その他横浜

July 03, 2010

戸部『良庵』で鴨せいろ 〜ところで京都・奈良のウマイもん情報求む♪〜


六月に入ったころは確か「衣替え?まだまだ!」という気分で、
冬物のウールのジャケットを着ていたと思う。
暑い日もあったが、まだまだそこそこ肌寒かったのだ。

そして一カ月、いまやそんなことを思いだすだけで苦痛に思える蒸し暑さ。
週を追うごとに、上着がサマーウール裏地付きから麻の裏地なしへと
めまぐるしく変わる。
今となってはウールなど、見るのも触るのもイヤだ。

ヴ〜ヴヴヴヴヴヴ〜〜、とヴヴゼラ音を発しながら、セーターやウールものを
クリーニング屋に運んだり、エイエイ箱に詰めて仕舞ったりしている
今日この頃、なのである。

そういえばこのヴヴゼラ音も、すっかり耳に馴染んでしまったな。
バイクの集団暴走音が聞こえると「サッカーやってんの?」と思ってしまう
このワタシのアタマとココロは、もう煮崩れてんのか?
よくわからん。

なにしろ自宅のエアコン買い替えを検討しながらこのシーズンに突入。
この非常識なほどの段取りの悪さのおかげで、我が家は未だにエアコンなしで
暮らしているのだ。
やっぱりどっかこっか煮崩れているかもしれない。
ヴ〜ヴヴヴヴヴヴ。ぐずぐずぐずぐず。

去年の段階で冷房機能が壊れたエアコンはある。
除湿機能に「−2度」という設定があるので、それで結構凌げはする。
でも、使う前にはエアコンの掃除が欠かせない。
コレが業者に頼むとクソ高いし、自分でやるのはウルトラ面倒臭いときた。
どうせ買い換えるならやらずに済まそう・・・と自堕落ウダウダなことを言う間に
無間蒸暑地獄に堕ちたバカモノ夫婦は、ワタシとオットのことなんですよう。

さて、そんなわけで突然に蕎麦が食べたい。
エアコンの効いた店で啜る蕎麦など、今は思うだけで軽く極楽なイメージだ。

しかし、単に冷たいものよりは、多少は温かさのあるものを胃に入れたい様な
気もする季節。
で、ふと過去の記事を見たら、同じような時期に同じようなことを、
呆れるほど律儀に繰り返し書き綴っているから、たぶんそういう体なんだと思う。

良案 002

こんなふうに「蕎麦気分」になると戸部の『良庵』に足が向く。
粉っ気の多いモッサリした蕎麦がどうもダメで、それなら饂飩を喰う派なのだが
キリキリと居住いを正して、哲学と薀蓄に満ちた蕎麦を喰いたくなるほど
蕎麦が好きなわけでもない。

更科の上品な風情も悪くはないのだけれど、なんだかちょっと儚すぎて寂しい。
だからここの黒い田舎蕎麦がなんだか好きだ。

そして、この店の小ざっぱりして呑気な風情がいいよ。
道の向こうに見えるのは京急の高架で、電車のゴトゴトいう音が聞こえてくる。


良案 003

ここはまず酒肴でチマチマと飲んでから、〆に蕎麦を食べるような分量なので
食事としてはやや少なめの量。
ワタシはガッツリ食べる時には、胃に穴でも開いているのかと思うほどの量を
食べてしまうので、そうでない時はこのくらいの量がちょうどいいのだが、
飲んでいない男性はちょっと物足りないと思う。

鴨蕎麦の場合、汁が甘めになる店も多いのだけれどここは程よい。
合鴨は別皿に焼いた長葱と一緒に出してくれる。
この辺の街の蕎麦屋にしては、気持ち値段が高めではあるんだけど、その辺は
まあいいや、と流せる範囲内だな。


良案 005

鴨の旨味が汁に溶け込んだのも好きなのだが、こんなふうに別皿だと肉だけ
数切れ食べてから、残りを汁に放り込んで・・・といろいろ遊べる。
これはこれでなかなか楽しい。
それにしても合鴨の独特の風味って、どうしてこう蕎麦汁に合うのだろう?

