かボケッとしていて撮りそこねてしまった。
だから鍋自体は写真なし。うう、すみません。

右の写真が山羊肉。
結構しっかり皮身にゼラチン質や脂身のついた固めの肉だ。
くだけた骨の破片が結構多いので、それを吐き出したり拾い出したりする作業が
ちょっとたいへん。

マトンの匂いをもっときつくしたような独特な匂いがする。
ワタシは食べられるがオットはギブアップだった。
かなり硬い肉で、もうちょっとしっかり煮てあれば良いのにな、と思う。
そういえば山羊の肉は初めてだ。

小骨の多いものを食べるのが大嫌いなオットは、肉の不思議な匂いや硬さもあって
もう手を出さなくなったので、大量の肉が鍋底に残ることになってしまった。
旨みはある肉だから勿体無いと、肉だけ「お持帰り」にしてもらう。

山羊以外の具材がしっかり入っていてボリュームはかなりある。
ここで鍋を食べるときは、その他のものは色々オーダーしないほうがよろしいかも。

河粉

でもついつい頼んでしまった牛肉河粉。
毎度ながら一見「なんだこりゃ」なルックスだが、甘辛い中国醤油が程よく麺に絡んで、これはやっぱりたまにはここで食べたい一品。

ボウチャイ飯

ご飯もほしいのでつい頼んだが、出来上がりに時間がかかるので
来る頃には鍋が半分消えていたボウチャイ飯。
冬には嬉しい中国釜飯ではある。
ちょっと多かったので半分持って帰った。

ま、よろしいんじゃないでしょうか。

「薬喰い」なる言葉をふと思い出した寒い冬の日。
確かに体が芯から温まって、滋養はかなり高そうだ。
まだ冷え込む日もありそうなので、そんなときには思い出したい一品。
これは来年また寒い時に食べたいと思う。

山羊肉に関してはオットはもうつきあってくれそうもないから
他の連れを探さないといけないんですけどね・・・。

尚、持ち帰った羊肉は、家で味付けを変えて圧力鍋で煮込んだら食べやすくなった。
翌日一人で豆腐なんかも入れて「第二次山羊鍋大会」を一人で執り行う。
あったまってよかった。
喉の調子が許せばうんと辛くしてみたいところだったが止めておいた。
このくらい癖のある肉なら強烈な香辛料があいそうだ。

そんなこともひとたび暖かくなると「冬の思い出」になってしまうなあ、などと
ぼんやり思う雨の日曜日、だったりする。


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追伸:
WBC日韓戦。韓国チームがベンチにどすどす走って行く後姿を眺めつつ
「韓国じゃ機敏なデブは相撲じゃなくて野球に行くんだな」
とつい勝手に納得しちゃったワタシ。
我が家ではキム・テギュンを「親方」、イ・デホを「お兄ちゃん」と呼んでおります。
「若貴」の二文字が何故か浮かんで離れず。こらこら。


韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑 2009 (2009)韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑 2009 (2009)
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販売元:小学館スクウェア
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やだ、見つけたら欲しくなってきた・・・。


沖縄特産山羊肉ジャーキー

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March 18, 2009

日ノ出町『KIKUYA』のカレー二種 〜来週週日は臨時休業です〜

突然春が来た。
今年は例年より唐突ではないだろうか。
確かほんの十日ほど前は分厚いセーターを着込んで震えていたような気がする。

暖かくなるとカレーが食べたくなってくる。
緩んだココロとカラダが刺激を求めるのだろうか。

カレーと言えばやっぱり・・・と毎度おなじみ『KIKUYA』へ。
最近若干頻度が落ちたけれど月に一度は出かけている。

一時は破滅的な混雑状況が辛かったのだが最近落ち着いてきた。
ランチや土曜日のピーク時さえ避ければゆったり過ごせる。
不安になるほどのガラ空きでもないのがちょうどよい感じだ。

そのわりには記事を上げていなかったなあ。
ほぼ半年ぶりだ。
最近はメニューがほぼ固まってきて、新作を試すこともないせいだろうか。
まずは安定しているのだ。
なによりなにより。

KIKUYA090211 001

バターマサラ。
トマトとクリームとバターがうまく溶け込んだカレーは、
マイナーチェンジを繰り返しながらも基本はクリーミーな味だ。

最近はライス少なめで頼んでいるのだが、カレーのルーはたっぷりとっぷり。
ペース配分を気にせずにガンガン匙を入れられる。
いつもながら嬉しい。
しかもライス少なめだと気持ちほどとはいえ安くなる。
ささやかな額だけれど、このささやかな優しさがいい感じだといつも思う。
「少なめ」とお願いすると、必ず「これでいいですか?」と尋ねてくれるのだが
これはワタシを爆食系のヒトと思い込んでいるからではなくて
「これで御飯は足りますか?」という前もって確認をする気配りなのであるよ。
誰にでも聞いてくれます。
優しさなのだ。
ワタシはとっくに「爆食」を卒業していますしね。きっぱり。

