中華料理

July 02, 2009

中華街『日昇酒家』で麻辣刀削麺など 〜店内は何故かカフェ風?〜

まずはお知らせ。
先日ご案内した朋友金子貴一の『秘境添乗員』『KIKUYA』に一冊
配備しました。
食事ついでに眺めてみたい方は是非どうぞ♪

で、週末某日中華街の話。

この日の中華街はヤケに混んでいた。
どこもかしこも満席で行列だらけだ。
こういう日の中華街では、無理をして並んでも結局混み合う雑然とした中で、
平常よりも雑な料理を食べる羽目に落ちるのが関の山なので、中心部を外して
空いていそうな店を探す。
目の前に出てきたのが、最近できたらしい刀削麺の店だ。

派手な看板だが店の構えは妙にオシャレなカフェ調。
なんだかどこか記憶の奥底に薄ぼんやりした既視感があるな、と思ったら
以前『カフェ・ド・クリエ』のあった場所だ。
カフェ風でなくて、元カフェだったのだ。
みなとみらい線開通のはるか以前、ここで何度かお茶したことがあったっけな。

しかし店内は早くも「中華の匂い」が充満していて、コジャレ感は薄れつつある。
だから最初のうちは気が付かなかったくらいだ。

みなとみらい線開通以来、中華街の石川町側から人通りが減ったような気がして
いたが、数年を経て以前は結構人が入っていたカフェが閉店するところをみると
やっぱり気のせいではなかったんだなあ・・・とふと思う。

日昇刀削麺 002

店内メニューは「野菜料理」をハイライトしている様子だったので
「インゲンと挽肉の炒め」を頼んでみた。

辛さが結構強い。
ついでにかなりしょっぱくもある。油も強い。
現地のお惣菜風といえば、そんな感じの味付け。


日昇刀削麺 麻辣トウショウメン

麻辣刀削麺。
確かに麻辣な味だが、ちょっと平板かなあ・・・?
まあ、ジャンクな現地味と言えばそんな感じもする。


日昇刀削麺 油トウショウメン

油溌(ユーポー)刀削麺。
店の外に出ていたメニュー内容からすると「油和えそば」の系統かと思ったら、
結構しっかりとスープが入っていて、どちらかというと「汁そば系」だった。
麻辣の方を結構しっかり食べた後だからかもしれないが、こちらもそこそこ辛さは
効いている。

気前良く盛られた香菜は、頼んだらサービスで出してくれたもの。


日昇刀削麺 水餃子

水餃子。
これもまあまあ。
ちょっと皮が固めだったが、タイミングによってはもっと美味しいかもしれない。

日昇酒家 (中華料理 / 石川町、日本大通り、元町・中華街)
★★★☆☆ 3.0



店の構えなりに価格も安いし、今のところは混雑時の穴場かもしれない。
『華隆餐館』の濃厚なウマ辛さに慣れてしまうと、どうもインパクトが薄い味に
思えてしまうのだが、現地風のジャンクな食堂と思えば中華街らしくて
ヘタな店に行列した挙句にどうでもいいものを食べるよりはかなりマシ、とは
言えるだろうな。
ま、この辺は好みの問題で、単にワタシが華隆餐館を偏愛しているだけですが。

絶賛オススメ!とは行かないけれど、急ぐ時や軽くさっと食事をしたい時には
便利な店だと思う。

日昇酒家 ( 石川町 / 中華料理一般 )
★★★☆☆3.0
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ベイスターズ連勝!どんだけぶりだ嗚呼!!
でも工藤に今季二勝目がついてなによりであるよ。

ところで最近ベイスターズ木塚の投球モーションから目が離せない。
気合十分でハイテンションな雄猫のマーキングみたいな登板中の動作が
どう考えても無駄なオーバーアクションとしか思えなかったんだけど
なんだか次第に愛着が湧いてきてしまった。
ウチで飼ったことはないけど、あんな猫はたまにいそうだ。

しかし、キャッチャーのサインを見るのにどうして猫の交尾みたいな姿勢に
ならなきゃイカンのか、どう考えてもわからない。
見たことない人は是非見てね。
結構カワユス♪


秘境添乗員秘境添乗員
著者:金子 貴一
販売元:文藝春秋
発売日:2009-04
おすすめ度:3.0
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May 30, 2008

中華街『東新飯店』の極太麺 〜顎の鍛錬に〜

東新飯店
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:中華料理一般
採点:★★☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


いろいろなところで極太麺が評判になっていたのでいってみた。
何しろワタシ、総じて太い麺が好きなんである。
うどんでもラーメンでも蕎麦でもなんでも、「太打ち」なんて書いてあると
脊髄反射的にオーダーに走る。
刀削麺なんか、そういう意味では嗜好性ど真ん中ストライクなのだよ。

太めん
ルックスはシンプルです。
水菜と塩茹で煮豚が
ぺらっと入ってる。

そして、この麺がすごい・・・



アップ















今まで食べた中で一番太い麺だと思う。
レンゲの柄と対比してみてくださいまし。

端がどこにあるかわからん(どうもつながっているらしい)ので、とりあえず一部つまんで引き上げ、おもむろに麺にかぶりつく。
歯の治療中で冠を入れかけてるヒトは、絶対にやめておこう!
差し歯が不安なヒトも避けた方がよろしいかも。

太いだけに腰はガッツリとあるが、食感は微妙に固ゆでな「すいとん」。
茹で豚は結構好きだな。
しばし顎を鍛錬する。
がしがし。

しかし・・・これが好きだといった皆さんには申し訳ないんだが・・・スープが不味い!
一口で顎がしびれてくる、とってもベタな業務用顆粒味、とでもいおうか。
好きな人は好きそうだが、とにかく魔法の白い粉系がきついぞ。

まあ、こよなく愛している『華隆餐館』だって、がっつり化調は入っているはずだから、あっちが良くてこっちがダメな理由を述べよ!と責められると困るんだが。
化調も使いよう、ということなのだろうなあ。
「無化調」を謳ってると思ったら、思いっきりその分を塩と醤油で補ってる店も
世間にはあるし。
そういうのはストレートに化調な味付け(?)よりも、よけい罪が深い。

麺は無骨だが面白いので、スープをもうちっとなんとかすれば・・・とは思うけれど、
店の構えからしてもざっくりした安食堂風だから、まあこういうものなのかもね。


チャーハンついでにチャーハンやら
実は牛バラ丼やらも頼んだのだけど
どれも魔法のかかったおなじ味ライン。
フカヒレがある、という噂は流れども
「実際に食べた」という声が聞かれない理由が
うっすらわかった・・・。


店としては「手軽な中華食堂」で、値段は非常に安い。
だから、普段のランチをぱっぱと済ませるにはよろしいかも。

この麺は面白いから、一度くらい話の種に食べてみるのも・・・。


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久々に塩を振られたナメクジ気分で店を出たのだった。しばらく前の話なんですけどね。



まあ、ご家庭でも簡単に再現できる味、ではある。

全国覚せい剤汚染地図―47都道府県・密売市場データマップ (2006年度版) (バンブームック)

記事テーマと商品は関係ありません(誰が買うんじゃ、こういう本・・・?)

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May 29, 2008

三宿『新記』で香港メシなど 〜ダメなオトナたちの午後〜

ネコモリにかまけて引きこもっていたら、いつの間にか髪ぼうぼうだった。

会う人ごとに

「あ・・・髪伸ばしてるの、かなあ・・」
(イエ、伸びただけです、と答える。髪はほうっておけば伸びるものだ)
「ええと、パーマをかけましたか?」
(イエ、天然です、と答える。どうせアタマは生まれつきクルクルだわい)

というような会話が出始めたところで「そろそろ」と思う。
面倒くさいが致し方ない。

なによりも、洗ったまんまで出かけてOKだったものが、風呂上りにドライヤーをかける(所謂「ブロー」)がないと、どうもヤマンバ(一過性だが流行った若い娘の形態ではなく、日本伝承にある部類)のような印象になると、もう限界だ。
座って「いつものヤツ」が効くところに出かける。
不惑もとうに過ぎてこの身なりの構わなさは、ほとんど社会問題らしい。

場所は毎度のことながら、ウレシハズカシ原宿は東郷神社前である。
美容師さんたちの意識レベルが高いので、社会問題解決に協力してくれるのだ、
というのはウソで、相手が好もうが好むまいが15年も通っているから、
数ヶ月にいっぺんワタシが現れるという現状が既得権を伴う既成事実と化しただけだ。
ようするに、ただの成り行きである。

だから「どういう髪型にするか」ではなくて、「さ〜、何を食べるかな!」という思いに
集中できる。

中華スイーツのあそこここも、一応足を運んだ。

「汁なし坦々麺」
とも思ったのだが、どうもなんだかどうしても、行きたい店がある。
前夜この店のHPを見ながら、嗚呼行きたい・・・でも誰かとお約束をするのも億劫だわ、などとダラダラ考えていたのだった。

しかし、香港麺の固いゴム状の食感を思い描けばもう辛抱タマラン。
ワンタンメ〜〜〜〜ン!

香港麺 新記
採点:★★★★★


場所は知らない人にはわかりにくい。
「三軒茶屋」そして「三宿」という地名になじみがなければ、行き着くまでが結構大変。
そもそも「みしゅく」と読むのだということを初めて知ったよ。
「さんじゅく」じゃないんですね。
すみません。

昼ごろ南青山で別の用があり、美容院は午後の予約。
よくよく都内交通網を検討すると、表参道から地下鉄に乗ると一本で行けるではないか。

しかしそれにしても、一人で行っても麺と小さい飯物と、あとはせいぜい水餃子程度だ。
つまらんのでイヌに「今日の夕方は三宿の香港!」と電信連絡を流すと、「昼や昼や!電話しろ。イマスグ!」となにかに感電して狂ったとしか思われないような返信が来た。

どうも有名なラーメン屋の行列を見て頭に血が上った、まさにその素晴らしいタイミングだったらしい。
しかもどうやら、前夜ワタシと似たり寄ったりの時間帯に、おなじHPを眺めて涎を拭っていたらしい。

電話をすると「散髪の予約を変更して昼飯にする」と、勝手に告げられた。
「する」ってアンタ・・・と絶句しながら美容院に無理を言って、予約を夕方に。
気がついたら駅の改札を挟んで「ようよう♪」と尻尾を振るいぬわんくんの姿があった。
ワタシが迷ってスタートが遅れると、喰い始めが遅れるから身柄確保に来たイヌ。
美談でもなんでもないです。
そもそも渋谷じゃなくて池尻大橋の改札だしな。

イカ葱生姜















座るなりビール!
そして「イカ葱生姜和え」だ。
単に処理して切って醤油系のソースにあえて、細かく刻んだ山ほどの葱生姜をのせただけの一品。
それだけのものに、二人まず悶絶する。
イカのプリンとした歯応えに、葱生姜の香りと醤油系のタレが絡む。

外の陽射しは初夏そのもの。
爽やかに乾いた五月の空気に、ビールが一本瞬く間に空いた。
屋内だけど。

空芯菜蝦味噌炒め豚ばら







胃袋のキャパシティーとは不思議なもので、一人が二人になると単に倍、ではない。
空芯菜蝦味噌炒め&皮付焼き豚ばら。
ビールもう一本!

