May 2011
May 29, 2011
横浜西口『A&P with terrace』は女子会やデート向け・・・なんだって、という話
「デートや合コン、女子会なんかにピッタリの店」というカテゴリーは、ワタシには基本無縁な世界。
「雰囲気のいいインテリア」が置かれている時点で、メシ代に雰囲気分が経費として乗っかってくるのは目に見えている。ワタシにとってそういう余分な出費は「ムダ」以外のなんでもない。
とりあえず店なんか汚くってもいいから、その分しっかり喰いものに投資したい。
ワタシはそういうケチでシミッタレた人間なのである。
そんなワタシの人間性を知ってか知らずか、明らかにそういう類の店に「ちょっと行って来てくれ」という依頼が来た。
行って感じたままを書いてくれればヨロシイ。
何を書いてもヨロシイ。
本当ですか、ホントにいいんですね・・・。
店の概要を聞いた瞬間、我が理性は「断りなさい。すぐ断れ」と主張した。
でもまあ、そういう普段寄り付きもしないような類の店で、オットとビール飲んだりするのも、まあよろしいんじゃないですか、自分の懐が痛むわけじゃなし・・・なんてふと思いつき、なんのかんのとオットと二人で『A&P with terrace』なるダイニング・バーへ。
店にいるのは20代女子のグループと、合コンらしき飲み会の男女グループが主体。
中には女子を連れたオッサンもちらほら。
確かに、会社の若い女子に邪な思いを抱くシケた既婚のオッサンが、自分の懐でデート代を賄えるくらいの価格設定ではある。
それも、今夜は決めてやるぞ、という決意を秘めた夜ではなく、とりあえず「軽く飲みに行かないか」と女子を誘いだしてお話だけして後につなげて・・・というイメージ(?)。
内装はそれなりにデート向けといえよう。
インテリアに高級感は薄いのだが、店の照明が暗く暗く絞り込まれているので、その辺の粗は目立たない。
時節柄、節電にもなる。
電気代も抑えられる。
一石二鳥、ということなのだろうな。
ま、よろしいんじゃないでしょうか。
夜遅い時間なのでよくわからなかったが、9階にある店の半分はテラス風になっているらしい。
外光が入る時間帯ならば、開放的で気持ちがよいかもしれない。
電気代も・・・まあいいか。
事前にメニューを検分した時、フードの値段が思ったよりも安くて不思議に思ったのだが、出かけて全容を見て納得した。
この店はフードが安い分、酒が高めに設定されている。
はあ、なるほど。
そういう風にバランスをとっているわけだね。

クーポンを出すとサービスしてくれる「生春巻き」。
店内の暗さがわかるだろうか?
皮がパサっているが、まあこんなものだろうな。

「豆腐ポキ」なる豆腐サラダの一種。
ハワイアンもエスニックの領域だったのだな。
要するに豆腐と海草のサラダだ。

トート・マン・プラー。タイ風さつま揚げというやつ。
かなりしっかりと辛い。
この店の場合、辛さはかなりハッキリとついている。
それ以外のフレーバーが薄いので、辛さだけが突出して感じられる、というのもあるのだろうが。
あと、特に何も言わなくても、香菜はそこそこの量が乗っかって出てくる。
そこは評価してもいいかもしれない。

「ヤム・マクア」なるベトナム風なすのサラダ。
ニョクマムがちょっと入りすぎだ、と感じる。
あれはバランスを考えて少し入れれば美味しいのだが、それだけで味をまとめようとすると、結構舌が疲れる味わいになるんだよ・・・。
その他サラダ類、冷たい前菜系は、基本的に味わいがニョクマムベースでよく似ている。
肉系の料理も頼んだが、これは見事にバッサバサ。

