和食

March 06, 2011

伊勢佐木町『じゃのめや』の牛鍋弁当の至福 〜週末昼下がりの喜びはここに♪〜 

ある週末の昼下がり、珍しく伊勢佐木モールあたりを一人ぶらぶらしていた。
ウィークデーならよく徘徊しているエリアだが、週末に限ると意外に縁がない。

そもそもワタシの生活は不規則で、世間並みの「ランチタイム」が厳しい。
昼は二時まで!とキッパリ言われると、よほど気合を入れて出かけないと、営業時間に間に合わないのだよ。

でもとにかく、このタイミングでこの辺りで食事をする状態になった。
それも週末やっている店・・・と考えて、おおそういえば『じゃのめや』があったじゃん♪とひとたび思いつくと、足取りに勢いがつく。

ちょうど空腹でもある。
甘く煮付けた牛肉の味を思い浮かべたら、もう辛抱タマラン感じ。
この類のスキヤキ系、普段から特に好んでしょっちゅう食べるものではないんだけど、たまに無性に食べたくなる。

焦り気味に前のめりになって、午後二時前に慌てて駆け込んだのだが、実は午後は通し営業なのだそうだ。

じゃのめや

この「牛鍋弁当」は、午後4時まで出ているそうな。
見た通り、味噌汁、漬物、生卵がセットでついてくる。
シンプルな内容ではある。


じゃのめや

黒胡麻を振ったご飯を従えた牛鍋。
意外にしっかり量のある、甘辛く煮た牛肉は、しっとり柔らか。
甘さは強めだが、全然嫌味がない。
上質な脂の甘味が、本当の甘味と口の中で絡まりあう至福よ♪

甘辛いタレと牛肉の脂とコクを、しっかり含んだ豆腐、葱、白滝もいい。
アクセントの青菜がもうちょっとあれば・・・とは思うが。
でも、これは軽い午後の贅沢としては、何よりのもの♪

肉の端っこを噛んで甘味を味わったり、玉子に付けて齧ったり、それをご飯に乗っけてみたり・・・。
これだけでなかなか楽しく遊べてしまう。
弁当というネーミングだし、見た感じはシンプルなんだけれど、御飯もおかずもボリュームは意外にしっかりある。

諸事情でビールを付けられなかったのが残念至極。


じゃのめや メニュー

メニューをみると、ちょっとしたお出かけ御会食が主体だ。
でも、家族の会食らしいグループの反対側には、常連らしい初老の男性が一人でふらっと入ってきて、一人ビールに牛鍋をつつく姿なんかもある。
もちろん定食や牛丼だけ、という客も結構いる。

店の反対側にあるお座敷は高級だそうだが、モール側から入るテーブル席は意外に庶民的な雰囲気。
まったりとした、実に休みの日の午後らしい空気に心和む。

なんでランチは週末だけなのか、不思議に思って聞いてみたら、要するに昼間店を開けるのは週末だけだから、ということなのだった。
普段は夜だけの営業だそうだ。

正直言ってワタシにとってスキヤキの類は、大枚払ってお座敷に畏まってまで食べたいと思うものでは決してないのだが、こんな感じの手軽な内容ならば、是非また立ち寄りたいもの。

こちらに毎週アップデートされているらしい情報をみる限り、二時までのランチ定食だと、二月中は「小口ステーキ」「牛カツ」「生姜焼き」となかなかステキな品揃えもあったのだが、何故か先月末以来「牛丼」と「牛鍋弁当」のみらしい。
再開予定、ないのか知らん?

弁当と牛丼だけでも十分ステキではあるが、この定食あたりを機会があったらガッチリ攻めてみたいもんです♪

じゃのめや ( 黄金町 / すき焼き )
★★★★★5.0
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牛鍋しゃぶしゃぶ じゃのめや すき焼き / 阪東橋駅黄金町駅伊勢佐木長者町駅

昼総合点★★★★ 4.0



追伸:
ところで関係ないけど、このエジプトのCMが面白いぞ〜!





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ぐふぐふ。


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で、ついこんな本を買ってしまった・・・。


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August 07, 2010

京都『大徳寺 一久』で精進料理弁当 〜京都ふらふら遠征記 其の三〜

昼前に起床。清涼感を求めて大徳寺に出かける

・・・ていうか、朝から奈良に行く予定だったが、起きられなかったのである。

前の晩、くるみん女史と別れた後で、通りすがりのスパニッシュ・バルで
なんとなくまったり飲み直しちゃったのだ。
やれやれ。

さて、寺社仏閣を全く知らぬワタシが、何故敢えて大徳寺かというと・・・

京都大徳寺100713 001

この『大徳寺一久』という精進料理の店があるからだ。
深く考えず、知っている人が行ったという話だけでココにした。
昼前に起きてから電話をしたら、予約もとれたのである。

向かう途中でわかったのだが、京都市内中心部からこのあたりまでは、案外と
距離がある。
京都は結構大きな街なのだ。
そうかなるほど。
しかし、いつになったら着くんだろう・・・と、延々バスに揺られながら思う。
四条あたりから、たぶん30分はかかったと思う。

この辺まで来ると、郊外らしき雰囲気になる。
どのあたりかも今ひとつ理解していないのだが、汗をドードーかきながら、
予約時間に大幅に遅れてナントカカントカ店に辿り着いた。
やれやれ。

通された和室の個室は、予約時間に遅れた罰なのだか、冷蔵庫のように
エアコンで冷やし固められていた。
不思議なことに、畳の上に緋毛氈状(?)の赤い布地が敷かれ、その上に妙な
縁台みたいな高いテーブルと、不安定な椅子が置かれている。
座るのが苦手なガイジン向けのセッティングらしい。
しかし、特にそういうことをリクエストした記憶はないがなあ。
ワタシノニホンゴ、ヘンデシタデスカ・・・?

個室は庭に面しているのだが、このヘンな椅子ときたら、あからさまに庭を
背にして置かれているのだった。
上座には誰もおらん。
ナンボ外人相手だったとしても、このセッティングは不可思議。
ひょっとしたらこれも、一種の罰ゲームだったのかも知れん・・・とか思うのは
僻みっぽいのかね?

一応途中で「遅れてしまうが、まだ大丈夫であろうか?」という主旨の電話は
入れてあったんだけれど。
でも遅刻は遅刻なんでしょう、きっと。

こういうのが京都なのかも・・・という、微妙な気分になる。
これがまさかよもや「いけず」ってやつなんですか?
ううむ。

冷やし固められた空気を溶かすべく、空調のリモコンを探すが見当たらず。


京都大徳寺お弁当

大徳寺弁当。
詳しくはこちらを参照。

リモコンを所望すると「おやそれならば、エアコンきりましょか」との由。
冷え固まるのとどっちがいいかというと、むしろ蒸し上がるほうが比較的体の
欲求に近かったので、切ってもらうように頼んで、自分で部屋の障子などを
開け放つ。
蒸し暑い空気が、鬱蒼と侘びた感じの庭のマイナスイオンとともに、一気に
部屋に満ちた。
プラマイゼロってやつだろな。うううむ。

料理に関しては、前夜に『哲酔』に行っちまってたせいなのか、どうしても
味わいが浅く単調に感じられてしまう。
口当たりも全体にもっさりしている。
そういうものなのか、精進料理って・・・?

お馴染みの人が夜に連れて行ってくれる、小さな割烹の料理と比較するのが、
そもそも無理ってもんなのかもしれないし、昼の弁当が4000円越えって
いうのも京都の相場価格なのかもしれないが、諸々の不具合などもあったので
「なんかちょっとなあ」という気分になった。


京都大徳寺 吸物京都大徳寺 茶菓子

揚げ麩の吸物も旨いことは旨いが、どこかモッサリした口当たり。

茶と菓子は待っていても出てこないので、勘定をしに帳場に出て行ったところ
店先の縁台で出してくれた。

こちらが先で『哲酔』が後ならば、かなり印象が違ったはずだと思う。
順番を間違えたね。
とりわけ不味くはないけれど、自腹でまた来ようという気にはならん。

菓子の横に添えられた「大徳寺納豆」は、ひょっとして買って帰ろうかとも
思っていたのだが、きっと渡しても喜ぶ知己はいなさそうだ・・・とやめた。

翌日行った奈良公園の、芝生の隙間に転がっていた鹿関係の黒い粒粒を見て
ああ、それが正解だったかも・・・と思ったのは余談だけどね。

ちゃんちゃん。


大徳寺一久 ( 北大路 / 精進料理 )
★★☆☆☆2.0
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大徳寺一久 精進料理 / 北大路駅
★★☆☆☆ 2.0



京都大徳寺100713 007

まあせっかくなので、大徳寺の境内でも覗いてみるか・・・と寺に入る。

入って驚いた。おそろしく広大な一丁区画に、院が並び立つ集合体が大徳寺、
だったのだ。

ゴメン、ワタシったら、実は仏教神道関係にはてんで疎いのである。
告白すると、実家がキリスト教なんですよ。プロテスタントね。
しかも、仕事で関わる場合を除き、遺跡史跡名所旧跡を巡ることに興味関心が
呆れるほどまったくないまま、中年になってしまった。

アホかと思われるだろうが、こういう寺をみたのは生まれて初めて。
ひぇ〜、と広大さに驚き、しかもそれぞれの院がキッチリと参拝料を徴収する
事実にまた驚く。
せっかくなんで、公開されてる4院(と数えていいのか?)のうちの3院に
入ってきたが、呑気にこんなことをしていると、京都観光って一日一ヶ所で
終わりかねないぞ・・・と軽く焦る。

焦りながらも緑の陰影に目を奪われて、一時を呆けたように過ごした。
枯山水の庭も、鬱蒼とした竹林も美しかったが、寺の庭の各所に張られた苔の
下生えが不思議なほど活き活きとして目を労ってくれる。

暑い日中だったせいだか、ほとんど人がいないので、枯山水も苔庭も竹林も
すべてほぼ独り占めは贅沢だった・・・と後刻思う(@竜安寺)。


あぶりもち

大徳寺を通り抜けて、今宮神社の門前へ。
名物あぶりもちを喰う。
写真が一人前。ワタシにはちょっと多い。
素朴な味わいは良い。

そうそう、大徳寺に行ったのは、あぶりもちとやらを食べにいくのに、
通り抜けたら近そうだったから・・・という理由だったのを、今改めて思いだしたよ。
ありがとうあぶりもち。おかげでいいものが見られた。


この後、歩いて竜安寺に行こうかと思ったが、数メートルで熱死しかけたので
タクシーに乗った。
正解だった。



(つづく)



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それにしても暑い午後だった。でも最近はもっと暑いんだそうだ。うはあ。



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著者:蟲文庫店主 田中美穂
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苔入門。なかなか良い本です♪
そう、ワタシはこの後、どっぷりと苔にはまるのだよ・・・。

お酒の肴に最高!大徳寺名物 大徳寺納豆箱入り50g
お酒の肴に最高!大徳寺名物 大徳寺納豆箱入り50g

大徳寺納豆は、お取り寄せも出来るのだった。

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July 25, 2010

京割烹『哲酔』ではんなり酔う・・・ 〜京都ふらふら遠征記 其の二〜

浮かれはしゃいで結構飲んだ、その翌朝・・・

実は相当二日酔い気味だったが、そうなることを見越して某ツアーを前払いで
終日ブッキング済み。
通常の旅行中だと考えられないことだが、朝7時前にふらふらと起き上がる。
今回の使命は爆食鯨飲ではなく「観光」なのだ。

朝から暑い。
ぐたぐたウダウダと煮えそうな心身は・・・嗚呼ああぁぁ・・・

(中略)

そして夕刻。
ホテルの狭いバスタブで、潔斎して臨む京料理割烹。

実は「家族なんかでよく行くこぎたない店はあるんやけどまあ・・・」と、
はるみん&くるみん姉妹がストレートに誘いたがらない店があったのだ。

「なんでそこはダメなの?」と、前夜しばし様子見してから思い切って直球を
投げ込んでみた。
横浜ベイスターズの劇場型豪腕クローザー、どすこい山口の152キロ級?