香腸
やっぱり腸詰はここで外せませんぜ。
おお、せっかくまっぴるまっから
ビール飲んでるんだからなあ。

実はわりと普通の腸詰だったが、
ひとたび気分がハイになると
些細なことは気にならん。


水餃子
















水餃子を頼むのは、そこに水餃子があるからだ。
ゆるゆるな生活姿勢ながら、この一点には妥協を許さぬワタクシ的哲学である。

もちろん広東メシ香港メシの水餃子なんて、ろくなもんが出てこないのはわかりきって・・・

わかりきっていたはずが、なんとこの水餃子はウマイ!
水餃子のウマイ香港麺屋なんて、きっと世界中でここだけに違いない。
餡がちょっと韮の勝ったタイプで、若干皮が柔らかめだが、汁気の含み具合など
どうでもいいような中華街行列店なんかよりはるかによい。

小龍包小龍包をたのむのは、そこに・・・(略)。
「そんなに喰えへんやろ」と
妙に冷静なアドバイス指示を出すいぬわんに
冷徹な我が人生哲学を
涙ながらに語ろうとすると
カッテニシロ、と言ってくれた。


広東メシ香港メシの小龍包もまた、どうせろくなもんではないのはわかってはいるが・・・

ちょびっと皮が厚め固めではあったが、中華街のふざけた点心店なんぞよりずっとマシ。
餡も皮も水餃子とは別に調製しているらしい。

まあ、これも我が人生哲学に沿って「小龍包より水餃子」という結論だ。
だからいいのだ。

しかも、いぬわんときたら「まだ喰えるな」とトランス状態で呟いている。

冬瓜と帆立のスープ















ちょっと季節は早いが、冬瓜はやはり喰いたい。
壁のメニューには「炒め」と出てたがスープだった。
帆立入り。
ちょっと暑い日にはやはり暑気払いになる。
他のナニカとどっちにしようか、かなり激しく二人悩んだのは覚えてるんだが
あれってなんだったっけ?

ワンタン麺スペアリブ飯







ここで、こんどはワタシが「麺を半分にすべきではないか」という冷静なアドバイスを。
しかし、いぬわんは「いや、フルで頼む」と眦を決していうのである。
そうか、それがオマエの人生哲学ならば仕方あるまいよ、と思えば・・・

単に「大きいほうが二人で分けやすい」という、実に思想性の薄い話なのであった。
この場合、現実性をも凌駕しておる。嗚呼。
まあいいけどね。

鼓椒排骨飯はセットで出てくる。

ええと、ワタシラがビール瓶を握り締めて縦揺れ横揺れを繰り返している間、
周囲の卓を通り過ぎていった、いわゆる普通の皆様の「ランチセット」は上記二品です。

さすがに多い。
苦しくなってくる。

ワンタン















しか〜〜し、この麺の輪ゴムな食感とプリップリのワンタンは、実にタマラン。
味がちょっと濃いように思ったのは、単にクイスギなんだと思う。


ロウメン杏仁豆腐








いぬわんときたら、山ほど牛肉をのせた撈麺(ロウメン)まで頼んでいる。
肉がうまい。
しかしこのインパクトある一品は、爆食の締めでなく「通常ランチ」で喰ってはじめて
進化を発揮するものなのでは・・・と若干人生観に悔いが出るが、考えなかったことにした。

香港的元気印ジャンク飯、だなあ。
こういう上品で和風なヤツとは世界観が違う。
どっちもうまいけどね。

最後に過剰カロリーをリセットすべく、杏仁豆腐を二人前。
小さなガラス椀にちゅるんと出てくる。
甘味薄めでふんわりと杏仁が香る。

胃液とともにアドレナリンまで吐き尽くした感のある各種内臓が
一瞬ほっと和むのを感じた。

尚、ワタシは見えてしまったのだが、冬瓜追加の辺りで厨房から顔が覗いて
「え、まだ喰うのかよ?!」という視線が飛んだのであった。
一応微笑んでおいたが、社会性に若干問題があったかもしれないな。はっはは。

いぬわんレポートもご参照あれ!

この後、髪ボーボーでビール臭い息を吐き散らしながら原宿を歩いていって、
こうした社会問題を一つ解決してもらえたから、まあよかったのだと思う。

でも服に喰いこぼしまでついているのはさすがに恥ずかしかったので、
「えっへへ〜、飲んできちゃったあ♪」と頭をかいてみた。

ここの美容院のスタッフはシャンプーの子から店長、オーナーまで人間ができているので
特に迷惑がられもしなかった・・・と、信じている。



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そしてこのあと、三日間はまったくお腹が空きませんでしたとさ(嘘)




香港麺、売ってます♪

香港粉麺飯―めんとご飯

作るためというよりは、Mな食欲を無駄にそそるための一冊。うまそうです。

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May 25, 2008

中華街『海南飯店』のコブクロ炒めなど

なんだか気になる、古めかしい構えの店『海南飯店』。
古い古い記憶をたどると、20年以上前に来たことがあるようなないような店だ。
当時はこんな雰囲気の店が、中華街大通りあたりに何軒かあったのかもしれない。
店にはいると、そんな古めかしい昭和の香りみたいなものが漂っている。

大通りに面しているのに、不思議と空いていてそう高くもない。
週末はそこそこ混むようだけれど、大行列が絶えずトグロをまく店でもないらしい。

青菜炒め
注文後ほんの数分で
勢いよく出てきた青菜炒め。
ちょっと柔らかめだがスープがうまい。
ちょびっと汁気多めではあるが
これはこれでよろしいんじゃないかと。
青菜炒めが元気よく出てくると
期待感が高まる。



コブクロ炒め















コブクロ炒めにはインゲンが入っていた。
この食感がしゃきっとして丁寧に処理された大ぶりのコブクロといい取り合わせだ。
臭みがなく、脂っこくもなくて食べやすい。
からまった餡がちょっと重いのが残念ではあるけれど、これはまた食べたくなりそう。

汁なし葱そば














この店の名物というのか、やけに有名な一品がこの「汁なし葱そば」。
香港の撈麺(ロウメン)を和風にアレンジしたような麺で面白い。
汁なしとはいうけれど、ちょっと味濃い目のスープとタレの間にあるような「汁」が皿の底に少しばかり張ってある。
この店の場合は塩味のさっぱりスープで、麺の上には細切り叉焼と葱。
広東風な庶民感にうまく和風が入り込んでいて面白い。

まあ、押し頂いて美味に舌鼓を・・・という代物ではないと思うけれど、そもそも撈麺て
そんなものなのだし、ここのこの一品は案外ありそうでないものだと思う。
これだけ一品ではちょっと寂しいかもしれないけれど、他のものとあわせて食べるには
素朴でさっぱりと食べやすい。
地味だがまた食べたくなりそうな気がするな。


チャーハンぱらっとした叉焼入りチャーハンも
仕上がりは中華だが
微妙に和風テイスト。
和風といっても街中華とはまた違う。
ナメクジ体質のワタシには
ちょっと味が濃いだろうか。
でも普通に美味しくいただけた。



有名なようなそうでもないような店なのだが、根強いファンはいるらしい。
この街中華でも本格中華でもない、結構中華としてきちんと料理してあるのに不思議と和風な味わいのある、結構どこにでもありそうで意外にない感じ・・・。

店内がさついていなくて、接客もごく穏やかなので、刺激は薄いが和める店だ。
ハレの中華街ツアー向けの店ではないだろが。

こういうお店もあるのが、中華街の面白いところかもしれません。


海南飯店
採点:★★★★




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こういうお店はいつまでも頑張って欲しい・・・と、ワタシが言うまでもないのだろうな。



海南省産苦丁茶。毒素を排出し新陳代謝を良くする効果がある、そうです。
どうも二日酔いに効くらしい・・・。

海南島&厦門夜の歩き方―すべて現地見聞録

海南島って「夜の歓楽街」があるんだそうで・・・どうでもいいけど「ブランコ遊戯サウナ」ってなんだろー?

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May 23, 2008

朗報!大珍楼別館が再開!!

去る3月末、衝撃の『大珍楼別館』突然閉店で愛好者一同が悲嘆にくれた。

「本館に移転して再開する」
「いや、やっぱりやめたらしい」
「大珍楼自体が撤退するらしい」
「事前に予約特別注文しておくと別館料理は可能」

真偽のほどは様々ながら、情報がむやみに錯綜して、嗚呼もうだめかもなあ・・・
と実にマコトに寂しい春を過ごしてしまった。

そしてなんと!
ひょんなことで「本館正式移転決定」の噂が!!

眉毛を唾でベットリベタベタにしながら、先ほど大珍楼のHPを開けた。

6月から再開だ〜〜〜!!

本館二階に『大珍楼ぼうぼうこう』として開店するそうな。
ああ、これで大嫌いな天敵の梅雨時を乗り切れるぞ。

そう、湿気払い暑気払いに欠かせない「冬瓜」も「鶏の三倍酢」も、年中無休でカラダが欲しがる例湯も、あれもこれも帰ってくる!

以上、朗報でした。
なんといってもお店のHPだから、間違いない話だと思います。
間違っていたらなー、殴り込みをかけてでも再開してもらうまでさっ。
いや、絶対に再開するんでしょうけど。


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やっほっほ♪

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May 22, 2008

南青山『ESSENCE』再び! 〜こんどはイヌ連れディナー〜

しばらく前の話だが、いつぞや中華スイーツを食べに出かけた『ESSENCE』に。
こんどは晩メシ。
連れはマサカのいぬわんである。
ランチ記事にワンワン不満の声を上げて吼えたけっておったので、夜のほうには到底ついてくるまいと思ったら、なぜか引っかかるものがあったらしくて自分から言い出したのだ。

「どこいく?ズイエン?」(→都内でメシの計画であった)
「・・・エセンスとか・・・」
「は?!アンタ『写真見ただけでハラ立つ』とかのたまわっとらんかったか??」
「いや、まあ」

どっちにしろ一度誰かを引きずって行きたかったのだし、同行いぬわんとなれば割り勘ディスポーザー(?)としては大変心強い。
あっそー、じゃあそーしよーーー、というわけで怪しい不穏な空気を孕みつつ会食はスタートした。


前菜















勢いよくスタート!・・・としてはちょっと萎えるルックスの前菜盛り合わせ。
一品一品、大変旨いのではある。
内容は、たこほたて葱生姜、新たけのこのえび味、金時芋のペースト、大根陳皮、あん肝の以上である。
薬膳と季節感を踏まえた、繊細で丁寧な味付けはステキだ。
季節感、違うじゃないかといわれそうだが、この頃はこれでOKな季節感だったのよ。
こうしてみると本当に「かなり前」の話だなあ。

で、二人前なのだ、これは。
ウマイマズイは別の話として、これは中華ではない。
フレンチでもワタシがあまり好かない「オシャレちょん盛り系」。
和食ならワタシが滅多と近寄れない(涙)高級会席の向こう付けってやつ?