ナシゴレン。
何故かやけに辛い。

鶏団子のフォー。
出汁が効いたものを特に期待をしてはいなかったので、まあこんなものであろう・・・という味。
全体に、ニョクマムなんかでエスニックな匂いと味をつけて、スパイスは唐辛子。
ハーブはとりあえず香菜を盛る。
料理の基本トーンはそんな感じ。
なるほど「エスニック風」だな。
で、価格を考えると、要するに「エスニック風の酒の肴」ということなんだと思う。
まさかちゃんとしたエスニックが喰えるなんて、まるで期待していないから、まあコンナモンだろう・・・と軽く納得できる。
こういう店で、ちゃんとメシを喰おうなんて思うのは、非常に愚かなことだしさ。
でもまあ、金を取って人に料理を出すんなら、もうちょっと考えてもよさそうには思う。
ところでこの店、いまどき珍しく喫煙席が非常に優遇されていて、広いテラス席は喫煙者用になっている。
禁煙席はきちんと別エリアになっているのだが・・・


眺望はこんな感じ。
なんだこりゃ?!とびっくりしたが、隣にあった東急ホテルの残骸なんだそうだ。
そういえばしばらく前に閉鎖になっていたっけ。
ふとした弾みで、向かいのビニールシートが、なんか軽く動いたような気がしてちょびっと怖い。
あれこれと結局辛口になったが、この店の場合、バーラウンジと考えて喫煙席(つまりテラス席)に場所をとれば、使い道はあると思う。
何しろ横浜駅周りで、落ち着いて座って話ができるような環境があるとしたら、それはそれで貴重だ。
平素はオッサン臭い居酒屋で、ガサガサと飲み食いすることが多いワタシとオットなぞ、珍しく落ち着いた環境で向かいあっているもんだから、なんとなくしんみりと近況を話し合ったり、最近の中東情勢を考えてみたりできたし。
だから、話をするにはいい環境、と言ってよいだろな。
特に陽が落ちる前の時間帯なら、外光がたっぷり入って、それなりによいだろうと思う。
ランチから午後通しの営業もやっているということなので、お茶する場所に困ったら思い出してもいい店だ。
横浜駅周りで、明るい広いところでランチをしたい、という場合にも使える。
そういう場所を見つけるには、横浜駅西口界隈は不便な場所なのだし。
でも、とりあえず、こういう店で真面目にメシを喰おうとするな、という基本が覆されるようなことはない。
まあ、そういうもんだろ。
エスニックをちゃんと喰いたければ、福富町や伊勢佐木町に向かえ。
当然のことだが。
もうひとつ敢えて付け加えると、たまたまなのだろうが勘定のつけ違いが結構あった。
どこの店でも同じだが、伝票の詳細はきちんとよく見るべし。
しかし、デートに女子を連れてきたオッサンなんかは、出てきた金額を黙って支払うんだろうなあ。
で、ワタシがこのように穏やかなのは、要するに「自費じゃない」からなんだとも思うんだが。
どうせこういうことであろう、と思って行ったらその通りだったんで、特に腹も立たん、ということでもある。
確かに、こうるさくない20代女子が喜ぶ店、という意味では、ある程度正しいに違いない。
しかし、こういう店がダメな人が、わざわざ出かけてみたら意外とよかった、なんていうことは起きない。
だからオッサンくせえ居酒屋志向の人たちは、とりあえず近寄らないのが無難だよ・・・(笑)。
ワタシとオットは、結局微妙な空腹に耐えかねて、野毛でラーメン喰って帰りましたとさ。
笑。
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一昔前なら、ブチキレ気味にコッテリいろいろ書き連ねたんだろうな、と思うとちょっと感慨がある。
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三巻にもなるとネタ切れか・・・と心配していたのだけど、非常に面白かった♪