東夷の中でも、とりわけKYで知られるワタシだ(だって本名だもん)。
折りしも往きの新幹線でエビスを飲んで景気をつけてきている。
京都のぶぶづけだろーが南アのブブゼラだろーが、もう何も恐ろしくはない!
暴投をかまして京都を押しだされたって、この際エエわい!という覚悟だ。
旅の恥はかき捨てだしさ。

それよりこの数日間の京都滞在で、目の前にはんなり飛んできた気配のある
旨そうな匂いのする店を逃すほうが、よっぽどオソロシイぜ。

「ほんとによろしいんでしょか。こぎたない店ですけれども・・・」
「いいっ!いいともーー!!」

という次第で、ホテルから鴨川を渡って、ふらふら祇園方面に入ったかなあ、
というあたりの小さな店に連れてきてもらった。
よくわからんが、あの辺を祇園というのか?
あとで見た地図によれば、建仁寺の隣くらいの位置らしいが。

でもここは横浜関内だよと言われれば「あ、そうだっけ」と言えるような
普通のすっきりと清潔なカウンター割烹。

「どこがこぎたないんじゃ・・・?」と、平素ハルマゲドン級のうらぶれ加減に
慣れきっているワタシは、心底不思議に思って首を傾げたのではあったが。


京都 胡麻豆腐

見た通りの雲丹のせ胡麻豆腐。
それ以上でも、それ以下でもないのだが・・・

柔らかな胡麻の甘味。
新鮮な雲丹の甘味。
そして出汁の塩気と旨味。

食前酒に出てきた梅酒の赤ワイン割りをククと飲み干し、ビールを飲み干し、
「冷酒ください」は当然の展開であろう。


京都 お造り

お造りがアイスカービングに乗って登場。
こういう趣向は普通なら「フン」と軽く鼻を鳴らして迎えるワタシだが、
なにしろ外は暑いので、氷の放つ冷気に癒やされる。

かわいらしい七夕飾りもよいね♪

京都 おつくり鱧などUP

鱧に白身(種類は失念)、そして軽く味をつけた鮪。

実は鱧が美味いと思ったことがないのだが、軽く淡く口の中でほぐれる食感と
爽やかな後味は、間違いなく京都でこの季節食べるべきものだろうよなあ・・・

と、ほんわり幸せなのだった。



京都 哲酔吸い物

吸物も鱧。
底にはオクラの摺りおろし。
ジュンサイの食感をアクセントに、いい感じの舌触りだ。
旨味と塩気がバランスよく、すうっと体に沁みてくる。


京都 賀茂茄子

賀茂茄子の煮物。
こちらはほんのり甘い。
小芋やら蛸やら海老やらも、丁寧にいい味が煮含められている。

お出汁の味に良い油揚げみたいな旨味が入るので、これはなにかと思ったら
茄子を白〆大豆油で揚げているのだそうだ。

軽く葛を引いたお出汁の、仄かだが確かな旨味。
ああ、和食っていいな。


京都 八寸

冷酒が進みまくる小さなものたちよ♪

手前にある白いものは蛸の卵。ねっとりと濃厚な味わいに酒が進む。
他には、素麺の煮凝りとか、鱧寿司とか・・・。

ごめん、考えて確認する先に、飲んで喰っちまいましたわ。
ちまちまと酒が進み止まらず。


京都 鮎

鮎。
ほろ苦い。
ふんわり旨い。
ほんのり香ばしい。

山桃が、実にすてきなアミューズ。
えへえへえへへへへ・・・。


京都 揚げ物

素朴な野菜の天麩羅は、トウモロコシの掻揚げが特に好きだった。
写真に入らなかったが、この後ろに鱗を立てた金目鯛の揚げたやつ。

サクサクぱりぱりの鱗を噛みしだけば、ほっくりとした身が柔らかい。


京都 鰻茶漬け京都 菓子

〆の鰻茶漬け。
山椒の効いた濃い味に、香り良いお茶。

なるほど、これが京のぶぶづけってヤツ?
これだったら「食べて帰るか」と聞かれりゃ食べて帰りますがな・・・(違)

お菓子も出た。
口がさっぱりする。


こんな店が横浜にあったら、せっせと通うに違いない。
無口な御主人は、聞けば丁寧にいろいろ説明してくれるし、女将はほどよく
やってきて、ほどよく楽しい世間話をしてくれる。

でも、くるみんと二人で思わずいろいろ話し込んでいる間は、お店の二人は
何故かまるで気配を消してしまうのだった。
この日はたまたま二人で貸し切りの夜だったが。
カウンターの料理自慢な店によくある「亭主や女将の機嫌取り」が無用なので
とても有難く居心地よい。

しかし、なんでこの店を真っ先に出してこなかったのかね・・・?、と不思議に
思ってくるみんに尋ねると「東京の人にほとんど喜んでもらった例がない」
と。

まあ確かに、夜景もないし鴨川の風も吹かない。
店も普通のカウンター主体の小料理屋風情ではあって、清潔だが普通の構え。
特段雰囲気で「旅情を誘うもの」ではないと思う。
料理の見た目も、地味と言えば確かに地味だ。
基本的な手間暇をちゃんとかけた料理だが、華やか煌びやかとは言いがたい。

でも、余韻はひくけれど後味のよい、はんなりとした旨味は京都ならでは。
出汁が旨いのだ。
ワタシが他を知らないだけなのかもしれないが。

京都のことだから、お金を出したら出しただけのものが出てきそうだけれど、
この7千円ちょいのコースが食べられれば、ワタシはもう十分満足だなあ。



哲酔 京料理 / 祇園四条駅河原町駅清水五条駅
★★★★ 4.5


哲酔 ( 祇園四条 / 懐石料理 )
★★★★★5.0
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ご案内いただいたくるみん女史に深謝多謝。

このあと鴨川の別の川床のバーに連れてってもらい、二人また深夜まで飲む。
鴨川の風と夜景が、本当に気持ちいい。
こういう風に、夏の屋外でまったり飲める場所があるって、ステキなことだ。

Bar Atlantis


四条あたりで別れた帰り道、通りがかりの飲み屋でひとり仕上げ。
ホテルそばのスペイン風バルというやつだけど、安くて開放的で居心地よく・・・


翌日は奈良観光の予定だが、ブッキングなしなのよ・・・嗚呼。



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直球どストライク!



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とりあえず一番面白かった京都ガイド、とか言ったら叱られちゃうのか?

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June 30, 2009

白楽『御藩亭』のきぬかけ丼 〜リーズナブルな美味しい和食ランチ♪〜

外食すると何故か中華率が高くなる。
実は一人ランチ率(?)が一番高いのは『ショー・ラパン』、次が『KIKUYA』
なのだが、この二店を除くと残りはひたすら中華になるかもな・・・と考えるともなく
考えたある昼下がり。

実は最近の外食で一番縁のないのが和食だ。
特にランチとなると、何故かどうも足が向かない。
よく考えてみたら、ワタシの家メシは原則「和食もどき」になりやすいのだ。
最近は減量プロジェクトも再始動したので(進行しているとは言いがたいにせよ)
なんとなく夜は家メシが多いのでもある。
和食と言うよりは単なる「粗食」に過ぎないが、これが一番痩せるのだ。
最近は家に居ることが多いので、昼も家で食べてしまうことが多い。

そんなわけで、外で一日働いているから止むを得ず外食するランチと違って
「生活のアクセント」になるものなので、家メシみたいな定食系は無意識に避ける、ということなのかもしれない。
魚が嫌いなんじゃないです。
むしろ肉より好きだ。ホントです。

だから、ほんまサンの記事を読んで以来、一度行ってみようと思っていたお店だ。
店は白楽にある。

「旧国鉄駅周辺雑居文化地帯」の中央線沿線東京都心外辺地区で育った身には
横浜市内東横線沿線の住宅地って、なんともちんまりと上品な感じがする。
白楽の駅前辺りは普段馴染んだ野毛伊勢佐木町周辺とは明らかに空気が違う。
微妙なアウェイ感があったりしてね・・・。
ええと、荻窪駅前周辺から野毛伊勢佐木要素を取り去ってこぢんまりさせた感じ、
と言おうか・・・違う?

そういえば横浜で最初に住居を探した時、不動産屋さんに勧められた記憶がある。
確かに独身単身の女子が住みやすそうなエリアではあるよ。

素直にこの辺で落ち着いていれば、ワタシの生活もちょっと色合いが違ったのかも
しれないな・・・とかムダなことを考えてみる。


御藩亭きぬかけ丼

沼に浮かんだオバQの頭にちょびっとコケが付いている図・・・ではなくて、
お店の名物「きぬかけ丼」。
オバQの頭は湯葉で丁寧にくるまれている。
苔はワサビです。言うまでもないか。
三本の毛の代わりに三つ葉が浮いていたり・・・という工夫はないです。
あくまでワタシが勝手にツマラン連想に走っただけだ。


御藩亭きぬかけ丼ウニ

オバQの中身はウニだ(食事中だし、もうこの妙な連想は忘れよう・・・)。

結構たくさん入っている。
熱くて滑らかな餡が湯葉越しにウニにちょっと熱を入れるけれど、決して煮えない
微妙な温度差加減がプロの技。
ウニの甘味は増すが香りは殺さない。
餡がワタシの好みよりは若干甘めだが、出汁はよく効いていて丁寧なオシゴトだ。

普通生ウニがたっぷり乗った丼って、いかにも豪華な感じだが、実は生臭くて
味わい的にはくどいものが多いような気がする。
鮮度や調理法の問題以前に、ウニというものが大量生食向けではないのだと思う
のだが、これだとウニの旨味を楽しめるが生臭さは上手く消えている。

ワサビをちょびちょび混ぜ加えつつ食べるのも楽しい♪

御藩亭 002ヘンな写真だが、
これが定食全容となる。
丼に小鉢とウマイ漬物とサラダ、
そして味噌汁が付く。
この日は蜆の赤出汁だった。
ランチの定食で千円越えは
ちょっと厳しいような気もするが
この内容ならばリーズナブルだ。

サラダ付きっていうのが、お店の女子顧客率の高さを反映してます。
まあよろしいんじゃないでしょうか。


御藩亭煮物

この辺にはあまり足を伸ばす機会もないことだし、せっかくだから煮物も頼む。
ふんわりした玉子とじの筍に白魚を載せたものを添えた野菜の煮物。
やっぱりベースの出汁はちょっと甘めの味付けなので、酒肴よりはご飯の菜に
いい感じかな。

「甘い」と思うのは、多分ワタシが普段味付けにほとんど砂糖を使わないからで
常に妙に甘辛過ぎる世間の和定食系とは、比較にならんほど上品なのではある。

砂糖、使わんよ。
なんせ「粗食」ですから。

御藩亭煮豆
さすがにお腹一杯で
ふう・・・なんてタメイキをつきながら
香ばしいほうじ茶を啜っていると
「サービスです」と大きな煮豆がでてきた。
混雑時を外すと出てくるものらしい。
ほっくりウマイおやつ風の煮豆だった。


御藩亭 (定食・食堂 / 白楽、東白楽、妙蓮寺)
★★★★ 4.0



平日だからか店内は御近所らしき女性の姿が多かった。
嫌味のない小ざっぱりした雰囲気のある店だが、新聞なんかも置いてあって
男性が入ってきても違和感ない気さくな雰囲気。
こういう店は横浜中心部にはないだろうなあ。
土地柄の勝利だ。
うらやましい。

ちなみにこれは五月前半の話。
だからまだ「減量強化週間」どころか「美食爆食週間」にも未だ突入していない。
しかしこうしてみると、初夏のころから密かにエンジンはかかっていたのか・・・?

高級感いっぱいでもなく、定食屋風情でもなく、飲み屋のランチ営業風でもなく
いい具合の程良さで和める店だ。
家の近くにあれば通うだろうな。

御藩亭 ( 白楽 / 定食・食堂 )
★★★★4.0
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しかし我が家近隣には、どうも成立しそうもない雰囲気ではあるけれどね・・・。
どこかご存知だったら、是非教えてくださいまし。



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結局自宅で粗食の今日この頃・・・。




北海道産大福豆。


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たまに雑な料理に飽きると漠然と眺めたりする本(見るだけですけど)。



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October 29, 2008

阿蘇『高森田楽保存会』で喰い意地ツッパリ・・・ 〜温泉・田楽・熱暑に渋滞で結局バテる〜

朝食をホテルでかなりキッチリ食べたのに「ごまだし」も食べて
おなかいっぱいな状態で佐伯を後にした。
ごまだしは予定していたけど、珍しく早く目が覚めたら強烈に空腹で
パスするつもりだった朝食をついつい完食してしまったのだ。
まあ、旅先だからね。
多少の爆食はよかろ・・・という心がけが悪いんだろな・・・(嘆)

秋だというのに予想外の熱暑で移動の車内は蒸し焼きオーブン状態。
フロントグラスから照りつける陽射しが顔にグサグサ刺さるようだ。
あっちっち。

エアコンは入れているものの、ワタシはああいう機械的な冷風にどうもアレルギーがあるので、極力温度は下げてあるし風は体に当てられないのだ。

しまったと思っても後の祭り。
クイスギでパンパンの胃袋を抱えて熱に炙られていると、
クリスマスのスタッフド・チキンの気持ちがよくわかるなあ、と思う。
いや、あのチキンは焼かれる時点でもう感情はあるまいよ。
そもそも食用チキンの気持ちって・・・と無駄な思いが脳裏を駆け巡るのは
たぶん暑さでのぼせているせい。

元々ワタシは、車での移動が苦手なのだ。
あの行き場のない密室感がダメなんである。
と、いうと多少かっこいいが、実は子供の頃ひどく車酔いをする体質だったので
苦手意識がどうも抜けきらないだけ。
荷物の運搬や足回りの楽さから最近車が多いのだが、本当は列車に乗って
缶ビールでも飲んでいるのが好きなんだよう・・・
うにゃあ。アツイヨウ。

