September 20, 2007

川崎ハッピーロード『すらっかん』 〜嗚呼、夏の思い出!炎天下味噌チゲ喰って炎を吐く!!〜

すらっかん
最寄駅:川崎
料理:韓国家庭料理 / 韓国料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


「すらっかん」は漢字で「水刺間」と書くんだそうで、
それはナニぞ?と思ったら「王の食事を作る部署」なんだそうな。
「チャングムの誓い」なんかによく出てきてたらしい。
見てないからわからないけど、なんとも豪勢な名前だったのね。
ふーん。

この『すらっかん』は在幸区ハッピーロード。
小料理屋が韓国一膳飯屋に化けたような雰囲気。
韓国王宮関連名称を名乗るたぁ、いい根性だ。
どうしてそういう名前にしたのか、と尋ねることすらなんだか憚られる。
昼の定食は700円均一。
いつでも嬉しいぞハッピーロード♪

八月上旬のある日、ワタシは一人突然「辛い韓国もん」が昼時食べたくなった。
ただでさえ我が職場からハッピーロードまでの道のりは、
炎天下では結構自殺行為(?)ものなのではあるが。
道の途中で「うわ〜」とヘタレた気分になったんでもあるが。
でも、惰性で前進する。
こういうときに「後戻りして別の店のことを考える思考力」なんて、あるわけないのだよ。

燃え立つ放射能のような太陽光線が全身をあぶる。
いや、放射能浴びたこと、ないですがね。
記憶して理解している限り。


surakkannまず二品、おかずが出る。
単にキムチとナムル、というのではなくて
家庭的に手がかかった小鉢が二品。
感動的に旨い、という者でもないが
よろしいんじゃないでしょうか。


味噌チゲを頼んだら、「辛いの、大丈夫ですか?」とおねえさんが聞く。
一瞬考えたけれど、ハイ、と素直に答えた。
まあ、極端に得意というものでもないが、周囲に鍛えられてずいぶん耐性ができた
と思うし・・・

「そう、じゃあ、二本入れよっと」と、おねえさんはおもむろに青々とした唐辛子を二本
手早く細かく刻んでしまった。
ううむ、そ、それはまさか・・・とっても辛い例のヤツでは・・・?

小さな釜を直接コンロにかけて、グツグツ煮込んでいる。
しまったな。今日は暑いんだがな。まあ、暑いときには熱いものとは言うが、
これはあまりに熱気に満ちたシチュエーション・・・とグツグツをカウンター越しに
眺めていると、おもむろに手近のタッパを開けて、お玉半分ほどの赤い粉を小釜に投入!

引き返せぬ道をはるかに進みすぎたような気がするが、もう遅いのである。


surakkan仕上げに軽く一口味見したおねえさん一言
「わ、から〜〜い!」

あの、韓国人の貴女が
そのようにおっしゃる代物というのは
いえ、あの、その・・・


・・・・・もう気分は修行僧だ・・・・・。
ああ、修行の場とは、日常の何処にでも口を開いておるものじゃ。

口に含んだ瞬間、周囲が燃え立つ幻影にとらわれる。
耳元で「ゴォォォ」という音が聞こえたような気がする。
しかも、グツグツと熱く煮え立っておるのだ、この赤い汁は。
挙句、ふと時計を見たらランチタイムの残り時間は少ない・・・。

これ、かっ込めって、何の罰ゲームですか?
ワタシがいったいなにをしたっていうのですか?

なにをしたって、わざわざこの店にやってきて、自発的にこの一品を注文したのだ。
そうですね。はいそうです。

スープが結構旨いので、それでもなんとか完食した。
猫舌のワタシだが、なんとかアチアチアチと頑張った。
じっさい、美味しいとすら思った。
店の中にいる限り、火をはくナニモノカに変わったような気分にすらなった。

そして店を出てオフィスへの帰り道、陽炎の揺れるハッピーロードを匍匐前進しながら
「韓国の人に、辛いものは平気です、などとうっかり言ってはいけません」という
教訓をしみじみと噛み締めたのだった。

炎天下、火など吐いたら行き倒れになりかねないので、危険な遊びはしないことにした。


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熱く激しい夏の思い出・・・。



こんなのが、丸二本・・・平気な人もいるんでしょうが・・・。


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arima0831 at 00:10│Comments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 川崎 | 韓国料理

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この記事へのコメント

6. Posted by アリーマ   September 20, 2007 21:11
>ヌシさん
そういうネーミングこそハッピーロード向けなので、今度あの店に行ったらそういっておきます。

そう、あれは、某大仏氏なら焼けた釜を素手片手でガッシと持ち上げて、爽やかに一息に飲み干されることと思います。
ちなみに某イヌなら、食べ終わるまでにティッシュ雪だるまが出来上がることでしょう。

しょせんワタシは、普通の人類に過ぎません。

>再びSリーさん(あれ?)
辛いものが過ぎると、ピリピリが全身に回ってただのアホーになりますのでお気をつけあそばせ・・・。

>ひとりメシさま
やっぱり鍛え方が違うんでしょうね・・・。

5. Posted by アリーマ   September 20, 2007 21:04
シュールリーさま

紫外線を避ける市街戦にむかう場合、「よろめきよろばい匍匐」という特殊型があるのです。
ゆら〜ゆら〜と低い姿勢で揺れながら、日陰から日陰へ素早く移動します。今回はいざというときに備え火炎放射という武器を一時的に所持しているので、顔だけは日焼けも恐れず正面に向けます。

紫外線に火を吐いてどうするのかは教本にありませんでした。

尚、調べてみたら陸自じゃ第五まであるんだそうです。
以下参照。

http://www18.ocn.ne.jp/~j-force/hohuku.html
4. Posted by ひとりメシ   September 20, 2007 19:22
スラッカンですかあ。
チェゴサングン様はどこに(笑)
韓国の人の辛いは半端じゃないので、おいしいけどつらいですね。
3. Posted by Sur Lie   September 20, 2007 10:30
>小径のヌシさま

類友ですねぇ。
私はてっきり、あの、ピビンバ等には欠かせない
『スッカラ』と勘違いしていたんです。
ほお〜、匙の他にそんな意味もあるのか!と。

辛いものが足りないのかな。
どうも人間ぴりっとしません。(汗)
2. Posted by 小径のヌシ(^−^)   September 20, 2007 08:08
“すらっかん”

・・
・・・
アリーマさんのネタ的に“すっからかん”って書いてあるのかと
読み間違えたのはナイショです ( ̄▽ ̄)

それにしても辛そう …
某大仏様なら大丈夫なんでしょうけどね
1. Posted by Sur Lie   September 20, 2007 06:38
うわー、うわー、
ハッピーロードなるところを
匍匐前進するアリーマさんを見たかった!

ちなみに海上自衛隊勤務の某氏曰く
匍匐前進って
第一から第三まであるらしいですが
アリーマさんはどれでオフィスに戻られたのでせう?

もしやこの夏の猛暑って
アリーマさんの火吐きのなせるワザなんじゃあ。
どっかで吐いたでしょう。
やったでしょう。うむ。

あ、すらっかん かあ。
今までずっと
すっから(ん)って読んでました。わはは。

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