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エスニック柄って、こういうもんだったっけ・・・?
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ワタシはそういうケチでシミッタレた人間なのである。
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本当ですか、ホントにいいんですね・・・。
店の概要を聞いた瞬間、我が理性は「断りなさい。すぐ断れ」と主張した。
でもまあ、そういう普段寄り付きもしないような類の店で、オットとビール飲んだりするのも、まあよろしいんじゃないですか、自分の懐が痛むわけじゃなし・・・なんてふと思いつき、なんのかんのとオットと二人で『A&P with terrace』なるダイニング・バーへ。
店にいるのは20代女子のグループと、合コンらしき飲み会の男女グループが主体。
中には女子を連れたオッサンもちらほら。
確かに、会社の若い女子に邪な思いを抱くシケた既婚のオッサンが、自分の懐でデート代を賄えるくらいの価格設定ではある。
それも、今夜は決めてやるぞ、という決意を秘めた夜ではなく、とりあえず「軽く飲みに行かないか」と女子を誘いだしてお話だけして後につなげて・・・というイメージ(?)。
内装はそれなりにデート向けといえよう。
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夜遅い時間なのでよくわからなかったが、9階にある店の半分はテラス風になっているらしい。
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電気代も・・・まあいいか。
事前にメニューを検分した時、フードの値段が思ったよりも安くて不思議に思ったのだが、出かけて全容を見て納得した。
この店はフードが安い分、酒が高めに設定されている。
はあ、なるほど。
そういう風にバランスをとっているわけだね。

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店内の暗さがわかるだろうか?
皮がパサっているが、まあこんなものだろうな。

「豆腐ポキ」なる豆腐サラダの一種。
ハワイアンもエスニックの領域だったのだな。
要するに豆腐と海草のサラダだ。

トート・マン・プラー。タイ風さつま揚げというやつ。
かなりしっかりと辛い。
この店の場合、辛さはかなりハッキリとついている。
それ以外のフレーバーが薄いので、辛さだけが突出して感じられる、というのもあるのだろうが。
あと、特に何も言わなくても、香菜はそこそこの量が乗っかって出てくる。
そこは評価してもいいかもしれない。

「ヤム・マクア」なるベトナム風なすのサラダ。
ニョクマムがちょっと入りすぎだ、と感じる。
あれはバランスを考えて少し入れれば美味しいのだが、それだけで味をまとめようとすると、結構舌が疲れる味わいになるんだよ・・・。
その他サラダ類、冷たい前菜系は、基本的に味わいがニョクマムベースでよく似ている。
肉系の料理も頼んだが、これは見事にバッサバサ。

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鶏団子のフォー。
出汁が効いたものを特に期待をしてはいなかったので、まあこんなものであろう・・・という味。
全体に、ニョクマムなんかでエスニックな匂いと味をつけて、スパイスは唐辛子。
ハーブはとりあえず香菜を盛る。
料理の基本トーンはそんな感じ。
なるほど「エスニック風」だな。
で、価格を考えると、要するに「エスニック風の酒の肴」ということなんだと思う。
まさかちゃんとしたエスニックが喰えるなんて、まるで期待していないから、まあコンナモンだろう・・・と軽く納得できる。
こういう店で、ちゃんとメシを喰おうなんて思うのは、非常に愚かなことだしさ。
でもまあ、金を取って人に料理を出すんなら、もうちょっと考えてもよさそうには思う。
ところでこの店、いまどき珍しく喫煙席が非常に優遇されていて、広いテラス席は喫煙者用になっている。
禁煙席はきちんと別エリアになっているのだが・・・


