新宿

March 24, 2010

南新宿『イル・ペンティート』でローマ風ピッツァ 〜そして大酒・・・〜


まだまだ春遠き某日、アパ経女史と都内で夕食、ということになった。

「そんでは都内で一番うまいピッツァ(当社比)でも喰いましょう」とアパ経。
「ふうん。まあいいよそれで」と、特に深い感興もなく返事をしたら
「今アナタ『ふふん、なんだピザ屋か』と軽く馬鹿にしましたね」と。

うぬぬ、確かにまあそうなんだけど・・・

「ワタシも実はピッツァに愛着はないんだけれど、この店には結構やられているのだよ。
ま、お楽しみに・・・」

イタリアを実によく知るアパ経が、そこまで言うならばウマイのだろう。
彼女的「当社比」は、ある意味絶対値と言ってもよい。
なにしろ元コルシカ・マフィアだからな(嘘)。

店は「南新宿」なる場所にあった。
代々木からちょっと歩いた辺りだ。
そんな駅があることすら知らなかったが、周辺は住宅地らしい。

で、店に入ってまずはプロセコを一本飲むことにする。
ここで「とりあえず一本」になってしまうのが、ワタシと彼女が二人でメシを喰う時の恐ろしさであろう。

このプロセコ、記録がないので名前がワカランが、しっかり腰のある辛口なのに、なんともフルーティーでステキな一本だった。
まずは気分よく、泡で気持ちを弾けさせつつ前菜を喰らう。


南新宿ピッツァ 006

とりあえず、ハムかサラミみたいなもんに葉っぱを載せて、さらにその上にパルメジャーノを乗っけたモン・・・というところくらいはわかるだろうか?
ただでさえ暗い店内、携帯でなにか撮れると思うのが間違いだとは思うけど、ご参考までに。

この写真ではとうてい伝わらないところだが、この一皿が実にウマカッタ。
下に敷かれたサラミとモルタデッラは言うまでもないし、厚めで大振りのパルメジャーノも素材が良いから当然うまい。ここまでは日本でもそう珍しくはないが、この間になんとなく敷かれたサラダが実によいのだ。
各種の青菜が香りや食感も様々に混じりあって、それがいいオリーブオイル+塩コショウに酢でさっくりとコーティングされている。

こういうのって、日本のイタリアンじゃ案外ありそうでない一品だと思う。
ワタシにとって、イタリアで普通に食べられるウマイもので、他のところでは食べられないものの筆頭が、実はごくフツーの「青菜のサラダ」なのだ。
なんとも安く貧しいイタリア料理体験ではあるけど、山ほどのパスタや肉魚なんかが出る前に「はいよ」と出てくる、味の濃い野菜がザックザックと混ぜ合わされただけのサラダが実に好きだった。

日本のイタリアンて、実は世界でイタリア現地の次にうまいんじゃないかと思っているのだけれど、サラダの部分だけはどうも今ひとつ伝わってきていない印象。
何故だろう。

この店のこの前菜は、サラダだけじゃなくて下にサラミなんかもあるから、そこそこいい値段ではあったけど、こんなのをつつきながらピッツァを待つのはなかなか楽しい。
量は3〜4人分はガッツリある。

そもそも、この店はピッツァが出るまでに時間がかかるので、まずはこういうもんを頼んでおくのが正解らしい。
横では見習いの坊やが親方に思いっきりどやされたりしている。
こういう風景、日本的にはダメなんだろうが、イタリアではよくあったような気がするな・・・。

そう、店内の雰囲気も、客がみんな日本人でなければ「ローマのどこか」と錯覚しそうだ。
テーブルの間がとても狭いけれど、天井が高いので、意外に隣の話し声なんかは気にならない。


南新宿ピッツァ 005

そしてピッツァ登場。
これはカラスミと青葱のビアンカ。

見ての通り、極薄焼のローマ風だ。
カラスミの香りが熱とともにブオンと立ち昇って、思わずプロセコが空いてしまった。
なんだピザ屋か、とか思ってスミマセン、とアパ経にとりあえず謝ってみる。

生地はパリッとしていながら旨味があって、カラスミの香りをしっかり受け止めて殺さない。
ナポリ風のモチモチ分厚い生地もアレはアレでいいものだけど、この薄さに籠もった味はまったく別のものなのだった。

同じピッツァでも、ナポリ風とローマ風では、うどんとそばのような違いがあるもの、なのかもしれないな、と思う。

さてプロセコの次だけど、ここは本当なら白ワインなんだろうが、白の代わりにプロセコを飲んだんだし、赤も軽い軽いヤツならば案外良さそうだ・・・

南新宿ピッツァ 004

と、いうことで、赤一本追加。
渋みのほとんどない、軽い飲み口だから、軽やかにスルスルと喉を滑り落ちてゆき、みるみるうちに一本飲んでしまったぞアラ不思議。

しかし、ピッツァはもう一枚頼んでしまったし、まあ余ったら持って帰ればいいじゃんか・・・とか何とか言いながら・・・

南新宿ピッツァ 002

白を追加。
今度はちょっとしっかりしたヤツを頼んでみた。


南新宿ピッツァ 001

ほんのりうっすらとピンク色。
お花見用なんかにも良さそうなワイン。


南新宿ピッツァ 003

二枚目はトマトソースでフンギ(マッシュルーム)。
香りがコレマタ素晴らしい。
うふふ、あはは、やっはっは♪

と、そりゃまあワイン三本目となれば、二人ともいいゴキゲンなのであったよ。

そういえば、時間制限ありで2時間一本勝負!とアパ経は言っていたけど、元気よく飲んだくれる姿に怖れをなしたか、どうも見逃してくれたようす。

実はアパ経に「ピッツァ以外のものには期待しないように」と言われてきていたのだけれど、確かにサービスが早い店ではない。
いい気分で飲んだくれていたから、それほど気にはならなかったが、あとで調べたら色々と突っ込みどころはあるらしい。
腰の低い丁重なサービスが売りものの店、ということではなさそうだ。
あと、薄焼きのピッツァとしてはそこそこいい値段。

