January 09, 2008

香港ほにゃらら記 其の二 〜到着即大食〜

ほぼ徹夜で早朝5時に家を出たけれど、ようやくホテルに辿り着いたのは夕方ごろだった。
やはり香港は、熊本の山奥や真夏の渋滞を踏み越えた先の伊豆よりも
多少遠い。
さすがは海外だな。

到着後ちょっとゴタゴタしたが、とりあえず省略。
(食べ物がらみ以外は「ぶらぶら」のほうに上げようかなあ、と思っているので、あわせてご参照いただければ幸い・・・といいつつ、ナニをどっちに振るかまだ思案中)

右も左もまったくワカランので、とりあえずホテルのフロントに「ここはどこなのでしょおか?」と尋ねたら、銅羅湾エリア周辺、ということだった。
銅羅湾と書いて「コーズウェイベイ」と読む。
中華系の漢字変換の規則性って、なんかよくわからん。

「近くて賑わっててレストランなんかがあるのはどっちのほうだろか?」と尋ねたら、「タイムズスクエア」という大きな商業ビル辺りが賑やかで、歩いて5分くらいだよ、との由。
もらった地図をポケットに突っ込んで、だらだらとそっちに向かう。

houjoushukaタイムズ・スクエアを目指したはずが
いつの間にか微妙に方向がずれていた。
超級方向音痴のワタシが地図をにらみ
究極方向音痴のオットが
ほけらほけらとあとをついてくると
まず目的地にストレートに辿り着けない。
だからこういうときには
目的地をなるべく設定しないことにしている。
ここは Leighton Rd.という通り沿い。

houjoushukaくたびれていて思考停止状態なので
とりあえず目に付いた大きな看板の店に入る。
そういえばお腹が空いた。ビールも飲みたい。
夕方5時ごろでまだ時間は早いので
店はがらがらだ。


ビールの色々塩P





まずお茶の種類を聞かれるので、とりあえず普洱茶をたのむ。
そうそうビールもちょうだいね、と言ったら、ほいと別のリストをくれた。

サンミゲル=生力、ハイネケン=喜力

規則性はワカランが、こういう漢字変換センスは素晴らしい。

イキルチカラのほうがヨロコブチカラよりも安かったのでサンミゲルに。
生きているだけより、生きて喜ぶほうが少しばかり贅沢なのだ。
ううむ。

それにしても何故「スタウト=波打」なんだろうか?
理不尽さと素晴らしさに混じって、たまに規則性らしきものも顔を出す。
要するに、そういう国のそういう人たちなんだろうな。
きっと日本人観光客にありがちな行動なんだろうが、
オットと二人しばし漢字変換をネタにひゃあひゃあ喜んで過ごす。
突き出しにくれた塩茹でピーナツがウマイ。

スープスープ(アップ)





豆腐ほか色々入ったスープ。
器が小型の洗面器並み。コレだけで二名一食分の大きさだ。
しかし、薄味だがこくがあってウマイ。
豆腐以外に、みじん切りの叉焼やら野菜やら蓮の実やらがどっさり。
小さなお椀に何回取っても減らない、不思議なスープなのであった。

海老湯麺なぜかいきなり海老湯麺がきた。
こちらは小型ラーメン丼程度だが
てんこ盛りの具がすごい。
海老はぷりっぷり。
野菜はシャキシャキ。

スープがまた違う味わい。
日本の中華料理で出てくるいわゆる中華麺とは違う味の出汁。
サッパリ味で、しみじみ胃の腑にしみる。
なによりこの固めの細麺がステキだ。
何度か「香港にあるような麺を出す店は中華街にないか?!」という声を聞いたことがあるが、確かにコレはまた食べたくなるなあ。
特に凝った麺には思えないのに、何故日本にあまりないのだろう?

ウマイぞウマイ!
が、コレも侮れない量がてんこ盛りの具の下に潜んでいるのだった。

玉子の白身と蟹の炒め玉子の白身と蟹の炒め。
ちょっと味が濃いが、食感が面白い。
ご飯がほしくなる味だ・・・と
ついチャーハンを追加オーダーしてしまう。

これもまた、食べても食べても減らない不思議な一品・・・嗚呼。

チキンのロースト鶏のローストを半分。
鶏の味がまるで違うぢゃないかーー!
外側はパリパリなのに
肉にはしっとり弾力があって
噛めばジュワァジュワァと肉汁が・・・

鳥インフルエンザがどうした!と強く激しく思いつつ骨にむしゃぶりつく。
はぁはぁ。
素手で骨をしゃぶっていると、何故呼吸が荒くなるのかね?

