December 2009

December 24, 2009

中華街『金陵』のチャーシューあひる丼がニクヅキウマイっ! 〜そして幻のミックス丼・・・〜

焼きものの名店が中華街にある。
ええと、言うまでもないことだが、このブログで「焼きもの」と言ったら
とりあえず肉とかせいぜい魚のことである。
陶芸食器などに関する話じゃないです。
場所が中華街ならば、即叉焼なんかの話だ。

で、その焼きものの名店は『金陵』。
以前は大きな店を構えていたのだが、関帝廟通りに「叉焼丼などのみ」を出す
店舗が残った。

キレイな飴色に光った叉焼だの焼き家鴨だのをウィンドウにぶら下げた、
いかにも小売店風の店に入って、「食事を・・・」と囁けば、店のオカアサンが
「焼きものだけですけどいいですか?」と返してくれる。
そっと指差された先にある店から階上に向かう細い階段を登り、店の住居区分
かと思えるような廊下を抜けると、前は居間兼食堂だったと思しき場所を
一般に開放したような、妙にアットホームな場所がある。

別に怪しい食べ物を出すわけではない。
特段凝ったものもない。
もちろんきちんと食堂として営業をしているので、当局のガサ入れ急襲などに
怯える必要などない。当然ない。

ここはこの店で作っている叉焼などをざっくり乗っけた丼を主体にした、
ごくごく素朴なメニューの食堂になっているのだ。
しかしこれが実に不思議な空間だ。
飲食店の客というよりは、一般家庭を訪れて食卓で待たされている営業のヒト
みたいな、ちょびっと所在無い気分になる。

別に愛想が悪いわけではなくて、店のお婆さんはパチンとテレビを付けて
「はい、好きなもの見てね」とリモコンを渡してくれる。
熱いジャスミン茶も出してくれる。
雰囲気的にはむしろ、丁寧で優しい。
このほどよい距離感の接客が、さらに「お宅訪問」な気分を高めるのだが。

要するに、慣れない人にとっては、必ずしも居心地極上の場所ではない、と
いうこと。
お気をつけあれ、と一応言っとく。


金陵 スープ

丼を頼むとまず出てくる、日替わりのスープとザーサイ。
小さな茶碗に入ったスープはちょっと塩気が強目。
具はざく切りの白菜とか賽の目に刻んだ冬瓜とかで、干し海老の出汁の効いた
家庭料理風の味わいがなかなか良いのだ。
オカワリできないかなあ・・・といつも思う。
しかし気分はお宅訪問中の営業マンになっているので、これまたいつも
言い出せずに終わる。
ワタシだけかそういうのは?


金陵 チャーシューあひる

叉焼焼鴨飯。
メニューの「チャーシューあひる丼」という表記も捨てがたし。

この焼鴨の脂身部分を一口噛み締めて、思わず・・・

うま〜〜〜♪

と、だらしなく口元が緩んだ。

スリムに引き締まった旨味の濃い脂、みたいな、矛盾した表現が浮かんでは
消える。
いやぁ、これは久々のクリーンヒットかも。

以前なんどかあっちこっちで話が出ていたのを覚えてはいるんだけど、一体
何故いままで食べようとしなかったかワタシ!

半熟の玉子と茹でた青菜が、これまたよいアクセント。
青菜だけ倍盛りは出来ないものかなあ、とこれまた毎度思う。
肉肉しい「月旨」さが、青菜に玉子を加えて栄養的にもビジュアル的にも
大変ステキなバランスを醸し出すのだよ。うっふっふ。


金陵 丼アップ

月旨のアップ。
叉焼もまた違う旨味。
醤油味の焼きもの二種じゃ飽きるか・・・なんて危惧は無用のものであったよ。


金陵 皮付き焼豚ところで実は、以前にも一度来たことがある。
その日はあいにくメニューに
売り切れが多いタイミングだった。
だからとりあえず「皮付き焼豚」の丼を頼んだが、
正直ご飯にこれだけ乗っかったものは
いまいち味気なかったもので
どうしてここがそんなに一部に高評価を呼ぶのか
どうもワカラナイ気分でいたのだ。

