February 27, 2008

香港国際空港でランチ 〜ラスト一食で名残を惜しむ〜

やっと最終回。嗚呼!

昼過ぎにホテルを出て空港へ。
空港の食事って当たり外れが激しいのだが、香港はどうだろう?

あたりをぐるりと歩き回ると、ちょっとしたファーストフードのスタンドから
そこそこまともなレストラン風まで各種そろっている。
なんとなくファミレス風の店に入ってみた。

麺魚蛋粉(魚団子入り麺)
日本の立ち食いスタンドのキツネウドンを
米の麺に換えて広東風味にしたような味。
それ全然違うもんだろ、って・・・
いやまあそうですね。はは。

ちょいとチープな感じだけど薄味さっぱりで、立ち食いウドンよりはかなりウマイ。
値段も日本の立ち食いうどんくらいはするので、物価を考えると
三割ウマでまあいいか・・・などとワケノワカランことを考えた。
なんだか不思議と和風に見えるのは何故かしらん?

薬膳スープ准山杞子螺頭燉鶏湯。
准山(干し山芋)・杞子(クコ)・螺頭(干しサザエ)
燉鶏湯(鶏の煮込みスープ)。
単に「薬膳スープ」と書くより
この方がありがたみが増す(?)

食べているときはほとんどなんだかよくわからなかったのだが
やっぱりこういう料理名がわかると後で「へえええ」と思える。
別に書き留めておいたのでもなんでもなく、たまたまもらったレシートが
読みかけの本に挟まって出現しただけなのだが。
こういう記録をきちんととっておけば、単に喰って太るだけでなくて
少しは利巧になるのにねえ・・・とかナントカ、たった今この場で
イマサラな反省をしても、もう遅すぎるぞ。

そうか、確かに不思議な食感の野菜は山芋だったし、干し貝らしき食材も入っていたな。
鶏以外のもんは今ひとつよくわからなかったが、漢方薬膳の香も満載。
空港のファミレスもどきなレストランだというのに、アタリマエにこんなものが食べられるのは嬉しい。
まだなんちゃって病み上がりの胃腸に、じんわりしんみりと滲みてくる。
しつこいようだが、日本のコンビニで24時間売ってくれ!

チャーハン揚州炒飯。
見かけはファミレス風にちょいとチープで
値段は結構な量とはいえ1000円を超えるし
市内某所で食べたものには及ばないが
結構ぱらっとウマくできた炒飯だ。

さてこの辺で、あと数品メインが来るはずだ。
来るはず・・・あれ?

何故かスイーツが先に出現。
その後、店員は伝票を置いて立ち去ったのだった。
どうもオーダー漏れがあったらしい。

慌てて追加コールをかけようとすると「もうよいであろうが」と
向かいのオットが腕組大魔神様化している。
え〜〜〜〜、だってぇぇぇぇ〜〜〜〜〜・・・とブーイングを吹きかけるが
ここで勝てないところが、ウチの夫婦の現実的な力関係を良く示しているような気がするな。嗚呼。

本当は「じゃあ搭乗口で再集合」と言い置いて、まっしぐらにメシを喰いに走り去ろうとしたのだが、厳かに「俺も行く」と言い渡されたのである。
まあ、連れがいると食べられるものの種類は増えるから嬉しいのだが、
こういう突然大魔神様出現的状況で臍を噛む場合もあって痛し痒しだな。

菓子小豆焼餅





さすがに温かい薬膳系はなかったが、擂沙湯丸(左:きな粉まぶし胡麻団子)と豆沙鍋餅(右:小豆のクレープ包み焼き)を頼んであった。

「冷めるから早く食べなさいよ」と言われて、噴き出すブーイングを押し戻すように一切れ口に押し込むと、どちらも素朴なおやつ感覚の菓子だ。
こういうのもいいよね、と顔がほころぶ。
どちらも地味なルックスなのだけれど、甘味が淡くて素材の味と香りがして心和むな。

