渋谷・恵比寿

May 29, 2008

三宿『新記』で香港メシなど 〜ダメなオトナたちの午後〜

ネコモリにかまけて引きこもっていたら、いつの間にか髪ぼうぼうだった。

会う人ごとに

「あ・・・髪伸ばしてるの、かなあ・・」
(イエ、伸びただけです、と答える。髪はほうっておけば伸びるものだ)
「ええと、パーマをかけましたか?」
(イエ、天然です、と答える。どうせアタマは生まれつきクルクルだわい)

というような会話が出始めたところで「そろそろ」と思う。
面倒くさいが致し方ない。

なによりも、洗ったまんまで出かけてOKだったものが、風呂上りにドライヤーをかける(所謂「ブロー」)がないと、どうもヤマンバ(一過性だが流行った若い娘の形態ではなく、日本伝承にある部類)のような印象になると、もう限界だ。
座って「いつものヤツ」が効くところに出かける。
不惑もとうに過ぎてこの身なりの構わなさは、ほとんど社会問題らしい。

場所は毎度のことながら、ウレシハズカシ原宿は東郷神社前である。
美容師さんたちの意識レベルが高いので、社会問題解決に協力してくれるのだ、
というのはウソで、相手が好もうが好むまいが15年も通っているから、
数ヶ月にいっぺんワタシが現れるという現状が既得権を伴う既成事実と化しただけだ。
ようするに、ただの成り行きである。

だから「どういう髪型にするか」ではなくて、「さ〜、何を食べるかな!」という思いに
集中できる。

中華スイーツのあそこここも、一応足を運んだ。

「汁なし坦々麺」
とも思ったのだが、どうもなんだかどうしても、行きたい店がある。
前夜この店のHPを見ながら、嗚呼行きたい・・・でも誰かとお約束をするのも億劫だわ、などとダラダラ考えていたのだった。

しかし、香港麺の固いゴム状の食感を思い描けばもう辛抱タマラン。
ワンタンメ〜〜〜〜ン!

香港麺 新記
採点:★★★★★


場所は知らない人にはわかりにくい。
「三軒茶屋」そして「三宿」という地名になじみがなければ、行き着くまでが結構大変。
そもそも「みしゅく」と読むのだということを初めて知ったよ。
「さんじゅく」じゃないんですね。
すみません。

昼ごろ南青山で別の用があり、美容院は午後の予約。
よくよく都内交通網を検討すると、表参道から地下鉄に乗ると一本で行けるではないか。

しかしそれにしても、一人で行っても麺と小さい飯物と、あとはせいぜい水餃子程度だ。
つまらんのでイヌに「今日の夕方は三宿の香港!」と電信連絡を流すと、「昼や昼や!電話しろ。イマスグ!」となにかに感電して狂ったとしか思われないような返信が来た。

どうも有名なラーメン屋の行列を見て頭に血が上った、まさにその素晴らしいタイミングだったらしい。
しかもどうやら、前夜ワタシと似たり寄ったりの時間帯に、おなじHPを眺めて涎を拭っていたらしい。

電話をすると「散髪の予約を変更して昼飯にする」と、勝手に告げられた。
「する」ってアンタ・・・と絶句しながら美容院に無理を言って、予約を夕方に。
気がついたら駅の改札を挟んで「ようよう♪」と尻尾を振るいぬわんくんの姿があった。
ワタシが迷ってスタートが遅れると、喰い始めが遅れるから身柄確保に来たイヌ。
美談でもなんでもないです。
そもそも渋谷じゃなくて池尻大橋の改札だしな。

イカ葱生姜















座るなりビール!
そして「イカ葱生姜和え」だ。
単に処理して切って醤油系のソースにあえて、細かく刻んだ山ほどの葱生姜をのせただけの一品。
それだけのものに、二人まず悶絶する。
イカのプリンとした歯応えに、葱生姜の香りと醤油系のタレが絡む。

外の陽射しは初夏そのもの。
爽やかに乾いた五月の空気に、ビールが一本瞬く間に空いた。
屋内だけど。

空芯菜蝦味噌炒め豚ばら







胃袋のキャパシティーとは不思議なもので、一人が二人になると単に倍、ではない。
空芯菜蝦味噌炒め&皮付焼き豚ばら。
ビールもう一本!

香腸
やっぱり腸詰はここで外せませんぜ。
おお、せっかくまっぴるまっから
ビール飲んでるんだからなあ。

実はわりと普通の腸詰だったが、
ひとたび気分がハイになると
些細なことは気にならん。


水餃子
















水餃子を頼むのは、そこに水餃子があるからだ。
ゆるゆるな生活姿勢ながら、この一点には妥協を許さぬワタクシ的哲学である。

もちろん広東メシ香港メシの水餃子なんて、ろくなもんが出てこないのはわかりきって・・・

わかりきっていたはずが、なんとこの水餃子はウマイ!
水餃子のウマイ香港麺屋なんて、きっと世界中でここだけに違いない。
餡がちょっと韮の勝ったタイプで、若干皮が柔らかめだが、汁気の含み具合など
どうでもいいような中華街行列店なんかよりはるかによい。

小龍包小龍包をたのむのは、そこに・・・(略)。
「そんなに喰えへんやろ」と
妙に冷静なアドバイス指示を出すいぬわんに
冷徹な我が人生哲学を
涙ながらに語ろうとすると
カッテニシロ、と言ってくれた。


広東メシ香港メシの小龍包もまた、どうせろくなもんではないのはわかってはいるが・・・

ちょびっと皮が厚め固めではあったが、中華街のふざけた点心店なんぞよりずっとマシ。
餡も皮も水餃子とは別に調製しているらしい。

まあ、これも我が人生哲学に沿って「小龍包より水餃子」という結論だ。
だからいいのだ。

しかも、いぬわんときたら「まだ喰えるな」とトランス状態で呟いている。

冬瓜と帆立のスープ















ちょっと季節は早いが、冬瓜はやはり喰いたい。
壁のメニューには「炒め」と出てたがスープだった。
帆立入り。
ちょっと暑い日にはやはり暑気払いになる。
他のナニカとどっちにしようか、かなり激しく二人悩んだのは覚えてるんだが
あれってなんだったっけ?

