November 09, 2007

二日酔いの朝『尾花』に強制連行される・・・そして、一杯のうどん

隋園別館でも大瀑布技が炸裂し、その勢いで第三ラウンドは「場外」となった。
二丁目裏小路のいわくありげなバーで、酔った頭をジンライムで冷やす。
冷えないが。わずかなライムの酸味に「体によいビタミン」を感じる。

アパ経豪邸へ移動。
何しろこの日は、わざわざ翌日休みまでとった大計画がある。

尾花
最寄駅:三ノ輪橋 / 三ノ輪 / 南千住
料理:うなぎ
採点:★-
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


以前いぬわんクンたちが喰いまくってきて、参加しそこねたワタシ相手にこれでもかとばかりに美味しい話を炸裂させた。かなり恨んでいる。
リベンジの機会を狙っていた。
アパ経豪邸、この圏内なので、週日ふらふら出かけるには抜群のロケーション。

などと、翌日への期待に向けてさらにアドレナリンを炸裂させる。
ピンクのシャンパンなど開けてもらって、もう勢いはとどまるところを知らぬ。

・・・・・・翌朝・・・・・。

「ほれ、もう起きるよ」と、厳しくたたき起こされる。
久しぶりに全身の毛穴から酒がにじむような二日酔いだ。
かろうじて水を飲む。お茶を啜ってだらけていたら、ようやく立ち上がれる状態にはなったが、胃腸が何か固形物を受け付けようというコンディションにないのは明らかなのだった。

「うなぎさあ、むりだなあ」
「ううむ。たいした二日酔いざんす」
「ああ〜、もぉだめじゃあ」
「さてでは出かけるざんすよ」

そう、この時点でワタシは「鰻はキャンセル」と信じていた。
特段深い意味なくアパ経の後をついて、しばらく歩いて地下鉄に乗る。

「もう一回乗り換えたら、駅のすぐそばらから」
「?」
「駅から5分も歩かないのよね」
「・・・あの・・・今向かっているところはもしや・・・」
「尾花です。そのために休みまで取ったんだからねーー」

ああ、ワタシはだらしのないヘタレです。
しかもそこで「そんなもん食べられない。絶対にいや」と主張するパワーすらなく、深く酒臭いため息をつきながら、軽くやけっぱちな気分で「どうにでもしてやらあ」なんて心に思う。

さて、てくてくぶらぶらと進んでいくうち、アパ経が
「う?! えぇぇぇええぇぇ! ん〜な〜〜ばかなぁぁ〜〜!」と、取り乱し始めた。
おや、どうしたの?と目をやると


尾花こういうことなのだった。
嗚呼、日ごろの行い、わるすぎるぞ。

男性があまりそれほど好きでない女性を
行きがかり上口説くことになってしまい
さて、では部屋に・・・という段階で
相手の女性がアレコレ言って逃げてしまった。

そういうときの男性の心理って、このときのワタシの根性とかなり重なるんじゃあないかしら、と思う。

アパ経は「う〜ん、ここがダメならば・・・と脳内データベースをフル回転させて「近辺のうまい鰻屋」の検索をかけているようすだ。
ワタシとしては、残念だったね。また二人とも調子のいいときにゆっくりと楽しもうね・・・みたいな感じで「うなぎでないもん」を考えている。

「うどんかお蕎麦がいいよう」
と、小さな声で訴えると、
「む、うどんならばあるざんす。そこに行くざんす」と、方向転換するアパ経。
うにゃあるうにゃあるる、とゴロゴロついていくワタシ。

かのふや
最寄駅:三ノ輪橋 / 三ノ輪 / 南千住
料理:うどん
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


このへんは、いかにも下町風な町並みが面白い。
いかにもこの辺りで長年ご近所さんに愛されている、という風情の『かのふや』。
明るくて気さくなおかみさんもいい感じだ。
メニューは、よく見るとオーソドックスなもの以外にも「モロヘイヤうどん」など、ちょっと変わった創作系が目に付く。
酒疲れしている二人は「貝づくしうどん」をいただくことにする。