しかーーーし!
量は要するに鶏半羽分なのだ。嗚呼。

チャーハンふと我に帰ると店は満席になっていた。
最初はヒマだった厨房が
各メニューをイッキ出ししたのだが
チャーハンがなかなか来ない。
来たら・・・爆量だった、嗚呼。

某店のブタニクチャーハンを思い出す。
ナイスなルックスの通り、味も似ているがちょっと薄め。
何故まだ喰えるのかわからないまま、二人無言で喰い続ける。
刻んだ叉焼のようなものがやたらにウマイ。
海老もぷりぷり。

ここで「あのブタニクチャーハンはいくらだったっけ」などと考えるのは
野暮ってもんだろうが・・・恵比寿の方が安い(笑)

ぱりぱりちょろメニューには楽しい日本語訳付き。
この「ぱりぱりちょろ」とは
要するに「パリパリに焼いた腸」らしい。
食べたいよう・・・と呟くが
どんより濁り始めたオットの目に殺気。

「お持ち帰りにしても・・・」の一言を満腹の体内に押し戻し飲み下す。
ふう、嗚呼。

「初日ではあるし、さらっと街に出てさらっとなにか軽く食べよう」と言った
そんな記憶は既に遠く、全身を胃にして街を転がりホテルに向かう。

大晦日のタイムズスクエア周辺は、そろそろかなりな人出になっていた。
派手なカウントダウンがあるそうだ。
これはホテルの部屋で胃部をさすりつつ「イキルチカラ」とともに寝転がってテレビで見物した。

教訓: お食事は、計画的に。


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まだ一食目。



蓮の実は鎮静と整腸に薬効あり、とか。
特に「下り線乗車中」に柔らかく煮たやつが良いそうな。
はあ、なるほどね・・・(となぜか納得する)。

D09 地球の歩き方 香港/マカオ 2007~2008 (地球の歩き方 D 9)

最近の「地球の歩き方」は、けっこうアテになります。

arima0831 at 02:10│Comments(16)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 香港・マカオ 

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1. 香港ぶらぶら雑感記 其の一 〜摩天楼が怖い・・・〜  [ 中東ぶらぶら回想記 ]   January 13, 2008 20:57
どこが「中東ぶらぶら」だ?!という内容が最近多い。 一応反省とともに自覚はしているのである。 ごめんなさい。 今年もこんな調子でやっていくことになりそうな予感はするものの、細々とでも継続予定なので、たまにお付き合いいただければ何より幸い。 よろしくお願い....

この記事へのコメント

16. Posted by アリーマ   January 11, 2008 18:21
酔華さん

スープとロースト+一品くらいで止める勇気と潔さがあれば、素晴らしく美味しかったと思います。
やっぱり量はほどほどにしないと・・・反省しつつ改まりませんが。
15. Posted by アリーマ   January 11, 2008 18:12
西山さま

ご訪問ありがとうございます。
拙ブログはご覧の通り横浜が主体です。南青山界隈は都内で比較的よく行くエリアですが、相互リンクを張っても若干違和感があるかと思われます。尚、当方の情報が貴ブログにお役に立つと判断されるようでしたら、拙ブログはリンクフリーですのでご紹介いただくのはまったく構いません。そういうことで「相互リンク」は恐縮ながら少し考えさせてください。また先々、南青山情報なども多く取り上げるようなことがあれば再考させていただきます。
また、正直申し上げて初訪問でいきなり「相互」リンクの依頼というケースは初めてです。拙ブログで相互リンクいただいているサイトさんは皆、ある程度のお付き合いを経て、という形でリンクしていますので、個人的にちょっと違和感を覚えたことも、余計なことですが申し添えておきます。
14. Posted by 中華街ランチ探偵団「酔華」   January 11, 2008 06:26
初日からウマイものを爆食ですね。
スープと鶏のローストだけでいいから食べてみたいなあ。
13. Posted by 西川   January 11, 2008 02:12
はじめまして。
私は「南青山骨董通り カフェなび」http://www.kotodori.com/
というサイトを運営しております西川と申します。

御サイトはYahooの検索エンジンを通して知り、
非常に興味深く内容の方を拝見させて頂きました。

この度、誠に勝手ながら私のサイトのと相互リンクをお願い
できないかと思い書き込みをさせて頂きました。

是非ご検討を頂ければと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

西川


12. Posted by アリーマ   January 10, 2008 13:05
ヌシさん

お嬢と仲良く行ってらっしゃい。
11. Posted by アリーマ   January 10, 2008 13:04
>ひとりメシさま
リターンマッチでもう一度・・・と思っていたけど結局「ぱりぱりちょろ」は食べずじまい。
未練たらたら。
蟹と白身、うまかったですがちょっと味が濃かったかなあ。「黄身はどこに行くのか?」としみじみ考えてしまいました。エッグタルトに化けるのでしょうか?
でもこの料理、そう難しくなさそうだから白身だけ余ったときに作れそうです。