でも、これだけのピッツァはなかなかないと思う。
パスタを置かずに、ピッツァだけで勝負している、その意気は素晴らしいし、それに見合うものが出てくる店だ。

サービス行き届いた店で穏やかに穏やかなものを美味しく召し上がりたい向きには、絶対にオススメしません。
でもワタシは横浜からわざわざ足を伸ばしてでも、是非また食べに来たい。


イル・ペンティート ( 南新宿 / ピザ )

★★★★4.0
powered by livedoor グルメ

尚、食後はついついグラッパまで飲んでしまったのだった。
こんなに飲んだのは久しぶりだったよ。



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ズビズバな鼻は緩やかに回復途上。たのむからこのまま治ってクレ。


メルロ[2008]ラヴィスMerlot 2008 Lavis
メルロ[2008]ラヴィスMerlot 2008 Lavis

この日の赤と同じシリーズのワイン。ピノノアールはすでに売り切れだった。
残念!



チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)
著者:惣領 冬実
販売元:講談社
発売日:2006-10-23
おすすめ度:4.5
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まだ新刊が出ない・・・!



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July 13, 2008

新宿『赤ちょうちん』でモツスキーな夜♪ 

6月某日、風邪がなかなか治りきらんので、ここいらで一丁イキオイをつけるべく
友人と新宿『赤ちょうちん』へ!

前回同様、同行者はアパ経@怪鳥イグアス・モツスキー。
たまの逢瀬で惜しみなく生肉を奪い合う仲だ。

尚、もう一匹のケダモノ仲間翌日登板することになる。

実はこの前夜、横浜市内の某ドイツ料理店で とも2さんとレバーヴルストなんかを
喰っていた。
レバークネーデルズッペ(レバつみれのスープ)も絶品だった。
たぶんドイツ国内で食うよりはるかにウマいと思われる。
ご紹介したくってたまらないのだけれど、お店の方針でブログなどの掲載はNGなのだ。
スミマセン。

まあそんなこんなわけで、特に深く考えもしなかったが三日連続モツスキーな夜を
過ごした次第。
モツ、結局風邪に効かないな・・・というよりは、夜遊びしながら風邪を治せる年じゃないってことね、もう・・・。

さて、店内に入ると怪鳥アパ経が既に飲み始めていた。
いきなりゴングを鳴らそうとする手を押し止め、今回は「病み上がり(だと思い込んでいた)」故に必殺ナイアガラとか秘儀イグアス悪魔の喉笛とかは自粛するように、と申し入れる。
要するに、皿から口にザバーーーンと流しいれるような無茶喰いはしないでくれろ、と
お願いをしたわけである。

今回は平和に静かに美味を嘆賞いたしませうねえ、とかなんとか。

モツ煮まずはビールにモツ煮込み。
ほんの一口で月+旨が炸裂する。
お持ち帰りが許されるのならば
ひと鍋買って帰ってモツ煮丼にしたい!
・・・とこれがワタシの
ささやかな夢であったりする。
このお店、お持ち帰り不可なので
はかない夢ではあるが。

何しろ生で食べられるモツを出す店なので、塩で煮込んだものだってそりゃあウマイに
決まっているぞ。
煮込んだスープは「月旨」でとろりん。
「病み上がり(のつもり)」だから、この栄養価は是非ワタシがワタシがワタシがっ!
と主張したら「よござんす。どうぞ」と大人のお返事だった。
へへ、ありがと♪

モツ刺し















定例ではあるが、二番手は当然モツ刺し。
今日は忘れず「タレ別」にて。
この店の場合モツ自体に臭みが全くないので、辛味噌ダレと混ぜくってしまうと
せっかくの各種モツの、実は意外と微妙な味や風味が飛んでしまうような気がする。
もちろんタレもうまいので、ちびちびと一切れにちょっとずつ付けて食べるのが好きだ。

いつもと変わらぬプリップリのピッチピチ。
ハツ、チレ、レバ、ハラミ、コブクロにセンマイ、ミノなど。
何度来て何度食べても、不思議なオドロキがある。
臓物ってどうしてこんなに豊かな味わいが多彩なんだろう?

ナマモノ















怪鳥イグアスとモツ刺しを指差して、けっけけけと無意味に笑ってみたりする。

虎この店でしか見たことがないのだが
出来ることなら自宅に常備したいマッコリ。
ほんのりとした甘さがモツにぴったり。
口の中でシュワァ、と軽く薄く弾ける。
生モノには生モノ。
怪鳥イグアスもおとなしくなっている。
毒は毒をもって・・・(いや、ははは)


チレ玉チレ玉







生モノが足りんのでチレ玉を追加。
チレは脾臓だそうで、レバよりちょっとこりっとした食感と、ジューシーな血の気(?)
がステキなのだ。
これを玉子の黄身で和える。
ガシガシかき混ぜて和える。
胡麻油の香り、葱の風味が入り混じり混ざり合って、さっきの刺しとはまた違う世界だ。

はぁ。うっとり。
皿に残った汁などがもったいないので、突然自分の取り皿へと「ナイアガラ」する。
「・・・・・」と軽い怒気を含んだ目つきでアパ経に睨まれたが、具合が悪くて
気付かぬフリをした

きゅうり
箸やすめに胡瓜のサラダ。
胡麻油がきいているがくどくはなくて
一見どうってことないのだが
生肉のお供にステキだ。
ああ、なにを頼んでも美味しいなあ・・・♪



大腸炒め















今日はまだゆっくりできるので炒めものを、とホルモン炒め。

月旨・・・・・・!

蕩ける脂がなんともたまらない。
ここにちょいと絞ったレモンの酸味が脂肪をリセットしてくれるのだ(妄)

本当は一度数名で来て「炒め盛り合わせ」を是非食べたいのだけれど、単価も量的も
ちょっと厳しいので未だ果たせていない・・・ああ、いつかはきっと・・・!