ワンタン麺スペアリブ飯







ここで、こんどはワタシが「麺を半分にすべきではないか」という冷静なアドバイスを。
しかし、いぬわんは「いや、フルで頼む」と眦を決していうのである。
そうか、それがオマエの人生哲学ならば仕方あるまいよ、と思えば・・・

単に「大きいほうが二人で分けやすい」という、実に思想性の薄い話なのであった。
この場合、現実性をも凌駕しておる。嗚呼。
まあいいけどね。

鼓椒排骨飯はセットで出てくる。

ええと、ワタシラがビール瓶を握り締めて縦揺れ横揺れを繰り返している間、
周囲の卓を通り過ぎていった、いわゆる普通の皆様の「ランチセット」は上記二品です。

さすがに多い。
苦しくなってくる。

ワンタン















しか〜〜し、この麺の輪ゴムな食感とプリップリのワンタンは、実にタマラン。
味がちょっと濃いように思ったのは、単にクイスギなんだと思う。


ロウメン杏仁豆腐








いぬわんときたら、山ほど牛肉をのせた撈麺(ロウメン)まで頼んでいる。
肉がうまい。
しかしこのインパクトある一品は、爆食の締めでなく「通常ランチ」で喰ってはじめて
進化を発揮するものなのでは・・・と若干人生観に悔いが出るが、考えなかったことにした。

香港的元気印ジャンク飯、だなあ。
こういう上品で和風なヤツとは世界観が違う。
どっちもうまいけどね。

最後に過剰カロリーをリセットすべく、杏仁豆腐を二人前。
小さなガラス椀にちゅるんと出てくる。
甘味薄めでふんわりと杏仁が香る。

胃液とともにアドレナリンまで吐き尽くした感のある各種内臓が
一瞬ほっと和むのを感じた。

尚、ワタシは見えてしまったのだが、冬瓜追加の辺りで厨房から顔が覗いて
「え、まだ喰うのかよ?!」という視線が飛んだのであった。
一応微笑んでおいたが、社会性に若干問題があったかもしれないな。はっはは。

いぬわんレポートもご参照あれ!

この後、髪ボーボーでビール臭い息を吐き散らしながら原宿を歩いていって、
こうした社会問題を一つ解決してもらえたから、まあよかったのだと思う。

でも服に喰いこぼしまでついているのはさすがに恥ずかしかったので、
「えっへへ〜、飲んできちゃったあ♪」と頭をかいてみた。

ここの美容院のスタッフはシャンプーの子から店長、オーナーまで人間ができているので
特に迷惑がられもしなかった・・・と、信じている。



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そしてこのあと、三日間はまったくお腹が空きませんでしたとさ(嘘)




香港麺、売ってます♪

香港粉麺飯―めんとご飯

作るためというよりは、Mな食欲を無駄にそそるための一冊。うまそうです。

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November 20, 2007

恵比寿『中国茶房8』で深夜の水餃子東西交流

さて、話は戻る。
トルコ料理を堪能した夜のことであった。

山ほどよく喰ったのではあるが、帰りの山手線にともに乗り込んだ胃袋妖犬、こともあろうに「チャーハン喰いたい」とツブヤキだしたのである。
山手線は渋谷を出て品川へ向かっている。

中国茶房8 (チャイニーズ・カフェ・エイト)
最寄駅:恵比寿 / 代官山
料理:中華料理一般 / 北京料理 / 餃子 / 飲茶・点心
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夜食


この店が恵比寿にある、などといらんことを思い出したワタシ。
渋谷の次は恵比寿である。
そして、チャーハンと言われれば水餃子である。

中華茶房8なんだか怪しい電飾に彩られた入り口。
恵比寿ってお洒落なところじゃなかったのか?
この怪しい光に誘われて
深夜餓鬼と化した喰妖が現れる。

薄暗い店内に入ると
都内各所から現れた喰妖が
食い気の限りを放ち尽くした
残滓のようなものが漂っている。


尚、この店のHPには「当店は、可憐な町「恵比寿」に御座います」と。
怪しい表現だな。
可憐な町、恵比寿?


アワビタケメニューをみたとたんに
「喰いモード」にスイッチが入る。
近所にあったら
夜な夜な通ってしまうだろう。
アワビタケはちょっとしょっぱかったが
まあビールのアテにはよろしい。


水餃子噂の三個105円の水餃子。
餡の種類は30種類から選べる。
白菜、セロリ、貝柱・・・と
まったくもめずに決まるのは不思議だ。
見た目同じだが、三種の水餃子。

皮がモチモチ。
マントゥも同じだが、やっぱり餃子類は皮が命だなあと改めて思う。
中からスープがぶしゅうと出てくる。
ちょっとスープの味が濃いような気もするが、三個105円ならば十分すぎるくらい。大袋入りの業務用冷凍水餃子並みの値段だ。
どうせなら、お持ち帰り用に冷凍したのを売り出して欲しい。


チャーハン黒く怪しく光るチャーハン。
光っているのはフラッシュをたいたからだ。
この店にしては高額な・・・(700円以上)と
思っていたら、爆量到来。
喰えるかこんな量!と思うが、
イヌ妖は無言でスプーンを動かしている。
パンチェッタみたいなもんがはいっていて、こりゃあもうタマラン・・・とかなんとか呟きつつ伸縮自在の腹を膨らませているのだ。

そしていつの間にかワタシも、一口また一口と山を崩しているのだった。
深夜静かに黒いチャーハンの山を切り崩す。
修行僧のようだ。
なんの修行だか知らんが。

とにもかくにも、このような怪しい行を求めるもののために、この店は24時間戸口を開いている。六本木ならわかるが、恵比寿に眠らぬ店を出す、そのココロは・・・喰妖をヒッソリ呼び集めよう、ということなのであろうか?