眺望はこんな感じ。
なんだこりゃ?!とびっくりしたが、隣にあった東急ホテルの残骸なんだそうだ。
そういえばしばらく前に閉鎖になっていたっけ。
ふとした弾みで、向かいのビニールシートが、なんか軽く動いたような気がしてちょびっと怖い。
あれこれと結局辛口になったが、この店の場合、バーラウンジと考えて喫煙席(つまりテラス席)に場所をとれば、使い道はあると思う。
何しろ横浜駅周りで、落ち着いて座って話ができるような環境があるとしたら、それはそれで貴重だ。
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だから、話をするにはいい環境、と言ってよいだろな。
特に陽が落ちる前の時間帯なら、外光がたっぷり入って、それなりによいだろうと思う。
ランチから午後通しの営業もやっているということなので、お茶する場所に困ったら思い出してもいい店だ。
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そういう場所を見つけるには、横浜駅西口界隈は不便な場所なのだし。
でも、とりあえず、こういう店で真面目にメシを喰おうとするな、という基本が覆されるようなことはない。
まあ、そういうもんだろ。
エスニックをちゃんと喰いたければ、福富町や伊勢佐木町に向かえ。
当然のことだが。
もうひとつ敢えて付け加えると、たまたまなのだろうが勘定のつけ違いが結構あった。
どこの店でも同じだが、伝票の詳細はきちんとよく見るべし。
しかし、デートに女子を連れてきたオッサンなんかは、出てきた金額を黙って支払うんだろうなあ。
で、ワタシがこのように穏やかなのは、要するに「自費じゃない」からなんだとも思うんだが。
どうせこういうことであろう、と思って行ったらその通りだったんで、特に腹も立たん、ということでもある。
確かに、こうるさくない20代女子が喜ぶ店、という意味では、ある程度正しいに違いない。
しかし、こういう店がダメな人が、わざわざ出かけてみたら意外とよかった、なんていうことは起きない。
だからオッサンくせえ居酒屋志向の人たちは、とりあえず近寄らないのが無難だよ・・・(笑)。
A&P with terrace (東南アジア料理 / 横浜駅、神奈川駅、新高島駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.0
ワタシとオットは、結局微妙な空腹に耐えかねて、野毛でラーメン喰って帰りましたとさ。
笑。

一昔前なら、ブチキレ気味にコッテリいろいろ書き連ねたんだろうな、と思うとちょっと感慨がある。

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May 04, 2011
中華街『日昇酒家』の薬膳スープ
前回はとぼけちゃったが、自覚はしている。
またもや二カ月もブログ更新をサボっていたのだった。
しかし、このようなだらけたブログですら、アレレとアクセス数の上がる季節がやってきた。
そう、今はゴールデン・ウィーク。
何を期待されているかと言えば、当然中華街の話なのであろう。
と、いうわけで、『日昇酒家』でサササと速攻メシの巻。
ここは近所の八百屋さんが経営している、食堂風の店だ。
売り物は四川系の刀削麺。
以前に数回行ったのだが、刀削麺なら長者町の『華隆餐館』があるから、無理にここで食べなくってもな・・・ということで、なんとなく行かぬまま時が過ぎていたのだった。
しかし、ある夕刻なんだかお腹を減らして、しかし中華街にいる時には珍しく、特別「アレを喰うぞコレを喰うぞ」といった目的意識(?)も薄いまま、なんだか困った気分でふらふらしていた時のこと・・・

いつからかこの店は、薬膳スープをはじめていたのだった。
仕事が休みに入る・・・と気を緩めたとたん、アレレという間に黄砂に吹かれて喉が腫れ、風邪っぴきでもあった。

体を労り滋養をつける、ということであれば、やっぱりスッポンであろう。

こういうスープは、具材が底に沈んでしまうんで、実に絵としてはツマランのだが、中身は結構盛りだくさんだ。
朝鮮人参も入っている。
その他、烏骨鶏にナツメ、クコの実などなど。
それにしても烏骨鶏って、やけに小骨が多いんだよね。
そういうモンなのか?
地道に小骨を啜っては口から出す作業を粛々と。
ともあれ、こういうスープは胃が温まって本当にヨイ♪
スッポンの切れ端がプルプルしてウマイし。
なにがなんでも美味い薬膳スープ!ということならば、福富町のシンジョウリャンタンだとか、大珍楼だとか、他に確かにもっと美味い店はあるだろうと思う。
この店の場合、ワタシの好みを言えばもうちょっとコクが欲しい感じではある。
しかし中華街でこういうメニューを探すとなると、意外に見つからないものだし、味の濃淡は単に好みだろうし。
なによりこの店の食堂風の構えは、非常に入りやすくて使い勝手もよし。
中華街の場合、一人二人だと使いにくい店も多いが、ここはそもそもが食堂風なので、そういう意味でも使いやすい。
いつの間にか、刀削麺以外の料理のバリエーションが増えていた。
八百屋さんの経営なので、野菜頚もメニューも色々。

