青山・広尾・六本木

August 09, 2009

六本木『炭火焼肉An』でオシャレ焼肉大会 〜東京焼肉遠征!〜

最近ばたばた気味で、しかも遅ればせながらの湿気バテ気味でもある。
このところ漢方だ鍼だ灸だと健康ヲタ状態で過ごしている効用が上がったか
今年は例年になく快調に過ごしてはいるのだが、さすがにこの暑さだと
ちょびっとヘタる。

だがヘタってもおられんので、ちょいと体力を付けるべえ・・・と焼肉に出撃。
連れは毎度おなじみ肉食獣仲間のアパ経女史だ。

行く先は六本木。
しかも「堺正章プロデュース」とやらの、たいそうオシャレな店らしい。
「焼肉ホルモンは煙も御馳走である」が信条(つまり貧乏性)のワタシなので
なにを思ってよりによって六本木のオシャレ系焼肉などを目指すのか・・・と
不審に思われる向きもあろうが、なんのこたあない。
実は「行ってきてくれ」という依頼があったのだ。
しかも行った結果ダメな店でも、それはその旨をハッキリ公表してイイヨ、と
おっしゃる。

たまたま六本木方面に所用もあったし、アパ経女史も「行くイク♪」と
大変乗り気。
ほんじゃま、とあっさり話を決めて、足取り軽く夕闇迫る六本木へ向かった。
外の熱気も焼肉モードへの前奏に思えるぞ、うっほっほ。

ハッピーアワーで7時半(だと思った)まではビールなど半額。
つまり生300円なので、ゴボゴボと矢継ぎ早にビールを流し込む。

入口に立派なレセプションまで構える店は二階建てで、結構な大規模店舗だ。
一階は天井高く、テーブル間はゆったり。
二人でゆったり焼肉デート、なんていうシーンに良さそうな雰囲気。
ワタシとアパ経の二人連れだって、こういう店の窓際に座っていれば
高給取りのキャリアウーマンにエエとこのマダーム二人連れに見える・・・可能性無きにしも非ずだろう暗いしさ。

しずしずと「お洋服の匂いよけ」になる大きな布を差し出され、エプロンを
渡され、荷物のカバーも差し出されるが「全身帰ったらザップり洗うんで」と
あっさり布の山をシートの脇に築いてしまう辺りでお里が知れるがね。
まあ、多少はいい服着てても大丈夫な焼き肉店、ということだ。
よろしいんじゃないでしょうか。


An0908An0908

ビールのお伴にまずはナムル盛り合わせとキムチ。
盛りは上品だが味も分からんほどの「ちょん盛り」でもない。
美味しくいただけて「もうちょびっとあればいいけどなければいいや」な量。
ナムルはモヤシ、アスパラ胡麻風味、ニンジン、スナップえんどうに
ホウレンソウ胡麻味噌かけの5種。美味しい。ビールにあいます。
浅漬けのキムチもさっぱりウマイ。

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モツ刺しがいろいろメニューに載っているので盛りあわせを。
同時にお通しのはずだったと思われる水キムチがデミカップで登場。
たまにこういう出し忘れはあるようす。
スタッフの数が客席数の割りには抑え気味なのだ。
空いているときは笑って流せる範疇だが、混んだらどうだろね、という感じは
しなくもない。

しかしこのひんやり冷たい水キムチは、暑い季節には実にウマイ。
食欲増進作用があるんだそうだ。
発酵系の軽い酸味がいかにも胃腸に良さそうだ。

An090802 008

各部位のアップ。
センマイとハラミ。

An090802 009

和牛とハツ。

どの部位も鮮度よくて旨味もある。
焼肉屋でこのくらいのモツ刺し肉刺しが出てくればまあ文句ない。
いつも行くところだとこの倍量くらいのモツ刺しをがっつきまくるのだが、
まあこのくらいの量でも案外満足感はあるな。


An0908An0908

そろそろ「焼き」に行くので、焼きダレ三種。
レモン塩、胡麻油塩、そしてタレ。

煮込みももらった。
洋風なデミグラスソース味の煮込み。
モツ煮込みシチュー、だな。
まあこれはこれで悪くない。

An0908

モツ三種盛り。
ガツ、ミノ、テッチャンだったかな?
さっぱりと上品な味だ。
脂の旨味もあるし、食感も上々。


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次に赤身肉6種盛り。
手前の皿は塩味、奥がタレ味。
赤身の強い肉から、順に「そうかそうか」と食べ進む。
沖縄のもとぶ牛だそうだ。

An0908 017炭火でじゅわじゅわ焼けば
なんだってどっちみち楽しい。
実際ウマイ。
肉質を鋭く分析できるほどの
「肉喰い」でないのが惜しまれるが、
赤身は赤身なりの旨味、
脂の乗った部位はそれなりの旨味があって
全体に良質な印象。

一見「少ないなあ」と思えるものの、アレを一切れコレを一切れ・・・と
食べているうちに結構おなかも膨れてくる。


An0908 016マッコリもゴボゴボと飲んだら
もうゴキゲンなのだった。
この『虎』という国産マッコリ
あんまり見かけない種類だが
最近は多少出回っているのだろうか?
甘味が薄くて発泡感が強めで大変旨い。
コレが肉やモツにあうのだよ♪


An通常焼肉に出掛けたら
もう「〆のご飯もの」などという
余裕はないのだが
今日くらいの量だとハーフでいける。

ユッケジャン。
マイルドな味だがベースのスープは
しっかり旨味が出ていい感じだ。
写真が揺らいでいるのは満腹感と湯気のなせる技で・・・。

An0908 018

そしてこの「コムタン」は実にウマかった!
上品で臭みはないが濃厚なコクがあるスープが胃の腑に滲みる。
これだけランチで食べに来てもいいくらいだ。
スープフェチのアパ経女史、ご満悦である。
よかったヨカッタ。

「六本木のコギレイな焼肉屋」という異世界(?)だったけど、価格的には
結構飲んだ割りにはまあまあリーズナブルな範囲内だった。
いわゆる普通の焼肉屋でもっと内容が安手でも、高いところだとこのくらいの
値段になることはあるから、むしろ安目の良心的な価格設定と言えるかも
知れない。

盛りは確かに少なめだから、ドカドカ山ほど肉を食べたい気分&体調の時には
そういう店に行ったほうが良さそうではある。
でも味や内容が貧弱にならない程度の「少なめ」なので、これはアリだ。
なんせしみったれなんで、いわゆる「見てくれ重視の極小盛」にはつい厳しくなっちゃうワタシだが、前菜のナムルなんかにしても肉類にしても、
このくらいの量が出てくれば不満はない。

接客については、注文したものの出し遅れやらが多少あったのではあるが
若いスタッフが丁寧に対応してくれるので不快感はない。

全体に肉もモツも悪くないから、接待会食などのソコソコ落ち着いた環境が
必要なシチュエーションならば使い勝手が良さそうだ。

よろしいんじゃないでしょうか。
現状このまま維持できれば、の話だが。
量も値段も、これを超えたらちょっとなあ・・・になる、ぎりぎりの線を
うまいこと見極めた感じがする設定。
この見極めがダメだと一気に不快指数が上がってしまう。
みなとみらいあたりに多いダメ店は、この辺の見切りがプロじゃないんだね、
と改めて思ったりする。

調べてみたら、ランチは千円程度でなかなか良さそうだった。
今度ランチで寄ってみよう♪





ところで、以後八月一杯はちょっと諸事情でばたばたするので、いつも以上に
記事の更新が休みがちになるかと思われます。
今に始まったことじゃないだろ、と言われちゃうとその通りなんだけど、
別に病気でもブログ中止でもなくて、まあちょいと夏休みみたいなもんなので
「あ、そう」くらいに思ってくださいまし。




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来月の今頃は秋だと思えば、気分だけは少しは涼しい・・・ハズなんだけどな。




二東マッコリ、売ってます。昔は箱買いしてた。



焼肉のことばかり考えてる人が考えてること (扶桑社文庫)焼肉のことばかり考えてる人が考えてること (扶桑社文庫)
著者:松岡 大悟
販売元:扶桑社
発売日:2007-03
おすすめ度:4.5
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心理状態の話よりは焼き方指南書だけど、焼肉のことばっかり考えてる人が
書いた本なのは間違いないです。

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November 12, 2008

西麻布『いちのや』で鰻三昧 〜贅沢まったり「う」な午後を過ごすシアワセ♪〜

麻布に所用があって都内遠征。
ちょうど昼時なので(たまたま昼時が来るように調整して出かけているのでもある)
内なる叫びに押され、前から行って見たかったトンカツ屋へ。

秋が来るとどこからともなく湧き起こる「揚げた肉とか喰いたい」という欲求。
体が冬に備えて皮下脂肪蓄積を求めているんだろうか。
改めて求めずとも既に蓄えは十分だけれどもな・・・。

もういらないよ。いらないんだけどな。

三河屋『三河屋』というこの店
土日祭日は休み。
営業の「〜2:30」とは
横浜は福富町辺りの韓国料理屋などなら
これは深夜の終了時間になろうが
この西麻布のとんかつ屋では
問答無用に「午後二時半」のことだ。
それだけしか営業しない店なのだ。

終了・・・しかーーーし!
まだ午後一時ちょっとすぎと言うのに
これはっ??!!
おーーーーいっ!!!
無常に早くも「売り切れじまい」なのだった。
他のお客も次々現れては
「えー」「わー」と一声上げて去ってゆく。


あんたたちは多分この辺のヒトらしいが、ワタシなんか横浜からわざわざ
食欲ベクトルをトンカツに全力傾注してやってきたんだよ。
うう、この内なる叫びをどうしてくれるんじゃあ!

看板軽く打ちひしがれた感じで
ぽつぽつ歩いて
「別の内なる声」の訪れを待つと・・・
「うなぎ」だってさ。
こんなところに鰻屋があったっけ?
ああウナギねえ。
いや、ハハハこんなに突然にねえ・・・
そんなアナタ、ムリですよムリ・・・


入り口入り口は、オソロシク入りにくい。
何も考えずに無計画にやってくるものの訪れを
厳しく拒むような佇まい。
ま、ちょいと中でも覗いてみるか
なんて思ったのが運のつきであって
こういう店は中に入ったが最後
もう撤退撤収はほぼ不可能なのである。

「50分お待ちいただきますが」の一言に
思わず「はいはい♪」と返事をしていたのは
軽く自棄気味で前後不覚なワタシです。


骨煎餅通されたのはお二人様用の個室だ。
掘り炬燵だから膝もきつくない。
メニューを見たら特に安くもないが
まあフツウに高級な鰻屋価格。
白焼きも食べたい・・・でも・・・
なあんて思ってしまうとモウイカン!
気がついたらコースをオーダーして
骨煎餅を齧っているワタシ。


ああ、いつの間にかエビスビールも!
しょうがないだろうウナギの骨煎餅なんだから!!

