September 09, 2006

伊勢佐木町『慶興』 さらば、憧れの冷やし中華・・・(泣)

慶興
最寄駅:黄金町 / 阪東橋
料理:台湾料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


外で冷やし中華を食べて、ほとんど美味いと思ったことがない。

具はケチ臭く少なく、どうでもいいようなものばかり載っている
その代表は「紅生姜」だ。ナンデあれ、あれが載ってくると食欲が一割がた落ちる。
理由?
キライなだけです!
どーしてあんな不気味で不自然に真っ赤な色をした、薬くさくてスッパショッパイもんを喰わされねばいけないのだ、と、むっときてしまうのだ。
丁寧に取り外しても、下品なオンナの口紅のあとのように、料理の一部が紅く染まる。

で、タレは妙に酸っぱく変に甘く、食べるとなんだか具合が悪くなる代物が多い。

先日の『清華楼』は、具がしっかりしていて結構よかったし、世にも珍しい「紅生姜抜き」だったが、タレが甘かった。

まあ、好みの問題だ。

本当は自分で作るのが一番美味い。
鶏を茹でた出汁、醤油、黒酢、甘味は少々で、レモン汁少々。
擦りごまとごま油。
具はその日あるもので決めるが、卵、トマト、キュウリ、長ネギ千切り、キクラゲの煮つけ(黒酢と醤油に唐辛子一本放り込んで煮る)、白キクラゲ(さっと茹でる)、干ししいたけの煮つけ、茹で鶏、茹でモヤシ、さっと湯通ししたワカメ・・・と、とりあえず手当たり次第盛ってしまう。
麺はとりあえず腰のしっかりしたものを(別に冷やし中華専用でなくていい)、ぐらぐら茹でてからしっかり水でもむ。

これらを、大皿にドカンと盛ってオットと二人ワシワシ行くのである。

ちなみに「甘味」は、フラクトオリゴ糖というのを愛用している。
普通の砂糖と違って、甘味が柔らかなのだ。お腹にもいいらしい。

不思議なことに、我が家の台所には「氷砂糖、黒砂糖、三温糖、蜂蜜・・・」と各種一応スタンバイしているのだが「白砂糖」だけはない。
一応来客用にスティックシュガーだけ少し置いてある(ドトール、スターバックスなどなどのブランド物揃いだ・・・ふふん)。

これはある日、来客にコーヒーを出したら「お砂糖ちょーだい!」と言われて
「ふが?!」と焦って気がついた。
なぜか、無い。
あれ、ウチには普通の砂糖がないぞ、とそのときまで気がつかなかったのだ。

何故だろう、としみじみ考えたが、結局「なんとなく好きじゃない」ということなのである。
なんだか甘味がきつくて苦手なのだ。
深い意味は無い。
これも好みの問題。

さて、冷やし中華。
前も書いたけど、ただでさえ暑くてバテ気味のとき、これをやろうとすると全身汗みどろになるので「やるぞ!」という決心が必要。

やっぱり「冷やし中華」の本来の目的は「涼しく栄養補給」というところにあるので、
誰かの作ったものを食べるのが一番だ。

前置きが長くなったが、この夏の憧れは『慶興』の冷やし中華だった。
こんな記事を載せる某人がいたのだ。
罪作りな記事だ。
この日以来「慶興の〜〜冷やし中華ぁぁぁ〜〜〜」と思い続けていたのだが、いつの間にか九月になってしまった。

なにしろ、我が家からここの店に行くには「30分強ほど歩くかタクシー」という二択。
このころは丁度、左肩を傷めて歩ける体調でなかったし(二週間近く、片手で完食できるものしか食べられなかったのだ)、その後一回リピートしたときは、冷やし中華まで辿り着けぬほどの量を食べてしまった。

「アイ・シャル・リターン」と呟きながら店を出るも、その後「今日は!」と思うと、雨が降ったり、紫外線が放射能のように伊勢佐木モールを溶かしていたり、友人とお昼を食べたら、もう5時ごろだったり・・・という調子で、ついつい行きそびれていたのだ。

でも、今日こそは!と意気込んで、歩いた。
理性も食欲コビトも「ヒヤシー、チュウカー、ケイコーイコーイコー」と、珍しく歩調を合わせて歌っている
(メロディーは、Disney『白雪姫』の「ハイホー」でおねがいします)。

そして、一人カウンターに腰を据えたとたん、イヤ〜〜な予感が心をよぎる。

「あの・・・まさかと思うんですけど、ひょっとして・・・」
「ナニ?」
「冷やし中華、は・・・」
「あ、もう終わっちゃった。だって9月じゃない、もう・・・」

急に目つきがどんよりとしたワタシに、軽く同情してくれたか、それとも「いい加減にしろよ」と思ったのかわからないが、マスターは「押し豆腐、食べる?」と、とりあえず「一番近そうなやつ」を出してはくれたのだった。

「冬瓜は〜?」
「あ、ゴメン・・・今日は切らしてる・・・」

しくしく。

押し豆腐を山盛り食べて、鶏のとさかの醤油付け(コリコリした食感が面白い。ビールにあう)、スナップえんどうの炒め(えんどうは甘く、シャクシャクして美味い。炒めただけなのに、何故こう美味いのか?)・・・といただいて、その間ヤケッパチ気味に生ビールをガバガバ飲む。
ショウロンポウも、結構いける。
ワンタンとどっちにするかかなり迷ったけど。