ここの水餃子もそこそこウマイ。
水餃子過疎地の横浜中華街にあって、一応平均値をクリアした水餃子が、安く手軽に食べられるのは嬉しいぞ♪
風の便りに聞いたところでは、地震の直後はスカスカ空いていた中華街も、このゴールデン・ウィーク中は相当賑わっているらしい。
この辺りは比較的人が少ないロケーションなので、他の店がダメだった時に覗いてみるのもよろしいかと。
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GW中の中華街の場合、やっぱり事前に店を決めて予約して行くのがオススメではある。

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この本、よさそうです♪発注済み。
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そう、今はゴールデン・ウィーク。
何を期待されているかと言えば、当然中華街の話なのであろう。
と、いうわけで、『日昇酒家』でサササと速攻メシの巻。
ここは近所の八百屋さんが経営している、食堂風の店だ。
売り物は四川系の刀削麺。
以前に数回行ったのだが、刀削麺なら長者町の『華隆餐館』があるから、無理にここで食べなくってもな・・・ということで、なんとなく行かぬまま時が過ぎていたのだった。
しかし、ある夕刻なんだかお腹を減らして、しかし中華街にいる時には珍しく、特別「アレを喰うぞコレを喰うぞ」といった目的意識(?)も薄いまま、なんだか困った気分でふらふらしていた時のこと・・・

いつからかこの店は、薬膳スープをはじめていたのだった。
仕事が休みに入る・・・と気を緩めたとたん、アレレという間に黄砂に吹かれて喉が腫れ、風邪っぴきでもあった。

体を労り滋養をつける、ということであれば、やっぱりスッポンであろう。

こういうスープは、具材が底に沈んでしまうんで、実に絵としてはツマランのだが、中身は結構盛りだくさんだ。
朝鮮人参も入っている。
その他、烏骨鶏にナツメ、クコの実などなど。
それにしても烏骨鶏って、やけに小骨が多いんだよね。
そういうモンなのか?
地道に小骨を啜っては口から出す作業を粛々と。
ともあれ、こういうスープは胃が温まって本当にヨイ♪
スッポンの切れ端がプルプルしてウマイし。
なにがなんでも美味い薬膳スープ!ということならば、福富町のシンジョウリャンタンだとか、大珍楼だとか、他に確かにもっと美味い店はあるだろうと思う。
この店の場合、ワタシの好みを言えばもうちょっとコクが欲しい感じではある。
しかし中華街でこういうメニューを探すとなると、意外に見つからないものだし、味の濃淡は単に好みだろうし。
なによりこの店の食堂風の構えは、非常に入りやすくて使い勝手もよし。
中華街の場合、一人二人だと使いにくい店も多いが、ここはそもそもが食堂風なので、そういう意味でも使いやすい。
いつの間にか、刀削麺以外の料理のバリエーションが増えていた。
八百屋さんの経営なので、野菜頚もメニューも色々。

ここの水餃子もそこそこウマイ。
水餃子過疎地の横浜中華街にあって、一応平均値をクリアした水餃子が、安く手軽に食べられるのは嬉しいぞ♪
日昇酒家 ( 石川町 / 中華料理その他 )
★★★★☆4.0
powered by livedoor グルメ
風の便りに聞いたところでは、地震の直後はスカスカ空いていた中華街も、このゴールデン・ウィーク中は相当賑わっているらしい。
この辺りは比較的人が少ないロケーションなので、他の店がダメだった時に覗いてみるのもよろしいかと。

GW中の中華街の場合、やっぱり事前に店を決めて予約して行くのがオススメではある。

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この本、よさそうです♪発注済み。
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May 03, 2011
吉田町『スパルタ』で初夏のギリシャを思ってみる 〜そしてグルメゼロメートル地帯へ・・・〜
ギリシャ料理『スパルタ』は、以前は別の場所にあった。
この店はきちんとギリシャ現地式で、かつきちんと手のかかった料理を昼も夜も出しているので、たまに思い出すと行きたくなる。
しかし、元のロケーションだと我が家からだと若干場所が遠い上、ランチ終了は1時半ごろと早いのがネックになって、なかなか何度も通えずにいた。
それが去年のある時、吉田町に引っ越して来てくれたのである。
早速行ったら、ざっくり5分強くらいは我が家に寄った場所で、しかもランチ時間はラストオーダー14時半という、非常に有難い変わりよう。
例えば先日のランチ。

