アラブ料理&トルコ料理

August 15, 2013

久々更新!サラーム海上『おいしい中東』で涎ダクダクになった話




お久しぶりの更新…ていうか、最後の更新がもうほぼ一年近く前の話だったのに驚いてみたり。

近況はまた改めるとして、是非とも少しでも皆々様に知っていただきたい本があるので、こちらにもUPしておきます。

以下、最近読書録がわりにつけてる『本が好き!』という読書サイトに揚げたものの再録です。

__________________________

サラーム海上『おいしい中東』

タイトル通り、中東の料理の本だ。
でもしかし、夏が来るちょっと前くらいにたまたま出版されるような、オシャレな女性誌の旅行系ムック本みたいなものとは色々な意味で一線を画した内容となっている。共通点は900円ほど、という価格くらい。本書はもっとコンパクトな文庫の体裁ながらみっちりと500ページを超える文章。
元々は中東などエスニック系音楽の評論が主戦場だった著者が、満を持して食い意地を炸裂させた一冊だ。

500ページの内訳は、ざっくりとトルコ200p、レバノン60p、モロッコ120p、エジプト&イエメン・50p、イスラエル50pといったところ。著者自身の経験を反映しているのだろう、全体のバランスとしてはトルコ関係が圧倒的なのだが、その他諸国も短いなりに充実している。何しろ食物だけをテーマにして現地に飛ぶ人など、まずほぼいないような国が多いし、滞在経験の薄さは怒涛の食い意地でカバーしているから楽しく読める。
しかもレシピ付きだ。

基になっているのは、双葉社のサイトでウェブ連載されていた『旅で覚える!中東クッキング』47回分(!)の記事。
これがなんとも実に面白くかつ美味そうだったので、本書の出版は前から楽しみにしていたのだった(書籍化された分の記事は既に削除されているのはちょっと残念だが、未掲載分や新しい記事はまだUPされている。以下参照)。

http://www.f-bungei.jp/Essay/?cID=9&nID=48

私事だが、エジプトとトルコにあわせて十年近く住んだことがあったので、中東の味や香りには郷愁が強いワタシ。読んでいるうち、口中沸き起こる涎の渦には心底参った。

トルコのマントゥ(ヨーグルトをかけて食べるトルコ水餃子。昔住んでいた家の近所に、抜群にウマイのを出前してくれる店があって三日にあけず食べた時期があった。遠い目。しかもあれは絶品のカイセリ・マントゥだったんだ嗚呼)。
夜中闇雲に食べたくなって、お店の人に不審がられながら一人啜ったイシュケンベ・チョルバス(羊のモツのスープ。日本のモツ煮込み以上に癖が強くて、労務者の友みたいな食いもん)。

まだ見ぬレバノンの料理もいろいろ。
まだ見ぬ国ながら、エジプトにいた頃「美味しいものが食べたい」と思ったら高級レバノン料理店を目指した。昔の勤め先にもレバノン人の優良シェフがいて、羊肉の生たたきだ、羊の脳髄の刺身だレバ刺しだ…といった、フツーの神経でエジプトではちょっと食えないようなもんをよく食べていた時期があったっけ。

そしてエジプトのコシャリ。
アホか、と言いたくなるほど炭水化物系なローカルジャンクフード。米にマカロニを混ぜてトマトソースをぶっかける…という、非常にエジプトらしく芸のない単なるバカめし。未だに全く好きだと思えないが、しかしあの妙な独特の味わいは瞬間的に脳裏に立ち上がる。なにしろエジプトに着いた初日、一人で食べた夕食がアレだったのだ。

こんな話を繰り返していると本自体からガッツリ外れていくのでもうやめるけれど、どうもこのサラーム海上氏はワタシと喰いもん志向が似ているらしくて、とにかく読む拷問みたいな本なのではあった。
イヤ、もうヤメテ、と言いつつ涎ダクダク。
上品な写真主体のムック本では、こういう思いはできますまい。

そう、だから、この本にひとつだけ厳しく突っ込むところがあるとしたら、巻頭20ページ分ほど以外の写真が白黒で終わっていることだろう。これでは生殺し。ちょっとツライ。
しかもせっかくレシピ(それも日本の材料で再現できるように著者がきっちり研究を重ねた)までつけているのに。
予算の関係、出版社の事情など、色々あるのはよくわかるけれど、ここがあまりに惜しい。
まあ、全体を読み終わって巻頭の写真を追いかければ、それなりに「ああ、アレがコレか」と繋がるようにはなっていて、とりあえず苦心の編集がうかがえるのだが。

だからこの本がしっかりと売れて、もっとカラフルな本が後に続いてくれるのが、著者も当然そうだろうがワタシの悲願でもある。大袈裟だけど、ワタシはやっぱり中東メシを愛しているのだ。愛を再確認してしまった嗚呼。

とにかくそういうわけで、彼の地の料理のイメージが多少なりともある人はもちろん、一般的に中東に漠然とした関心があるだけ、という向きにも、誠に幅広い情報元となる一冊になるだろう。
そもそもこういう馬鹿げた本(!)に類書はないんだし。

あと、現地に行く予定があって、なんかローカルなウマいもんが食いたいよ・・・と思う人は、とりあえず一冊買って行きなさい。悪いことは言わん。買って読んでから行け。以上。

まずは本邦初の中東料理研究家の誕生を、陰ながら心から祝いつつ★★★★★。
次はガッツリ写真の入った一冊が拝めますように・・・!

追伸:
料理に限らない中東事情に関しては、同著者の『21世紀中東音楽ジャーナル』もあわせてドウゾ♪
タイトルのごとく音楽関連が主体とはなるけれど、別角度からの現地が面白いです。

________________________

こういう中東メシへの思いは、以前しょっちゅう縷々綴ったものだったよね、と懐かしく思い出す。

最近は諸々情勢が紛糾しているようで、正直のんきにあの辺りの飯がああだこうだ言っている場合ではないような気もするのだが、まあしかしそういう時だからこそ、こうした中東の側面を世の中に知ってもらうのも、とても大切なことだと思ってみたりします。

まずは本の感想文のご紹介まで。

おいしい中東 [ サラーム海上 ]
おいしい中東 [ サラーム海上 ]

21世紀中東音楽ジャーナル [ サラーム海上 ]
21世紀中東音楽ジャーナル [ サラーム海上 ]


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November 12, 2007

トルコ料理『イズミル』 〜マントゥ求めて阿佐ヶ谷遠征〜

イズミル
最寄駅:阿佐ヶ谷
料理:トルコ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:飲み会/宴会


阿佐ヶ谷の『イズミル』というトルコ料理店の話はよく聞いていた。
かなり評判が良いのだけれど、阿佐ヶ谷は遠い。
なかなか行く機会もなあ・・・と思っていたら、いぬわんクン経由でありがたくもお誘いをいただいてしまった。
ayanoさんの主催で、七名集まるとのこと。

トルコ料理なんて本当に久しぶり。
アラブ料理も同じなのだが、こういう料理は余程好きな人が一緒か、ある程度人数が集まるかしないと楽しくない。
だからといって、昔やったような集まりを自分で主催するのも大変だ。
そして、このところひときわ音量を増した「マントゥ〜〜、マントゥ〜〜〜」という脳内通奏低音。

愛するトルコ料理の中でも、断トツぶっちぎりで偏愛対象になっているのがマントゥ、つまりトルコ水餃子。
ラム肉のミンチにミントなどの香草を入れたミニ水餃子風にヨーグルトをかけて食べる(バリエーションは地方により色々ある)。
なんだそりゃ?と思うのが、普通だと思う。
トルコ人はむやみやたらとヨーグルトを食べる国民なのだ。
ワタシは一度トルコで、マントゥをヨーグルト抜きで頼んで、醤油と辛子で食べてみたことがある。
やっぱり「なんだそりゃあ。わ、キモチワリイ」と言われた。
彼我の差、ということなんだわね。

結果?
中華の水餃子にヨーグルトをかけて喰っても微妙なのと同じことだった(・・・実はこれもやってみた。帰国後自宅でこっそり)。

料理のアレコレは、こちらに追いかけ上げようかなあと思っているので、とりあえずは当日食べたものいろいろ。

メゼエキメキ




まずはメゼ盛り合わせから。メゼとは暑いものも冷たいものもひっくるめて「前菜」のこと。
ナイフとフォークのかわりにパン(エキメッキ)も欠かせない。
パンはうまかったが、小さいの一枚では到底足りない。
トルコ料理でもアラブ料理でも、こういうディップ状の前菜は種類豊富。
見たとおり、パン(形は写真のような平たいものから、普通のフランスパン型までいろいろ)でガシガシと拭って食べる。
一瞬でなくなる。


ナスサラダホウレンソウとヨーグルト




足りないので、気に入った二品を追加。
左がナスサラダ。ナスのディップだ。グリルして皮をむいてディップにしたものだが、ナスの風味が上品に生きている。
もうちょっと季節が早いと、もっと味が濃厚なのだろうか。
右はホウレンソウとヨーグルトのサラダ。チーズも混ぜてある。
現地だとホウレンソウのえぐみが強いのだが、日本人の味覚からすると、このほうがウマイ気がする。
トルコ人に言わせると「日本の冬時のホウレンソウは甘すぎる」ということになるのだけれども。


ドルマ地中海サラダ




左は「ドルマ」。アラビア語では「マハシ」。
ギリシャでも「ドルマダキア」とよぶ。ここで食べたものは、トマトとピーマンのつめもので冷製。大人数用にすでに切り分けてあった。
家庭料理なんかでは温かいまま食べることもある。
香辛料が効いて、さっぱりしているが旨みはしっかり。
右は「地中海サラダ」。
しょっぱい白チーズを混ぜたサラダ。簡単に言うと。
懐かしい味だ♪


マントゥマントゥのアップ





これがマントゥ。さすがは「粉ものが良い」と評判の店だけあって、皮がモッチリとしっかり。非常にうまいのだ。
三角錐型、というのも嬉しい(右はアップ)。
よく見かけるのは平たいラビオリ型。このほうが簡単なのだろうな。
この料理は、水餃子以上に「餡より皮」だ。
嬉しさのあまりに、アパ経女史直伝「秘技ナイアガラ」をかけてしまう。
周囲の人類は皆さん初対面なのに・・・(既知のイヌ妖は目の前に座っておった)。
皆さん驚きのあまり顰蹙も買えなかったと思う(・・・なんのこっちゃ)。