どうも一匹は間違いなく引っかかっているらしい。


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今度はヒッソリと六本木出撃を思案中なのだ、実は・・・。



あわびたけ、売ってます・・・(なんだかウマソウ)

餃子ロード


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October 02, 2007

渋谷『すずらん』でつけ麺&焼き餃子 〜タンタンメン・リベンジはブタカクニに届かず〜

食べ物の恨みなど、浅ましいものだとは思う。
しかも、減量宣言をした、その舌の根も乾いておらん。
たかがタンメン一杯、期待ハズレに不味かったくらいでなんだ!

でもまあ、せっかく渋谷界隈にいるのであるし、タンメンは朝ごはんだったから
昼ごはんも食べておくべきであろう。
そうそう。
喰えるときに喰えるものを喰っておけ、と昔の人も言ったものだよ。


中華そば すずらん
最寄駅:渋谷
料理:ラーメン一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


ご苦労にも、原宿は東郷神社前から、この店まで歩く。
しかも炎天下だった。
食欲的モーティベーション、おそるべし。

店は二時半過ぎて、行列はなし。
空席が2つほどで、混んではいる。
大汗を拭きながらカウンター奥の空席に行く途中、ひんやりと涼しげな汗をかいた
エビス生のサーバーが・・・もちろん、即刻第一次衝動を却下する。
昼間からビールなど、とんでもないことだ!


つけ麺つけ汁





つけ麺登場。相変わらず立派な堂々たる太打ち。
餃子はまだかしら・・・と思う。
と、同時に「焼き餃子=ビール」の法則を思い出す。
「日中炎天下=要水分補給」の鉄則も思い出す。

結局、生を一杯たのむ。
世の中の原理原則法則鉄則の類は、やはり重要なのだ。そうなのだ。

つけ麺オーダー時「味、薄めで」といったら、大きな声でヲジサンに「えっ?!」と
聞き返された。
目が微妙に怒っている気がしたが、気にせず「塩味を少し控えめでお願いします」と
言ってしまう。
ここの汁、ワタシにはちょいと塩気が強すぎるのだよ。
うまいスープだとは思うのだけれど。

で、薄めにしてもらったら、やっぱりちょうどよかった。

多分ヲジサンは怒ったのではなくって、忙しさのピークを回ってヘロヘロだったのだろう
と思う。
普段は普通のランチタイムか夜だったが、こんなにヲジサンはじめスタッフの
目の焦点が合ってない状態は見たことない。

麺が相変わらずうまい。
出来のいい自家製パスタのようだ。
この日は醤油味にしたが、やっぱり味噌があうかもしれない。


餃子餃子の中





そして、この日のお目当てだった「焼き餃子」!
どうもここしばらく、ここの焼き餃子の幻影がしじゅう現れては消えていたのだよ、
蜃気楼のごとく。
砂漠の蜃気楼の残酷さを都会で実体験。
幻が見えても喰えないんだからねえ。
これが砂漠の真ん中で、ほしいもんが水だったら・・・などと想像すると切ないな。

こちらの蜃気楼は炎天下這うように歩くのは同じでも、時間さえ作って電車に乗って、
渋谷の辺りまで来ればありつけるのだ。
でもやっぱり、横浜に支店作ってくれないかなあ、とつい思う。
川崎でもいいぞ。

さて、憧れの焼き餃子サマ♪
以前より焼きが強くなった気がするが、相変わらず皮がモチモチ。
モチモチの皮には、肉汁たっぷりの餡。
焼き餃子を食べながら、水餃子的な喜びもダブルで味わえるのだ。
よくわかりゃせんだろうが、東京でも稀有な焼き餃子なのだ。
食べてみればわかる。
食べてみてください。

世の原理原則に従った結果、エビスの生もある。
世間的な常識は守らなくっちゃねえ。
水分を欲していた体に、ビールの水分、ミネラル、ビタミンなどの滋養が沁みわたる。
ああ、天国天国。


豚角煮あのタンメンさえ食べていなければ・・・!
豚角煮だって食べたかったが
店内ランチモードで忙しげではあるし
今回はやめておいた。
なにしろ、あのつけ麺は
普通盛りでも結構なボリュームなのだ。


最近のラーメン屋が競って壁に大書したがる、元ヤン丸出しな魂命人生情熱的哲学と比べ
清々しいほど直球ストレートな墨跡逞しきメッセージがステキだ。
つい拝みたくなるが、怪しまれるといけないのでやめておく。
ああ、食べたかったな。
やっぱり食べてくれば良かった。

尚、相変わらず「大盛り無料」。
メタボな人たちには、嬉しい話だろうな。
ワタシは違うけど。
減量中だしさ。

ふん。


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ああ、豚角煮・・・!


