June 25, 2008

おヒメさまのお気に入りなど

その後ヒメちゃん、梅雨にも負けず健闘中である。

一時期どうも食欲不振気味だったのだが、最近幸いにも一気に上向いた。
上向いてくれたおかげで、寝ていると数時間おきに「オナカスイタ」と叩き起こしに
やってくる。
飼い主の好調不調を問わず、キッパリと来る。

食欲があれば体調も良いわけで、これは実に嬉しいことなのではあるけれど、
しかし「寝るぞ」とベッドに入ってうとうとした頃、枕元にキッチリ座ったと思えば、
前脚できゅいきゅい、ぐいぐい、ずいずいのずい・・・と顔を揉みたくられるのはツライ。
目をこすりながら渋々起き上がると、尻尾をピンと立てたヒメさまがキッチンへスタスタと
先導してくれるぞ、あああああ。
一度起き上がったまま布団に倒れこんで寝かけたら、ヒメさま戻ってきて枕元に座り、
「怒り目」で右前脚をそうっと上げ・・・ああっ、はいはいっ、ただいま参りますぅ。

いやもう、ぶたれちゃうかと思ったぞ。
実際むっとくれば張り手くらいは軽く飛ばしかねない喧嘩上等系猫(?)でもある。
しかも最近はこの「微妙な挙手」を勝手に「メシの合図」に決めているらしい。
なんだよそれ。
指示通り動くワタシがあって成り立つものなんですがね。

フツウの猫がやれば「カワイー」とか「萌え〜」とかいう仕草なのだろう。
ヒメさんがワタシに向けてやると、どうも違うベクトルにいくのはナゼかしら。

ヒトとして、どうかと思う。
思うが深くは考えないことにしているのだ、今のところ。

単なるワガママならば許すはずもないが、なにせ病気だからしょうがない。
今はわりと元気だから腹立たしくもなるのだが、調子が悪いときは泣いて縋って
「ちょびっとでもいいから食べてちょうだいおねがいよ」となることを考えればまあよい。
たとえ朝4時から始まって、3〜4時間おきに「挙手合図・徒手起床奨励」が入ろうと。
いやもう、起こすと決めたら意地でも起こす、この頑固さはなんなのであろう。

風邪引きで寝込んでも、毅然と起こしにやってくる。
ずるずるヘロヘロとわかめ状になってキッチンに這っていって「お給仕」する。
食べ終わって足りなければ再度「挙手の儀」なので、オワリを見届けたほうが早いのだ。
「もういいわ」と歩き去ろうとする場合、その鼻先にひょいと食べかけの皿を置くと
案外もうしばらく食べてみたりしてくれることも多い。
これぞ猫だまし、なのだろうな。

だましきれないときには、生クリームをてろてろんとかけてやるとまだ食べる。
乳製品不足がバターまでで助かったぞ。
「バターに回ったから生クリーム減産」とかいう事態にならんことを祈るのである。

猫婆やであるワタシの使命は、一口でも多くの食物をヒメさんの口にねじ込むことなので
こういうことは重要なのである。ホントにさ。
うにゃ。

尚、セブンイレブンの焼き鳥は既に魔力が失せた。
まあ一週間、と踏んでいたら、なんとか十日は持ったから健闘したほうだ。

魔力消失のきっかけは、高島屋デパ地下で買い求めた「高級焼き鳥」だった。
夕方のタイムセールで7本580円だったのをつい買ってきたら(セブンイレブンより安い)、狂ったように喰らいつきまくった挙句に「こういうのじゃなくちゃいや」となった。
ああ、自墓穴自堀(?)

しかし、やや下り坂に見えた食欲がこれで一気に盛り返して、とりあえずは元気に
食べてくれるから良かったのだ、と思うことにする。
いや、6月初めくらいには点滴に担ぎ込んでいたのだから、喰いもんの力って偉大だな。
この2〜3週間の姿は、どこからどう見てもアレと同じ猫ではない。
カワイそうな病気の猫にも、哀れな年寄り猫にすら見えない。
周期的に化けるのかしら?

でも、さすがに毎日デパ地下へ焼き鳥買出しもキビシイ。
だから近所で「美味しい焼き鳥」を探しているのだけど・・・案外ないもんだ。

どなたか

飲み屋じゃない外売りの焼き鳥屋

を、ご存じないでしょうか?