マントゥについては、こちらもご参照を・・・。


鶏手羽のグリルイスケンデルケバブ





左:店オススメの「鶏手羽のグリル」。トルコで喰うより余程美味しい焼き手羽で、これだけ食べるとトルコ料理でもなんでもないのだが、ちょこっと横についているタマネギのサラダと一緒に食べれば、アラ不思議・・・トルコ料理らしくなるのだった。
このサラダだけ追加で一山ほしかった。
かの有名な「ドネルケバブのサンドイッチ」なんかに、必ず挟まっているタマネギ。
これが「あの味」の核になっているのに初めて気がつく。

右:イスケンデル・ケバプ。
イスケンデルとはアレクサンダー大王のことだ。大王級のうまさ?
由来はよくわからないが、グリルした薄切り羊肉にヨーグルトをドドドとかけたもの。
さらに上からトマトソース。


白ワインラク





トルコのワインもずいぶん美味しくなった。
まあ、ワタシの場合はエジプト→トルコという飲酒については成り上がりなパターン(?)だったので、当時は「飲めるワインがあるだけ幸せ」だったのだけれど。
さっぱり爽やかな白ワイン。
左はラク。水を入れると白濁するアニス系の酒。
嫌いな人はダイッキライだ。
無理して飲む必要もないが、フェタ・チーズや羊肉とは好相性。
酒に塩辛、みたいなもんだ。

懐かしいトルコ料理を堪能して、ごろろんぐるるんと毛づくろい気分に浸る。
料理は全体に上品で、良くも悪しくも強烈ではないけれど、きちんと手間をかけて作ってある。
最近よくある「なんちゃってオリエント風」とは格が違う。
もう少しガツンとした濃さが欲しい、と思うのは、きっとワタシのトルコ原体験が下賎なせいだろう。
そうに違いない。

当日のお話は他の皆さんの記事もご参照いただきたく・・・。

阿佐ヶ谷、トルコ料理イズミルでオレも考えた
トルコ経験者を囲んだ夕べ
阿佐ヶ谷でトルコ
トルコ料理「イズミル」でアタシも考えた



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楽しい一夕でした。主催してくださったayanoさん、そしてご参加の皆様、ありがとうございました。



エキゾチックなパン―エジプト、トルコ、イスラエル、チュニジア、中国、インドなどの珍しいパンのかずかず (マイライフシリーズ特集版)

パンを通してユーラシア〜北アフリカの食文化俯瞰図が・・・面白いです。


トルコで私も考えた (4)

5巻がそろそろ出るらしい(嬉)・・・料理ネタも豊富で楽しい漫画。

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September 16, 2007

告知!『クルドの宴』

『報道できなかった自衛隊イラク従軍記』 の作者で友人の金子貴一がイベントを企画中。
応援告知です。

「世界のエスニック料理シリーズ」と銘打ったこの企画、実はこれが第二弾。
第一弾は「絶品のイラク料理を食べながら、イラク人と語る会」で、好評開催済み。

で、第二弾は

「世界最大の少数民族クルドの宴」

日時:9月30日(日)12:00〜14:00
場所:ダイニング・バー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」別館
東京都豊島区池袋3丁目54-2  TEL:090-9322-8722 oh.moonset@nifty.com
http://job.yomiuri.co.jp/corporate/idomu/co_id_06122801.cfm(お店について)
地図: http://caretaker.blog.ocn.ne.jp/tsukimap.jpg 
    別館はお店から徒歩1分です。会場には、お店からご案内します。
費用:4,000円 NEW!
定員:25名(最低催行人数15名)

詳細は「金子貴一公式ブログ」をご参照あれ。

クルド料理はトルコ系だそうで。
関心ある向きは是非どうぞ。

尚、こちらの本(↓)も好評発売中!
単なるイラクと自衛隊話に終わらず、抜群に面白いルポルタージュになっております。
アラブ文化考としても秀逸。
異文化交流って、ナンですか?と思う方にもオススメでございます。


報道できなかった自衛隊イラク従軍記



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クルド料理がくるど。


参考図書
クルド人もうひとつの中東問題 (集英社新書)

こんな本もあります。作者は朝日新聞の記者の方ですが、いい本書いてます。

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March 21, 2007

続 エジプト料理『ネフェルティティ』@目黒 〜嗚呼、懐かしのエジプト料理〜

ネフェルティティ
最寄駅:目黒
料理:アラブ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


つづき

スープ今日のスープは「ショルバト・アッツ」
レンズ豆のスープ。エジプトの国民食だ。
如何にも「豆挽いて作った感」溢れる
ボサボサな舌触りがとってもステキ・・・
な、はずだが・・・

これは、おっそろしく中途半端な代物だった。
そりゃあね、コレが美味しく食べられるようになったらエジプト帰化は完成、という程に
(注:ウソです。そんな定義はありません)
典型的エジプシャンなスープ。
日本人の口には合いにくかろうが、でも、こんなもんならメニューに出さないほうが
いいんじゃないの、と、かつてあれほど嫌ったものたちが、妙に憤慨して語り合う図。
エジプトの生活とは矛盾に満ちたものなのだよ。
以上。

バミアバミア(オクラ)とビーフのトマト煮込み。
ガーリック、タマネギなどもたっぷり入れて、
煮込んでからオーブン焼きにする。
シンプルだが旨い。
て、いうか、不味く作りにくい料理だな。
まあ、無難にいただけます。

テーブル魚のトマト煮込みも頼んだ。
こういう「煮込みオーブン焼き」を「タジン」という。
国やエリアによって「タジン」も色々だが
エジプトでは「皿ごとオーブン焼き」になる。
旨い! 当然だ。
魚は日本のほうが美味いに決まっている。

その他、一般的なエジプト料理を挙げると

茄子をトマトとニンニクで煮込んだもの
ラム肉をトマトとニンニクで煮込んだもの
ジャガイモをトマトとニンニクで煮込んだもの
チキンをトマトとニンニクで煮込んだもの
インゲンをトマトとニンニクで煮込んだもの

と、コピペでかなりが捌ける中に無限の可能性がある、ということがわかる(?)。
これはかなり極端ないいようだけれど、基本は「トマトとニンニク」なのだ。

コフタ挽肉の串焼き。
羊肉のツクネ、というところか。
これはなかなか美味かった。
中東では羊をよく食べるので、
羊の美味い食べ方はさすがよく知っている。
いわゆる「ケバブ」の一種。

トルコでは「キョフテ」という。
シシカバブ、という名前はよく出てくるが、要するに「シシ=串」「ケバブ=焼肉」だ。
スタイルは色々。
レバノンやトルコには負けるが、エジプトの羊料理はなかなか美味いのだ。

菓子1懐かしの「だだ甘アラブ菓子」
いや、甘くない上品なものも
作ろうと思えば作れることを
一度「レバノン料理の会」をやったときに
思い知ったが・・・
これは、よくある「だだ甘系」であった。

「コナファ」という。
セモリナ粉を溶いて、細い細いパスタ状にしたもの(コナファ)を、型に入れて作る。
それだけならいいのだが、思いっきりシロップ(要は濃い砂糖汁)をかけ回したものに
さらに出来上がってから、シロップ重ねがけ・・・という代物が「エジプト現地の標準」と
思えばよろしい。
噛んだ瞬間、コメカミから脳天に抜ける痛みにも似た甘さが、たまに中毒者を生む
中東的危険物のひとつだ。
慣れてくると不思議に、ものによっては美味しく思えるようになる。

でも・・・コイツは不評だった・・・。
皿にドロリと流れこぼれるシロップが、だだ甘感を盛り上げてくれる・・・。

菓子2だだ甘、第二弾!
・・・と、思いきや、こちらはなかなかイケた。

素材はパイ生地(フィロ、という)で、
「バクラヴァ」という菓子の一種。
先のと同じく、普通のケーキ程の大きさ。

これにシロップをかけまわし・・・という製作手法に大きな差はないのだが、中に入った
ピスタシオや胡桃などが香ばしくて、これはなかなか美味い。
コナファは捨て置いて、皆で貪り食う。

オムアリオム・アリ。「アリの母さん」という意味。
エジプトの名物で、これは他国では見たことがない。
パン・プディングの一種で、
レーズンやナッツを入れて、
パンをミルクで煮込んでオーブン焼き。
シナモンなど香って、これは素朴だが美味い。

本当はもっと濃厚な味なのだが、まあいいとしよう。

エジプト料理には悲喜こもごもの思い出があって、どうもつい口が悪くなりがちなのだが
実際のところ料理の内容は決して悪くはなかったとおもう。
雰囲気良いし、店のスタッフも親切で優しいし、悪くない店だ。

ただ「元五つ星ホテルのシェフが腕を振るう・・・」というから、どこかと思えば
むかし住んでた家の近所にあった、特に料理がどうした、ということのないホテル
なのではあった。
ここには当時、日本人駐在員が山ほど住んでいたから、そういう意味では懐かしい。

でもまあ、そこいらの「なんちゃってアラブ料理店」の「なんちゃって現地人シェフ」
と比べれば、少なくとも基本はしっかりしている印象。

エジプト料理体験には、よろしいかも。
水金はベリーダンスもあり、です。

あと、たまに話題になる「古代エジプトのビール」もあり。
興味ある方はこちら参照。


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もうしばらくするとモロヘイヤの季節だなあ・・・。


 レンズ豆。

ファラオのレシピ―古代エジプトの料理ブック

古代エジプトというよりは、現代エジプト風メニュー多数。
遺跡の壁画も併せて出てくるので、結構楽しい本です。
遺跡ファンはどうぞ。

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March 18, 2007

エジプト料理『ネフェルティティ』@目黒 〜嗚呼、懐かしのエジプト料理〜

ネフェルティティ
最寄駅:目黒
料理:アラブ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


昨年末、目黒駅近くにエジプト料理のレストランができたという話は聞いていた。
店名の『ネフェルティティ』は、古代エジプト三大美女の一人。
新王国時代の王妃で、黄金のマスクで有名なツタンカーメンの伯母さんみたいな関係にある女性。とりあえず「古代エジプトで有名な美女の名前」と思ってくださいまし。