気分直しに温泉に寄った。
長湯温泉という、炭酸系のお湯が楽しい温泉だ。
どうせ通り道だから、と思ったら、何故かかなりの遠回りになっていた。

なかなか垢抜けた温泉場で、これならば一泊したいくらいだ。
先に待つものがない気楽な旅なら即宿泊を決めていたと思う。

現実はそうも行かない。
長湯温泉というくらいだから、長湯をして初めて意味があるんだよ・・・と
内心ブチながら先に進む。
軽く立ち寄り湯にするにはもったいない場所だ。

スタッフドチキンはキッチリと茹で上がり、炭酸でほどよくアクも抜けた。
ブツクサ言う気力すら起こらない。
そのわりに昼を回ると、それなりにお腹が空いてくるから不思議だな。

実は行く先は決めてある。
以前に何度か行って、すっかり気に入っている阿蘇の『高森田楽保存会』へ。

軽く途中下車・・・というわりにここも案外遠い。
地図を読むのって、どうしてこうも難しいんでしょう、嗚呼。
要はこの店に行きたかったんですけれどね。

店内おしながき








やっとのことで辿り着いたのは、人里離れた阿蘇の古民家を改造した店。
囲炉裏に炭をくべて焼きながら食べるスタイルだが、広々して天井高いので
この暑いのに何故かまるで気にならない。
尚、左の書には「田楽を喰うならば四時までが好適である」と書いてある(嘘)

田楽田楽








囲炉裏に山女にこんにゃく、豆腐、里芋などなどの串が並んで楽しい風景。
対面の相手分の焼け加減を確認しながら、串は自分で回すので自分のばっかり見ていちゃあダメなのだ。
串が熱くなるので、軍手もコースとセットで貸してくれます。

右の写真左側の串のように味噌が軽く固まった感じになったら焼き上がり。
もう一本のようにテラテラ光っているのはマダ。
店員さんがスバヤクあちこちの囲炉裏を巡って、そんなことを丁寧に指導して歩いてくれる。
少人数でかなりの客数をこなしているのだけれど、せわしげになることもなくて
ゆったりムードなのは立派。

窓からはるかに根子岳が見える。
暑さと疲れで萎え気味だった心がゆったり和む。
すると、しっかり食欲も湧いてくるからアラ不思議。

油揚げ囲炉裏で田楽も楽しいが
ここで何より好きなのは
実はこの油揚げ。
揚げたてのアツアツに
醤油をちょろんとかけて
生姜とともにハフハフかぶりつく。
それだけのもんなのに
これが実にしみじみウマイ!


だご汁















もうひとつ楽しみなのが〆に出てくる「だご汁」♪
濃くて良い出汁がしっかり出て、ぴろぴろの「だご」に沁みている。
「だんご」が山間部風になまったもの、だろうか。
形態は「ほうとう」と同じ。

嗚呼こういう汁物、本当に好きだなあ(嬉)
夢中で啜っているうちにすぐなくなってしまう。

きびめし一緒に出てくる「きびめし」も
もちもちして汁によくあう。
ご飯はおかわり自由だし
結構しっかり量のあるコースなので
再びオナカイッパイになる。

嗚呼またクイスギ・・・。


そして目指すは熊本経由で人吉。
オットの郷里だ。

熊本経由、とさらっと書いたが、渋滞してて遠いのなんの。
朝あれだけ辛い思いをしたくせに、再びオナカイッパイで午後の陽射しに炙られて
朦朧としながら車の助手席でノビるワタシ。
嗚呼、学習能力が・・・

いや、ないわけでもなかろうが、食欲志向性モーティベーションが高すぎるのだ。
要は単に「喰い意地きたない」ということなんですけどね。
あ〜あ。


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あとで考えると、佐伯から熊本経由で人吉はナンボナンデモ遠かったような・・・。





だんご、とも呼ぶらしい。う、これは取り寄せたい・・・。



るるぶ熊本 阿蘇 天草’09 (るるぶ情報版 九州 5)
るるぶ熊本 阿蘇 天草’09 (るるぶ情報版 九州 5)

もちろん地図はついていた。読めなかったのが問題なのよ。

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October 07, 2008

大分・佐伯の夜が更ける 〜「寿司の町」で寿司を喰った・・・〜

熱蒸暑に耐えカーナビに騙され、這うように佐伯着。
今回は義姉夫妻がホテルを取ってくれた。
姪の結婚式をやる会場でもある。

今回のホテルは大変ありがたい。
小銭と携帯にハンカチちり紙だけで翌日の披露宴に参加できるからだ。
男性には理解できないだろうが、こういうときの女性の服って実に不便。
がっちりしたポケットというものがない上に、なぜかフォーマル用のパースというのは「持って歩くが物を入れない」という原則で成り立っている摩訶不思議な代物なんである。
ハンカチくらいは入るし携帯電話も何とかなるが、さらに何か入れようとなるとアウトとなってしまう。
財布すら厳しい。
パースというからには財布兼ということなのか・・・?
しかもワタシの財布ときたら、なんでもかんでも突っ込むものだから「現金以外のもの」で分厚くなりがち。
こういうのって、ワタシだけなんでしょうか?
海外にいても似たり寄ったりのことをぼやいている女性がいたから、きっとこれは普遍的な矛盾なのだろな、と思ってみたりする。
皆さんどうしているのかしらん?

女性の衣服本体の収納力関連については、果てしなく不平不満が語れるのだが、
それはさておき・・・

到着後しばらくホテルでごろごろ。
別府で食べた半端な冷麺のせいで、どうもいま一つ空腹感が薄い。
しかし、のどやかでたゆたゆとした大分の海を道中見てきて、気分は海鮮モード一色なんである。
しかも佐伯といえば寿司、なんだそうである。
だれがそう言い出したのかよく知らんが(たぶん地元の観光振興関係者と思われる)、小さな町にしてはやたらに寿司屋が多い。

しかし、情報がない。
あっても「ネタの大きさにビックリ感動」とかなんとかいう類の店で、食指動かず。
ホテルのフロントに聞いてみても、なんだか心もとなげな感じ。
まあとにかくいくつか挙げてもらって「コレだ!」と思った店に電話をしたらどっちも満席だった。
やっぱりこういうことは事前の根回しが大切であります。

じゃあ、この店・・・と、テキトーに予約をして出かける。
佐伯の中心は駅や港の周辺ではなくて、タクシーで10分くらい走った山裾にある。
「うまいもん横丁」という飲み屋街もある。
小さな町なのに居酒屋からスナック風まで大中小取り混ぜて、結構な数がひしめいているのに驚いた。
港町だから、なのだろうか?

鉄道よりも先に町が発達して栄えたところなのだろう。
元は城下町なのかもしれない。
規模は違うけれど熊本の町もそんな感じだ。
ヨーロッパ辺りではよくあるパターンだが、日本では珍しいように思う。
ああ、いや、横浜も起点は港で鉄道じゃありませんでしたっけね・・・。

さて、店に入ると付け台にヨレた大判の写真入りメニューが立てかけてあった。
メニューを見ながら単なるカウンター冷蔵庫として使用されているネタケースが目に入る。
撤収!と叫びたくなるが、辛うじて堪えた。
まあ、最低限ネタの鮮度は良いのであろうな・・・。

佐伯寿司佐伯寿司







左:鰆のたたき。
生の玉ねぎを無造作に刻んだものとあえてある。
うむむ。

右:鯖の刺身。
さすがに鮮度は抜群で、歯ごたえこりっこり。
脂ものってる。
これはウマイ!
寿司屋で敢えて食べるにしては芸も捻りもないが、素材の勝利だ。
まあよかろ。

佐伯寿司そして地魚握り十貫セット。
3000円という値段は高いのか安いのか
なんとも言い難いのだが
アワビをはじめどのネタもコリッコリだ。
歯応えはいい。でもそれだけなのだよ。
むしろ硬すぎて噛み切れず苦労する。
ウニだけは柔らかいが(アタリマエだ)
微妙にアンモニア臭かった。うにゃ。


せめて接客が良ければ慰めになるのだが、まるで接客モードにないとぼけた婆さんと店の大将が互いに妙に険悪であったり、子供が駆け回っていたり、なんだりかんだりとふんだりけったりな状態。

佐伯の魚が新鮮でよいのは間違いないから、敢えて寿司に走らずに普通の居酒屋で刺身盛り合わせなんかを食べるのが正解かもしれない。

第三金波 (ダイサンキンパ) (寿司 / 佐伯)
★★☆☆☆ 1.5



寝不足と暑さバテが一気に出てきたので、とっととホテルに帰ってビール飲んで寝た。

どうもフラれ癖をズルズル引きずっているような気もするが、これも天意であろうよ嗚呼・・・!



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繰り返す。お食事は、計画的に!!




佐伯名産釜上げしらす。ちりめんじゃこなんか、安くてうまかったです。

英語訳付き寿司ガイドブック―THE SUSHI MENU BOOK

そもそも日本語が分からないことが多い・・・。

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September 16, 2008

関内『和茶房亀田』のアジフライがウマイ! 〜雨に降られて野球に振られた夜〜

ある晩、オットと野球観戦に。
雨が降るぞ降るぞ!という予想だったわりに終日いいお天気。
なんとかこれなら雨で中止はなさそうだ、と家を出て5分強歩いたら
にわかに空が暗くなってきて土砂降りだ。
まったくワタシの日頃の行いったら・・・。

関内駅で一応待ち合わせたが、どう見ても「雨で中止」の土砂降り加減。
根性なしの夫婦はあっさりと「晩飯」にシフトチェンジするのだった。

どっちにせよゲームのあとで行く先の候補は携帯に仕込んである。
こういう携帯の使い方だけは、ワタシやけに「こなれてる」と自分でも思うな。
格安優良刺身ランチの話をよく聞くので、一度行ってみたかったのだ。
ランチで美味い刺身が出るなら、夜の魚もとりあえず美味しいに違いない。

店に電話をしたら、カウンター二席ならなんとか、との由。
我ら2名で満席になったらしい。
夜も人気のある店なのですね。

アジ、サバ、生シラスなど、品数は多くはないけれどいい感じのオススメ品が並ぶ。
思ったより値段も安そうだ。
ちょっとした割烹のような店をイメージしていたのだけれど、ちょっと良い居酒屋
くらいの値段。雰囲気もざっくばらんで和やか。

実は隣の二人連れも「雨でハマスタ退散仲間」だったので、ちょびっと盛り上がる。

刺し盛り
















まずは刺し盛り。
サバは生と〆の二種あった。
この生サバが実に美味い。
脂が乗ってむっちりしている。
くふくふふふふ・・・と、つい怪しく笑ってしまう。
〆はちょびっと甘かったかなあ。美味しくいただいたけど。

イカ刺しイカ刺しも追加。
胴だけでなくエンペラも
盛り合わせで出てきた。
実は身のネットリも好きだが
耳のところのコリコリがもっと好きなので
これは大変嬉しいのだった。
いいぞいいぞ♪

刺身は確かに新鮮でよい。
御主人は横須賀の人で、地物の魚を横浜に出したい!と、横須賀から移転して
こちらに店を出したそうな。

この辺りで雨待ちしていたゲームが再開!というニュースが飛び込んできたが
こうなるともう「動くもんかモード」に突入している。

地アジのフライ
















まあ、ネタが新鮮ならば刺身が美味いのはある意味当然として・・・

珍しく「アジフライ」なんていう揚げ物を頼んでしまったのだが、
一口齧って二人「ををを!」とヨロコビの声。
軽くてサックサクの衣が、ふんわりとしたアジを包んでいるのだ。
汁気と脂もたっぷり。
サックリでふんわりでじゅわー。
けっへへへへへ・・・と、より一層怪しくなっていくぞ。

よく聞けば御主人は元々天麩羅の職人さんで、都内の大きな店で修行したとやら。
刺身もお値ごろで間違いないが、なるほど揚げ物がちょっと一味違うわけですね。
大ぶりのアジが二匹で幸いだった。
三匹あったらかなり醜い争いが起きていたに違いない。

他にもいろいろ頼んでみたが、とりあえずここのフライはまた食べに来たいなあ♪
ワタシは「脂」は大好きだが「油もの」はそれほどでもないし、オットは揚げ物が
ハッキリと苦手。
でもこのアジフライはオカワリしたかった。
理性がかろうじて二人を止めたのだが。

実はひっそりと揚げ油にもコダワリがあるようだし、メニューを見ると「串揚げ」なんてもんもある。
刺身もよいけどフライもね♪の店だったのである。
もちろん元の魚がよいからフライだってウマイのだけど。

焼酎ただし、焼酎の揃いが無いに等しいのは
焼酎派にはちょっと寂しい。
日本酒はそれなりにいろいろあるのになあ。

お店のオリジナル、という焼酎・・・
頼む前にドコのナニ焼酎か尋ねればよかったな
とかなんとかツブヤキながら
ヤケ気味に一本飲み切ったのだが。

実は中国輸入米転売事件の前だったのでもある。
事件の後だったら「ゴメン」と言って別のものにしていた、かなあ・・・。

ちなみに焼酎が安かったこともあるのだろうけど、お勘定をしたら本当に
普通の居酒屋価格でちょっとびっくり。
結構他にも飲み食いしているのにな。
焼酎がちょっと残念だったとはいえ、いいお店です。