しかし、それであるならば、この一皿が一人前、であろう。
知らずに盛り合わせで頼んだ我々がイケナイといえばイケナイが、これはプレゼンとしてNGよ、という注意指導を店からもらっても別に怒んなかったなあ。

それぞれは間違いなくウマイ。
それだけに惜しい。

モツのぱりぱり揚げ「モツのぱりぱり揚げ」だ。
マンゴーが添えられている。
外はさっくりパリパリ
噛めばじゅわあと濃厚な脂溢れるモツに
甘酸っぱいマンゴーの取り合わせは
実に至福の組み合わせ。
これはステキだな♪


モツのぱりぱり揚げ















寄ると一層ウマソウな切り口でしょう。
量は少なめだが、前菜のように「ありゃ?」とコケるほどバランス悪い感じはしない。
イヌはがるがる不満を申し述べていたが、軽い食感と脂の濃厚さとマンゴーの楽しい組み合わせを堪能するには十分。
むしろこういうものは、量が多すぎると後味が悪くなるからこのくらいでよいと思う

・・・ま、もちっとあっても怒ったりしないけどさ・・・。


鶏と金針菜鶏と金針菜の蒸し物。
薄味だが鶏の旨味はしっかり。
上品でうまいのだが、
なにかしらインパクトがほしい気もする。
丁寧な仕事振りはよくわかるのだけれど
なにかが物足りない。


羊とクミン羊とクミンのスパイシー揚げ。
いぬわんが喰いたがったが一度却下。
しかしシェフに尋ねたらこれがオススメと。
上質な羊を揚げて
クミンや香菜と調理したもの。
実にウマソウな料理だが
ナゼまずは却下したかというと・・・

こういう料理はもうちょっと「荒々しい環境」で食べたほうが気分が出るから・・・。
中東系のよくない刷り込みが日ノ出町『延明』辺りでアナーキズムを備えてしまった、悲しいやつなんだ、ワタシ。

もちろんフレンチなどで出てくるラムチョップは「別の料理」だ。
こっちはこっちで「がはは」と笑いながら骨ごと素手でむしゃぶりつく。

要するに、羊、とりわけスパイシーな羊を喰うには血湧き肉踊る状況がほしいのだが、
この店にそれは無い。
それがイケナイわけではないし、料理もよくできたものだと思ったが、やっぱりインパクトが薄かった。

変わったものばかり喰いたがる客だということで、きっとこういうオススメをしてくださったものだろうと思う。
シェフに罪はない。

豚肺の杏仁スープ















さて、この辺に来るとシェフの本領発揮だ「豚の肺の杏仁スープ」!
豚の肺のフオフオした食感に、まったりと濃い杏仁の汁粉が絡まったスープは
じんわりと五臓六腑にしみる。
こういうスープはなかなか他所ではお目にかかれないので、大変嬉しく美味しく頂く。
スープがよいので嫌味な後口もない。
本当はこの類の「煮込み系」をもっと食べたかったな、と思う。
他にも面白そうな薬膳系スープが色々とあった。


麺醤







パスタかと見まごうルックスだが、立派に中華の和えそばだ。
まあ、突き詰めれば麺のルーツは同じなのだしなあ、と特に嫌味なく思う。
シャキシャキしたレンコンなどの野菜の食感がよかったし、なんといっても右側の
ちょこっとついてくる「醤」がよかった。
海南島産のかぼちゃと黄色パプリカの醤だそうで、店で作ったものではないのだが、
見かけの割りに相当辛い。
辛さのなかに面白い発酵臭があって、これを最初ちょちょいと、あとで全部どかすか
麺に混ぜ込んでしまうと、一見こじゃれたパスタ風の一品が楽しい中華味に一変する。

甜品















いぬわんに「さっきのスープとどう違うんだ?!」と文句を言われたが、スミマセンこれはワタシのオーダーミスであります。
杏仁と白キクラゲとクコの温かいスイーツ。
味がワカランてアンタ、横からスプーン突っ込んで一口喰っただけじゃわかるはずもあるまいが・・・でも、杏仁がかぶっちまいました。
だって杏仁、好きなんだもんね。

糖水煮込みのもっと違うものを頼めばよかったのだろうが、なんだか杏仁と白キクラゲとクコを体が欲していたんだなあ・・・きっと。

ここの中華デザートの揃いは相変らず大したもので、なんだか本当に目移りする。
本当は二品くらい頼みたかったが、なんとなくやめた。

この辺にいたるまでに、お店の人と色々話ができたので「甘味は極限まで抑えてください」とお願いしたところ、やっぱりそれが正解だった。
ほんのりうっすらした甘味(肺のスープよりは甘みがある)が杏仁の香りと本来の甘味を生かした、とてもいい味だ。
先日でかけた「糖朝」よりも、濃やかに手がかかっている感じがする。

出掛けにお店の人が「本当にアレでよかったのですか?」と聞いていたので、よほど甘味を控えてくれたと見える。

実は前回食べたデザートが、特に何もいわずに頼んだら「ダダ甘かった」のだ。
こんどもまだ甘かったらもうキライだぞ!と思ったが、お願いすれば調整してもらえるのがわかって嬉しい。
確かめたら「昼間でももちろん大丈夫ですよ」と。
美味な中華スイーツなんて、そうそう都内だってお目にかかれないのだから、こういうお店は大事にしないとね。

このように、一品それぞれには大変手がかかっていて、お店の人の気配りも実に濃やか。
内装がちょっと喫茶店風ではあるが、静かにどぎつくないものを食べながら、気の置けない雰囲気の会食をするには良い店だと思う。
値段だって、ビールも紹興酒もそこそこ飲んで一人6000円ほど。
場所柄を考えればこんなものだろうよ、と思う。

いぬわんは相当ストレスがたまったらしいし、確かにその気持ちはわからなくはない。
わかるこたわかるが、このお店の薬膳中華に真面目に取り組む姿勢はステキだと思うし、
スタッフも真面目で親切なので頑張ってほしいと思う。
だから、むやみに気分だけでくさしてしまいたくないのではあるが、敢えて言うならば、うまい中華を食べているときに感じる「強いエネルギーの流れ」みたいなものがどうも薄いのは否めない。
皿に乗った段階で、どうも何かしらちまちました「滞り」があるんじゃないかなあ・・・
と僭越ながら思ってみたりする。

量についても、ワタシは少なくても構わないのだが、やはり「見て元気になる量」は必要だろな。
多けりゃあいいというものではないのだが、あの盛り付けと量はやはりちょっと寂しい。

この辺はどこまでも好みの問題だとは思うのだが、ちょっとベクトル修正しないと、ワタクシ的には中途半端なところがついつい目に付く店ではある。

まあとにかくとりあえず、安価爆量迫力志向の方はやめといたほうがいいです。
頑張ってほしいんだけれどなあ。

そうそう、中華スイーツ大好きならば是非どうぞ。
甘すぎるのがイヤなら「控えめ指定」も可。
ワタシの舌がそもそもスイーツ向けじゃないので、お好みだと思うのですけどね。

追記:
その後また別のところに同行出撃して、あ〜やっぱこういうのはヨイなぁあぁぁ〜、と
機嫌よくまったり過ごしましたとさ。



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ところで関係ないが『延明』両店が最近どうも営業していない。
一体どうしちゃったのだろー??




お湯に溶くだけで杏仁汁粉。喉や美肌にも良いそうです。


薬膳の基本

ちょいと高い本だけど面白そう・・・うう、欲しい。

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May 05, 2008

南青山『糖朝』へ中華スイーツ遠征 〜ジャッキー・チェンとワンタンメン〜

しばらく前になるが、都内に中華スイーツ遠征をした。
この近くにある『Essence』に続き、南青山中華スイーツ探訪第二弾!
第三弾はないんですが。店がないので。あったら誰か教えてください。

目指すは『糖朝』だ。
香港のあちこちに支店が並び立つ有名店。
年末年始に香港遠征したときは、その存在すら知らなかった、というか気にもかけていなかった。
なにしろ「中華スイーツ」どころか、スイーツ全般に関心が薄かったのだ。
だから、香港の店がどうかはわからず。
ちょびっと残念だわ。

ところでこの店は、ジャッキー・チェン様も御来訪のお店、ということだ。
え?好きなのかって・・・チョウ・ユンファほどじゃないけど、実は嫌いじゃないです。
テレビや飛行機の中なんかで映画をやってると、ニコニコしながらチャンネルを合わせる程度だから、ファンというほどのものではないのだけれど。

お店のエントランスは広々としていてちょっと高級店風だけど、中に入ると喫茶店ぽい。
奥の詰まり具合を考えると、この豪勢なエントランスは縮小してもよろしいんじゃ・・・
などとどうでもよいことを思う。
まあ「中華スイーツの店」だから、こんな感じで正しいのかもしれない。
レストランだと思うと狭苦しいが、喫茶店だと思えば許せる。

なんだか開店当初は凄まじい混みようだったそうだ。
いまも昼時は混むらしいので、ランチタイムを少しだけ外して入店。
それでも一時をちょっと回ったくらいだったが、案外あっさり座れた。

ジャッキー・チェンで、ジャッキー・チェンの座った席って
どんな風になってるんだろーか・・・?
まあ、別にどうでもいいけどさ・・・
と、ごくいい加減に右に目をやると
そこがまさに「ジャッキー卓(?)」だった。
仄かなヨロコビを感じる。
ふふふ。



鶏の蒸し物腸粉







まずは単品で鶏と椎茸の蒸しもの(左)を。
甘しょっぱい醤油風味が香港風。

そして、発見即脊髄反射的に叉焼腸粉(右)を頼む。
毎度ながら不思議だけれど、どうして叉焼腸粉は「ハズレがない」のであろうか?