かのふや結構量がある。
蛤、帆立、浅利、ムール貝など
惜しげなくたくさん貝がのっている。
汁がやや甘い気はしたし、
麺の腰はむしろ穏やかな感じ。

でも、近所にこんなうどん屋ができたら、ワタシは絶対に通うと思う。

しかも、ここの「田舎しるこ」がまた家庭風のうまいお汁粉で、一口二口もらっただけでも、酒毒に傷んだ五臓六腑が和らぐような気がしたのだった。

二人まったりとうどんを啜っていたところ、いぬわんクンから電話。
「おーおーよーよーよー!どーよ、尾花ぁぁ!」

「うるせえ」と邪険に電話を切った。
アパ経は「保健所送り」と、かなり残忍な目つきで呟いていた。

次回は心身整えて向かいたいものだ、と思う。
いつ来るか、次回。
でもこうなったら絶対に計画的に行ってやるのだ!


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このとき行っても、酒の匂いも嗅ぎたくないから、結局楽しくなかったはず。
だから、これでよかったんだよう。



プチ食品サンプル。うな重もあります。



ウナギのひみつ (大型絵本―かがくとなかよし)


arima0831 at 03:57│Comments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote うどん・そば | その他東京

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この記事へのコメント

8. Posted by アリーマ   November 12, 2007 16:38
ヌシさん

まあ、家庭でも作れるレベル、ではあります。
でも、こういう時こういう店にあって、一口食べられると結構嬉しいですね〜。紫蘇の実の佃煮つき。
甘さがしつこくなくて、良かったのでした。
普通の甘味処なんかのお汁粉、どうも甘すぎるので。
7. Posted by 小径のヌシ(^−^)   November 12, 2007 08:19
お・し・る・こ  かぁ〜
6. Posted by アリーマ   November 10, 2007 16:16
いぬわんクン

おお、うれしいか。そおかそおか。
5. Posted by いぬわん   November 10, 2007 10:59
わんわん(><!
4. Posted by アリーマ   November 09, 2007 19:55
花侍さま

お。いらっしゃいまし。
うう、絶対、なんですねえ・・・。
いつか必ず。

あ、いぬわんクンがダダったら、何かエサを投げ与えればよいのです。又は、軽く蹴飛ばすと静かになります。
リードを握る皆さんが優しすぎたんですね、あの時は。ダダってる様子がかわいい・・・そうですか、そのまま繋いで食べてるところをみせると、もっとかわいいダダりかたするんじゃないか・・・なんて・・・冗談だぴょん。
3. Posted by 花侍   November 09, 2007 19:50
こんばんは。
先日はどもありがとございました<(_ _*)>
↑こないだ聞いたお話なのにクスクス笑いながら読んじゃいました。
でも、絶対!尾花の鰻は絶対!なにがなんでも絶対!召し上がられることを力一杯推奨します!
(いぬわんさんも待ってる間のダダを一口食べたらすっとばしましたもの←その様子、妙に可愛かったんですよw)
2. Posted by アリーマ   November 09, 2007 15:05
酔華さん

そうなんですよ。
美味しいものは気合だけじゃダメですから。
せっかくならば、ビールとお新香、酒に白焼き、うな重一丁・・・な鉄板シチュエーションでいきたい!

>それにしても、他の人たちの写真見ると旨そうだなぁ…

きー、酔華さんまでがそおやって傷をえぐるんですね・・・しくしく。
1. Posted by 中華街ランチ探偵団「酔華」   November 09, 2007 05:52
こんな状態のときだから、逆に休業で良かったじゃないですか。
二日酔いで旨いもん食べて、店を出たとたんゲボゲボなんてこと何回もありましたから。
次回は完全な体調で行ってください。報告が楽しみです。
それにしても、他の人たちの写真見ると旨そうだなぁ…

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