October 28, 2009

秋雨の朝 〜さよならヒメさん〜

10月25日早朝、我が愛猫ヒメが逝去。
およそ16歳と8カ月。猫にしては結構長生きな方だったとは思う。

そういえば具体的なヒメの近況は、去年の夏頃で終わっていたのだったな、と
イマサラに思い出す。

昨年二月に右下顎の扁平上皮癌を発症したとされていたヒメ

「早ければ余命数カ月」と宣告されたのだが、なんだかんだと関係者一同の
首を大きく傾げさせながら1年と8カ月。

実際にひどく衰弱することが何度もあって、主治医のドクターTは
ターミナルケア宣言を何度も繰り返した。
その度にワタシも覚悟を決めて、友人知人に「もう長くない」と嘆き続けたが
呆れたことにこの猫、毎度見事な復活を遂げてしまう。
オオカミ少年ならぬ化け猫ヒメ。

ワタシの周囲の人々も、ひょっとしたらワタシが大げさに騒いでいるだけだと
思っていたかもしれない。
オオカミが来たぞ、ヒメさんが死んじゃうぞ・・・てなもんだ。
でもね、ホントに数多の死線を踏み越えていた感があるのですよ嗚呼。

実は去年の夏の記事のちょっと後に、乳癌まで見つかっていたのだった。
でもごく初期だったこともあって、右側乳腺の全摘出手術後の経過は良好。
こっちは無事に収まって復活。一年再発なし、だった。

しかし昨年末、謎と成り果てた顎の腫瘍が時限爆弾のように暴れだす。
もう明らかに進行の早い癌とは違うものだが、腫瘍は腫瘍なので進行すれば
口内が化膿してひどく痛むし、顎の骨はじわじわと解け崩れていくのだ。

正直言って、去年の年の瀬は「一体年が越えられるのか?」と危ぶまれる程の
衰弱ぶりだった。
「せめて一緒にお正月を迎えたい」と必死に願っていたっけよ。

願いどおり何とか持ちこたえたヨレヨレのヒメさんを、年明け開院した病院に
担ぎ込み、点滴に痛み止めに・・・としていたら、あらびっくり食欲復活。

しかし、寒い間の体調は実に不安定で、ああこのまま春を待たずに逝くか・・・
嗚呼ヒメにもう一度、春の陽射しと桜の花を見せてやりたい・・・と願いつつ
嘆く日々。
去年の桜はドクターTの紹介で行った某大学病院に通う、その道すがら
一緒に眺めたっっけな。
あの頃に既に、もういつ逝ってもおかしくなかったのだから年を越せただけ
素晴らしいことではないか、と自分を慰めたが・・・

春の陽射し、堪能できました。
桜も外から失敬してきたのを見せてやった。
桜には特別な感興を覚えなかったらしいが、春の陽射しには目を細めて
とても嬉しそうだった。よかったね、ヒメ。

「どうしてまた元気になっちゃったか、聞かないでね。ワカンナイから」とは
ドクターTの言。
「もういいです。ワタシもよくワカンナイし」

しかし下顎の腫瘍は着々とヒメの顎を蝕み、血と膿の混じった涎は止まらず。
顎が文字通り崩壊していくのを見守る初夏から夏。

「ヒメ、もうすぐ夏だよ。蝉の季節になるよ。また蝉を取ってきてよ」と
と嘘でも夢でもいいからヤケクソ気味に励ましつつ時は夏になる。
「そうだよヒメ、また蝉を取ろうな!」と一緒に励ましてくれるドクターTも
ホントにただ励ましてただけで、まるっきり信じちゃあいなかったはずだ。

蝉、取ってきました。
顎半壊して流動食だったのにな。
二回だけとはいえ、明け方に胸を張って起こしに来た。
いやあ、何度も驚いたけど大した子だ。
「でた、ヒメミラクル。さすがだなあ」と、普通に喜んでくれるドクターT。
とりあえずもうすでに、獣医学常識を超えた話ではあったらしい。

でもやはり食は細りゆく。
缶詰の汁くらいしか受け付けなくなったヒメ。
夏本番、諦めとともに「ああもう一度でいいから、大好きなものをしっかりと
食べて喜ぶ姿を見られたら・・・」と見果てぬ夢を見ていた。