野菜野菜の蒸しものはさっぱりしていて
似たり寄ったりになりがちな
甘醤油系点心味の口直しになる。
いつも食べ始めるまで忘れているが
飲茶点心系をたくさん食べると
どうしても口が飽きるのだ。


そもそも山ほどがっつくものではないのだろうな。
この20年余りの間、既に何度となく学習したことなのに毎度忘れる。

今回この程度で終わったのは「スイーツを喰う」というゴール設定が明確だったからだ。
実際のところ、この程度にしておいたほうが点心てウマイ。
結果オーライだな。

ワンタンメン















そして蝦ワンタン入り香港麺。
ふわんと干し海老の香りがするスープに、輪ゴム風な食感(?)の麺。
さすがは香港の店だけあって、しっかりと香港味だ。
蝦ワンタンもプリプリ。
一見地味だけどウマイです!
量が「至極お上品」ですがね。

杏仁の汁粉胡桃の汁粉







香港ワンタンメンのセットには、気持ちほどの小鉢とデザート一品がつく。
小鉢は実に笑えるほど「ぽっちり」だが、デザートはフルサイズのものが出てくるので
結果300円くらいはオトク、という勘定になる。
五百円玉大の青菜の辛し和えを見ても、決してむっとせずにぱくっと食べて忘れよう。

セットで杏仁と蓮の実のお汁粉をもらい、プラス胡桃のお汁粉も追加で頼んだ。
どちらも仄かな甘味で、上品な香港甜品の味。
日本人向けにベタ甘くしていない。
ふわりと甘い香りの杏仁のスープに入った蓮の実がほくほく柔らかい。

胡桃はねっとりと体の臓器のどこかに健やかに吸収されていく感じ。
頭の働きに効果があるのだそうだ。そういえば形が脳味噌に似ているな。

こういうスイーツは、蓄積したカロリーを一発消去してくれるのだよ
・・・と自分に嘘をつきながら二品食べた。
するっと胃におさまって、かえって胃がさっぱりするような気さえする。
カロリーがなんぼあろうが、その分薬効で補われるのでもある。

いいんだ、だから!

この店、量の割りに高値設定な感じはするけれど、軽食ならばこんな量だろう。
ラーメン屋じゃあないのだ。あくまでスナックなのだ。
これだけで一食になると思うほうが間違っているぞ・・・
(ちょっと少ないかも、と内心思ってはいる)。

ここは「オヤツの店」であって、食事をするところではない。
小腹が満たせればよい場所であって、ガッチリ食べたければ他の場所へ行くのが
精神衛生上よろしいようで。

て、いうか、安価に爆食したいモノは、青山・表参道地区から速やかに離れるように。

なんとなく微妙な表現を多用したが、とにかくとりあえず「こういう店が日本にある」「あそこに行けばアレが食べられる」という事実がなにより重要だと思う。是非とも存続してほしい。香港スイーツや香港麺に飢えたら足が向きそう。

そして、できることなら横浜にも進出してほしい。
中華街にあれば、週末など行列必至だと思うのだけれどなあ・・・。

糖朝 The Sweet Dynasty
採点:★★★★


尚、日本国内にも結構支店があって、高島屋を拠点に柏や名古屋にも店が出ている。
『鼎泰豐』同様に、高島屋系の会社が運営しているらしい。

柏にあって横浜にないのは、あのしょうもない小龍包屋のせいかと思うと腹立たしいぞ。
横浜高島屋がダメなら、いっそ中華街にでも進出してクレ、と思います。
どうせなら小龍包屋を引っ込めてもらっても、ワタシは構わないんだけれどな・・・。



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中華スイーツを横浜にも!!(叫)



東京中華スイーツ―人気店50軒のスイーツから簡単オリジナルレシピまで (Neko mook (813))

以前は都内で結構流行ったそうな・・・もう潰れた店が何軒かまだ出ています。


お湯に溶けばOKの杏仁パウダー。咳止め、美肌によろしいそうで。

arima0831 at 16:17|PermalinkComments(14)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

May 01, 2008

中華街『米素多奈弼』の薬膳かけごはん 〜店名ニマケズ、店構ニモマケズ、KYニタエ・・・〜

米素多ネイビー店名が読めない。
初見で読めたアナタは
骨の髄までヤンキーだと思う(?)
よくよく看板を見ると
「Mr.Navy」と書いてあるんだけど
この時点でも知らなければ
店の名前には見えようがない。

念のため、ここは中華街だ。
怪しげな飲み屋街ではなく。


しかしこの店名、なぜか中華街にたまに足を向けるヒトの脳内には
なんとなくインプットされてるような気がする。
自分はそもそも「ミスター・ネイビー」と何故読めたのか、真面目に考えると
余計わけわかんなくなるが。

あまりの不可思議オーラのおかげで、サブリミナルに記憶に食い込んでいるのか?

で、この店は怪しいスナックではなくて、ちゃんと薬膳スープを出している。
店の体裁が「カウンターの飲み屋」だから、夜は常連客が飲んでいることもあるのだろうが、昼から午後通しで営業して、夜そう遅くない時間には閉店する。

店に入ると、壁にご店主の名前(だと思う)入りの額やらペナントやらがたくさん飾ってあって、すべて米国海軍のもの。
なるほど、それで「Mr.Navy」なのね。

薬膳汁かけご飯















薬膳汁かけごはんを頼むと「体調はどうですか?」と聞かれる。
その人のその日の体調に合わせて、素材や香辛料を按配してくれるらしい。

「どうも体が冷え気味で、胃腸の調子が今ひとつ」と言ったら、フムフムと缶入りのスパイスを二つほど出して、ぱっぱと振り掛けてくれた。

幸いにヤンキー色がない一方で、漢方薬膳が売り物の店にありそうな妙な真摯さ生真面目さが重くのしかかることもない。
ほどよいユルさが、よろしいんじゃないでしょうか。

なにが入っているのか尋ねたけれど「ううん、色々入っているから一言で言えなくってねえ」とマスター。
ではでは「体の冷え」に効くほうは、例えばどんなものでしょう・・・?

「朝鮮人参とか、タツノオトシゴとか」

粉末ぱっぱ、と小ばかにできない、結構本格的なものが入っているらしい。

なるほど、スープをすするうちに体がじんわり温まってくる。
別に特に漢方臭いこともない、薄味のスープ。
香港の例湯のようなイメージだ。
ウマイです。

さてオットは・・・「別に体調は悪くないです」ときっぱり(・・・ヲイ!)

しかし、カウンターのマダムは焦りも怯みもせずに「そうですねえ、お酒をたくさん飲まれるとか・・・?」と鷹揚に尋ねてくれた。

まったくクウキヨメナイ男だな。
妻の本名はイニシャルKYだというのに。
でもスープ自体は気に入ったらしくて「一口ちょーだい」と声をかける頃には
消えておりましたとさ。
二日酔いに効くかなあ、などとふと思う。

ところでこの「KY」って言葉、どうせすぐ消えるワイと鼻で笑っていたら
最近は妙に安定して定着してるように思える。
まあいいけどさ・・・と言いながら、やっぱり聞くたび微妙な気分になってしまうのである。

ともあれ、お店自体はなんであれいたって普通。
ヤンキー色も説教臭もない。
二日酔いの日なんか、近所にあったら積極的に行きたい感じ。
気になる人は安心して入ってください(?)

米素多奈弼
採点:★★★★



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冗談抜きで、ウチの近所に支店を出してくれないかしら?



海馬補腎丸。中国伝統の秘薬・・・らしい。


海馬はタツノオトシゴ。2グラム400円・・・。

生姜と葱の本―蘇先生の家庭薬膳 たっぷり食べて体質改善


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April 27, 2008

中華街『新福記』の叉焼腸粉だけはそこそこウマイ!

新福記
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 中華料理一般
採点:★★☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


ちょっと古い話になってしまうのだが、年明けから二回行った店の話。

お茶お茶について








以前は無料で糯米茶が出ていて嬉しかったのだ。
しかし二度目に行ったら、正体不明のティーバッグ中国茶に変わっていた。

糯米茶がメニューに有料で出ているところを見ると、方針を変えたようだ。
ちょっと残念。


腸粉









あればつい頼む「叉焼腸粉」。
作り方がそう簡単だとも思えないのだけれど、まず外れない一品。
米の粉を平たく伸ばして蒸し上げた皮に、何かしら包んで甘辛いタレで食べる。
そのまんま蛎油なんかで炒めることもある。
包む中身は海老が人気らしいが、ワタシは叉焼入りを偏愛してます。

ここのも腸粉もウマイ!
モチモチの皮にほの甘い叉焼と甘辛タレの組み合わせに「くふふ」と笑う。


豚肉粥









ここは粥も自慢らしい。
初回は「皮蛋痩肉粥」つまり「ピータンと豚肉の粥」。
中華土鍋に入ってふつふつと出てくる。
見た目面白くはあるけど、猫舌なので熱くて食べにくい。

土鍋にする意味は色々あるのだろうけど、丼じゃなくて土鍋を使って単価を稼ぐ店もたまにあるんだよね・・・というひねくれ曲がった考えが脳裏をよぎる。


黒米粥









「アワビと鶏の黒米粥」がこのお店の売り物らしくて、大きくあちこちに出ているから二度目に頼んでみた。
アワビ入りといっても別に値が張るわけではないのだが、それだけに素性不明なもの。
特に味はしないし、逆に「アワビ」の名前に乗っかったネーミング商法に思える、などといったら意地悪いだろうか。
黒米なのは、黒い食べ物があちこちで流行るからかね、なんてことも思う。

ここの粥は薄味といえば薄味、コクがないといえばコクのないもの。
特に粥を食べに行きたいところじゃないなあ、と思う。
気分的なものでいえば、どうも商売上手な印象が先行するので幸福感が感じられない。
粥に和みと癒しを求めるワタシがいちいち大げさなんだろうか?


棒棒鶏カイラン干し肉炒め







左はオットの頼んだ棒棒鶏。
ぱさっぱさなキュウリと鶏に、べっとり油が固まったような胡麻ダレに気持ちが萎える。
久々に一口でギヴ、なのであった。

右の「芥藍干し肉炒め」の芥藍は筋張ってごりっごり。
噛み切れないぞ、嗚呼!