こんな魚がランチで安く食べられるのなら、是非昼にも行かなくっちゃ♪
アジフライ定食なんて、あればもっと嬉しいのだけど。

和茶房 亀田 
採点:★★★★


それにしても「あの事件」以来、ただでさえ芋や麦に押されてマイナーだった
熊本の米焼酎が、すっかり沈んでしまったような気がしてならない。
魚なんかとあわせるには安くていいものが結構あると思うのだけれど。
極私的には芋や麦より米のほうが、料理に合わせやすくて好きなのだ、ワタシ。
熊本県球磨群出身のオットに相当洗脳されてるところはあるが。
彼にいわせると「本州の人間に飲まそうと思うからいかんのだ」となるわけだが。

そういえば昔よく通った野毛の某店は、たぶんどこより早く焼酎を揃え始めた店だ。
その後、焼酎ブームが到来してさぞや喜んでいるかと思ったらそうでもなくて
「いや、ここまで有名どころが大量生産になると今度は原料の出所が不安だ」と
マスターがぶつくさ。

確かに、芋が足りないから不動産業者が芋作りに進出した、なんて話もあったな。
まさか米がこんな事態になっているなんて、つい考えてもいなかったけど
普通に考えればありうる話だろう。
いままで専ら地産地消で賄ってきたものを、全国展開向けに大増産するのだから
歪が出ても不思議はない。

そうなると麦なんかも心配になってくる。
実際、芋・米・麦など問わず、味の落ちた蔵も少なからずあったようだ。

いまから確か3〜4年前の話だと思う。
最近なんとなく深い理由なくご無沙汰している店なのだが、
なるほどこういうことか・・・とイマサラに妙に感心している今日この頃。
久しぶりに顔を出そうかしらん。



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ちなみにゲームは再開したが、結局ベイスターズ優勢のままノーゲームでした(惜)




熊本の『文蔵』。そう高くもないしウマイ焼酎です。


魚を喰らう (ORANGE PAGE BOOKS 男子厨房に入る)


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September 15, 2008

松本『米芳』で馬肉料理 〜松本城で食前運動もする 白骨温泉 其の四〜

長野・白骨ツアーも今回でラスト。
ああ、やっとここまで来たな。
一応前置きですが、5月末ごろの話です・・・。

白骨温泉を出て、覚悟してうねる山道に向かったところ、
なんだかあっさり山裾に出た。
往きは霧も出てずいぶん苦労したのだが、妙にあっけない。

往きに立ち寄った蕎麦屋の店主が教えてくれたように、松本までは確かに
一時間もかからなかった。

山道即ち不可解。
やっぱり山に狐狸はいるものなのであろう。
そうにちがいない。

松本に意外と早く着いたので、まあ観光でもすっかということになる。
ここの観光と言えばまず・・・

松本城















松本城、であろう。
名所旧跡めぐりに情熱はないのだけれど、この城は中が当時のまま
保存されているそうだ。
青空の向こうに雪をいただいた山脈。
ああ、本日は晴天で嬉しいわ。

「中も見たいなー」
「こんな城を見てどうする。城といったら熊本城に決まっているぞ」

熊本出身のオット、たまに妙な辺境型の意固地さを見せる。

「でも、お城の中を見学できるんだって。中が当時のままだって」
ワタシ、実は観光見物にどうも興味が薄いのだけれど、昔のままの天守閣って
一度登ってみたいじゃないですか。

「熊本城の比較ではないぞ、バカモン。登るなら熊本で登れ」

「ん・・・?」と怪しく思う。一応聞いてみた。

「ところでアナタ、熊本城の中に入ったことあるんですか?」
「ある。もちろんある」
「あのね、ワタシは小学生のときに母と入ったのよね」
「・・・ええと、ううむ・・・」

熊本城が城なのは外側だけで、中は近代的な博物館風になっていたはず
ですがね・・・

と、いうわけで、彼は生まれて初めて城の中に入ったのだった。

城に造詣が深いわけでもないので、とりあえず「へー!」と言いつつ這い登り
そして這い降り、ああ行って来たもんねという達成感に心躍らせる。
フィールドアスレチックをワンラウンドこなしたようで、結構楽しい。
楽しいが、本当に「建てたときそのまんま」だ。
急勾配の梯子段みたいなものを昇り降りすることになるので、
登りもきついが降りる時など結構怖かったりする。

当時のお侍さんたち、戦の最中に甲冑姿で駆け下りるときなんか、
絶対に何人か転げ落ちているにちがいない。
誰かが足を踏み外したせいで、三人くらいまとめて段々から転げ落ちる図、
なんてもんがリアルに想像できる。
ていうか、アレを重い甲冑装備でドカスカ上下なんて無理だな。
片手に靴袋を持ってるだけで、バランス失いそうになるくらいだ(土足厳禁なのだ)。
上に行くほど梯子化してスリルが増すのだよ。

ううむ。当時はどうしてたんでしょう?

松本城熊本城当主であった加藤清正公も
この城に立ち寄ったことがあるそうだ。
詳しい話は看板に書いてあるが
土産に名馬をあげるから
二頭のうち一頭選べ、という申し出に
「せっかく選んでくれたんだから両方もらうぞ」
と二頭連れてっちゃった、という話。

どうも微妙なエピソードだが、オットは「流石は清正公だ」と悦に入っておった。
郷土の誇りって、ワタシよくわかんない・・・。

そうそう、この看板のところにあった桜の木に馬を繋いだそうです。
もちろん看板に書いてある逸話には、ネガティブなニュアンスは
一切含まれてませんから。
この話が「微妙」と思うのは、きっとワタシの心が曲がっているからだわ。
きっとそうだと思う。

さて、ランチタイム。
ほどよく運動したのでオナカもすいた。
前夜に結構美味い馬刺しは食べたけど、やっぱり「馬料理専門店」は外せない。
旅館で教えてもらった店に向かう。

米芳米芳







まずは独活の味噌和え&山葵菜のお浸し。
お通し程度の小鉢。
イマイチ香りが薄いが、まあいいや。
「ビール飲みたいなー」と一応軽くつぶやいてみたが、運転手のオットに無視される。
ちぇ。

米芳馬モツの煮込み。「おたぐり」という。
手繰るから「おたぐり」だそうだ。
おたぐっている光景は
敢えて想像しないで食べるのだ。
ご飯が恋しくなる味噌ベースさっぱり味。
大好物だから嬉しい♪


まあモツ煮だね、と言ってしまうと身も蓋もないが、ちゃんとしたモツ煮は
確実に美味いのも真実。

ビールが欲しいよう・・・ともう一度小さく呟いてみた。
無視された。ぶうぶう。

米芳















ここまできたら、当然馬刺しの盛り合わせ。
ロース、ヒレ、もも、たてがみの四種(どれがどれかは忘れた)。
月旨志向のワタシにとっては、やっぱり一位たてがみ(白い脂身)、二位ロース。

肉自体は前夜宿の夕食で特注したものの方が、多少味わい濃厚だったろうか。
残念ながら熊本と違って、長野の場合はおろし生姜だけで食べる。
おろしニンニクがちょびっとだけ欲しい・・・なんて思うのは無粋なのだろうな。
でも、辛抱強く待つまでもなく蕩けだす、タテガミの脂はやっぱりタマラン♪

ビール・・・というツブヤキが、心の中で虚ろにこだまするが静かに諦めた。

米芳馬肉丼。
牛丼の馬版、と言ったら
これまた身も蓋もないのだろうな。
タマネギ、にんじんなどの野菜やら
しらたきやらとすき焼き風に煮てある。
ナゼかふちの赤いかまぼこ一枚。
お値段は840円とわりあい手頃。

野毛某所の馬肉専門店ですき焼きを食べたときにも思ったのだけれど
こういう風に煮込んでしまうと、馬肉独特の味わいは薄れてしまうような気がする。
でもまあ、話の種に一度くらい食べてみるのもよろしいかも。

こういうのが500円くらいでスタンド売りしていたら、B級で面白いかも。
牛丼のイメージが強すぎるのだろか?

米芳















そして「さくら丼」。
馬刺しの丼だ。
ちょっと甘めのタレに絡めた馬刺しを、ドドドと丼ご飯に乗っけてあるのだが
これは是非また食べたい!
海苔とカイワレも相性よい。
ウマイです!
ああ、松本にきてよかったな、と思う。

一人で来て「何か一品!」ということならば、コレがオススメです。
ちょびっと値は張るが、馬丼より楽しい。

お店はこちら↓

米芳 (よねよし) (馬肉料理 / 松本)
★★★★ 4.0



松本市内目抜きの大通りに面した比較的大きな店で、観光客の利用は多そうな店だけど、平日はランチ定食もやっているそうだし、馬鹿げて高くもない。
馬料理のよい店は、熊本もそうだったが松本も営業が夜に集中しているらしいから
昼に開店しているのはありがたい。

よろしいんじゃないでしょうか。

ところで、松本はじめ長野って美味しいものが多い。
是非また遠征して、今度はゆっくり喰い倒れてみたいものであります。

酒もビールも飲める状況で・・・!!



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ビールが飲みたかったよう(泣)




馬油、実は愛用してます。口紅の下地にヨロシ(たまには必要なんだ)。

松本市100年地図帖

松本はいい感じの古い町だった。

スーホの白い馬―モンゴル民話

喰ってから読め。読んだら喰えない。

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September 09, 2008

野毛『だるま寿司』のステキな危うさ?  〜たまには寿司でも喰いに行くのだ 其の一〜

「寿司なんか食べるんですか?」といわれたことがある。
どうもワタシ、強烈な肉食イメージがあるらしい。
違います。
魚も好きです。
要するに雑食なんですけれどね。なんでも喰う。

お寿司さんが一番楽しかったのは、父に連れられて好きなものを好きなだけ食べていた子供のころの話だ。

長じて学生のころは小樽に何度か出かけたが、見るからに学生だし
昼間を狙って出かけて酒は飲まない、という作戦だったので
お好みで喰い倒しても一人3千円から。
高くても5000円を越えたことはなかったと思う。
当時にすればそれでも身に過ぎた贅沢だったけれど。

「若い女の子だけど飲みっぷり喰いっぷりがいい」と喜ばれるボーナスもあった。
しかも北海道の人は学生に甘い。少なくとも当時はそうだった。

原則若さに未練などほとんどないのだが、元気にたくさん喰うと安くなるマジックが
効かないことを、骨身と財布に感じて若さを懐かしむことがある。
飲みっぷり喰いっぷりが上がるほど勘定も上がるようになった中年真っ盛り。
オトナになるって、こういうことなのよね・・・うにゃあ。

寿司屋。
いいトシになってから行くと、厳しくオトナ度を試される場だ。
物心両面で。嗚呼。
この厳しさが面倒くさいので、ついつい足が遠のいてしまうのではあるが
しかしそれでもたまには美味しいお寿司を食べたいよう!という衝動がこみ上げる。

寿司屋は馴染みのところに限るはずだが、それには店と馴染みにならねばならん。
だからほどほどに美味しくて、職人さんが感じよくて、ビクビクせずに飲んで食べて
ちょっと豪華な夕食程度の値段・・・という店を最近結構真剣に探しているのだが、
これが案外高いハードルなのである。

ネタも仕事もステキだが、握りを食べた瞬間シャリの硬さにがっくりきてみたり
ネタも仕事もステキで握りもなかなかよかったが、勘定がきて倒れそうになったり
ネタも仕事もステキで握りなどパーフェクトでしかも安くて、
ああいいお店だなと目を潤ませていたら、その月のうちに閉店してしまったり・・・

最後の店など、これぞマイドリーム寿司屋!だったのに悲しいことだ。

はっきり言ってメンドクセエことこの上ないが、しかしどこかの街の片隅で
ひっそり待っていてくれるどこかが、きっとあるはず・・・と信じて
果敢なタックルを繰り返すワタシとオット。

モノは魚介とはいえ状況的に「肉弾戦」となりがちなので、景気付けは欲しいけど
玉砕しても「あはは」と笑って帰ってこられる精神状態の休日で
しかも、お手元不如意でないタイミングに限るのは言うまでもないので
そうしょっちゅうは出撃できないが。

こんなことに悩まず「マイ寿司屋」で楽しいひとときを過ごせる大人な方は
どうぞ鼻で笑ってやってちょうだい、と開き直って寿司屋突撃レポート其の一。
其の二は未定、なんですが。


だるま寿司何もかもがみっちり密集しているような野毛。
その一角に突然開けた駐車場地帯がある。
それだけなら何の不思議もないが
なぜか抜け残った歯のように
一軒寿司屋が立っている。
本当に、建っているというよりも
「立っている」という感じ。

なんだか寿司屋の書き割りのように見えるけれど、本当に営業中の寿司屋らしい。
看板には『だるま寿司』と書いてある。
読めたわけではなくて、店の名前と場所が一致しただけなんですが。