ええと、それで、ほんの数週間だが、サンマの刺身だの高級ドイツ製猫缶だの
チキンのジップロック蒸し(ショー・ラパンの鈴木シェフ直伝)だのを、
まあグニャグニャのニチャニチャに牛乳で溶き伸ばしたようなもんとはいえ、
結構しっかり喰いまくるくらいの回復をアレレのレと見せてくれましたよ。

「もう驚かないからオレ」とドクターT。

ああもうなんでもいいから、食べられるなら食べてちょうだい・・・と
我が家の夕食は一時期毎晩、ヒメの食べ残したサンマとアジとイワシ。
オットだけは大喜びである。
鯛や鮪に特別な喜びを覚えない、青魚ラヴな猫とその家族。
チープな庶民のヨロコビを誰ぞ知る。

そして我が家の冷やし中華には、常時スタンバイしているヒメさん用の
ジップロック茹でチキンがバンバン豪勢に載った夏。
どうもヒメさんの好きなのは、茹でたてよりは一晩くらい冷蔵庫で茹で汁ごと
寝かせたチキンだが、二日経つと蹴られるから人間が古い方を食べてたのだ。
冷やし中華ラヴなオット、大喜びではあったが。

桜木町駅前の高級牛肉店『尾島』の店員さんは、一日か二日置きに現れては
鶏モモ肉を一枚だけ買い求める怪しいオンナをさぞ不審に思ったことだろう。
さすがに気が咎めてきて、チャーシューなんか買ってみたら旨かったが。
何故かよくわかんないんだけど、ヒメさんがこの店の鶏は特に喜んで食べる
ような気がしたし、そもそも一枚だけで買えるから安上がりでもあった。
この店、いいです。オススメ。
安い店じゃないけど、少量買いには案外オトクだったりする。
きっと人によってはツッコミが入るだろうから敢えて言っとくと(地元ブログ
だからね)吉田町の梅屋の国産鶏より好評だった。
ヒメさんには、ということだが。

青魚と茹で鶏の夏を越え、ひっそりと秋風が立ちはじめるころに、さすがの
化け猫ヒメの顎も限界にきたらしい。
実際、物理的にほとんど下顎がない状態をイメージしつつものを食べてみたら
一体全体いままで、どうやって食べてたのか不思議なくらいだったから
これは無理もない。
しかもひどい歯肉炎で化膿した口だから、体調次第じゃ痛みもかなりのもの。
ああ、限界か。このまま弱って逝ってももう仕方がない、と思った。

しかし、ヒメさんの食欲だけは衰えず。
激しく啼いて啼いて「なにかちょうだいよう」と訴え続けた挙句、
ゴミ箱を引っくり返し、テーブルの皿を引きずり落とし、ワタシがなにか
食べている間中、膝にしがみついて離れない。
崩壊した顎を餌皿に押し付けて、死に物狂いで猫缶の絞り汁を啜ろうとするが
しょせんそれでは飢餓感は解消されない様子。
末期の病の身だから多少の狼藉は許すにしても、切羽詰ったような飢え方が
あまりに痛々しい。

ドクターTと話し合って、ついに胃チューブを装着した。
人間都合の延命はさておき、緩慢な餓死だけは何とか避けてやりたい。
全快も半快もとうに諦めたが、とにかくこの「ウルトラハラヘリ状態」が
緩和されればよい、と思った。
普通食べられなくなれば、素直に弱って逝くのが老猫というものらしいし、
ドクターTだって「本来胃ろうチューブは回復の見込みのある子以外には
付けたくない」という方針の人なのだが、ここまで激しい食欲をみせるなら
単に放っておくのは可哀想だ、という結論に二人話し合って達したのだった。

下腹にぐるぐる包帯を巻いた姿は、その姿が元武闘派ヒメさんだけに妙に
ガラが悪くて、包丁ならぬ胃チューブ一本サラシに巻いて〜、な姿になった。
この姿で外に遊びに出ていくのだから、近所の人たちはさぞかしぎょっとした
ことだろう。

