June 26, 2008

祝!大珍楼ぼうぼう好 再オープン!! 〜第一回戦 三人爆食の巻〜

大珍楼別館、涙の突然閉館から二ヶ月、諦めて忘れていた頃に光がさした
やっぱりこの話をしなくっちゃ、ですね♪

なにしろ湿気てサボっていたせいで、書きかけた話が怪しい地層のように堆積してるが
よく見たら『横浜ほにゃらら日記』のくせに、このところ横浜以外の話ばっかりだし。
ナンダカンダとどうも話も湿気ておるし。
うにゃ。

さて、開店即駆けつけたい気持ちは山々ながら段取りつかず。
酔華さんのお話など拝見しつつ結構焦れて時を待ったが、一度出かけたら勢いが付いて、結局もう三回行ってしまった。

其の第一回戦なり。

ある週末、ひとりメシ嬢+ワタシの知人を呼びつけ三人で、新装なったという
「本館の別館」こと「ぼうぼうこう」に突撃することになった。

「ぼうぼう」の「ぼう」は、上が「保」で下が「火」という広東語のもの。
日本語文字表記不能で文字化けするので、とりあえずひらがなだ。
元々「別館」ではなくて「ぼうぼうこう」という名前だったらしい。
店名のルックス(?)はこちら参照。

段取りよろしくきちんと予約を取って二階席を確保。
行ってみると、二階だけという話だったが、一階にも壁メニューがバリバリ張ってある。

一階の売店を路面店のような状態でテーブル配置した上で、二階では「旧別館メニュー」と以前からやっている「飲茶のオーダーバイキング」を並行して提供する形になったらしい。

二階にも壁メニューが張り巡らされているので、これが食べられるのならば
別に不満はないぞ。
しかし周囲を見渡すと「旧別館組」と「飲茶バイキング組」は、笑えるほどアカラサマに
卓上に漂う空気が違う。
隣の卓を覗くまでもなく、空気だけでどっちだかわかっちゃうのが結構おかしいのだ。

以前の鰻の寝床のような店舗も独特の雰囲気があって好きだったが、明るくて広々と小奇麗な二階席も悪くない。
女性だけならこちらの方が居心地よいかもしれない。

叉焼しめじ








先着の知人がとりあえずオーダーした叉焼。
ここではやっぱり「とりあえずビールと叉焼」なのである。ふっふふ。
そしてシメジの香菜和え。
香菜がもうちょっと入っていたら嬉しいが、これでも十分香りは効いている。
知人もこの店の閉店を深く嘆いた人だったので、二人とも既に鼻息荒い。

ここでひとりメシ嬢到着。
危機感も露に、叉焼最後の一切れにタッチダウンした。

叉焼腸粉例湯








おなじみ(?)叉焼腸粉と例湯。
叉焼がウマイのだから、叉焼腸粉もウマイに決まっている。

今日の例湯は「海椰子と豚のスネ肉」が具材。
海椰子ってナニ?と思ってあとで調べたら、椰子のような姿の局部を持つ海生物を乾燥させた薬膳の秘薬・・・じゃあなくって、フツウに椰子の一種だった。
怪しい食材じゃないです。幸か不幸か。

薄い木片みたいなこの具材、そういえば去年もお目にかかったなあ。
プレゼンはちょっと変わって、スープと具は別皿ではなくて一緒に出すようになった。
あれ?とは思ったが、このほうが取りやすくて食べやすいからワタシは好きだ。

スープの中には杏仁の芯もコロコロと加えられていて、ココナツとともにうっすらと
すてきな甘い味と香りを出している。
豚もほっくり柔らかい。じんわり滋味、なのだった。

再会の喜びのあまり、壷ごと抱きしめて一気飲みしたい衝動に駆られたが、それをやると
オトモダチをなくすのでやめておいた。
アドレナリン過剰気味で鼻息が荒いのは、他二名も同じなのである。

冬瓜















この時期は当然コレでしょう!と、冬瓜の帆立餡かけ。
冬瓜は柔らかく煮えて、ちょうどいい薄味の餡といい具合に絡んでいる。
ほれほれ絡め、もっと絡め・・・などと怪しいことを口走りつつ食べる。

三杯鶏鯛の頭とゴーヤ







三杯とか五杯とか書いてあれば酢で煮た土鍋料理が出てくる。
これも夏のものだねえ、と三杯鶏。
季節のゴーヤもんも、決して外せるはずがない。
最近店で買うゴーヤは何故だか苦味がやけに薄いのだけれど、ここはキッチリ
「ウマい苦味」が効いている。
ゴーヤは苦いからゴーヤなんだわいっ、と意味不明な気炎を上げながら、地道に鯛のお頭の小骨取りに励む。
この料理、小骨がちょびっとメンドクサイ・・・でもウマイ。

イーフー麺















三人寄れば文殊の知恵が湧き、大珍で麺飯両方喰いも可能になる。
二人では「麺飯、どちらに?」と悩むところなので、これは嬉しい。

醤油系の茶色っぽい料理が続いた気がしたので、さっぱりと蟹入り塩味系の伊府麺を。
普通の玉子麺を平打ちにしたタリアテッレみたいな麺だが、製造段階で揚げてあるとか。

さっぱり塩味なので、魔法のようにスルスルとイケてしまう。
次の飯ものに備えるにはちょうどいい。

次は・・・!