御尊顔はこちら(ウィキペディアより)。

ついでに言うと、この人とネフェルタリ(ラムセス二世の王妃)、そしてかの有名な
クレオパトラ(正確にはクレオパトラ7世)の三人で三大美女。
アリーマ、はいってません。あたりまえだ。冗談ですってば・・・。

一度行ってみよう、と思っていたら、先日でかけた中野の『カルタゴ』で、畑中シェフが
「エジプト人がやっていて、悪くなかったよ」と、10%割引券をくれた。

いつ誰と・・・と思ってたら、昔のカイロ時代の仲間と食事しよう、という話。
一人は去年の十月に帰国したばかり。
「それじゃあ、エジプト料理なんぞみたくもあるまいよ」とは思ったが、なんとなく場所が
ここに決まってしまった。
参加者はワタシ含めて三名。
決してワタシが強制したわけではない。
違います。絶対に違います。

ワタシなんか、カイロから日本に出張で一時帰国してきたとき、大学の同窓会が
某トルコ料理屋。
「やめろったらやめろぉぉーーー!」と暴れて吼え猛ったが無視されたこともある。
「せっかくだからそういうレストランに」ということだが、こういう配慮はアラブ圏在住者には、まったく持って大きなお世話だ・・・と出かけていったら・・・

結局のところ「旨いものを見繕って解説せよ」ということなのだった。
「せっかくだから」って、そういう意味かいっ!
くだらない知的好奇心に満ちた学友に翻弄されたワタシ。
しかも割勘だった。きー。
それを十年近くたった今もまだ根に持っているのだ(類は友を・・・とか言わないように)。

だから、そういう喰いもんの恨みを買うような真似はしたくないのだが、
昨年末帰国のSちゃんは温厚なのか、アラブ料理が好きなのか、まあいいやと諦めたのか
反論なしだった。
恨んでないよね・・・そもそもこういうことで、いちいちウダウダ言うのはワタシの悪いクセなんで、普通は気にしないのかもしれない。
まあいいや。エジプトではこういうとき「マーレーシュ」と言います。

マーレーシュ。

駅至近の店に、駅のまるっきり逆側を彷徨ったがために、30分遅刻して辿り着く。

店内アラブ料理レストランの場合、
キッチュで庶民的な構えが多いのだけれど
ここは意外といっては申し訳ないが、
わりと高級な雰囲気。
各テーブル、オリエンタルな透けるファブリックで
テント状に覆われで半個室ムード。

ちょっと前に流行った「お二人様向けバー・レストラン」のようだ。
一人で行ったら侘しいだろうな。
でも、うっかり火事になったら、瞬間的に店中炎上するんじゃ・・・などといらんことを
心配してみる。

奥には、アラブ式に床に座るスタイルのコーナーもあり。
この種のレストランとしては凝ってます。

サラダ中東界隈、どこにいっても
普通に出てくるこんな感じのサラダ。
酢と塩とレモン汁にオリーブオイルが基本。
「アラビックサラダ」という名前を見て
考えてみればこれは「普通のサラダ」じゃなくて
オリエンタルなものなんだなあと改めて思う。

帰国以来「普通のサラダ」という認識しかなかったけれど、それは自分が中東界隈で
十年間うんざりするほど食べ続けたから、というだけのことで、これは「アラブ風」なのだ
とこの日に初めて気がついた。

前菜盛り合わせ前菜三種。
奥に茄子のサラダ。
マリネしたナスに刻んだピーマンとニンニクを挟んだもの。
人参らしく見えるが、
これは上に千切り人参をのせているからです。
下に茄子がある。

この茄子は懐かしい味だった。
しっかり油が効いていて、茄子だけと言ったってけっこうハイカロリーなものだけれど。

手前右がババガヌーグ。
焼き茄子にニンニクと練り胡麻を混ぜたペースト。
練り胡麻はテヒーナといって、中東界隈では基本調味料。
スーパーなんかで一抱えほどもある容器に入って売られている。

左がホンモス。
こちらはすりつぶしたヒヨコマメとテヒーナを練り合わせたペースト。

肉肉、また肉というイメージが強そうなアラブ圏の料理だが、野菜料理のバリエーションが
意外に多い。
100%練り胡麻のテヒーナは、エジプトではレモン汁でのばしてそのまま前菜にもなるが、
他のアラブ圏の国でこれを頼むと「なんとビンボ臭い・・・」と奇異の目で見られることが
あるらしいのを最近知った。

胡麻は体にいいが、油が絞れるくらいだからけっこうハイカロリー。
ねっとり旨いけれど、食べ過ぎるときっちり体に反映する。

エーシュ上のペースト系前菜は、
こういうパンで直接ぬぐって食べる。
まあ、アラブ料理ではフォークとナイフの
かわりみたいなもの。
エジプトでは「エーシュ」というが、
エジプト以外では「ホブス」。

どちらにせよ「爆発物」だ。
美味しくパクパク食べてるうちに、突然胃の中で膨らむ。
メインまで辿り着くまえに「どかん」とくる。
いや、胃が急に重くなるだけで、それ以上の破壊力はないが。
危なくないです。あとで体重がちょっとやばいけど。

フェルフェラヒヨコマメのコロッケ。
すりつぶしたヒヨコマメに
ニンニクを混ぜて揚げる。
エジプトの国民食として有名なのは
「ターメイヤ」といって空豆で作ったもの。
さてはヒヨコマメのほうが原価が安いか・・・。

全体にニンニクが現地式にしっかり効いていて、のけぞるほどの美味とはいわないが
アラブ料理らしい味はきちんと出ている。
これならば、現地の客人を案内しても大丈夫でしょう。

と、前菜を貪り食ううちに、ベリーダンスが入る(毎週水・金だそうな)。
ダンサーさん、とっても中東的な魅力あふれる肉体美(?)。
おなかの脂肪が落ちるダンスじゃないよねえ、やっぱり・・・と思いつつ、口はせっせと
動き続けるのだった。

(つづく)

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 アラブじゃお馴染みのヒヨコ豆。

エジプト

ものによっては外れも多い『地球の歩き方』。
エジプト編は「当たり」です。オススメです。

絵で見るナイル川ものがたり―時をこえて世界最長の川をくだる

詳細だがユーモラスな絵で描く、古代エジプトの生活など。
素敵な絵本です。子供も大人も楽しめます。ウチの甥っ子のお気に入りなのだ。

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February 22, 2007

中野『カルタゴ』へクスクス遠征 其の二 〜クスクス汁だくの幸せなのだ〜

カルタゴ
最寄駅:中野
料理:アラブ料理 / トルコ料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


前回からつづく)

中東圏は一帯に、ペースト状の前菜が多い。
これも平たいパンで拭いながら食べる。

前菜盛り合わせ三種盛り合わせ。
手前から、ホンモス(ひよこ豆のペースト)、
ババガヌーク(茄子のペースト)
エズメ・サラタシ(トルコの辛いサラダ)

赤いサラダは、実は見た目ほど辛くない。

ホンモスとババガヌークは、それぞれの素材にテヒーナという練り胡麻を混ぜる。
中東の料理、実は野菜や豆類が豊富でヘルシーなのだ。
じゃあ、あの地域の人がどうして太りがちかというと・・・単に食う量の桁が違うからです。
喰い過ぎれば、ヘルシーなものでも太る。
それに、さっぱり見えて栄養価は高い=意外にカロリー高い。

わかっていても、ホブスのおかわりをしてしまう。
ほかほか湯気の立ったホブスがまた旨い。もうたまらん。

ブリックこれは「ブリック」というチュニジア料理。
卵と挽き肉の包み揚げだ。
中皿からはみ出すような大きさが、一人に一個くる。
レモンを絞って、直にかぶりつくのが美味しい。
ゆるゆると半熟の卵が真ん中に入っていて、
挽肉の旨みに卵が絡む。

はふはふ。

クスクスそして、お待ちかねのクスクス!
大皿にドカンとくる。
クスクスも色々あるのだが、これはチュニジア風。
メルゲーズというチュニジア名物の
自家製ラム肉ソーセージと煮込んだラム肉がのる。
その上に・・・

クスクスの汁こんなトマトソースをドボドボと
汁だくにかけていただくのだ。
ハリラが旨いから期待していたら、やはりソースも滋味深い。
アコガレだった、クスクス汁だく。
しかし・・・クスクスもまた「危険物」。
胃の中でぶおっと膨れる。

でも、消化はいいらしくて、胃にはもたれないから不思議だな。

このメルゲーズ、どこかで似たようなものを食べたなあと思ったら、年明けに牛久の
シャトー・カミヤのレストランで食べていた。
あれも「ラムのソーセージ」なのだが、つまり「メルゲーズ」だったのだろうか?
豚や牛のものと違って、汁気たっぷりでブチュというソーセージではないのだが、
こうしてクスクスやトマトソースと併せればなかなかいける。

デザートアラブ菓子は「ドス甘い」という固定観念が抜けないが、
これはサクサクと軽い味わいの、
パイ生地で作るバクラヴァ。
ナッツが入って、香りと食感が楽しい。

グラスに入った紅茶を啜りつつまったりする。

ところで、クスクスの写真右奥に移っている容器、実は灰皿なのだがこれが優れもの。
漏斗状の蓋があって、灰がたまったら持ち上げて下の壷に落としてしまう。
煙草はやめたが、これはヘビースモーカーにあげたら喜ばれそうだ。
この店では、他にも色々と気の効いた中東の小物や雑貨も扱っている。

このあとに帰りの長距離移動があるので、時間を忘れて思うさま飲んだくれることが
できないのが、なんとも残念な店だ。
とか何とかいいながら、Ksarakはフルボトル一本空いてしまったのだけれど。

ところで前も書いたが、この24席あるレストランのフロアは、マダムが一人で
切り回している。
裏の厨房はシェフ一人だ。
なのに、食事が終わって人心地つくまで「たった二人で大変だなあ」などと
微塵も思わせないサービスのフットワークは素晴らしい。

料理はすべて、各テーブルの食事の進み具合にあわせて出てくるし、熱いものは熱く、
冷たいものは冷たい。

しかも土曜の夜で、店は満席なのだ。
これは大変な技だなあ、と感心する。

帰って家でメニューを眺めていたら「タジンがマハシがケバブが、ああぁぁぁ・・・」と
食べられなかったメニューに未練が募るのだった。


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タジンが食べたいよう。


 タジン鍋

予約が取れない店の一流シェフのまかない料理

畑中シェフも出てます!