外の明るい光が障子越しにたっぷり入る、こじんまり落ち着く個室は
なかなか居心地よい。
まあこのところいろいろクタビレ気味だったから、
こういうご褒美を許してつかわすか・・・と自分に言ってみる。
許してつかわされんでも、もうすでに座って骨煎餅を齧っているがね。


うざくまずはうざくから。
甘酢の塩梅などは『尾花』のものが
なんといっても忘れられないとはいえ
まあこれはこれで
結構なものではあるな。
ああ、もうどうにでもなれ・・・と
冷の日本酒を頼む。


煮凝り肝焼き








煮凝りがウマイ。
出汁が良いのだ。
いい脂にいい出汁の組み合わせは至福。
中身は当然鰻だから、脂は鰻の脂なんだぞう。

肝焼きもタレが甘すぎなくて、なかなかいい感じではないかフォフォフォフォ。


肝焼き
















バルタン星人化してアップ(?)
こういう怪しい行為も決して怪しまれない、小さな静かな個室が嬉しいですね。
ちょびっと固いかな、とも思うが、十分に美味しい♪


湯引き初めて食べる鰻の湯引き。
鰻の脂が軽く洗われて
さっぱりした味わいだけれど
身がぷりりんと締まって
なかなかいいものですね♪
後半戦に期待が高まる。
日本酒、オカワリ。



白焼き白焼きが来た!
端っこをこっそりウチの鰻猫ヒメさん
持って帰ってやろうかな・・・
と一瞬思ったが喰っちまいました。
焼きが今ひとつパリッとしないし
ちょっとクタビレ気味ではあるけれど
まあよろしいんじゃないでしょうか。


うな重















鰻重登場!
この個室、案外周囲の音が響くらしいので、音無しの拍手でお迎えしてみた。

実は気付けば、薄い壁に隔てられた隣に若い女性とヲヤジの組み合わせがいて、
ひそひそウフウフ語らう内容が聞きたくなくても聞こえてくる昼下がり。
鰻屋だからね。

もひとつちょっと離れたテーブル席には、有閑初老マダム風二人。
同窓会風に賑やかな声を上げている。
昼間からお酒も入って楽しげだ。ちょっとウルセイが許すことにした。

ワタシは一人のんきに贅沢しているので、ココロが広くなっているのである。

で、肝心の鰻重だが、決して悪くない。
鰻絶滅地区横浜にあれば、十分通える味だと思う。
ふっくらとテリテリ輝く姿も美しい。
米は硬めでピンとしてとても好きな炊き加減。
なにも言わないのに量は相当少なめだ。
ワタシはそれがありがたいが、爆食巨食系の人たちはきっと不満であろう、と思う。
タレも甘すぎない。

これで焼きがもうちょっとパリッとしていればなあ、と全面しっとり系な鰻の食感に
無いものねだりをしてみた。
これはもう完全に好みの問題だろう。
極私的理想形、ではなかった。
美味しい鰻ではあるよ。

漬物肝吸いデザート





さらにごくごくフツウの漬物、肝吸い、そして食後の抹茶アイスがつく。
フツウの漬物がちょびっと寂しい。
鰻屋と漬物は縁の深いもののように思っているから
鰻についてくる漬物への期待値が最初からちょっと高いんである。
ホームグラウンドが荻窪『安斎』だったときからの刷り込みかもしれない・・・。

そんなこんなで日の高いうちからまったり過ごせた。
この空間が西麻布にあって、これだけいろいろと出てくるならば、
7500円のコースは馬鹿げて高いものでもない、と思う(酒は別)。

でももうちょっと焼きがなあ・・・と、罰当たりな不完全燃焼感が
ちょびっとだけ残った。

まあしかし、それなりにウマイ鰻を食べられた喜びウレシサもあったので
よろしいんじゃないでしょうか。

若い仲居さんの接客は非常に丁寧で感じよかったし、個室の雰囲気は落ち着いたものだから、ひとりまったりでもお友達と会食でもワケあって男女二人でも、これこそ会社の経費でどーんといってみるんでも、それなりにいろいろ使い道はある店だ、と思いマス。

いちのや 西麻布店 (うなぎ / 広尾)
★★★★ 4.0



まったりのんびりと一時間半。
贅沢で楽しかったな♪
「世間さまに申し訳ない」などと呟いてみる、この感じがタマリマセンのだ。
へっへっへ♪


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でももっとメクルメク「う」な世界もやっぱりある・・・(つづく。時期不明)





うなぎいぬが大きくデザインされた、クール&キュートなジッポ・・・
誰が買うんだよ???

片意地へんくつ一本気―下田うなぎ屋風流噺 (文春文庫)


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August 19, 2008

原宿『八竹』の大阪鮨 〜涼やかな異空間で鮨を待つ〜

タイの味と香りと辛味三昧で暑気がトーンダウンした・・・と思ったのは単なる錯覚で、
外に出るなりまた溶け崩れそうに暑い。

しかし、今日こそはきちんと「散髪」に行かないと、伸びきったボッサボサな頭が
いよいよさらに鬱陶しくなること必至な猛暑だ。
うだうだ言わずに前に向かって歩け!
そしたらいつかは美容院に着くぞ!!

表参道から東郷神社前まで、ゾンビのようにゆらぁゆらぁと前進運動をした。
確かに行き着くことは行き着くのだが、ボッサボサでグッシャグシャな頭からもんわりと
熱気を帯びた蒸気が立ち昇っている気がする。

こういう異様な風体の者がゆらゆら入ってきても、一切動じず笑顔のスタッフ。
ここは教育が行き届いているのだ。
そういえば前回は5月
いぬわんと香港料理を喰いまくって、ビール臭い息を吐きながら食べこぼしをTシャツに
ひっつけていたな。

毎度ながら申し訳ない思いになるが、担当のTくんがうまい具合にデレデレの頭と
ついでにココロを刈り捌いてくれた。
気持ちまでスッキリするから、遠路はるばる横浜から通ってしまうのである。

八竹ふらふら渋谷駅まで
歩く気力が生まれたのを幸いに
神宮前の交差点を渡ってしばし。
涼しげな暖簾がオイデオイデをする。
大阪鮨『八竹』の店が
こんなところにあるのだ。
ラフォーレのあたりから渋谷に向かって
ほんの5分もかからない大通り沿い。

正確には「鮨」ではなくて「魚乍」と書くそうだ。

八竹涼しげなしつらえの入り口を
こんなところに見つけたときには驚いた。
ここの鮨は亡き母の大好物で、本店は四谷にある。
本店支店、という力関係でもないようなのだが
どちらの店も大層古い。
子供の頃、母がなにかの用事で四谷のほうに
出かける度に買ってきてくれたものだった。

懐かしいからたまには買って帰りたいけれど、
閉店時間が夕方早いものだから
前を通ると営業が終わっていることが多い。

今日はまだ何とか営業中なので即引き戸をがらがら開ける。
今夜は家でお鮨にしよう(喜)!

店内は昭和の残り香色濃く、薄暗くてひんやり落ち着いている。
注文してから調製するので、出来上がりまでは広々とした店先で
熱いお茶を啜りながら待つ。
この待ち時間がとても好きだ。

以前はここで食べることもできたらしいが、今はお持ち帰りのみ。
それだけに広々とした店先の空間が、贅沢でもあり勿体無くもある。
ここでぼんやりしていると、外で脳味噌をうだらせていた自分が嘘のようだ。
嘘じゃないんだがね。

折り詰め















一人前の折り詰めを二種類たのんで、ひとつに詰め合わせてもらった。
茶巾に穴子鮨、バッテラ、雀寿司、太巻きなど、色とりどりで楽しい。
ちょっと味付けは甘めなのだが、子供のころと変わらない懐かしい味だ。
とても美味しい。

茶巾茶巾は半分に分ける。
断面を見ると穴子に蓮根など
いろいろ具は入っているのだが
色合いや味わいはむしろシンプル。
高級で上品、というよりは
むしろとっつきやすく庶民的な感じが
なんだかとても懐かしい。


うかうかしているとオットが絨毯爆撃状態で喰い尽くしてしまうので、
厳しくマッタをかけながら自分の分を取り分ける。
頼むからゆっくり味わって食べてよう(泣)

でも領域侵犯を泣く泣く許しつつ、このくらいで十分二人前。
これで2000円ちょっとくらいだから、馬鹿げて高くもないものだ。
いつも帰ってきてから「もっと買ってくればよかった」と後悔するのだけれど。

八竹 
採点:★★★★


横浜に戻って途中で買い物していたら、某スーパーのエスカレーターのところで
「あら、八竹!なつかしいわあ」という声。
後ろを振り返れば、上品な年配のご婦人だ。

「東京に行ってらしたんですか?」
「はあ、ちょっと用事があって」
などとエスカレーターの段上で軽い世間話をする。

やっぱり古い世代にファンが多いのね、と妙に感心しつつ、いそいそと帰路についた。



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でも今日あたりは漸く秋の気配・・・だろか?





どっちがうまい!?東京と大阪・「味」のなるほど比較事典―味の好み・料理法・食べ方からネーミングの違いまで (PHP文庫)

「鮨」と「魚乍」の違いって・・・?





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August 16, 2008

夏のタイ料理ランチ@青山『ティーヌン』 〜ミニビュッフェつきランチがお買い得だ♪〜

改めてここしばらくの話を眺めてみたら、どうも辛いものばかり食べているような気がする。

実はそれほど胃腸が強くない。
本当にそれほど強いほうではない。

辛いものだって、いつの間にか多少の耐性がついているにしても、本来はそう強くない。
アトピー持ちでもあるので、原則控えることにしているのだ。
特に冷えるころは。

なのにこうも辛いものに食指が伸びる、ということは、
最近は、過去めったにないほど体調も胃腸の調子も良いのだな。
しかも「冷える」という言葉が、これよりないほど非現実的な毎日でもある。

某日うだり溶け崩れるような暑さと湿気の中、青山通りを表参道に向かっているときも
これから秋が来て冬が来るなんて状況は想像力を超えていた。
想像力どころか思考力も消えて、単に外的刺激に反応するだけの虫状態。
人間こうなってくると、けっこう衝動的になってしまうんである。

ほんの数分歩いたところで、目の前に
「白キクラゲのサラダ」
「鶏肉と冬瓜のグリーンカレー」
「魚とセロリの辛い炒め」
という文字が出てきたときは、思わず呆けたように立ち止まってしまった。
タイ料理だ。

どれかを選べ、という話かと思えば、これは「本日のビュッフェ」だというではないか。
白キクラゲのサラダ・・・冬瓜・・・ああ、セロリ・・・!!
ココロと同じくらいカラダが素直にできているので、季節の食材には
悲しいほど激しく反応してしまう。
「冬瓜」なんて、文字を見るだけで涼しげな白昼夢に浸れる。
こういうときだけは想像力の尻尾がちょろんと動くからフシギだよ。

これにプラス、なにやらメインを選べるというのである。
トムヤムラーメン・・・嗚呼!
酸っぱ辛い味の記憶が口の中に広がるぞ。
こうなるともうタマラン。
喰うぞ喰うぞー!

ティーヌンティーヌン








キクラゲのサラダ以外にスープもついていた。
サラダはしっかりと辛い。
そして甘酸っぱい。
スープだけは穏やかなさっぱりした味付けで、具は鶏ひき肉とニンジン、そして冬瓜。

グリーンカレーと具がかぶる、とかうるさいことを言ってはいけない。
実は「カレーに冬瓜」てちょっと不思議だったのだが、独特の青臭さが意外にこんな
タイ風のスパイスにあうものだ。
魚とセロリはちょいと油が強めではあったが、でもタイ米にのせて食べると丁度いい。
こういうスパイシーな料理や汁物って、どうしてこうもタイ米と相性良いのだろ♪

そうそう、表には書いてなかったが、ランチの麺類には半ライスがサービスでつくのだ。
やっぱりごはんがないとねえ、とニコニコする。

カウンターにのったてんこ盛りの皿を見ればついつい大盛りにしたくなるが
メインも来るのでとりあえずかなり控えめに盛った。

皿は「小皿」です。
一応言っておく。
スープ椀は大き目の湯飲みくらいのもの。
ビュッフェでいきなり爆盛りに走れるのは、ワカモノの特権だとおもう。
自分で取ったものを残すのはヴァカモノなんだからね・・・?

トムヤムラーメン















ウリャウリャ!と出てきた凶暴さを秘めた赤い汁。
食べ始めは「ナンダ意外に…」などとナメたことを思うのだが、じんわりと効いてくる。
辛甘酸っぱい、イメージどおりのトムヤム味が嬉しい♪

麺類は玉子麺と太さ様々の米麺から好きなものを選べる。
センレックにした。
こういう米粉の麺て、さっぱりツルツルと胃に収まってくれるから夏は特にウマイなあ。

パクチーだけは別料金でたっぷり乗せてもらって、〆て1000円ちょっと。
パクチーちょん盛りが100円ちょっとするのは、若干高いなあとは思うものの
表参道界隈にしては非常に良心的な部類だと思う。

ちょっと量が多かった気がするのだが。
本来食の細るこの季節、メインの麺一杯くらいで本当は丁度いいのだ、と思う。

どっちかというとビュッフェのおかずにタイ米だけですませたいくらい・・・

ん?!あれ、これどっかで聞いたことのあるような感想じゃ・・・と思ったら、
去年川崎勤めのころに御用達だったラゾーナの『ティーヌン』の支店なのだったよ。
ああ、そうそう。
あの店でもしょっちゅう爆食しては、午後の眠気が辛かったっけ。

ティーヌン 青山店
採点:★★★★


いまも近隣で勤務する方によれば、川崎のほうは最近どうも不評らしいのが残念ではある。



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辛いもの喰いは、まだつづくのだ。暑いからね。



ティーヌンブランドの中細麺(センレック)も売ってます。太麺(センヤイ)もあり。


暑気払いにこれは効きそう!なレモングラスティー。欲しいぞう。

アジアのぶっかけごはん (小学館文庫)

お手軽な文庫。プチ衝動買いが続く夏。

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May 22, 2008

南青山『ESSENCE』再び! 〜こんどはイヌ連れディナー〜

しばらく前の話だが、いつぞや中華スイーツを食べに出かけた『ESSENCE』に。
こんどは晩メシ。
連れはマサカのいぬわんである。
ランチ記事にワンワン不満の声を上げて吼えたけっておったので、夜のほうには到底ついてくるまいと思ったら、なぜか引っかかるものがあったらしくて自分から言い出したのだ。

「どこいく?ズイエン?」(→都内でメシの計画であった)
「・・・エセンスとか・・・」
「は?!アンタ『写真見ただけでハラ立つ』とかのたまわっとらんかったか??」
「いや、まあ」

どっちにしろ一度誰かを引きずって行きたかったのだし、同行いぬわんとなれば割り勘ディスポーザー(?)としては大変心強い。
あっそー、じゃあそーしよーーー、というわけで怪しい不穏な空気を孕みつつ会食はスタートした。


前菜















勢いよくスタート!・・・としてはちょっと萎えるルックスの前菜盛り合わせ。
一品一品、大変旨いのではある。
内容は、たこほたて葱生姜、新たけのこのえび味、金時芋のペースト、大根陳皮、あん肝の以上である。
薬膳と季節感を踏まえた、繊細で丁寧な味付けはステキだ。
季節感、違うじゃないかといわれそうだが、この頃はこれでOKな季節感だったのよ。
こうしてみると本当に「かなり前」の話だなあ。

で、二人前なのだ、これは。
ウマイマズイは別の話として、これは中華ではない。
フレンチでもワタシがあまり好かない「オシャレちょん盛り系」。
和食ならワタシが滅多と近寄れない(涙)高級会席の向こう付けってやつ?