ワンタンメン本場香港屋台の味を再現!
という触れ込みの「香港ワンタンメン」
・・・このフニャけた単に細いだけの麺の
どこが「香港屋台の味」なんだー?!
いらんことを書かなければ
「ふうん」で終わる程度で
特にうまくもないが
腹が立つほど不味くもない。


だから、余計なことは言わずにおけばよいのに・・・と思う。

クーポンで「ビール三杯千円」なんてこともやっているし、そう馬鹿げて高くもない店で、しかも中華街の小型店にしては女性でも入りやすい小奇麗な店内。
接客も決して悪くない。
だから結構流行っているらしい。

でも、なんだか全体に「こうすりゃあウケて客が入るかね?」という、底の浅い宣伝広報感覚が匂いすぎて、ワタシは微妙に居心地悪いのだった。

叉焼腸粉だけはウマイのになあ。


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なんだか中華粥が食べたくなってきた・・・。




でも黒米は体によいらしい。

香港粉麺飯―めんとご飯


arima0831 at 15:21|PermalinkComments(8)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

April 23, 2008

『華隆餐館』の坦々刀削麺はやっぱり美味しい♪ 〜腰痛、その後で・・・〜

更新をしばらくご無沙汰してしまった。
ちょっと腰を痛めたのだ。
騒ぐほどの大事ではなかったのだけど、大事をとって蟄居養生。
腰痛をなめると後が怖い。
昔「動けるんだから大丈夫」なんてちょっと無理したせいでひどい目にあって
以来「チクンときたらもう動くな」を座右の銘(?)にしているワタシ。

もうほぼ大丈夫だけど、体を縦にしてると辛い。
パソコンに向かっていても、しばしの後にカラータイマーが点く。
体が縦になっていると、地球のGをきちんと感じることができるぞ。

腰が痛むときはなるべく何もしないで、ひたすら暖かくして寝ているのが一番。
眠らずとも単に横になっていればよいのだが、マメな人には辛いことだろうと思う。
しかしワタシときたら、ケモノ気質の上にナマケモノ根性ががっちり根を据えてるような
ダメダメ人間なので、苦もなく養生に励めたのは不幸中の幸い。

猫と一緒に仲良く寝ているのだが、猫はたまに外出してみたりと活動的且つ生産的。
人としてこれは如何なものかしらん・・・という思いがよぎる。

まあいいや、もう治ったし。
人としての尊厳は、エサやり行為で立て直すことにする(・・・いいのかそれで?)

さて、体調が良くなると、辛いものが食べたくなるのは何故だろう?

華隆餐館
最寄駅:日ノ出町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:四川料理 / 担々麺
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


久々にテケテケと歩いて、これまた久々の『華隆餐館』に向かう。
ああ、やっぱり重圧の強い生活はイヤだなあ、などといいお日和の中で呟いてみる。
物理的なGのことですがね・・・。


華隆餐館ランチセット650円には必ずご飯がつく。
辛い漬物はついたりつかなかったりする。
出ないときに催促すると
「今日はナイ」という
実に潔くキッパリした返事が来る。


ま、そんなもんだと思ってればよろしいんじゃないでしょうか。
過去の経験からすると、二回に一回は出ない。
単に忘れてるだけかもしれないので、一応ダメモトで言ってみたらよいのかもしれない。

ご飯のほうは「少し」とお願いする。

本当は「ご飯なし」が相変らず減量中のヒト(ワタシだ)の正しい選択なんだろうが、
ここのスープはご飯にも合うのだし、どうせセットでもらえるんなら
チョビットだけ食べたいじゃんか・・・うにゃ。
まあ、あんまりストイックに悩まないのが継続の秘訣だな。
そうだそうだ。

坦々刀削麺1














どうも最近出来上がりにムラがあるらしいけれど、過去数ヶ月で何度か食べた限りでは
大きな変化なく相変らずウマイ。
気のせいかもしれないけれど、兄さんのほうが作るときは平均して大きな外れなく
こんな感じになると思う。
尚「坦々麺には香菜を入れない。ホウレンソウが入っているから」とのこと。

弟のほうが作ると、思いっきり辛くてウマイときと、どうも「?」な姿になるときがある・・・ような気がする。

でも、香菜は「切らしてなければ」乗っけてくれます。


坦々刀削麺2














どうでもいいような参考映像だが、こっちが以前食べた「弟版」。
写真がダメダメでよくわからないけど、どうも微妙に色合いが違う。
時期は去年の年末ごろだ。
最近はどうなんでしょう?

尚、最近営業時間が変わった。
ランチ11:00〜15:00は同じだが、夜は17:00からなんと翌朝5:00まで。

但しこの店の場合、野毛・日ノ出町周辺からは微妙な距離がある。
で、気合を入れてきたと思ったら「今日は早仕舞い」なんてこともありそうなので、一人のときは素早い他方面への撤収計画の準備、複数名の場合はハズレを引かされてもブウブウ言わない人選が大事かもしれない。

誰にとってどう大事かは深く考えないで下さい。


追記:
書き忘れてたけど

「月曜定休」

になっていた。
遠征時は一応事前に確認を。

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夜明けの坦々刀削麺アリマス・・・(いいかも♪)


なんとこの本に『華隆餐館』が載ってて驚いた。


待望の新刊がやっと!
kanさん、情報ありがとー♪

arima0831 at 20:22|PermalinkComments(18)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 30, 2008

悲報!嗚呼、大珍楼別館!!〜今日で閉店て、マヂですか?!〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:朝食


急報を告げる糸電話が激しく震えた。
いぬわんが「ダイチン閉店!」と火を噴きそうな勢いで知らせてきたのだ。

エイプリルフールにしちゃあ、ちょびっとばかり気が早いですぜアンタ・・・
まったくもう、フライングな嘘ネタに踊らされおって・・・

などなどとブチりつつも、嫌な予感がして店に電話してみた。

まさか「おたく、もう閉店するって噂ですけど」とも言えないので、
「すみません、来週の予約状況を知りたいのですが」と、とってつけたような質問をした。

すると嗚呼、こともあろうに「実は今日で閉店なんです」と、オネエさんが言うではないかっ!!
今日って・・・今日って今日ですかあ?!

「たぶん来月半ばごろから、本館に移って別館のメニューは出す
予定、です」

予定、です・・・って、それは予定は未定の類なのであろうか・・・?
なんかオネエさんの生まれが広東でなくて中東だったら
「インシャアッラー」なんて一言がつきそうだ。

まったくもう、この店に通うのが年に何度かの楽しみだったのに。
本館に移ったにしても、あの食堂だか高級店だかヨクワカラン店内で、
思いっきり広東語の渦に巻かれながら
壁一杯の経文のような楽しい「壁メニュー」に囲まれて
鷲掴みで香菜を貪りながら例湯を啜ってトランス状態に入ることは
もうできないというのかぁぁぁぁぁ!!

悲しすぎる。
せめてあと一日早く知っていれば・・・と、それだけが悔やまれる。

横浜中華街の存在意義が、なんだか二割がた減ったような気さえする。

残念だあ!

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かなりショックで、まだ立ち直れてないワタシ。


arima0831 at 23:51|PermalinkComments(18)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 23, 2008

中華街『安記』で中華粥など 〜一品料理もけっこうイケます♪〜

安記
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:中華粥
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


昔々、ほぼ四半世紀に近いほどの昔・・・と思うと、我ながらいやはやホントに昔だなあ、とぼやいてしまい、ついでにそんな昔にもうすでに成人していたという事実を遠い目で軽く嘆きたくなるほどの昔・・・ああ、やけにアタマが長くなっていくけど、この店『安記』には何度か来ていた。

学生時代、横浜中華街でデートするようなことだって、あったわけだ。
当時は「長距離ドライブ」の気分だったが、いつの間にか住み着いて
9年が経過。オットは一年後合流して、もう8年になる。
住み着いた当時、中華街に珍しがって出かけた時にも何度か来た。

来ているわりに、あまり印象が残らなかったのではある。
お粥だけ啜ってさっさと出ていたせいかもしれない。

最近は週末ごとにオット連れで中華街を徘徊している。
車で来るから「ドライブ週末デート」と言い張れなくもないが、
要は「歩くのイヤだから車で鍼治療」という中年夫婦らしいハナシ。

それにしても鍼のあとって、なんだかお腹が空く・・・だから・・・

「麺粥でも軽く啜っていこう!」と猫騙しをかけ、
続く八艘飛びでそこいらの店に入る。
『安記』は八艘飛び圏内にあった。幸いなことに。

尚、圏外だと天候気候政治情勢などを考慮した上、別途作戦を立てる。
がんばれ、ワタシ!

モツ皿











実は今回はこの「モツ皿」目当て。
小皿よりは気持ち高いけど、もっと量がある。700円。
一人二人でお粥と一緒につつくには、ちょうどいい値段とボリュームだ。
よく処理されたハチノスの下に濃い目のタレと小口切りのネギ。
ふちにちょこんとのった溶き辛子がいい味出している。
「レバ皿」という物もあるらしい。次回はそれを食べてみよう。

ああ、ビールがほしいよう・・・と呟くのは、心の中だけにしておく。
ワタシは飲んだっていいはずだがなあ、などとうっかり口走ろうものなら
来週からの猫騙し効果が薄れかねないのでね・・・。

粥











粥のビジュアルって結局みな似たり寄ったりだけど、これは鶏粥。
「具はタレにつけて別に食べてみてください」ということだったが
タレごと丼に入れてしまった。

昔食べたときは、どうもサッパリしすぎた粥だと思ったのだけれど、
他の料理と食べてみるとちょうどいい。

巻揚げ











オット突然、豪気に「巻揚げ」をコール。
『楽園』で食べて気に入ったらしい。
しかし、値段は一行見間違えていたそうだ。
なにしろこれ一品で「粥+モツ皿」の価格を越える。
よほど気に入ったにしても、良くわかんないヒトだ・・・とうっすら案じていたが、単なる勘違いだ。
こういうマチガイは笑って許せるぞ、オットよ。

なにしろサクサクぱりぱり。
中にはぷりっとした海老にしっとりした野菜など。
一皿1900円で、一人だと厳しい価格と量だけれど、二人以上ならば
おためしアレ、といってよいかと。

ねぎそば








 


お粥も良いが、葱そばは昭和な香りが仄かに漂う、細麺に薄口醤油味。
叉焼もパラパラ入って、これ単品また食べたくなりそう。

これで、もう少し卓と卓の間隔があったら言うことないのだが。
混んだ日に一人、二人だと、否応なく端から狭いところに詰め込まれてしまうので、ゆっくり食事をするにはちょっと窮屈なのだ。

店の構造上仕方ないのだろうが、ホコリにまみれた上着なんか、食事をしている頭上を越えて席の後ろの籠に入れさせずに、どこかで預かってほしいがそういうスペースはないらしい。
横並びの二人卓、あそこまで詰め込まないで一卓抜いたらずいぶんお客がラクになりそうだがよけいなお世話なんだろうなあ。
せっかく粥以外にも美味しいものがある店だけに惜しいことだ。
この状態だと、ゆっくり色々食べようという気分になりにくい。

以前はこんなにぎっしり詰めこまれるイメージなかったのだけれど、
ひょっとして行列時の回転を上げるために席数を増やしたのかしらん?
そうだとしたら、それもホスピタリティーの現われなんだろか?
どうも微妙にベクトルが違うよなあ、と余計なお世話なことを考えた。
余計なお世話です。はい。

でも美味しかったので、麺粥+モツ皿なパターンでまた来ようなあ・・・と
思いながらの帰り道、オットが突然

「ガンチョーってなに?」と・・・

え??と前方に目をやれば、行く先表示に「元町」と出てた。
まあ、本町は「ホンチョー」と読むがねえ、この町では・・・(嘆)

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地図の読めないオトコもいます。



大相撲手拭い♪

ねこだまし

なごみ系大人向け絵本。かわいくない猫がいい味出してます。

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March 20, 2008

南青山『ESSENCE』 〜都内に中華スイーツ遠征!〜

南青山 ナチュラル チャイニーズ ESSENCE
最寄駅:表参道 / 外苑前
料理:広東料理 / 薬膳
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


中華スイーツを横浜で探し回ったけれど、どうも戦果は芳しくない。
悩んでいたら、ひょんなことでLinfaさんこのお店を教えていただいた。

なぜか中華スイーツは南青山が激戦区らしい(?)
青山通りを挟んでほぼ筋向いに、かの香港の『糖朝』支店もある。
ちなみに日本の『糖朝』は、高島屋の子会社が運営しているそうだ。
柏の高島屋には出店しているそうだが、何故か横浜はスルー。
怒れ、横浜市民よ!!