せめてもう一度だけでも、クチから少しは形のあるものを食べられたら・・・
とは思ったが、物理的に無理なんだもの、しょうがないよ、と諦めていると・・・

チューブ装着後、何故か突如として食べはじめた化け猫ヒメ。
10日くらいでギヴアップになったけれど、一時期はチューブ無しでもいいかと思えるくらいの量をしっかり食べていた。
この猫は医学どころか物理の常識をも越えたのであろう。
ううむ。

そんなこんなで、胃ろうチューブ装着から1カ月。
ヒメは寝たきりでほとんど動かなくなる。
外にもまったく出なくなっていた。

一応モノはためしだから「もう一度でいいから外の陽射しを浴びて、のんびり
散歩でもできればいいのに」となんちゃってひっそり願ってはみて・・・

散歩、した。
もうこれはいよいよ・・・と覚悟を決めていたある昼下がり、ヤケに気分良さげに
起きだしてきて、スタスタ遊びに行って5時間半。
外は真っ暗だ。この頃は顎の化膿が目にも悪さをしていたというのに嗚呼・・・。

「重病の老猫。下顎なし。胃ろうチューブを付け、下腹に包帯を巻いてます」

という「迷い猫」のチラシ文面を想像して、心配も心配だがかなりぐったりした
気分になっていたら「お腹すいたわあ」とか言いながら帰ってきおった。
やれやれ。

そして1週間。
急に脚がへたってほとんど動けなくなる。

ついに神様はうっかり放置していた非常識な存在に気づいたらしい。
いや、世の摂理を越えるほどの意志を感じてちょびっと大目に見ていたけれど
「モウイイデハナイカ」と思われたのかもしれん。

ヒメはとうとう昏睡状態に陥って、どうも今度こそもうこれでオワリだが
心の底で「もう一度だけ立って歩けないかなあ」と願ってはみたのだ。
なにしろヒメが最後に歩いたのは、この日の夕方行った病院の診療台の上。
それはちょっぴり悲しいではないか。

そんなことを思いつつ、しばらく寝かせていたベッドルームから離れて気になることを調べに電話をかけたりしていたら「ぉかぁさぁん」と細くかすれた
声にならぬ声が聞こえた。

まさかもう化けたか?!(・・・まだちょっと早いだろ)
いや、末期の魂の叫び??!!(「岡、エースを狙え!」的なやつですね)

慌ててベッドルームに駆け戻ろうと振り向いたら、ヒメが部屋の入口にいた。
霊じゃなくて、本猫が。
昏睡状態じゃなかったっけ、どうしたと言うのだオマエ?

「あ、そうか。トイレか?」と思ったワタシだった。
トイレに運んでやったら、なんだかムッと来たような表情を浮かべて、
立たない脚で這いつくばるような姿で、コロンと一個白玉団子大のモノを
一応律儀に出したヒメ。
あまりに形よいモノだったので、捨てるのがためらわれるほど。
捨てましたがね。
乾燥させてペンダントヘッドに、とか絶対考えてないから!

抱き上げてベッドに運んで、今度こそもう余計な事は願わないことにした。

もういいよ。
十分がんばったよ。
おまえはほんとうに素晴らしいよ。
ワタシはおまえを誇りに思う。
だから、もうゆっくり寝なさい。

もうこれでゆっくりと静かに眠れますように、と、これが最後の願い。
ボクシングでタオルを投げるセコンドの心境って、こんなものだろうか?
え、違う??

そういえば深夜もイイカゲン過ぎたので、ワタシも寝ることにした。
数時間後隣のベッドに居ないので焦って起き上がろうとしたら、
ワタシの脇腹辺りに移動してきていて、そのしばらく後に目を覚まして
様子をみたら呼吸が次第に浅くなっているのがわかる。
たぶん早朝には息を引き取ったのだと思う。