探してみたけれど、桜木町界隈は意外にないのでちょっとびっくりしている今日この頃。
関内・伊勢佐木町・日ノ出町界隈、気がつかないだけなのか、本当にないのか・・・?
飲み屋はあるけれど、さすがに猫用の焼き鳥数本だけ買いに行くのは気が引けるしねえ。

とりあえず最近は、実によく喰いつく禁断の逸品が定着したので凌いでいるけれど。
いつまで持つかは神のみぞ知る、だが、とりあえずスバラシクよく喰うのが・・・



ドイツ製。1パック100g294円。
その名もアニモンダ社の『VOM FEINSTEN』。
英語で言えば"From the Finest"という、実に立派なネーミングのシリーズ。

我家の経済感覚でいくと、ヒト用缶詰はどうがんばっても200円未満だが。
300円のコンビーフ缶を開けるときなど、気持ちを引き締めて「エイ!」と言う。
いいのだ。
ヒトの特にオトナは、知性に優れるが故に味覚に妥協が効くんだわい。

喰いつきは国産品とは段違い。
なんでもドイツじゃあ「ペットフードに人間と同じレベルの原材料を使用しなければいけない」という法律があるそうだ。
メイドインジャパン神話が崩れた日、というと大袈裟だが、ヒメさまによれば
「国産の特に肉モノはろくでもない」のだそうである。

このシリーズの「鶏と仔牛肉」が一番人気だ。
「七面鳥とウサギ」もガツガツいく。
確かにものすごく美味しそうな匂いがする。

これは、病気で食欲のない猫を抱えた人への「参考情報」として一応ご紹介するのだが
これに踏み切る前にはよくよく考えたほうが良いかも、とも一応申し上げておく。
猫の味覚は一度アップグレードすると妥協を知らないのだ、嗚呼。
ここに上がると、もう国産高級系などはほぼ完全に蹴られるようになるので、
どうぞご注意下さい。
いやほんと。

しか〜し!
この超高級シリーズをもってしても、種類によっては「こんなのはイヤよ」と蹴られる
こともあって、これはへこむのである。
二勝一敗一分位の成績だ。アバウトだがそんな感じ。
これならリーグ優勝は狙える。日本シリーズ制覇もありうる。
ベイスターズ並みに討ち死にした「高級猫缶の山」は、せっせとハナちゃんが
食べてくれてるが。
以前「海鮮刺身系」に走った時期は、鯛やら鰤やら鮪やらを蹴られて泣いていたが
その場合はオットがいた。
家族がいると、こういうときに助かるぞ。

しかし「イヤよ」といわれて素直に引き下がるのも悲しいので、なんとかフリカケで
引っ張ってみる。



これは国産で『とりフリーズ』という。
無添加鶏肉のササミを乾燥フリーズしたものだが、一袋30gとはいえフリカケ用ならば
山ほどまぶしてもソコソコもつし、値段も「ヒト並み」。
オススメです。

そうそう「肉には飽きた。魚が欲しい」という時に、ヒメさま、国産品でかろうじて
これだけは結構よく喰ってくれます。
「国産の魚介系はまだマシ」なんだそうだ(?)



「たまの伝説 焼きなまり」だ。
いつまで続くかは、これまた神のみぞ知る。

そしてワタシは、相も変わらず「なんか喜んで食べてくれそうなもん」を日々求めてリアル世界とネット世界を彷徨っているのである。

そうそう「ドミノピザのトッピングチーズ」はまだ霊験あらたかだ。
チーズを毟りまくったあとのピザも、慣れれば結構乙なもんでございまして・・・(泪)

さっきからヒメさんが、部屋の入り口で「メシ招き」をしているので、これにて。
へえへえ、いま行きますってばさ・・・。


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他になんかいいもんあったら是非教えてください・・・。




ウォルサム社の高級カリカリ。ヒメちゃんは婆様だがベビー用を喰ってます。


動物のお医者さん (2) (花とゆめCOMICS)

動物まんが、不朽の名作。
このミケが、なんともヒメちゃんによく似ていて笑える。
よくいるタイプだったんか?

arima0831 at 00:03│Comments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 猫話 

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この記事へのコメント

11. Posted by アリーマ   June 26, 2008 22:08
kanさん

物理の本の陰に潜むキャットフード。
しかし、裏ってどういう位置だったんだろう?