そう、この本くらいなら何とか・・・と。
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

ちなみにもう一週間以上経ってるけど、効果は出てません。
とりあえずは、食べたものを書き上げるだけの「レコーディング・ダイエット」
ダイエッターの心理などリアルに書かれていて、ちょっと面白い読み物になってます。


体重計も買い換えました。
前のはあまりにメンタルフレンドリーで・・・(約二キロ少なく表示される)。
やっぱり標準がけっぷち、じゃ、なくて、既に「肥満」の域に堕ちておったよ・・・。

arima0831 at 10:05|PermalinkComments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

October 01, 2007

原宿『栄楽』のタンメン 〜古い街中華が、古いだけのこともある・・・〜

栄楽
最寄駅:原宿 / 表参道 / 明治神宮前
料理:中華料理一般
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:朝食


髪を切りに原宿へ。
青山で用を済ませて、東郷神社のほうに向かう。
『龍の子』で汁なし坦々麺(ランチで食べられるかどうかは不明)・・・と、思いつつ
歩いていたら・・・

看板ちょっとそそられる看板が・・・。
お洒落な花屋さんの二階。
建物はお洒落だが、
中は非常に典型的な「街中華」だ。
『福源楼』がかなりアタリだったので
ふらふら入ってしまう。
昭和35年創業、だそうだ。


栄楽この界隈でこのルックスのタンメンを
実に「街の中華」な店内で出している、
その心意気は買う。
どこもかしこも似たり寄ったりな
あの辺特有の「お洒落な感じのお店」に
うんざりしていれば心和む。


このタンメンが、口が曲がるほどしょっぱくなくて、麺がグダグダ固まりになってなくて
まあ、なんといおうか、もうちっと旨かったら言うことないのになあ・・・。
期待が大きすぎたか。これは自己責任だ。
これならば『龍の子』に行くな、たまにしか出ない辺りでもあるから。
この近辺で、若者がうだっていない、地下でなくて明るくて多少健康な空気のところ
と、いうことならば、行くのもよかろうが。

そういえば『福源楼』で、店に入る前に「この手の店は、小当たりか大ハズレ」という
立派な法則を呟いていたのは誰だったかねえ・・・ちぇ。

前の記事から二ヶ月弱。
そういう頻度で美容院に出向いているか、というとそういうわけではなくて、記事までに
時差がかなりあったから、もう三ヶ月経っていた。

ワタシは強烈なクセっ毛だ。
人間は素直でまっすぐで爽やかなのに、髪の毛は大変ねじれ曲がっているんである。
それをショートにして、洗いっぱなしでOKなのは、ひとえに美容師Tくんの
腕がとてもいいからだ。

でも、いくらTくんでも、三ヶ月になると目も当てられない。
時にもよるが、彼に切ってもらうと二ヶ月はフツウにこざっぱり手間要らず。
二ヶ月半くらいで「ややや」と思うと、あとはひたすらむさ苦しくなっていく。
毎度のことながら「今度は二ヶ月以内に来てくださいねえ・・・」と縋るように言われつつ
サッパリと店を出た。

すでに気持ちは「食い物の恨み」でいっぱいなのである。
目指すはここだ!

(つづく)


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なんだか、汁なし坦々麺がたべたいぞ・・・。



「おめぇに喰わせるタンメンはねぇっ!!」次長課長プチマスコット&マスコット根付
(・・・似てないし・・・)





大掃除進行中の我が家。本ならとりあえず、持ってってくれるから助かる。

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September 17, 2006

渋谷『すずらん』よ・・・嗚呼、何故なんだ、この豚角煮っ!!

中華そば すずらん
最寄駅:渋谷
料理:ラーメン一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


>わざわざ横浜から通いたいとも思わないけど、近くにきたらまた寄ろうっと。

などと五月ごろ書いて以来、4ヶ月の間に、まあなんとなく「ついで」に「なんとなく」近くにいることが何度もあった。

近くにきたら寄る、というよりも、近くに行く用をそのために作っているような気さえしてきた・・・まあ、渋谷に出る用は、あるのだ。
だから、ついでなのだ。あくまで「ついで」なのだ!

挙句に「こんな記事」とか「あんな記事」で、ワタシの食欲中枢をむやみと刺激する困ったものがおる。

その日は所用で秋葉原にいた。
さて、と夜7時ごろ、京浜東北線横浜方面に乗り込んだつもりが、何故か渋谷方面行き山手線に乗っていた。
フ、と我に帰ったら「五反田」とかを通り過ぎていたのである。
単なる乗り間違いだから、ついでに「すずらん」に行こう、と思いついた。
まあ「ついで」ということだ。
そういうことなのだ(「渋谷方面」ていう緑の看板確認してから電車に乗ってなかった、アンタ?、とウルサイ突っ込みを入れるどこかの自分)。

ここの場合、麺がうますぎる。
汁はワタシにはちょいとショッパイのだが、でもついつい全部すすってしまう。
 
なんだか妙にくせになる。
ナニカ特殊なハーブ類でも入れてるのか?!

しかも、ここの餃子はそんじょそこらの餃子専門店が泣いてひれ伏すくらいオイシイ。
ここはつけ麺屋だろうがっ!
なんでこんな旨い餃子が出るんだっ!!
と、文句のひとつも言いたくなる。

「餃子は水餃子」というのは、満州育ちの亡父の遺言にして我が家の家訓。
焼き餃子は「邪道」なのだ。
しかし、親の遺言と一家の家訓に背いてまでも、一人つい

「あ〜、ヤキギョウザくださぁい」

なんということを、ここのカウンターに座るとつい口走ってしまう
(だって、この餃子が目当てで行ってるんだから、オーダーするのは当然でしょアンタ、呟くどこかの自分)。

程よい歯ごたえに、むっちりと食感のよい皮も、中の汁気たっぷりの餡も、文句ない。
焼き餃子で「オツユがプシュ」なんて、許されることだろうか(ユルスユルス、と呟くどこかの自分)。
 