 瓶入りハリッサ、一本730円

 ラム肉ソーセージもあります。



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February 21, 2007

中野『カルタゴ』へクスクス遠征 其の一 〜アラック大好き!〜

カルタゴ
最寄駅:中野
料理:アラブ料理 / トルコ料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


ベリーダンスをやっている友人が、初めてエジプトに行ってきた。
最近の様子など聞きたいので、じゃあ『カルタゴ』でクスクスでも食べようか、
ということになった。

え?エジプトでもクスクスなんて食べるんですかって??
食べません。
これは北アフリカの西側、マグレブの料理。

要は自分が食べたいだけだろうって・・・ハイそうです。
まあ、雰囲気もんですよ、雰囲気もん。
ははははは。

前回は期間限定特別メニューのエジプト名物「チキン・モロヘイヤ」を食べたのだけれど、
シェフの畑中さんはエジプトに行ったことがない、と聞いてびっくり。
奥様が行ったときに某有名店で食べたものが一番よかったと、それを再現したものだった
そうだが、見事に懐かしい「あの店のあの料理」が再現されていて驚いた。
まだ見ぬエジプトの料理をこれほど見事に調製できるのならば、この店の看板ともいえる
マグレブの料理に期待がかかる。
しかも、ここのお店では最近、レバノン産のアラックやワインも入荷するようになった
というから、是が非でも一度行かにゃ・・・と機会を狙っていた次第。

オットに「クスクスにアラック」と囁いたら、ノッソリついてきた。
途中電車で「きゃ、クスクス」などとネタをかますので、他人のフリをしながら中野着。

さあ、今日はきっちりカメラ持参だ。
ピンボケまくってますが。
でも、普段よりましかと・・・。

KsarakレバノンにはKsaraという有名なワインどころがある。
そこで作っているアラックが"KSARAK"
飲みやすいのに香りが良くて、我が家では一番人気。
フルボトルで5800円。ショットで500円。
アルコール度数は40度で、水と氷で割って飲む。
生では透明だが水を入れると白濁する。

アニスで香り付けしてあって、このアニスの精油部分が水に反応して白濁するとやら。
系統としてはリカールやペルノーに似ている、と言うと「うげっ!」と呻く人がいるくらい
これ、嫌いな人は大嫌いな酒なのだ。
ワタシも昔は「ナニが楽しくてランコムの化粧水飲んどるんじゃ?」と不思議だったが、
トルコで飲んで納得。
フェタ・チーズや羊肉と相性抜群。
そうなると奈落の底にまっしぐら、といおうか、もう病み付きになってしまう。

トルコでは「ラク」といい、ギリシャじゃ「ウゾ」という。
まあ似たような酒だが、レバノン産は香りが強くて濃厚だ。

関係ないけど、我が家でラム・ステーキを焼くとき、フランべするのにこの手の酒を使う。
最初は単にブランデーを切らして、とっさのヤケクソな思いつきだったんだけど、
意外やいい具合なので定着した次第。

オットは「ベイルートじゃ一本700円・・・」などとうっすら呟くが、口を押さえつける。
じゃあ、ちょっとひとっ走りベイルート行ってきてくれる・・・?

オリーブオイルフランスパンとともに、オリーブオイルが供される。
中央の赤いペーストは、見た通りピリッとしている。
ハリサ、という。チュニジアのものだそうな。
いいオリーブオイルは、それだけでも美味しい。
右側にはモロッコのビール。
その名も「カサブランカ」。


ハリラモロッコ名物のハリラ・スープ。
学生時代一人で行ったときにはお世話になったなあ。
どこの街角でもタダみたいな値段で売ってて、
栄養満点で旨かった。
懐かしい味だが、こちらのものはもっと上品で優しい。
出汁がよくないとこういう風にはならないのだなあ。

オカワリが欲しいが、あとを考えて堪える。
それを始めたら、ハリラだけで一晩終わってしまう。
量が少なく見えるのは、ウマイウマイと一気食いする途中で我に返ったからです・・・。

サラダ盛り合わせサラダ二種。
モロッコ風のヒヨコ豆などたくさん入ったサラダと
チュニジア風の蛸のサラダ。
プリプリした蛸だけでなく、ツナやアンチョビなども入って、
いかにも地中海の料理。
アンチョビ偏愛症のワタシには、たまらんサラダだ。

奥にあるホブス(平たいパン)で、わしわしつかんで食べる。
このパンは「爆発物」なので食べ過ぎ注意なのだが、ついついオカワリしてしまう。
あとでお腹の中で、どっかーんと膨れてくるのだ。
別にアルカイダとかは関係ないです。あるものか。

モロッコ、チュニジア、そしてトルコ・・・と、インターアラブな食卓(?)だが、一つ一つに
きちんと手がかかっていて、よくある「なんちゃってアラブ風」とは一線を画すもの。
似通ったところも似て非なるところもある中東各地の料理が、伸び伸びと組み合わされて
独特の世界が広がる。

こうなるとシェフが日本人であることは、ハンディどころかアドバンテージに思える。

旅行の道中の話など聞きながら、楽しく美味しく食事は進む。
まだ前菜だけれど・・・つづく・・・インシャアッラー。


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湘南ライナーに乗れば、中野も実は案外近い。


 トルコのラク。飲みやすいです。

 レバノン産ワイン、シャトー・ケフライヤ。
こちらのレバノン・ワインの解説も面白いので、興味ある方は覗いてみてください。






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November 19, 2006

イラン料理『アラジン』@六本木(オットが行ってきた)

イラン料理 アラジン
最寄駅:六本木
料理:アラブ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


実は、ワタシが行ったわけではないのだが、一応ご参考までに。
かなり厳格なイスラム教徒の取引先がやってきて、手配に頭を痛めたのだ。

詳細は以下をご参照いただきたく・・・。

http://arima.livedoor.biz/archives/50660444.html

食に関しては世界随一のバラエティーを誇る東京都心部ですら、これは結構難問なのだ。

『アル・アイン』『カルタゴ』は、残念ながら遠いので外さざるをえない。
すると・・・もうほとんど無いに等しい状況なのだった。

まあ、こういう不思議な事態に遭遇することなど、通常あまり無いとは思うけれど、
ご参考までに・・・。

尚『アラジン』ではランチビュッフェをやっていて、これは結構評判がよい。
制限時間一時間で、食べ放題1050円だそうな。
一度行こうと思いつつ、未だに果たせず。

そのうちに行ってみたら、ご報告します、インシャアッラー。

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足元に電気のヒーターを置いた。
さっそくヒメちゃんの「炙り焼き」ができそう。
なんか焦げ臭いな、と思うと、パタンと寝返りをうっているから、いい具合に・・・
(危ないってば、ヒメちゃん)。

 こんなのを使ってるのです。猫も丸焼きになりにくいのです(?)


エキゾチックなパン―エジプト、トルコ、イスラエル、チュニジア、中国、インドなどの珍しいパンのかずかず

タイトルのわりに、なかなか凝った面白い本。
レシピも色々のってます。


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November 05, 2006

中野『カルタゴ』で、エジプト料理〜遅まきながら、嬉し懐かしチキン・モロヘイヤ!〜

カルタゴ
最寄駅:中野
料理:アラブ料理 / トルコ料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


美味とはいまひとつ縁のない国エジプトに、併せて八年ばかり住んでいた。
ドイツにいたときは、ワインとビール以外は逆に懐かしくなるくらいだったが、
トルコという美食の国に移り住んで、エジプトの食レベルの低さが身にしみた。
まあ、この辺の話は単なる愚痴になるから、場所と機会を改めて書こう(こっちの方ですね。また後日)。

しかし以前も書いたけれど、本当にしみじみ郷愁(?)を誘ってくれるものもなくはない。
彼の国の名物料理「チキン・モロヘイヤ」だ。
これだけは、特に夏が来ると無性に食べたくなる。
だから、一度は四谷のエジプト料理店まで出かけたりしたが、出てきたのは実に和風に
薄まった「モロヘイヤ・スープ」だった。

ちょっと違うんだよね・・・と思いつつ、喰い意地があちこち他に飛び火しているうちに、
あれよあれよと秋も深まってしまう。
いかん、モロヘイヤが終わる!!、と焦っていたら、中野の『カルタゴ』というマグレブ(モロッコとかチュニジアの辺り)の料理ではその名を知られた老舗で、モロヘイヤの特別メニューを出し始めた、という話が飛び込んできた。

上野で開催中の「ミイラと古代エジプト展」とのタイアップ企画、との由。
展覧会の半券を見せて、このメニューをオーダーすると、カルカデ(ハイビスカスティー)が
一杯サービス、なのだそうだ。

ずいぶん昔から名前はよく聞いていたけれど、なんとなく行きそびれているうちに
横浜住まいになって機会を失っていたレストランでもある。

これは行ってみよう、ということで、エジプト時代の悪友と二人で中野遠征してきた。
事前に中東通にしてジンギス通でもある某氏に話したら、
「ああ、いいなあ! カルタゴはねえ、名店だよ」とお墨付き。
残念ながら都内近郊にいらっしゃらないのだが、そうであればお誘いしたいところ。
(*注:前回記事の翌日にあった「ディープな宴」は、実はこの方を囲む会だったのだ)

オーナーシェフの畑中さんは、パリでマグレブ料理に出あって修行され、帰国後しばらく
某トルコ料理店のシェフを務めた後に、このお店を開店。
以来17年というから、トルコも含めた中東系のレストランとしてはとない屈指の老舗だ。

お店はこじんまりしているが、品よくオリエンタルな雰囲気がいい感じ。
シェフの奥様が、にこやかに、フレンドリーに、風のように素早く、そしてびっくりするほど
テキパキとサービスしてくださる。

とりあえず、ビール。
ここはマグレブからトルコまで中東圏各国のビールが揃っているのだが、無粋なワタシらは「ハイネケンの生」にする。
だって、安いしそれに・・・いや、まあ、現地のビールは現地で飲むのが一番美味しいんですよね・・・(と、言っておこう。まあ、好みの問題だ)。