この日は飲まずにこれだけ食べて、あとは蕎麦茶を啜って終わったが、
まず軽く飲むならば、それらしい酒肴も安価に何種類かある。
飲んだらまずい時に限って、何故かここの蕎麦が食べたくなるのだけれど、
今度は是非「軽く飲みたいモード」の時に来てみようなあ、なんて思ったりする。


良庵 ( 戸部 / そば )
★★★★4.0
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ところで話変わって、タイトルにも書いたけれど京都・奈良旅行を計画中。
実は出発は明日だ。
思いついたのは一昨日だが、もうホテルは予約したし、新幹線も取った。
あまりにホテルが安いのでびっくりして、こりゃ夏枯れ?と思ったら・・・

この時期の京都の蒸し暑さは「凶悪」なんだそうな。

京都生まれ京都育ちの友人に言わせると「東京の今頃なんて、京都を考えれば
涼しくて快適」だそうで。
「なんのかの言ってどうせ同じ日本だし」と、完全にナメた姿勢でいたワタシ。
嗚呼、どうなることやら・・・。

で、京都・奈良の飲食情報を募集中。
旅行中もパソコンは見ているので、是非情報のくださいませ。
どうぞヨロシクお願いします♪



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実はマトモに京都の観光をするのは初めて。楽しみだなあ。暑そうだけど。
(ウチと違ってホテルの部屋にはエアコンがあるぜ・・・と思うのは甘いのか?)



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May 27, 2010

一本松小学校前『一庵』の鍋焼きうどん 〜ノスタルジーってやつですか・・・?〜


冷やし中華の話なんか書いていたら、なんだかまた冷えてきた。
やややそれならば、うっかりお蔵入りしかけていた、冬〜春先の話を・・・
と思えば、またキュッと気温が上がり、なんだそうかい・・・と捨てかければ雨。

鍋焼きうどんの話なんだけれど、よくわからんからもう上げてしまおう。
どっちみち今年の春からこっちの気候が、冷やし中華と鍋焼きうどんの間を激しく行ったり来たりしているようなモンなのは真実だし。

そんなわけで鍋焼きうどん。
場所は一本松小学校前だ。

「一本松小学校」と言われても、近隣住民以外には「なんのこっちゃ?」だろう。
野毛山動物園辺りにたまにやってくる人は、どこかしらでみたことがある地名かもしれない。
桜木町駅発野毛山動物園行き市営バスの終点が「一本松小学校前」なのだ。
野毛山動物園からは、たぶん歩いて5分くらいの場所。
どうしてこの小学校が地名としてバスの終点になっているかと言うと、他に何もないに等しいからだ。それだけの話だと思う。

動物園から公園沿いに進んで、右に曲がると「水道道」。
さらに公園沿いに進むんだ先にの、ちょっと開けたロータリーみたいなところにある小学校。

この辺は散歩がてら通ることがある。
だからいわゆる普通の蕎麦屋(?)が一軒あるのは知っていた。
見るからに「基本は近所に出前」の店だ。
最近は大手の宅配フード業者が跋扈しているから、うどんだって蕎麦だって寿司だって、なんとなくそういう店に頼むのが当たり前になっているような気がするが、相変わらずこういうお店が御近所の胃袋を支えている現状だって、まだまだあるんだなと思う。

ワタシが子供の頃、母が「今日は出前!」と宣言するととても心が躍った。
何故か「出前」と言えば蕎麦うどんのことだった。
寿司ならば「今日はお寿司」だし、鰻ならば「今日は鰻」という宣言が、別途でていたように思う。
1970年代東京都下某所の話である。

何故そんなに蕎麦屋の出前が嬉しかったのかね、と、ふと改めて考えてみた。

思うに、寿司や鰻なんかの場合「宣言=注文(親が決める。子は食べるだけ)」
なのだが、蕎麦屋の出前の場合は「なにがいい?」と聞いてもらえたからだ、
という気がするのだ。

そこで頼む品目は「おかめ」だ「きつね」だ「たぬき」だと、奇妙な符牒に満ちた不思議な世界だった。
ついでに「蕎麦?うどん?」という選択肢までつく。
ちなみに「天麩羅蕎麦」なんかを知ったのは中学に入った後くらいで、この辺は
親が案外賢く統制をしていたのかもしれない。