ボウチャイ飯















嗚呼、また逢えたぞボウチャイ飯!
ボウチャイの「ボウ」は店名にある「保」と「火」の組み合わせで、「チャイ」は「仔」。
広東風釜飯のことだ。
家鴨の玉子入りや塩玉子乗せなど数種類あるのだが、やっぱり干魚入りにした。
うっすらと回った醤油に発行した魚の味と香りが混じりあって、思わず鼻が
ふんかふんかと蠢いてしまうのだった。

はぁ、喰ったクッタ・・・とまったり茶を啜るひと時のシアワセったらない。

ひとりメシ嬢のお話もどうぞ。
こちらこちら

大珍楼ぼうぼう好 
採点:★★★★★


本館移転はまずまずうまく行っている、と思う。
まあ、別館時代のスタッフ以外はメニューをまだ全て把握していない風ではあって、
何か頼むと壁のメニューまで行って指差しコールをかける必要があったりするが。

なるほど、広東系のスタッフにも軽くは覚えられない料理のバラエティーなのだな・・・

・・・て、いうか、旧別館で以前、我々の繰り出す中国語でも広東語でも日本語ですらない
怪しい注文が、何故ああまでよく理解されていたのか・・・と、こっちのほうが
改めて不思議に思える。
実は旧別館スタッフ、偉大な人たちだったのだよ、嗚呼。

なにはともあれ、メデタイ復帰第一戦(?)。
美味しく嬉しい。
なによりのことだ。うっふっふ♪


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しかしこの時、まさかほんの数日で再出撃するとは思ってもいなかった・・・!



なんと、大珍楼の豚まんもネット通販できるのだった。ご進物にいかが?

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香港のストリートB級メシの話アレコレ。楽しい本です。

arima0831 at 12:03│Comments(8)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 中華料理(2008.6~2010.12) | 横浜中華街

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この記事へのコメント

8. Posted by アリーマ   August 07, 2008 22:44
CPHさん

叉焼と皮付豚ばらも食べ放題に入っているんですねー。
知りませんでした。

二階でも「ぼうぼうこう」のメニューが頼めますよ。
夏場は涼しいかも。
7. Posted by CPH   August 07, 2008 22:21
はじめまして。
昨日、会社帰りに家族で中華街に行ってきました。
このブログでの「チャーシュー」があまりに
ウマそうだったので、ぼうぼうこうに行ってきました。
単品を食べたかったのですが、大人二人と
子供一人だったので、今回は食べ放題に。
チャーシューおいしかったです。デザートに
チャーシューと皮つき豚バラ肉、食べてしまいました。
しかし、単品には気になるメニューが多いですね。
伊府麺の「伊」は、「伊太利亜」を連想させますし、クレイポットライスや、牛バラ焼きそばは
シンガポールのホーカーを彷彿とさせます。
次回は、一階で食べてみたいものです。
貴重な情報、ありがとうございました。
6. Posted by アリーマ   June 26, 2008 22:00
>酔華さん
なぜかなんとなく、ですが、つい行ってしまいました。スープ類の種類が増えて、少人数でも行きやすくなったと思います。
なにせ「薬膳スープ」を全身が求めてる体調でもあり・・・。

二階の壁には美しかったであろう夜景が、若干経年
の色褪せを見せておりました。

>つちころりさん
ウマイモンの幻影を見ると、不可思議なアドレナリンが湧くのですよ・・・て、いうか、具合が悪いからこそここの「漢方薬膳もの」が胃の腑にしみるわけで・・・。
クオリティーは同じです。ご心配なく。
5. Posted by つちころり   June 26, 2008 21:31
なんと、もう3回ですか。
ノックダウンしていたのではないのか・・・恐るべし。

料理のクオリティ保っているみたいですね。
僕も訪問したいなぁ。
4. Posted by 酔華   June 26, 2008 20:44
もう3回も!! 速攻ですね。私はまだ昼に1回だけです。土鍋が美味しそうだなぁ。
それはそうと、この本店の2階には、もう何年も上がっていません。たしか、壁には香港あたりの美しい夜景が電飾で輝いていましたが…今はどうなっているのかなぁ。
3. Posted by アリーマ   June 26, 2008 18:58
>ひとりメシさま
おお、是非また行きましょう!
やっぱりここに敵う店は中華街にないなあ、と思う今日この頃。

>本須さん
あの一階席、冬はどうするのかなあと気にはなりますが、座って食べるとなかなか良い雰囲気で結構気に入っています。
二階席はそういう面白さはないですが、明るくて広いので、確かに悪天候時などはよさそうです。

実はワタシが知っているのはこのタイプだけで、その前の姿は知らないのですよ。これでこんなに美味しいのなら、昔はどれほど美味しかったんでしょうね。
食べてみたいです。
2. Posted by 本須   June 26, 2008 18:34
1F席でしか出してなかったら天気の悪い日とか
どうしようかと思っていましたが、
2F席でも大丈夫なんですね。
いつか気が向いたら行ってみようと思います。

叉焼の写真を見た感じでは、ここ何年かの
少し上品に作るように変わってからのタイプのようですね。
1. Posted by ひとりメシ   June 26, 2008 16:43
リンクありがとうございます。
おいしかったですねえ。
画像を見るたびによだれが(笑)
また行きましょう〜

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