January 22, 2011

バンコク『永和豆漿』で、小腹を満たす 〜謎の微笑みタイランド 其の四〜 

昼頃にプーケットを発って、一時間ほどでバンコク着。
空港から乗り込んだタクシーの中は、骨まで凍れよとばかりにキリキリとエアコンが効いている。寒いんで窓を開けたら、排気ガスの匂いに満ちた空気がモワモワと車中に満ちた。
こりゃイカン。
しょうがないので窓を閉めて、運転手にエアコンを下げてもらうことにする。

運転手は「にあァ〜〜、ぷァ〜ン、トァ〜〜」的なこと(タイ語はみんなそう聞こえる)を申し述べる。よくしゃべる猫と対話しているみたい。
あ、そうか、なるほどそういうことね、となにか理解したような気分で、こちらはこちらの思うところを英語で申し述べているうち、微笑み(若干暗め)とともに、ブンブン吹きまくっていたエアコンの風がスルスルと穏当なレベルに落ちた。やれやれ。

猫との対話に関しては、ワタシ年季が入っているのだ。
本当の猫相手の場合、どこの国でも日本語で話すがね。
でもとりあえず相手は人間なので、猫よりかなり理解し受け入れてくれる率が高い、ような気がする。今のところは。
やっぱり人類の基本は話し合いですよ。
うみゃ。

シーロム通りのホテルに着くと、既に2時をかなりまわっていた。空腹だ。
夜にしっかりなにか食べに行くハズなので、昼は軽く抑えるべし、ということで、アパ経の先導でホテルにわりと近いらしい店に向かう。
アパ経によると、このロケーションは「銀座」なんだそうだ。
ホテルがあるのは銀座八丁目くらいの位置。

バンコクの街にはBTSなるモノレールが走っていて、これがまあ実に立派で清潔な乗り物。
これができるまでは、ずいぶん大変なところだったらしい。
ホテルから徒歩5分ほどのところにスラサック駅があって、そこから一駅。
チョンノンシー駅のすぐそばに、目指す店はあった。


永和

ここだ。
前夜アパ経に「バンコクの中華って結構いけるんではねーの?」と絡んだので、連れてきてくれたのだ。
タイ料理はイヤでもなんでもないが、安くて美味い中華があるならそれはそれで素晴らしいことだよ。
しかも、店構えからして、なんかちょっといい匂いではないか♪

永和 (6)

とりあえず何品かオーダーして、店のお姐さんが引っ込んだ、そのほんの一瞬後に出てきた空芯菜炒め。
炒めモノ超速攻の店は、間違いなく美味い店、の法則。
薄味だがちゃんと出汁が回って、どんぴしゃな炒め具合だ。
うふふ♪

永和 (2)

水餃子もウマイ。
若干皮が柔らか目だが、餡の味がくどくないのでスルスルと胃におさまる。
もっとうまい水餃子は探せばあろうが、基本このくらいならば「いいじゃん♪」とニッコリ笑える内容。
しかもこの店は安い。

永和 (1)

ところでこの店、店名からわかるように本来「豆乳の店」だったのだそうな。

永和 (3)

白黒二色頼む。
黒いほうは、タイの物価を考えるとずいぶん強気な値付けだが、確かに味も香りも濃くて旨い。
ただし、一杯目は甘味がしっかり入っていたのだった。
黒をオカワリして、今度は甘味抜きにしてもらう。

日本はさすが大豆の国で、そこそこいい豆乳が日常的に買えるから、それに比べれば味わいが薄いような気はするが、臭みはないので誰にでも飲みやすそうだ。

永和 (5)

そして小龍包が、もくもく湯気を立ててやってきた。
薄い皮をの頭を引っ張って持ち上げると、底がプクッとして汁がタプタプする。
これも餡の味がしつこくなくて美味い!
思いがけず楽しいランチとなりつつある。
ぐふふふ。

永和 (7)

「夜に備えて小腹を満たす」という当初目標は既にクリアしたのだが、どうもここで終わるのがちょっと寂しい店だ。

この葱入り餅とやらが、なんだか大変ステキな感じで・・・

永和 (8)

ということで、豚肉入りの葱入り油餅ナントカ。
薄い小麦粉の生地で、甘味噌を塗った薄切り焼豚と葱をグルグル巻いて、外側をパリパリに焼いたもの。
美味しそうでしょ。美味しいんですよ。
オヤツ兼軽食にはステキな一品である。

・・・一品だけ喰うならば・・・。

これを喰ってるうちに、満腹ゲージがグググとMAXを指してしまった。
そもそも餃子にしても小龍包にしても、粉ものだからそこそこお腹は膨れる。
イカン、もう喰えん。
今こうして見ても、二人前の軽食という量ではなくなっているじゃないか。
やれやれ。

でもウマカッタな♪
またバンコクにくることがあったら、絶対にリピートするぞ。

こういう時は本当に胃が二つ欲しい。

永和豆漿


外は30℃を越える暑さ。
しかも空気が湿気でねっとり澱んでいる。
でもアパ経に言わせると「バンコクにしては爽やかで涼しい」そうだ。
この排気ガス充満度100%な空気だけで、既に「爽やかさ」とは無縁な街に思えるんだが。