そうこうするうちに、ワタシはいつの間にか「鍋焼きうどん」なるものの存在を知ったらしい。
なにしろ頼むんだったら「鍋焼きうどん」になっていた。
確かにそうなっていた。
だって鍋焼きうどんには、いわゆる「符牒」だったものの具が、ほとんど盛りこまれているじゃないか。
土鍋でグツグツ家にやってくるのも妙に嬉しい。

でもしかし、この喜びは一度の引越しで消えた。
中学生の頃、都内で一回引越しをしたのだ。
引っ越した晩は、新居に一番近い店から出前ということになった。

で、当時中学生だったワタシは、心弾ませて「鍋焼きうどん」を啜りこんだものだが、これがはっきりと、脳味噌の皺の奥に刻み込まれるほど不味かったんである。
汁が不味いし麺もボソボソ。
あんなに身近に当たり前にあったものが、実は意外や美味しかったんだという事実に、妙に感心しつつガックリきたのを覚えている。

あれからもう30年もたつだろうか?
棲家を変えるたび「出前」に期待をかけていたのだが、どうもダメらしい。
子供のころのあの「普通の鍋焼きうどん」は、もうないものだと諦めていた。


一庵 鍋焼うどん

でもある日。
「鍋焼きうどん喰いてえ!」な衝動に突然襲われたある寒い日。
どうでもいいから入ってみた、散歩途上のこの店の鍋焼きうどんの汁が、なんだか幼い頃のアレとよく似ていたのだった。
醤油の色は濃い目で甘味のある、いわゆる関東風の汁。

麺はとくに凝ったものではなくて、普通の業務用に思える。
コシがどうのキメがどうしたな世界とは無縁なもの。
それが程よく汁を吸って、でもぐつぐつ煮える鍋の中でヘタることもない。
平々凡々とした姿のうどんだ。

具はなんと言おうか、よい意味で「総花的」なラインナップ。
カマボコがあり、衣のほうが分厚い海老天があり、しっかり戻した干し椎茸があり、ぶにょんとした麩があり、茹でたほうれん草があり。
仕上げに玉子がポンと落とされて、ほどよい半熟に固まったやつが下に。

猫舌のワタシは地道に少しずつ汁を啜ってはテレビを眺め、熱い汁をぎゅっと含んだ具の端っこを噛んではテレビを眺め、そしておそるおそるうどんを少量啜りこんではテレビを眺め、そうしているうちに冷めてきたら一気にガシガシガシと喰い進むのである。
そうそう、最後まで玉子を崩さずにとっておいて、残った汁とうどんに絡める
・・・なんていう隠微なヨロコビもあり。
やっぱりコレは、寒い時期の喜びなんだろう。
もう来年までサヨナラ、なんでしょうねえ。

一庵 ( 黄金町 / うどん )
★★★☆☆3.0
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でもそのナベヤキにしても、頼むからわざわざバスに乗ってまで出かけないでくださいよ・・・とお願いしておく。
本当にごくごく普通の「蕎麦うどん店」だから。

そうそう、この近隣には、秋ごろから初夏まで開店する「大学芋の店」やら、わりあい古い和菓子の店やら、そこそこ美味しい豆腐屋さんやらがある。
この大学芋なんかすっかり気にいって、毎日食べてたらガッツリ太ったので
涙目で止めた。
あまりにウマイもんだから、いっそ店のそばに近寄らないことにしてる・・・。
今年はもう営業を終えたのかなあ。

この商店ライン、どうもお寺が界隈にある関係らしいが、この辺の詳しいことをご存知の方がいらしたら、是非教えてくださいまし。



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ライブドアグルメの「ピックアップブロガー」に掲載していただけるそうで。
ろくすっぽ更新もしておらんのに、確か今年二度目だ。有難いことです。
5月30日10時頃から24時間、以下のあたりに出るそうなので、よろしければ
覗いてやってくださいまし♪

「livedoor」トップ:右下「今日のグルメ人」http://www.livedoor.com/
「livedoor Blog」グルメカテゴリ:「今日のピックアップブロガー」
http://blog.livedoor.com/category/80/
「livedoor グルメ」トップ:「今日のPick Upブロガー」
http://gourmet.livedoor.com/
「グルメブログ」:「今日のPick Upブロガー」http://gourmet.livedoor.com/blogger/