どっちに行こうか迷ったが、雪蛤があるらしいのでこっちの店にした。
雪蛤は蛙の卵巣脂肪をちまちま干して乾燥させたものだそうだ。
香港で食べた。基本的にフカヒレや燕の巣と同じで、無味無臭。
薄気味悪いもんじゃないです。

店先メニュー















店構えも表に出ているメニューも「南青山のカフェ」なイメージ。
2時過ぎてるというのに、店内は満席に近い。
店先に並んでるビニール袋は「お弁当」です。

中に入ると、よく言えばシンプル、悪く言えばちょっと殺風景で、
カフェよりは「喫茶店」なのだった。
お客が女性ばかりなのを見なかったことにすれば、男性が一人でも
ムズ痒くなるような雰囲気ではないから、これはこれでよいのだと思う。

とりあえず1050円のランチに水餃子を一個付けてもらった。

ランチランチは主菜と汁なし坦々麺に
お粥かご飯が選べるようになっている。
これに例湯がお茶碗一杯と漬物。
一見「南青山な女子盛り」なのだが
ご飯が意外にしっかり量あり。

坦々麺もそこそこボリュームがあるから男性でも足りるだろう。
CRGメタボ妖の類が店に入れぬようキッチリと結界を張れば問題ない。

ワタシ?
足りるに決まってるでしょ(!)
足ります、もちろん。

中国茶もポットでつくから、けっこうテーブルが賑やかになって嬉しい。

主菜










主菜も薄味だがベースのしっかりした炒めもの。
強いて言うなら、ご飯の量にするとおかずが少ない。
あともうちょっとほしい感じ?
全体量はね、いいんですけどね・・・
おかずがもう二口分くらいほしいかなあ。
量は普通のレンコン輪切りの大きさからご想像下さい。

坦々麺&例湯











坦々麺は辛さほどほどでマイルドな味だけれど、胡麻ダレやナッツが
濃厚に絡んでウマイ。
花椒を頼んだらすぐ持ってきてもらえた♪

例湯は蕪と棒湯葉と龍眼を煮込んだもの。
薄味だがしっかりと素材の味が出たスープは、じんわりくる旨みがあって
胃の奥から体が温まっていいかんじだ。
さすがに「いかにも漢方薬膳な風味」は無いけれど素朴でウマイです。

水餃子も一個から出してくれて、これも薄味のスープに入ってくる。
写真は・・・

これ以降ナシ・・・(泪)

デジカメを忘れたうえに、携帯が電池切れしたのだ。
以前どこやらでもらった充電器をここぞとばかりに引っ張り出したが
接続コードを忘れたので単なるバッグの重石になった。
やれやれ。

メニュー2










さて、食後のオヤツだ。
かなり食べた気もするけど、この為に来たのだからもう少し頑張ろう(?)
小さなお店なのに、色々中華スイーツが揃っていて目移りする。

悩んだ末に、二種類ある雪蛤のスイーツのうち一種を。
一瞬考えて、ランチに200円プラスでつけられる杏仁豆腐も。

デザートの話だけすると、正直言って糖水がベタ甘で残念。
杏仁豆腐もふんわりした口当たりで美味しいのに、シロップが甘すぎる。
せっかくの杏仁の香りが、もったいなくも甘さに負けているなあ。

でも、個人の店でこれだけ色々温製スイーツがそろっているところはスバラシイと思う。杏仁豆腐もシロップ抜きならいい感じ。
これはどこまでもワタシの好みなので、このくらいの甘さが「スイーツ」にはデフォなのかもしれない。
 
とこうしているうちに、けっこうまったりと粘ってしまった。
お店のほうも「どうぞごゆっくり」なムードなので、ああだこうだ言いつつものんびりできてありがたい。

ランチは5時までで、これも嬉しい。

ついでに夜のメニューを見たら、かなり本格的で面白い料理が色々。
しかも麺飯系は1000円前後。
詳しくはこちらもご参照あれ。

一見したところ「いかにもウマイ中華な店構え」じゃないのだが(片寄った発想でもあるよ)、けっこう美味しいものがありそう。
かなり本格的な薬膳系広東料理ですと。
ううう・・・夜にも来てみたい・・・!

ところで、店を出てからコンビニに入ったら「携帯充電器」なるものが
安く売られているのを発見した。電池で使える。

どうせ知らなかったのは、ワタシだけなんだよねえ・・・。


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Linfaさん、情報ありがとうございました♪



台湾製龍眼。動悸、不眠症、物忘れ、眩暈、虚弱体質、抜け毛、貧血、神経衰弱などに効果あり、だそうな。

薬膳だから。かんたん! おいしい! からだにいい!


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March 15, 2008

中華街『楽園』はとても美味しい♪ 〜二度目、そして三度目・・・〜

前回からつづく・・・

楽園
最寄駅:石川町 / 日本大通り
料理:広東料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


とりあえず間違いなく美味しそうなので、オットをサササと連れ込む。
サササと忍者走りで移動したら、つい通り過ぎたが。
灯台下暗し、というのか?
確かに善隣門が起点だと、いきなりふらっと入らない位置かもしれない。
微妙な死角、とでも言おうか・・・?
 
センマイ












やっほーーーーー!
丁寧に処理されたセンマイ。
下にはほどよく塩の効いたタレ。
上には葱生姜と香菜。

これが温菜なのだ。
温かいタレは透き通った塩ベース。
スープだと若干しょっぱいかなあ・・・というくらいの抑えた塩味で
とても丁寧に処理されたセンマイの旨味が生きる。
実はこれ、二回食べたけれど、食べるごとに好きになる一品。
ぶちぶちの本体部分も旨いけど、根元のくにゅっとした辺りが食感が変わってステキだぞ。
モツ料理というと、どこかゲテな感じが何でもあって、ワタシはそういうゲテ感も大好きなんだけど・・・これは別世界の上品さ。
モツスキー一族でなくても美味しく食べられそうです。

実は二度目は、センマイでなくてミノかハチノスにしたかったんだけど・・・オーダーを間違えたのだった。いいんだ、また行けば。

上にどっさり載った葱と生姜に香菜がまたステキ。
尚、香菜追加はにっこり笑って300円。
どっさりくれるけど、有料です。まあいいか。

センマイ&ごはんあんまりスープがうまいので、
お茶碗にご飯を少しとって
スープの残りをセンマイ葱生姜ともども投入。
あああ、ご飯にあうぞ。
邪道だって行儀が悪くたって構うものか!


モツ類はこの他にも結構色々あるから、通って制覇!という野望と衝動がこみ上げてくる。二人じゃ品数に限度があるから、なかなかそうも行きませんけどね。
しょせん猫騙しの範疇に収めなければいけないのだし。


巻揚げ牛肉餡かけ玉子とじ




これは二回目に食べた分。
巻揚げの具は野菜中心だけれど、全体にオーソドックス。
普通ながら丁寧なお料理です。

右は牛肉玉子餡かけ飯。
見るからにとろっとろの玉子が透き通った餡に絡んでいい感じ。
これまた地味だけれどしみじみくる味だ。
軟らかく煮えた牛肉自体にはしっかり味がついてるので、薄味の玉子餡と
バランスよい組み合わせだなあ。
ウマイです!

シュウマイシュウマイは結構しっかりした味付け。
でも、小ぶりだしくどくないから
肉のツブツブ感や旨味とともに
美味しくいただけます。
ビールがほしいぞ・・・!

叉焼麺











そしてっ!
センマイに並ぶヒットは叉焼麺だった。
ベースのスープが美味いことは、アレコレ食べればよくわかるのだけど
これに薄い醤油味がついた、上品なさっぱり味は期待通り。
他の麺類も食べたけど、この叉焼麺は叉焼がうまいっ!
噛めば仄かな甘味と旨味が汁気とともに口に広がる・・・
思わず「ふにゃおうん♪」とヨロコビの声が上がります。
叉焼が5枚もついてて嬉しい。
オットをアッチムイテホイして三枚奪取した。

夕方から夜の時間に限って言えば、そこそこ人は入っているけど強烈に混んで行列しているようなこともない様子。
お店の人の応対も、温かさあふれる感じではないにせよ丁寧でそつない。

しかも麺飯は800円くらいからと、場所を考えれば良心的な値段付け。
店内もきれいなので、女性一人でも違和感ないはず。

ディープさも妙な「濃さ」もない店だけど、最近かなり気に入ってます。


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ああ、書いてたらまた食べたくなってきた・・・。











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March 12, 2008

中華街『楽園』に最近はまってしまった・・・!

