January 21, 2007

『延明支店』で午後をまったり過ごす

昼頃、家でウダウダしていたら、弟から電話。
仕事で横浜に来たら、早く終わったから昼飯喰おう、と。

ホイホイと出かける。
弟は、都内とはいえかなり奥の方に住んでいるから、会うのも久しぶりだ。

折しもランチ時。
話をしながらゆっくり落ち着けるところは限られているが、どのくらい時間があるか
わからない。
カフェ風のお店、洋食屋、中華・・・と候補を絞り込みながら、待ち合わせの場所へ。

会ったら作業服である(彼は職人なのだ)。
不気味なヒゲ、裾の膨らんだズボンに、怪しく鋭い目付き。
ニットキャップをターバンに変えたらシーク系だなあ・・・と思っていたら、
実は彼の一人息子も「アラジンの魔法のランプ」のランプの精を見て「お父さんだ!」
と喜んだそうな。
確かに、作業ズボンはハーレムパンツに似ている。

そんなわけで(?)、とりあえず「小奇麗なお洒落系」が数軒、ピーッと音を立てて候補から
削除される。

「なに食べたい?」と聞くと
「できればどっかで、ちょっと珍しい中華とか・・・」などと呟いている。
時間はある、という。

『大珍楼別館』に連れていってやりたいが夜からだし、『華隆餐館』は昼時だと
落ち着かないし、三時で営業が終わる。
福富町辺りの韓国料理でもいいけど、中華に行きたいか・・・と、なると・・・

延明 支店
最寄駅:関内 / 伊勢佐木長者町
料理:北京料理 / ホルモン焼き / 韓国料理 / 焼肉
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食


まあ、当然ここになるな。

「よっしゃ、羊串!」と方向を決めると、なにやらものすごく嬉しそうだ。
「おっ、いっつも書いてるどっか?」と、軽く尻尾を振っている風情(尻尾はないけど)。
そういえば彼は、ワタシのブログの「自称最優良読者」だったっけなあ。

「いつも涎を垂らして歯を食いしばって読んでるだけだぞ・・・ああ、嬉しい・・・!」

そう、兄弟姉妹というのは同じ家庭環境で育つので、食嗜好が同じでも不思議はない。
有燐堂の裏道の、怪しげな看板を指差すと相好を崩す弟。
やれやれ、こういう店構えを見て素直に喜ぶのは、弟よオマエくらいだ。

あとはせいぜい、アミーゴのいぬわんクンだろか・・・(新装開店オメデトウ!旧サイトから移転したのだ。イマサラだけど。『どんたく』張りに、新メニューも追加されている。新台入荷・・・てヤツ?)。

毎度ながら暗く怪しい階段を登って店に入ると、いつもと同じ昼下がりの光景。
客用テーブルの上で肉の下ごしらえなどを、なにやらのんびりとやっている。
ランチメニューがあるわけでもなく、営業目的がわからないが、こういうときには有難い。

弟、ますます喜ぶ。
もう見境無しに尻尾をブンブン振っているぞ。

「おおお、この雰囲気は本物だ!」
「わ、羊串!」
「あれ・・・なにこれ、スゲエ、テーブルで炭火焼なの?!」

・・・悲しいほどワタシと嬉しがるツボが同じ・・・同じ家庭環境で生まれ育ってるからね。

「生ビール380円!」

あああ、また同じツボか、弟よ・・・。
もちろん、とりあえずビール。
ささやかな家族の宴が始まる。真昼間から。
ふん、構うものか。

羊串など、取り混ぜて色々頼む。
もちろん水餃子も頼む。
豚耳の冷菜(ピリカラのサラダ風で旨い)、韓国料理のチャプチェを赤く辛くしたような、
春雨入りの野菜サラダも頼む。