しかし、それであるならば、この一皿が一人前、であろう。
知らずに盛り合わせで頼んだ我々がイケナイといえばイケナイが、これはプレゼンとしてNGよ、という注意指導を店からもらっても別に怒んなかったなあ。

それぞれは間違いなくウマイ。
それだけに惜しい。

モツのぱりぱり揚げ「モツのぱりぱり揚げ」だ。
マンゴーが添えられている。
外はさっくりパリパリ
噛めばじゅわあと濃厚な脂溢れるモツに
甘酸っぱいマンゴーの取り合わせは
実に至福の組み合わせ。
これはステキだな♪


モツのぱりぱり揚げ















寄ると一層ウマソウな切り口でしょう。
量は少なめだが、前菜のように「ありゃ?」とコケるほどバランス悪い感じはしない。
イヌはがるがる不満を申し述べていたが、軽い食感と脂の濃厚さとマンゴーの楽しい組み合わせを堪能するには十分。
むしろこういうものは、量が多すぎると後味が悪くなるからこのくらいでよいと思う

・・・ま、もちっとあっても怒ったりしないけどさ・・・。


鶏と金針菜鶏と金針菜の蒸し物。
薄味だが鶏の旨味はしっかり。
上品でうまいのだが、
なにかしらインパクトがほしい気もする。
丁寧な仕事振りはよくわかるのだけれど
なにかが物足りない。


羊とクミン羊とクミンのスパイシー揚げ。
いぬわんが喰いたがったが一度却下。
しかしシェフに尋ねたらこれがオススメと。
上質な羊を揚げて
クミンや香菜と調理したもの。
実にウマソウな料理だが
ナゼまずは却下したかというと・・・

こういう料理はもうちょっと「荒々しい環境」で食べたほうが気分が出るから・・・。
中東系のよくない刷り込みが日ノ出町『延明』辺りでアナーキズムを備えてしまった、悲しいやつなんだ、ワタシ。

もちろんフレンチなどで出てくるラムチョップは「別の料理」だ。
こっちはこっちで「がはは」と笑いながら骨ごと素手でむしゃぶりつく。

要するに、羊、とりわけスパイシーな羊を喰うには血湧き肉踊る状況がほしいのだが、
この店にそれは無い。
それがイケナイわけではないし、料理もよくできたものだと思ったが、やっぱりインパクトが薄かった。

変わったものばかり喰いたがる客だということで、きっとこういうオススメをしてくださったものだろうと思う。
シェフに罪はない。

豚肺の杏仁スープ















さて、この辺に来るとシェフの本領発揮だ「豚の肺の杏仁スープ」!
豚の肺のフオフオした食感に、まったりと濃い杏仁の汁粉が絡まったスープは
じんわりと五臓六腑にしみる。
こういうスープはなかなか他所ではお目にかかれないので、大変嬉しく美味しく頂く。
スープがよいので嫌味な後口もない。
本当はこの類の「煮込み系」をもっと食べたかったな、と思う。
他にも面白そうな薬膳系スープが色々とあった。


麺醤







パスタかと見まごうルックスだが、立派に中華の和えそばだ。
まあ、突き詰めれば麺のルーツは同じなのだしなあ、と特に嫌味なく思う。
シャキシャキしたレンコンなどの野菜の食感がよかったし、なんといっても右側の
ちょこっとついてくる「醤」がよかった。
海南島産のかぼちゃと黄色パプリカの醤だそうで、店で作ったものではないのだが、
見かけの割りに相当辛い。
辛さのなかに面白い発酵臭があって、これを最初ちょちょいと、あとで全部どかすか
麺に混ぜ込んでしまうと、一見こじゃれたパスタ風の一品が楽しい中華味に一変する。

甜品















いぬわんに「さっきのスープとどう違うんだ?!」と文句を言われたが、スミマセンこれはワタシのオーダーミスであります。
杏仁と白キクラゲとクコの温かいスイーツ。
味がワカランてアンタ、横からスプーン突っ込んで一口喰っただけじゃわかるはずもあるまいが・・・でも、杏仁がかぶっちまいました。
だって杏仁、好きなんだもんね。

糖水煮込みのもっと違うものを頼めばよかったのだろうが、なんだか杏仁と白キクラゲとクコを体が欲していたんだなあ・・・きっと。

ここの中華デザートの揃いは相変らず大したもので、なんだか本当に目移りする。
本当は二品くらい頼みたかったが、なんとなくやめた。

この辺にいたるまでに、お店の人と色々話ができたので「甘味は極限まで抑えてください」とお願いしたところ、やっぱりそれが正解だった。
ほんのりうっすらした甘味(肺のスープよりは甘みがある)が杏仁の香りと本来の甘味を生かした、とてもいい味だ。
先日でかけた「糖朝」よりも、濃やかに手がかかっている感じがする。

出掛けにお店の人が「本当にアレでよかったのですか?」と聞いていたので、よほど甘味を控えてくれたと見える。

実は前回食べたデザートが、特に何もいわずに頼んだら「ダダ甘かった」のだ。
こんどもまだ甘かったらもうキライだぞ!と思ったが、お願いすれば調整してもらえるのがわかって嬉しい。
確かめたら「昼間でももちろん大丈夫ですよ」と。
美味な中華スイーツなんて、そうそう都内だってお目にかかれないのだから、こういうお店は大事にしないとね。

このように、一品それぞれには大変手がかかっていて、お店の人の気配りも実に濃やか。
内装がちょっと喫茶店風ではあるが、静かにどぎつくないものを食べながら、気の置けない雰囲気の会食をするには良い店だと思う。
値段だって、ビールも紹興酒もそこそこ飲んで一人6000円ほど。
場所柄を考えればこんなものだろうよ、と思う。

いぬわんは相当ストレスがたまったらしいし、確かにその気持ちはわからなくはない。
わかるこたわかるが、このお店の薬膳中華に真面目に取り組む姿勢はステキだと思うし、
スタッフも真面目で親切なので頑張ってほしいと思う。
だから、むやみに気分だけでくさしてしまいたくないのではあるが、敢えて言うならば、うまい中華を食べているときに感じる「強いエネルギーの流れ」みたいなものがどうも薄いのは否めない。
皿に乗った段階で、どうも何かしらちまちました「滞り」があるんじゃないかなあ・・・
と僭越ながら思ってみたりする。

量についても、ワタシは少なくても構わないのだが、やはり「見て元気になる量」は必要だろな。
多けりゃあいいというものではないのだが、あの盛り付けと量はやはりちょっと寂しい。

この辺はどこまでも好みの問題だとは思うのだが、ちょっとベクトル修正しないと、ワタクシ的には中途半端なところがついつい目に付く店ではある。

まあとにかくとりあえず、安価爆量迫力志向の方はやめといたほうがいいです。
頑張ってほしいんだけれどなあ。

そうそう、中華スイーツ大好きならば是非どうぞ。
甘すぎるのがイヤなら「控えめ指定」も可。
ワタシの舌がそもそもスイーツ向けじゃないので、お好みだと思うのですけどね。

追記:
その後また別のところに同行出撃して、あ〜やっぱこういうのはヨイなぁあぁぁ〜、と
機嫌よくまったり過ごしましたとさ。



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ところで関係ないが『延明』両店が最近どうも営業していない。
一体どうしちゃったのだろー??




お湯に溶くだけで杏仁汁粉。喉や美肌にも良いそうです。


薬膳の基本

ちょいと高い本だけど面白そう・・・うう、欲しい。

arima0831 at 19:26|PermalinkComments(11)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

May 05, 2008

南青山『糖朝』へ中華スイーツ遠征 〜ジャッキー・チェンとワンタンメン〜

しばらく前になるが、都内に中華スイーツ遠征をした。
この近くにある『Essence』に続き、南青山中華スイーツ探訪第二弾!
第三弾はないんですが。店がないので。あったら誰か教えてください。

目指すは『糖朝』だ。
香港のあちこちに支店が並び立つ有名店。
年末年始に香港遠征したときは、その存在すら知らなかった、というか気にもかけていなかった。
なにしろ「中華スイーツ」どころか、スイーツ全般に関心が薄かったのだ。
だから、香港の店がどうかはわからず。
ちょびっと残念だわ。

ところでこの店は、ジャッキー・チェン様も御来訪のお店、ということだ。
え?好きなのかって・・・チョウ・ユンファほどじゃないけど、実は嫌いじゃないです。
テレビや飛行機の中なんかで映画をやってると、ニコニコしながらチャンネルを合わせる程度だから、ファンというほどのものではないのだけれど。

お店のエントランスは広々としていてちょっと高級店風だけど、中に入ると喫茶店ぽい。
奥の詰まり具合を考えると、この豪勢なエントランスは縮小してもよろしいんじゃ・・・
などとどうでもよいことを思う。
まあ「中華スイーツの店」だから、こんな感じで正しいのかもしれない。
レストランだと思うと狭苦しいが、喫茶店だと思えば許せる。

なんだか開店当初は凄まじい混みようだったそうだ。
いまも昼時は混むらしいので、ランチタイムを少しだけ外して入店。
それでも一時をちょっと回ったくらいだったが、案外あっさり座れた。

ジャッキー・チェンで、ジャッキー・チェンの座った席って
どんな風になってるんだろーか・・・?
まあ、別にどうでもいいけどさ・・・
と、ごくいい加減に右に目をやると
そこがまさに「ジャッキー卓(?)」だった。
仄かなヨロコビを感じる。
ふふふ。



鶏の蒸し物腸粉







まずは単品で鶏と椎茸の蒸しもの(左)を。
甘しょっぱい醤油風味が香港風。

そして、発見即脊髄反射的に叉焼腸粉(右)を頼む。
毎度ながら不思議だけれど、どうして叉焼腸粉は「ハズレがない」のであろうか?

野菜野菜の蒸しものはさっぱりしていて
似たり寄ったりになりがちな
甘醤油系点心味の口直しになる。
いつも食べ始めるまで忘れているが
飲茶点心系をたくさん食べると
どうしても口が飽きるのだ。


そもそも山ほどがっつくものではないのだろうな。
この20年余りの間、既に何度となく学習したことなのに毎度忘れる。

今回この程度で終わったのは「スイーツを喰う」というゴール設定が明確だったからだ。
実際のところ、この程度にしておいたほうが点心てウマイ。
結果オーライだな。

ワンタンメン















そして蝦ワンタン入り香港麺。
ふわんと干し海老の香りがするスープに、輪ゴム風な食感(?)の麺。
さすがは香港の店だけあって、しっかりと香港味だ。
蝦ワンタンもプリプリ。
一見地味だけどウマイです!
量が「至極お上品」ですがね。

杏仁の汁粉胡桃の汁粉







香港ワンタンメンのセットには、気持ちほどの小鉢とデザート一品がつく。
小鉢は実に笑えるほど「ぽっちり」だが、デザートはフルサイズのものが出てくるので
結果300円くらいはオトク、という勘定になる。
五百円玉大の青菜の辛し和えを見ても、決してむっとせずにぱくっと食べて忘れよう。

セットで杏仁と蓮の実のお汁粉をもらい、プラス胡桃のお汁粉も追加で頼んだ。
どちらも仄かな甘味で、上品な香港甜品の味。
日本人向けにベタ甘くしていない。
ふわりと甘い香りの杏仁のスープに入った蓮の実がほくほく柔らかい。

胡桃はねっとりと体の臓器のどこかに健やかに吸収されていく感じ。
頭の働きに効果があるのだそうだ。そういえば形が脳味噌に似ているな。

こういうスイーツは、蓄積したカロリーを一発消去してくれるのだよ
・・・と自分に嘘をつきながら二品食べた。
するっと胃におさまって、かえって胃がさっぱりするような気さえする。
カロリーがなんぼあろうが、その分薬効で補われるのでもある。

いいんだ、だから!

