November 30, 2009

平沼橋『イノウエ』でイタリアンなグリルを食べる 〜相鉄沿線イタめしシリーズ第二弾?〜

お誕生日は8月31日だった。
もうすでに古い話になり果てているのだが、せっかくだから上げておく。
こんな調子でお蔵入りする記事が、最近あまりに多い。

実はお誕生日の前日に試験があって、その日の晩に「オツカレも兼ねてイタ飯」
という段取りだったのである。

そういう場合、我が家は西横浜『スペリアーモ!』に行くことにしていたが
春先以来休業中。
それじゃあせっかくだから、この間に行ったことのない店に行っておくかね・・・
というわけで、相鉄沿線イタ飯シリーズ第二弾。
ちなみに第一弾は天王町だったから、今度は平沼橋の『Gliglia Inoue』へ。

Inoue griglia (イタリアン / 戸部、平沼橋、高島町)
★★★★ 4.0




要するにいつも行く店が休みだから、行きがかりで近隣をジプシーしていた
のだが、十年前にはイタリアン不毛地帯だった横浜だ(ワタシだけか、そう
思っていたのは?)。
今や相鉄沿いだけでなんちゃってシリーズ化可能だなんて、なんと素晴らしい
ことであろう。

店に予約の電話をかけたら、普通に男性が出て「井上です」と。
ええと、あれ、うっかり個人宅に間違い電話・・・と一瞬焦ったが、この店は
ごくごくシンプルに「イノウエ」というのである。
数年前ふと気がついたら、平沼橋の駅にほど近い川っぺりの橋のたもと(?)に
店ができていたのだった。

店構えからは、ちょっと高級な隠れ家リストランテにも見える店だ。
終日試験を受けた帰り道、ヨレた格好でそのまま出かけてもいいものかどうか
ちょっと悩ましかったので一応ドレスコードを聞いたら「特に構わず」と。

最近はどうも、食事に行くのにわざわざキチンとした格好をしたりするのが
果てしなく面倒くさいことに思えるので、これはどっちみち有難い。
昔は好きだったよなあ、そういうの。
この辺の良し悪しは敢えて考えまい。

(*注* ちなみに『スペリアーモ!』は十月に無事完全新装再開店。
席数がドドンと増えて、いい雰囲気のトラットリアになった。
もう行ってきたのだけれど、この話は近日中に改めて・・・)


イノウエ090830 001スプマンテを啜りつつメニューを見る。
日替わりで手書きだそうだ。
シンプルだけどそれだけに
どれもこれも美味しそうに思える。
「グリリア」と言うから
ゴッツリと肉肉しい料理を想像していたが
魚も野菜もしっかり出て来そうだ。
数は少ないけれどバランス良い感じ。


イノウエ 野菜のグリル

野菜のグリル盛りあわせは、丁寧に炭火焼きされた夏野菜が山盛り。
厳選された野菜は味が濃厚でウマイし、ボリュームもある。
チョコマカしてなくて好感度高い。

出て来るまでに若干長めの時間がかかるので、なにかすぐに出る前菜を一品
頼んだほうが良かったかも。


イノウエ ラグーのパスタイノウエ 茄子とトマトのパスタ

左は牛肉ラグーのビアンカ。麺はパルパデッレ。
トマトソースが入らないので「ビアンカ」なんだそうだ。
なるほど、ストレートかつシンプルに肉の味がする。

右は焼き茄子のスパゲッティ。
これもシンプルなもの。
もうちょっと焼き茄子らしい香ばしさがあるかと期待はしたが、これはこれで
すっきりシンプルで悪くない。


イノウエ カジキ

メカジキのグリル。
脂がしっかりと濃厚にのって、かつ炭火焼の旨さがしっかり出ていた。

以前夏のシシリア島に出かけた時、どこの店でも胴切りにした骨付きのものを
グリルしてレモンで出していたのを思い出す。
アレがどうもイマイチだったので、メカジキに偏見を持っていたのだけれど
実はウマイ魚だったんじゃないか。
魚はやっぱり日本で喰うのが一番です♪

強いて言うならもうちょっと大きさが欲しかったかな、と思う。
現地仕様のボリュームをイメージしていると、ちょびっと面喰らう量だけど
日本のイタリアンとしてはそこそこだろうか。
一人前としては十分過ぎる量だが、二人前にしてシェアするアラカルトには
上品な盛り、とでもいおうか。
でもムッと来るような「オシャレを意識したちょこっと盛り」ではないので、
これはこれでよろしいんじゃないでしょうか。


イノウエ ラム

炭火でレアに焼いたラムは当然旨くないはずがない!
でっかいラムチョップが二本来るので、一本ずつ分けた。
写真は一人分に分けたもの。

店の雰囲気から勝手に「現地仕様のボリューム」を想定してしまったので、
どうも若干少なめに感じるのではある。
美味しいんだけどね。


イノウエ セミフレド

デザートのヘーゼルナッツのセミフレード。
シャリシャリした食感のカラメルとナッツが練りこまれた、クリーミーな
アイスクリーム。

これ、ウマイ♪♪
一皿を二人でつついて終わるはずだったが、奪いあい争った挙句に
ついついオカワリした意地汚い中年夫婦の図。
ちょっとオトナになれよ・・・。

量については、ワタシが妙な無いものねだりをしているだけだと思う。
そこそこしっかり食べる二人がフルコースで一人前ずつ取って、付け合わせも
キッチリ食べきれるように配慮してある、とも言える。

付けあわせのグリルなんかは、最初の野菜がたいへん美味しかったので
もうちょっと頼みたかった。
じっくり丁寧に炭火で焼き上げるので、いきなり追加をしてもダメなのだ。

基本的には妙にひねったり凝ったりしていない、シンプルで素材を生かした
料理の店なのではあるし、こういう店ならガツンと現地仕様の量が出たほうが
迫力が増して良いような気はする。
あくまで気分的なところだが。

全体に味もサービスも雰囲気も良いし、価格も馬鹿げて高いものではない。
しっかりテーブルクロスのかかった店なので、接待やデートにも使えて
かつ高級店臭い嫌味のない店。
この界隈じゃあ貴重かも。
ちょいとオススメです。
また行くと思う。


Inoue griglia ( 戸部 / イタリア料理 )
★★★★4.0
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ところでこの日の一次試験は、後日結局無事に合格♪

得意科目はさておき、どうにも点数の取れない科目があったので、ひと夏の間
泥縄式に駆け込み勉強をした結果「ワカラン時には3を塗れ」とか「ペン先に
神の降りるのを待て」といった、マークシート式のゴールデンルールに
到達したワタシ。

で、当日は「うっかりミスよりちゃっかりOK多数」という配分比の勝利で
結果オーライなのだった。

その辺で関連業界系の知人から「合格したって大した仕事もなければ、特に
評価されもしない」という妙に残念な実態を知らされてしまったのだが
まあ一応資格なんだから無いよりましでしょう・・・と昨日二次を受けてきた。

そもそもは、ヒメさんの世話で家にじっとしている時間があまりに長いので
そんじゃあ勉強でもするか、というところから始まったのだ。
とりあえずはヒメさんの置き土産になる。
結果は神のみぞ知る、だが。
来年二月までワカンナイので、とりあえずは色々考えないで過ごそう。
うにゃ。


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夏の終わりがつい最近だったような気がするけど、もう冬で年末が近いのよ。
早いなあ。

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なんとなく面白そうな本。神奈川新聞で連載してたそうです。

arima0831 at 21:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 西洋料理 | その他横浜

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