お通しは、毎度お馴染み茹でピーナッツ(甘くて旨い)、大根細切りのキムチに、
ザーサイ風の漬物(程よい塩気)。

ジュジュジュと炭の上で弾ける羊串を眺めて、弟は楽しそうだ。
ワタシも楽しい。

「ああ、ウメエ」としみじみ喜ぶ顔が嬉しい。
弟だからということではなくて、自分が旨いと思うものを誰かが喜んで楽しんでいると、
ワタシも大変幸せなのだ。
やっぱり旨いしねえ。
脂身も炭で炙ると口で蕩ける。
炭火の遠赤外線効果か、体が芯から温まってくる。
冬はこれに限るなあ。

「この水餃子、マヂうめえ。皮がいい感じ」
「ふっふふふ。そうだろうソウダロウ」

ビールをマッコリに持ちかえて、料理をあれこれつつく。
午後から所在なげに営業していてくれて、アリガトウよ、と店に感謝したくなる。

しゃべったり喰ったりしてるうち、ふと気がつくともう夕方。

「次は刀削麺ね〜」と言いおいて、弟は帰っていった。
今度は夕方きなさい。
思いっきり辛くて旨い麻婆豆腐も食べようねえ・・・(一人じゃなかなかいけないし)。


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でも、このあと結局『華隆餐館』にでかけた次第・・・(次回に続く)。





一人暮らしでも大家族でも便利です。

arima0831 at 10:51│Comments(7)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 中華料理 | 日ノ出町・伊勢佐木町

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この記事へのコメント

7. Posted by アリーマ   January 22, 2007 02:19
>k.kさま
そうなんです。ここはお酒が安いんですよ。
マッコリは潔くコップ二つ付けて、パックごとどんと渡されて、1200円。同じものが福富町の韓国料理屋では、一応奥で入れ物に入れてきてはくれるけど、2千円です。
ほぼ四時間粘ってかなり飲み食いして、〆て7000円ほどでした。後輩に驕ってあげても、そうそう懐は痛みませんよ。
四人までなら日ノ出町の本店、それ以上ならば伊勢佐木町の支店がおすすめです。是非どうぞ。

>新装開店イ・ヌワン大先生
イマサラになったが引っ越し呪い(?)じゃ。
また行こうね。
6. Posted by イ・ヌワン   January 21, 2007 23:19
ご紹介あずかりますてありがとうごまいだすー!
延明、、、
くいたい(´д`)、、、
せめて
店構えだけでも見たい(´д`)

5. Posted by k.k   January 21, 2007 22:14
な、生ビール380円ですか?!
養老の瀧並ですなあ(驚)
羊も水餃子もそのうち・・・なんて思いつつ本店の場所だけは確認してあるんですが・・・。
どうにも機会がなくってまだ未訪なんです。
でももう我慢出来そうにありません!週末あたりに後輩引っ張って行く公算大ですw
4. Posted by アリーマ   January 21, 2007 20:05
ひとりメシさま

あの支店、一応11時からやっていることになっているけど、日によって前後するみたいなんですよね・・・。

刀削麺も・・・それは残念。
その無念さは、なんだかわかります。
3. Posted by ひとりメシ   January 21, 2007 18:51
羊串、うらやましいです。
昨日支店の前を通ったのですが、まだ時間が早くてやっていませんでした(涙)
刀も時間がなくて出陣できなくて(涙)
心残りの多い伊勢佐木長者町でした。
2. Posted by アリーマ   January 21, 2007 18:39
min-minさん

う、美しい、ですか?
まあ「同じ家庭」でしかも「同じ父親」にあっちこっち連れ回されて育つと、実に同じ食べ物が好きなものだなあ、と思いますが・・・ううむ。

支店のほうは、人数が多いと楽に入れます。
是非またの機会に♪
1. Posted by min-min   January 21, 2007 15:24
う〜ん、美しい姉弟愛ですねぇ。
肉親と美味いものを共有し慈しむ様子がじんわりと伝わってまいりましたぁ。

「延明・支店」も今度行きたいですな♪

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