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おすすめ度:5.0
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こういう本、いいな。ちょろっと買っちゃおうかな。

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May 02, 2010

『車橋もつ肉店』でいつものアレコレを喰ったり飲んだりすること 

一年半から二年くらい前くらいの時期をとりあえず「最近」としよう。
出かけて飲み食いする場所は、実はそれほど大きく変わってはいなくて、頻度が上がったり落ちたりはするものの、何となく精神のある部分が住み着いちゃった感じで、結構出かけている場所はいくつかある。

その中で、一番頻度が高い店とは、実は『車橋もつ肉店』なのである。

ワタシが一人でたまに友人と出かけていたころは、そうしょっちゅう通う感じもなかったのだが、ある夏の日にオットを連れて行ってやったら、これが運のツキだったと思う。

オット、この店を愛してしまったのだ。
彼はたまに長期出張に出るのだが、その前に一回、帰国してその週末くらいにまた一回。
どこかいこうかという話になると、まったくアホの一つ覚えのように「車橋」なんである。
ワタシのお誕生日と結婚記念日も「じゃあクル・・・」と言いかけた口を押さえつけて、これだけは違う場所にしてもらった。
原則草食獣の彼にとって「料理が肉主体」という一点だけは根本的に食い違うものの、それ以外に関しては「こんな立ち飲みがあったらいいな」とイメージで描いていた理想が、そのまま現れたような店だったらしい。

肉がどうも苦手だとは言っても、肉刺しや美味しく焼けたモツ類などについては「これは肉じゃない」という分類のものになるそうである。
あ〜そうかいそうかい。

そんなこんなで、ムラはあるけれど最低月二回くらいは出かけていると思う。

うまくしたもので、横浜駅から根岸通りを抜けて、根岸台に向かう103番のバスがあるのだが、これが実にうまい具合に我が家の比較的近くに止まる。
そして、20分もゆられていると「石川町5丁目」という店のそばのバス停まで連れていってくれる。
同じバスは日の出町辺りも走るから、結構便利に使える路線だと思う。
参考までに。

車橋煮込み

まず煮込みは頼む。ここの煮込みは野菜より肉系の具が多い。醤油味の生姜の効いたオーソドックスなものだが、小さな鉢にこんもり盛りあげられて、酒のアテとしては十分過ぎるくらいの量が盛られてくる。

これを二人で突くのもよいのだが、最近ウチは二つ頼むことにしている。
そうすると、煮込みの残った汁なんかもズルズルすすりながら中身もやっつけられて、気楽でよろしいのだ。

車橋塩ユッケ

定番で頼むのはまず塩ユッケ。
以前はよく売り切れてたので「いち早い確保」を目指していたからなのだが、最近はまずたいてい売っている。

細かく叩いた良い生肉を、塩胡椒や胡麻油に葱、ニンニクなんかであえる。
皿に載せたその上に、鶉の卵黄を落としこんで月見になったものに、レモンがひとくし添えられて出てくるもの。
玉子を溶いて、レモンを絞って、ぐしゃぐしゃかき回して食べる。

酒の肴だけにちょっと塩気は強めなのだが、これが実にクセになるうまさだ。
一カ月食べないと、なんとなくこれだけでも食べに出かけたくなる。
この店のメニューで好きなものと言えば、ワタシはまずこれだ。
次いで煮込みがくる。
でもこの一皿はなんだか別格なモノ。

車橋コブクロ

コブクロはにんにくの効いたピリ辛な味付け。
火は通っている。
こりっとした食感が楽しい。
結構頻繁に横から「それなんですか」と聞かれるものでもある。
コブクロの実体を考えると、ずいぶん生臭いもののような気がするのだろうが、実際はビールによし、焼酎によし。
大好きだ。


車橋センマイ

コブクロよりは並みなルックス(?)のセンマイ。
こちらは葱と胡麻油に塩味で和えてある。
柔らかめの食感に胡麻油の味と香りがシンプルに絡んで、実にシンプルで食べやすい。