ゴメンナサイ、と、素直に謝っとこう、ここは。
この皮付き焼豚自体は大変ウマイので、単品でビールの肴にするか、或いは
他のものと相乗りで盛り合わせれば良かったのである。
でも当時は「盛り合わせ」という知恵すらも無かった(尚、今はメニューに
「二種盛り合わせできます」と表記されてます)。

中華焼きもの店なんだから、まずは叉焼&焼鴨にしとけばよかった!
人間、やっぱり素直さが大切だよね〜。
嗚呼、反省。

出会いが二年遅れてしまった後悔が、むやみに食欲を掻き立ててたまらず。
口に広がるジュワァな月旨が、しつこく口の中に蘇ってくるものだから
この際とりあえず素直に、そう間をおかずに足を運んでしまった。


金陵 ミックス丼

そして、出てきたコレは「ミックス丼」だ!

行ったタイミングが週末の閉店近くで「今ここにあるくらいしかない」と
見せられたのは、辛うじて一人前あるかなきかの半端量ばっかり。
どれにしようかなあ・・・と深い悩みの淵に沈みながら、ついつい小さな声で
「全部」と呟いてみたところ「じゃあミックスで千円!」とオバサン。
なんでも言ってみるもんだ。

ご飯の上に、叉焼焼鴨白切鶏焼鶏、そしてモツ数種がチマチマとならぶ。
なんと楽しい丼♪
おかげでほぼ一通りの味見ができた。

しかしまあ、楽しいけど二種盛りくらいの方が、しっかり味わうには良いの
かなと思ったりもする。
これだけチマチマ色々食べると、個々のインパクトが薄まるのだ。

どっちみち、これは特別措置なんで普段は出来ないそうな。
ラッキーだわい♪
素直に喜んでおこう。

ちなみに手前にちまっと載ってた白切鶏が一番旨かった。
次回はこれだけどっかーんと丼にして食べに来たいなあ。


金陵 ( 元町・中華街 / 広東料理 )
★★★★4.0
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最近は本格カレーもメニュー入り。
700円のこのカレー、たまたま隣で食べてる人がいたんだけれど、本格的な
実にいい匂いがしていたな。
一度くらいこっちを食べてみるのもよいかもしれない。

そんなこんなで慣れてしまうと、店内の微妙なアウェイ感は特段気にならなく
なります。
まあ、もうちょっとまったり過ごせると嬉しいんだけど、丼一杯ガッと喰って
サッと出てくる分には無問題。

イカン、書いてたらまた喰いたくなってきた・・・。



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今夜の我が家のメニューはなんとなく叉焼丼だった。メリー・クリスマス!



香港粉麺飯―めんとご飯香港粉麺飯―めんとご飯
著者:謝 華顕
販売元:柴田書店
発売日:2003-05
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

これに載ってる焼きものどんぶりの写真が、またウマソウで・・・。


叉焼お取り寄せ。

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December 15, 2009

日ノ出町『第一亭』のホルモン定食に和む 〜そして猫の接客〜

なんだかモツが食べたいが、車橋に出かけるほどの気合もない夕暮れ時は・・・

第一亭第一亭』に行こう!

看板だけみると色々な意味で
おそろしくコッテリした店に思えるが、
中に入れば実に静かな普通の街中華だ。

昭和の名残を強くとどめた
古びてはいるけれど広々とした店内は
しっくり落ち着いた雰囲気が漂う。
不思議な開放感があるのは
店の入口の反対側が川に面しているから?
空気が滞らないで、自然に流れている感じ。


ラーメン、ぎょうざなんかと並んで、ごく普通の中華のおかずみたいに、
豚足、豚耳、豚尾、豚舌・・・と静かに面白いものが並ぶメニュー。
でもゲテなもんを食べさせる店によくあるような元気さ賑やかさはない。
きれいに脂が抜けて、ついでに灰汁と渋も抜けたような淡々とした空気は、
お店の年輪というやつなんだろな。
なんでも創業昭和34年だそうだ。