この店、量の割りに高値設定な感じはするけれど、軽食ならばこんな量だろう。
ラーメン屋じゃあないのだ。あくまでスナックなのだ。
これだけで一食になると思うほうが間違っているぞ・・・
(ちょっと少ないかも、と内心思ってはいる)。

ここは「オヤツの店」であって、食事をするところではない。
小腹が満たせればよい場所であって、ガッチリ食べたければ他の場所へ行くのが
精神衛生上よろしいようで。

て、いうか、安価に爆食したいモノは、青山・表参道地区から速やかに離れるように。

なんとなく微妙な表現を多用したが、とにかくとりあえず「こういう店が日本にある」「あそこに行けばアレが食べられる」という事実がなにより重要だと思う。是非とも存続してほしい。香港スイーツや香港麺に飢えたら足が向きそう。

そして、できることなら横浜にも進出してほしい。
中華街にあれば、週末など行列必至だと思うのだけれどなあ・・・。

糖朝 The Sweet Dynasty
採点:★★★★


尚、日本国内にも結構支店があって、高島屋を拠点に柏や名古屋にも店が出ている。
『鼎泰豐』同様に、高島屋系の会社が運営しているらしい。

柏にあって横浜にないのは、あのしょうもない小龍包屋のせいかと思うと腹立たしいぞ。
横浜高島屋がダメなら、いっそ中華街にでも進出してクレ、と思います。
どうせなら小龍包屋を引っ込めてもらっても、ワタシは構わないんだけれどな・・・。



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中華スイーツを横浜にも!!(叫)



東京中華スイーツ―人気店50軒のスイーツから簡単オリジナルレシピまで (Neko mook (813))

以前は都内で結構流行ったそうな・・・もう潰れた店が何軒かまだ出ています。


お湯に溶けばOKの杏仁パウダー。咳止め、美肌によろしいそうで。

arima0831 at 16:17|PermalinkComments(14)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 20, 2008

南青山『ESSENCE』 〜都内に中華スイーツ遠征!〜

南青山 ナチュラル チャイニーズ ESSENCE
最寄駅:表参道 / 外苑前
料理:広東料理 / 薬膳
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


中華スイーツを横浜で探し回ったけれど、どうも戦果は芳しくない。
悩んでいたら、ひょんなことでLinfaさんこのお店を教えていただいた。

なぜか中華スイーツは南青山が激戦区らしい(?)
青山通りを挟んでほぼ筋向いに、かの香港の『糖朝』支店もある。
ちなみに日本の『糖朝』は、高島屋の子会社が運営しているそうだ。
柏の高島屋には出店しているそうだが、何故か横浜はスルー。
怒れ、横浜市民よ!!

どっちに行こうか迷ったが、雪蛤があるらしいのでこっちの店にした。
雪蛤は蛙の卵巣脂肪をちまちま干して乾燥させたものだそうだ。
香港で食べた。基本的にフカヒレや燕の巣と同じで、無味無臭。
薄気味悪いもんじゃないです。

店先メニュー















店構えも表に出ているメニューも「南青山のカフェ」なイメージ。
2時過ぎてるというのに、店内は満席に近い。
店先に並んでるビニール袋は「お弁当」です。

中に入ると、よく言えばシンプル、悪く言えばちょっと殺風景で、
カフェよりは「喫茶店」なのだった。
お客が女性ばかりなのを見なかったことにすれば、男性が一人でも
ムズ痒くなるような雰囲気ではないから、これはこれでよいのだと思う。

とりあえず1050円のランチに水餃子を一個付けてもらった。

ランチランチは主菜と汁なし坦々麺に
お粥かご飯が選べるようになっている。
これに例湯がお茶碗一杯と漬物。
一見「南青山な女子盛り」なのだが
ご飯が意外にしっかり量あり。

坦々麺もそこそこボリュームがあるから男性でも足りるだろう。
CRGメタボ妖の類が店に入れぬようキッチリと結界を張れば問題ない。

ワタシ?
足りるに決まってるでしょ(!)
足ります、もちろん。

中国茶もポットでつくから、けっこうテーブルが賑やかになって嬉しい。

主菜










主菜も薄味だがベースのしっかりした炒めもの。
強いて言うなら、ご飯の量にするとおかずが少ない。
あともうちょっとほしい感じ?
全体量はね、いいんですけどね・・・
おかずがもう二口分くらいほしいかなあ。
量は普通のレンコン輪切りの大きさからご想像下さい。

坦々麺&例湯











坦々麺は辛さほどほどでマイルドな味だけれど、胡麻ダレやナッツが
濃厚に絡んでウマイ。
花椒を頼んだらすぐ持ってきてもらえた♪

例湯は蕪と棒湯葉と龍眼を煮込んだもの。
薄味だがしっかりと素材の味が出たスープは、じんわりくる旨みがあって
胃の奥から体が温まっていいかんじだ。
さすがに「いかにも漢方薬膳な風味」は無いけれど素朴でウマイです。

水餃子も一個から出してくれて、これも薄味のスープに入ってくる。
写真は・・・

これ以降ナシ・・・(泪)

デジカメを忘れたうえに、携帯が電池切れしたのだ。
以前どこやらでもらった充電器をここぞとばかりに引っ張り出したが
接続コードを忘れたので単なるバッグの重石になった。
やれやれ。

メニュー2










さて、食後のオヤツだ。
かなり食べた気もするけど、この為に来たのだからもう少し頑張ろう(?)
小さなお店なのに、色々中華スイーツが揃っていて目移りする。

悩んだ末に、二種類ある雪蛤のスイーツのうち一種を。
一瞬考えて、ランチに200円プラスでつけられる杏仁豆腐も。

デザートの話だけすると、正直言って糖水がベタ甘で残念。
杏仁豆腐もふんわりした口当たりで美味しいのに、シロップが甘すぎる。
せっかくの杏仁の香りが、もったいなくも甘さに負けているなあ。

でも、個人の店でこれだけ色々温製スイーツがそろっているところはスバラシイと思う。杏仁豆腐もシロップ抜きならいい感じ。
これはどこまでもワタシの好みなので、このくらいの甘さが「スイーツ」にはデフォなのかもしれない。
 
とこうしているうちに、けっこうまったりと粘ってしまった。
お店のほうも「どうぞごゆっくり」なムードなので、ああだこうだ言いつつものんびりできてありがたい。

ランチは5時までで、これも嬉しい。

ついでに夜のメニューを見たら、かなり本格的で面白い料理が色々。
しかも麺飯系は1000円前後。
詳しくはこちらもご参照あれ。

一見したところ「いかにもウマイ中華な店構え」じゃないのだが(片寄った発想でもあるよ)、けっこう美味しいものがありそう。
かなり本格的な薬膳系広東料理ですと。
ううう・・・夜にも来てみたい・・・!

ところで、店を出てからコンビニに入ったら「携帯充電器」なるものが
安く売られているのを発見した。電池で使える。

どうせ知らなかったのは、ワタシだけなんだよねえ・・・。


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Linfaさん、情報ありがとうございました♪



台湾製龍眼。動悸、不眠症、物忘れ、眩暈、虚弱体質、抜け毛、貧血、神経衰弱などに効果あり、だそうな。

薬膳だから。かんたん! おいしい! からだにいい!


arima0831 at 17:30|PermalinkComments(18)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 07, 2007

原宿『龍の子』の麻婆豆腐ランチ 〜夏に備えて頭を丸める(?)〜

ある日、原宿へ。
髪を切りに行ったのだ。
「行きつけの原宿の美容室へ」など、どこぞのオシャレなマダムであろうか、と思うが、
実体はワタシだ。
ふん。

別に言い訳するわけでもないが(そもそもナゼ言い訳しなければいかんのか)、昔から
実家のわりと近くにあった美容院が、原宿に逆進出して見事に生き残ったのだった。
で、ここの場合、座って「いつものヤツ」というと30分で上手いことやっつけてくれて
しかも異常なクセっ毛をショートにして、2〜3ヶ月洗いっぱなしでOKな手間いらず。
こういう店には、まず滅多に巡りあえない。
ワタシ自身は横浜に移ったとはいえ、他を探す根性も甲斐性も無い。
あるわけない。

しかも今年に入って、美容院の近所にこんな店まで見つけた。

龍の子
最寄駅:原宿 / 表参道 / 明治神宮前
料理:四川料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


前回食べ損ねた麻婆豆腐定食945円を「髪を切るついで」に食べるのだ、と元気よく表参道を歩く。

龍の子看板相変わらずジャラジャラ賑わう竹下通り出口脇。
表参道のほうにちょいと戻ってビルを覗くと
薄暗い地下に向かってこんな看板が見える。
ランチをやっているなんて
長いこと気付かなかった。


表には何もそれらしい看板は出ておらず、唯一頼りは看板に小さく張り付いた
「営業中」の文字。
看板にペタッと張り付いてる黒い影だ。
そう、一応これで営業してるのはわかる。


マーボー豆腐いい感じに赤黒い麻婆豆腐。
ふわんと花椒の香り。
時節柄、脳内麻薬を呼ぶ香りなのだ。
945円のランチ定食だが、これはウマイ!
ご飯にドドドとかけてワシワシ食べる。
ご飯は食べ放題だ。ご参考までに。


スープ&漬物別にどうってことない感じの
スープもくどくも塩辛くもなくてウマイ。
辛酸っぱい漬物もいい箸休め。
ふと隣を見ると仲良く定食を二種類とって
おかずを分け合っている。
ココロが嫉妬に軽く歪む。

だって、ウマソウなのだ。
きーー。
となり、オトコ二人連れが普通にランチしてるだけだったが。
でも、おかず二種が羨ましい。
ワタシも仲間に入れてくれたら、三種類だよ・・・と声をかけそうになるが、
怪しいババアが若いオトコをナンパするの図、をうっすらイメージして我ながら萎えた。

シュウマイ悔しいのでシュウマイを追加。
結構大ぶりで、ふんわりした食感。
旨みがくどくなくて、ビールがほしくなる。
どうも「シューマイ=ビールの肴」の刷り込みが
結構強烈なのだなあ。
強い意志をもって諦めた自分を褒めてやりたい。


ただ、狭くて空気がこもる店内はランチ時でも喫煙可。
真隣の席でスパスパやられるとちょっと辛い。
「おかず二種」への妬みもあって、ついつい軽く睨んでしまった。
がるるる。

ともあれ、髪を切ってサッパリして、安くて美味しいもの食べて、まあとりあえず
幸福な気分。
こんなヲヤジ丸出しな行動を取ってよい土地柄かどうかは敢えて考えるまい。
街がたまたまオシャレなのは、ワタシのせいではないもんね。


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次回は、裏メニューだとかいう「汁なし坦々麺」を是非・・・(涎)



沖縄土産にもらってすっかハマった「島のラー油」。冷やし麺の類にヨイ。ふふ。

四川料理「天悠」の自家製調味料


arima0831 at 09:20|PermalinkComments(7)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

March 26, 2007

贅沢に豚喰い三昧!@南青山『ローブリュー』 〜某アパート経営者との一夜〜

ローブリュー
最寄駅:表参道
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:夕食


オットの不在をいいことに、旧知の某アパート経営者と南青山で爛れた一夜を過ごした。
唇を豚の獣脂に滴らせ、それをワインで洗い流す一夜。
酒池肉林だぞ。
ふふふ。

南青山でも傑出した、非常に素敵な店だ。
バスク風フレンチを出す。
豚肉料理専門店でもあるので、間違ってもイスラム教徒を連れてきてはいけない。

『ショー・ラパン』でもそうだが、シェフは揃って「食わせS」。
ガッツリ喰える。
「わ〜、キレイ」な第一印象のために、ウチャウチャ見た目をいじくった料理なぞ
「どっかいけアホ!」と恫喝したい衝動に駆られるワタシには、本当に嬉しい店だ。

ここの料理は、実にきちんと手がかかっているのだが、盛り付けは妙にいじりまわさず、
勢いよくドンと出てくる。
付け合わせは飾りじゃなくて、立派にメインにある料理と調和した「料理」なので、
パサパサしたルッコラを三本くらい・・・なんてことはありえない。
だからここならば、都内まで出かけて贅沢をしようかなという気にもなるわけだ。

以上は、この爛れた一夜の言い訳である。

さて、しかし、店に入ると、なんかサービスのNさんが妙に緊張している。
不思議だ。
この店は基本的に、このロケーションでもかなり客層は良いほうだし
(くだらんワタシのような客も来るが、それはそれで優しく楽しく捌いてくれる)、
このN氏は結構コワモテだが、いったいどうしたのか知らん・・・と思っていたら、
どかどかと「ご接待系」のスーツ軍団が登場。