年明け以来、すっかりはまった店が一軒。
実は年明け以来、もう三回行ってしまった。

楽園
最寄駅:石川町 / 日本大通り
料理:広東料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


名前は『楽園』です。
『栄楽園』じゃなくて。
中華街大通りの、それも入り口あたりにある。善隣門から一分。
なんとメジャーな場所だ。
大通りの店に入るのなんて、何年ぶりかしらん?
「中華街大通り=高くて不味い」なんていう偏見が、なんとなくあったもんでつい・・・これが根拠のない迷信だと、やっと最近気付いたワタシ。

しかし、場所はいいのに入り口がやけに地味だ。
この目立たなさはなんでしょう。フシギ。

ところで、実はこのごろ週末のたびにオットと二人中華街にオデカケだ。
こう言うと「仲良きことは・・・」みたいなイメージだけど、決してそういう
美しい話ではなくって、毎週通っている鍼灸治療にもれなくオットがついてくるようになっただけの話。

オット、年末年始の香港で悪化した腰痛が帰国後更に悪化したのだ。
ぶおんぶおんと不満を漏らす二本脚の水牛(巨大だが草食)を引きずって
なんとか治療院に押し込んだら、先生にすっかり懐いてしまった次第。

ついでに初回から「鍼灸→中華街で夕食」の刷り込みに成功したので
毎週大きな胃袋を連れて中華街を徘徊できる。
「ちょこっとそこいらへんで軽くなんか食べていこうよ♪」とか言いながら
サササとどこかに入ってしまうのだ。
この場合、あくまでもさりげなく迷いなく「そこいらへん」に入らなければ
いけないし、週末のことで混む店は対象外なのがちょっと寂しいが。
まあいいや♪

牛餡かけ丼でも、最初は一人で入ってみた。
これは「牛肉蛎油飯」。
出てきたら実に地味なルックスで
どうも期待していたのと違うなあ、と
ちょっとがっかりしたのだけれど・・・


これがっ!
匙を口に突っ込んだまま、あれ?!と目が宙に浮く。
見た目よりはるかに薄味の餡に、しっかり丁寧に下ごしらえされた牛肉。
キクラゲ、フクロタケ、絹さやに人参なんかの野菜も、食感ともども
肉といいバランスで、なんだかとても美味しいんだよう。

お茶碗一杯のスープがついてきたが、これも薄味なのに出汁がよい感じ。
これなら麺類なんかもイケるかも・・・と期待の芽。

焼き餃子思わず焼き餃子も頼んでしまう。
ぱりっと焼きあがった薄い皮。
ほどよい味の餡。
我が実家の家訓では「餃子は水餃子」だが
これなら家訓に背いてもよいぞ。


尚「家訓背き系焼き餃子」は、関内の『福源楼』渋谷の『すずらん』にもある。要するに美味しけりゃあいいのよ。ふはは。

麺飯だけなら800円くらいからで、一人ご飯でも使いやすい値段付け。
お茶は普洱茶がポットで出てくるのもウレシ♪

うう、しかしこれは絶対に二人以上で一度こなくっちゃあ
・・・と、いうわけで、ある日オットをサササと引きずり込んだ。

絶対にもっと美味しいものがあるはずだっ!

くくく。
で、やっぱりありましたよ、アリマシタ。
へっへへへ。


(つづく)


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どうも今年は「オットと中華な年」らしい。



粉末の普洱茶。便利かも。

カラー新書 中国茶図鑑 (文春新書)

新書でお手軽です。

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March 03, 2008

再び!中華街『大珍楼別館』 〜ひとりメシ嬢とふたりメシの巻〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食


イヌ一度呼びつけて出かけたが、どうもまだ物足りない。
それならば・・・とひとりメシ嬢に向かって狼煙を上げると、
翌週早速再攻撃が決定!
うふふ♪
食欲は世界を繋ぐのだよ。

まずはスペアリブの豆鼓蒸しから。
がっついたので写真なし。
こっくりした甘しょっぱい中国醤油に豆鼓の香がステキ。

例湯例湯のだしがら





再び例湯。
今日はどうも梅の木を削ぎ切りにしたようなものと豚肉などなどの湯。
ほんのりココナッツ風味で、前の週とはまったく別の味わい。
当然だ、とは思うが、こういう薬膳スープって奥が深い・・・次回こそは
スープの名前をメモってこよう。
いつもいつもそう思うのに、なんちゃってつい忘れる自分が悲しいが。

木のようなものをしゃぶってみたら、木の味がした。
今日のも喰えません。いいけどさ。
二人で一壷はあくまで正しいよね、と言いながら、ぐびぐびお茶代わりに
出来るのが嬉しい。

皮付豚ばら皮付豚ばらのロースト。
叉焼と違って冷たいが
皮がパリパリでまた違う味わい。
豚の皮ってどうしてこんなに美味しいんだろー!
冷えても脂に旨みがしっかり♪

カイラン干し肉炒め前の週にどうしようかと迷ったので
今回は干し肉炒めのカイランを頼む。
ちょっと肉ニクしいメニューになったが
干し肉のうまみがカイランに絡んで
ついエヘラ笑いが浮かぶ。

豚足話梅煮込みちょっとサッパリ系のもの・・・
と、豚足の話梅煮込み。
どこがさっぱりしとるんじゃい・・・
でも、梅の酸味がいい感じです。
もうちょっと蕩けてたら言うことなかったが。

話梅(ワームイ)は広東風の甘い干し梅。
豚足と相性良い。
こういう料理もあるんですね。

ひとりメシ嬢の前編後編もご参照あれ。

二週連続でも、この程度の小爆撃ではびくともしない大珍メニュー。
山羊鍋に、スッポン薬膳スープに、鰻の蒸しものに、麺に粥に飯に、
アレにもコレにも激しく募る未練を断ち切って店を出た。
こういうときは本当に胃袋が二つほしいぞう!

女子の食事会らしく(?)酒抜きなので、行く先は「食後のデザート」へ・・・

(つづく)

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二次会ではなく「食後のお茶とお菓子など」を横浜駅で。


台湾産話梅。「台湾産」が大事なポイントらしい。まあ、そうだろな。


お部屋で「薬膳カフェ」―からだにやさしい!スイーツ&ドリンク64

「けっ」と思いつつ買ったら、案外お役立ちだった本。

arima0831 at 14:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 01, 2008

中華街『大珍楼別館』で新年会 〜イヌと年始顔合わせの巻〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


無事香港から戻ってきたが、痛恨事が一つ。
今回「喰うぞ!」と意気込んでいった「ボーチャイ飯」を食べ損なったのだ。
ああ、あそこにあるなあ、食べたいなあ・・・と思いつつ数多の店先を通り過ぎたのだが、いざ食事になるとメニューにない!!
そう特殊なものではなさそうだから、たぶん間が悪かっただけだと思う。

こうなったら、横浜の香港こと『大珍楼別館』に突撃!であろう。

どうせ年明けから顔も合わせておらんことだし、いぬわんに「ダイチン新年会」とモールス打電したら四つ足バウンドで速攻あらわれた。
喰妖は今年も、煩悩が呼ぶところどこへだろうが現れるのだ。

もう春になるのに新年会の話か!という声もあろうが・・・ははは。

チャーシュー何故かいつも「とりあえず叉焼」
甘辛いタレに浸ってキラキラだ。
下には炒ったピーナツが敷いてある。
温製なので脂の蕩け加減が
毎度の事ながらたまりませんわ。
うひひひ♪

何故か今日に限って、チビ薔薇が一輪添えられていた。
薔薇は喰いませんでした。喰えるのか、アレ?

例湯例湯





おなじみ「例湯」♪
「ライトン」と読むんだそうだ。
香港で一応薄く学習はしたのだ。
発音できないから、言っても通じないが。

ワタシはウルトラな音痴なので、声調が9つもある言語など発音できる
はずがない。中国語だって三日で諦めた過去がある。
だから、一言も広東語をしゃべることなくウダウダ喰ってばっかりいた。
ふん。

関係ないけど、中国語の上手い友人知人は、どいつもこいつも音感が
おそろしく良くて歌も上手い。
やっぱりそういうもんなんだろうなー、とつい妙に納得しつつ学習放棄するワタシ。
いいんだい・・・(諦)

この日の「例湯の具」は、豚のすね肉が文字通り「だしがら」になったもの以外はほとんど喰えませんでした。
杏仁が入っていたのを目ざとく見つけて、拾ってポリポリ。

しかし・・・毎度の事ながらこのスープの旨さったらなんだ!
二人で大きな壷は多いような気がするのだけれど、火傷するほど熱いところから、徐々にぬるくなって、しまいに冷えてしまう過程で味やコクが複雑に変化する。
だから最近は、最初にお茶代わりに一壷頼んで、いつまでもチビチビ啜っているのが好きだ。
邪道なのかなあ。

腸粉









なぜまたここで・・・とは愚問。
叉焼腸粉はどこで喰ってもウマイのだ。
日本だから値段が香港の倍だけど、いいのだ構うものか喰いたいんだもんね。
本当にどこで食べても外れない一品。
あまりの外れなさが不思議だな、なぜだろう?

香港と変わらぬムチムチねっちりとした皮と叉焼が、やっぱりここ横浜でも
楽しくウマイぞ嗚呼!

かまめしボウチャイ飯。要は広東風釜飯。
ボウチャイ(保の下に火+仔)という土鍋で作る
炊き込みご飯。
これは鹹魚(干し魚)入りだけど
他に塩玉子入りだの香腸入りだのもあり。
ふんわり甘しょっぱい中国醤油が効いてます♪
ああん、これが食べたかったんだよう・・・しくしく。

「香港で喰うより絶対こっちがウマイで」といぬわんに言われてもイマイチ
慰めにならないが。ふん。
どーせ喰えなかったよ、目線たけーよアンタ!などと毒づきながら美味しく
いただく。

カイラン菜旬の芥藍菜。
干し肉炒めに軽く食指が動いたが
味が被るからシンプルなニンニク炒めに。
シンプルな炒め物だって
さすが大珍楼はウマイです(賛)

二人だからこんなものだけど、気分的に余裕があるのは次の土曜日もまた来るからで・・・へっへへ♪

いぬわんクン(-□-)のほうもご参照あれ。

なにしろ染まりやすく嵌りやすいワタシ。
タイに行けば味噌汁が甘辛酸っぱくなり、韓国から帰ればしばらく食卓が赤くキムチ臭にまみれる。

今回は・・・煮物などにナツメやクコや杏仁がゴロゴロ入る日々。
お汁粉にはココナッツミルクと蓮の実。
味噌汁の出汁は干し海老と貝柱。
このブームはまだ継続中なのだ。ふっふふ。


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香港飯ブームはまだ続く・・・。



杏仁も「南杏(なんきょう)」と「北杏(ほっきょう)」の二種があるそうで。
詳しくはのぞいてみてください。

吾輩は猫である (岩波文庫)

ナツメといえば、この人であろう・・・。

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February 12, 2008

日ノ出町『延明』で合同イヌ散歩会

老延明
最寄駅:日ノ出町 / 伊勢佐木長者町
料理:北京料理 / ホルモン焼き / エスニック一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


あるときイヌワンと「延明、しばらく行ってないなあ」「行きたいなあ」「こんどいこー」「おー」という漠然としたやりとりがあった。
初めてイヌだましをかけて店内に引きずり込んで以来、かなり何度もお世話になっていたが、何故かこのところ行ってなかったな。

で、その数日後、アレレという間に「合同イヌ散歩会」が局地ゲリラ戦的に緊急勃発することになってしまった。場所は当然『延明』になる。国境地帯だからね。うみゃ。

ステキなオレンジ色のリードを握ってGingerさん登場。

尚、日ノ出町のほうの店名が最近『老延明』になった。
スタッフが変わった様子はないから、単なるマイナーチェンジなのだろう。

支店がどうなってるのか、一度行って確かめてこなくちゃなあ。

チャーハンとりあえずビールのワタシ。
とりあえずチャーハンのGingerさん。
各自がビール二杯、チャーハン二杯を
消費しつつイヌを待つ。
チャーハンは飲み物の一種なのだ。