引き取り手が現れたりするものなんでしょうか。

上記のシリーズはまさにパテです。
いいお皿に乗って静々と出てきたら、素直に舌鼓が打てそうな気がします。
でも、フレーク状のものもありますよ。
たまの伝説焼きなまりはフレークです。

ところで、アニモンダにはどうも飽きてきたようで、昨日ハナちゃん用に出してあげたモンプチを、なにを思ったか突然横取りしてガツガツ食べていました。鶏フレークを少しかけたけど。

この辺の法則性が、イマイチど〜も読めません。
要するに「匂いで飽きる」みたいなところはあるようなんですけどねえ。モンプチ、ずいぶん前にキッパリ却下されたはずなんだがなあ。
10. Posted by kan   June 26, 2008 19:27
昨日の勤務中、本棚を整理している最中のことでした。
面陳しておいた物理の専門書の裏に、キャットフードを発見。

なぜに…
キャットフード…

仕方ないので忘れ物として扱いました。

アニモンダ社の製品に限ったことではないでしょうが、
ウェットフードの外見って田舎風パテかレバーペースト、ですyね。


9. Posted by アリーマ   June 26, 2008 11:55
しろくまこさん

前はペットショップ・・・さらに微妙ですねえ(笑)

犬や猫に人間の食べ物を与えてはいけない、というのは最近常識になっていますが、食べないよりは食べたほうが良いのですよね。
ウチも「食べるのが先」とお医者さんのGOをもらっています。
やはりなるべく猫用のものを優先はしてるんですが。

確かに「美味しい!」と飛びついて食べるようなものをやっていると、カンフルでも打ったように元気になるから不思議です。そうして体調が上がると余計に食欲が出て、普通の猫エサも食べるようになります。いまのところは。

人間もそうですが、猫も食欲は命の礎なんだなあと最近しみじみ思います。
8. Posted by しろくまこ   June 26, 2008 10:17
今は”梅や”の隣は、動物病院ですが、
以前は、ペットショップで、生きた鳥が売られ、
その隣に鶏料理屋と3軒不思議に並んでました。
幼心に、”何だかなぁ....”と思っていた頃が
懐かしいです。
ヒメちゃん、もっとたくさん食べて元気になってくれるといいですね。以前、我が家の犬が食べ物を受け付けなくなったとき、薬を飲ませるために動物病院の先生から「食べたがるなら、ケンタッキーあげてもいいです。」
と言われ、びびったことがあります。
7. Posted by アリーマ   June 25, 2008 22:21
>しろくまこさん
単なるデパ地下ヤキトリではなかったんですね。
「梅や」のヤキトリだったんですね。
ああ、それじゃあセブンイレブンの魔力が消えてしまうわけだわ・・・。

何故か思いつかなかったのですが、確かに吉田町にありますよね!
焼き鳥も売っているのですね!
ありがとうございます。
明日、走っていってきます!

>ひとりメシさん
ええと、あそこの取り扱いは鶏だけで、その他獣肉はどうだったか(笑)

死角でした。何故思いつかなかったんだ!
ありがとう!!
6. Posted by ひとりメシ   June 25, 2008 20:02
しろくまこさんのご意見に賛成でーす。

吉田町の角のお肉屋さん、多分名前は梅やさんですよね?
動物病院の隣で、微妙な位置関係だなと思いながら見ています。
美味しそうな焼き鳥なので、ひめちゃんにも(^^)
ttp://www.umeya-torinikuten.co.jp/
だそうです。
5. Posted by しろくまこ   June 25, 2008 15:55
こんにちは。
アリーマさんが高島屋で買われた焼き鳥というのは
”梅や”の焼き鳥ではありませんか?
それでしたら、お店は吉田町ですよ。
比較的お近くでは?
お店の左半分は生肉ですが、右半分は焼き鳥や
から揚げ、ロースとチキンなどのお惣菜系が
売ってます。

4. Posted by アリーマ   June 25, 2008 12:47
アパートさん

お宅の近所じゃ、どっちみち圏外。
いや、立派な店のやつではなくて、お持ち帰り用の安直なヤツを探しているんだけどね。
ウチのまわり、意外とないんです。

残り物を齧るにしても、チーズをはがしまくったあとの宅配ピザより楽しいし・・・。

ワタシも普通なら分けてなんかやらん。
しかし、最近出かけるときには、こっそり小さなタッパがバッグに忍ばせてあり・・・ううう・・・(未使用だけど)。
3. Posted by アパート   June 25, 2008 12:32
ひめちゃん元気そうで何より。さて、持ち帰り
専用焼鳥屋のうまいのは土地柄近所にあるが、
あれを猫に分けてやる気はさらさら無いな、
私なら。
2. Posted by アリーマ   June 25, 2008 09:59
とも2さん

早すぎますかー?
いや、長々サボったので、これでも押さえ気味なんだけどなあ。
1. Posted by とも2   June 25, 2008 02:09
アリーマさんたら更新早すぎ!
確かに1日1記事ですが…もうちっと読者のことを考えてペース配分してアップしてくださいませ(笑)
でも、復活されて何よりです♪
ヒメちゃまも元気そうで何よりです!

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