穏やかな安らかな顔。
今にもあくびをしてひょいと手足を伸ばしそうな姿だった。

どうやらようやく深い眠りにつけたらしい。
1年8カ月の闘病生活、ついに終了である。
ふう。

長いだらだらしたこんな話を、とりあえず読んでくださった方には
心から御礼を申し上げます。
で、ものはついでなんで、ちょいとヒメの冥福を祈ってやってくださいまし。

ヒメさんと、そしてお気持ちを向けてくださったすべての皆様に感謝します。


追伸:
そんなこんなでブログは暫し休止状態だけれど、落ち着いたら再開するので
また遊びに来てください。


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逝く前の日に届いて、結局まだ箱も開けてないペット用ミニこたつ。



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arima0831 at 00:01│Comments(28)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 猫話 | 日記

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この記事へのコメント

28. Posted by アリーマ   November 04, 2009 18:55
キョウエさん

いやあ、しまいにはもう完全に常軌を逸した猫介護生活になってしまってましたよ(笑)
乗りかかった船だから、と思ってやってたら、いつの間にか完全に下船不能になっていた、というのが実情なのですが。

お気持ちが嬉しいです。
読んでいただいて、ヒメのことを考えてくださっただけでも有難いことなのです。
ありがとうございます。
27. Posted by キョウエ   November 04, 2009 15:58
最初に読んだときは、なんとコメント書いたモノか・・などと思ってしまって・・遅くなって申し訳ございません。

ヒメちゃん、アリーマさんのおかげで最高の猫生でしたろうと思われます。
お会いしたとき、「こんなにも気持ちを尽くして看病にあたられる飼い主がいらっしゃるんだなあ」と感動し、私もいつかそうありたいと思ったのを覚えています。

最後になりますが、ヒメちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
26. Posted by アリーマ   October 31, 2009 14:41
よっさむさん

なかなか受け入れられなかったというお気持ちが、痛いほどよくわかります。
ウチは療養が長かったので、気持ちの準備をする時間だけはたっぷりあったのですが、それでもやっぱり覚悟しきれるものではないですね。
時間が癒やしてくれると思うのですが。

今日で逝って7日目。
こうしてお気遣いいただく中で、一週間前に比べると随分気持ちが穏やかになってきました。

延明、経営が若干変わりましたが羊串などは相変わらずです。楽しんでいらしてください。
25. Posted by よっさむ   October 31, 2009 13:26
お久しぶりです。。。
年末に延明にまたいこうと張り切ってのぞいたら。。
私も以前かっていた猫を心臓発作で亡くしました。
子猫のころ、母猫と間違えて、よく耳たぶを吸っていたのですが、死ぬ一週間前だんだん弱って前夜、耳たぶを吸ってきたので、ああ、死ぬんだな、と感じました。
なかなか受け入れられなくて、しんどかったです。
アリーマさんの気持ちを考えると、また涙と鼻水が。。元気出してください。
24. Posted by アリーマ   October 30, 2009 20:29
>しろくまこさん
同じような病状で、さぞ辛い思いをされたこととお察し申し上げます。

ヒメは喰い意地を支えにして生き延びたようなところがあったと思います。
元気な頃は食べ物にはむしろ無頓着な方だったのですよ、あれでも。

今頃は好きなものを山ほど食べて、元気に走り回ってることでしょう。
ワタシも徐々に癒やされていくのだと思います。

>ぺりおさん
やんちゃな猫の思い出は、なんだかキラキラと光に満ちていますよね。
猫の天国でぺりおさんの猫と会って、一緒に羊串なんか食べていたりしてね(笑)
喧嘩しないように、と申し送ってみたりします。
23. Posted by ぺりお   October 30, 2009 15:04
アリーマさん

