October 29, 2008

阿蘇『高森田楽保存会』で喰い意地ツッパリ・・・ 〜温泉・田楽・熱暑に渋滞で結局バテる〜

朝食をホテルでかなりキッチリ食べたのに「ごまだし」も食べて
おなかいっぱいな状態で佐伯を後にした。
ごまだしは予定していたけど、珍しく早く目が覚めたら強烈に空腹で
パスするつもりだった朝食をついつい完食してしまったのだ。
まあ、旅先だからね。
多少の爆食はよかろ・・・という心がけが悪いんだろな・・・(嘆)

秋だというのに予想外の熱暑で移動の車内は蒸し焼きオーブン状態。
フロントグラスから照りつける陽射しが顔にグサグサ刺さるようだ。
あっちっち。

エアコンは入れているものの、ワタシはああいう機械的な冷風にどうもアレルギーがあるので、極力温度は下げてあるし風は体に当てられないのだ。

しまったと思っても後の祭り。
クイスギでパンパンの胃袋を抱えて熱に炙られていると、
クリスマスのスタッフド・チキンの気持ちがよくわかるなあ、と思う。
いや、あのチキンは焼かれる時点でもう感情はあるまいよ。
そもそも食用チキンの気持ちって・・・と無駄な思いが脳裏を駆け巡るのは
たぶん暑さでのぼせているせい。

元々ワタシは、車での移動が苦手なのだ。
あの行き場のない密室感がダメなんである。
と、いうと多少かっこいいが、実は子供の頃ひどく車酔いをする体質だったので
苦手意識がどうも抜けきらないだけ。
荷物の運搬や足回りの楽さから最近車が多いのだが、本当は列車に乗って
缶ビールでも飲んでいるのが好きなんだよう・・・
うにゃあ。アツイヨウ。

気分直しに温泉に寄った。
長湯温泉という、炭酸系のお湯が楽しい温泉だ。
どうせ通り道だから、と思ったら、何故かかなりの遠回りになっていた。

なかなか垢抜けた温泉場で、これならば一泊したいくらいだ。
先に待つものがない気楽な旅なら即宿泊を決めていたと思う。

現実はそうも行かない。
長湯温泉というくらいだから、長湯をして初めて意味があるんだよ・・・と
内心ブチながら先に進む。
軽く立ち寄り湯にするにはもったいない場所だ。

スタッフドチキンはキッチリと茹で上がり、炭酸でほどよくアクも抜けた。
ブツクサ言う気力すら起こらない。
そのわりに昼を回ると、それなりにお腹が空いてくるから不思議だな。

実は行く先は決めてある。
以前に何度か行って、すっかり気に入っている阿蘇の『高森田楽保存会』へ。

軽く途中下車・・・というわりにここも案外遠い。
地図を読むのって、どうしてこうも難しいんでしょう、嗚呼。
要はこの店に行きたかったんですけれどね。

店内おしながき








やっとのことで辿り着いたのは、人里離れた阿蘇の古民家を改造した店。
囲炉裏に炭をくべて焼きながら食べるスタイルだが、広々して天井高いので
この暑いのに何故かまるで気にならない。
尚、左の書には「田楽を喰うならば四時までが好適である」と書いてある(嘘)

田楽田楽








囲炉裏に山女にこんにゃく、豆腐、里芋などなどの串が並んで楽しい風景。
対面の相手分の焼け加減を確認しながら、串は自分で回すので自分のばっかり見ていちゃあダメなのだ。
串が熱くなるので、軍手もコースとセットで貸してくれます。

右の写真左側の串のように味噌が軽く固まった感じになったら焼き上がり。
もう一本のようにテラテラ光っているのはマダ。
店員さんがスバヤクあちこちの囲炉裏を巡って、そんなことを丁寧に指導して歩いてくれる。
少人数でかなりの客数をこなしているのだけれど、せわしげになることもなくて
ゆったりムードなのは立派。

窓からはるかに根子岳が見える。
暑さと疲れで萎え気味だった心がゆったり和む。
すると、しっかり食欲も湧いてくるからアラ不思議。

油揚げ囲炉裏で田楽も楽しいが
ここで何より好きなのは
実はこの油揚げ。
揚げたてのアツアツに
醤油をちょろんとかけて
生姜とともにハフハフかぶりつく。
それだけのもんなのに
これが実にしみじみウマイ!


