December 2011

December 29, 2011

復活!荻窪『安斎』の極旨白焼き&鰻重!!

荻窪『安斎』が夏に復活した。
大将が「また始めたんで、近くに来たら寄ってください」と、秋風吹くころに連絡をくれた時には正直泣けた。
しかし、いったいどうなっているのか、妙に不安でもあった。

特にこのブログで話題にはしなかったように思うが、2010年で一番滅入った話はここの閉店だったのだ。
実はこの時に「店を閉めるかもしれない」という話は聞いていたのだが、そのあと冬が深まる中もやっていたようなので、なんとなく安心していたら、ある日閉店していたのだった。
閉店した店の後に、別の店が入っているのも見たときには、しみじみとがっかりした。
あのひどいロケーションだから、なかなか次は決まるまい。その間にちょっと考え直してくれないかな・・・と思っていたのだ。でも次の店が入ったら、身軽に再開するわけにはいかないだろう嗚呼。

何しろここは、極私的旨い鰻の基準点というだけに留まらない。
大人になって社会に出て、初めて自分の財布で自分の嗅覚で見つけ出した店のひとつでもあるのだ。
しかもそのタイミングが偶々この店の創業時と重なっているので、その思いは一層強い。

連絡が来たのは秋のころ。
「場所は?」「同じ」との由。
同じ場所に入った別の店は撤収してしまったらしい。
その店の人には申し訳ないのだが、思わず電話を切って「よおし!」と四股を踏んだ。

でもなかなか行けない。
今年の四月以来、ワタシときたら案外堅気に働いたりしているのである。それも都内深奥某僻地で。
うーうー唸りながら、荻窪の遠さを噛み締めていた。

安斎2011 001

そして、再開した白焼きは、記憶以上のものとなっていた。
蕩ける甘味と旨味は、じんわりと口の中に広がって、記憶の美味を塗り替えてくれる。
嗚呼また会えたね。もう駄目かと思っていたんだよ・・・!

安斎2011 003

鰻重も相変わらずだ。
辛口のタレ。
脂をたっぷり残しながらも、ふんわりとした焼き加減。
ガツガツ喰った。
泣きながら喰った。

食べ終わった後しばらく、神様は確かにいるよね、なんていう話をした。
お互いにゆるゆる頑張ろうよね、なんて言ったりもした。

ここの大将は本当に鰻馬鹿一代。
いろいろあったが、好きな仕事に戻れて本当に嬉しそうだ。
それがワタシには、なにより嬉しい。
まあ、良くも悪しくも馬鹿なんですけどね(笑)。
こういう馬鹿は正直でもある。真面目でもある。それは間違いないと思う。

「また修行のやり直しだから」ということで、いまのところ価格は創業時に戻している。
一階店内はカウンターになってしまい、移動式の小さなテーブルが一つ。
二階の座敷は以前のままだそうだ。
仕入れ数に限りがあって、ゆるゆるとした営業なので、お出かけの際には必ず予約を。
そして、基本は予約時間に焼き上げるので、必ず時間に行ってあげてください。

安斎 ( 荻窪 / うなぎ )
★★★★★5.0
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arima0831 at 01:41|PermalinkComments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中央線沿線 | うなぎ