16年以上も一緒にいたのですね。

私も昔6年位シャム猫を飼っていて、最期を看取ったのですが、
ヒメさんに負けず劣らずにやんちゃでした。

ヒメさんのご冥福をお祈りいたします。
22. Posted by しろくまこ   October 30, 2009 14:40
ヒメちゃん、とうとう虹の橋を渡られてしまいましたか.....ご愁傷様です。
それにしても、ヒメちゃんのこの食に対する執念
すごいものだったんですね。
うちで飼っていた犬は上顎に癌が出来、食いしん坊が
最後は、食べ物受け付けなくなってしまい、というか
噛めなくなったんですよね、スポイトで流動食を与える
状態になってしまったので、飼い主としてはなんともやりきれない気持ちでいっぱいでした。
ヒメちゃんのようにしっかり食べてくれると、本人も
思い残す事なかったのではないでしょうか?
親孝行なお嬢さんでしたね。
しばらくはヒメちゃんのこと思っては涙する日々かと
思いますが、ちゃんとお別れするにはそれも必要なことのようです。アリーマさんくれぐれもお体大切になさって下さい。
21. Posted by アリーマ   October 30, 2009 13:37
>haru-hamaさん
確かに犬猫の寿命は短くて、お別れは切ないですが、先に逝くことで教えてくれることは多いと思います。
まわりからどう見えようと、真剣に愛したことは自分の財産になるに違いないです。
ワタシなんか、ちゃっかり育児と介護には無縁で過ぎた人生・・・と思っていたのだけど、ここでしっかりつかまって色々考えさせられたりもしました。

ハナは緊張の糸が切れたようなぼけっとした状態で心配ですが、ヒメが病気の間はなにかと後回しでかわいそうだったので、今はせっせと御機嫌取りの日々です。

>ほんまさん
ううむ。ぶん殴られるのわかってて、痛いのもわかってて、やっぱぶん殴られて痛いぞう、みたいな感じ?
ありがとう。そこに幸せがあったのは間違いないことで、きっと幸せな記憶は一生大事にできると思います。

>シドさん
こうして色々な方にお声かけいただけて、少しずつあちこちほぐれていくのを感じます。本当に思い切って拙い文章にしてみてよかったです。

まあこの調子だと、おかげさまでそう間をおかずに飲み食い記事も再開できるかも。ありがとうございます。
20. Posted by シド   October 30, 2009 11:24
はじめまして。いつも日記を拝見させていただいておりました。最近更新されないので、ちょっと気になってはいたのですが…。
ヒメちゃんのご冥福をお祈りいたします。
アリーマさんもしばし、のんびり、ゆっくりされて、また、みんなの前に戻ってきてください。ずっとお待ちしています。

とても悲しいことではありますが、惜しみなく愛情をふりそそぐアリーマさんと、その愛情に無限に応えてみせるヒメちゃんに、改めて、生きるもののすごさを感じ、涙が止まりませんでした。自分もまたその生き物であることを強く思い知らされました。愛する人や動物がいなくなることは大変寂しいことだとは思いますが、その思いを強く受け止めることで生き物は、また、とてもすばらしい時を生きていけるのだと思います。ヒメちゃん、アリーマさん、とてもすてきな時間をありがとうございました。
19. Posted by ほんま   October 30, 2009 00:14
覚悟は出来ていたとはいえ、辛いですね。
ただ、ヒメちゃんもアリーマさんと幸せに暮らしていたんじゃないかな?
きっと、これからもどこかで見守っていてくれますよ。
18. Posted by haru-hama   October 29, 2009 23:45
文章からアリーマさんのヒメちゃんへの気持ちがひしひしと伝わってきて胸が詰まります・・・
どんなに愛情を注いでもヒトより寿命が短いのは辛いことですが、後悔しないように日々過ごしたいなあと傍らの猫をなでまくりながら思いました。

ヒメちゃん、ゆっくり休んでくださいね。
そしてハナちゃんが長生きできますように。
17. Posted by アリーマ   October 29, 2009 18:52
くぅさん

はじめまして。
こうして悼んでいただけることで、ヒメもより安らかになると思います。
ありがとうございます。

華隆餐館も延明も面白いお店ですよね。
また新しい店も発掘したので、落ち着いたら記事にしようと思います。
また遊びにいらしてくださいまし。
16. Posted by くぅ   October 29, 2009 17:07
アリーマ様、はじめまして。
先月横浜へ行く用事があり、食事場所を探していてこちらにたどり着きました。
それから過去記事を楽しく拝見しておりました。
(横浜では華隆餐館と延明に行きました)