センマイ炒めが脂濃厚だったので
さっぱりとセンマイも。
タマネギがちょいと乗って
盛り合わせとは少し違った
ひと手間がかかっている。
センマイはときに
歯触りが微妙にキュウキュウするが
処理が抜群なのか全然気にならない。

赤ちょうちん 
採点:★★★★★


さすがは人気の老舗で、今日も満員御礼。
出かけるときは予約を忘れずに・・・。

モツスキー一族ならば、間違いなくヨロコビに泣けるお店だ。
ああ、なんてスバラシイ・・・と、マッコリ後焼酎を飲んだくれた二人は
夜の新宿二丁目で飲みなおして帰りましたとさ。


ランキングバナー人気blogランキングへ ワンクリック、モツスキー。
教訓:モツを山ほど喰っても、風邪は治りません。医者に行って蟄居養生のこと。



がんがん焼肉もりもりホルモン (ちくま文庫)

著者、横浜国大の卒業生だそうで、横浜の店もけっこう出てきます。

ホルモン奉行

ついタイトル買いしてしまい・・・ちなみに「解放出版社」の刊行です。

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November 07, 2007

『隋園別館』はウマイ 〜タッグ戦、乃至は合コン??〜

隨園別館
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:北京料理 / 中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


生モツ喰い一時間一本勝負、ゴングが鳴って次のリングへ向かう。
ゴングとは正確に言うと、いぬわんクンから飛来したメール着信音であった。

「もう着いた。先にヤットルでぇ〜」

この日の第一戦会場もとい『赤ちょうちん』が8時以降満席でさえなければ、ここに挑戦するタッグを呼びつけて勝負を挑みたいところだが、二人分すら場所がないからしょうがないのだった。

次のリングは『隋園別館』である。
アパ経ともども、極上生モツなどで炸裂発火するアドレナリンに、生ビールマッコリ焼酎お湯わりなどのアルコールをどぼどぼ注いで、心はこれよりないほど高揚している。
秋の終わりの夜風が心地よい。
要は酔っ払いである。
あ〜あ。

「生モツの次は、すっぽんスープ・・・」と、決戦への誓いを新たにする。
ここの湯類が大好きで、久しくご無沙汰しているのだが、とりわけすっぽんス−プが大好物なのだ。
今宵こそは!

到着すると、いぬわんとお友達のカトAさんが、既に蒸し鶏を突付いていた。
挨拶もそこそこに箸を伸ばす。


蒸し鶏ここの蒸し鶏は初めてだが
こんなにうまいのなら
もっと早く食べればよかった。
鶏自体もうまいが、
クコの実などの中華系香草が効いた
ソースが紹興酒を誘う。


豚と河粉河粉はビーフンのお祖父さんの
細い褌のようなもの・・・
というか、キシメン状のビーフンだ。
たぶんどこかで食べているとは思うが、
「うにゃおうん」とお口が歓ぶ。

春雨のチュルチュルした食感にモチモチした歯応えを加えた感じ。
これだけでも楽しいが、薄甘くて香の良い胡麻だれに溶き辛子が入って、胡瓜に細切り豚の炒め物と和えてある。
繊細ではないが、素朴にうまいものがキッチリうまく皿に載っている。
思い出しただけで、新宿ライナーに飛び乗りたくなる旨さだ。
こういう注文は一人ではしないので、注文したワン大人をちょっと尊敬する。

このように、酔っ払いを一瞬なりとも正気にする一品なのだった。


羊串水餃子





おなじみの羊串。
ここの羊は上品で臭みがないのに、噛めば旨みがしっかり溢れる。
横浜『延明』のちょっとジャンクな羊串も大好きだが、またこれは別物で嬉しい。

この店にくれば食べずに帰れない水餃子も!
ムッチリしっかりした皮が、ブリブリの肉団子を包んだ異形の水餃子。
昔ここで食べたものは、覚えている限りまるで違う姿形のもので、最初に見たときはちょっと驚いたが、これはこれでクセになる。
昔の姿をちょっと懐かしむところはあるのだが、ああいうものは他所になくもない。
滅多にないから、ちょっと寂しい気もするけれど。
日によって多少当たり外れがあるらしいが、今日のは大当たり。
はふはふがふがふ喰らいつくのだった

ところで、この店は巷で聞くところによると「サービス悪い」のだそうだ。
この意見が不思議でたまらない。
面子を変え、特に特別顔を覚えられるほど通うわけでもなく、たまに行くだけだ。
何か気の効いたものを山ほど注文するわけでも大枚をはたくわけでもないのに、何か頼むとたいそう親切に対応してくれるのである。

この晩はオーナーの張さんが、テーブルまできてくれた。
この夜に限ったことではないが、この張さんは結構各テーブルによく顔を出してくれるのだ。
そこで頼んだ「田舎風の野菜スープ」は、なんとも素朴だが滋味深いいい味を出していた。
賄い風といえばそうなのだが、雑駁な感じがしない。
胃の腑にしみる。
一口目は物足りないようだが、ついオカワリしてしまう。
胃も心も温まって、嬉しかった。
うますぎて、写真なし・・・。


豚バラサンドもう一品、いぬわんクンオーダーの
豚バラサンド。
今まで何度も来ているのに
ナニを食っていたんだワタシ?!
中華パン(?)に挟んだ
豚バラが蕩ける。
高菜のショッパスッパさが、蕩ける「月旨」のいいアクセント。


次回は絶対に、ここ一点責めでまた来よう、と決意を新たにするのだった。

ところで、こういう♂2+♀2の会合を、世間では「合コン」と呼んだりするらしい。
それにしまいまで思いも及ばないから、ワタシの生活には艶がないんだね、とあとで思った。

合コン、というアト出しジャンケンはワン大人の発想だが。
こちら参照。スープの画像もあり。

スープといえば、やっぱりすっぽんスープは惜しかった。
次回にぜひとも!