ワインもグラスで中東各地のものが楽しめる。

カルタゴ前菜さて、まずは前菜盛り合わせ。
なんだかワケのワカラン写真になってしまったが、中東一帯、こういったペースト状の前菜が色々とある。

なんだかワカラン写真なので「実体」を確かめたい方は、こちらのメニューをご参照あれ。

右上の白い物体は「山羊の白チーズ」。トルコでベヤズ・ペイニールという。
ベヤズ=白、ペイニール=チーズで、文字通り白チーズ。
ギリシャでは「フェタ」。中東一帯でもよく食べる。
塩気が強くて癖があるが、慣れると病みつき。トルコの「ラク」やアラブ圏の「アラック」、
ギリシャの「ウーゾ」といった、現地の地酒に合う。
と、いうことで、ビールをチェイサーに降格させて、ラクを頼む。

時計回りに、次が「ぶどうの葉のピラフ詰め」。
ぶどうの葉のかわりにキャベツを使うこともあって、するとロールキャベツの様になる。
ぶどうの葉は塩漬けにしたもの。
和菓子に使う桜葉の塩漬けの、食感がちょっと固くなった感じだろうか。
ちょっと芯のあるピラフがマグレブ風で面白い。
懐かしい香りがして、二人遠い目になりつつ、口だけはひたすら動いている。

その隣の「漬物っぽい野菜」は、メニューで単品では出ていないがエジプトのトルシー。
漬物っぽく見えるが、実際漬け物なのだ(?)。
酸っぱくてしょっぱい。

「これって・・・」
「エジもんだねえ」
(ふたり、遠い目)

聞いてみたらやっぱり、エジプトからの直輸入品だった。

畑中さんによると、マグレブのものは「もっと強烈にしょっぱい」のだそうだ。
似たようなピクルスは中東一帯にあるが、場所により味が微妙に違う。

その隣は実は緑色のペーストで、マグレブ風の野菜のミンチ(色まで解説しなければいかん写真を載せる意味とは、という疑問が脳裏をよぎるが、面倒くさいからこのまま続ける)。

次も赤く見えるが、これは本当に赤い。
エズメ・サラタシという、トルコのピリ辛ペースト。
この赤さで想像すると拍子抜けするほどさっぱりしていて、少しピリッとするくらい。
中東の料理は、一帯に唐辛子を使いはするが、風味付け程度で多用はしない。

次の白茶けたペーストは「ババガヌーグ」。
焼き茄子のミンチに練りゴマを混ぜたペースト。
ちょっとブチブチした食感が面白い。
練りゴマは「テヒーナ」といって、エジプトでは調味してこれだけを前菜にする。
湾岸あたりではやらないそうだ(一度国内某所で頼んだら「なんちゅうビンボ臭いことを・・・」という目をされたことがある)。

そのまた隣のもっときめ細かいペーストは、ヒヨコマメと練りゴマを併せた「ホンモス」。

あ、皿のふちにのっているトマトのようなものはトマトで、上にのってる葉っぱはコリアンダー(スミマセン、解説です。皆さんを馬鹿にしてるわけじゃないんです。ホントです)。

コリアンダーはクスバラといって、生葉もドライシードもよく使う。
カイロではガサッと一束で10円もしなかったっけ。
これは現地で「ガルギール」と呼ぶ、所謂「ルッコラ」も似たような値段。

これを平たい、所謂「ピタパン」で拭いとるように食べる。
エジプトでは「エーシュ」と呼ばれているが、その他アラビア語圏では「ホブス」。
だから「エーシュくれ」などとエジプト外アラブ圏で言おうものなら、ウェイターにプッと笑われてしまうのである。

余談だけれど、エジプト弁というのはベタ訛りに訛ったアラビア語方言。
どこにいってもよく通じる方言でもあるのだが、必ず聞いてるほうが笑いをこらえるか、得体の知れないものをみるような目つきになる。

日本語なら「大阪河内弁」のようなもん、と思えばいいらしい。
でもって、吉本興業が大阪弁を全国区に押し上げたように、エジプトも一昔前
「お笑い系TVドラマ」の一大輸出国だったのだ。

やれやれ、まだ前菜だ。
しかし、この段階で既にエーシュをオカワリしている二人。

「あのさあ」と、ワタシはふと思い出す。
「んぁ〜?」(なんか喰ってる友人)
「忘れてたけどさ、エーシュって爆発物だったんだよね・・・」
「んぁっ!危ないざんす!!」(思い出した様子)

そう、エーシュ(乃至はホブス)は洋風のパンと違って「実がつまってる」ので、
お腹にたまって後からドカン、もといドスンと来るのだ。
気をつけないと・・・お腹が爆発する・・・というのは冗談だけど、胃のスペースに自信のない向きは「食いすぎ注意」ではある。
つい食べちゃうんですけど。
特に前菜に合うから・・・。

次は懐かしの「ターメイヤ」。
なんじゃそりゃ、というと、ソラマメのコロッケ。
カイロでは街中で売っていて、ビールの肴によく買って帰った。
ちなみに「キロ売り」で、4分の1キロ(ルバァ・キロ)が20円くらいだった。
現地は丸いのを、ゴッテリと澱んだような黒い油で揚げてくれる。
何故そのように見えるかというと、油が澱んで黒くなるまで使っているからだ。
シンプルな理屈である。

だから、鼻をフンフンとしてから店を覗いて、油が新しそうなところから買うのがコツだ
(必要なのか、こんな豆知識は?!)。
もっとも、当時のワタシは大層若かったので、テキトーに買っていた記憶もある。

カルタゴ ターメイヤこちらは見たところ、格段に上品だ。
でも、カリッと噛めば広がるニンニクの香りとホックリとしたソラマメの味・・・見かけと違って、正しく現地の懐かしい味。
友人とふたり「ああああああ」「おおおおおお」と、意味不明のヨロコビの声をあげる。
上にタヒーナがかかって、トルシーも添えられている。

エジプトでは「乾燥ソラマメ」がただのような値段で山ほど売っているのだが、
こちらはどうやって・・・と思えば、生の茹でソラマメを擂り潰して作っている、と。
手間がかかっているわけだ。

正直にいうと、エジプトのジャンクな味とは違うものの、同じ匂いをさせながら、こちらの方が上品でおいしいかも知れない・・・。

尚、写真に二個しか写っていないのは、半分以上食べてしまってから気がついたからだ。
スミマセン。

そしてメインディッシュ。
そう、お待ちかねの「チキンモロヘイヤ」

カルタゴ モロヘイヤのソース現地でもなんとなく「ショルバ」つまり「スープ」と呼んでいるのだけれど、正式にはメインディッシュの扱い。
こちらがソース。やっとこの辺で素直にフラッシュを入れたので、これは見た通り緑色・・・(悲喜こもごも)。
細かく刻んだモロヘイヤを、チキンのスープで伸ばして煮たもの。


カルタゴ モロヘイヤのトッピングトッピングはトマトソースと生タマネギみじん切り。
おや?と思ったら、やっぱりカイロの『アラベスク』という有名店の再現。
最近エジプトに行かれた奥様が、ここのチキン・モロヘイヤに惚れこんで、シェフの御主人に試行錯誤してもらったもの、との由。

「見たこともないものを再現するのは、大変でした」とは、シェフの談。
いえいえ、そうおっしゃらなければ気がつかないくらい
『アラベスク』が再現されていますよ!

カルタゴ チキンとライスカリッとグリルしたチキンに、バターライスを添えて・・・。
このチキンが実に、外はカリッと中はジューシーで
美味しかった〜。
本来は、出汁をとったチキンをオーブンでグリルしていただくものだけれど、シェフはチキンの味わいを考えて、スープとチキンは別にされたとのこと。

カルタゴ チキンモロヘイヤで、上にドドドとソースをかけると完成!
トッピング乗せの写真は、忘れた。スミマセン・・・。

確かに一般家庭の油も強く量も凄いものに比べれば、かなりあっさりしていいるけれど、モロヘイヤのレシピは様々だから、これはこれで大変上品な味わい。

こちらにも別記事をUPしたので、ご参照いただければ・・・。

あ〜、デザートのマハラベイヤ(中東風ミルクプリン)と、名前は失念しましたが、ピスタシオとデーツを餡にした餃子風のマグレブのお菓子も、大変美味しかったけれど・・・写真忘れ・・・。

尚、こちらのメニューは要予約(モロヘイヤ以外の内容は日によって変わることがあるので、お問い合わせ下さい)。
お店自体も、こじんまりしているので予約がベター。

でも、久々にモロヘイヤを堪能して、ウフフのフ。

ところで、なんと驚いたことに、シェフはエジプトは行ったことがない・・・と。
でも、エジプト人にエジプト料理を出すと「ここのエジプト料理は、美味しいけど胃にもたれないでいいなあ」といいながら帰る、とやら・・・やっぱり彼らも、それなりに胃もたれはしていたんだね・・・(笑)。

こうなったら、シェフ真骨頂のマグレブ料理、タジンやクスクスを是非とも、
と思うのは人情でしょう・・・次回だな、インシャアッラー。

ああ、また煩悩がもう一つ増えてしまった。
いつ行こうかしらん。


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胃が二つあるなら、もう一足先の荻窪に行って『安斎』で鰻・・・という妄想が・・・。
ただの妄想ですけれどね。いやホント・・・。


Elle a table (エル・ア・ターブル) 2006年 09月号 [雑誌]

『カルタゴ』も、マグレブ代表で掲載されています。




白チーズも各種あり。


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August 18, 2006

エジプト料理専門店『エル・サラーヤ』 四谷でエジプシャンナイト! 