まずサラダ。
今回思い切って「オリーブオイルを多めにかけてください」と言ったら、ハイハイと足してかけてきてくれた。
ギリシャ人の場合は、鉢の中で野菜が泳ぐほどドボドボやるのだが、ワタシはまあそこまでしなくてもいいよ。
日本人だからね。
フェンネルやらルコラやら、香草がそれなりに入っているので、オリーブオイルに胡椒でかなりいい感じになる。

この日のスープはモロヘイヤ・スープ。
ギリシャでは見たことないけど、スープ自体は決して悪くないので、よろしいんじゃないでしょうか。
ちなみにエジプトのモロヘイヤ・スープが有名だが、彼の地のものはドロンと濃くて脂が強い。実際、モロヘイヤ自体は独特の灰汁や臭みのある野菜なので、エジプト式にがっつりニンニクと脂を効かせたほうが美味しいような気はするが。

湯気の立つバゲットにタラモ・サラダ。
ここのタラモは非常に上品な味。
ギリシャ現地でも、わりといい店で出てくるタイプ。
上品ではあるけれど、しっかりニンニクと塩が効いていて、和風にひよっていないから好感度高い。
メインは常時5〜6種から選べるようになっている。

この日はパスティーチョ。
トマトソースで煮た挽肉とマカロニを重ねた上に、ホワイトソースを載せて焼いた料理だ。
基本的に不味くなりようがない組み合わせだが、手間暇はしっかりかかる。
当然だが、ギリシャの街角で買って食べたものと同じ味。
懐かしく美味い。
ついでに別の時に食べたメインも。

羊肉の煮込み、だったと思う。
付け合わせの野菜やバターライスも、毎度丁寧な作り。
ライスの微妙なポソポソ感が懐かしい。
きっと日本人には一般的に不評に違いない、このポソポソなピラフを毎度きちんと付け合せてくるあたりに、この店のこだわりを感じる。
量は抑え気味だけれど、いわゆる女性向けのイタリアンのようなちまちました盛りでもなく、結構色々出てくるので満足度が高いぞ♪
白とブルーが基調の店内は、シンプルだが開放的で居心地よい。
今の店には外のテラス席もあるから、天気のいい日は外で飲むのも楽しいだろな。
夜は1500円でセットメニューがあるそうだから、一人夕食難民には有難いかも。
ゴールデン・ウィークは休まず営業。
普段は月曜定休だが、祝祭日は営業しているそうな。
週末祝日でも、同じ内容のランチをやってるのは立派だと思う♪
実は最近、仕事の場所や内容が激変したので、横浜でランチするのも久しぶりだった。

最近はこんなようなモンを、ガガガとかっこんで終わることが多い。
この豚角煮丼は380円。安いがね。
あるいはコンビニ飯。
他に無いんだからしょうがないぜ嗚呼。
いっそ自分で弁当持ってくるか、とこのワタシが思っちゃうような、食文化ゼロメーター地帯がこの世には存在する。
やれやれ。
三月は地震後の虚脱状態のまま過ごしてしまい、四月は一転、新しい仕事でバタバタ過ぎて行った。
よもやまさか自分が今のような生活をするとは、ウッスラとも考えていなかったのだが。

なにはともあれ、無事ジャスミン香る初夏のころとなった。
この夏はどんな風に過ぎていくのだろう。
まずとりあえず、メシが不味くて重労働だから、痩せるんじゃないかと期待してるんですけどね。
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まったく人生、なにがどう転ぶかワカラン。
古代ギリシア・ローマの料理とレシピ
著者:アンドリュー ドルビー
丸善(2002-07)
販売元:Amazon.co.jp
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この本、ほし〜い!!と思ったが、既に中古のみであまりに高い。
文庫になってくれないかしら。