「豚足は?」「ピータンは?」と、食欲コビトが小さくささやくが、この日はどうも「紹興酒」な気分ではなかったので聞こえなかったことにする。

帰り道、某所にとぐろを巻いてジンライムを飲み(たくさん・・・)、そのあと別の店で焼酎飲みなおして、帰宅。

冷やし中華にフラレて、自棄酒である。

ああ、来年の夏は、あまりに遠い・・・と、また急に強さを増した陽射しを感じつつ、まだ未練タラタラな気分。

そう、もう秋なのね・・・。


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秋だから〜お別れでぇすぅかぁぁ〜〜、とブチブチ歌いながら日の出町方面へ飲みに向かった。人目が少ない道を選んだのは言うまでもないですが。


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arima0831 at 12:28│Comments(11)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 中華料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

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1. アンケートの結果 (その5)  [ 軍事情報 ]   September 09, 2006 15:12
ブログを紹介させていただきましたので、TBいたします

この記事へのコメント

11. Posted by アリーマ   September 14, 2006 18:56
peketanさま

う〜ん、美味しそうなタレですね〜〜。
ホント、あの日は自棄酒でした。

豚足はしっかりと、先日リターンマッチしてきました。
昨日以来涼しいので、やっと「心の傷」が癒えて来たところです・・・。
10. Posted by peketan   September 14, 2006 09:10
こんにちは、アリーマ教授様。冷麺に振られて自棄酒、悔しがり屋の教授らしいですね、ジアード氏も笑ってます。因みに僕んちでは、お醤油、米酢、胡麻油、生姜、と同量のお水、セロリ、パプリカ、上白糖をミキサーで、白ワインは隠し味、お醤油と生姜を始めによくミキシするのがポイントです。中華麺でなくスパ麺もいいですよね。お水の代わりにオリーブ油でドレッシングになります。冬瓜も夏場に仕入れて、適当に切って冷凍保存で冬場に備えます、豚のスペアリブと冬瓜を生姜、お塩、黒ペッパーのホール、味の素、白ワインでことことと。茹でた鶏モモも微塵のにんにく醤油で戴くのもお奨めです。おこたに入って、熱々の冬瓜スープとヒヤヒヤの冷やし中華待ち如何恣意です。中華街で育つとこんな人間になっちゃいます。
9. Posted by アリーマ   September 10, 2006 21:18
マーサさま

蜆、豚足、ピータンに紹興酒、というイメージが渦巻いております。人生何事も、アキラメが肝心です・・・。

鶏冠は、食感が面白くてビールにあいます。個人的には豚足のトロリン感が好みですが、あれは紹興酒ですね〜。


8. Posted by マーサ   September 10, 2006 20:16
あ、慶興、昨日行きましたよ!

馬車道の焼き鳥屋で飲んだ後、テクテク、伊勢佐木町通りの端から端まで15分位歩いて・・・

押し豆腐、シジミの醤油漬け、豚足、紹興酒。  鶏冠も食べたかったのですが、品切れでした。

鶏冠、まだ一度も食べたことないのですが、おいしいのかなぁ?
7. Posted by アリーマ   September 10, 2006 14:41
seikoMTDさま

でも・・・マスターは「冷やし中華」と呼んでおられました・・・。

しかも、今日も香菜山盛りな「冷やし中華」日和。
しくしく。暑いよう。

いっそヤケクソ気味に、「どんたく」にでもいってやろうか・・・。
6. Posted by seikoMTD   September 10, 2006 11:57
たびたび済みません。念のため申し添えますが、ここのは、いわゆる「冷やし中華」ではありません。
『慶興冷麺』という全くのオリジナル料理です。だから、店頭に「冷やし中華はじめましたぁ」なんてPOPはあり得ないので〜ス。来年はワカラナイケド。
5. Posted by アリーマ   September 10, 2006 10:48
>astarothさま

さすがのワタシも、あの道を夜一人では通れませぬ・・・反対側です。
慶興のモツ系・・・あああああ、そういうのもあった〜。

>ヌシさま

そーなんですよ〜。ルックスが実にワタシのストライクゾーンど真ん中で、キムタク級。
お会いする前に振られてショックなのでございます・・・しくしく(未練タラタラ)。

>『軍事情報』エンリケ殿下
TBありがとうございました。こちらは真面目な国際軍事情勢のブログでして、怖くも怪しくもないので是非皆さん覗いてみてください。冷やし中華がどーした、と平和に悩んでる場合じゃないのです。
4. Posted by 小径のヌシ(^-^)   September 10, 2006 09:25
ふふふ。確かにseikoMTDさん処に載っている冷やし中華は
アリーマ様が好みそうな色香を醸しだしていますね〜

でももう9月…
冷やし中華も心太もカキ氷も消えていく
3. Posted by astaroth   September 10, 2006 00:29
私も慶興に久しく行っておりません
キープボトルは3ヶ月くらい大丈夫かな〜
モツ系食べに近々行かねば・・・

黄金町から人目が少ない道って・・・まさか、日の出町を結ぶあのピンク通り・・・
とはいえこのあいだ通った時は猫とお巡りさんしか居ませんでしたが・・・
2. Posted by アリーマ   September 09, 2006 14:13
seikoMTDさま

そう言えば、6月から始めてるのに、9月でキッパリおわり、というのも、潔いと言うかなんというか、あそこのマスターらしいですね・・・。

そう「香菜ジャンキー」のワタシには、たまらなくソソラレる一品だったんです。

来年こそは・・・。
1. Posted by seikoMTD   September 09, 2006 14:00
慶興冷麺を食べたのは6月1日でした。
自分は、香菜は全てパクチーだと思ってしまう輩ですが、ほんとにいろんな味の香菜が楽しめました。
そうですか、9月だともうやってないのですか。自分ももう一度食べたかったなぁ。

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