第一亭 ホルモン

ホルモン炒め定食。
臭みがまるでないホルモンは柔らかで優しい食感。
味噌ダレがほんのり甘い。

たまげるほど旨くてタマランわけではないが、白飯との相性は抜群なのよ。
うふふ。


第一亭 ホルモン定食

定食全容。
なにが嬉しいって、大振りな丼で出てくる中華スープが嬉しい。
特に凝ったところもない、モヤシとニラが入った薄味スープなのだけれど、
器が大きいから冷めにくいし、野菜もそこそこしっかり摂れる感じがする。

そして白菜の漬物。
ちょいショッパめ。

ガシガシと白飯を喰らう。
善き哉。

・・・ご飯少な目が最近完全デフォではあるのだが・・・つい・・・。

第一亭 ( 日ノ出町 / 台湾料理 )
★★★★4.0
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第一亭 ねこ

店のガラス戸を引き開けたらソコにいた猫。
ワタシが店に入ったら、どうもバツが悪そうな顔をして、サササと店脇の
通用口から出て行く様子だったが、表が寒いのか結局出口近くでボ〜ッと
座っていたのだった。

そばに行って「こっちにおいでよ遊ぼうよ」と声をかけたら「イヤ」と。
でもそのしばし後に気がつくと、背後の座敷に来ていたのだった。
「お客さんがいる時は店の外で待機。でもお客が猫好きなら適宜接客のこと」
とかいう決まりでもあるのだろうか?

なんと賢い!と感心して、ワシワシ体を撫でてやってから写真をとった。
「カメラ、いやなんですけど」という顔。軽くムッときているのか?

猫によってはカメラをみるとポーズを決めて目線をくれたりするのもいるが、
大方こんな感じで嫌がるのは何故だろう?

その後しばらくでっかい声で、お店のお母さんにワァワァなにごとか訴えて
いたのだが、いったいナニを言っているのかお母さんにもわからず。
結局フンと外に出て行ってしまいましたとさ。

猫って馬鹿なのか利巧なのか、本当によくわからんイキモノだと思う。



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次はレバニラ定食を食べよう♪



猫ゆたんぽ。クリスマスプレゼントにどうぞ。


2010年カレンダー 日本の猫
2010年カレンダー 日本の猫
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岩合さんの猫カレンダー。来年もまたいい顔した猫たちに会える。




大掃除の季節。本を箱に詰めときゃ取りに来てくれるから便利です。

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December 13, 2009

黄金町『洗濯船』のハンバーグが美味しい! 〜そういえば「ハンバーグ!」だったころもあった〜

ショー・ラパンにランチにでかけたら、たまたま臨時休業だったもんだから、
トホホな気分で歩きだした、そんなある時・・・

そういえば・・・とふと思いだして、入ってみる気になったこの店。

洗濯船 (洋食 / 黄金町、阪東橋、吉野町)
★★★★ 4.0



はっきり言って、店構えは安手の地元ヲヤジ御用達スナックそのもので、
昭和だのレトロだのという味わいすらない。
妙に化粧の派手な一見48歳実は58歳のママが、カラオケでデュエットの相手を
してくれたりする類の店ね。
『あの頃の洋食 洗濯船』なる、ハンパに芸術志向とレトロ志向が入った様な
微妙なネーミングもなんだかピンとこない。

だから「実は結構ウマかったりするぜ」と聞いたって、店の前をただ眺めるだけで
なんとなくスルーしていた。
でもなんだかハンバーグが食べたい気分だったんで、思い切って中に入る。

たまたまその時のことかもしれないが、客層も独特な地味さをあふれさせた
近所のヲッサン&ヲバサン&髪に寝グセのついた若いヤツが主力なのだった。
ワタシが入ってきたもので、店の空気はもう一歩ほど地味なヤサグレ加減を
増したんだろうと思う。

でも店の奥では割烹着を着たオカアサンが、一生懸命に次々料理をこなして、
そこだけ見ていると気さくで美味しい街食堂の空気になってくる。
お、いいかも・・・とうっすら思ったら・・・

隣に座ったジャージの爺が、いきなり口の中に指を突っ込んで歯をせせり始め
たのだったよ。
ああやれやれ、せめて楊枝を使ってクレ・・・と思う間に、モクモクと煙草の煙を
吹き上げる爺。