中に入って小上がりに向かうと、すぐに壁を突き抜けて駐車場に出てしまう。
いや、物理的には壁があるので、それを敢行すると店が倒れて消滅するが。
マサカと思うがオットが暴走しないように、袖を引いてカウンターに座った。
このバカデカ男が激しく動いたりしたら、店が倒壊しそうな危うさがある。

鮪いか







鮪とイカ。たまげるほどではないが普通にウマイ。
大雑把にドドドと付け台の二人の真ん中へんに置いてくれる。
若干乱雑な感じがするけど、ここでもう53年営業しているという大将がやると
ざっくばらんでそれもいいか、という気分になるのだった。

正確には53年間で一度だけ、同じ区画から移動したそうだ。
地主が「駐車場にする」と言うので「行くとこないんだけど」と言ったら
今の店舗を建ててくれたとやら。
この店はどうなるんだろう、と不安な気分になるが「ここは大丈夫」だそうだ。
それはよかった。

鯖蛸








「休み明けでまだ締まってない」と言いつつ切って貰った〆鯖。
確かに酢が回りきっていない感じはしたが、ネタは新鮮だ。
美味しいですねと言ったら「最近の若い人は生なほうが好きだよね」と。
蛸も甘味があって、よろしいんじゃないでしょうか、という感じ。

握ってもらうことにする。
大将はたまにカウンターの奥で腰掛けて煙草など吸っている。
「寿司屋は煙草を吸っちゃあイカンのよ」と笑う姿もよろしいんじゃないですか
と思う。

野毛の昔話は、ここいらの古い飲み屋さんなんかで何度も聞いたことがあるけれど
この大将が語ると独特の空気でとても楽しい。

コハダ赤貝







コハダは酢がほどよく効いていた。
赤貝はぷりんとウマイ。

他にもアレコレ頼んで、たぶん10貫くらい食べたろうか。
ほどよく普通のお寿司である。
普通とはいえ、きちんとしている。

ずるずる長居をする店でもなさそうだが、ナンダカンダとビール三本に冷酒二本。
お勘定はちょっと高めの居酒屋程度。良心的だ。
費用対効果的にはまったく不満なし。

実は特に用もなかったので尋ねなかったけれど、ここのお手洗いの場所は不明。
店の中にはどう見てもそのスペースはなかったので、きっと外のどこかに
あるのだろうな。
しかし、いったいどこに・・・?

この店の場合、美味い不味い以前に文化財的な価値を讃えたい感じ。
蹴ったら倒れそうでいて地面にしっかり張り付いた店と大将がキュートだ。
手を変え品を変え技巧を凝らし・・・という細かさの真逆を行くスタイルが
いっそ気分よいので、ここはまた寄りたい。

だるま寿司 
採点:★★★★


ちょっとタイプ違うんだけど、こういう人もステキだわ・・・な、お寿司屋でした。





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いつかはどこかに・・・(遠)





鮪の握り携帯ストラップ

寿司ガイドブック―英語訳付き

ガイジン連れて寿司屋に行くときに一冊どうぞ・・・。

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August 19, 2008

原宿『八竹』の大阪鮨 〜涼やかな異空間で鮨を待つ〜

タイの味と香りと辛味三昧で暑気がトーンダウンした・・・と思ったのは単なる錯覚で、
外に出るなりまた溶け崩れそうに暑い。

しかし、今日こそはきちんと「散髪」に行かないと、伸びきったボッサボサな頭が
いよいよさらに鬱陶しくなること必至な猛暑だ。
うだうだ言わずに前に向かって歩け!
そしたらいつかは美容院に着くぞ!!

表参道から東郷神社前まで、ゾンビのようにゆらぁゆらぁと前進運動をした。
確かに行き着くことは行き着くのだが、ボッサボサでグッシャグシャな頭からもんわりと
熱気を帯びた蒸気が立ち昇っている気がする。

こういう異様な風体の者がゆらゆら入ってきても、一切動じず笑顔のスタッフ。
ここは教育が行き届いているのだ。
そういえば前回は5月
いぬわんと香港料理を喰いまくって、ビール臭い息を吐きながら食べこぼしをTシャツに
ひっつけていたな。

毎度ながら申し訳ない思いになるが、担当のTくんがうまい具合にデレデレの頭と
ついでにココロを刈り捌いてくれた。
気持ちまでスッキリするから、遠路はるばる横浜から通ってしまうのである。

八竹ふらふら渋谷駅まで
歩く気力が生まれたのを幸いに
神宮前の交差点を渡ってしばし。
涼しげな暖簾がオイデオイデをする。
大阪鮨『八竹』の店が
こんなところにあるのだ。
ラフォーレのあたりから渋谷に向かって
ほんの5分もかからない大通り沿い。

正確には「鮨」ではなくて「魚乍」と書くそうだ。

八竹涼しげなしつらえの入り口を
こんなところに見つけたときには驚いた。
ここの鮨は亡き母の大好物で、本店は四谷にある。
本店支店、という力関係でもないようなのだが
どちらの店も大層古い。
子供の頃、母がなにかの用事で四谷のほうに
出かける度に買ってきてくれたものだった。

懐かしいからたまには買って帰りたいけれど、
閉店時間が夕方早いものだから
前を通ると営業が終わっていることが多い。

今日はまだ何とか営業中なので即引き戸をがらがら開ける。
今夜は家でお鮨にしよう(喜)!

店内は昭和の残り香色濃く、薄暗くてひんやり落ち着いている。
注文してから調製するので、出来上がりまでは広々とした店先で
熱いお茶を啜りながら待つ。
この待ち時間がとても好きだ。

以前はここで食べることもできたらしいが、今はお持ち帰りのみ。
それだけに広々とした店先の空間が、贅沢でもあり勿体無くもある。
ここでぼんやりしていると、外で脳味噌をうだらせていた自分が嘘のようだ。
嘘じゃないんだがね。

折り詰め















一人前の折り詰めを二種類たのんで、ひとつに詰め合わせてもらった。
茶巾に穴子鮨、バッテラ、雀寿司、太巻きなど、色とりどりで楽しい。
ちょっと味付けは甘めなのだが、子供のころと変わらない懐かしい味だ。
とても美味しい。

茶巾茶巾は半分に分ける。
断面を見ると穴子に蓮根など
いろいろ具は入っているのだが
色合いや味わいはむしろシンプル。
高級で上品、というよりは
むしろとっつきやすく庶民的な感じが
なんだかとても懐かしい。


うかうかしているとオットが絨毯爆撃状態で喰い尽くしてしまうので、
厳しくマッタをかけながら自分の分を取り分ける。
頼むからゆっくり味わって食べてよう(泣)

でも領域侵犯を泣く泣く許しつつ、このくらいで十分二人前。
これで2000円ちょっとくらいだから、馬鹿げて高くもないものだ。
いつも帰ってきてから「もっと買ってくればよかった」と後悔するのだけれど。

八竹 
採点:★★★★


横浜に戻って途中で買い物していたら、某スーパーのエスカレーターのところで
「あら、八竹!なつかしいわあ」という声。
後ろを振り返れば、上品な年配のご婦人だ。

「東京に行ってらしたんですか?」
「はあ、ちょっと用事があって」
などとエスカレーターの段上で軽い世間話をする。

やっぱり古い世代にファンが多いのね、と妙に感心しつつ、いそいそと帰路についた。



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でも今日あたりは漸く秋の気配・・・だろか?





どっちがうまい!?東京と大阪・「味」のなるほど比較事典―味の好み・料理法・食べ方からネーミングの違いまで (PHP文庫)

「鮨」と「魚乍」の違いって・・・?





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July 04, 2008

両国『ちゃんこ川崎』でまたちゃんこ♪ 〜昼夜ちゃんこだワイのワイ♪〜

舞うように宙を飛ぶ座布団の嵐に興奮しながら(そこか、興味と興奮の壷はっ?!)
足取り浮つく帰り道。

「ちょっとビールでも飲んでいこうかあ」と、駅前の居酒屋などに安直に入ろうとする
オットの手綱を軽く左右に手繰り、駅の反対側へ誘導する。
ふらふらと行ける距離は限られている。
スバヤク路地を曲がると『ちゃんこ川崎』なる看板が見えた。

ちょっとあっちに行ってみようか・・・とゆるゆる進めば「川崎」という小さな表札と
間口小さな入り口。

「ここ、お店なのかなあ?」と、おもむろに引き戸に手をかけるオットを止める。
「・・・こっち側、ご自宅なんじゃ?」

見ればわかるだろっ!
まあ、要するに川崎さんという人がやっているちゃんこ屋さんが、この裏側くらいにある
ということだね・・・。

ちゃんこ川崎確かにあった。
実は帰りがけに撮った写真で
どうもうまく「あの時の気分」になってないが
おいでおいでをしているような
なんとも素敵な佇まいの店だった。
まあ、入って無理そうなら出てくればヨロシと
引き戸を開けた。


中に入れば、なんとも良い感じに古びた木造りの店内。
「申し訳ございませんが、お席はカウンター端で窮屈なところになってしまいまして」と
ひどく恐縮した風に言われる。
あと二席しかない、のだそうだ。

座った瞬間あたりから、次々に別のお客さんが現れる。
「わざわざお暑い中おいでいただいたのに、大変申し訳ございません」と丁重に帰される人たち。
ぶらっと来て最後の二席に滑り込めたのは、どうも僥倖だったらしい。


お品書きさて、注文だ。
実はさっき結構食べたので
そんなにお腹はすいていないのである。
アタリマエだな。
だから「コースでなければお受けいたしかねますが」
とか「鍋はお一人一人前から」とか言われたら
丁重に辞去するつもりでいたのだが・・・


「ご注文はお客様のご自由ですので」と、ご店主がにこやかに言う。


とりサラダとりたたき







お言葉に甘えて、とりあえず「とりサラダ」と「とりたたき」。
その後に鍋一人前、という簡素な注文にする。

飴色の木のカウンターがしっくりと落ち着く。
庶民的な雰囲気なのだけれど、ちょっと独特な時間と空気が流れる店だ。

サラダもうまいが、たたきが甘い。
鶏肉の甘味に山葵の香り。お醤油をちょいと垂らすと、嗚呼もうタマラン・・・!


ちゃんこそのうちに鍋がドンとやってきた。
一人前なのに結構量がある。
ぼけっと眺めながら
どのタイミングでどうしようか・・・と
なんとなく考えていたら
お店の人がタイミングよく仕上げまで
アレコレと面倒見てくれた。


ちゃんこ















暑い日だったけれど、立ち上る湯気とウマソウなスープの香りに食欲がケダモノになる。
思った以上にしっかり量があって「生でも食べられるくらい」という鶏肉やレバ、ハツ、
砂肝などがごろごろ沈んでいた。

スープの味はさっぱりしているのに、たまらんコクと旨味が溢れている。
ふおっふぉふぉふぉ、などと意味不明なヨロコビの声を上げつつ喰らった。

仕上げの雑炊にはスープを足してくれて、軽い卵とじに。
麦飯投入の直後「ちょっととろみがついたスープもよいですよ」と取り分けてもらう。

うんにゃぁ(喜)

一鉢ついてきた漬物が、シンプルな浅漬けだがまたうまい。
小鉢にちょこっと、ではなくて、大鉢にドカンと出る。

「以前の店は一度焼けてしまいまして、今の店は今年で築61年になります」と店主。
創業昭和12年だそうだ。

昨年末に浅草で寿司を食べたときも、下町の底知れない力をしみじみ感じたのだけれど
まったくこんなお店が、特に敷居の高い様子もなく普通に道端にあるからタマランなあ。

お勘定はいくら来るのやら、と軽く緊張していたけれど、拍子抜けするほど良心的。
「そこいらの居酒屋でビール飲んであれこれ取ったってこんな値段だぞ」と、
オットは「お店の勘定違い」を帰路さかんに心配していたのだった。

ワタシはワタシで、この暑い日にこれだけ嬉しい鍋物って、秋過ぎて食べたらどれほど
ステキなのだろうなあ・・・と、そればっかり考えていた。

ちゃんこ川崎 
採点:★★★★★


是非また来たい。
絶対に来よう!



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結局昼夜ちゃんこチャンコ♪



金のちゃんちゃんこ・・・(真夏の60歳のお誕生日に)

鍋奉行になる (オレンジページブックス―男子厨房に入る)

夏が来る前に冬に備える・・・(無理?)

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April 12, 2008

本牧『漁港食堂』で・・・ベーコンがウマいっ!

漁港食堂
最寄駅:石川町 / 山手 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:和食一般 / 天丼
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


南区からも西区からも、そして中華街界隈から(?)も・・・魚の匂いにつられて結構いろんな喰妖求道者閑人魚好きなどなどを集めている港の食堂(どれが誰か、という部分は詮索しないように)。
宴会もできるらしい。
「こんな遠いところいけるわけない」と思い込んでいたのだが、ある日ふと何を思ったか調べたら、車ならば中華街からほんの一足・・・に、見えた。

いや、実際そんな距離関係だと思う。

途中で迷わなければ!

毎度おなじみな車中でのいさかいは省略します。
だって、地図がわかりにくいんだもんな!