>トリノさん
社員旅行で香港ですか。いいなー。
この海老湯麺は実に美味しくて「テキトーに入った店でコレほどうまいならば、計画的に行けばどれほどうまいものが・・・?」と思うほどでした。
結局、麺モノはコレが一位の座を譲らず・・・運が悪かったのか、いい店だったのか、いまいち不明です。
10. Posted by アリーマ   January 10, 2008 12:56
>里香さん
地球の歩き方、香港編はかなりお役立ちでした。昔「迷い方」だったころは、旅行者の投稿を軸にして素人もどきに安い原稿料と経費で丸投げ状態で作っていたけど、最近は出版プロダクションを入れて、現地に強いコーディネーターを投入して製作するようになったらしいです。

>にっきさん
この破壊力、イマイチあとが続かず・・・ヤキが回っちまいました。トシかしら。

>「香港とマカオにある料理屋」への旅行と捉えればよろしいのでしょうか?

ビーチも温泉もないところに出かけた場合、なにかそれ以外に何かやることってあるのかなあ・・・?
むしろ思いつかない。

>私の胃袋だけでも連れていってもらえば良かった。

取り外し&折りたたみ可なら、ドギーバッグ代わりにいつでも持ってまいりますぜ。常々こういうところでは「もうひとつ胃がほしい」と思うんで・・・あ、成田で没収焼却処分されても恨まないでくださいね(合掌)
9. Posted by アリーマ   January 10, 2008 12:26
>Gingerさん
ロンドンでは普通にあるのに、何故日本にないのでしょうねー。フシギ。

>あ〜ビンボウって脳みそに爪あと残すなぁです

うう、いい言葉だ。
ワタシの「脳の爪あと」には、マカオでくしくもめぐり合ったんでした・・・。

>乙さん
旅行中の食べ残しは、乙さんのためにお持ち帰りにして、常温保存してあります。早く取りにきてね(冗談ですってば)。

>じゅんぺーサン
いや、野暮じゃないですよ。ごもっともな質問かと・・・と言いつつイマイチ覚えてないのですが。
ここはソコソコいい店で、確か一品が50〜70HK$くらいだったから、諸々含めて併せて6000円〜7000円くらいだったかなあ?
まあどこに行っても、大体中華街の2〜3割り安くらいが目安かなあ、という印象です。ブタニクチャーハンは1000円位しましたけどね(恵比寿のやつは700円)。

8. Posted by 小径のヌシ(^−^)   January 10, 2008 08:16
5
¬ ̄)じぃ〜
7. Posted by トリノ   January 09, 2008 22:00
おぉぉぉ。
海老湯麺、スゲー美味そーです。
他も美味しそう。

つか、さっき思い出したんですが、私。
香港とマカオに行った事がありました。
・・・バカだ。私。

なぜ記憶が薄いんかと言うと、社員旅行で行ったからでした。
マカオでは3000円位使って、3500円位になった記憶(笑)。
6. Posted by ひとりメシ   January 09, 2008 20:17
「ぱりぱりちょろ」
これは食べてみたいですねえ。
でも本命は蟹と卵の炒め物ですね。
香港、行ってみたいです。
5. Posted by にっき   January 09, 2008 16:13
まさに「爆食」ですね。
すざまじい破壊力を伴う食欲・・・。
うーん、うらやましい。

今回のご旅行は「香港とマカオにある料理屋」への旅行と捉えればよろしいのでしょうか?
それならば私の胃袋だけでも連れていってもらえば良かった。

で、私は「生きる力」と一緒にこの海老湯麺と、鶏のローストが食べたい!
4. Posted by 里香   January 09, 2008 13:48
前世は香港人だったと信じているわたくしであります。
「地球の歩き方・香港」は元オットが作ってます。
(今もかなぁ?)
よく「地球の迷い方」なんて言ってたんですけどね。
それにしても香港旅行記、うらやましすぎです。
あぁ、里帰りしたい…。
3. Posted by じゅんぺー   January 09, 2008 13:07
あけましておめでとうございます。
ブラボーな量に、感激!
して、これでお会計はいかほど? ってヤボか(笑)
2. Posted by 乙さん   January 09, 2008 05:38
あけましておめでとうござりまする。
マカオでは料理三昧でござりましたかな?タッパーに入れて小生のために持って帰っていただきたかったですなぁ。。。(笑)
1. Posted by Ginger   January 09, 2008 04:10
ロンドンで貧乏こじらせた頃、主食にしてたラーメンも、やっぱり香港スタイルでした
あのオーバンドみたいな固い麺とっても懐かしいです
確かに日本で見かけませんね
あ〜ビンボウって脳みそに爪あと残すなぁです

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