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ここで終わらず、まだ続くのだ・・・。


アントニオ猪木 21世紀ヴァージョン 炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~

遠くイノイキボンバイエが聞こえる夜だった。

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November 05, 2007

新宿御苑『赤ちょうちん』で生モツ喰いまくり 〜秘技ナイアガラ、炸裂す!〜

赤ちょうちん
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:ホルモン焼き / 焼肉
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


オットが出張で留守となる。
諜報エージェントでもあるアパート経営者(以下アパ経)より、速攻で「酒池肉林の夜」に誘われる。
半年振りの逢瀬。オット不在時の密やかな楽しみ・・・。

凄腕エージェントであるアパ経のおかげで、ワタシはオット本人より先に彼の旅程がわかる。
オット本人は「どうせ知ってるんだろう」と、これまた不精な態度になるのでちょっと困るがまあいいや。
やっぱり持つべき友は、優秀な「トラベル・エージェント」であろう。
うむ。

「酒の池」は当然文字通り。
「肉の林」については、前回以上にナマナマしく「生モツ喰らいまくり」だ。
うっひひひひ、と電話越しに交わす笑いもイヤラシサをエスカレートさせていく。

一年ほど前イヌ散歩して以来だ。
どれほど愛し焦がれても新宿は遠い。
なかなか行けない。
ああ、あのピチピチぷりぷり弾み輝く肉肌・・・へへへ、しゃぶりつくしてやるぜ、とヨダレが止まらないぞ。
をを、変態でなにが悪いんじゃあ!

ところが、前夜に予約の電話を入れたら「8時以降満席」だと!
えええええええええええ・・・と、半泣きでアパ経に話を振ると
「構わないざんす。そのあと『隋園別館』で喰いなおせばよろしい」と。

・・・・・あの、それ、一年前にいぬわんクンとお散歩したのと、まったく同じコースなんですがね・・・・・(呆)
なぜ、喰妖の類は、そろって考えることが同じなのであろうか。
ああ、やだやだ。

すると当日、イヌから別用でメール飛来。
ついでに本日的行動計画を自慢すると、なぜかその日は別のトモダチが新宿をお散歩させてくれるのだ、と。

モツは二人しか入れないけど、じゃあ8時に隋園別館な、と簡単に会合決定。
まったく、こういう決断だけはドーシテこうも早いのだろう。
だって中華に行くならば、二人よりも四人のほうが色々喰えて楽しいに決まっているではないか。
けっけけ。


赤ちょうちん何はともあれ、第一戦目。
会場入り口に「出世料理」と(・・・なぜ?)
6時45分からモツ喰い一時間一本勝負。
ゴングとともにアパ経登場。
生を一気にあおって戦闘開始だ。


マッコリいきなりマッコリ一本。
この店においてあるこのマッコリが
実にたいそう美味しいのだ。
とろりとうす甘くて軽く発泡していて
生モツによくあう。


モツ煮込みとりあえずモツ煮込み。
極上の生モツ装備の店のモツ煮込み。
ウマイに決まっているのだが、
それでも毎度毎度
「オイシイヨウ」とシアワセ溢れる。


モツ刺し盛り合わせ。
いつもながらピッチピチだなあ。
嬉し泣きしながらじっくりと
各部位ごとにそれぞれ違う
歯応え舌ざわり味わいを噛み締める。

じっくり・・・と、あれ・・・ヲイコラ!

アパ経、むっちゃくちゃに喰うのが早いのだ。
なまじの団塊世代ヲヤジも裸足で逃げ出すマッハの速度。
なぜ同じ年なのにアンタは戦中生まれなのだ?!
この妖怪がーーー!

「やーめーろーーーー!」と叫びながら必死にスピードを上げて追いすがる。
しかし、子供の頃から食べるのが遅くて親に叱られながら、結局そのまま中年になっちまったワタシ。
このオンナの皮をかぶったヲヤジと正面から戦おうなど初手から無理だ。


チレ玉このままでは悲しいのでチレ玉を投入。
ぴかぴかの牛の膵臓は
いかにも血の気たっぷりで美しい。
特製タレ、ごま油、ネギにニンニク
そして決まり手は玉子の黄身・・・

これをガッシガッシと掻き混ぜ合わせていただく。
単なる刺しでも十分うまいチレ。ねっちりと濃厚なレバ刺し、とでもいおうか。
これに玉子の黄身のこってり感が絡みつく。
ああ、もうたまらん。
たまりませんわ・・・

と、陶然となれば・・・ヲイッ、こらっ!!!

アパ経、思いっきり皿ごと持ち上げて、自分の取り皿に流し込みをかけているではないか!!

「必殺ナイアガラ!ざんすっ!!」

すかさず皿を強奪して、返し技はヴィクトリアっ!!
平和なはずのザンビア・ジンバブエ国境に内臓が降り乱れる。
ざーざーざーざー。

シビレ我に返って追加オーダー。
焼き物を一品、となるとかなり悩む。
悩んだ末の「シビレ焼き」
噛んだ瞬間、蕩けた。
肉も理性も。


マッコリはとっくになくなっているので、焼酎お湯割りを数杯オカワリしつつ。

このへんでゴングが鳴って、二人は次のリングへと向かうのだった。
次はタッグ戦である。

(つづく)


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やっぱりスバラシイ店なのであるよ。ああ横浜に支店を出してほしい。



そろそろ買い置きせにゃあ。ワンパック525円。



世界屠畜紀行

日本国内からアジア、果てはカイロまで。屠畜場イラストルポ(!)
版切れする前に買っとこう!な一冊。

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September 29, 2006

そして『隨園別館』へ・・・隋園水餃愛の行方について

隨園別館
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:北京料理 / 中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夜食


生モツを堪能し、なんだか未練を残しつつ『赤ちょうちん』を後にした。
外にでると、味覚はぴたりと『隋園別館』に向いている。
リードがピンと張る勢いで、イヌワンが先を行く。
「まだヤルぜ、オレはイケルぜ、ガフッガフッ」と、鼻息が荒い。