別に、鵜の目鷹の目で店に入ってくる有名人を眺める趣味もないけれど、一応今ここで
なにが起きているのかは気になる。

それにしても、ホスト側に対してゲスト側がどうも若いので、白目でみたら某IT系の
顔を知られたエグゼクティブ、M社長だった。

実を言うと、我々の予約はその前の日だったけど急に無理をいって翌日に変えてもらった
という事情がある。
「明日・・・ですか・・・」と、Nさんが三秒考えた理由がわかった。

だからブログがどうしたという話題はちょっと恥ずかしいね、この場合・・・と思っていたら
アパート経営者さま登場。

「いやぁぁーー、迷ったざんすぅぅ〜!」

この店の場所は、訪れる者を厳しく拒絶してんのかと思うほどわかりにくい。
初めてですぐ辿り着ける人類は、はっきり言って犬の血を引いてる。
ワタシなんぞ、もうかなりの回数いっているのに毎回迷う。
猫は長距離移動向けじゃないのでね・・・(ちっ)。

で、辿り着いた「彼女(以下、アパ経)」と、グラスのシャンパンで乾杯する。
爛れた夜の始まりだ。
彼女はエジプト時代に、ともに決死の覚悟で手榴弾のピンを抜きまくった…のではなくて、ワインにビールにその他ありとあらゆる貴重な酒の栓を抜きまくった、ていうか、
泣きながら分け合った、いわば「戦友」。

彼女と二人、お互いに若くて美しくて死ぬほど酒が飲めて、地獄に行っても笑って帰って
こられるほど体力と活力に満ち溢れた時代を過ごした。
そして、当時と同じようなことを南青山のフランス料理店なんぞでやるのは、
はっきりいって自爆テロ行為なのである。

さすがに隣席が隣席なので、毎度の儀式である「同期の桜、斉唱」は取りやめたが
(ウソです。そんな習慣はないです)、やっぱりウマイもんの嗜好が同じ喰い意地の塊が
早々おとなしくはしておられない。

とりあえず、リエットをもらう。
ここのリエットは、上質の馬刺し同様にゆっくりチビチビと油が室温でとろりとする過程を楽しみながら・・・とウフウフちびちび食べていると・・・向こうの席にいる
オンナの格好をしたオッサンは、ほぼ三口で自分の分を食べ終えているのだった。

そして、3cmX2cmほどのかけらを残して、ほけららにゃおうん状態のワタシを、

「あんた、それをナイフで二つに切ったら、テーブル引っくり返すからね・・・!」

とドスの効いた声で恫喝するのだった。
彼女は元々が声楽畑の人なので、このドスは切れ味も破壊力も並ではない。
M社長の御接待が、和やかかつ穏やかに進んでいる真横で、卓をがたがた揺すって
暴れだす気配も感じたので、目にうっすら涙を浮かべながら、これをリエットの最後の
一口とする。
こういうのはチマチマ食うのがすきなのにー!

気を取り直して次!
ホワイトアスパラガスのソテーには、いいバターがしみこんでいる。
まあ、ソースの味が素材に勝ちすぎな感じはしたが、ソースがうまいからいいよ。
ホランデーズ・ソースって、こんなに美味いもんでしたっけぇ・・・と、泣く。
女はすぐ泣く、と言われても、この際カマワン。
オンナという属性をとりあえず持ったふたり、美味さに泣く。

メインは「豚のグリエ」にカスレ(インゲン豆の煮込み)を添えたモノと、豚耳のソテー。
豚専門店、というからには、これは一品として多少高くても外せない。
カスレも、元々は単品メニューだったのに、メインの付けあわせにしてもらった。
うう・・・テーブルに落とした豆を迷わず拾って喰えるくらい、理性崩壊状態。

堂々とサービスN氏の目の前で、テーブルに落とした豆にフォークを突き刺すアパ経。
「そういうお行儀の悪いことをするとねえ、そこの炭焼きグリルの焼け火箸で
折檻されるんだからね、この店は…」と脅すと、Nさんがアハハと笑う。

もう一品の豚耳。
ミミガーとか、中華の突き出しとか、つい思ってしまうけれど、この耳は見事に
パンフライされて、外はカリカリにして、中はもっちりマッタリ・・・。
タマリマセン。
官能の極み。

しかも添えモノのキノコと春野菜のソテーは、野菜の香りや素材の香り、甘味、旨みが
たっぷり。

メインも美味いが、その付け合わせが滅多とないほどステキ!なのだ。
そしてデザートに、そしてチーズ。
食後のマールやらをガボガボと・・・。

この日、レストランでは食膳のシャンパンからワインを赤白各一本、食後酒を二杯ずつ。
これをそこそこのフレンチでやるのは、まことにもって「狼藉」なのである。
特に、こういう場所での食後酒突入とは、即ち地雷原に捨て身の特攻をかけているのと
同じこと・・・と、身に沁みてわかってるはずなのに学習能力のない二人
(なまじ毎度かろうじて生還しているからいけないんだよな)。

そのツケは、勘定にきちんと反映される。
この店が高いのではない。
料理がちょこっと値上がりしたような気はしたが、前菜→メイン→デザートで
5000円〜6000円くらいのものだ。
いくら払ったかは、思い出したくないので書かないでおく。
わすれました。
ああ、だから学習しないのか・・・と納得するアホがここにいる。

自爆テロ、っていうより、単なる「自爆」だな。
生きてるけど。

結局、アパート経営者嬢が「うち泊まってけばぁ〜?」と言ってくれた。

「どうしようかなあ」
「シャンパン、開けちゃうぞー」

しばしの後、二人は彼女の「豪邸」に向かっているのだった(酔っ払いは意志薄弱な
ものさ)。

そして、二次会@アパ経豪邸では、シャンパン一本あけてから、美味いグラッパを
ガボガボ飲んだのは記憶している。
ああ、持つべきものはいい友達だ・・・(ありがとね、アパ経)。

しかし、いい酒飲んでると翌日が楽なのは不思議なものだ。
まあ、いい具合のよれ加減でもあったが。

やはり、こういう自爆行為は、いい年齢になったら自粛するべきなのではある。

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でも、あのカスレは、あと大皿一杯食べたかったな・・・。



「バスク」で検索したらでてきた、バスクロック・・・(うにゃ)。

わたしとバスク


甘い香りの幸せデザート―南仏・バスク地方のシンプルな暮らし


ナポリタン

中華と競馬の達人、オーゴンカープさまの為に…。
なんと文庫が出てた!
買わねば。これは「ナポリタン好き」必読の名作です!

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February 05, 2007

西麻布『青柳』で和菓子と福豆 〜祝!15万ヒット(初のキリ番)〜

まずは御礼を。

キリ番というのは節目として嬉しい。
嬉しいのだが、1万はキッチリと自分で踏んだ(かなり萎えた)。
3万はアレレと過ぎ、5万と10万は申告なし。
15万はどうなるのやら・・・と案じていたら、昨夜無事にコメントをいただけた。
夜10時10分ごろ。ぱちぱち。

k.kさん、ありがとうございます。
おめでとうございます、と言いたいトコロだけれど、めでたく思えるほどのことは
できないので(?)、まずは感謝の意を。
よろしければ、ご連絡下さい(いただいたコメントのところを御参照下さい)。

実は危うく自分で踏むところだった。
なんとなく開けたら、149,999。
ああ、危ない危ない・・・。

何度か書いたが、自分でもよくわからずにライブドアの某サイトをいじっていたら、
アレレという間にブログが出来上がっていたのが始まり。
ブログを始めるのは簡単、というが、ワタシのようなIT音痴のメカ駄目でも、
無意識のうちに作れてしまうほど簡単なのだ。
むしろ、うっかりできてしまわないように、気をつけたほうがいいくらいだなあ
(実はその後二箇所ほど、やっぱりうっかり出来ちゃったのがあるらしいが、
見なかったことにしてある)。

できちゃったものはしょうがないので適宜体裁を整えて、なんとなく過ごすうち
ソコソコ育ってしまった。
こんなにいいかげんなスタートを切ったブログも珍しいのではないかと思う。

喰い意地だけをよすがに、阿呆のようにうろちょろしている話ばっかりの拙ブログ。
どうも昔から写真が苦手なので、ろくな画像がみられるわけでもないのに、
わざわざ見に来てくださる方は、本当に嬉しく有難い。
皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございます。
一人でウダウダやってるだけであったら、とっくに飽きてやめていたかと。
嘘偽りなく、続いているのはひとえに皆さまのおかげです。

さて、節目ということで節分の話・・・(関係あるのか?)。

先日、原宿でランチをするついでに髪を切った・・・のではなくて、髪を切るついでに近くで
ランチをしたあと、ポクポクと散歩がてら歩いて六本木に向かった。
この区間の移動は、歩くのが意外と早い。
東郷神社前くらいから西麻布の交差点まで20分弱くらい。
もう一足で六本木ヒルズになる。
お天気もいいし、美味しいもの食べて、髪切ってさっぱりして、いい気分のお散歩。

途中で和菓子を買った。
甘い物は、実はそう強烈に好きなわけでもないが、たまには食べたいお菓子もある。
いつも酒ばっかり飲んでるわけじゃないんです・・・。

和菓子 青柳
最寄駅:表参道 / 外苑前 / 広尾 / 六本木 / 乃木坂
料理:和菓子
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:おやつ


西麻布の住宅街の入り口辺りに、昔からある和菓子屋さんだ。
一個200円前後で、季節のものをいろいろ売っている。

実は何年か前に初めて「桜茶」を買ったのが始まり。
桜の花びらの塩漬けだが、これが二日酔いに効く。
本当にそういう薬効があるそうだ。
どうぞお試しあれ。

hanabiramochiお店の前を通ったら「花びら餅」という紙が張ってあった。
白味噌餡に塩漬け牛蒡、白い求肥がふっくら・・・
ううう、今年のお正月は買いそこねてがっかりしていたけど、
まさかひょっとしてまだ売ってるのかしらん(ぎりぎりまだ一月だし)
・・・と、期待をこめて聞いてみたら、

「二日前に仕込んでいた材料を使いきって、売り切ってしまって・・・」とのことだった。
そういえば去年もここで、通りすがりに花びら餅を買ったのだ。
忘れていたけど、去年は偶然間に合ったのだな。

ちょっとがっかりしたが、せめてなにか似たようなもの、ということで桜餅を買った。

sakuramochi「なにか似たようなもの」と言いながら買ったので、
お店の奥さんが不思議そうな顔をしていた。
確かに、これは漉し餡だ。
いや、まあ、イメージ的に「花びらつながり」といおうか・・・
実は桜葉の塩漬けも好きなのだ。
だから、いいのだ。

しかも写真の桜餅は上下逆だぞ。
なんか変だなあと後から気づいたけど、まあいいや。
いきなり齧り付いているから、無意識のうちにこういう写真になるのかな。
ああ、不調法なこった。やれやれ。
テキトーに笑ってやってください。

ついでに、節分の福豆も買った。
毎年同じところから仕入れた大豆を炒って売っているのだそうだ。
ここの奥さんは、商品一個一個に実に愛情こもった説明をしてくれるので、
説明してもらうと買わないのが申し訳ないような気分になる。

「少しだけ撒いてですね、食べるとよろしいですよ」ということだったので、
節分の日の夜に結婚以来初めて豆撒きをした。

本当は年の数だけらしいが、いまさら自分達の年を数えるのも面倒なので(ふん)、
ほんの軽く一握りを二人で窓の外に撒いて、あとはビールのつまみにした。
薄青い大豆がほんのりしょっぱくて旨かった。


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あ、桜茶を買い忘れたぞ・・・。


 桜の花束。桜茶と金平糖つき。

 桜茶はこちら。

arima0831 at 14:02|PermalinkComments(22)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

February 01, 2007

原宿『龍の子』の胡麻だれワンタンと海老野菜麺

龍の子
最寄駅:原宿 / 表参道 / 明治神宮前
料理:四川料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


久しぶりに原宿へ。

今度こそ、今度こそといいながら、毎度食べそこねるランチがある。
いや、それはあくまで「ついで」で、髪を切りに出かけただけなんだけれども。
その美容院のすぐそばに、たまたまこの店があるのだ。
「ふうん、ここにあったのか」と思って、既にざっくり5年余り・・・(長すぎるぞ!)。

それ以上に、この店も古い。
確か「そのうち行ってみよう」と思ったのが、エジプト移住前。
だから、時はまだ昭和だ(・・・行けよ、一度くらい!)。

ランチはオトクだ、税込み945円。
この店は四川料理ということなので、麻婆豆腐定食に目は釘付け・・・だけれども
「それを喰ってしまったら、もう他のものは食べられないよ!」と、ナニカが囁く。