KIKUYA090314 001

スリランカ・カレーは「マイルドとハード」から「スタンダードとスペシャル」に変わった。

スペシャル!と言いかけたがアレルギーに辛いものは敵だ。
しかしスタンダードでも決してお子様向けではない辛さ。
確かにこれを「マイルド」とは呼べないなあ。
「マイルド」だった夏頃は、もう少し辛さが控えめだっような気もする。
バターマサラよりも各種スパイスがしっかり効いて、コクはあるがさっぱりした味。
このくらい二種類の個性がはっきりしていると「アレ喰いたいイメージ」が湧きやすい。
イメージは食欲を呼ぶから、こういう二極安定確立は素晴らしいことだと思う。
二極不安定国家崩壊寸前みたいな話よりもよほど平和で結構なことなのだよ。
ふはは。

あ、二極安定確立しながらも、ハンバーグシチューやグラタン、グリーンカレー等
人気メニューは健在なのでご心配なく。

皿の向こうに見慣れないスパイスが最近並んだ。
「Fire Eater」なんていうすごい名前がついている。
ちょっと振ってみたかったが今回はやめておいた。
どんなものなんだろう?

ラベルに書いてあった中身をみると
「唐辛子、黒こしょう、しょうが、にんにく、海塩、西洋ワサビ」だ。
単に辛いだけではない、ちょっといい感じのブレンドに思える。
これは次回のお楽しみに♪

ところで3月23日(月)〜27日(金)は臨時休業との由。
家族で奥様の御実家に帰省されるそうだ。
近いうちお出かけ予定の向きはお気をつけあれ。



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『食楽』という雑誌に記事が出るそうです。来月号?





『Fire Eater』のお取り寄せはこちら。


食楽 2008年 05月号 [雑誌]
食楽 2008年 05月号 [雑誌]
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去年も記事が出ていたそうな。知らなかったな。

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March 04, 2009

野毛『麺房亭』の絶品生牡蠣! 〜野菜も豆腐も生ハムもウマイ!!〜

冬になると牡蠣が食べたくなる。
牡蠣がどうにも好きでたまらない、というわけではないのだけれど
店先で見かけるようになると冬が来たなと思い、
そう思うと「牡蠣汁」「牡蠣御飯」「カキフライ」というイメージが連動し、
こういうイメージは衝動的な食欲を呼ぶ。

要するに、単に喰い意地がバリバリ突っ張っているだけなのだけれどね。

それだけのことだが、ある晩突然「美味しい生牡蠣が食べたい」と思ってしまうと
ああもうこれはいけない。
バリバリ突っ張った衝動を抑えるには食べるしかないのだ。

こればっかりは「その辺で適当に買ってきて・・・」というものでもないので
多少高くついても食べに行こうかな、ということになる。

週末を待って「ねえ牡蠣食べたいよねえ、オイシイ生牡蠣の季節だねえ」などと
オットに猫騙しをかけたらあっさり乗ってきた。

目指すは『麺房亭』
色々美味しいものがある店だが、生牡蠣となったらここ以外は思いつかない。
何故か拙ブログであんまり記事になっていないなあと思ったら、
とくに深い意味もなく何年か御無沙汰してしまっていたのに気がついた。

以前野毛本通り沿いに店があった頃は、夫婦で結構よく通ったものだったのだが
今の場所に移転してから何度か行って、ただなんとなくそれっきりだった。

「どーーも、お久しぶりでえ」と店に入ったら、
「ぅおおうっ!」とマスターが唸るような吼えるような声で迎えてくれた。

牡蠣

嗚呼、生牡蠣!
醤油もレモンもいらん!!
大きな牡蠣をちゅるちゅる啜りこむと、潮の味と香りと濃い旨みが一瞬。
ひんやりつるんとした喉ごしも一瞬。
デッカイがハカナイ厚岸直送の逸品なのだ。
一個をじっくり味わっていたら、オットが素早く三個目に手を伸ばしている。
シャア!と威嚇したら手を止めた。確信犯だなコラ。


塩辛ここは料理と料理の出る間が
かなり開くことがあるので
すぐ出るものを侍らせて置く。
塩が効きすぎない旨い自家製の塩辛を
チマチマつつきながら
冷酒をチビチビ。
ああこりゃ至福だわ♪


大根

他のお客さんに出そうとしているコレがあまりに美味そうなのでワタシラの分も!
塩もみした大根にオリーブオイルをかけたもの(既に減り始めているの図)。
ほんとうにこれだけで甘味も旨みもしっかりとあるからステキだ。