車橋レバ刺し

ここのレバ刺しも、絶対忘れてはいけない。
日によって若干ブレはあるけれど、福富町界隈でそこそこいい肉屋で出てくるレバ刺しと遜色ないものだと思う。
できれば生ニンニクをまぶしても翌日オッケーな日に食べたいもんだ。

その他、牛刺しも馬刺しもそれぞれに輝いているぞ。

車橋100417

ま、大体こんな感じで食べてる。
そうそう、モヤシも忘れてはいけないよ。
オットはこれにでっかい冷奴を頼んで一人で食べる。

車橋091229 012

焼きものは適宜、その日の気分で。
ワタシは特に好きなのは、牛ロース(塩)、カシラ(味噌)、レバ(たれ)あたり。
脂の濃い部位は、味噌ダレで焼いてもらうと、なんだか味噌の香ばしさが漂ってかぶりつく幸せ感は確実に上がる。

車橋 002

さて、ここのメニューはほぼ暗記できるくらいだと思うようになったある日、オットが「卍厚揚げってナニ?」と言い出した。
なるほど、確かにそう書いてある。

うううううむむむぅぅぅ・・・としばし考えながら、上下左右を見回してみた。

車橋 001


品名の上に短いキャッチみたいね一言。
その下に、二本の波線が引かれている・・・
ええと、その二本の波線がうっかりくっついたものが「卍」の正体らしいよ」と
しばらく考えてから教えてあげた。

勝手にあらぬ方に想像力の羽根を広げていたらしきオットは「なんだそうか」と鼻を鳴らした。
ワタシのせいじゃないんですけどね。

尚、この店は波はあるけれど常に非常に混んでいる。
椅子は「女性と年配者優先」という但し書きつきで、一脚百円で借りられるものの、本来ここは「立ち飲み」なので、テーブルを一個占拠してゆったり座って楽しみたければ、空いている時を狙ってやってもらいたいなと思う。
最近は、立ち飲み屋に来るタイプではない人々が、広々机を占拠して、椅子を確保してまったりおしゃべりしているシーンによく遭遇するが、混んでいて周りのテーブルがひしめきあい始める空気は、是非とも読んでさっと切り上げてもらいたいものだと思う。
特に女子同志のグループに多い。

週末休みの日などは、利発そうな坊ちゃん連れの垢抜けたパパママなんかも見かけるが、混んできたらば撤収することを念頭に置いてきてもらいたいもんだとおもう。

そうそうあと、この店は「大声禁止」だ。
三人以上で飲んでいると、つい声が高く大きくなるのだが、こういう状態になると必ず息子が「静かに」と個別注意に回り、それでもおさまらないと大将がブチキレ気味に怒鳴る。

この店では、是非静かにのもう。


立ち飲み 車橋もつ肉店 ( 石川町 / ホルモン焼き )
★★★★4.0
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まあそんなわけで、最近はすっかり我が家の第二食堂的なポジションを得ているような車橋。

単なる立ち飲み屋にここまで愛着を覚えたのは、ワタシとしても初めてのことなのだが、何時でかけてもなんだか寛いだ気分になれるので、まだまだ当分通いそうな気がする。

車橋、大好き!と、愛を叫んで終わります。
ぱちぱち。拍手。

5月2日付補足:
5月3日から6日まではお休み、だそうです。
うわ〜、いけないじゃ〜ん・・・。
(情報をお寄せくださった読者様、ありがとうございました)




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ちなみに今日のベイスターズは、やっぱりいつものあの子達、でした。
見慣れた光景にむしろ懐かしさを覚えた。でもまだ4位。



ホルモン奉行ホルモン奉行
著者:角岡 伸彦
販売元:解放出版社
発売日:2003-06
おすすめ度:3.5
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モツスキーは一冊常備せよ。こう言う本は消えてなくなってしまうものだし。