無農薬スパークリングワイン【スピロポロス・オデパノス・ブリュット(750ml)】ギリシャ産オーガニック【gourmet0428】
この店はきちんとギリシャ現地式で、かつきちんと手のかかった料理を昼も夜も出しているので、たまに思い出すと行きたくなる。
しかし、元のロケーションだと我が家からだと若干場所が遠い上、ランチ終了は1時半ごろと早いのがネックになって、なかなか何度も通えずにいた。
それが去年のある時、吉田町に引っ越して来てくれたのである。
早速行ったら、ざっくり5分強くらいは我が家に寄った場所で、しかもランチ時間はラストオーダー14時半という、非常に有難い変わりよう。
例えば先日のランチ。

まずサラダ。
今回思い切って「オリーブオイルを多めにかけてください」と言ったら、ハイハイと足してかけてきてくれた。
ギリシャ人の場合は、鉢の中で野菜が泳ぐほどドボドボやるのだが、ワタシはまあそこまでしなくてもいいよ。
日本人だからね。
フェンネルやらルコラやら、香草がそれなりに入っているので、オリーブオイルに胡椒でかなりいい感じになる。

この日のスープはモロヘイヤ・スープ。
ギリシャでは見たことないけど、スープ自体は決して悪くないので、よろしいんじゃないでしょうか。
ちなみにエジプトのモロヘイヤ・スープが有名だが、彼の地のものはドロンと濃くて脂が強い。実際、モロヘイヤ自体は独特の灰汁や臭みのある野菜なので、エジプト式にがっつりニンニクと脂を効かせたほうが美味しいような気はするが。

湯気の立つバゲットにタラモ・サラダ。
ここのタラモは非常に上品な味。
ギリシャ現地でも、わりといい店で出てくるタイプ。
上品ではあるけれど、しっかりニンニクと塩が効いていて、和風にひよっていないから好感度高い。
メインは常時5〜6種から選べるようになっている。

この日はパスティーチョ。
トマトソースで煮た挽肉とマカロニを重ねた上に、ホワイトソースを載せて焼いた料理だ。
基本的に不味くなりようがない組み合わせだが、手間暇はしっかりかかる。
当然だが、ギリシャの街角で買って食べたものと同じ味。
懐かしく美味い。
ついでに別の時に食べたメインも。

羊肉の煮込み、だったと思う。
付け合わせの野菜やバターライスも、毎度丁寧な作り。
ライスの微妙なポソポソ感が懐かしい。
きっと日本人には一般的に不評に違いない、このポソポソなピラフを毎度きちんと付け合せてくるあたりに、この店のこだわりを感じる。
量は抑え気味だけれど、いわゆる女性向けのイタリアンのようなちまちました盛りでもなく、結構色々出てくるので満足度が高いぞ♪
白とブルーが基調の店内は、シンプルだが開放的で居心地よい。
今の店には外のテラス席もあるから、天気のいい日は外で飲むのも楽しいだろな。
夜は1500円でセットメニューがあるそうだから、一人夕食難民には有難いかも。
ゴールデン・ウィークは休まず営業。
普段は月曜定休だが、祝祭日は営業しているそうな。
週末祝日でも、同じ内容のランチをやってるのは立派だと思う♪
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実は最近、仕事の場所や内容が激変したので、横浜でランチするのも久しぶりだった。

最近はこんなようなモンを、ガガガとかっこんで終わることが多い。
この豚角煮丼は380円。安いがね。
あるいはコンビニ飯。
他に無いんだからしょうがないぜ嗚呼。
いっそ自分で弁当持ってくるか、とこのワタシが思っちゃうような、食文化ゼロメーター地帯がこの世には存在する。
やれやれ。
三月は地震後の虚脱状態のまま過ごしてしまい、四月は一転、新しい仕事でバタバタ過ぎて行った。
よもやまさか自分が今のような生活をするとは、ウッスラとも考えていなかったのだが。

なにはともあれ、無事ジャスミン香る初夏のころとなった。
この夏はどんな風に過ぎていくのだろう。
まずとりあえず、メシが不味くて重労働だから、痩せるんじゃないかと期待してるんですけどね。

まったく人生、なにがどう転ぶかワカラン。

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