サラダ

大皿に山盛りの日替わりサラダ(既に減り始めているの図)。
金時豆、ひよこまめ、水菜、ルコラ、ちりめんじゃこ、ミニトマトなどなど。
刻んだみかんとキウイがいい感じのアクセントになっている。

味付けはこれまた塩にオイルと酢を少々だけだ。

ガシガシと奪い合って喰らいあう二人。
骨太で食べ応えのあるサラダだぞ、うはは♪

皿のふちに乗っている薄青い物体は豆腐。
うっすらと甘くウマイ♪


生ハムパスタ

自家製生ハム。ホントにこの店の工房でマスターが自家製している。
これも既に減り始めているの図・・・写真をつい忘れてしまうのよね。
生ハムならワインだろ・・・と思うが、実はコレが日本酒によくあう。

牛もつトマト煮込みのパスタも。
パスタは自家製タヤリンだけれど、何故かちょびっと口当たりがばさばさ気味。
こういうもんだったっけな?
まあ、今度また来て確かめてみよう。

以前から素材の調達にただならぬ情熱を傾けている店だが、しばらく来ない間に
いっそうただならぬ勢いで極まっている感じ。
ちまちま食材をいじりまわさず、骨太でシンプルな料理を大皿盛りで出す店だ。

そういう系統の主義主張は強いので、駄目な人は駄目な店かもしれない。
万人受けなど狙ってないので、別にそれでいいのですってさ。

マスターは以前より無口になった。
テンションの高い人だったのでちょっと不思議だが、元気そうでなによりだった。

またたまには行きたい。
とりあえず、冬の間に生牡蠣をもう一度、だなあ。


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ここの鍋物なんかもまた食べに行きたい♪



牡蠣400gが1000円送料無料(・・・買った。ミイラ取りがミイラ)

オイスターブック (平凡社ライブラリー (227))
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古本しかないけど楽しい牡蠣料理の本。
ここに出てくる「牡蠣のジュース」なる素材の正体が以前から謎。

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March 02, 2009

横浜西口『麺屋維新』でラーメン、そして『CIMOLO CAFE』 〜糖分量不変の法則と漢方の謎??〜

目が、痒い。

元々花粉の季節には若干鼻がぐずるし、エアコンの風に当たったりすると涙目にもなっていたし、若いころからアトピー持ちでもある。
だからアレルギーと無縁な体質だとも思っていなかったのだが、今年はひたすらに目が痒いのだ。

眼科に行ったら、インパルスの板倉を一世代分ほど老けさせたようなセンセが
「花粉症だね。とにかく掻いちゃダメ。掻くと痒み物質が広がりますから。
痒くなったら目薬」
と、内容は実にまっとうなことを言って抗アレルギー目薬を処方してくれた。

内容はまっとうだが、目線の動かし方も声も口調も板倉そっくりなので、
目の前でネタをやってもらっているような気分になる。
顔形が似ていると声や口調も似るものらしい。

「今年は症状を強く訴える人が大変多いです」との由。
無性にツッコミたい衝動に駆られたが「そうなんですか」と
普通の患者らしい返事で留めた自分を褒めてやりたい。

ちなみに鼻はセーフだ。
例年やたらと水っ洟が垂れる季節なのに、先のイヤってほど長引いた鼻喉不調対策が効いているのかもしれない。

それにしてもこの頃のワタシときたら、肩が凝るの腰が痛いの喉が腫れたの鼻が詰まるの目が痒いの・・・と、意味不明のアッチコッチ不調連鎖がなんだか止まらん。
更年期というやつなのかねえ。
何でもこの一言で片付けられると結構むっとくるのだが、要するに体のシフトチェンジが必要なタイミングなのだろうか。うにゃ。

しかし、なにをシフトチェンジしたもんかよくわからんので、体質改善を目指して
秋の終わりごろから横浜西口界隈の漢方医に通っている。
どうもこの漢方が鼻に効いているような気がするのだな。

あ、板倉眼科(仮名)は西口じゃないです。
探しに行っても方向違いですから。行かないと思うけどね。為念。

普段行かない場所に通うようになると、とりあえずまずは周辺の飲食店チェック。
ブログを三年もやっていると、身に染み付く悲しき習性である。

ラーメンの達人Ryumanさんが褒めていた『麺屋維新』というラーメン屋に行った。

麺屋維新

味玉塩ラーメン。
スッキリさっぱりしてはいるけれど、魚介の風味も動物系の出汁もしっかり感じる
横浜界隈ではあまりお目にかからないラーメンだ。
こうして写真で見てもスッキリしていると思う。
美味しいぞ♪