ついでのついでで「豚角煮」もオーダー。
エビスビール、焼き餃子、豚角煮。
「至福」という言葉が心をよぎる。
うふふふのフ。

「自分には正直に生きましょうね」
「うん」
と、食べ物が目の前に出ると急に素直になる自分。

さすが壁に額入り筆書きで堂々と大書してあるだけあって「豚角煮」は素晴らしい。
いかにも旨そうな、いぬわん氏の写真が脳裏からはなれずにここまで着ちゃったが、
素直に予想を超えてる。

もう、テリッテリと輝く「お姿」が現れた瞬間、単に「豚角煮」などと呼んでしまった自分を恥じるほどだ。
「豚角煮様」と呼ぶべき、神々しさ・・・(アンタ、ちょっと大げさよ。トランス状態入ってない?、という声がどこかで聞こえる。ちょっとやばい)。
箸を入れればほろほろと崩れるほど柔らかいのに、じんわり旨みがしみて、脂身は蕩ける。

あああ、もうだめ。
つまらない理屈をこねたワタシを許してくださいアナタ、と、目の前で真剣に麺を茹でるオヤジサンに突然語りかけたくなるが、それではただの変な人なので、やめておいた。
 
ただ、ここの場合、細い「中華そば」の麺はたまに茹ですぎちゃうことはあるらしい。
まあ、おかげで正気に戻れましたがね。

やっぱ、つけ麺でしょ、と思いつつ、次はいつ頃渋谷に「ついで」ができるか考えていた。

その数日後、伊勢佐木町『慶興』のカウンターで、声を押し殺して
「豚角煮ブタカクニ」「ブタカクニなー」「そうなの、すずらんブタカクニ」と語り合う
怪しい男女は、つまるところワタシとイヌワンなのだった。


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鈴蘭の花言葉は「意識しない美しさ、純粋」
でも、実はこっそり花には毒性があったりする。
花はどうあれ、渋谷の「すずらん」に「中毒性」は間違いなくある。

e87.com(株式会社千趣会イイハナ)

e87.com(株式会社千趣会イイハナ)
ついでにお花でもいかがですカー?



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June 11, 2006

渋谷『すずらん』の焼き餃子

中華そば すずらん
最寄駅:渋谷
料理:ラーメン一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


1時ちょっと前という、最悪と思える時間帯だったけど、意外に8人待ちくらい。
並ぶ。餃子食べたさ。

行列と混雑はありとあらゆる手段を駆使して避け、逃げ、よけて回るワタシだけど、
Mr.いぬわんがあんな美味そうな餃子の写真をUPするからいけない(人のせい)。
http://inu1.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_acc4.html

ここはお昼は水餃子をやっていないので、前回「なんだ、焼き餃子か」とパスしたけど、オーダー。

我が実家は、満州育ちの父の遺言にて「餃子とは水餃子である」という厳しい家訓があるが、亡父の遺志に背いてまでも、並んでまで焼き餃子食べに行くなんて・・・しかも「すずらん」に。
パパ、ごめんなさい・・・って、生きてりゃ一緒にくっついてきてたと思う、この人。
で、きっと5分で並び疲れて「帰る!」とか言い出してたかなあ、などとしばし亡父を思う。

で、いぬわんサマサマと申し上げませう。

皮は歯ごたえしっかりもっちり。焼いてあるのにジューシー。
この餡は、ヘタな「餃子の名店」よりも、じんわり味わい深い。
おいしーよ、これ。

いきなりビール頼みたくなるけど(そういう味です)、ふと外を見たら、さっきまで「ちょっと並んでる」程度だった列が膨れ上がってる・・・
そもそも、諸般の事情で主治医に「向こう数日絶対禁酒令」を発令されたばかり。

ち、と思いつつやめた。

しかしそうか「焼き餃子はあるけど水餃子はない」っていうことは、
水餃子はまた別の逸品の可能性があるわけだね・・・
ああ、これはまた来なければ、夜に!

ついでですが、といっちゃ悪いが、太打ち麺で醤油つけ麺も頼みましたが、こっちは普通だった。ナメクジなワタシには、ちょっと塩気が強いの・・・。
でも、麺は美味しい。
これは「焼きそば」とかでも美味しいのではなかろうか。
冷麺とか、夏に出ないのかなあ・・・と、つい思う。

平打ちとは違う食感が面白いです。

しかし平日と違って、土曜のすずらんは、いかにも午前中で授業の終わった近隣大学の学生さん風カップルが主体。
近隣の男性サラリーマンが主体の週日より回転は悪いかも。

もうひとつ、ここはお店の人が実に感じが良くて、自然にてきぱき動き回っているから、あんなごった返したカウンターでも居心地の悪さを感じさせない。
並ぶ店って、すぐエバリだすから、この姿勢は貴重だと思う。

一応申し添えておきますが、私はこの日、どうしても渋谷に行かねばならない用件があったのです。
すずらんは「ついで」です。

本当です。


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May 11, 2006

噂の『すずらん』平打ち麺、美味し!

中華そば すずらん
最寄駅:渋谷
料理:ラーメン一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:朝食


この横浜界隈で、このところ誰も彼もが絶賛調の『すずらん』(おおげさかなあ)。
渋谷に行く用事があったので、行ってみた。

うっかり出先で手間取って、12時をちょっと回ってしまったら、五人ほど並んでいる。
みんなここのメニューを知り尽くした風情の、わりあい若い近隣の必殺勤め人たち。
全員オーダーは「大盛り」で「つけめん」。
みんな食べ盛りなのね。

でもなんとなく、つけめんに今ひとつ食指が動かない日だったので、汁そばを頼んだ。
私は量は食べないから、普通盛り。

並んでいる間にキビキビとオーダーを取りにくる。
女性率が限りなく低いためか、回転も速いから、そんなに待たない。

味噌たまごの平打ち麺。950円也。
がさっと景気よく盛られたモヤシやキャベツがいい感じ。
確かに値段は結構強気だけれど「大盛り無料」というホスピタリティーであいこでしょ、というところ?
 