なにしろ「隋園水餃の真実を探る」という大命題が、先日以来重たくのしかかっている
(要は喰いなおしたい)。

ところが、店に着いたら、あのケンランゴーカなキンキラ電飾は落とされ「準備中」の札。

「あーーーーーーー!!!!」と二人叫ぶ。

そして、入り口の会計にドンと座っているオーナーの張本氏に
「水餃子だけでもいいですぅぅぅ〜〜〜」と拝み倒しに入ろうとすると、
張本氏「む?」という顔をしたのち、奥に向かって何事か中国語で怒鳴り、返事を聞いて
莞爾微笑的仏陀の表情。
我々のために、火を落として作業ストップしかけていた厨房を、タッチの差で強引に止めてくれた様子。

「どーぞ。今キッチン待たせたから、入って下さい」
ああ、後光がさしているぞ。

「でも、ラストオーダーですけど」
「勿論でございまーーー!」
 
座って即、水餃子(山盛り700円だ!)、羊串(二本)、空芯菜炒めをスバヤク注文する。
 
羊串は、東北料理らしいスパイスが効いて美味。
ちょっと塩が強いが、肉は悪くない。

「延明のと違うわんわん」
「あれはマトンでこっちはラムだにゃぐるる」

どっちがどっちというのは好みであろう。
でも、羊好きは一度食べる価値あり。
串一本はちょっと大振りの焼き鳥のような量。
 
そしてすかさず、感動の空芯菜炒め。
注文してものの数分で出てきたが、完璧な炒め加減だ。
ここの湯類は総じてうまいが、炒め物も抜群だ、と改めて思う。
しかも、たまげるほど早い!
 
そして、問題的水餃子(?)。

以前と確かにスタイルがちょっと変わったが、今回は茹で上がり具合もよく、汁気もある。
昔のスタイルに未練は残るが、これはこれで十分美味しい。
黒酢を頼むと、即座に小皿に並々ついで出してくれる
余計なサービスを頼んでいるのに嬉しそうですらある。
 
どうも前回ランチの際は、茹でてからすぐ出ていなかった模様。

確かに、餡が団子状に大きくなった。
皮もそれを支えられるよう、変わった様に思える。

でも、茹でのタイミングさえきっちりしていれば、これはこれで結構なものだ。
前回ランチで出てきたものは、どうもナニカしくじったようだが、まあいいや。
20余年来愛したものとは、かなり姿を変えたが、これはこれで新たに愛せよう。

しばらく逢わないうちに、太ったね・・・くらいの感慨だろうか。
若いころのことは、もう言わないでおくよ(・・・自分のためにも・・・)。

さて、中華街の『大珍楼別館』同様に、ここのサービスが悪いという声をよく耳にする。
確かに20年前は、中国本土の味とサービスを同時体験できるようなところだった。
皿もプラスチックの「安食堂」風な時代もあった。

しかし、時は流れて「普通にして十分以上」になったなあと、お店に行くたび思う。

上記の出来事をみてもわかるけれど、基本的に親切だし、スタッフも愛想過剰ではないが
きちんと対応してくれる。
今回は怒涛の様なオーダーだったが、ゆっくり食べるときにメニューの内容など尋ねると、日本語が不自由なスタッフは誰か呼びにいってちゃんと説明してもらえる。

日本語の問題はあるかもしれないし、実にざっくばらんで、言い様によっては「雑」と感じる向きもあろうが、必要十分以上なのは、過去5年以上変わっていない。
『大珍楼別館』同様に、うっとおしいほど愛想過剰な店より、こちらのほうが
居心地よいとすら思う。
 
しかも安い。
中華街の2〜3割安。
かなり本格的な北京料理で、だ。

この日は、生ビールも飲んで3,000円しなかった(二人で、だ)。

とりあえず、行き場をなくしかけていた、ワタシの「隋園水餃愛」は幸いに穏やかな蜜月を
迎えることができた。
ほっとする。

怒涛のように喰い終わってから、イヌワン氏馴染みのバーで終電までウォッカを流し込み、終電めがけて二人四つ足で新宿駅に駆けた(ウソです。二本足で歩きました)。

あ〜、喰ったクッタ・・・と思いつつ、帰りの電車で「すっぽんのスープ」を
忘れたことに気付く・・・嗚呼!

あ、詳しくはイ先生様的記録を請参照。
写真もあります(いつも人任せ)。


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近日中に第三弾も予定されているのだ。
散歩は続く。そこになにか美味そうなもんがある限り・・・。


マンガ 日本の歴史〈5〉隋・唐帝国と大化の改新

無関連書籍。

dancyu (ダンチュウ) 2006年 10月号 [雑誌]

今月号は「四川・上海料理特集」。お買い上げはお早めに(ついでだかやはり無関連・・・)。
黒酢酢豚のレシピつき。


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September 28, 2006

新宿『赤ちょうちん』 激ウマ生モツ求めて、わんにゃん散歩第二弾!

赤ちょうちん
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:ホルモン焼き / 焼肉
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


わんにゃん散歩第二弾。
今回は新宿二丁目突撃編。
場所は怪しげだが、なにやら旨そうな匂いのする店が山ほどあるのだ、この辺り。
横浜に移る前は、荻窪に実家があったので、20年以上前頃、よく徘徊していたエリアだ。

まず目指すは、激ウマなモツ刺しが看板の出世料理『赤ちょうちん』
移転後一度だけ行ったが、念願かなっての再訪だ。

ここはCPを考えても「御一人様」は辛い。
しかも新宿は遠い。湘南ライナーに乗っても遠い。
量や価格を考えると、やはり二人以上がいい人数なので「生モツ山盛り食い」をさせても
恨まれない誰かを、うまく騙して相方に連れて来なければならない。

と、いうわけで、いぬわんクンを引きずって出撃。
「オリは尿酸値が・・・」とかナントカ言っていたが、突然衝動に負けた様子だ。

前回は、何度も行ってる店に行くのに、道に迷いまくったため、道順に関する発言権は完全に剥奪されたワタシ。
散歩させるのはワタシのほうだが「こっちや」と持参したリードの先を得意げに行くイヌワン(モノの例えです。真に受けないで下さい)。