ついにギヴを入れて携帯から電話したところ、ふと目を上げたら「笹・加工直売所」という看板がどーん見えた。
本来はこういう名称らしい。
結果論とはいえ、なんとか大きく迷いまくることなく辿り着いた。
快挙といえる。

外観

本牧漁協の食堂であって
本来は関係者用の食堂だ。
こんな外観です。




入り口
入り口のガラスの引き戸を
ガラガラガラと引くと・・・
なんか木の看板がかけてあるぞ。
なんだなんだ?




看板














なんと"PEGASEA"なるオシャレな店名ができていたようなのだった。
以前の記事を見る限り、こういう看板はなかったように思うから、最近取り付けたものなのかもしれない。


看板こんな看板が
六時過ぎたら門の外に
出るらしい。
漁港の食堂、などというと
なんだか強烈に
「早朝営業」なイメージだが
ここは夜も営業している。
門のところに公衆電話も
スタンバイしてます。



鯖定食メニューは噂どおり
刺身煮魚焼き魚など
魚系が充実している。
これはオットの「鯖(醤油漬け)焼き定食。
840円ならば立派な内容だ。




鯖














鯖のアップ。
醤油漬け自体も店の入り口で売ってる。
つい買いそこなったけど、買って来ればよかったな。


刺身














地魚刺身盛り合わせ。
定食でなく単品オーダーも可能で、確か200円ほど安くなる。
見た目どうもぱっとしないが、コリコリと新鮮な刺身。
車で来ているので飲めないのが辛い。
毎度ながら「ワタシは飲んでもいいはずなのに」という思いが激しく揺れ動くのだが、かろうじて押さえ込みに成功。ヨカッタヨカッタ。



穴子丼














そしてこれが噂の「巨大穴子丼」だっ!
怪鳥ロプロスが腹をむけてお昼寝中?
雛鳥二羽つき??

中はホックリしてなかなかうまい穴子なのだが、ちょびっと衣が厚めで
タレは甘い。
家庭料理風だな。

これが名物らしい。
なるほど、見た感じのインパクトは結構ありますね。


ベーコン
しかしここの素晴らしさは
予想もしないところに潜んでいた。
いや、既に他の皆さんの記事で
前振りが来てたから知ってたけれどさ。




しかしこのベーコンはマヂうめえ!



ベーコン














「やまゆりポーク」なる神奈川特産のブランド豚(?)のベーコン。
ブランドはともかく、この脂身ったらほとんど甘い!
たまらなく「月旨」なヨロコビに思わずワフワフ喰らいついてしまう。
ビールがほしいぞビールビール!!

しかも「直売所」なので販売もしている。
ベーコン一塊買って帰ったが、このあと毎朝のベーコンエッグがタマラン楽しみになったのだった。
一緒に買ったスモークレバーも旨かった。
値段もそう馬鹿げて高くない。

目下「やまゆりポーク取り扱い」の肉屋さんを探してうろちょろしているのだけれど、ご存知の方教えてください。
このベーコンは是非自宅に常備したいぞ。



漁港














店の前にはこんな風景。
早めに来れば漁港ものぞけるらしい。


メニュー
















メニュー















メニューはこんな感じになってます。
ご参考までに。

漁港で海を眺めながら美味しい魚、というコンセプトはなかなか美しいのだけれど、
「ムード重視のデート」には向かないことだけ、一応念を押しとく。
基本的に簡素な「漁協の食堂」で、お手洗いの設備なども相応。
この設備は女性にはちょっと辛い。
まあ、そういう施設なのだ。

単純に味と価格を考えると、まあ近場とはいえわざわざ出かける価値があるかどうかはその人次第だろうな、と思う。

ワタシは個人的にちょっと気に入ったので、また出かけると思います。


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週末の気分転換にどうぞ♪





で、ゴールデンウィークのご予定は?

遊び尽くし 漁港発イカ料理お手本 (Cooking & homemade―遊び尽くし)


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March 31, 2008

藤沢遠征!『へっころ谷』でほうとうを食べる♪

藤沢辺りって何度も通っているのに、思えば行くのは初めてなのだった。
そもそもここが藤沢らしい、ということも「六会日大前」なる駅の場所を
調べてようやくわかった次第。
神奈川の地理に疎くてすみません・・・こういう基本的地元系地理感覚って
よく考えてみると小学生時代くらいに白地図なんかを書かされて育つもののような気がする。
例えば「奥多摩湖」と言われれば、このウルトラ方向音痴のワタシですら漠然と位置が思い浮かぶのだよね。
重要だぞ、幼児教育(?)

そんなわけで、正確には藤沢に行ったわけじゃないです。
藤沢市内ではあるが。

あくまで「ついで」に、近隣になにかウマイモンはないか調べてみると
ほうとうの店が引っかかった。
ネット検索でなんでも出てくる。便利な世の中だなあ!

南区の某喰労神も一度はオデカケあそばしたとのことだ。


ほうとうの店 元祖へっころ谷
最寄駅:六会日大前
料理:その他郷土料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


実は既に二回出かけた。

駅からはかなり歩くらしいのだが、出先からは三角形の底辺を結んで
徒歩10分ほど。
初めて行った土地で、ワタシが普通に10分の道のりを踏破(!)できる
はずはない。
お店に電話したら、懇切丁寧且つ正確にナビをしてくれたのだ。

いくら慣れた地元の人でも、こういう道案内をワケワカラン相手の目線できちんとできるのは素晴らしい。     
この一点だけで、極私的ポイントは一気に上がるのだった。
意外とできそうでできないものだと思うなあ。

まあ、結果的にほぼ直進移動で、なんぼワタシでも迷いようがなかった
・・・という事情はあるにせよ、ですね・・・。

店こんなお店に辿り着いた。
大きな道路に沿った場所。
開店前でまだ時間があったので
裏に回ったら巨大な駐車場があった。
車で行ける。
車でどう行くかは各自調べてください。
そこ、期待されてないか、ワタシ?

へっころ谷













店先に出ているメニュー看板。
ご参考までに。
自然食の店だ。

こういう店って往々にして、店構え全体からエコで地球な哲学が
けたたましく響いてくるようなところがあるものだけれど、
この店の場合は穏やかなものだ、と感じる。

店の前に立つと、素朴で濃厚な出汁の匂いがムンムンしていて
食欲が湧くぞ。
これは好きな匂いだ♪

定食ミニほうとう






とろろ定食。
ご飯は「少な目」にした。すると50円引きになる。
ほうとうはミニサイズ。
写真じゃなんだかよくわからないけど、麺とほぼ同量かそれ以上の野菜が山ほど煮込まれていて、田舎風な濃い出汁によくあう。
麺類というよりは、具沢山の汁物。
体があったまるし、実にしみじみとウマイ!

麺は煮込まれて柔らかい。
麺というより、小麦の団子のような感覚だろうか。
これはこれで好きだな。
ほうとうって、麺じゃないらしい。

熊本の阿蘇あたりで有名な「だご汁」もこんな食感。
「だご」は「だんご」のことだ。
あ、そーか、ナルホド・・・と勝手に納得する。

小鉢漬物






この日は黒豆の煮物がついた。
薄味で甘味はほんのり。

そして、漬物がウマイ!
見たところ大根のようだが、うっすら甘味があって林檎のようなシャクシャクした歯ざわりの皮付き野菜。「ヤーコン」だそうだ。
ヤーコン・・・聞いたことがあるようなないような野菜だが、詳しくはこちら
山芋の仲間らしい。


とろろ












とろろ定食だから、当然とろろがつくのだけど、これがけっこうな量。
上の写真で見るとわかるけれど、ご飯とほぼ同量のボリュームで驚いた。
しっかり出汁が効いて、しかもネットリ粘り腰な良いとろろだ。
精がつく、という言葉を実感する。
ちょっとクタビレ気味だったので、大変嬉しくありがたい。

ご飯をせめて普通盛りに・・・とナニカが呟くが、強い意志をもって
聞かなかったことにする。

ほうとう(大)












ミニほうとうだと「汁物感覚」で、なんだか物足りない気もしたので、
二度目は普通盛りの付く定食を食べた。
「天然山菜ミックス」をトッピングしてもらう。
蕨・山独活・山蕗などなど。
ほろ苦くてウマイ。
遠征(?)の疲労が和らぐのを感じる。
春の息吹、だなあ。

小鉢主菜







この日のセットには主菜も付いた。
高野豆腐の揚げものだけど、これは揚げてないものがよかったかなあ。
フライものが実はあんまり得意じゃないのだ。
単に個人的な好き嫌いの問題です。はは。

遠征する価値があるかどうかはお好みだと思うが、車で近くを通るような
ことがあるならば、ちょいと遠回りくらいの価値はあるお店だと思う。

質量ともに文句ないし、接客が穏やかで心安らぐ。
こういう店が近所にあったら通うのになあ。


さてそして・・・

出先の事情で一度目は、長い待ち時間が二回入った。
やむを得ず、目をつけていたラーメン屋に向かう。
ランチ二度喰い?
イエ、ちがいます。これはオヤツ!
オヤツ、普段食べないだろう、と内心自分に突っ込みを入れつつ向かう。
待ち時間が長いんだから、仕方ないのだ、そうなのだ。
ぶつぶつ。

豪快
最寄駅:六会日大前
料理:ラーメン一般 / チャーシューメン
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:おやつ

どうも普段は相当な行列店らしいのだけれど、たまたまなのか
あっさり座れた。

豪快Ryumanさんもご推奨のラーメン。
「ミニラーメン」にした。
あくまでオヤツなのである。
しっかりした魚介系の出汁が
生臭くもくどくもなくてウマイ。
麺は太くて腰あり。

オヤツ向け・・・だな。

実はつけ麺もうまいらしい。
ラーメンもよかったが、次回は機会があればつけ麺にしよう。

用件自体は特段楽しくないものだったのだが、美味しいものにありつけてありがたかった。
案外消耗したので、しっかり喰えてちょうどよかったのだ。
そうに違いない!


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たまにはいいんだ、しっかり喰っても!



塩漬け山うど♪

野草を食べる―山菜ガイド

散歩のついでに食糧確保・・・?

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December 23, 2007

浅草『寿し処つばき』で口直し 〜泪の今月閉店!〜

寿し処つばき 
最寄駅:浅草 / 田原町
料理:寿司
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


のたりくたりと「う」な午後をすごした後、浅草に向かう。
同行アパ経がよく行くらしい、しっくり落ち着いたお酒も出す喫茶店で数時間をのんびり過ごした。ここは夜はかなりしっかりとお酒も出るらしいのだが、雰囲気にいわゆる「飲兵衛の集う柿臭さ」はない。
横浜ってこういうお店をあまり見かけない。
住んでる場所が悪いのかね?

などなどとぼんやり思いながら、シュナイダー・ヴァイセというドイツのビールを飲んだ。うまかった。

さてここで考えるのは「なにで〆ようか」なのであった。
アパ経は「やきとり?」などと言ってるし、彼女が進める店ならばさぞかし・・・とは思うものの、ナニカもっと違うものは・・・と思いつつビールを飲む。

うどん?
そば?

と言っているうち、お店の人もアパ経も懇意なお寿司屋さんが、今月いっぱいで閉店という話になる。

「スシ」と呟いたところ、なんとなくしばし後にはソッチに移動していた。
まあ、脂ののったものを山ほど食べたので、口直しにはよかろうよ・・・。

お店は実に普通な「街のお寿司屋さん」の構え。
ご近所ご用達の庶民的なお店、という感じ。

お通しお通しは、いかげそと里芋の煮物。
地味なルックスだが
いかを噛むとジュワァと旨みが溢れる。
ううう、これオカワリ・・・と
口走りかける。


刺し盛り刺し盛り。
いつぞやウチの近所で食べたもの
比べるのは酷というものだろうが
どうも値段は大差ないのだ。
しかし・・・


ホッキ貝は甘い。口に甘味が溢れるのだ。
煮蛸は生とは段違いの風味。
サヨリの酢締め・・・サヨリって、こんなに旨い魚でしたっけ?
トロは蕩けるしなあ。

浅草、オソルベシ。
これが「庶民店」のレベル?

寿しお寿司をオマカセで二人前。
ほどよい酸味と甘味の酢飯が
見事にぴったりしっくりと
ネタに馴染んでいるのだ。
ごろごろろん、と喉がなる。


一個いっこ、それぞれに一仕事一手間かかっていて、魚を生のまま喰うのは無粋だ、とすら思えてくる。
さすがは江戸前の本場だねい。

一番素敵だったのは、甘いツメを塗ったイカ。
一見野暮ったいほど濃い色のツメの甘さとちょっと火の入ったイカの甘味に、ほどよい酢飯がよりそって、素朴なのにしみじみいつまでも噛んでいたいほどの旨み。
にゃおうん。

どれもこれも、一個一個がしみじみ口福だ。
ただのカッパ巻きまでが、なんともいい具合に口の中でほぐれて、胃の腑にするすると落ちる。

実は『尾花』以上に「絶対また来たい!」と思う店だったのだが、ああなんと悲しいことに、諸事情で今月いっぱいで閉店だそうな。
ああ、なんてこった。

最終営業日は31日。
それまで休みなし、との由。

それにしても、これが浅草庶民スタンダードならば、やはり浅草ってすごいところだなあ、としみじみ思った。

なんとかもう一回行けないかしらん・・・。
横浜から浅草って、実は京急から都営浅草線の一本ですんなり行けるのだ。
思ったほど遠いところではないのですよ。

するすると幸福に食べたものの、翌日は結構胃が重かったが。
クイスギのつけ、この頃はあまりに素早く胃腸に来るので困る。
やれやれ。


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やめな〜い〜で〜〜(泪)





案外お役立ち。




クリスマスの次は・・・おせち?