麺、噛み応え、舌触り、そして喉越し、すべて上々。
この麺は、麺だけで美味しい!
そうか、それで「つけめん」なんだ!
 
でも、平打ちを汁そばにしてしまうと、汁がはねまくって食べづらい。
オーダー失敗・・・つけめんにして置けばよかった!
つけめんメインのせいか、スープも美味ながら塩気が強い・・・つけめんにして、あとで「汁割り」してもらうのがここでは正解。
雰囲気的に「汁そばの汁割り」などという馬鹿げたものを頼みづらかったので、
そのままいただく。
私はナメクジ体質で、塩気が強いとだめなのだけれど、でもなんとかスープのおいしさでいけた。

汁そばならば、普通の麺がよいかも。
隣の人が食べているのを見たら、ほとんど細めのうどんの太さで、これも美味しそう。

あと、水餃子がなんだかおいしそうな気がする。
次回是非、と思う。どうなんだろう。

ただ、チャーシューがちょっとパサつき気味。
脂身が好きだから、底まで掘り返して探したけど、発掘できず。
運が悪かったのか知らん。
 
わざわざ横浜から通いたいとまでは思わないけど、この麺はちょっと癖になる。
近くにきたら、また寄ろうっと。


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April 20, 2006

渋谷『唐そば』〜ナゼみな並ぶ??

唐そば
最寄駅:渋谷
料理:豚骨ラーメン / 九州ラーメン
採点:★★☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


どこかのグルメ本で、大絶賛されていたので、名前は聞いてた。
たまたま前を通りかかって、ラーメン食べたい気分で、しかもたまたま空いてたから入った。
 
店はすいているのに、機械的にカウンターの隅から座らせる。
カウンターがバランスを失ってひっくり返りそう・・・ではないけど、感じはよくない。
 
ラーメンは、いたってまったく普通のラーメンで、特にまずいとも思わなかったが、なぜにどうしてこれを食べるために並ぶ人が大勢いるのかは、理解できなかった。
いや、普通にラーメン食べたい時に、さっぱり食べてヨシヨシ、っていうもの。
まずいとは言わないけど、私のラーメンへの思い入れがその程度なのがいけないのかなあ。
 
とにかく、どれほどおいしいラーメンであろうと「あの接客」はNG。
確かに機械的に隅から座らせれば、店は面倒くさくなくてラクだろうが、そういう店のココロはワタシのココロも冷やしてしまうのココロ。

関係ないけど、以前ハタチの姪とディズニーシーに行って、そこいら辺中でひたすら並びまくったことがあるけど、あれを「旧ソ連邦庶民生活擬似体験」などと言ってしまう私の心はやはり曲がっているのであろう。

まあ、単に遊ぶために「あの努力」ができる日本人の辛抱強さは、嫌味でも冗談でもなしに立派だとおもう。


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チューリップが並ぶ姿は美しい。と、無意味にごまかしてワンクリックをよろしく。



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April 09, 2006

渋谷『台湾屋台ハル』で久々のデッドボール

台湾屋台ハル
最寄駅:渋谷
料理:台湾料理
採点:★☆☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


基本的に食べ物関係のストライクゾーンは広いと思うし、多少のことで「怒」となっていたのは5年以上前の話。
私も年をとったのだ。
同時に危険回避能力も高まるので、デッドボールをまともに食らうことも減る。
が、無くなりはしないのだ、油断は禁物だ、と思い知る体験だった。
しかも、一塁残塁で攻守交替・・・みたいな状態。

雑誌でほめられていた店で、目新しいところがあったとしたら、新しい穴場かホントどうでもいいような店。
ここ、後者だった。
いや、水餃子がうまいって書いてあったから、ついつられちゃったんですよ・・・。
 
ランチでいったが、水餃子は変な化学調味料たっぷりのあごがグッタリきそうな変なスープにはいってて、皮は買ってきた餃子の皮。
確か「餃子が自慢」とか、書いてあったんですがね・・・信じた私が悪い。
て、いうか、こういうものが「人気メニュー」って、不可思議。
まあ、好みの問題なんでしょうけど。

でも、思いっきり手抜いた、ゆるくて雑な食いもん出して「家庭料理風」とか言うの、やめにしたらいいんじゃないかね、と思う。
家でも自分で作れる程度から「家庭料理風」ってことかね、という店、多い気がする。
確かにあの餃子なら、自分で作ったほうが百倍ましだ。

あと、ランチのセットを頼む。
カウンターに座っていたんだけど、目の前でガンガンどんすか皿の出し下げをやり、当たり前みたいに私の目の前を、フィリピン系と見えるお運び姉さんの腕が出たり引っ込んだりする。
あんまりにそれが、がさつで激しいんで、なに食べてんだかわかんなくなった。
 
そういう荒っぽさが味になる店もあるけど、ここの場合ただ「雑」と、それだけ。
だから味付けも雑になるわけだね。
 
しかも、寒い日だというのに、平然と店のドアを開けっ放して看板をしまいに行く無神経。ランチ終わりはわかるけど、店にいる客が寒かろう、などとは思わないらしい。
で、看板しまったあとは、ひたすらカウンターのワタシの目の前でママと店員が「んあ〜」となりそうな内容の、だれだれさんがどうだの系のオバハン井戸端私語。
かんべんしてよ。お客がまだ、なんか食べてるんですよ。
 
久しぶりに、清々しいほどひどい店だった。
二度と行かん。
ていうか、行った私が悪いのよ。

台湾屋台系を食べたければ、渋谷にはもっとましな店がなんぼでもあります。

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あの痛みからは立ち直ったが、まだ背中が痛い・・・お見舞いクリックをよろしくね。