エル・サラーヤ
最寄駅:曙橋 / 四ツ谷
料理:アフリカ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


夏といえば、エジプトではモロヘイヤ。
現地では五月あたりの旬の出盛りが、一番葉が柔らかくておいしいのだが、とりあえずモロヘイヤが八百屋や露天の野菜売りのところから姿を消すと、いつのまにか涼しくなっている。

「モロヘイヤが食べたいっ!」
という心の内なる叫びに素直に従い、オトモダチを誘って四谷までいってきた。
目指すは、一年ほど前に開店したエジプト料理専門店『エル・サラーヤ』。

とりあえず「幹事責任」ということで、6時半ごろには着いてメニューを色々研究する。
生ビール(ハイネケンの生 550円)の肴に「トルシーある?」と聞いたら「日本人向けでない」というお返事。
トルシーとはエジプトの漬物。
単品では出していない、ということだ。

「ムシュ・ムシュケラ・ハーリス!(全然問題なーい!)」の一言で、ナンダあんたたちエジプトにいたのかい、マアイイヤ、と小皿で出してもらう。
このへんのアバウトさが、エジプトらしくて和む。

尚、モロッコのビールも800円であるよ、とのことだったが、とりあえず御遠慮しておく。
ハイネケンの生が550円であるのに、モロッコのビールをオーダーするほど我々は心も財布も豊かではないのである(多くは語らぬ。エジプト産よりかなりマシなことは間違いないけれど)。

ドリンクに「アラック」とも出ていたが、これは「ペルノー」だった。
一帯どこからどこ産のアラックを入れているのか??!!と興味しんしんだったので、
ちょっと肩透かし。
ううむ、まあ、似たようなもんといえば似たようなもんではあるけれどなあ。

トルシーは、しょっぱい、酸っぱい、辛い。
エジプトから直接輸入しているということで、まさに懐かしいエジプトの味。
しばし懐かしさに浸る。

レバノン料理の場合「カビース」といって、もうちょっと凝った繊細な味わいになるが、これがよくも悪しくもエジプト料理というやつだ。

木曜と土曜はベリーダンスが入るので、結構混むらしい。
店内予約で満杯の様子。
 
今回はレギュラーメニューから注文した。
全体に、日本人向けに若干調整してある味付けだが、悪くはない。
ただし、一品の量はそれほど多くない。
 
モロヘイヤはご飯かけでなく、単に「スープ」しかなかったのは残念。
本格派の、鶏やウサギを煮込んだスープで作った濃厚なモロヘイヤのソースを、ゆでたあとの鶏などをかりっとグリルして、ご飯にのっけて、どばどばネバネバとソースをかけるダイナミズムはない。

まあ、スープとしては美味しかった。
「お料理」のモロヘイヤは、要事前予約、ということだ。
ワタシが確認しておかなかったのがいけないのである。

レンズ豆のスープは、上品な味わいで、店主のマギッド氏が「自信作!」というだけのことはあった。これも現地風というよりは上品だが、独特のレンズ豆風味が嬉しい。

その他、前菜にババガヌーク(茄子のペースト)、ホンモスなどの前菜に、ターメイヤというソラマメのコロッケ。
湾岸ではフェルフェラなどと呼ばれているが、エジプトのストリート・ジャンクフードの花型。
現地では「ルバァ・キロ(4分の1キロ)」などといって、油紙やら新聞紙やらに包んでもらったのを、ハフハフ歩き食いしながら家路についたものだった(20円くらいだった)。
これが三個で500円になるのは、致し方ない。
輸入の干しソラマメ使用、なのだ。

メインはムサカ(ギリシャ料理と思われているが、実は発祥はアラブなのだ)、カバブハッラ(マトンのシチュー)、チキンと挽肉の串焼き(チキン・ケバブとコフタ・ケバブ)。

エーシュ(パン)は、ここの場合有料。
ううむ。確かに原価はかかるからなあ・・・。
ただ、アラブ料理というのはこういう平たいパン(湾岸あたりではホブスという)が基本的にフォークとナイフの代わりであって、そうして本式に食べるとパン代だけで結構な額になる。何とかならないものだろうか。
一枚210円は、山ほどエーシュを消費するゲストには、ちょいと辛い。

味は、上品なエジプト料理、という感じであって、ううむと唸るほどではないが、
全体に悪くはない。食べやすいのはよいところだろう。

だが、なにしろ店が混んでいて、明らかに手が足りない。
サービス二名、キッチン二名でこなしている。
だから、サービスがスローになったりするのは仕方がなかろう。
だれか探しているけど、なかなか見つからないそうだ。

どなたか四谷あたりでアルバイトを探している方、応募してあげてください。

食後はシーシャ(水煙草)でまったりする。
一台1000円を、みんなで回し飲みするのだ。

あと、ご参考までに、ここのお店は全て「ハラール」である。
要するに、イスラム教の儀式にのっとって処理した肉しか使っていないので、イスラーム圏のゲストをもてなすには便利だと思う。

私の知る限りでは、完全にハラールなのは、神保町の『カブール食堂』(アフガニスタン料理)と六本木の『アラディン』(イラン料理。未調査)位だから、接待などに使えるレストランだ(他にもあれば、是非御一報を!)。

料理は全般に食べやすいし、値段的にもリーズナブルなので、エジプトを懐かしみたい方や、この界隈の料理とはどんなものか興味のある方は是非どうぞ。

究極の美味堪能、というわけには行かないけれど、エジプト人スタッフの如何にもエジプシャンなフレンドリーさで、楽しくお食事できます。

ランチバイキングは850円!
これはなかなか、お値打ちな感じ。
近くで昼時になったら、よって見ようと思う。

ついでに書き添えると、この日のベリーダンサーさんは、なかなかダイナマイトでグラマラスな肢体も豊かに、見事なダンスを見せてくれました。
同じ人がいつもいるかどうかは保証の限りではありませんが。

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でも、本格チキンモロヘイヤに未練たらたら・・・。


Elle a table (エル・ア・ターブル) 2006年 09月号 [雑誌]

「地中海特集」といいつつ、モロッコ・チュニジア・エジプト・レバノン・トルコ・ギリシャと、どっぷり「中東」なお料理特集。
こちらのレストランが取材協力してます。
雑誌の特集とはいえ、中東料理の資料としては、かなり参考になるところも多いし、レシピも沢山付いてるので、このあたりの料理に関心ある方は、売り切れて入手不可になる前に買っといたほうがいいかも・・・。


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June 27, 2006

レバノン料理の会 写真をあと二枚

実にまことに嬉しいことに、皆さんが色々と写真を御提供くださいます・・・。
今回はserinさん御提供です。
ありがとうございます。


コナファ件の「コナファ」は、こんなお菓子です。

アラブ世界では一般的なお菓子だけれど、大抵はべっとりとシロップ漬け。
一口噛めば、奥歯からコメカミに痛みが走るほど甘いもんです。
だから「コナファだす」とジアードさんが言った時「いらない!」とか言っちまったのですが、強く自信を持って勧めるので「ま、アラブ菓子の強烈な甘味でキーンも一興か・・・」と、お願いしたところ・・・

ごめんなさい。
ワタシはアラブのお菓子をまるでわかっていませんでしたっ!!

あ〜文章を書く手が止まる。遠い目になる…こらこら。


コナファというのは、本来はこの写真にあるような細いパスタ状の素材のことで、
現地でも家庭で手作りはあまりせず、専門店でクレープようのような鉄板に、セモリナ粉をほそーく糸状にぐるぐる引いて焼いたものを買ってきます。

ナッツを入れたり、チーズを入れたりと中身も様々なら形も色々。
今回はシンプルにクリームを挟んでオーブン焼きしたものです。

香ばしく焼けたコナファの香り。
優しい甘味のクリームはプルルンとした舌ざわり。
この組み合わせは・・・嗚呼、所詮アラブのベタ甘菓子と、はなっから見くびっていた
私を許して、ジアードさんっ!

甘いものはそう好きでないけど、これはお代わりに走ったワタシ。
元のコナファから作るのだろうから、これはかなり手のかかった一品です。

パイ類いろいろもうご紹介しましたが、前菜で出たチーズやほうれん草など、中身いろいろのパイ類再び。

おいしかったなあ。










ところで、ついあれやこれやで思い出してしまったのは「羊の脳みそ」。
実はレバノン料理では、臓物類もいろんな形で出ます。

羊の脳みそは、現地でも揚げたのが一般的ですが、茹でたのをサラダで、
なんていうのもあります。

揚げたやつは『アル・アイン』のメニューに載っていますが、これがまた上品な仕上がりでおいしいんですよー。
実は今回、こっそり出そうかと思ったけど、最初だしやめておいたものの…

嗚呼、羊の脳みそが食べたいっ!!
と、食欲コビトが叫んでいます。

「もう山ほど食べたじゃないの」
「でもアレは食べてない〜」
とせめぎあう自分と自分。

アルアインに行きたい人は、いつでも手を挙げてください…。
そうそう、ぐるなびのクーポンがあるのですよ。
内容は各自調べてくださいまし。


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食欲は続くよ、どこまでも。



ヨルダン・シリア・レバノン〈2004‐2005年版〉


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June 26, 2006

レバノン料理の会〜追加レポート!〜

その後、また色々お写真いただきました。
UPしてご紹介します。

ホブス(写真提供:四十朗様)ホブス、というパンです。これですくって食べるのが基本形です。
ただ、結構お腹で膨らむんで、食べ過ぎ注意。






タッブーリ(写真提供:四十朗様)当日出たタッブーリはこんな感じです。パセリなどがてんこ盛り。
健康的でしょう?






ラブネ(写真提供:四十朗様)ラブネという前菜。白チーズとヨーグルトをペーストにしたものです。
「日本人はこれ嫌い」説が出ましたが「私が好き」という理由でメニューに押し込み・・・きれいに皆さん食べてらっしゃいました。

いや、長年の蓄積があるので、シェフの言いたいことは良くわかるし、とてもただしいと思うけれど、この日集まったメンバーは・・・ふふふふふ。


モロッコのビール モロッコのビール2(写真提供:四十朗様)モロッコのビールが人気でした。














唐辛子の漬物(写真提供:四十朗様)以前に一度ご一緒した某氏より「アレはないの??」というリクエストで急遽追加の「唐辛子のピクルス」。そんなに辛くないけど、たまに「当たり」があります。





テーブル風景(パイなど)(写真提供:クラムボンさま)チーズのパイにほうれん草のパイ+うら若く美しい参加者の皆さん。
隣に野菜が皿盛りになってますが、これをワシワシ生で齧りながらいただくのが現地式。




テーブル風景2(写真提供:クラムボンさま)こ、このようにっ、皆様ご健啖に召し上がってくださいましたぁ〜〜!なお、手前でちょっとだけ残ってるのが「ババガヌーク」というナスのペースト。
レバノンではムタバルというそうです。

夏なんか美味しいんですよねぇ。


まだまだいろんなお料理があって、食べたいものは色々。
是非また企画したいものです。


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次回から、写真撮影は誰かにお願いしよう・・・と反省している、ダメ人間はワタシです・・・。



カサブランカこの日人気だった、モロッコビール。
その名も「カサブランカ」! 一本350円、です。

たっぷり入ったお徳用!デーツ(ナツメヤシの実)500g入り
そうそう、デザートにデーツ(ナツメヤシの実)もいただきましたっけね。

デーツ(ナツメヤシの実)120g入り
お手軽に袋入りも買えます(504円)