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December 16, 2007

吉田町『隠れた名店』で魚を喰う

「魚が魚が魚が食べたい!」と、オットが言い出した。
突然言われても困るが、確かにワタシも魚が食べたい。
しかし、あれだこれだをすべて家で用意しようとなると、事前の仕込みが必要なのだよ。急にそう言われてもねえ。

「どっかないのか」

おお、お出かけですか〜♪

れれれのれ・・・といっても、寿司屋だ料理屋だに出かけるのも面倒だ。

お、そういえば、あそこの魚屋の上に直営の居酒屋があったな・・・

隠れた名店
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 馬車道
料理:刺身 / 寿司 / 居酒屋
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


吉田橋を野毛から渡って、吉田町側にある三角角地の魚屋二階。
店は確かに隠れ気味だが、店名がスゴイ。
この際、ネーミングの真意は問わないことにしよう。

お通しお通しの煮蛸。
蛸が柔らかくてウマイ。
蛸だけもっとほしくなるが
今日のお品書きにも定番の肴がいろいろ。
一品600円〜800円くらいと値段も安い。


あんきもぶり煮付け





あんきもと鰤の煮付け。
大きく切ったあんきもに、思わずビールが酒に変わる。
煮付けはかなり甘いが、量は大盛り。

酒酒はこんな風に
大振りのロックグラスで出てくる。
種類もいろいろ。
厳しくこだわっている感じはないが
そのほうが気楽でいい時もありますね。

カキフライ下の店をのぞいたら
大振りのいい牡蠣を山ほど売っていた。
この牡蠣も大きい。子供の握りこぶしほど。
衣がちょっと硬いものの
噛めばジュゥゥと汁が溢れる。

700円ならスバラシイと言える。
カキフライは衣や揚げの技術も大事だが、やっぱり牡蠣自体が主役。
生食できる牡蠣に敢えてちょっと火が入りました、なんていうのが最高だ。
ワフワフと瞬間で食い尽くしてゆく。
カリカリした衣もこれはこれで悪くないのだった。

刺し盛り刺し盛りへの期待が盛り上がるが・・・
魚屋さん直営にしてはちょいと寂しい。
量か質のどちらか頑張ってほしい。
「オマカセ」で刺し盛りよりは
単品がよろしいようで。

あなご穴子の煮つけ。
やっぱりちょっと甘い。
この店の煮付け系は甘口らしい。
煮魚は甘味が薄いほうが好きだが
これは好みの問題だろうなあ。

巨大な脂の乗ったホッケの干物600円などなど、他にも数品食べて日本酒数杯飲んで帰路につく。
勢いよく結構食べたような気がする。
何しろブラックホール同伴だしなあ。

表の雰囲気から「いかにも大衆居酒屋」な店を想像していたが、中は意外や落ち着いた雰囲気。
別に店内が小奇麗でなくてもワタシラはかまいませんがね。
質より量と値段の店だけれど、こういう気楽に魚が食べられる店はありがたい。

結構固定客も付いているようで、店を出るころには店内盛況だった。
ちょっとした一人鍋系もあるらしい。
また気楽に魚が食べたくなったら来ようと思う。

夕方4時開店だから、遅い昼食兼軽く一杯にも使えそう。
なんといっても、ダレてるときに他の人が作ってくれたもんはウマイのだよ。


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嗚呼、カキフライ!



広島産焼き牡蠣&穴子セット!


牡蠣礼讃 (文春新書)

真面目な牡蠣の本。


クリスマス・ソング集

探すと案外ない、クラシックなクリスマスの歌。
やっぱりいいものです。

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December 12, 2007

嗚呼、カニクリームコロッケ!〜『とんかつ武蔵』再び〜

とんかつ武蔵
最寄駅:武蔵中原
料理:とんかつ / 焼酎 / 魚料理 / 居酒屋
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


ああ、カニクリームコロッケ・・・とため息が出ると、もう冬だ。
何故か暑い時期には思い出さない。
去年寒い間は、かなりはまって再々出かけた『とんかつ武蔵』再び。

この間、川崎勤めをしたりして、武蔵中原への距離感もかなり縮んだ。
人間万事慣れですね。

武蔵 お通しこんなお通しが出た。
山芋すりおろしを蒸した
餡かけしんじょ風、というのかな。
海老はぷりぷり。銀杏はほっくり。
ほどよい熱さの餡が胃の腑にしみる。

こういうお通しはこの季節嬉しい。

白魚てんぷら刺し盛り





もひとつおしのぎで、白魚のてんぷら。
ビールにあう。
そしてビールがなくなったころ、刺し盛りで日本酒に切り替える。
今回は「軽く二人前」というお願いをしておいたのでこんなものです。

牡蠣のてんぷらカキフライ・・・と、思ったが
「てんぷらもいいですよ」と。
注文してからちょっと時間がかかる。
フライは汁気もそのままジュウと揚げるが
てんぷらは塩で〆る一手間がかかる。

汁気がじゅわぁぁなカキフライもよいが、ぎゅっと旨みを凝縮させたてんぷらも、これはこれでタマラン。
冬になると牡蠣が闇雲に食べたくなるのはどうしてだろう?

(最近ここでカキフライを食べに走ったご近所の御仁も・・・詳しくはこちら

カニコロ1そして、カニクリームコロッケ!
はじめて連れてきた友人は
「うっそー、いや〜ん」と
身をくねらせている。
カニコロはここがやっぱり一番である。

カニコロ2こんな蟹の剥き身が
相変らず贅沢に使われているのだ。
トロリと蕩けるベシャメルをまとって
蟹の旨みがじんわりと滲みてくる。
ああ、やっぱりタマラン・・・。

水菜とじゃこのサラダ口直しにもらった
水菜とじゃこのサラダ。
シンプルなものだけれど
大変口がサッパリするので
次に向かう意欲がいや増す・・・

ロース!そう、ここの白眉はやっぱりロース。
珍しくピントの合った切り口(!)
この色気汁気はもうたまらん!
月旨が滴るようだ。
付け合せのポテサラもいい具合。

ああ、やっぱりここは「とんかつ屋さん」なのである。
蕩ける脂が口に残らず、ちっとも胃にもたれないのが不思議。

しかし庶民的な風情のわりに、ここは決して安い店ではないのだ。
構えはあくまでも普通のとんかつ屋なので、油断してうっかりオマカセであれもこれもと頼んでしまうと、勘定がきてからたまげることになる。
同行する相手にも、ワリカンで行くならば「とんかつ屋だけれど意外に値段はするよ」という話を振っておいたほうがよいかもしれない。
この日のお勘定は、結構飲んで一人7500円ほど。
まあ、そんなものなのだろうか。
絶品カニコロ+ロースの旨さを思うと、やはりたまには行きたくなるが。

帰り道、武蔵中原の駅前ビルにあるバーに寄った。
目立たない店だが静かでなかなかよかった。
喰い気モードから離れるには、やはり場所替えが必要だ。
友人と二人、たまには食い気抜きの「おとなのお話」なんかが弾んで楽しい夜だった。終電ギリギリでちょっと焦りましたけどね。

バーはこちら。

KarinKarin
最寄駅:武蔵中原
料理:ダイニングバー
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夜食



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かくして、我が肉体もますます月旨を蓄える。嗚呼、雪達磨式。





忘年会の会場探しに!




年末年始の航空券手配はお早めに・・・(もう遅いかもしれない)

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November 28, 2007

カキフライ@横浜橋『梅月』 〜やっぱりこれが冬のヨロコビ♪〜

梅月
最寄駅:黄金町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:とんかつ
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


日向ぼっこも兼ねて、ぶらぶら散歩。
なんとなく横浜橋方面に出てしまう。
最近ようやく、我が家からこちら方面へのケモノミチを発見したのだ。
野毛山の崖を転げるようにして突っ切るルート。
道なき道を踏み分け、泥まみれになるころ、開けた道の向こうに横浜橋商店街入り口が見える。ウソです。道はある。いくらなんでも。

途中でたこ焼き・・・と思ったら「本日休業」だった。
どうも縁がない。

久々の横浜橋。
このエリア付近で、突然変なGが背中にかかったような気がしたが、ここいらをナワバリにしている大喰妖が結界でも張ってるんだろうか。
敢えて誰とはいわないが、頚肩腰は労わってくれろ、と心の中で頼んでみる。

梅月アーケード入り口にトンカツ屋発見。
意外に強気な値段。
ロースカツに少しココロが騒ぐ。
群馬の「愛豚(まなぶた)」という
ネーミングが渋い。

(この写真ではよく見えないが。実は隅のほうにヒッソリ書いてある)

梅月2騒ぐココロを鎮めて
ふとその横に目をやると・・・
「シーズン到来!カキフライ」
ああ、それをいわれると・・・
ふにゃあああぁぁぁ・・・

一瞬の後、店内で「カキフライ・ヒレカツ定食」を注文していたワタシ。
脊髄反射反応であろう。
ああ、もうそんな季節だね。
木のカウンターが飴色になって、ちょっといい感じ。
下町風、というのだろうか。
お客の年齢層は高め安定。
ご近所関係者主体の模様。
アットホームだな。

カキフライ1手前二個がカキフライ。
奥の二個がヒレカツ。
ほぼ同じ大きさなのに驚く。
小鉢に大盛りゴハン
そして漬物と蜆の赤出汁。

カキフライ2タルタルソースがとても柔らかで軽い味。
牡蠣はムッチリと肉厚で
揚げ上がりはサクサク
中は汁気たっぷり。
これはたまりませんわ〜わ〜。


牡蠣だけでも十分旨いので、余ったタルタルソースは千切りキャベツに和えた。
理性が「カロリー」という語彙を脳裏に飛ばすが、欲望が軽やかに「だからなんだ」とつぶやき、出て来た一鉢全部キャベツで美味しくいただいてしまった。
ウマイモノは今この一瞬だが、減量は食べ終わってからでもできるのだ。
そうなのだ。
ふふふんふん。
(↑駄目人間)

実はワタシの場合、牡蠣ってどうも喰い飽きするので、二個だけでヨカロと思ったのだけれど、これならば全部牡蠣の定食を頼むべきであった(悔)

今年最初のカキフライは、かなりハイレベルな滑り出し。
そう、一度食べ始めると何故かしばらくは立て続けに食べたくなるのだ。
カキフライの不思議。
どうしてでしょう?

今年は退職直後の暴飲暴食が若干たたって、しばらく揚げ物に食指が動かなかったのだけれど、晴れて無事復活。
ヨカッタ、ヨカッタ。

梅月3横浜橋商店街入り口の風景に
擬態かと思うほど溶け込んだ店。
三吉演芸場のポスターと
なぜか黄色くデカイ大とんかつ旗が
なんだかいい味を出している。


その後アーケード徘徊中、恰幅のいい人がキムチを買う後姿が。
あのヒトがひょっとして、と思ったが、よく見ればスカートをはいていた。


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さあ、次はどこのカキフライにしようかな♪



生牡蠣のお取り寄せ♪

牡蠣礼讃 (文春新書)


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November 01, 2007

川崎駅近ランチ魚事情 〜川崎BE『茅ヶ崎海ぶね』&ラゾーナ『音音』〜

川崎ランチで一番楽しそうに見えるのは、オフィスから対角線上に離れきった『松の樹』界隈。
でも、そんなものないものねだりもいいところで、往復だけでランチタイムが終わってしまう。どう頑張っても行けない。悲しい。

じゃあ、夜出撃すれば・・・ということなんだが、仕事が終わるとたいてい「オウチニカエリタイヨウ」な気分で、飲むにつけ喰うにつけ、横浜にとっとと帰ってしまう。
川崎・横浜間、なまじ近いので「夜の遊び場」をわざわざ開拓する気になれぬまま半年以上が過ぎた。
だってどうせ飲むなら、終電の時間も気にせずに、酔っ払って足元怪しけりゃあ豪気にタクシーを飛ばせる野毛・日ノ出町辺りがやっぱり気楽でよいじゃないですか・・・。

ランチにしても、ハッピーロードが好きさ♪とは言ったって、やはり繁華街には程遠い場所。
さもなきゃラゾーナか、はたまた駅周辺の地下街やビルの中、ということになる。
路面の店が好きなので、どうもココロ踊らなくなってしまったのであるよ。
まあ「ランチ喰う場所もろくにないエリア」で勤労する場合もあるので、贅沢な悩みともいえようが。
だから、行くところはだんだん固定してくる。
こうして惰性というものが生まれる。

たまには新しいところに行くべし、と、それでも出かけた川崎BE。
駅ビルだ。
下にラーメンシンフォニーなる一角があるそうだ。
哲学系ラーメンがど〜もダメなワタシ、なんかびびって近寄れないのだが。
なんだか黒いマオカラーのシャツ着た、ヒゲでロン毛を後ろでしばっちゃったよーなヲヤジが店内浮遊してそうだ。
そういう浮遊物には、ついなんだか輪ゴムをぱちんと飛ばしたくなりそうで、そういう衝動と戦うのは嫌だなあ・・・などなどと馬鹿馬鹿しいこと考えてるうちに、家に帰る電車の中。

さて「ランチに魚が食べたいなあ」とおもったときはどこに行くか?!