結構賢いところもあるのだニャア。
当たり前やワンワン。

要するに、犬性と猫性の違いである。
単にそういうことさ、と、気がつく。

「この辺だがワンワン」
「ちがうー」
「ちがワン」
「こっちだと思う・・・」

先の角を曲がると、左に「ほか弁」が見える。
右を見たら、大きな提灯が見える。

「ホレみろ、こっちだわい」と、威張り散らすほどのことはない。
前に行ってるのは、ワタシのほうだ。

かくのごとく、無事到着。

「モツ煮」と「モツ刺し盛り合わせ」をすかさずオーダーして生ビール。

モツ煮は塩味。
様々なモツが、こってりトロリンと煮込まれている。

「がるるるる(うめー!)」
「にゃうん(ふふん)」

別にここのモツ煮が抜群なのは、ワタシの手柄でもなんでもないのだが、軽く反り返る。

それにしてもさすがは人気店。
みるみるうちに満席になっていく。
一応予約をしていって正解だった。

そして、待ってましたの「モツ刺し盛り合わせ」登場。
スタンダードだとタレがかかって出てくるのだが、ワタシはタレ別の方がモツ自体の味が良くわかるので(前回はタレかけスタンダードの後、タレ別を再度頼んだりしている)
モツは下味のみ。

嗚呼、もう、どうしてドウシテ極めつけに旨いものというのは光り輝いているのであろう。
この輝きわたる「生モツ刺し盛り合わせ」の「お姿」よ・・・!
あまりの神々しさに、無言で二人、合掌する
(気持ちの上で、ということです。本当にやったら店に怪しまれますから・・・)。

相変わらず全部記憶できないが、チレ、ハラミ、ガツ、コブクロ、レバ、ハツ、ミノ、センマイなどが、数切れづつ盛り合わせで1500円。

まず、臙脂に輝くチレに箸が行く。
膵臓だ。血の滴るような色合いなのに、臭みはなく味は濃厚。
一番好きなのだ。
ハラミやレバは口の中で蕩け、ミノは旨みを凝縮させた歯ごたえ。
ほかの布陣もそれぞれに個性を主張する。

「たまらんわぁぁぁぁぁん、ガフッガフッ!!」と、いぬわんが千切れんばかりに
尻尾を振りまくる。
「ふふん、参ったかコラ!」と、さらに反り返るワタシ(別にワタシが威張るいわれはなく
ここの店が素晴らしい仕事をしているだけなんですが・・・)。

マッコリをオーダー。
ここのマッコリ『虎』は、辛口で軽く発泡性。
紙パックのイドン・マッコリでも、十分OKなワタシだが、やはり上物は違う。

この辺で、二人のアタマにα波が流れはじめる。

「オレは今、なにを喰っているのだろう?
味わいか、歯触りか、それとも・・・」と、宙に視線を浮かせてイヌワンがやけに哲学的に
なっている。
旨いものはイヌ、もといヒトを哲学的な心理状況に追い込むこともあるのだ。

「ん〜にゃぁぁ〜〜〜」と、いい加減な返事をしながら、ひたすら貪り食い続けるワタシ。

もう目に入るメニューが、ドレもコレもなにかを囁きかけているようだ。
カウンター隣の三名が注文した「ミックス焼き」がまた輝いており、いぬわんはユビを咥えて涎を流している。
「ウマそうですねー、それ」とか話しかけている
(ヲイっ、哲学はどこにいったっ?!)。

放っておくと隣の皿に箸を突っ込みかねん危険を感じて、ホルモン焼きもオーダー。

そう、ここの店のタレがまた絶妙なのだ。
個人的な好みでは「刺し」ならば、モノによってはタレの旨さにモツ自体の味が負けてしまう気がするので「タレ別」で頼むのだけど(あくまで好みの問題)、焼きならタレもいい。

プラス「ガツねぎ和え」に「チレ玉」も!

嗚呼、チレ玉!
ワタシはここのお店でなにが好きって「チレの刺し」が一番なのだが、コレが生卵と絡まりあいながら出てくる、などという一品は、想像しただけで涎が垂れる。
思い出すと、今すぐにでもまた走っていって、同じものをオーダーしたくなるくらいだ。

特製の甘辛タレとあえたチレ皿盛りに、卵の黄身が乗って登場。
即座にグシャマゼに走ろうとするワタシの尻尾を「待ていっ!」と左手で引っ張り、
右手で素早く撮影をするイヌワン。

「フゥー、シャアッ、はやく食わせろ喰わせろクワセロ!!」と猫パンチが鋭い爪を立てて飛ぶのを軽く避けて「混ぜな」と、急に冷静な指示を出すイヌワン。

ああ、マッコリにあう・・・(陶然)。
「濃厚X濃厚X旨いタレ」が、ただの刺しとはまた違う世界を作っている。
「おとーさーん! 美味しいよーー!!」と、モツ狂いだった亡父を呼んでみる
(ワタシの「生もの好き」は、父の遺伝と教育の賜物なのだ)。

「ウゥゥ、ワンワンッ(オマエ、飲みすぎやで!)」
「シャアッ!(おだまり!)」
という間に、マッコリ一本が空いた。

いぬわんクンは、実は尿酸値がヤバイのを心配して、お手洗いに立っている間に、
ガシガシ「チレ玉」を喰らいまくっていたら「こらっ!喰いすぎやっ!!」と叱られた。
ふん、ヒトの思いやりを理解しないやつだ・・・。

ガツねぎ和えは、千切り長ネギ山盛りと塩味のタレにガツ刺しが絡み合って、コレはビールだニャア、ワンワン、と、ビールを頼む。
瓶ビールは「大瓶」。

レストランなどはともかく、飲み屋で一番嬉しいのは、ビール大瓶が出たときであろう。
「大瓶を出す飲み屋はいい飲み屋」という信心(?)のようなものがあるのだ。
イヌワンも「その通りやっ!」と強くうなずく。
強力なシンパシーである(飲み意地が汚いだけじゃないの、という内なる声は無視する)。

さて、イヌワンはなぜここで微妙に「我に返って」いるのか・・・それは、放っておくとこの店にへばりついて離れられなくなる危険性を、素早く察知したからなのであった。

実はこの日「第二部」も予定されていたのだ。
次に目指す店は、近隣の『隋園別館』。

尚、一本2500円のマッコリも空けて、お勘定は一人5千円弱。
馬鹿げて安くはないが、実に良心的な値段。

そして、こういうウマい店の店主というのは、間違いなくいい顔をしている。
なんだか本当に、どこでもそうだよねえ、と二人しみじみ思いつつ店を後にした。

(二軒目につづく・・・)


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まだ喰うのか?
おお、まだ喰うぞ!