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「レバノン料理の会」レポート

6月24日午後一時より、レバノン料理の会を行いました。

参会者の方の中には「都合で30分遅れますが」などと、ひどく気にして事前に連絡を下さる方もいらっしゃいましたが、基本コンセプトは「アラブ式」。
30分遅れは、はっきり言って「定刻」なのでありました。

一時スタートながら、その10分前、会場はなんとなくまだ設営中。
面倒くさいこと、格式ばったことは嫌いなので、とにかく来た人は好きに飲みものをオーダーして、店のあちこちで適宜飲みはじめてもらいました。

でもまあそのうち一時をすぎて、適度に人も集まったので、適当に好きなお席についていただき、各自でお店の人をつかまえて飲み物をオーダーしてもらい、テーブルにセットされたものは、好きにつついてくださいな・・・というアバウトさです。

尚、記録係として張り切ってデジカメを持って出かけた私ですが、きっぱりと撮影を忘れ、思いだしたのは皆さん帰られてテーブルが片付いたあと(→嗚呼、ダメ人間)。
でも、優しい参会者の方が写真を提供してくださり、プラス夫が以前に現地で撮ってきた写真も交えてご紹介します。

こんなに真面目に写真を出すのって、『ほにゃらら』はじめて以来かも知れない・・・。

まずは冷菜。
生野菜、ニンニクソース、ホンモス(ヒヨコマメのペースト)、ババガヌーク(ナスのディップ)、タッブーリ(パセリのミンチサラダ)、三種のチーズの盛り合わせ・・・といったところが並びます。

これをホブス(パン)で拭うようにして、食べます。

ホンモスホンモス(当日写真:四十朗様御提供)
中東ではヒヨコ豆をよく食べます。茹でただけのものもあるけれど、人気はやっぱりそれをテヒーナというゴマのペーストと合わせたもの。
健康的です。




レバノン料理 タッブーラ
タッブーリ(ヨルダンにてオットが撮影。写真手前)
これも中東界隈ではよくあるスタイルのサラダ。イタリアンパセリを細かく刻み、トマトやきゅうりと混ぜます。レバノンの場合、ブルグルという引き割り小麦を混ぜ込むので、ちょっと面白い食感になります。

この写真では、左側ににんにくソースがありますが、この日はクッベ・ナイという、生の羊ひき肉のお料理に乗せてもらいました。

レバノン料理 クッベJ
本日のスペシャルのひとつ、クッベナイの写真はナイ・・・ということで、夫が現地で撮影して来たものを・・・(テーブルの奥のほうにあるものです)。

この日は、にんにくソースを上にのせてもらいました。



これを出す出さないで、シェフのジアード氏と大激論。

「日本人はこれ、嫌い、食べない!」
「でも、私と私のだんなさんは大好き! 食べる!!」
「アナタとアナタのだんなさんは普通の日本人でないよ」
「いいから出してちょーーーーだい!!!」

結果、皆さん美味しい美味しいと、ほぼ綺麗に無くなり、ジアードさんがびっくりしてました。

この料理は、単に羊の挽肉を出すのではなくて、香辛料を混ぜ、タッブーリと同じようにブルグルを混ぜ込みます。
結構手のこんだ料理なのです。

この会をやったのは、これが食べたかったから、と言ってもいいくらいの大好物。
ああ、シアワセ。

チーズ盛り合わせ三種のチーズの盛り合わせ(写真提供:四十朗様)。
ここは美味しいアラブのチーズを出してくれます。

他にも、唐辛子の漬物とか、ちょこまか色々。
少しはレバノン料理の食卓に近づけたかなあ、と思います。




続いて、温菜(まだ前菜です)。

サンブサックアラブの料理はどこもそうですが、レバノン料理は特に、温かい前菜にパイが色々出てきます。
写真は、ミートパイと白チーズ入りのサンブーサというパイ。
他にも数種類パイが出ました。500円玉よりひとまわり大きいくらいの、可愛いパイです。

あ〜、みなさ〜〜ん、これからがメインディッシュですから〜〜、というと
「ひゃー」「えーー!」の声が上がります。

シシケバブ(by ramurinさん)(写真提供:ramurinさま)これは外せない!
シシカバブです。今日は羊肉のミンチを焼いたもの(コフタ)と、チキンを焼いてもらいました。

ワタシ、実はチキンのケバブを美味しいと思ったことは余りなかったのだけれど、これは別格。微妙な香辛料と鶏の処理がよいのでしょう。
さすがは名シェフ、ジアードさんです。



ケバブ(四十朗さん)(写真提供:四十朗様)ケバブのクローズアップ!
美味しそうでしょう・・・ふふふ。






そしてっ、本日の主役、羊の腿肉丸焼きのピラフのせ登場!

下ごしらえが丁寧なのか、普段日本で食べる羊の焼肉とはまるで違う食感、匂い、味・・・でも・・・スミマセン、写真がありません。
皆様、想像力をフル回転させてくださいまし・・・。

このあと、デザート二種。
この日は、アラブの家庭にでもお邪魔しなければいただけない、できたてのコナファというお菓子に、マハラベイヤというミルクプリン。

コナファというのは、現地で食べると「シュガー・ボム」といってもいいくらい、べとべとの砂糖漬けで、奥歯からこめかみに痛みが走るほどベタ甘いものだけれど、これはワタシ、お代わりしてしまいました。

マハラベイヤは、ローズウォーターの入ったミルクプリンで、脂っこいお料理のあとには口がさっぱりしてするりと入ります。
バラ水は消化整腸作用があるそうで。

映像・・・くうぅぅう!!
スミマセン・・・。

最後の締めは、カルダモンの入ったアラブコーヒー、続いてトルココーヒー。
シーシャ(水タバコ)をぶくぶくと吸うと、お腹一杯でまったりとろりんとします。

かくして、あっという間に三時間半ほどは瞬く間にすぎてしまいました。

ご参会いただいた皆さん、ありがとうございました。

楽しいお話が色々で来て、美味しいものを食べて、大変よいエネルギーをいただきました。

懲りずに二回目は・・・マンサフかな?!


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あ〜美味かった・・・と、一人で満足しているダメダメ主催者・・・


何度か出してますが、興味のある方はこちらをご参照ください。

Foods of the Lebanon
A Taste of Lebanon: Cooking Today the Lebanese Way


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June 10, 2006

レバノン料理の会にご参加申し込み、ありがとうございました

6月24日(土)に開催決定しておりました上記の会、定員を上回るご応募をいただきました(27名様)が、なんとかなりそうですので、皆様ご参加いただけるようになりました。

日程が合わない、すでに予定が・・・などと、残念メールもあちこちからいただき、アラブ料理への関心が高いことに驚きながらも、大変嬉しく思っております。

会費の支払いなど、諸事項については、ご参加希望をいただいた方に直接ご案内させていただきます。

当初はいったい何人集まるものやら・・・とおそるおそる数箇所でご案内をしたところ、100以上のレスポンスをいただきました。

今回参加できなかった皆様、申し訳ありませんでした。
次回開催できるよう、まずは今回を楽しい会にしたいと思います。

以上、ご報告まで。

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後は美味しいものを食べるだけです! 喜びOR嫉妬のワンクリックをどうぞ〜。

lebanonレバノンにてオットが撮影(食べたのも彼だけ・・・きーー)

Talakik


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June 07, 2006

レバノン料理の会 続報

告知以来三日。
定員20名をすでに超える事態となってまいりました。
本人のんびり構えていたので、嬉しい悲鳴を上げております。

何とか皆様のご希望に添えるよう調整をいたしますが、とりあえず、お申し込みはお早めにお願いいたします。

また、サーバーの問題か、メールが戻ってくるケースもあるようですが、その場合は時間帯を変えて再トライしていただけますと、通ったりします。
手元にいただいたメールにはすべて返信をしておりますので、万一メールを出したが返事が来ていない、というようなことがありましたら、コメントの書き込みで結構ですのでお知らせください。

今回は日程の関係で、出席できない方も多々おられたようで、恐縮しております。
またの機会を是非設けたく思います。

ともあれ、締め切り10日としてありますが、お申し込みは是非お早めに・・・。

以上、経過のご報告まで。


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意外な人気にびっくりくりでやんす。

ハーブの故郷紀行レバノンはじめ、地中海各地のハーブのお話。

レバノンレバノン国旗。古代エジプトの時代から珍重された、レバノン杉が描かれています。



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June 04, 2006

本格派ギリシャのジャンクフード?!『ギリシャ・コーナー』伊勢佐木町オデオン

Odeonというのはパリやロンドンので有名ですが、こっちは伊勢佐木町。
語源的には、古代ギリシャの小劇場のことらしいから、別にギリシャの食べものがあっても・・・というのは、あとからのこじつけ。

ある日、伊勢佐木町オデオンのあたりを歩いていると、体内の食欲コビトが何事か騒ぎ出す。
フンフンと鼻が反応している。

ふ、と気づけば目の前には、そのまんまギリシャなスブラキ&ジロのスタンドがっ!!

実は、オットの仕事の関係で、昔アテネ郊外にも別宅があった。
私はカイロでべったり働いてるんで、オットは月半分アテネ。

で、たまに遊びに行くと、まず空港から一直線に走るのは「スブラキ屋」。

要するに、ギリシャ風の「豚串」だけど、豚がダメなカイロ在住者には夢のように美味しいジャンキーさだったのですよ(?)。

ギリシャのGYROS勿論、大串グルグル系(*注)だって、ポークだし。
ヨーグルトのソースとかかけてくれる。

*注:トルコでドネル、エジプトでシュウェルマ、ギリシャじゃジロスといいます。

最近は街角でわりとよく見かけるようになったけど、いまひとつ食指が動いたことはない。
でも、なぜかこのときだけは、スタンドの前でしばし立ち尽くしてしまいましたよ。
まるで不審者。



Greek Cornerのメニュー近寄るとメニューに「スブラキ」とかかいてあるし!




ギリシャ・コーナーGreek Corner看板は、日本語と英語。
どっちが本当?