ランチは945円から6種類ほど。
麺類も色々・・・あ、塩味の海老野菜麺なんか美味しそう。
塩系の中華麺、実は大変好きなのだ。
1050円は高いけど、原宿辺りじゃそんなものかね・・・

海老野菜麺と、テンション低めに待っていると・・・
おお、熱々の汁に、薄い餡かけの海老と野菜がとろりんと。
猫舌なので、麺に餡かけって実は余り嬉しくないが
ぷりぷりの海老がゴロゴロ。
アチチと言いつつ、大変美味しい。

これなら1050円でもいいね、餡かけでも好きさ、と笑って許す。

夜のメニューも出せるとのことで、ついつい見ていたら「ワンタン」に目が行く。
昭和の頃から待ったのだ、よしよし、一月なんてお正月のうちさ。
たとえ、明日から二月になろうが、まあいいことにしよう・・・と、1300円という値段は
見なかったことにする。

ワンタン結構大きい。小型の餃子?というくらい。
でも、食感はつるんとしたワンタン。
餡がギュッとつまって、歯ごたえもっちり。
ラー油、ゴマだれ、酢醤油だれが三層になった
タレに入っている。
ワンタン自体もいい味がついているので、何度か楽しい。
 
1300円は夜のメニューとしても高いが、美味しいから許す。

以上二品、30分でかっ込みながら、隣の席を見たら二人で定食二種とシューマイを
分けあっているではないか。
945円の麻婆豆腐定食が、なんだかとてもウマソウではないか。
いいな、二人連れだと・・・と、つい向ける視線が卑しげになる。

でも隣のオッサン達も、怪しいほど粘っこい視線を「ワンタン」に向けている。
四川料理の店で視線を飛ばしあう中年男女の図。

次回はアレだな(・・・隣卓からもおなじ呟きがテレパシーで聞こえてくるぞ・・・)。
 
店は細い階段を下った地下にあって、いかにもアタリマエで地味な中華料理屋の雰囲気。
でも、竹下通りも間近な場所柄、かえってこの地味さがほっとする。

こんなことなら、昭和のうちに来ればよかった・・・と、実にイマサラ思いつつ店を出た。


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「ささ、おさむれぇさん、スッパリいっておくんなせぇ」と、髪を短くしてもらいました。
それでうまいこと切ってくれるから立派だなあ。


 バレンタインに「ビターなブー太くん」・・・福豚チョコ、だそうです。





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December 28, 2006

表参道でウドンを食べたが・・・青山界隈の思い出、そして頭痛と禁酒令など・・・

傳の栞
最寄駅:表参道
料理:うどん / 和食一般 / うどんすき / ダイニングバー
採点:★★☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


愚痴です。
長い愚痴。
うどんはついでの話。
と、一応申し上げておきます。

用事で青山あたりへ。
ワタシだって、たまには南青山あたりを徘徊するのだ。
あの辺には、意外に土地勘があるのだ。

高校時代は陸上部の中長距離グループで、あの辺しょっちゅう走り回ってたから・・・
(だから、土地勘はあっても情報量は薄い・・・嘆)。
子供のころに体に叩き込んだものって、けっこう強烈なんですよ。
「なんとなくクリスタル」な時代のさなかに、アディダスのジャージでオシャレな街角を
走り回る高校生集団・・・果てしなく恥ずかしかったもんだ。

でも、最近じゃ若い子が平気でジャージはいて街を闊歩しておる。
先輩に蹴飛ばされながら下を向いて走ってるころは、あれがオシャレになる日が来るなんて
夢にも思わなんだよ。やれやれ。

原宿の某美容院で、店長がジャージで出てきたときは、思わず愚痴っぽくなったな。
あ、美容院は原宿です。
昔々、荻窪の実家の近所にあった店が、なにを間違ったか原宿に逆進出して、
しかもつぶれもせんでしっかり生き残ったからです。
で、その店だと15年来「いつものヤツ」で座ればテキトーにやってくれる上、
三ヶ月ほっといてもどうにか見られる形でもってくれる・・・と、それだけの理由。
面倒くさいから、横浜で新たに探す努力を放棄してるうちに、アレレと時が過ぎた。

その日、ワタシはいまひとつ食欲なく、寒くて冷えるし体調も悪かった。
ウドン食べたいなあ、と突然思って辺りを見回したら、手打ちうどんの店があったから
入った。
こういう投げやりな態度だと・・・ホレ見たことか、スカを引く。

『すずらん』行けって・・・遠いんだもん!

手打ちのクセに腰がないウドンて、なんか許せないじゃないですか!
その上、微妙に油臭い掻揚げのってるだけで850円て、たかがウドンのくせに!と
思いませんか?
そもそもね「関西風」って、醤油の色がなけりゃあいいんじゃないだろう!
出汁の代わりに、キトキトに化学調味料入れてどうするんだ。

まあ、明らかにバイトの若い好青年らは、けっこうキビキビ走り回ってて「立派だわ」
と思ったけど、素早い動きの一環に「立て付け悪い引き戸をきちんと閉めに走る」っていうのは、かわいそうなんじゃないか?
でも、引き戸のそばに座らされたから、なんだか寒いんで有り難かったですがね・・・。

・・・と、いつにも増して文句ばっかり言ってるのは、実はこの頃、変な偏頭痛もどき(?)
の頭蓋直撃を食らって痛いよイタイよと泣きながら暮らしていたからなんでした。
だから『すずらん』にも行けない。遠いし、並ぶから。
豚角煮が食べられない。不満倍増。
やめなさい、いいトシしてそんなミミッチイ八つ当たりは・・・って、でもあのウドンのせいで
ただでさえダウン気味の気持ちが萎えたのは事実だ。
冬のうどんは、心も体も温めるものでなければいけないと思う。

後で調べたら、サントリーの子会社がチェーン展開してるDENのついた店舗の一つだ。
そうなると格好だけで中身のない店なのも無理はないが、入り口に明記しといてほしいです
「サントリー系列」って!
気がつかないくらい巧妙な店構え。
ううむ、店名に「デン」が入ったら要注意だな。
「おでんXXX」とか・・・は関係ないだろうが。

夜は「うどんすき」も出る居酒屋だって?
こんなウドン、きらい。オワリ。

そう、この頭痛が始まったときは「まさか脳腫瘍?!」とか青ざめて脳神経外科に
駆け込んだワタシ。
そしてドクター曰く「頭皮神経痛です」
「し・・・しんけいつう、ですか・・・」
「あ、誤解しないように。ワカイヒトにもありますから」

病院の帰りにコティベーカリーのママさんに愚痴ったら、PC漬けになってる中高年女性に
良くあるそうな。
揃って「脳腫瘍?!」と思うのも、病院駆け込んでMRI取ったりするのも、
シンケイツウといわれて萎えるのも、みんなみんな同じなんですって・・・
(貴重なお話をありがとうございました。この場を借りて御礼申しあげます)。

まあ、脳腫瘍じゃなくって良かったけど、イタイもんはイタイ。
けっこう延々とイタイ。

挙句に先週末、クリスマス直前から投薬が変わって「禁酒令」まで出た。
クリスマスなんて、罰当たりにも「シャンパン抜いて、旨いワインをあける口実」位の
認識しかないから、罰が当ったのかしら。
モノゴコロついて以来、初めてと言っていい「パーフェクトにドライなクリスマス」!
子供のころだって、ワインやシャンパンをポッチリ舐めさせてもらっていたというのに。
大人になると、開けたが最後「ポッチリ」では済まなくなるからそうも行かない。
大人は不便だわい。

実は個人的に微調整して、一応『ショー・ラパン』で飲んだくれて、禁酒に入ったけれど。
これはドクターにはナイショだけど。

まあ、禁酒が功を奏して(投薬が変わったからでしょう、それは!)、頭痛が相当良くなったのは有り難いけれど・・・。

と、いうわけで、そろそろ敬虔なイスラム教徒みたいな生活も限界にきた。
ああ、年末年始はお酒が飲めますように。

そうそう、具合が悪くて寝ていたら、ヒメちゃんが無理やり体の上で寝ようとするんで
「ヤメナサイ!」と叱ったら寝たままケンカになって、逆切れされて、いきなり
連続右張り手三発!
手首?のスナップが効いたやつ。喧嘩馬鹿一代なキャラがまさかワタシに向くなんて!
爪出してないから無傷とはいえ、驚きで茫然自失。
思わず置きあがって横座りで、右頬に手を当てて「・・・ウソ、どうして・・・」とか言ってる
うちに逃走しよった。
まったく、どういう育ちの・・・ああ、我が家でワタシが育てたんだっけ・・・。
子ならぬネコ育てに失敗したんだわ。

彼女はもう忘れたらしいけど(しょせんは猫)、ワタシは忘れられません(悲しき人類)。
「飼い犬に手を噛まれる」どころか「飼い猫に張り手をかまされる」なんて・・・
ああ、洒落にもならない(オットはじめとした皆さん、何故笑うんですか?!)。

ま、とりあえず・・・

1.ジャージがオシャレなのは20代前半までらしいから、中高年は真似をしないこと
1.「デン」の入った都心部の店は要注意
1.PC漬けの中高年(特に女性)は頭痛に注意
1.猫とマトモに喧嘩はしないこと

と、以上四点に気を付けて、せわしき年の瀬を乗りきりましょう。
ご参考になれば幸いだけれど・・・なりませんね。

ははははははは・・・・(ああ、もうどうにでもして)。

以上「単なる愚痴」でした。
支離滅裂にぶちまけてスミマセン、皆様・・・。

それにつけても、美味しい手打ちうどんが食べたい。
横浜界隈でどこかいいところはないかしらん?


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かくして暮れゆく2006年なのであった。



「可愛い猫」のお話。なんと大佛次郎センセの作。文章が格調高くてステキです。猫と喧嘩をして心がササクレだったときにオススメ・・・(しみじみ)。




お正月に温泉に行くのです。ふふふ。

arima0831 at 01:36|PermalinkComments(14)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

November 19, 2006

イラン料理『アラジン』@六本木(オットが行ってきた)

イラン料理 アラジン
最寄駅:六本木
料理:アラブ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


実は、ワタシが行ったわけではないのだが、一応ご参考までに。
かなり厳格なイスラム教徒の取引先がやってきて、手配に頭を痛めたのだ。

詳細は以下をご参照いただきたく・・・。

http://arima.livedoor.biz/archives/50660444.html

食に関しては世界随一のバラエティーを誇る東京都心部ですら、これは結構難問なのだ。

『アル・アイン』『カルタゴ』は、残念ながら遠いので外さざるをえない。
すると・・・もうほとんど無いに等しい状況なのだった。

まあ、こういう不思議な事態に遭遇することなど、通常あまり無いとは思うけれど、
ご参考までに・・・。

尚『アラジン』ではランチビュッフェをやっていて、これは結構評判がよい。
制限時間一時間で、食べ放題1050円だそうな。
一度行こうと思いつつ、未だに果たせず。

そのうちに行ってみたら、ご報告します、インシャアッラー。

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足元に電気のヒーターを置いた。
さっそくヒメちゃんの「炙り焼き」ができそう。
なんか焦げ臭いな、と思うと、パタンと寝返りをうっているから、いい具合に・・・
(危ないってば、ヒメちゃん)。

 こんなのを使ってるのです。猫も丸焼きになりにくいのです(?)


エキゾチックなパン―エジプト、トルコ、イスラエル、チュニジア、中国、インドなどの珍しいパンのかずかず

タイトルのわりに、なかなか凝った面白い本。
レシピも色々のってます。


arima0831 at 22:52|PermalinkComments(6)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 23, 2006

六本木『酒楽』でお洒落にコリアン(?)