ぱちんと振ったらこういうヤツが、一瞬で消えうせる魔法のハエタタキなんて
ないもんかしら・・・と、願ってみたりする。

ないよ。世の中そうそう自分の都合がいいようにはできておらん。
うにゃ。

洗濯船ハンバーグ 002

で、ハンバーグ。
ごろんと丸々した姿は、なんだか懐かしい感じがする。
そうそう、子供のころに母が作ってくれた、とても美味しいハンバーグの姿を
しているのだ。

ををを!と、歯せせり爺が消えうせた。

食べたら肉ニクしさ(?)と同時に汁気もしっかりある。
肉の臭みもしなくて、下拵えにちゃんと手のかかったもの。
家庭的な味わいだけど、あくまでプロがしっかり作ったソレ。
これまたしっかり作ってあるデミの旨味が、地道にハンバーグ本体の美味しさ
を引き立てて・・・

うま〜い♪


そういえば数年前、確かこのブログを始めたばかりのころ、憑かれたように
ハンバーグが突然食べたくなったことがあった。
自分でも何をイメージしているのかワカランまま、あっちこっちウロウロ
食べて歩いたっけな・・・。

結局一番美味しいと思ったものはショー・ラパンのハンバーグなのだけれど、
これは家庭的なものとは違う、ソースに手間ひまのかかったプロのフレンチの
シェフが作るもので、当時イメージしていた通りではなかったんだよねえ。

他の店で食べたものは、柔らかすぎたりパサパサしていたり、肉味は強いが
生臭かったり、逆に肉感度ゼロだったり・・・と、何がどう違うのかわからないが
どうもナニカが違うものが多い。
よくあるメニューだと思っていたが、案外難しいものだと思い知ったり。

まあ要するに好みの問題とはいえ、一体何がイメージの基にあるのか、
よくよく考えてみたら頭にあったのは「子供のころに母が作ってくれたアレ」
だった。
やれやれ、ママの味恋しさだったんかい・・・と、我ながら軽く萎えた。

まあ、その辺りで憑き物が落ちたらしくて、必死にハンバーグを探しまわる
こともしなくなったのだが、あの頃このハンバーグとぶつかっていたらそこで
探索終了だったろうと思う。

ううむ、こんなところにいたのかい。
いや〜、さがしていたんだよ〜〜。


・・・とか何とか考えつつ、うふうふふとハンバーグを喰らううち、歯せせり爺に
萎えた気持ちはキッチリと立ち直っていた。

めでたし?

洗濯船メニュー

これは別の日に通りかかって撮った「夜メニュー」。
これならば夜の部も、化けそこねた飲み屋のマダムとその常連ヲヤジの社交場
ではなくて、ちゃんと食事ができる店だと思ってよさそうだ。

まあ、歯せせり爺がいても強く違和感のない客層や雰囲気はあるが。
それでもたまには食べたくなりそうな、美味しいハンバーグだった。

これが錯覚ではなかったことを確かめるためにも、また行ってみようと
思っている次第。

洗濯船 ( 黄金町 / 洋食 )
★★★★4.0
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美味さ、魔法のハエタタキ級(?)



魔力ゼロの普通のハエタタキ。


家で作れる 有名店のプレミアハンバーグ (タツミムック)家で作れる 有名店のプレミアハンバーグ (タツミムック)
販売元:辰巳出版
発売日:2008-11-28
おすすめ度:5.0
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なんとなくこの本欲しいなあと思ったり。

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December 11, 2009

中華街『大珍楼』ですっぽんスープなど 〜サッパリ軽く、でも美味しいのだ♪〜

無性に薬膳スープがすすりたかったので、久しぶりに中華街の『大珍楼』へ。
夏以来だ。

以前は吹きさらし状態だった一階部分にはガラス戸が常設されて、お店らしい
造りになった。
二階は場所によっては周囲の音が気になってウルサイので、この一階の造りは
居心地良くて結構好きだ。


大珍楼091121 001

こういうメニューはさすが大珍楼。
青菜の炒めだけで、これだけのバリエーションがあるのは嬉しい。
ついつい蝦味噌だの腐乳だの干肉だの塩魚だのの味を付けたくなってしまうが
今回は車だから飲酒なしだし、さっぱりしたものが食べたいので、芥蘭の清炒
にした。


大珍楼091121 005

ま、量が若干少なめだが、二人分ならば十分だ。
きちんと火は通っているけどシャッキリした歯ごたえ。
塩を振って炒めただけなのに本当に美味しい。


大珍楼091121 006

スッポンの薬膳スープ。
二人で分けるとちょうどお茶碗二杯分くらいずつとれる。
中身は基本的に臓物系らしい。
スッポンに詳しくないのでよくわからないのだが、ぶどうみたいな丸いものは
なんだろう?