平たいピタパンで包んで、油紙で巻いてくれるところも現地式。
横のガラスケースには、バクラヴァ(超甘い菓子)、ムサカなど、次々500円玉を礫のように投げたくなるアイテムも!
わ?、タラモサラダだって・・・懐かしいなあ。

まあ、一個500円だから、そう安くはないけれど、結構懐かしい味がしました。
で、店のお兄さんに「ギリシャの人なの?」ときいたら、
「トルコです」と。

「ギリシャ人は敵じゃないの?」
「でも、日本人も中国や韓国と働く。同じことね」

鋭いことをいうなあ。

ついでだから、桜木町駅前から突然消えた、トルコ料理屋『Troy』の事を聞いてみたら、やっぱり「諸般の事情」で閉店とやら。
オヤ、それはそれは・・・。

尚、ここは『オリンピア』という関内にあるギリシャ料理店の出店だそうで。
そりゃまあ、本格的なはずだ。
その他『Athens』『Zorba』というバー系の店も同じギリシャ人のオーナー。
http://www.athens-yokohama.com/
あ、実物ですか・・・?
え〜と、食べちゃいました・・・すみません。

ただここ、お持ち帰り専門で、イートインのないのがちょっと寂しい。
あのあたりじゃ、暢気に座って食べられる公園なんぞもないから、
家まで我慢の子のワタシでした(健気な姿を思ってください)。

帰宅後、ニコニコと「常備品」登場!

お気に入りのフェタ・チーズ!(冷蔵庫常備)
アテネのチーズ【フェタ・チーズ(200g)】

ギリシャの国民酒、ウゾ!
ウゾ12 40度 700ml水をいれると白濁します。アニスの香りがするちょいと独特な酒。

本店のほうにも行ってみなくちゃいけないですね・・・。

ちなみに、ギリシャ料理自体は、トルコやアラブの料理に似ています。
豚を食べる、というのは大きな違いだけど、いわゆるヨーロピアンよりは
アラブ系だとおもう。


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ワンクリック、パラカロ!



ギリシャ

ギリシャを知る



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June 03, 2006

『レバノン料理の会』開催決定

以前ご案内した上記の会を、本当にやることになりました。

詳細は以下の通りです。

日時:6月24日(土) 13:00から・・・夕方くらいまで(食べつくすまで?)
場所:レバノン料理『アル・アイン』
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/23974.html

会費:5000円(フルコース料理、食後のお茶・コーヒー付き)
飲み物:各自払い(いわゆるCOD)
定員:20名

備考:食後にシーシャコーナーを設ける予定です。
一人500円。

お申し込みは、すでに各所から参加希望の声をいただいておりますが、改めて『メールにて』以下宛に参加申し込みを送ってくださいませ。
お手数で恐縮ですが、ご協力をお願い申し上げます。

ARIMA0831*DRAGON.LIVEDOOR.COM
(*注:全部半角小文字になおして、*は@にしてください・・・面倒くさくてすみません)

その際、必ず、お名前・ご住所・電話番号とeメールアドレス(携帯不可)をお書き添えください。
また、グループでの参加の場合は、代表者様のみでも結構です。
その場合は、できれば同行者の方のお名前だけでもお知らせください。

申し込みの締め切りは6月10日、会費払い込みは19日までとします。

参加者がそろったところで、10日以降に皆様に確認のメールご連絡をいたします。
また、食事分5000円の参加費は、恐縮ですが「前払い」となります。
メールでご確認の際、振込先などもご連絡いたします。

なお(まさかもしかしてひょっとして)定員を超える場合は、抽選を行い、キャンセル待ちとします。この辺はまったく状況が見えないので、改めてご報告いたします。

ランチに5000円は高い!という声はありますが、完全に現地式特別メニューのの食事会です。
内容はディナーと同じですので、お腹をすかしてきて、元を取ってください。
普段食べられないようなものも出してくれます。
メニュー詳細はシェフのジアードさんと相談中。

今回は「フルコースでレバノン!」というテーマですが、うまくいったら「モロヘイヤ大会」「ヨルダン名物マンサフの会」など、次の企画も考えています。

アラブの料理は本来大勢で食べるもの。
特別メニューのフルコース、というのは得がたい機会になるかと思います。

動機は、なんていっても「自分が食べたいから」です。

尚、参加申し込みについては、くどいようですが「メールのみ」です。
感想や単なるコメントは通常通りバシバシ書きこんでいただいて結構ですが、参加申し込みについては無効とします(・・・ていうか、自分の住所氏名電話番号にメールアドレスをコメント書き込みする人、いないと思いますが・・・)。

面倒くさい手続きで恐縮ですが、どうぞ皆様お誘いあわせの上、ご参加をお待ちしております。

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みんなでガバガバ喰いまくりましょうっ!


Lebanese Food
A Taste of Lebanon: Cooking Today the Lebanese Way


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May 25, 2006

伊勢佐木長者町『アル・アイン』 レバノン料理の会を企画中!

アル・アイン
最寄駅:日ノ出町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:エスニック一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円?5,000円
用途:夕食


友人らと三人で出かけた。
三人集まるというのは、この店の場合大事なことだ。
なぜって、ここの店では中華以上に、人数が多ければ多いほど、いろいろな美味しいものが食べられるからだ。

「なぜ最近来ない?!」とシェフのジアードさんに叱られ(?)たが、なかなか連れが見つからんのですよ。わかってね。
「来ない。罰金一万円よ」

なぜかジアードさんは何でも「罰金一万円」なのである。

同行したのは、中東関係の仕事をしているけど、あんまりまともに食べたことはない娘と、横浜西口某所の某羊肉専門店のマスター。

ディップ系の前菜盛り合わせ、タッブーリという野菜のみじん切りサラダ、たまたま今日はあったという羊肉の燻製薄切り(激ウマ)。
そのあと羊肉の炊き込みご飯にコフタという串焼きのミンチ肉をいただく。

ビールのあと、中瓶のアラック一本。
これがKSARAKという高級品で、食事はがんがん進む。
KSARAという、ワインで有名なシャトーが作っているアラック。

「これって強いんですか?」と、連れの某店マスター。
「たいしたことない。50度ちょっとね」

食後にまったりとりんごの香りのシーシャ(水タバコ)をふかし、トルココーヒーを飲む。
デザートは、バラ水の入ったマシュラベイヤ(ミルクプリン)。
バラ水には消化整腸作用があるそうで、確かに口がさっぱりする。

ここの場合、単品だと量が多いので、このくらいでもうお腹いっぱい。
こういうとき、予備の胃袋がほしいと痛切に思う。
アラブのほうでは、基本的にフォークやナイフでなく、ホブスというパンで巻いて掬って拭って・・・というように食べる。
だから、ホブスを山ほど食べることになるんだけれど、これがしばらくすると、お腹で膨らむのでありますよ。

ついでにミントも付け合せに山ほど出してくれる。
ホブスともどもサービスだ。

一人5000円。
安くはないけど、リーズナブルだと思う。

しかし、人数がほしい!!

と、いうわけで、ここ『アル・アイン』にて、レバノン料理の会を本格的に企画することにしました。
10人集まればかなりいろんなものが食べられるはず。
6月下旬(給料日あと)の週末、料理のみ一人4000円?5000円でやります。
お酒については、飲む人だけがCODにするか、割り勘にするかで考えようか、と。

まだ思いつき段階ですが「行く!」という方は是非コメントに書き込みを。
大体人数見えたところで、詳細決めたいと思います。

まず第一弾は「本格レバノン料理フルコース」で、うまくいけば「エジプト名物モロヘイヤ・スープ」、「ヨルダン名物羊の丸焼き(マンサフ)」など、普通あまり簡単に食べられない料理を大勢でむさぼり食らおう、という、要するにエゴイズム丸出し(自分が食べたいだけ)の企画ではあります。

ついでに、アラブ圏の諸分野に詳しい参加者にも「講師」として参加していただこう、とも思っているけど、誰か来るかなあ。
二人はほぼ確定。
誰って?
ワタシとワタシの亭主(訴求力ゼロだな)。

あ〜ん、マハシが、モーザが、レアーシュが食べたかったよう(しくしく)。


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 マサヤ・セレクション・ブラン タナイル・プロパティ
シャトー・ケフラヤChateau Kefraya
レバノンのワインをどうぞ!



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May 23, 2006

アフガニスタン料理『神田カブール食堂』

神田カブール食堂
最寄駅:竹橋 / 神保町 / 小川町 / 淡路町 / 新御茶ノ水
料理:エスニック一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円?5,000円
用途:夕食


私のブログはもうひとつあって、こちらは中東事情などを中心にしている。
こちらに上記レストランの紹介を出したので、関心のある方は以下記事をご参照いただきたく。

http://arima.livedoor.biz/archives/50481458.html

これは友人の取材にくっついていったので(理由はどうあれ)、
「取材&写真撮影タイム」があった。
お預けを食っている間、単にお座りしているのも犬みたいだから、写真を撮った。
だから珍しく写真がたくさんUPされている。

とりあえず、このレストランについてのコメントだけ簡単に言ってしまうと、
料理は悪くないから、特にランチなどよいと思うけれど、
「アフガニスタン料理」というもの自体が、アラブ圏で究極の美食、というイメージがないので、ひっくり返るほど美味なものではない、というところ。

でも、値段はリーズナブルだし、基本的には若干インド・パキスタン寄りながらもアラブ料理だから、この辺の料理に関心のある人には面白い店だと思う。

オススメは「カライイ」という鍋煮込み。
カライイというけど、辛くはないですよ・・・おあとがよろしいようで・・・。


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アフガニスタンガイドブック―シルクロードと深夜特急の十字路




エキゾチックなパン―エジプト、トルコ、イスラエル、チュニジア、中国、インドなどの珍しいパンのかずかず


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April 09, 2006

ケバブログ?

日本の国際化というのは、ここまできている。
日本人の諸々異文化の咀嚼力は、結構偉大なもんがある!!

と、驚きました。

親ブログの『中東ぶらぶら』で記事を紹介してもらってしまったのです。
以下参照。
http://donerkebab.blog58.fc2.com/blog-entry-56.html

こんなのもあるそうです。へーー。
http://donerkebab.blog58.fc2.com/blog-entry-53.html

サイトのその名も『KEBABlog』http://donerkebab.blog58.fc2.com/

HPもあります。
公式サイトです。
秋葉原がこのようになっていたとは、知りませんでした。
http://www.kebab.co.jp/

靖国の屋台のは、ちょっとどうも・・・な感じでしたが、今度アキバにいったら食べてみよ。

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