酒楽
最寄駅:六本木
料理:韓国家庭料理 / 冷麺 / 韓国料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


去年の夏に前を通った時から気になっていた。
なにしろ、六本木ヒルズの横っちょ辺りという小奇麗なエリアで、怪しげな階段と『中央会館』というコワモテなネーミングだ。

「ショウロンポーノチョウサ!」というイ・ヌワン先生様の指令は、ヒルズに向かう途中、この店の近所でついに忘れ去られたのだった。実をいうと。

韓国に本店のある『中央会館』という店の支店だとの由。
最初はこの、界隈では異色な入り口とネーミングに、なんだか鼻がヒクヒクしていたのだが、去年の末に酒楽(じゅらく)という店名にかえた、とやら。
 
「中央会館だと、名前が怖くてお客さんこないデス」とお店の人がいっていた。
この「怖い名前」が気になってやってきたワタシはなんなんでしょうか?
『酒楽』じゃあ、ただの居酒屋だと思うなあ・・・。
 
このお店、怪しげな階段を上ると、中はすっきりキレイでお洒落な内装。
ディープにコリアン、ではないよ、全然。

元々は「Korean Dining Bar」と称していた店を、居抜きで使ってるかららしい。
はぁ、なるほどね。

ランチで「サゴルウゴジタンセット」をいただく。
牛の足の骨(サゴル)を煮込んだスープに、大根の葉(ウゴジ)が入ったスープ(タン)です。
いや、ワタシも知らなかったけど「辛くなく」「ニンニクが強くなく」「弱り気味の胃によさそうな・・・」ということで、これにしただけ。
 
800円。サゴルウゴジタンに、大盛りご飯とキムチにおかず付き。
この界隈の物価を考えると、なかなかお買い得なのだろうな。
でも、ヒルズ内は「別世界」として、ヒルズから青山よりには、結構意外にこの程度の値段のランチはあるけど・・・まあ、リーズナブル。
 
ただし、味付けはわりと「和風」だった。
もうちょっとディープにくるかと思ったので、ちょっと拍子抜けする。

横浜のコリアンが、このごろ思いっきりディープさに拍車をかけてるせいか、いまひとつオドロキがない。
でも、天井高くて明るい店内は落ち着いているし、接客がとても丁寧で親切だから、まあよろしいのではないか、と思った次第。
特に悪くはない。
 
ボーッとしてお箸を落っことしたら、キビキビ動き回ってるお姉さんがサササとやってきて「あ、ダイジョブデスカ?」とお箸をくれた。
拾おうとしてたら「イイデスヨ〜!」と、爽やかな笑顔。
気持ちよいですね。

お店は先に書いた通り、昼間は明るくて居心地よいので、女性のお一人様ランチなどにはよろしいかも。完全禁煙コーナーもあり。

あと、7月から9月30日まで、生ビールはジョッキ350円、グラス250円。
近くで夕方になったら、ビール飲みに行くかなあ。
一人でビール飲んでも寛げそうだし。


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そしてその後、ヒルズの小龍包でキングギドラ化するのである。


ムービーモンスターシリーズ スタンダード キングギドラ
キェェーー、まあ、なんてカワイイ!

セブンアンドワイ
雑誌が買えるので、結構便利です。
セブンイレブン受け取りならば、なに買っても送料無料。

arima0831 at 10:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

July 21, 2006

『南翔饅頭店』@六本木ヒルズ くたばれ、モウカリマーケティング!!

南翔饅頭店
最寄駅:六本木
料理:台湾料理 / 飲茶・点心
採点:★☆☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:おやつ


冒頭から唐突に恐縮だが、知人のイ・ヌワン先生様は、核弾頭ミサイル飛行能力研究開発の傍ら、ひっそりと世界中で中華を食いまくる、怪しい某国エージェントである。
怪しすぎて飛ぶ方向が間違ったり不発に終わったりするので、中華の皮を脱いで突然おフレンチに走った挙句、自分のブログをピンク色に染めて狂ったフリ(?)をしてみたりしている。
この程度の眼くらましで某国主席様が許してくれるのかどうかは知ったことではないが、
その辺は得意の怪しい術を駆使してうまくごまかしているのだろう。
妖怪め。

そして、件名同系列の川崎店でおひとり様5千円も散財される莫大な資力もお持ちである(詳しくはコチラ)。

ある日、用事で六本木に出るのだ、と言ったら「じゃあヒルズにて追加調査をせよ」という指令がくだった。
ワタクシは、どうも秘密開発エージェントにオルグされかけていたらしいが、某店予約の際、四名と五名を単純に数え間違えて以来「喰い専」という結論に達されたようである。
幸か不幸か。

で、お腹をすかして南青山から六本木方面へ歩く途中、何度となく誘惑にあう。
博多ラーメン『赤のれん』、一度は行きたいイラン料理『アラディン』(未調査)の1000円ビュッフェなどなどにココロを激しく揺り動かされる。

そしてなぜか、ランチは別の韓国料理屋で食べてしまった。
なんかヒルズって、ワタシに対して結界を張ってるような敷居の高さがあるんだね。

さて、昼食後用件を終え、夜に予定されているの集まりまでかなり時間が余ってしまった。
天気がよければ散歩でもしたいところだが、あいにくの雨だし、麻布・広尾・青山界隈をこのバーゲンシーズンに歩き回るなど、経済的にも狂気の沙汰だ・・・と悩んでいたところ、携帯にメール着信。

「ショウロンポウノレポートハ?!」

イ先生様は仕事もそこそこに、レポートをお待ちかねのご様子なのであった。

まさか「行きつけずに韓国料理屋に入っちゃいました」ともいえぬ。
だいいち「イ・ヌワン」などと名乗りながら、この先生様は「韓国料理が嫌い」
という致命的な欠点がある。
逆鱗に触れてはいけないし、ちょうど三時だ、おやつの時間・・・ということで、ヒルズにでかけた。

点心て、要するにオヤツなんだから、いいんだもんね、というワケだ(こじつけ)。

でも、並んでたらイヤダ!と思いつつ、3時ごろ行ったらガラガラだった。やれやれ。
ここに辿り着くまでに、ヒルズを上がったり下がったり、散々迷いまくったので、
ヤケクソ気味に座る。
ヒルズという建物は、私に意地悪するために建てられたのか、と、自分の方向音痴を棚に上げて、根拠のない腹立ちを覚える(「そういうヒトをジコチューと・・・」とか呟く「理性」は、軽く蹴飛ばしておく)。

あ〜長い前置きだなあ。
 
まず、店頭に表示されるメニューが1500円くらいから。
なんかそれが最低ライン、というイメージだが、ついているのはご飯ものか麺類(近くのお客さんのをみてたらお茶碗一杯くらい)と、大根の漬物(小皿におしんこ、ていう量)、てなもんです。

フツウに誰にでも出す「中国茶」がメニューにはいっている。
書く必要、あるのだろうか?
 
メニューを見ると、ひっそりと単品の小龍包800円ちょっとがあったので、注文。
中国茶は黙っていても運ばれてくる。
 
一個目。
幸い熱々のオツユがプシュ、と出てくる(ぬるいことがあるらしい)。
でも、タレにする酢がつんつん酸っぱい。
まあ、でも、目を吊り上げるほど不味くもない・・・よろしいんじゃないですか?
イ先生様が、あそこまで怒られるほどのことはないんでは?
 
二個目。
微妙に餡の豚肉の臭みが気になりだす。
 
三個目。
しかし、なんだか妙にネトネト甘ったるいのは何故かなあ、と思いはじめる。
 
四個目以降は、三個ぼこぼこと口に放り込む。
ポットで出て来る無料サービスの中国茶が、実に嬉しい。
全部飲み干して、水一杯もらって、店を出た。
 
しかし、口の中にへばりついた不可思議なネトネト感が消えない。
私の体調のせいかも知れないが、なんか気持ち悪い。化調だな、こりゃ。

イ先生様に「キモチワルイヨー」とメールを送ったら、返事は

(´д`)〜

であった・・・ヒドイ、ひどすぎる!!
 
確かに、世間の好む最大公約数をうまく計算しているな、とは思う。
値段も、ヒルズで1500円くらいなら「安い」と感じる人もいるだろう。
 
しかし、これが「今の世間の最大公約数的な味」だとしたら、ワタシは世間を
憂いてしまうよ。
 
だいいち、セットって「オトク」なもののはずだが、ここに限っていえば安いほうほどCPはよくない。
ヒルズという場所代だろうか?
 
店舗は天井低く、テーブルの間隔は狭く、いっては悪いが安普請だ。
接客が悪くないのは、せめてもの救い。
 
世間の飲食業界で、こういう「モウカリマーケティング」が跋扈する。
世間がそれを許すのならば、そういうスタイルも「アリ」だろう。
でも、ワタシはその辺の金勘定感覚に「料理への愛情」や「食べに来るゲストへのホスピタリティー」をまったく感じられないので、この商法を憎むものである。
 
飲食の事業化は大いに結構だ。
例えば、以前にも書いたが、私は個人的に『スープストック・トーキョー』などは好きだし、よくがんばってるなあ、と思っている。
事業化しなければできない、個人商店では不可能な部分も、飲食の世界にはあると思うからだ。

しかし、この『南翔饅頭店』の親会社である「Soho's」なる企業は、会社案内にある企業概要を読んだだけで、全身脱力するほどの「企業理念」をお持ちなのだ。

以下参照。
http://www.soho-s.co.jp/infomation/top.html 

そうか「あの『Nobu Tokyo』の親でもあったか・・・!」と知って、笑いが出たな。

ウチの両親が後足で砂をかけるように嫌っていた『ジロー』というピザ系洋食のチェーンが昔あったが、そこが事業拡大してこうなってきたらしい。

嗚呼、エキスペリエンス!

それにしても、六本木ヒルズの動線の奇妙さって、建物自体を「ラビリンス系アミューズメントパークにしよう!」というコンセプトの元に出来上がったものなんだろうか?

方向音痴のワタシは、待ち合わせ場所に「グランドハイアットのロビー」とか言われると、目にうっすら涙がにじんでしまう。
あの動線が生理的に妙だと思うのは、ワタシだけなのかなあ。

しょうがないわね、エキスペリエンス・・・。

とりあえず、800円は、イ先生様の研究開発費に計上してもらう予定だ(無理難題)。

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その後、飲んだくれた挙句、熱出してダウンしたのは「自己責任」です。



世界の宗教 知れば知るほど

まったく何の関連もない書籍。
でも、ワタシのオトモダチが4分の1書いてます。
宗教問題など、コンパクトにうまくまとめてあるから、テレビの横に一冊置いとく価値はあります。是非どうぞ。

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May 29, 2006

南青山『ローブリュー』で、酒池肉林の結婚記念日ディナー(?!)

ローブリュー
最寄駅:表参道
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円?10,000円
用途:夕食


5月29日は、コンスタンティノープルがオスマントルコに陥落された日である。
ついでに、うちの夫婦の結婚記念日でもある。
何の関係もない。
ただの偶然だけど、当時私はイスタンブルで働いてたから、なんだか不思議な縁を感じるものだ。
感じるのは勝手だし。

コンスタンティノープルとイスタンブルについては、比較的真面目にやってる
別ブログに記事を上げたので、そちらをご参照いただきたく。
http://arima.livedoor.biz/archives/50486707.html

記念ディナーということで、イスラム教徒には申し訳ないし、
特に深い慮りはないのだが、やっほっほと『ローブリュー』で豚肉三昧。
オットは肉類はそんなに食べない「菜食派」なのだけれども、
ここのサラダ類や季節の野菜のつけ合わせなどの美味しさをかき口説いたら、
あっさりOKとなった。

ついでに、前々から行きたいといっていた友人二名参加。

一名は諸事情で遅れるが「みなでゆっくりメニューを見ながら待つように」
という指令が事前に下る。
「絶対ワリカン主義」を取っているこのメンバーで、そんな優雅な要請が
認められるはずはなく、まあ記念日ということでグラスのシャンパンで乾杯。
ついでにパテももらう。

置いておくと室温でふちの脂が溶ける。
この脂が口に入ると、まったりと蕩ける。
シャンパンを傾けながら、うっとりとする。

うっとりしつつも「奉行」と化した私が、問答無用でオーダーを決める。
今日はイベリコ豚のグリエをフンパツし(骨付きのピンク色の塊を「こんなのあります」と見せに来られたら、一撃粉砕はやむをえない)、臓物の腸詰に豚耳。

前菜は、タンポポのサラダ、グリーンアスパラのソテーに自家製ハム。

「ハムは多くありませんか?」と気遣うスタッフに一度取り下げたが、
オットが「いや、だいじょうぶです」と、宣言する。

このヒト、肉類苦手の割にはハム類には目がないのだ(これは肉ではない、と主張する矛盾・・・)。

相変わらず、野菜類が実に美味しい。
付け合せの「グリルしただけの野菜」は香気高く、ワイルドライスは相変わらず
いいバターがいい具合に効いて、オカワリオカワリと騒ぐ。

グリエの骨までしゃぶり、最後の一口を夢見心地で堪能する。
と、さっと右ひじの辺りで風が動くような気配。

見ると、最後の一口のために取っておいたワインが、なぜか空になっている。
オットの仕業である。
アスパラのソテーの「穂」を横からフォークで奪取しようとしたら、
「品のないまねをするな!」とか鼻から火を噴くような勢いで怒ったくせに!