大珍楼091121 007

取り分けたところ。
薄切りになっているのは干し山芋だろうか?
例湯よりも若干薬膳風味の強いスープ。
薄味だがじんわりしたコクがあって、スッポンの元気をいただきながら
ついでに胃腸もきちんと労ってる感じ。

この店では一年中出しているのだが、どの季節に食べてもしみじみとウマイ。


大珍楼091121 004

清炒の出来が素晴らしい店なら、炒飯だって極上。
ぱらっといい具合に乾いた感じの米粒に、叉焼や油の旨味がしっかりと回って
玉子や海老、レタスに叉焼なんかの具もバランスよく混ざっている。

よくよく考えてみると、この店で炒飯を食べた記憶がないのだ。
この店に来ると、ちょっとひねったものばっかり食べているからだろうか。
でもさすがこういう「普通のもの」もキッチリしっかり。
普通と言いつつ、風味はしっかりと広東風だから楽しい。

「炒飯」という料理に特別な思い入れなどないワタシだけど、これはたまに
食べたくなる味だ。


大珍楼091121 003

叉焼腸粉じゃないものを頼んでみようか、ということで「陳さん村のクレープ」
とか何とかいう(名前を忘れた)、広東の田舎風の腸粉(チョンファン)を。
腸粉を土鍋に入れたものに、ニンニクや生姜を揚げたものがまぶされていて、
そこにドドドと醤油ベースの甘辛いタレをかけてくれる。

見たとこ大変地味な姿の料理なんだけど、腸粉のむっちりもっちりした食感、
揚げたニンニク生姜の香ばしさに中国醤油ベースのの甘しょっぱさが絡んで
一口食べたらもう止まらない。
腸粉自体は米粉が原料だから、するっと食べられて胃にももたれないぞ。

これも絶対にまた食べたいなあ♪


実はこの日は若干胃が弱り気味で風邪まで引きかけていたので、心がけて
「さっぱりオーダー」にしてみたんだけど、これで体調がぐっと良くなった。
しかも暴飲爆食してる時とはまた違う満足感。

さすがは大珍、さっぱりシンプルなものも実に良いです。
しかもこういう風にサッパリまとめると、実に財布にも優しい・・・♪


大珍楼ぼうぼう好 ( 日本大通り / 広東料理 )
★★★★4.0
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まあ、またここで暴飲爆食もしたいもんですけどね。
あれもまた楽し。へっへへ。

胃力と財力を蓄えて、またそのうちに♪


追伸:今日は「胃腸の日」だったんだそうな。1211=イニイイ、だと(笑)


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しっかり着込んで出かけるとぽかぽか陽気で大汗。でもうっかり薄着で出ると
必ず木枯らしが吹く今日この頃。初冬の天気ってワカラン!




缶入りすっぽんスープ。お歳暮に(?)


香港女子的裏グルメ ―たった500円で大満足!
香港女子的裏グルメ ―たった500円で大満足!
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元現地在住女子の香港裏道案内。ウマソーで泣けます。

香港粉麺飯―めんとご飯香港粉麺飯―めんとご飯
著者:謝 華顕
販売元:柴田書店
発売日:2003-05
おすすめ度:4.5
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腸粉の作り方も何種類か掲載あり。聘珍楼のレシピだそうな。
家庭でできないものも多いけど、このシリーズはオススメです♪