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March 31, 2006

旨いっ!渋谷『麗郷』の水餃子

麗郷
最寄駅:渋谷 / 神泉
料理:台湾料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


水餃子スイギョーザ、うま〜い水餃子・・・と、呪文のように唱え続けていたこの頃。
渋谷に出たし、今日は「水餃子への欲望」が「人ごみ嫌い」と「道玄坂方面苦手」を凌駕した。

ランチに水餃子と冬瓜のスープ。
水餃子が、やっぱり美味い!!
個人的に今のところ、ここの水餃子が一番好きだ、と思う。
一口サイズを口に放り込むと、ジュワーとオツユがあふれる。
皮もつるっと滑らかで、団子っぽくない。ぶよぶよしてない。
中の餡は割合しっかり味がついてるんで、黒酢だけつければOKです。

ただ、8個800円というのは、かなり強気なお値段ね・・・。

スープは600円という値段の割りに中には丁寧に処理した豚肉、干しえび、しょうがなどもどっさり入っていて、しかもドンブリで出てくる。
お得感高し。
ただ、ちょっと塩気が強いかなあ。

ところで、ここの接客について色々言われているようだけど、特別愛想がないだけで、呼べばすぐくるし、別に不親切じゃないし、黒酢を頼んだら「ハイハイ」とすぐ出してくれたし、接客がすべて中華系スタッフの店としてはまったく普通。多少荒っぽいかもしれないけれど、別に目立って悪くはない。
昼時で混んでいたのにね。

「失礼な接客」と「無愛想な接客」は、根本的に違う。
別にベタベタしなくても、普通にご飯が食べられればワタシはOKです。

でもここもやっぱり、数名できて色々食べたい店です・・・『お一人様』は寂しい。

しかし、ここの店までくるには、やはり昼間であってもちょっと気合を要します・・・。

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March 17, 2006

バーボンいろいろ『ボイルストン』

ボイルストン
最寄駅:渋谷
料理:西洋料理一般 / パブ / アメリカ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:飲み会/宴会


古い店だ。
30年近くになるのではないだろうか。
高校生のころ、午後にお茶の時間をやっていて、いい感じのアメリカン・チーズケーキがセットで安く食べられたから。よく通った。

さすがに『夜の部』は卒業間近くらいまでは近寄らなかったと思う。
まあ、ちょこっと行ったことはあったのだろうな。
よく覚えてません。

当時はバーボンを専門に出す店など珍しく、なんとなくアメリカ東部の書斎兼居間(?)のような雰囲気だった。

あれからかなり紆余曲折を経たようで、バブルのころには東京のあちこちに次々に支店が出て、ちょっとした中規模チェーンになっていった。

こうなると、あの本店はどうしただろう、まだ同じところにあるのだろうか、と覗いたら、まだしっかり営業していた。内装が少し変わったけれど、店の雰囲気は相変わらず。
バーボンを揃えて、そう凝っていないけれどビールやバーボンにちょうどいい料理があるところも変わらない。

尚、開店当時のオーナーは既に経営を離れ、現在は元々渋谷店のチーフをしていた人がオーナー。30年近い間に、ちょっとしたドラマ(?)があったらしい。

今はまた個人経営の『普通のパブ』にもどった。
最初のころのように。
たくさんあった支店は、すべて営業を止めたとか。

夕方6時から8時はハッピーアワーで、ドリンクが半額。
渋谷の駅のそばという割りに、おっそろしく古くてぼろいビルだから、ちょっと入りにくいかもしれないけれど、中はこじんまり落ち着いている。

あと、一応いっておくと、大変よい意味でアメリカンな雰囲気の中、
トイレだけは『和式』。
「何とかしたいんです!」と、現マスターは真剣に悩んでいるらしい。

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March 15, 2006

恵比寿『Nha Viet Nam』

ニャーヴェトナム
最寄駅:恵比寿 / 代官山
料理:ベトナム料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食


いつであれ、ゆったり食事をしたければ要予約です。
明るい店内は居心地よく、コースなどいただくと楽しいひと時となります。

ただ、ミントやコリアンダーといった香草は、原則として最初からはずしてありますので、欲しい方は最初に言いましょう。
私が友人といった時は、山ほど持ってきてくれました。

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March 13, 2006

懐かしの『シャンドン』

シャンドン
最寄駅:表参道 / 渋谷
料理:ケーキ / 喫茶店 / チョコレート
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:おやつ


私は、甘いものマニアではありません。
嫌いじゃないけど、なくてもいいです。
たまに「おいしいおやつ」がほしくなるけど、おいしい小さいのがちょこっとあれば、十分満足。

さて、昔話。

初めてこのお店に入ったのは、まだ中学生の時。
近所の高校を受験しにいった帰り道。

試験の出来がイマイチだったんで、一人トボトボ青山通りを歩いていたら、なんか不思議な空気のケーキ屋さんがあった。
ケーキ屋さん、というと今も昔も、いかにも女性が入りやすいように明るくて白を基調にした可愛らしいお店になるもんだけど、ここの場合、間口がやたらに小さくてちょっと重々しい構え。
なんかひたすら渋くて「ケーキ屋さん」な可愛らしさはワザトのように無視している。

まあいいや、気分なおしにケーキ食べよ!と、入った。

今なら昼からやってる飲み屋に突入するところだが、私だって「ケーキな少女(もどき)時代」はあったんです(・・・遠い目・・・)。

で、お店の名前の『シャンドン』とあともう一個食べた。
げ、ナニコレ?!