しかし、結婚記念日の席上で離婚沙汰も困るので、問答無用で斜め前の同席者の
ワインを半分奪取する。

デザート、食後酒と堪能して、酒池肉林の宴は終わった。
記念日の勢いで、かなり予算をオーバーしたが、まあ人生ハレとケがあるから
楽しい。大人になって、良かったな。

と、いうわけで、今日は納豆ご飯にワカメの酢の物なのであった。ケ。

ちなみに、諸般の事情でディナーの日は数日繰り上がって週末になった。
小雨そぼ降る中、この「最寄り駅なし」という強烈なロケーションのレストラン、
満席御礼で二回転するテーブルもあった。
たいした人気ではある。

だって美味しいもんね。


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豚ライター [fe011]

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イスラーム圏に持ち込まないように・・・。

コンスタンティノープルの陥落


イスタンブル―歴史と現代の光と影


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五巻はまだかなあ。

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May 26, 2006

南青山「Little Lima」で、神戸牛100%ハンバーグ

リトル リマ
最寄駅:表参道
料理:ハンバーグ
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円?3,000円
用途:昼食


骨董通りの真ん中辺にあるお店。
前から一度入ろうと思っていたのに、なぜか今まで伸び伸びになっていた。

そう「ハンバ〜グ〜〜〜」という内なる声は、かなり薄らぎはしたものの、まだ心の奥底に秘めているワタシなのである。
単に執念深い食い意地っ張りの習性であろうか?
 
ここは神戸牛100%。
入り口に「当店の神戸牛は安全です」と、証明書のようなものまで掲示している。

カウンターにテーブルがいくつかの、こじんまりした店だ。
定員15名くらいだろうか?
 
Mサイズ(一番小さいサイズ)のハンバーグステーキセット(1050円)をオーダー。 カウンターで見ていると、シェフとその助手の二人が、ひたすら黙々と手を動かしている。
オープンキッチンの奥には「お櫃」が置いてあって、そこからご飯を盛る。
箸が出されて、味噌汁もつく。
 
オーダーしてからじっくり焼くので、でてくるまでには結構時間がかかる。
だから急ぐ人には向かないが、そもそもハンバーグステーキがほとんど待たずに出てくるとしたら、美味しいものが期待できないのは当然なので、気長に待つ。
そういう忍耐力は抜群である。
この忍耐が他に向けば、今頃ひとかどの人物になっていたろうと思うくらいだ。
思うのは勝手だし。
 
一皿に、刻みキャベツ、ブロッコリにポテトサラダが小奇麗に盛り付けられ、
ハンバーグに丁寧にデミをかけた一皿登場。
 
私の理想は、カリッとしてジューシーなので、その線からは外れるが、
肉が良くてきちんとした仕事がしてあるハンバーグは美味しい。
やっぱりハンバーグ「ステーキ」というからには、元の肉質が肝心なのだろう。

ただ、Mの場合は小ぶりだし、ご飯や付け合せの量も非常に上品。
ようするに、盛りは良くない。だからこれは女性向け。
男性には物足りないかもしれない。
ただし、LとLLもある。値段は上がるけど。
また、セットは食後のコーヒー付き。
場所柄を考えれば、リーズナブルだと思う。

ただ、お皿のご飯を箸で食べるって、結構面倒くさいから、どうせだったらナイフとフォークがいいのにな、とは思った。
デミが美味しいから、ご飯に混ぜたいけど、お箸じゃうまくできないんで・・・行儀が悪いだけのことだけど。

夜の営業内容まで聞かなかったが、手のかかったしっかりした料理が出てきそう。
どうもステーキハウスらしい。

B級にがっつり、というよりは、上品にいただくハンバーグステーキセットでした。
あと一声ちょっと勢いがあると「肉食った」って気になるんだけど、上品そうなお店だから、これは仕方ないか。
でも、美味しいことは美味しい。
ハンバーグ熱に浮かされていたころに食べたら、もっと感動したと思う。

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April 23, 2006

再びバスク料理『ローブリュー』 文句のあるやつは、出てこい!

ローブリュー
最寄駅:表参道
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


この日のために、朝はサンドイッチだけ。
二日間節酒節食。

一応このようにバランスとってます。
「個人情報」を公開するなら、身長161cm、体重52〜55キロの間。
普通の体型ざんす。
中年なりの脂肪は目下「戦略的減少方法」を試行錯誤中。
成果ぁ〜??(あ、失礼失礼、ちょっとデリケートな部分にオハナシが・・・)。

体育会系の僧侶集団が、白いコックコートでサービスをする。
男子スタッフは全員五厘刈り。
無口だけれど、きいたことはきちんと教えてくれる。

何よりも、どんなに凶暴な過激派がいつ乱入してきても、瞬間的に制圧してくれそうな安心感は東京随一であろう。
熱く燃えさかる炭の山に、研ぎ澄まされた刃物、頭蓋骨を一発で薄板化できる鉄のフライパンなど、武器もそろっている。
いや、フレンチ系の高級店に必要な能力かどうかはわかりませんけど。
「安心」て、いいことなんですっ!

・・・ま、その辺は置いといて。

食前酒用のつまみにクミンなどで香り付けしたオリーブ、豚のど肉のパテ、タンポポのサラダ、豚足のグリル、憧れのブーダン(血のソーセージ)、そして豚のロースト。デザート三種。
ワイン二本(アルザスの白と赤一本ずつ)、食後酒にコーヒー(おかわりした)。

三名で、一人一万ちょい。
いくらしみったれのワタシでも「たまの贅沢」として自腹を切る気になれる。
ここならば。

パテは背脂がふちにびっしり。
脂が口で溶ける。旨みにお口が「ふにゃぁ〜ん」という。
タンポポのサラダは炒めたベーコンと和えてある。
もちろん自家製ベーコン。
ベーコンの旨さに一同しくしく泣いていたら、無口なギャルソンが「どうぞ」と追加を出してくれた(涙)。

ブーダンの独特の味わい。
フツーには勧めないけれど、後を引く不思議な味。
暑くなったら出さないそうだから、食べるのならば今のうち。
付け合せは、ポテトのピュレー。
最初見た時は「?」という組み合わせだったが、ブーダンのアクの強さと不思議に合う。

豚足も美味。
私は個人的に「豚耳」のほうが好きですが。
コラーゲン不足に悩むそこの貴女は、だまされたと思って、この豚耳か豚足を食べてみませう。どっちにするかは好みでしょう。
「耳派」と「足派」に分かれるようです。

付け合せのポテトとガーリックのローストも、シンプルなくせに、外はカリッ、中はホコッとしてる。

そして、豚のロースト。
幸福ではちきれかける。

→注:比喩です。
この日はくしゃみをしたらなんか飛ぶ、なんて格好を最初からしていません。

豚本体は当然のこととして、付け合せの野菜がもうタマリマセンワの滋味たっぷり。
ワイルドライス、たけのこ(確かにこのえぐみは肉に合う)、にんじんなど。
ワイルドライスの食感が幸福な酔っ払いをピークに引っ張っていく。

で、付け合せの奪い合いでもめていたら「どうぞ」と追加を出してくれた(爆涙)。

確かに「お客の好き嫌い」はあるようだ。
でも、常連にならねばいけない、ということではない。
そういう「ややこしいねちっこさ」の存在が感じられない。

お客のほうでも「合わない人」「居心地の悪い人」がいてもおかしくはない。
しかし、それは、この店の課題だと思う。
せっかくあんなにがんばっているのに、詰まらん悪口書かれては、もったいないよ。

だからといって、普通に楽しく笑って食っている限り、何もまったく問題ない。
無口でも、ぜんぜん暗くないし、目の奥が本気で笑っていると、酔っているせいかキュートにすら見えてくる僧坊長、じゃなくて、ギャルソンのチーフ。

話していて「電話とる時、うそでいーから笑ってみたら?」とか酔っ払い(ワタシです)がいらんアドバイスをしても、真剣に「そうですね。今度そうして見ます」と答える、僧坊長、じゃなくて、チーフ・ギャルソンの某氏(元『オー・バカナル』だそうだ)。

そう、電話がね、ちょっと暗めで結構無愛想なのだね。
でも、気にせず自分の希望を言いまくると、ちゃんと合わせてくれます。

思うに、最近の所謂フレンチやイタリアンのサービス担当者って、なんだか妙にしゃべりすぎなんじゃないだろうか?
こういうレストランは、友達や恋人と楽しくご飯食べて、話して楽しむためいく。
よく喋り捲るギャルソンに「オマエ、あっちいけよ」と思うこと、案外とある。

あと食べに行くのは「料理」であって「オブジェ」じゃない。
ここのは、ドカンと勢いよく「料理」だ。

そうそう、デザートにはめったと食指が動かないけど、あの日の「ローズマリー入りバニラアイス」は、ここまで摂取したカロリーを、一発消去してくれたような錯覚を覚えさせる、心地よい味わいでした。
あくまで錯覚だろうけれどもさ。
ハイハイ、どうせ錯覚ですよ。

そのようなわけで「こういう店は、なんかだめそう」と思う人は、無理していかないほうがいいです。
個人的にあそこで楽しめない人は気の毒だとは思うけど、人それぞれだから。

ああ、でも「あの思い出」だけでしばらく生きていけそう・・・と思ってたワタシでした。
あのときだけ、は。

このときの夫婦と我が家の「結婚記念日」が同じと判明して、急遽「合同結婚記念日」が決定。

ふっふふふふふふふ。


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April 22, 2006

六本木『赤のれん』が好き

赤のれん
最寄駅:外苑前 / 広尾 / 六本木 / 乃木坂 / 麻布十番
料理:ラーメン一般 / 豚骨ラーメン / 博多ラーメン / 餃子
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


本来、まっすぐ細めん系はあまり好きじゃないのだけど、ここのは好きだ。
スープも割合塩分控えめで、おいしく最後の一滴まで飲み干せる。
ただ、量が少ないから男性には高くつくかなあ、と。
 
私はあのくらいの量だとちょうどいいんですが。
通りかかるとついつい入ってしまうのです。

好きな理由の一つが「並んでないから」というのは、申し訳ないんだけれど、特に奢り高ぶることなく普通にラーメン屋さんの接客です。
いいと思うな。

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March 28, 2006

バスク料理『ローブリュー』で豚肉三昧

ローブリュー
最寄駅:表参道
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


場所は高樹町交差点そば。

豚好き、ジビエ好き、内臓系好きにはたまらん店です。
こういう店はどうしても中華・韓国系になってしまいますが、ここはバスク料理。
メニューの内容を聞いただけで心躍ります。

例えば、豚足・豚耳というアジアでおなじみアイテムが「ちょっと待った!」と意味なく叫びたくなるほどの「別もん」。
舌触りも味わいも、料理法が変わるだけでここまで違ってくるのかと、目からウロコです。
一見したところ素っ気無いようなのに、カリッと揚がって中はむっちり。
もう「官能的」といってよい味わいです。
うるるるる、ぐるるるる、と、ケダモノ化したワタシ。

どれもこれも、ボリュームたっぷりで、がっつり肉食いたい人にはこれよりの店はなし。
だからといって味付けが下品になったりはせず、見て食って美味くて、元気が出ます。

妙に盛り付けばっかり上品にデコラティブで、ガツンとした旨みが薄れた感のある「おしゃれなフレンチ」なんて、どっかいっちゃえ、馬鹿やろ!です。

日本の場合、イタリアンもフレンチも、やはり懐石などの影響なのか盛り付けの美しさはすばらしいもので、視覚も確かに味のうちだとも思いますが、どうしても線が細くなってしまうように思えてなりません。
まあ、好みの問題なんだとは思うけれど、裏の厨房で現場を見ていたこともある私にとって、作りたてをガンと出さずに皿の上でチマチマいじくりまわしているうち、お料理のパワーが薄らいでいくイメージは、どうしても拭えないのです。

もちろん、視覚的にもすばらしいお料理を、瞬間で作り上げる達人もおられます。
こういう人を「天才」と呼ぶわけですね、きっと。

接客も、特段フレンドリーではないにせよ、オーダー、料理の説明、ワインの選択からサービス全般を通じて、まったく無駄も引っかかりもありませんでした。
必要な時には必要な手が出ています。
楽しく普通に食事して何も特に気づかずに出てこられる、というのは、サービスがきちんとしているということです。
こんな風に、料理と仲間との会話に没頭して、特に引っかかりなく出てこられるというのは、実は案外珍しいことでもあります。

敢えて言うならば、一皿の量がまさに「バスク現地並」なので、できれば3〜4人くらいで行かないと、あれも食べたいこれも食べたい!とストレスがたまることと、なかなか予約が取れないので面子をそろえて突撃しにくいところ、あと「しっかり歩いて腹を減らすのだぞ」という意図すら感じられるロケーション・・・といったところが『難』でしょうか?

それでもなお、ああ、あの「豚耳」がまた食べたい・・・あの日なかった「ブーダン」も、一度は食べたい・・・と、思うたびに目が潤みます。

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arima0831 at 00:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote