July 04, 2008

両国『ちゃんこ川崎』でまたちゃんこ♪ 〜昼夜ちゃんこだワイのワイ♪〜

舞うように宙を飛ぶ座布団の嵐に興奮しながら(そこか、興味と興奮の壷はっ?!)
足取り浮つく帰り道。

「ちょっとビールでも飲んでいこうかあ」と、駅前の居酒屋などに安直に入ろうとする
オットの手綱を軽く左右に手繰り、駅の反対側へ誘導する。
ふらふらと行ける距離は限られている。
スバヤク路地を曲がると『ちゃんこ川崎』なる看板が見えた。

ちょっとあっちに行ってみようか・・・とゆるゆる進めば「川崎」という小さな表札と
間口小さな入り口。

「ここ、お店なのかなあ?」と、おもむろに引き戸に手をかけるオットを止める。
「・・・こっち側、ご自宅なんじゃ?」

見ればわかるだろっ!
まあ、要するに川崎さんという人がやっているちゃんこ屋さんが、この裏側くらいにある
ということだね・・・。

ちゃんこ川崎確かにあった。
実は帰りがけに撮った写真で
どうもうまく「あの時の気分」になってないが
おいでおいでをしているような
なんとも素敵な佇まいの店だった。
まあ、入って無理そうなら出てくればヨロシと
引き戸を開けた。


中に入れば、なんとも良い感じに古びた木造りの店内。
「申し訳ございませんが、お席はカウンター端で窮屈なところになってしまいまして」と
ひどく恐縮した風に言われる。
あと二席しかない、のだそうだ。

座った瞬間あたりから、次々に別のお客さんが現れる。
「わざわざお暑い中おいでいただいたのに、大変申し訳ございません」と丁重に帰される人たち。
ぶらっと来て最後の二席に滑り込めたのは、どうも僥倖だったらしい。


お品書きさて、注文だ。
実はさっき結構食べたので
そんなにお腹はすいていないのである。
アタリマエだな。
だから「コースでなければお受けいたしかねますが」
とか「鍋はお一人一人前から」とか言われたら
丁重に辞去するつもりでいたのだが・・・


「ご注文はお客様のご自由ですので」と、ご店主がにこやかに言う。


とりサラダとりたたき







お言葉に甘えて、とりあえず「とりサラダ」と「とりたたき」。
その後に鍋一人前、という簡素な注文にする。

飴色の木のカウンターがしっくりと落ち着く。
庶民的な雰囲気なのだけれど、ちょっと独特な時間と空気が流れる店だ。

サラダもうまいが、たたきが甘い。
鶏肉の甘味に山葵の香り。お醤油をちょいと垂らすと、嗚呼もうタマラン・・・!


ちゃんこそのうちに鍋がドンとやってきた。
一人前なのに結構量がある。
ぼけっと眺めながら
どのタイミングでどうしようか・・・と
なんとなく考えていたら
お店の人がタイミングよく仕上げまで
アレコレと面倒見てくれた。


ちゃんこ















暑い日だったけれど、立ち上る湯気とウマソウなスープの香りに食欲がケダモノになる。
思った以上にしっかり量があって「生でも食べられるくらい」という鶏肉やレバ、ハツ、
砂肝などがごろごろ沈んでいた。

スープの味はさっぱりしているのに、たまらんコクと旨味が溢れている。
ふおっふぉふぉふぉ、などと意味不明なヨロコビの声を上げつつ喰らった。

仕上げの雑炊にはスープを足してくれて、軽い卵とじに。
麦飯投入の直後「ちょっととろみがついたスープもよいですよ」と取り分けてもらう。

うんにゃぁ(喜)

一鉢ついてきた漬物が、シンプルな浅漬けだがまたうまい。
小鉢にちょこっと、ではなくて、大鉢にドカンと出る。

「以前の店は一度焼けてしまいまして、今の店は今年で築61年になります」と店主。
創業昭和12年だそうだ。

昨年末に浅草で寿司を食べたときも、下町の底知れない力をしみじみ感じたのだけれど
まったくこんなお店が、特に敷居の高い様子もなく普通に道端にあるからタマランなあ。

お勘定はいくら来るのやら、と軽く緊張していたけれど、拍子抜けするほど良心的。
「そこいらの居酒屋でビール飲んであれこれ取ったってこんな値段だぞ」と、
オットは「お店の勘定違い」を帰路さかんに心配していたのだった。

ワタシはワタシで、この暑い日にこれだけ嬉しい鍋物って、秋過ぎて食べたらどれほど
ステキなのだろうなあ・・・と、そればっかり考えていた。

ちゃんこ川崎 
採点:★★★★★


是非また来たい。
絶対に来よう!



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結局昼夜ちゃんこチャンコ♪



金のちゃんちゃんこ・・・(真夏の60歳のお誕生日に)

鍋奉行になる (オレンジページブックス―男子厨房に入る)

夏が来る前に冬に備える・・・(無理?)

arima0831 at 01:15│Comments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 和食 | その他東京

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この記事へのコメント

11. Posted by アリーマ   July 07, 2008 17:14
にっきさん

細々したものの買い物って、どっちかというと苦手分野ではありますが・・・水晶玉は猫のオモチャに一個買ってもいいかなあ。
でも、持って帰るのが重いから、結局買わずに帰りそうな気もする
(→要は不精な性格なのよ)
10. Posted by にっき   July 07, 2008 07:21
水新菜館へ行く手前に有名な文房具(?)の問屋「シモジマ」があるのでこちらも是非!文房具なんぞ用は無い、といわずに入ると家庭用ゴミ袋とか超破格値だったり、思わぬものが安くて、手軽に問屋街のヨロコビが味わえます。
私も最近はネットのお世話になっていますがケーキ屋稼業につきものの、リボンやきれいな包装紙などお安く買えます。あと浅草橋界隈はアクセサリー問屋さんも多いので、アクセサリーパーツや貴石なんぞの小売もあって楽しめます。探せばアリーマさんが占いに使えそうなデカイ水晶玉もあると思う。
9. Posted by アリーマ   July 06, 2008 19:16
にっきさん

おお、情報ありがとうございます。
浅草橋方面に出たら行ってみます。
8. Posted by にっき   July 06, 2008 18:06
浅草橋の水新菜館のことです。
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13003727/
いつも行列を指をくわえながら、見てました。つまり食べてない。ここを通り過ぎた先にお取引先があったわけです。是非一度ご賞味して、評価してください。なんか庶民的なお店でしたよ。
7. Posted by アリーマ   July 06, 2008 11:44
にっきさん

浅草橋のうまい水餃子・・・?!
その情報の詳細を求む!!

そうかあ、問屋街なんですね。
いや、入り口だけ観にいくツアーは、特に行かなくても・・・。
6. Posted by にっき   July 06, 2008 08:59
両国・・・かつて仕事でいやっていうほど行きました。両国、浅草橋界隈ってハンドバッグや皮小物の問屋さんがひしめいているのですよ。その問屋さんをほとんど徒歩で歩きまわるので、やたら土地勘だけはあります。しかし・・・お仕事、それも展示会ラッシュの折の訪問なので「ちゃんこ」どころか浅草橋の旨い水餃子屋さんにも寄れず、お取引先が用意してくれた料理屋さんのお弁当しか食べてないです。空腹の帰り道、人形焼(餡無しのヤツ)を買って食べながら水天宮から田園都市線で帰るばかりだった。両国・・・リベンジしたいです!アリーマさんが招待してくれたら、両国の町の問屋さんめぐりをしてあげよう♪(小売はしてないので、会社の玄関を見てまわるだけだけど)
5. Posted by アリーマ   July 05, 2008 01:09
玉泉寺さん

鍋物の場合、一番寂しいのは「量のみみっちさ」ですよね。自宅でもできるものだけに、量がみみっちいと「これなら家で食べれば・・・」とつい思ってしまいます。

ここのちゃんこはスープが実に旨いし、具もぷりぷりの鶏肉やモツなんか入って、満足度高いです。

質内容ともに、このお店はオススメですよん。

4. Posted by 玉泉寺   July 04, 2008 20:02
5 美味しそうですね。僕もちゃんこが好きで近場に色々行きましたが、どこももう一つな感じで、良い店に出会ってません。
以前、元兄弟横綱のお兄ちゃんが経営する某人気ちゃんこ店に行きましたが、高いし量が少ないしがっかりでした。

両国ですか、いつか機会があったら行ってみたいです。
3. Posted by アリーマ   July 04, 2008 10:38
>酔華さん

この浅漬けが、実にまたうまくて・・・!
実はこういう鍋物って「一人前」だと量が騙されてんのかと思うくらい少ないことが多いし、案外いろんなものがついて高くなる・・・というイメージがあったのですが、ここは良心的で美味しくて、本当に素敵なお店でした。
オススメします。

>いぬわんくん
さすがはイヌ、マーキング済みだな。
あっち方面に用事を作って是非また行きたいぞ。
いや、ホントうまかったです。
2. Posted by いぬわん   July 04, 2008 07:48
コレまたついに上がったな!
ちゃんこ川崎!
おれもあっち方面に用事のあったころは狂ったように食ってた!ウマいよなー!!
1. Posted by 酔華   July 04, 2008 06:13
うまいチャンコのあとの雑炊は、これまたたまりませんねぇ。そこに浅漬け。最高だな。

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