ほんわりあったかな団子を噛めば、熱い胡麻餡が溢れる。
きな粉と胡麻の香りがいい具合に混じりあう。
鍋餅は外はサクサク中はモッチリな食感。
うすーく挟まった小豆の仄かな甘味。
地味なくせに結構イケてしまうぞ。
もぐもぐ。

あんまり「お菓子食べてる感じ」がないもんだから・・・なんだか
「食後のデザート」も、すっかりクセになってる・・・(嘆)

「全部食べていいぞ」
「うん♪」
(・・・かなりあっさり猫だましにあっているな・・・)

この30時間ほど前は、呪詛と悲嘆とその他諸々を吐き散らしながら、
海老になって呻いていたのをふと思い出した。
やっぱり、きちんと食事が出来るってありがたいものだ。

アリガタついでに、帰りの機内ではしっかり食べて飲んだくれた。
機内食、実に不味かったが。
なんかテイクアウトしておけばよかったと、しみじみ後悔したぞ。

香港の空港で飲み食いするならば、搭乗ゲートに入る前が勝負だったのだ。
知るか、そんなこと!と、悔やんでももう遅い。
マカオ行きフェリー乗り場と違って、焼売だの茶玉子だのはない。
あるかも・・・と淡い期待をしたんだけどな。
やれやれ。
日本ならチクワくらい売ってるんだけどなあ。
チクワもなかった。うにゃ。

でもまあ、お酒がしっかり飲めることも、コレマタ一つの幸福だ。
タダだしさ。
酒が飲めるようになれば、もう怖いものはない

・・・体重計以外は。
嗚呼、海老になってまでリセットしたのに、キッチリ2キロ増だ。

今年はちょびっとメタボコンシャス(?)に・・・と家で俯きがちに誓ったが
結局あんまり進展はないまま、春はすぐそこまできてしまっている。

なんとかしなきゃなあ。

ランキングバナー人気blogランキングへ
ああ、喰ったクッタ・・・。



クコの実。目に良いのは有名だけど、肝機能強化にも効くそうです。

クロワッサン ちゃんと役立つ実用の本 漢方・ツボ・薬膳・気功の本 (クロワッサン・ちゃんと役立つ実用の本)


arima0831 at 03:19│Comments(12)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 香港・マカオ 

トラックバックURL

この記事へのコメント

12. Posted by アリーマ   March 05, 2008 15:59
ぺりおサン

高くて不味い日本の空港食事情を考えると、香港はかなり得点高いですよね。しかもそんなに馬鹿げて高くないし。

バーガーキング?
ワタシが入ったウィングには、食べ物関係はまったく見当たらず・・・ちゃんと探せばあるのでしょうね、きっと。
11. Posted by ぺりお   March 05, 2008 12:25
アリーマさん

空港のレストランって、高い、不味いが当たり前ですが、香港はさすが中国って感じで水準かなり高いと思います。

ファミレス風ですが、やっぱり本場という感じの味でした。私は香港人が朝食に食べるという、マカロニスープなるものも食べました。クノールスープにスパムの細切が入っているだけなんですが、中華料理ばっかりの口に不思議と合いましたよ。

>香港の空港で飲み食いするならば、搭乗ゲートに入る前が勝負だったのだ。

どうもそうらしいですね。でも、私はまだ日本に復活する前のバーガーキングがゲートイン後にあると聞いて、ファミレス後、ワッパーを齧って涙しました、、、

だって、ビクトリアピークの店は、工事中で食べられなかったんです、、、


昔の啓徳空港は私は返還直後に一度行ったんですが、そのときは何にも食べなかったので、当時はもっと素朴なものが食べられたのかな
10. Posted by アリーマ   March 01, 2008 08:42
酔華さん

蓄積、します。
ガッツリきます。
今回は一回「きつ〜いリセット」がかかったおかげで2キロで済んだのではないか、と。

昔はどんなにどれほど食べても飲んでも、体重にはまったくでないのがウリ(?)だったんですが・・・(嘆)