日本じゃ飲めない“本生”マッコリ「トンドン酒」1800mlフレッシュ&フルーティー 氷温貯蔵の...高級マッコリ。ペットボトル入り。

イドン米マッコリゴールド(紙パック)二東マッコリ。これはゴールド。
以前は箱買いすると1パック400円くらいだったけど、最近ないみたい・・・。
韓国食材店などでは、ワンパック700円ほどで買えます。

arima0831 at 23:46|PermalinkComments(11)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 06, 2006

新宿『隋園別館』 至福のランチ・・・でも、水餃子が・・・?!

隨園別館
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:北京料理 / 中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


暑いと言うより熱い土曜日。
ギラギラ照りつける太陽のの光。
まるで放射能を浴びているようだ。
核兵器反対・・・と、よろめきつつ脈絡なく思う。

なにもこんな日にわざわざ新宿にいかなくったって、ということなのだが、週日色々あって、この日になってしまったのである。
しかも、渋谷→青山→新宿コース。

ゴクロー、と言ってやりたいが、諸般の身の不徳からこの日に集中したので、自業自得なのだ。

せっかく来たなら、久しぶりに隋園別館で水餃子だ!
それしかないではないか。

最終目的地が新宿東口で「歩く」というハンディをモノともせず、結構人出のある表参道から地下にもぐって地下鉄移動。

店にはいって、いきなり悩む。
定食のバラエティーが増えていたのだ。
通常の定食(700円)に加え、飲茶セット(750円)、北京定食(750円)。
 
飲茶セットは小龍包OR水餃子に、冷やし中華、砂肝チャーハン、日替わりスープ、杏仁豆腐。
北京定食はAとBがあって、Aは麺、チャーハンなどに「羊串」などの羊モノがつくらしい。
 
でも、11時から14時までのランチは「冬瓜と鴨の炒め煮」と「麻婆豆腐」(どちらかを選んでもよいし、両方盛りあわせでもよい)で、これに水餃子のハーフ(5個)を追加する。

冷やし中華・・・羊串・・・砂肝チャーハン・・・と、激しく心が動くが、初心を貫徹した次第。
北京定食で羊串か・・・羊がブームになってくれて、思わぬ恩恵があるものだ。
食べてないから分からないけど。
こういうとき、もう一人いてくれたら無理やり押さえつけてでも北京定食GO!だが、しょせん女一人身の悲しさである(夏の哀愁だなあ)。

ランチの定食は昔から、ボリュームも内容も良い上に安い。
「冬瓜と鴨」は、肝心の冬瓜が3カケくらいしか入っていなくて、ちょっとがっかりするが、お昼のおかずには文句ない。
鴨肉がテンコもり状態。逆に直してくれませんか・・・と、店員さんに言いそうになったけれど、まあいいや、とやめといた。

いや、鴨のほうは先日大珍楼別館で堪能しちゃいましたんで、冬瓜のほうが・・・とも言えないし。
 
しっかーし!
期待ゼロだった「麻婆豆腐」がたまらなく良い暑気払いになってくれたのである。

それほど辛くないのだが、豆鼓と山椒がキッチリ効いている。
山椒は体の熱や湿をとってくれるので、カンカン照りの暑さの中で、実に爽やか。
御飯かけにして、ワシワシ食べる。

いわゆる強烈激辛麻婆豆腐は、実はそんなに好きではないのだけれど、この季節に山椒が効いているっていいデスねぇ。
それもうまい具合に。
 
あと、ちょこっとしたサラダにうっすら酸味とトロミのついた、ナメコと卵のスープがつく。熱いスープのうっすらした酸味が、さっぱりしていて胃に沁みる。

食後のデザートはよく冷えた杏仁豆腐(ぶっかき氷入り)。
 
しかし・・・悲しいことが起きた。
「水餃子スイギョウザ、ス・イ・ギョウザ〜」とスキップしながらやってきたワタシだが(単なる心理状態の例えです。実際にクソ暑い中でスキップなんかしてません。本当です)・・・・・・・・・。

出された瞬間「ありゃ?!」とおもう。
夏バテしたような、グッタリどんよりした姿だったのだ。

おそるおそる箸で触れると、いつもの「プリン」とした感じがしない・・・ぶよぶよと張りのない皮だ。
そして、なんだか餡はパンパンにつめられて、ころりんころりんしている。

パンパンに詰めただけで肉汁も旨みもどこへやら・・・。

なぜだどうしてだ?!
アレはたまたま間違ってああなったのか、それとも味が落ちたのか・・・?
真相はいかに?
 
それにしても、過去20余年で初めてのことだ。
いったいどうしたのだろう?
いついっても、水餃子だけは多少の上下はあろうと、とりあえず間違いのないのがこの店のいいところだというのに。

え〜〜〜ん!
 
でもとにかく、ひとりでランチもよし、お二人様ランチなら至福のときだろう。
ランチ定食はオススメなのだ。

もう一度確かめにいこうと思うが、本当にレベルダウンしたのなら、これは悲しい。
何しろ20余年に渡る「隋園水餃愛」が行き場をなくしてしまうのだ。
夫の浮気が本気かどうか、確かめようとする妻の心理みたいなもの、だろうか?