だご汁















もうひとつ楽しみなのが〆に出てくる「だご汁」♪
濃くて良い出汁がしっかり出て、ぴろぴろの「だご」に沁みている。
「だんご」が山間部風になまったもの、だろうか。
形態は「ほうとう」と同じ。

嗚呼こういう汁物、本当に好きだなあ(嬉)
夢中で啜っているうちにすぐなくなってしまう。

きびめし一緒に出てくる「きびめし」も
もちもちして汁によくあう。
ご飯はおかわり自由だし
結構しっかり量のあるコースなので
再びオナカイッパイになる。

嗚呼またクイスギ・・・。


そして目指すは熊本経由で人吉。
オットの郷里だ。

熊本経由、とさらっと書いたが、渋滞してて遠いのなんの。
朝あれだけ辛い思いをしたくせに、再びオナカイッパイで午後の陽射しに炙られて
朦朧としながら車の助手席でノビるワタシ。
嗚呼、学習能力が・・・

いや、ないわけでもなかろうが、食欲志向性モーティベーションが高すぎるのだ。
要は単に「喰い意地きたない」ということなんですけどね。
あ〜あ。


ランキングバナー人気blogランキングへ 一日一ポチでよろしくどうぞ。
あとで考えると、佐伯から熊本経由で人吉はナンボナンデモ遠かったような・・・。





だんご、とも呼ぶらしい。う、これは取り寄せたい・・・。



るるぶ熊本 阿蘇 天草’09 (るるぶ情報版 九州 5)
るるぶ熊本 阿蘇 天草’09 (るるぶ情報版 九州 5)

もちろん地図はついていた。読めなかったのが問題なのよ。

arima0831 at 19:50│Comments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 熊本 | 和食

トラックバックURL

この記事へのコメント

4. Posted by アリーマ   October 30, 2008 22:36
にっきさん

>スタッフド・チキンと化して、車で運搬される・・・

そそ、お尻の先が尖ってきたりしてね(笑)

オットは熊本へ向かう渋滞の途中「ゴメンもうダメ。30分寝る!」と手近なショッピングセンターの駐車場に車を停めて寝てました(よくあることだ)。
ショッピングセンター「島村」でした。
うう、もうちょっと時間がつぶせるところに停めて欲しかったな・・・。

ワタシが運転を替わることができれば・・・と思うし、そのように言っているんですが「それなら堪えて自分で運転したほうがまだマシ!」ですと。

揚げたてアツアツの油揚げ、ありそうでなかなかありつけないもので、ここにくる楽しみになってます。
ホントに美味しいのですよー。
3. Posted by にっき   October 30, 2008 18:34
スタッフド・チキンと化して、車で運搬されるアリーマさん・・・想像するとかなり笑える。いや、確かに西日差す車での移動はキツイよね。私も車の冷房の風に当たると目が乾いて嫌だし・・・。
でもご主人も、おなかいっぱい食べて、温泉に入っての運転、さぞやお疲れだったのではないですか?
油揚げが美味しそうで、おもわず今日の夕飯用に油揚げ買っちゃいました。ほにゃららサブミナル効果だ。
2. Posted by アリーマ   October 30, 2008 11:09
酔華さん

下に積もっている灰は、結構しっかり押し固められている気がします。
見てるとググッと強く押し込んでますし、抜くときの手ごたえも特に心許なくはないので、味噌が灰まみれということはなさそうですよ(笑)
1. Posted by 酔華   October 30, 2008 06:49
囲炉裏の串焼きを見ていていつも思うことがあります。
あの斜めになった串、あれは地盤の弱い灰の中に刺してあるのでしょう。
何かの拍子にパタリと倒れたら、味噌が灰まみれになっちゃうんじゃないかと、他人事ながら心配しています。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