たいていラーメンは塩味薄めでお願いするのだが、出汁がダメなラーメンだと不思議なくらい化学調味料系のエグさが舌を刺す。
ここは無化調ということもないのだろうけれど気にはならない。
場所柄あまり来る機会はないけれど、たまに食べたくなりそうな味だ。
家の近隣に一軒こういう店があると良いのになあ。
あったら通うと思う。

店内はラーメン屋よりは若いコ向けのバーのような内装。
嫌味はなくてむしろ落ち着く雰囲気、と言おうか。
接客もさっぱりと明るく感じよい。
なかなかいい店ではないの、と、ラーメン屋には珍しく和んで外を眺める余裕なんかが生まれてくる。
よろしいんじゃないでしょうか。

チモロカフェラーメンを食べ終わって
どこかお茶でも・・・と
『CIMOLO CAFE』へ。
横浜西口というとむやみに疲労感の高い
ぐしゃぐしゃな雑踏イメージで
どうも好きになれない雰囲気だったが
駅周辺をちょっと離れると
小さな落ち着いた店も結構あるようだ。

横浜西口に限らず、最近価格を抑えたカフェ系の店が増えているような気がする。
ドトールやスタバの勢いに押されて、街から消えたと思った喫茶店文化が
最近になって価格は20年前のままで復古しているのか・・・などと思ったりする。

この店はマッチ箱を三つ重ねたような、縦に細長い三階建ての一軒家。
民家の隙間にひっそりと収まっている。

一階のカウンターからセルフサービス形式。
注文をするとフードコートのようなポケベルをくれる。
まずは席について待ち、そしてまた一階に下りて注文したものを上に自分で運ぶ。
階段が狭くて急なので健脚向けかもしれないが、値段は人件費分しっかり安い。
足腰弱いジジババはやっぱルノアールだぜ、なんて言っちゃいけません(笑)

二階はテーブル席で禁煙。
何とかがんばって三階まで這い登ると、ゆったりしたソファー席になっている。
キッチュと言えばキッチュな内装なのだが、この日は他にお客もいなかったので
いきなりソファーで爆睡しそうになった。
セルフサービスで店員さんの目もないせいか結構解放感があるのだ。
変に広々していないのがウサギ小屋育ちの感性にフィットするのだろうか?
とにかく和む。

各階にはポットで熱いほうじ茶も置いてある。
こういうホスピタリティーはステキだな。

チモロカフェ

コーヒーもなかなか旨いし、パウンドケーキやらプリンやら、
ちょっとした手作り系オヤツ類もある。
これを目当てにはるばる通うようなものではないにせよ、
お茶の時間にオヤツも欲しいときなんかはあると嬉しい。

そうそう。
ワタシは最近「オヤツがあると嬉しい体質」になりつつある。
周囲の声によると「イメージに合わない」のだそうだ。
ふん、ほっといてくれ。

しかし不思議だな・・・とよく考えてみると、
この異変はどうも漢方医に通い始めた秋ごろから顕著に思える。
冗談半分で「変な薬を出しているんじゃないでしょうね」とセンセに尋ねたら
「飲みが足りないんじゃないの?」というイイカゲンな返事。
この医者、口が悪くてヒトを喰ったようなことを言うクセがあるのだ。

一瞬ナニ言っとるんじゃいっ!・・・と思ったが、そういわれてみれば
最近酒量が劇的に減っている。
たぶん昨年今頃の半分以下ではないかと思う。
一体ナニを基準に半分かはよくわからないけれど・・・と考えこんでいると
「マジメに考えないでよー。真剣なリアクションだなあ」と呆れた声。
「だって本当に酒が減ってます」
「ううむ。漢方を飲むとねえ、ヒトは健康的になるものなんだよ」
「え〜。なんですかソレ。プラシボ効果ってヤツですかあ?」
「まあそういうこともあるけどね。
ほら、なるべく食前にお湯で溶いてゆっくり飲みなさいって言ってるじゃない。
夕食前くらいのタイミングに心静かに薬湯なんか啜ると、その後で思いっきり狼藉に走る気にもなりにくいでしょ」

なるほど。そうかもしれない。

以前は毎晩浴びるほど飲んでいたものが、並みの酒好きに変わっただけだから
特段素晴らしい話でもないのだがね。

で、酒でガッチリ摂取していた糖分が凹んだ分、菓子が欲しくなる、と。
ホントかウソかしらんが、そう考えると辻褄が合う。
人間の体って不思議なものだ。
ふ〜〜〜ん。

妙に納得していたら「だから菓子喰って糖分補給してても痩せないからね」と
ここのところは案外厳しく言い渡されてしまいましたとさ。


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厳しく言い渡された直後なのに、ラーメン→おやつコースだったぞ嗚呼イマサラ。



漢方医でも売ってるこのお茶、クセがないので番茶代わりに。結構好きだ。


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arima0831 at 13:10|PermalinkComments(9)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ラーメン | 横浜駅界隈