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December 03, 2009

新装開店!西横浜『スペリアーモ!』に2度通う♪ 〜祝、再開店!待ってたよ〜!!〜

西横浜『スペリアーモ!』が十月半ばに再開した。
なんとも嬉しい。
早速ひとりメシ嬢を誘って、開店すぐの週末に行ってきた。

「早速行ってきた」と誇らかに声を上げるわりに、もう一ヵ月半経ってるぞ、
というポイントは突っ込まないでくださいまし・・・。

そのころオットは中東アフリカどさ回り巡業(?)に一カ月ほど出かけていたので
ひっそりナイショで抜け駆けしちゃったんである。

しかし、出発前に「帰国したら行こうね♪」と言い置いて出かけたオットに
「もう行ってきたもんね」とも言い難い。
だから先日、知らん顔をしてオットともう一回行った。
結局バレて責められたが、ワタシは好きな店に久しぶりに通えて嬉しい。
だからいいんだい。ふふふん。

と、いうワケで、二回分をダイジェストで。
相鉄沿線イタめしシリーズ第三弾でもある。
完結編ともいえる。
平沼橋から天王町までの三駅で、各種イタリアンが用途別に揃っている
この環境はスゴイぞ相鉄!

スペリアーモ091122 001以前は通りに面した
カウンター主体の店だったが
入口がちょっと奥に引っ込んで
テーブル席のスペースが十席ほど増えた。
天井が高くなって開放感がある。
相変わらずのオープンキッチンだが
カウンターはぐんと広くなった。
いい感じの店になったなあ♪

この写真ではナニも伝わらないのが残念です(笑)


スペリアーモ さんま

前菜のサンマのスモーク。
サンマのある時期に毎年出て来る。
スモークで脂がギュッと詰まって白ワインに合う。
変わらない味だ。
さりげなく添えられたマスタード入りのマッシュポテトも、ほのかな酸味が
芋の旨味に溶け込んでてウマイ♪

スペリアーモ 牡蠣とほうれん草のグラタンスペリアーモ牡蠣

牡蠣とほうれん草のグラタン。
チーズ風味強めの緩いクリームソースに、季節の牡蠣がぷりぷりゴロゴロ。
もうちょっとソースがもったりしていたほうが、アツアツ感が出るような気は
するが、この時期ならではの組み合わせがウレシ♪


スペリアーモ フォッカッチャグラタンのソースは余すことなく
むっちりした釜焼きのフォッカッチャで
えいえいと拭う。
フォッカッチャだけで何も付けなくても
ついつい後を引いて食べてしまう。
でも結構しっかりお腹にたまるから
慎重に少しずつちぎって食べる。
ウマすぎて辛いが、ここは我慢です。

その都度釜で焼き上げるので、早めにオーダーしておくのがオススメ。
前の店にもあったでっかい薪釜は、新しい店でも快調に稼動中。
ピッツァ用といいつつ、仕上げでいろんな料理に一味足している。

スペリアーモ バーニャカウダ

季節の野菜の旨味がしっかり味わえるバーニャカウダ。
クリーミーなアンチョビソースが、再びフォッカッチャを惜しみなく奪う。


スペリアーモ フリーコ

カウンターにのっているから、ついつい頼んでしまうポテトのフリーコ。
一度目に食べたから二度目は他のものに・・・と思っていたら、オットが見つけて
「アレはアレは?!」と騒ぐ。
「先月食べた」とも言えないんで頼んだ。

クリームとチーズの濃厚な旨味がポテトの隙間にみっちりまったり。
とてもシンプルなものだと思うのだが、クリームだのチーズだのという乳臭い
味わいが好きなワタシには、なんともタマラン一品なのだ。
カロリーも高そうだが、やっぱり外せないここの定番品。
寒くなると特にこういうものは美味しいなあ。

この店はこんな感じの、シンプルで素朴な素材感の強い料理が特に美味しい。
クリームとチーズが好きなら、必ず一口で顔がほころびますぜ。うっふっふ。


スペリアーモ バイ貝のパスタ

注文の時に「肝はお好きですか?」と聞いてもらえるバイ貝のスパゲッティ。
大好きなので「肝たっぷり」でオーダー。
ぬめりのある貝に肝が絡んだソース。青唐辛子がいいアクセントだ。

風味とコクのある、腰の強い白が相性よい。
オットと二人だと、この辺で白が二本目になってしまうのだよ。


スペリアーモ ラグーのパスタ

濃厚だけどバランスよく、肉肉しいけど後味がいいラグーのソース。
麺は自家製タリアテッレ。牛がベースだけれど、たぶんいろんなものが入って
いると思う。
いつも聞いてみたいと思いつつ、ついつい食べるばっかりで忘れる。