目下減量進行中、なのではありますが。
昔テレビで見たのですが、付いたばかりの体重は落ちるのも早いそうで、確かにこの2訴は案外スッキリ落ちてくれました。その先が問題なんですが・・・。
9. Posted by 酔華   March 01, 2008 08:31
まあこれだけ食べて、よくぞ2キロ増で抑えられましたね。蓄積しないタイプなんですかねぇ。
でも、これからの減量が大変だぁ。
8. Posted by アリーマ   February 29, 2008 15:52
>ひとりメシさん
豆沙鍋餅って、作り方自体はいたってシンプルらしくて、たぶん胡麻団子なんかのほうがよっぽど手間ひまかかりそうなんだけれども。しかしなぜないのでしょうねー?
これこそ中華街の買い食いアイテムにあってもおかしくないくらい、わかりやすくて食べやすくて美味しいオヤツなのになあ・・・。
空港って色々だけど、香港はよかったです。
ただ、香港は意外と物価が高いので、中国本土や台湾のほうが安くはあるかも。

>とも2さん
ソウル喰い倒れ・・・ああ、ソソラレル響きだ。
アジアってやっぱりいいですよね♪
7. Posted by アリーマ   February 29, 2008 15:46
>アパートさま
ん?経営者じゃなくなったのか??
人から建造物へ・・・さすがは妖怪悪魔の喉笛・・・秘儀ナイアガラ、しばらく拝んでなかったなあ。

>それで2キロupなら良いほうかと...

一回シビアなリセットがかからなかったら、一体どんなことになっていたかと思うと恐ろしいのであるよ・・・(怯)

>にっきさん
いや〜、ほんとにやっと帰ってきました。

>アリーマさんの迫力を越えるだんな様ってどんななんだろう。

我が家の財務省にして内閣府です。ワタシの位置づけが国土交通省並みなだけ。基本的に草食獣なので、普段は静かでおとなしく見えますが、ひとたび怒ると巨体なだけにコワイことになります。ほら、象が暴れたら家一軒くらい潰れちゃうでしょ・・・ああ、やだやだ。
6. Posted by とも2   February 28, 2008 00:10
香港ってとても楽しいですよね。
アリーマさんの記事を読んでいると、またまた行きたくなります。
そのうちソウル食い倒れでも一緒に行きましょうか(笑)
気分体調はともかく好き嫌いは(ほとんど)ないですから♪
5. Posted by ひとりメシ   February 27, 2008 22:10
豆沙鍋餅、これは日本では食べられなさそうです。
食べたとしても多分もっとおしゃれでとか、違う感じになってしまいそうな。
空港までこんなに味わえるとはさすが香港。
行ってみたいです。
4. Posted by にっき   February 27, 2008 21:41
やっと帰ってこれてよかったですね。実際に行ってらした日数はそんなに長くなかったと思うのだけれど、ブログで追体験するともう日本に帰ってこないんじゃないかと思った。
アリーマさんの迫力を越えるだんな様ってどんななんだろう。怖いから柱の陰からこっそり見てみたいです。
3. Posted by アパート   February 27, 2008 12:39
ようやく終わったな、この読むだけで5キロくらい
太りそうな連載も。
しかし秘技ナイアガラかける気にもならんくらい
大量の料理をよくまあ平らげたもんですな。
それで2キロupなら良いほうかと...
2. Posted by アリーマ   February 27, 2008 11:11
ヌシさん

だれじゃ、妖怪いぶくろんて・・・?!

誰かと行くと確かに食事は便利ではあるけど、連れの好き嫌いや気分体調を常に考慮しなくちゃイカン、というトコもあります。
一緒に行く相手が居るからってね、いいことばっかりでもないのよね・・・(という微妙に目線の高いコメント)。
1. Posted by 小径のヌシ(^−^)   February 27, 2008 06:20
5
ホント…よくお喰べになりましたねぇ
さすがは妖怪いぶくろん (笑)

でも同伴者がいるのといないのでは
食べられる種類・量も違ってくるからなぁ…
ヌシも(何時の日にかは)誰かといこーっと♪

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