北京定食も気になりますしね・・・(羊串)。


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ところで、久しぶりに週末の新宿にいって、東口辺りがあまりに閑散としていて驚いた。
人の流れが変わったのだろうか?
渋谷や表参道あたりは「通常の週末」だったのに・・・。


追伸:
なお、常見藤代サンの写真展にこのあと行ってきたのですが、大変素敵でした。
皆様お誘い合わせの上どうぞ!

以下記事後参照ください。
http://arima.livedoor.biz/archives/50565987.html





いまだになに買っても送料無料・・・いつまで続くのかなあ。


arima0831 at 19:03|PermalinkComments(16)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 28, 2006

写真展「Becoming the Legend」 (砂漠の荒野に生きる)  

写真家の常見藤代さんが、個展を開かれます。

エジプトの東方砂漠でひとりで遊牧する一人の現地の女性を、常見さんが3年間撮ってきた写真の集大成です。
ラクダ7頭とともに、女性ひとり、広大な砂漠を自由に移動して生きるエネルギーや行動力に惹かれ、常見さんが撮りためてきた写真が展示されます。

常見さんによると、97年以来雨が降らないために遊牧が困難になり、ほとんどの遊牧民が定住地で観光客相手の仕事をして暮らすようになり、今でも遊牧生活を続けているのは数家族だけ。
あと数十年もすれば砂漠に遊牧民はいなくなってしまうだろうと言われているそうです。

貴重な写真が見られることと、私自身大変楽しみにしております。

ピラミッドなどの古代遺跡やイスラーム文化といったエジプトと、また違う世界が広がることでしょう。
皆様、よろしければ是非お運びください。

詳細は以下の通りです。


常見藤代写真展
「Becoming the Legend」
(砂漠の荒野に生きる)  

◆日時:2006年8月2日(水)〜8月11日(金) 
    10:30~19:00(最終日15:00まで)

◆会場:コニカミノルタプラザ・ギャラリーC(新宿駅)
    TEL:03-3225-5001

「Becoming the Legend〜砂漠の荒野に生きる」
2006年8月2日(水)〜11日(金)
 10:30~19:00(最終日15:00まで)
コニカミノルタプラザ・ギャラリーC(新宿駅)。
(TEL:03-3225-5001)

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あなたの見知らぬ世界へ、どうぞ・・・。


アイ・アクア
水は命の源・・・。



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March 09, 2006

新宿『隋園別館』〜嗚呼、水餃子!〜

隨園別館
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:北京料理 / 中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


学生のころから通っているから、もう20年以上になる。
当時は一軒家で、本格中国大陸直輸入の味と、そして「サービス」が売り物(?)だった。

当時はウェイターだった若者は、実は二代目の張本氏だったのをその後知った。
そして、立派な二代目として、味もサービスもグレードアップ。
大して変わってないのは、値段ぐらい。いいことです。

この店の場合、ものによって当たり外れが結構あるのだけれど、個人的に水餃子とすっぽんのスープは外せない。
湯類は全体にいいと思う。スープや麺類など、量もあるから何人かで取り分けるといい。

あと、特筆すべきは宴会用コース。
張本氏にご相談したら、一人飲み物も入れて6千円位のコースで、もう山ほど出るわ出るわ。

値段と量も考えれば、立派なもの。
新宿界隈に行くと、つい水餃子だけでも食べて帰ります。


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以下に紹介記事あり。

dancyu (ダンチュウ) 04月号 [雑誌]


arima0831 at 23:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 08, 2006

出世料理『赤提灯』

赤ちょうちん
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:ホルモン焼き / 焼肉
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:飲み会/宴会
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:飲み会/宴会


モツと生肉がホントに好きだ。
肉で一番美味なのは内臓だと思う。
特に「モツ刺し」なんて、もう本当にこたえられない。

昔話だけど、新宿御苑に『出世居酒屋 赤ちょうちん』なんつー店があって、もうそれはそれは美味しいモツ刺しが食べられた。
ひたすら「煙とオッサンにまみれた店」で、女性が一人ではいるのはどうも無理めな空気だったし、女性二人でも結構奇異の視線を浴びたものだった。
でもそんなハードルをバリバリ踏み越えても、とにかくモツ刺しが食べたくなると行っていた。
その後、海外に10年ばかり住んでいる間も、帰国すると必ず走って食べに行くお店だった。

しかし・・・ある日走っていったら、忽然と消えていたんである。
外国にいると、こういう悲しいことがたまに起きる。

さて、帰国後数年。
日本で突然「もつ焼きブーム」が起きて、もつ焼きの店が山ほど出現した。
やっほっほい!と喜ぶ傍ら、天から人類へ下されたリベンジとしか思われない「BSE問題」が発生。
古いモツの店が、一斉に各種刺身をメニューから引っ込めてしまった。
涙ナミダ・・・。

で、やっと本題だけれど、ある日ある時、普段は分厚さだけで目が敬遠する『文芸春秋』に何故か目をやると、モツ焼き特集が張られていた。
「ん〜?」と見たら「あのお店」が載っているじゃないですか!!
移転していたんだ。
そうか、そうなんだ。

と、いうわけで、出かけるタイミングを待ち構えていたのである。

そしてついに昨日行ってきました!
お店は大きくきれいになって、過去のオッサンと煙にまみれた姿とは別世界になっていたけれど、ピチピチぴかぴかと輝くモツの姿は健在。
しかも、値段が往時とそう変わっていない。

きゃー、とひたすら食らいつく。

最初は刺身盛りをタレ付で食べて、今度はお願いして、タレ別で出していただいた。
個人的には、タレはおいしいけど、モツ自体が絶品だからタレ別のほうがいい感じ。
好みの問題だけれど。

で、モツ煮込みもオーダー。
もうワンダフルの一言。
モツ煮込み選手権金メダル確実だ〜、と、意味なくイナバウアーを決める(うそです、やっていません)。

そんなわけで"I shall return."とつぶやきつつ、心のそこからシアワセ気分でお店を出たのでした。

昔から思っていたけど、一度でいいから「モツ生肉狂い」の亡父を連れてきたかったものである。

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