今日のオススメ系のパスタも良いけど、実はこういう定番パスタの満足度が
とても高いからステキな店だ。


スペリアーモ ピッツァ

もちろんピッツァも忘れちゃイカン。
夫婦で行くと前菜食べすぎで、ピッツァまで行き付けないことが多いけれど
この店は本来「ピッツェリア」なのだった。
ひとりメシ嬢と出かけた日はマルゲリータ・ブッファーラを奮発した。
軽くサックリあとムッチリもっちりなドウのモッツァレラに、フレッシュの
ブッファーラを追加トッピングしたゼータク品だが、投資価値は絶大だった。ぐふふ。
そもそもこの店の場合、ピッツァのコストパフォーマンスは特に高いのよ。


スペリアーモ サルシッチャ

本来前菜なんだけど、セコンドでいつもお願いしているサルシッチャ。
ナイフを入れるとピュッと肉汁が弾ける。
パンかフォッカッチャをますスタンバイさせてから食べよう。
中の肉のツブツブした食感も、詰まり過ぎていなくて素晴らしい。
ソーセージが好きなら一度は食べて欲しい!と強くオススメする。
もうすっかりこの店の名物になっているみたい。

これは絶対に外せないから、二回とも喰ってしまいましたとさ。
日本国内はもちろんイタリアやドイツでも、こんだけ旨いソーセージには
なかなかお目にかかれないと思う。
日本的な繊細さがプラスされているからかなあ・・・と、ふと思ったりする。


以上、他にも色々食べたけど、とりあえず二回分のピックアップ。
オペレーションは拡大したけれど、料理の質はまったくブレていない。
丁寧で明るい接客も以前のままだ。

週末は相変わらずの満員御礼で、席数が増えてもやっぱり予約は必須。
週日ならば多少余裕ありとのことだけれど、やっぱり出かける時は事前に
電話してから行ってくださいまし。

スペリアーモ ( 西横浜 / ピザ )
★★★★★5.0
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そもそも相鉄沿いの不便な立地でも、真面目に美味いモノさえ出していれば
お客は向こうからやってくるという真実が定着したのは、この店の功績に
他ならない。
地代分料理も安いから、市内中心部からタクシーを飛ばす価値はあるのだよ。
四人以上なら「うっそー♪」つーくらいのオトクなコースもあるらしい。

休業していた半年ほど、ママはイタリアで武者修行に出かけたとやら。
その話を聞いてみたいんだけど、忙しそうだからなかなかお話できないのが
残念なところではあるな。
シェフでもあるママは、男気溢れる凛々しい人だ。
惚れてしまうよホント。はぁと。えへへ。

なにはともあれ、大好きな極上トラットリアの復活を喜びたい。



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ああ、よかったよかった♪


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December 01, 2009

『まったり屋』のホットワインで寒気を乗りきれる・・・か?!

アドヴェントが始まった。
待降節というやつだ。
クリスマスの4週間前から、教会にキャンドルを四本立てたクランツが飾られ
日曜日の礼拝ごとに一本ずつ灯されていく。

リースやらツリーやらも、欧米ではこの時期に一斉に町に出る。
日本の場合、11月の声を聞くとすかさずツリーの点灯なんかが始まるが。
かなり予算をくうデコレーションだけに、採算の関係なんかがあるのだろう。

日本のクリスマスは八百万多神教的な土着の祭りの一つとして、特にこの
四半世紀くらいで独自の発展を遂げたようだから、オリジナルのキリスト教的
あり方を云々するのはヤボなんだろう。
でもなんだかフライングの感が拭えないまま、なんとなく一カ月ほど過ごして
アドヴェントまでたどりつくと、やっぱりちょっとほっとする。

ドイツで何度かクリスマスを過ごしたことがあるのだが、アドヴェントに入る
と一斉にクリスマスマーケットが始まる。クリスマス用の飾り物やキャンドル
なんかを色々売る市だが、なんと言っても嬉しいのはグリューヴァイン(ホット
ワイン)の露店。大きな鍋で赤ワインをあっためて売っているのだ。
キリキリ冷え込む雪の日、柄杓でざぶんと紙コップなんかに湯気の立ち昇る
熱いヤツを注いでもらって啜ると、体がほんわか暖まって嬉しかったな。
買い物の用も無いのに、これ飲みたさに市に散歩に行ったこともある。