最近更新されていらっしゃらないなと思っていたら…

いま、我が家の猫をひざの上に乗せて(ほぼ無理やり・笑)
撫で撫でしました。

ヒメちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
15. Posted by アリーマ   October 29, 2009 07:15
>yendouさん
ドクターTも仰ってましたが「こういうことはいくら覚悟しても覚悟しきれるものではない」と。
人間と違って言葉が通じないので、何がしたい、何が食べたい、どうして欲しい・・・といった細かい希望を聞いてやることもできないのがもどかしく辛いです。
ヒメは特に病を得てから、実に味わいを増したキャラクターを見せるようになり、一緒に実に濃密な時を過ごすことができました。そんな記憶は、一生ワタシの心の支えになってくれると思います。
yendouさんのかわいい猫さんたち、実はたまに拝見してるんですよ。また記事を出してくださいね。

グル〜メなんてもんでもないけど、飲んだ喰った系の話はそこそこストックされてきてるので、また出てきたら読んでやってください。

>本牧香菜婆さん
いまごろサンマの刺身でもがっついているのでしょうね(笑)
最後は鰻は小骨が多いので食べられなかったから、鰻かもしれません。
まあ、こういう時は経験上、しっかり悲しむところは悲しんだほうが立ち直れる気がするので、それなりにうまく過ごそうと思っています。

>クラムボンさん
そう、生きてる間に精一杯仲良くするのがなによりですよね。
できたら元気な間に信頼できる主治医を見つけておくと気持ちが楽です。ワタシはこのドクターTのおかげでどれだけ救われたかわかりません。

また復活したらそっちにも是非遊びに来てくださいまし。
14. Posted by ☆クラムボン☆   October 29, 2009 01:36
ヒメさま、天国でゆっくりしてね…

しかしほんとうにがんばりやな、お猫さまでしたね
うちもすでに10年が過ぎているし、
いつかやってくるであろう別れにはぞっとしますが…

生き物にはいつかそのときがやってくるので、
なんとか生きているうちは私の勝手にはなりますけど、
ゴロゴロ〜としてみたり、にゃごにゃご〜としてみたり、
かわいがってやりたいと思います

ヒメさんも、闘病しつつもたくさん思い出を残してくれたんですね
ゆっくりリハビリして、またおいしい情報も復帰してください
13. Posted by 本牧香菜婆   October 28, 2009 19:53
からっと書かれた日々に
どうにも涙腺が…。ヒメさん、虹の橋の向こうでとびきり美味しいものをたらふく食べていますように。
そしてアリーマさん、ゆっくり元気になって下さいね。ちゃんと寝て、あったかくして過ごして下さいね。
12. Posted by yendou   October 28, 2009 16:58
ウチも二匹にゃんこがいて、いつかこんな日がくることもわかっていますが、やっぱり悲しいですな。
身につまされるというか、なんというか
でも、ヒメちゃんにはアリーマさんの気持ちが沢山伝わっていたんですね〜。
読んでいて、うらやましくなりました
また、グル〜メな話題も楽しみにしていますね
11. Posted by アリーマ   October 28, 2009 16:22
泥酔院さん

お別れは辛いですよね。
でも、人であれ動物であれ、また命が長くても短くても、真剣に愛を傾けたことは無駄にはならないと信じます。

逝った者らは、きっと別の世界から私達を守ってくれているでしょう。
10. Posted by 泥酔院   October 28, 2009 15:01
>なるべく湿っぽくならないように、とは思って書いたんですが

しっかり伝わります。

自分がこれまで4匹の犬を看取り、今いる猫(8歳)もいつかは旅立つ(自分が先ってこともあるな)かと思う気持ちと重なってしまいました。

9. Posted by アリーマ   October 28, 2009 13:12
>にっきさん
ありがとうございます。
本当にいろいろな意味で、強い立派な猫だったと感心するのです。
病苦の中ではありましたが、最後の1年8カ月は濃密な時でもあり、貴重な経験をさせてもらったと感謝しています。

>ぶりさん
そうですか、やはり同じような経験をされているんですね。
ワタシが今後元気に過ごすことが、ヒメへのはなむけだとも思うので、なんとかがんばろうと思います。