まあ、某漫画の台詞をパクれば、
「あたしが今まで食べてたもんがケーキだったら、
こいつぁ『おケーキさまさま』よ!」

とでもいおうか。

もう一個いきたいところだったけど、しょせん中学生の小遣いでは二個にコーヒーつきだって贅沢というもの。
泣く泣くあきらめて「合格発表の日には、ここで残念会だい!」と家路に着いた。
親が受けろというから受けた高校で、特に行きたくも何ともなかったんだけど、このケーキ屋さんにあと一回しかこられないなんて、残念だなあ、と思ったのを覚えている。

なにせコドモであるから、用もないのに電車賃を使って、渋谷まで「一個300円もする」高級なケーキだけ食べにくるなんという発想はなかったのです。
かわいいなあ。われながら(・・・再び遠い目・・・)。

そして、合格発表の日。
奇跡が起こった。
サクラがサイタ。

何が嬉しかったって、ここの学校に通うなら、お小遣いが続く限りここのケーキが食べられるんだワンワン!でしたっけね。

しかも、受けろと言っておきながら、まさか受かると思っていなかった、我が「ウルトラいいかげんの母」は、受験料がもったいないと渋る娘にたいそうきらびやかな「お約束」をいっぱいしていたのである。

「受かったら、お小遣い倍にしてくれる?」
「いいわよ」
「五段変速のロードマン買ってくれる?」
「いいわよ」
「ステレオ買って」(当時はまだ「レコード」です・・・)
「いいわよ」
「あれとこれとそれも、買ってくれる?」
「いいわよ」
「・・・ママ・・・」
「なぁに?」
「要するに受かると思ってないんでしょう」
「ま、そりゃあそうよね」

と、いうわけで、合格の報に母は衝撃的な歓喜を示したものの、
「約束は約束だからね」の台詞に「う」とこもったうめきをあげたものでした。

しかし「死んだふり」と「我が家の財政状況についての諸般の事情」という技を非論理的に合体させて、うまく娘を丸め込んでしまった我が母。
大人って、ずるい、とあの時思った。
この技は、大人になって「ホテルの営業マン」なんつー仕事をする時、大いに役に立ちましたけれどね。

でも、交渉の結果「小遣い倍&新しい自転車」は勝ち取った。
おかげで三年間、ここのおいしいケーキを堪能できた。

最初は「おいしいケーキ屋さんにいこうよ!」
と、同級生など誘って出かけていたけれど、

「お店が暗い」
「ケーキが小さい」
「なんか、甘くない」

などと、結局のところ誰も付き合ってくれなくなったから、一人で行くようになる。
で「甘味を極限まで抑えた焼きチーズケーキ」に感動の叫びをあげたりしてた。
当時チーズケーキって、チーズの味なんかしなかったんだ。
でもあれは、しっかりチーズ味なのに、ぎりぎりケーキだった。
忘れられない。

さて、時は過ぎて、私は「ケーキな少女(もどき)」から「単なるノンダクレのババア」へと着実に変容した。
30年近い時間なんて、そんなもんだとおもうけど、なぜか久しぶりに会う友達は

「変わんないねー!!」

と言う。

そうですかね?
違うと思うな・・・。

ともあれ、先日書いた「天才よしながふみ」のおかげで、久しぶりにケーキを食べたくなってしまった。
『西洋骨董洋菓子店』というシリーズ、読めば必ずケーキが食べたくなってしまう、悪魔の書だ。
一応パティシエがゲイだけれど、お話にうまく盛り込んである。

西洋骨董洋菓子店 (1)
西洋骨董洋菓子店 (2)
西洋骨董洋菓子店 (3)
西洋骨董洋菓子店 (4)


そんなわけで、久しぶりに『シャンドン』に出かけた。

渋谷にわざわざケーキを食べにくるのが冒険だったころから、サバ読んで25年。
海外でいい思いもいやな思いもして、久しぶりに見る入り口は変わらない。

今になるとわかるけれど、ヨーロッパの街角にありそうなパティスリだ。
前に立てば、なんとなくパリのどこか、なのだ。

そして、同じ顔のケーキが並んでいた。
『シャンドン』ひとつ・・・後はなんにしよう。

どうしようかなあ、と言ったら、イチゴショートのようなのを勧めてくれた。
いや〜ま〜しかし・・・ま、そうしてみるか・・・と、ご指示に従う。

このイチゴショート(名前を失念。陳謝申し上げます)、なんとなく食ったら、

「おケーキさまさま」

で、ございましたよ。

ただ、海外うろうろして小ざかしくなったのか、日本の洋菓子の世界が変わったのか、とてもよい意味で不思議に素朴な味がしました。
子供の時は衝撃的に繊細で凝った味に感じたが、今は素朴でやさしい。
でも、変わらない味だ。
変わったのは、私だろう。

あとひとつ変わったのは、昔「ケーキ二個まで」だったのが「お小遣いが足りない」という理由だったのが、現在の「二個まで」は「カロリーが足りすぎている」ことだろうか。
微妙に侘しき思いではあるわねい・・・うるうる。

思い出すのは、亡父の言葉。

「この店の味は変わんないって言うだろう。
でも、そういう店って言うのは、ものすごい努力をしてるんだよ。
逆に、前より味が落ちたと思うのは、単に店が努力してなくて、客のほうが進化しちゃったってことなんだよな」

どうせ受け売りなんだろうけど、ふと思い出したのは、彼も同じ高校出身だったからだろうか?
そうだ、そういえばそうなんだっけ。

ところでこの『西洋骨董洋菓子店』て、4巻で完結などといってるけれど、はっきり言って話は全然終わっていない。
お願いですから、続きをどこかでやってくださいまし。

あと、超荒唐無稽なSF江戸ロマン『大奥』は、買って三回読んで、拍手しました。
売れろ売れろ売れろ〜!



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大奥 1 (1)


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