さて、ドイツのクリスマス風景とは一転して、相変わらず日中は貸し切りで
まったり和めることが多い『まったり屋』
冬寒く夏暑い、実に環境に優しい店なのだよ。

ある時ふと思いついて「ホットワインなんか出したら如何なもんでしょう?」と
言ってみたのだった。
なんとなくこの店に合うような気がしたんである。
なによりも、寒さが凌げる。

まったり屋ホットワイン 001

で、次に出かけたら、しっかりメニューに入っていたので、早速頼んでみた。

まったり屋ホットワイン 002

写真ではコーヒーとの見分けがつきにくいかとは思うが(!)、
これがグリューヴァイン。

実は「それってどうやって作るんでしょうかあ」と例ののんびりした調子で
お姉さんに聞かれたので、最近自分でイイカゲンにやってみたものを
参考までに、これまたたいへんイイカゲンに説明してみたら、なんだか
それらしく出来上がっていた。
メニューから抹消されないように、冷え込む晩にお出かけの折などあれば
是非お試しあれ。
とりあえずあったまります。

自宅で作る時には、赤ワインを鍋に注いでシナモンとクローブを放り込み、
激しく煮立たない程度にあっためて、仕上げにひとたらしレモン汁を落とす。
ちょびっとハチミツなんかを入れて飲むとウマイ。それだけ。

赤ワインは不味くて飲み残したようなもので十分。
シナモンはなんでもいいけど、ワタシは木片みたいなホールのヤツがたまたま
家にあったから、親指の先くらいの大きさにパリンと割って放り込んでいる。
喫茶用に出て来るスティックは、結構いい値段がするから勿体無い・・・という
とってもセコイ理由である。
甘い香りが意外に赤ワインにしっくりくる。
シナモンは体を温める効用もあるらしい。

クローブはなくてもいい。
でも入れるとちょっとスパイシーさが加わって良い感じだ。

レモン汁は少し落とすと、何故か味がまとまるような気がするから不思議。
甘味もちょっと付けたほうがよいみたい。

コツは「電子レンジを使わないこと」だろうか。
電子レンジで加熱すると、何故かチョー不味い液体が出来上がってしまう。
飲めたもんじゃないのだ。
どうしてこうも違うのだろうなあ。
ひょっとして燗酒も電子レンジだと不味かったりするのだろか?
どうなんでしょう??

まったり屋 牛筋カレー

まったり牛筋カレーもウマイぞ。
小腹をふさぐにはちょうどいい量。

ところでこの店、勉強をしたり諸々の資料を読み込んだりするには、
実にいい店だということが最近よくわかった。
なにしろ長居するのが前提のような店だし、程よく静かで空気もよいので
不思議と集中できるのだ。
この手のカフェによくある、店主のコダワリを一通り鑑賞させられてるような
妙な重圧感がないからかもしれない。

「受験生はまったり屋にGO!」と言ったら「合格者名をあの辺の壁に
張りだしましょうかねー」と、店の一角を指差してお姉さんが笑っていた。

冗談だから、受験生は真に受けてぞろぞろ来ないように。

まあしかし、こういう空気の店はありそうでなかなかないので貴重ではある。
最近は多少防寒対策も整ってきたようだし、今年の冬は去年よりは、物理的に
より暖かい店になるんじゃないかな、と思う。

でもまあ、お出かけの際には暖かい格好が吉、かも。
念のため。

まったり屋 ( 阪東橋 / カフェ )
★★★★4.0
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「いつまでも あるとおもうな まったり屋」だそうです。うむむ。




『まったり屋』にも装備されたミニホットマット。我が家は猫が占拠してる。


こっこさん
こっこさん
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まったり姉さんオススメ漫画。まるで可愛くない凶暴なニワトリがいい味
出してます。

arima0831 at 14:30|PermalinkComments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote カフェ、ケーキなど | 日ノ出町・伊勢佐木町