>しぶちんさん
しぶちんさんのシロちゃんと、今頃は顔を合わせているかなあと思ったりしています。
仲良くしてくれてるといいですよね。

>泥酔院さま
あ〜、すみません〜。
なるべく湿っぽくならないように、とは思って書いたんですが・・・やっぱりどうしても感傷的な言葉が入っちゃうんですよね。供養に強制参加させたようで気が引けますが、スミマセンこれも送る儀ということでお許しくださいませ。
8. Posted by アリーマ   October 28, 2009 12:58
まずは皆さまのお気持ちに御礼申し上げます。
悼んで下さる方が一人でも多くいれば、ヒメの魂もより慰められると思いますし、そうなれば「よせばいいのに」と思いつつも、自分なりにこれを書きつづった甲斐があったというものです。
ありがとうございます。

>とも2さん
ここしばらくあまり「美味しい楽しい」という話を綴る気分になれなかったこともあって、しばらくお休みしています。
結構それでも楽しい飲み食いはしているのですけどね。文章におこしたり写真を張ったり・・・という作業に向かう気分になれないだけで。まあまたなんか記事が上がったら、読んでやってください。

>kanさん
確かに小さな奇跡の繰り返しだったかもしれないですね。
逝く前病院でドクターTに「御伽噺のようにはいかないものですね」と言ったら、「僕にとっては既に御伽噺だけど」と。確かにヒメさんは、辛いなりに戦い抜いて逝けたから、幸せだったのかなと思います。

>ヒロヤンさん
ペットロス症候群・・・まあ、はっきり病名を付けてもらえると、多少気が楽にはなりますよね。
お姉さんもお気の毒でした。

今回つくづく思うに、ペットが逝くのも人が逝くのも、身近な愛情の対象と同じ空間をもう共有できない悲しさは同質なのですよね。でも人間の場合は書類の提出やら諸々の手配事やらが山積するので、そういった雑事でずいぶん気が紛れるんだよね、と今回思いました。
おおっぴらに悲しんでも、人格を疑われたりしないしね(笑)

ドクターTがしみじみと言ってくれたんですが「でもね、これで懲りてもう猫は飼いたくないなんて言わないで欲しいんだよね、できれば」と。
お別れは辛いけれど、それ以上の喜びや楽しみが自分を豊かにしてくれるのだと思います。
まあ、しばらくは妹のハナをヒメの分までかわいがってやろうと思ってますが。
7. Posted by 泥酔院   October 28, 2009 10:04
やっ、やっばい。

仕事中に読んでしまった
涙が・・・
6. Posted by しぶちん(玉泉寺改め)   October 28, 2009 08:52
改めて、お悔やみ申し上げます。

ヒメちゃん、お疲れ様でした、うちのシロをよろしくね、なかよくしてやってください。
5. Posted by ふ゛り   October 28, 2009 08:10
私も何度か元猫飼いで、そしていつもお別れはアリーマさんのお話と同じようであったので、読んでしんみりしました。
どうかお元気でいらしてください。
4. Posted by にっき   October 28, 2009 08:07
最期までヒメちゃんは本当に勇猛な猫だったのね。本当にアリーマさんが誇りに思うすごい猫だったと思います。
3. Posted by ヒロャン   October 28, 2009 05:02
ウチには黒猫がやって来ました。インコ派のヨメの許しを得られず、数日ベランダで過ごした後、やっと家に入れてもらえましたが、寒かったのかネコ風邪に。
病院へ連れて行ったらヘルペスでした。今まで何匹もネコを飼ってきた中で、一番手のかからない子(トイレの躾けもできてた)ですが、結構やばい出自かも。

ところで姉も十数年苦楽をともにしたネコに先立たれ、ペットロス症候群です。もうネコは飼わないと悲嘆にくれていますが、今は、時々猫カフェで慰めているようです。

死んだ子の 年を数える 猫カフェ哉
(でもそんな老猫は、猫カフェには居ないかも)
2. Posted by kan   October 28, 2009 01:17
お姫様の闘病生活は、ひとつの奇蹟でもあったのですね。
こちらを訪れる多くの方々にも思い出を残してくれたと思います。
冥福を祈ります。
1. Posted by とも2   October 28, 2009 00:40
ご愁傷様でございます。
ヒメさんもアリーマさんに思い出を綴ってもらって嬉しいと感じていると思います。

悲しい気持ちが薄まって少し元気になったら、又ブログを再開してくだいね…

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