イヌは「これから行くぞ」というメールを都内某所より寄越したきりで、
「現在地を報告せよ」という指令にはノーレスで行方不明。
どうも別の局地戦に巻き込まれた模様である。
リードは二本そろっているのに、イヌがおらんという光景が若干不思議ではあるが、イヌの武運長久をいい加減に祈ってから、勝手に前菜をオーダーして始めることにした。

老虎菜板春雨の和え物





左はおなじみ「老虎菜」。
虎が暴れるように辛いから「老虎菜」なのである、と・・・ホントかね?
店の優しいお兄さんが「辛いですよー。辛いの大丈夫?」と心配してくれるが、葱や香菜と青唐辛子に甘酢のバランスがいいので、普通においしくいただけてしまう。
肉と一緒に食べると脂と絡まりあって更に美味しくなるので、あとで肉と食べる分も確保しつつチョビットずつ突付くのだった。

板春雨の辛い和え物も。
一度サービスで出してもらったことがあるのだ。
隣の中国人カップルの卓にあるので「同じやつちょうだい」と言う。
メニューのどこを見てもそれらしいものがないので、聞いてみたら「裏メニュー」だとか。ふうん、そうだったのか。

くにゅくにゅした食感がステキ。

Gingerさんと世間話をしていたら、二人の「世間」が怪しく絡み合い重なり合っている事実判明。世界、狭すぎ!と呆れ驚いていたら、イヌがふらふら登場。
いつもの四つ足バウンドでないところを見ると厳しい戦いだった模様。
とりあえずビールとチャーハン、そして・・・

水餃子・・・水餃子!
ここの隠れた名物だなあ。
中の餡が汁気たっぷりだがくどくなくて
しかも冷めても十分にウマイ。
冷めてもウマイ水餃子は珍しいぞ。

羊串羊串などは焼いて出してくれた。
テーブルで焼くのも楽しいけれど
実は焼いてもらったほうがウマイと
初めて気付いた。
やっぱりそんなもんだろうか。

自分で焼くのは楽しいし、この季節はあったまって嬉しいけど、たいてい何本かは焼きすぎで固くなったり微妙に生だったりするので、やっぱりプロに任せるのが一番なんだろな。

Gingerさんには、かなりノスタルジーのツボにくる一品だったみたい。
詳しくはこちら

他にも串各種。
三人いると色々食べられて嬉しいなあ。

地三鮮「これ、サビスです」と
差し出された「地三鮮」。
茄子とじゃがいもを素揚げしてから
ピーマン入れて炒めて餡かけという
一見地味な野菜の炒めものだけど・・・

これがどうしてコゲにウマイのじゃ??!!

でももうお腹一杯の頃合に出してもらったので、半分残してしまった。
「持って帰りたいんですが」と頼むと、毎度のことながら快く包んでくれる。
「サービスしてもらったのにスミマセン」と言うと、柔和な顔の兄さんは「残すよりいいよー」と言ってくれるのだった。

ここの接客は言葉こそたどたどしいけれど、とても丁寧で優しくて穏やかで、でもちっともベタベタした感じがない。
行くたびに気持ちが温まる。
安くて旨くて心安らぐ、ホントにいい店だ。

かくして夜も更けたころ、Gingerさんのオレンジ色のリードに曳かれてイヌは帰っていった。実はワタシもちゃっかり、リードの端っこにつかまって帰った。


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Gingerさん、ありがとね♪



LOUIS VUITTON 中型犬用 犬の首輪とリード セット(モノグラム入り)

貝と羊の中国人 (新潮新書)


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December 31, 2007

中華街ぶらぶら 其の二 『栄楽園』の刻み叉焼丼がうまかった!

栄楽園
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


地下鉄開通までは、辺境地だった蘇州小路。
すっかり人の流れが変わって、ずいぶん賑やかになった。

が、この『栄楽園』だけは、人が山ほど通ろうが誰も通らなかろうが、千年一日の如くマイペースな佇まい。

「横浜で中華!」なノリの若いカップルが楽しく入りたくなる空気はない。
むしろこんな店が中華街にあるのがおかしいんじゃないか、と思うほどの昭和中華ラーメン食堂なルックス。
価格まで昭和だ。
ラーメン420円、だと?!

極めつけはコレかも・・・

栄楽園通常メニューには「叉焼丼」とだけ。
「刻み」と符丁(?)を入れると出てくる。
しかも、3分で。早すぎるぞ。
常時スタンバイしているのか?
お値段、650円。いいのか、それで?

しかも、これがうまいんだよう(泣)
刻みネギと細切りチャーシューにタレと胡麻油なんかを和えたもんが、無造作に丼飯の上に乗って出てくる。
この細切り叉焼ネギ和えだけもらってビールを飲みたい・・・。

ひょっとして元々は賄い飯だったんだろか?

ここの麺類はどうなのであろう・・・?
でもついついやっぱり丼に行ってしまうなあ。
隣の人が食べてた鶏肉飯がまたウマソーで、思わず「半分取り替えませんか?」と声かけそうになった。

年末年始に営業するのかどうかなどは不明。
しないと思うが。
観光客ひしめく中華街は稼ぎ時の週末に、キッチリ昼休みが入る店だし。
このマイペースな街中華ぶり、あの街にあってなんだか清々しいほど。

次は鶏肉丼、と心に決めて店を出た。
来年の課題、だな。

問題は最近、中華街に入るルートが西側や北側なんで、ここに辿り着く前に必ずどっかで引っかかってしまうことで・・・食欲が常にツマラン衝動に負ける。
単に意志が弱いだけ。

栄楽園に通えるほどの強固な意志を育てる。
来年の課題、だな。

次の課題は減量だけれど、こちらは正月明けまでは考えまい。
考えられるものか・・・というわけで、香港&マカオにいってまいります!

本年は皆様、御来訪ありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。


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どうぞよいお年を!



新春アレンジメント、翌日配送だそうな。

香港無印美食―庶民のマル味ワンダーランド 茶餐庁へようこそ!


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December 30, 2007

中華街ぶらぶら 其の一『桃源邨』&『海員閣』

桃源邨
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:上海料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


最近週に一度中華街にでかける用があるので、ちょこまか行ってみた。
ためこむのもなんなので(?)、なんちゃって公開。

まずはローズホテルそばにひっそり佇む『桃源邨』。
20年以上前に、とても美味しい中華菓子を食べた記憶だけがある。
誰かが並んでいるのを見かけたことは決してないものの、未だにナニカが匂う店だと思う。ナニカがありそうな気がしてならない。
ナニカよくわかんないが!
店内の冷蔵庫を覗けば、紹興酒にどっぷりつけられた蟹が山ほど。
しかし狭い店だ。居心地は悪いな。
向かいのテーブルではヲジサンたちが宴会中。

コブクロコブクロ&ビール





コブクロ冷菜にビールを頼む。
ビールは中瓶だけど、エビスもスーパードライも同じ630円。
鷹揚ないい店だ、ということでエビスをもらう。
コブクロは酒肴には良いが、ちょいと硬い。

青菜炒め水餃子





ちょっと炒めすぎの青菜。
味はよいのだけれどもな。
水餃子は相当お疲れのご様子・・・(?)
よく思うんだけど、お客がじっくり推理力洞察力を働かせる前に、ダメとわかっているものは最初からメニューから外せばよろしいんじゃ・・・。
特に、水餃子だの小龍包だのでは、非常によくある。
しょうがないんでしょうかねえ・・・(嘆)

ぴーたん粥ビータン粥。
小ぶりでさっぱりした粥だ。
それ以上の感想は出てこない。
美味しそうなもののありそうな匂いはするが
どうも今回オーダーを間違えたかなあ。


値段は決して高くない。
酔華さんご推奨の「冷やし中華」にはちょっと季節的に遅すぎたときのこと。
来年またきてみよう。

別のあるとき、再度『海員閣』へ。

海員閣
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 上海料理 / 中華料理一般
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


中華街界隈は多少忘年会客で混み合いはじめたころだったが、夜7時過ぎくらいにのぞいたら、とりあえずすぐに座れた。
どうも平日の夜は狙い目の様子。

前回は牛バラ麺だったが、今回は豚バラのほうを。

豚ばら麺確かに牛バラよりもかなり好み。
肉も脂がとろりんとして
前回実は妙に筋っぽかった牛バラより
食感ははるかに
こちらが好きだなあ。

ただし、太目の麺は好みなのだが、どうもぶよよんとしている。
汁の味もやはりどうも濃い。単にこれは好みの問題だけど。
でも麺じゃなくてご飯かけなら、この一品けっこういけるかも。
またふらりとやってくる気にはなれる。
並んでいなければ。

このときは柱の前の二人席にひとりで座れて、特に相席被害はなかったが、周囲を見るとどこもかしこも狭苦しいテーブルで押し合いへしあい。
狭苦しい6人掛け丸テーブルに、二人連れが三組押し込まれている。
そこまで混む夜ではないと思うんですがね。

接客はフツウだ。
特に悪くはないけれど、よくもない。
しかし、この状況は「座って喰ったら即出て行くラーメン屋」のものであって、決して食事を楽しむものではない。
低単価の麺飯系の店、という気持ちでやっているとしたって、テーブルに紙ナプキンくらい置いてほしいな。

しかし、この店で並ぶ意義はまったくないぞ!と、強く思う。
空いてるときでこれだけガチャガチャしているのだから、混んでいるときなど想像するだけでげっそりする。
どうもこの店の人たちは決してお客をコケにするつもりはないのだが、長年「みんな並んで待つもんだ」という気分に慣らされて「お客が居心地よく食事が出来ること」にはまるっきり無関心だからだ。
怒鳴られたの叱られたの、というエピソードは昔のこととしても「客はほっとけばたべて金を払って出て行くもの」という気分は、店のヲバサマ方にまったく悪意抜きに染み付いているように思える。
まあ、そういうわけで長居できる雰囲気はなくて、客の回転は非常によろしいのではあるが。並んで待つヒトには有難いのか?
きちんと予約をしてコースなど頼めば違うのだろうか?
麺二回食べただけでなにがわかる?!と、腹立たしい思いをするファンもいそうな店だが、とりあえず一階の接客を二回見た限りでは、ここで大勢で食事をしたいとは思えないのだなあ。

ナンダカンダ言いながら、豚ばら系と前回も食べたシューマイはたまに食べたくなりそう。フシギとクセになる味、かも。

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かくして鍼灸が効いて(?)、今年は比較的楽な冬越えではあるのです。



足裏など、ツボに据えると案外効果あり。

クロワッサン特別編集 からだにいいことがいっぱい!の東洋医学 ~漢方・ツボ・薬膳~ (Magazine House mook)

とりあえずの一冊。

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