茅ヶ崎海ぶね
最寄駅:京急川崎 / 川崎
料理:魚料理 / 居酒屋 / 和食一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


BEの階上には、レストランフロアがちゃんとある。
なんだかここが、昼も夜もスカスカ空いているので、反対側のラゾーナが休み中などでグシャグシャに混みまくっているときなどは、案外穴場かもしれない。
ありきたりなチェーン系が軒を連ねているところはまあ同じなわけだし。


しらす丼ランチセット






で、結果をいうと、寂れている分だけこっちのほうが頑張ってるのだった。
温泉卵ののった「しらす丼」のセットは小鉢に冷奴などついて、ランチ価格としてはなかなか満足度高い。
てんこ盛りの茹でシラスに温泉玉子のせ。
このへんで出てくる中途半端な定食の中では、かなり高得点だった。
海鮮系の居酒屋がランチをやったら、これはなかなか馬鹿にならない。

魚系のランチを駅近辺で、ということならば、手ごろでよいかも。

この辺りで魚が主体だと、ハッピーロードの『いむら』は別格(?)として、ラゾーナにもある。

音音
最寄駅:京急川崎 / 川崎
料理:和食一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


この店、ミューザ川崎にあって、よくお世話になってる『鳥元』 と姉妹店だ。

音音焼き魚ある日、これが1000円だった時は
よろしいんじゃないですか、と思った。
店内明るくて空気良くて、
ちょっと高値設定なので
客層も落ち着いている。

味噌汁熱々で、魚も小鉢も旨いし、味付けもしつこくないから「をを、たまにはこういうのも♪」と思ったのだった。

でも1000円が一番安い定食だったりして、ううむ、これがせめて950円、その他がそれぞれ100円〜200円安ければもっと通ってくるのにな・・・と思って残念がっていたところ・・・

・・・次に行ったら「魚定食1200円」に値上がりっっ!!

座ってメニューを見て
「あ〜〜〜〜!」
と叫ぶ私を取り押さえる同僚たち。

しかも200円!
「おまえなんかもう来るな」といわれたような気がして、それっきりになった。
いや、言われてないです。
単なる被害妄想。嗚呼。

ランチのあれこれ、惰性に流れるのも楽だが、たまに悩むのもやっぱり楽しい。


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尚、ラゾーナは休み時季にはどこもアホのように混みます。
ちょっと行ってみようかということなら、土日祝日連休時は避けよう。



散歩の達人 2007年 11月号 [雑誌]

珍しく「川崎・鶴見特集号」です。案外貴重かも。

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October 19, 2007

川崎『あしびな〜』 〜沖縄ランチはなぜメタボなのか?!〜

あしびな〜
最寄駅:川崎
料理:沖縄料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


沖縄に行ったことはない。
でも、料理は特に最近あっちこっちに沖縄料理屋があるから、なんとなく食べる。
本当のところ「本場もの」なのかどうかはサッパリワカランが、好きな料理だと思う。
和食、日本の郷土料理というよりはエスニックな感じが好きだ。

鶴見にはブラジルなど南米系料理と沖縄料理の店が多いらしい。
そういえば、アルコイリスのオーナーも、元は沖縄の人だと聞いた。
川崎は鶴見文化圏に入るので(?)、やはり南米・沖縄が他所より多く点在する。
ラゾーナにもある。
そして、華やかに賑わうラゾーナ向かいの「ミューザ川崎」にもある。
ここにはこんな立派なビルにこんなところが?!と思いたくなるような
「40番街」なるコギレイな横丁が裏に張り付いて、
薄ら寂しい風の通り道になっているのだ。
再開発の落とし子か、ミューザ川崎の一階裏手に張り付いた
この横丁飲食街には微妙に「かつての地元の匂い」が残る。

そこに軒を連ねる『あしびな〜』はランチでたまに行く。


タコライスソーキソバ





タコライスと沖縄そば。
なぜ沖縄でタコライスなのか、どうもよく分からないのだけれど
沖縄料理屋の特にランチでよく見かける組み合わせ。
米軍の名残(まだいるけど)なんだろうか、この和風テクスメクス?!

なぜか沖縄料理屋のランチセットは「タコライスと沖縄そば」という
妙にメタボリック内容が多い。
一軒二軒だけの話ではないから、少なくとも関東近郊では
沖縄ランチの主流だろう。
沖縄料理は健康的だというし、実際に夜飲み屋になってからだと
色々美味い肴があるのに
なんだってランチに限ってはこういう「CRG(Gないけど)」にメタボリックなんだろな
と素朴に不思議だ。
沖縄でもそうなんだろか?

どなたか知っている方、教えてくださいまし。

あともうひとつ、なぜ沖縄そばには紅しょうがが
漏れなくついてくるのだろうか?
実はワタシ、紅しょうががキライなのだ。
料理に乗っているのを見ただけでぐったりくる。
あの不自然な赤さと妙な甘さ、舌を刺すおかしな酸味
沖縄そばを食べるたび、
「うぐ、しょうが抜きと言い忘れたわいっ!」と臍をかむ。
むぐむぐ。

同じ理由で冷やし中華などの紅しょうがもダメなのだが、
たいていの場合は「うにゃ」と思いながら箸でどければ
済むことなので、そんなに気にならない。
例えばオットのワイシャツについた、下品なオンナの口紅のあとを
見て見ぬ振りする健気な妻の心理を思いやればよい。
経験ないからよく分からないが、まあそんな感じ。

でもこと沖縄そばに関しては、汁にどっぷり漬かるので影響が大きい。
例えば深夜11時45分ごろ、息を潜めたオンナの気配とともに
無言電話がかかってきたような気分になる。
これも経験ないからよく分からないが、まあそんな感じ。

紅しょうがはとにかく、沖縄の人は本当に昼に
「そばとタコライス」なのか?
これがひょっとして、ラーメンに半チャーハン的な
位置にいたりするのか??
謎は深まるばかりなのである。
ううむ。

沖縄料理自体は結構好きなのだ。
単に、東京横浜界隈のランチ構成が謎なだけ。


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謎が謎を呼び、一路沖縄へ・・・といきたいところなんだがなあ。



同僚がお土産にくれた石垣島製「島のラー油」。
大変旨い。これはオススメ!


沖縄上手な旅ごはん 美ら島に遊び、うま店で食べる (文春文庫PLUS)


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September 18, 2007

野毛で飲み会@『てんぷら なりた』など 〜ぶらぶら三軒はしごラリー?〜

お誕生日会シリーズ、第二弾。
誰彼となく「お誕生日なのだぞ。当日でなくとも前後左右決行可だぞ」と
圧力をかけまくっていたら、ありがたくもうまく引っかかる・・・もとい、お誘いの声を
かけてくださる方あり。

仏の乙さん、である。さすが姿が大仏なのは伊達ではありませぬな。
ありがたや、ありがたや、と拝むのである。

最初は鰻でも・・・と言っていたのだが、満席で入れず。
急遽こちらへ。

なりた
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:てんぷら
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


いい感じに古びた店内が、如何にも「野毛の古いてんぷら屋さん」だ。
ちょうど宴会の予約が飛び込んだようで、女将さんが丁寧に道順を説明していた。
この説明が、相手の立場に立った実に親切なもの。
自分の店の位置の説明が電話で上手く出来る店って、案外ありそうで少ないものなのだ。
何故か皆、自分を軸に見えるものやら方向やらを説明してしまうからだ。
「そこから右」と言われても、電話の向こうじゃお客がどっちをどう向いているか
見えるはずなかろうに、と思うことがよくある。
ここで右と左が反対に行くと、当然お客も反対方向に進むことになる。
大事なポイントだと思うんだけれどな。

一流ホテルのフロント辺りですら、出来ない人には出来ない。

いいお店だなあ、と思う。
野毛にはこういう、座った途端にほっこりと和むようなお店がある。


なりた お通しちょっとステキなお通しが出る。
まあまあまあ、と、ビールで乾杯。
シッタカからピョンと伸びているのは
実は爪楊枝代わり。
中に残った肝を地道に掘り出すが失敗。
乙さんは成功した模様。


会うとまず、最近皆さんお元気かしら、という話になる。
最近ご無沙汰している、横浜地縁系ブログ管理人仲間の近況など。

「そういえば、seikoMTDさんは、最近どうしておられるのでしょうか?」
「そういえば最近お会いしておりませんなあ」

とかなんとか言っている最中に、なんとなんとご本人がお友達と登場。

「ちょっと・・・!」と、乙さんの脇腹を突付く。
「セイコさん(と呼んでいるのだ)の本名ってなんだっけ?!」
「・・・松田氏、では・・・」
「ちがうでしょー!」

確かたしかタシカ・・・と二人で記憶の闇を探る。
だって、まさかいきなり「セイコさん」とも呼べぬであろーが。
そういうつまらぬことから彼のありもしない(?)「秘密の夜の生活」などが勘ぐられては
マズイではないか!

お友達が一瞬席を離れた隙に確認すると、学生時代のお友達なので気遣いなく、
とのこと。

でも、本名以外で呼んだら罰ゲーム、ということにする。
罰ゲームの内容もルールも詳しく決めないうちに酔っ払っちゃったから、結局ノーゲーム
になったが。


なりた 穴子焼き穴子。
大好物なのだ。
冷酒に切り替えてチビチビ。

この間、大変美味しいお造りもいただく。
美麗なお写真はこちらをご参照いただきたく。


野菜のてんぷら
野菜のてんぷらも。
庶民的な味わいでいいですね、こういうの。
乙さんのボトルを出してもらって、
焼酎お湯わりをグビグビと飲む。


ここで店に宴会の一団到着。
なんだか大変賑やかになってきたので、場所を移すことにする。


トマト巻き吉田町から最近野毛交差点近くに移転した
『安兵衛』に入る。
実は一軒目で来ようとしたけれど
満席だったのだ。
移転直後で忙しいらしくて
どうもバタバタしていた。

ないものねだりはよくないとは思うけれど、吉田町の古い店のどっしりした木の
カウンターがちょっと懐かしい。
ど真ん中で元気にお客の相手をしていた大将が、息子さんに主役を譲ってどことなく
活気がないのが心配だ。

確か30年近く同じ場所で営業していたから、何もかも新しく変わると勝手も違って
ちょっと変な具合なのかもしれない。
無意識に体が覚えていたような、いろいろなものの位置や動線が全て変わってしまうのは
きっと辛いことだろう。
自分たちがいい立地を求めて移転したわけではなくて、立ち退きでやむなく、だから
何とか今の場所で軌道に乗ってほしい。

だから、トマト巻きなどちょこまかと食べて、早々に次へ。
もうちょっと落ち着いたらまた来てみよう、と思う。


エル ニョスキ
最寄駅:黄金町 / 阪東橋
料理:スペイン料理 / ダイニングバー
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夜食


一度来て以来、さて誰を騙して出かけようか・・・と思っていたこの店
タクシーで無理矢理移動してしまう。

生ハム、生ハム・・・。

美麗な画像はまたまたこちらをご参照あれ。

エルニョスキもちろん生ハムも食べたが、
他にも二品。
海老など海のものと
鶏肉のトマトソース煮込み。
これがどれほど旨いかは
この写真ではわかるまいが(嘆)


イタリアンでは、海のものと山のものはあくまで別にするが、スペイン料理では構わず
一緒に料理してしまうのだ、とマスターが言う。
なるほど、ちょっと荒っぽいようだけれど、イタリアンにない力のある味わいだ。
こういう料理、大変好きである。

乙さんは「四つ足がダメ」と心配していたが、生ハムがお気に召したようで安心する。
再び猫騙しの術を駆使して拉致してきたので、ちょっと心配していたのだ。
相変わらず蕩けるハモンイベリコ。
ワインが進む。

気がついたらけっこうな量を飲んでいて、最後は楽しく酔っ払い。
家路につく乙さんの背中に、ありがたやありがたや、と合掌するのだった。


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もういい加減時間が過ぎたけれど、相変わらず祝宴のお誘いは受付中(年中無休)。



三崎港の魚問屋がつくったおやつ あなごスティック
すべて手づくり!1本ずつ丁寧に天日干ししたこだわりのおやつ。
着色料・発色剤など発ガン・アレルギーの原因となる添加物を使用していません。
原材料:アナゴ100%

三崎港の魚問屋又兵衛のつくった愛犬・愛猫用おやつ

・・・自分用に買おうか・・・。






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