暑くて空気が悪いだけではなく、車道と路肩の落差がやけに激しくて、まっすぐスタスタ歩けないもんだから、歩けば歩くほどムダな疲労が募る。
歩行者の便宜なんてものは、まったく想定されていないらしい。

後で聞いたら、この街でガツガツ歩き回るヤツは単なるアホなんだそうだ。
なるほど、この空気と気温の中で長く生活したら、歩きまわって移動しようなんて発想は消えうせるに違いない。

そうそう、よくよく思いだしてみたら、昔住んでたカイロもそうでしたっけね。

日本帰国当時、いちいち駅まで歩いて、電車乗って、また歩いて目的地へ・・・
というパターンが、もうそれはそれは苦痛だったのを思い出す。
ついついタクシーに乗りまくって、財政破綻しかけたっけ。

あれから十余年。人間どんな生活にも、馴染んで慣れるもんだ嗚呼。



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ところで上記の詳細は、全てこの『歩くバンコク』で拾い出したもの。ワタシはアパ経がくれた「2008〜9年版」を握って歩いてました。これ、いいよ♪


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タイではこの「ナラヤ」なる店が人気だそうだ。パステルカラーにリボンのついたポーチとか。ゴメン、ワタシには理解できないセンス・・・。

arima0831 at 03:00│Comments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック タイ | 中華料理(2011.1〜)

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この記事へのコメント

6. Posted by アリーマ   January 26, 2011 15:27
min-minさん

確かに台湾系のお店らしいですが、チェーンとの関係はよくわかりません。あんまりそういうフランチャイズの匂いはしない、地味な店でした。名前だけいただいちゃった、とか?(笑)

日中韓と並べて、現地の食べ物をしっかりエンジョイするのは、たぶん日本人だけのような気がします。
エジプトにいた頃は韓国人のグループとよく行き合いましたが、彼らの行動もその台湾のグループと同様で、現地ではひたすら韓国料理店周り。添乗員が大きなダンボールでキムチを担いで同行するのです。
中華街では中国人のグループを頻繁に見かけますよ。やっぱり「中華意外ダメ」なんだそうです。
日本人、意外と食べ物には柔軟なのですよね。

バンコクは華僑が多いので、日本と違うリアルに現地色の強い中華が食べられるように思います。安いですし、これはこれで楽しいです♪
5. Posted by min-min   January 25, 2011 00:45
へぇ〜、バンコクに永和豆漿があるんだぁ!?

「永和豆漿」といえば台湾の永和市に本店を置く、台湾全土にあちこち直営店、FC店を持つ大手のトウチャン飲食店ですよね。

台湾では朝の出勤、通学時に気軽に立ち寄る伝統的ファーストフード店(出てくるメニューも油條とか万頭系、蛋餅などが主)で、このバンコクの店のように水餃子や小龍包などは期待できない。
直営かどうかわからんけど、バンコクで進化したのでしょうか?
ま、台湾と同じ業態では無理かも知れないけど、「豆漿」のイメージはやっぱ朝の味わいですよねぇ。

ところで、以前にも書きましたが、以前台湾人団体観光旅行に紛れ込んでバンコク、パタヤ、プーケットと回ったのですが、台湾人御一行は旅行中すべからく中華料理しか口にしなかったのにはあきれるばかり。
泊まったホテルも中華系、バス移動中に立ち寄るレストランも中華料理店と徹底してた。
僕だけ途中で抜け出してタイ料理食ったけど。

旅行はやはり土地の料理が一番ですね。
でも、やっぱり途中で中華料理に走りたい気持ちは十分に分かります(笑)
4. Posted by アリーマ   January 22, 2011 15:17
kanさん

そういえばマカオの鼎泰豊でも豆乳が出てたなあ。
どういう係わり合いなんでしょうね。

この店は、元は早朝に開店していたけど、夜更かしタイ人の生活パターンにあわなくて、昼〜夜に変わったとか聞きました。
3. Posted by kan   January 22, 2011 14:33
豆漿の店で出される小龍包は安くてハズレがないという話を聞きますね。
台湾にもいっぱいありますけど、夜遅くに開店してお昼頃店を閉める業態が多いようです。
2. Posted by アリーマ    January 22, 2011 13:47
ぶりさん

店構えは食堂風ですが、こんなの近所にあったら通うなあ、というタイプです。

青菜の炒めなんかが早い店は、やっぱり気合と勢いがあるんでしょうか。
1. Posted by ふ゛り   January 22, 2011 07:50
どうも何処かで見たことのあるような店風景。
どれもおいしそう。

> 炒めモノ超速攻の店は、間違いなく美味い店、の法則

そのココロは、やる気、でしょうかねぇ。

周りがバタバタとインフルエンザに掛かるこの二三日、(先の夏こ事は忘れ)夢のようなエントリーであります。

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