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ホルモン鍋、食べたいなあ。

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December 03, 2009

新装開店!西横浜『スペリアーモ!』に2度通う♪ 〜祝、再開店!待ってたよ〜!!〜

西横浜『スペリアーモ!』が十月半ばに再開した。
なんとも嬉しい。
早速ひとりメシ嬢を誘って、開店すぐの週末に行ってきた。

「早速行ってきた」と誇らかに声を上げるわりに、もう一ヵ月半経ってるぞ、
というポイントは突っ込まないでくださいまし・・・。

そのころオットは中東アフリカどさ回り巡業(?)に一カ月ほど出かけていたので
ひっそりナイショで抜け駆けしちゃったんである。

しかし、出発前に「帰国したら行こうね♪」と言い置いて出かけたオットに
「もう行ってきたもんね」とも言い難い。
だから先日、知らん顔をしてオットともう一回行った。
結局バレて責められたが、ワタシは好きな店に久しぶりに通えて嬉しい。
だからいいんだい。ふふふん。

と、いうワケで、二回分をダイジェストで。
相鉄沿線イタめしシリーズ第三弾でもある。
完結編ともいえる。
平沼橋から天王町までの三駅で、各種イタリアンが用途別に揃っている
この環境はスゴイぞ相鉄!

スペリアーモ091122 001以前は通りに面した
カウンター主体の店だったが
入口がちょっと奥に引っ込んで
テーブル席のスペースが十席ほど増えた。
天井が高くなって開放感がある。
相変わらずのオープンキッチンだが
カウンターはぐんと広くなった。
いい感じの店になったなあ♪

この写真ではナニも伝わらないのが残念です(笑)


スペリアーモ さんま

前菜のサンマのスモーク。
サンマのある時期に毎年出て来る。
スモークで脂がギュッと詰まって白ワインに合う。
変わらない味だ。
さりげなく添えられたマスタード入りのマッシュポテトも、ほのかな酸味が
芋の旨味に溶け込んでてウマイ♪

スペリアーモ 牡蠣とほうれん草のグラタンスペリアーモ牡蠣

牡蠣とほうれん草のグラタン。
チーズ風味強めの緩いクリームソースに、季節の牡蠣がぷりぷりゴロゴロ。
もうちょっとソースがもったりしていたほうが、アツアツ感が出るような気は
するが、この時期ならではの組み合わせがウレシ♪


スペリアーモ フォッカッチャグラタンのソースは余すことなく
むっちりした釜焼きのフォッカッチャで
えいえいと拭う。
フォッカッチャだけで何も付けなくても
ついつい後を引いて食べてしまう。
でも結構しっかりお腹にたまるから
慎重に少しずつちぎって食べる。
ウマすぎて辛いが、ここは我慢です。

その都度釜で焼き上げるので、早めにオーダーしておくのがオススメ。
前の店にもあったでっかい薪釜は、新しい店でも快調に稼動中。
ピッツァ用といいつつ、仕上げでいろんな料理に一味足している。

スペリアーモ バーニャカウダ

季節の野菜の旨味がしっかり味わえるバーニャカウダ。
クリーミーなアンチョビソースが、再びフォッカッチャを惜しみなく奪う。


スペリアーモ フリーコ

カウンターにのっているから、ついつい頼んでしまうポテトのフリーコ。
一度目に食べたから二度目は他のものに・・・と思っていたら、オットが見つけて
「アレはアレは?!」と騒ぐ。
「先月食べた」とも言えないんで頼んだ。

クリームとチーズの濃厚な旨味がポテトの隙間にみっちりまったり。
とてもシンプルなものだと思うのだが、クリームだのチーズだのという乳臭い
味わいが好きなワタシには、なんともタマラン一品なのだ。
カロリーも高そうだが、やっぱり外せないここの定番品。
寒くなると特にこういうものは美味しいなあ。

この店はこんな感じの、シンプルで素朴な素材感の強い料理が特に美味しい。
クリームとチーズが好きなら、必ず一口で顔がほころびますぜ。うっふっふ。


スペリアーモ バイ貝のパスタ

注文の時に「肝はお好きですか?」と聞いてもらえるバイ貝のスパゲッティ。
大好きなので「肝たっぷり」でオーダー。
ぬめりのある貝に肝が絡んだソース。青唐辛子がいいアクセントだ。

風味とコクのある、腰の強い白が相性よい。
オットと二人だと、この辺で白が二本目になってしまうのだよ。


スペリアーモ ラグーのパスタ

濃厚だけどバランスよく、肉肉しいけど後味がいいラグーのソース。
麺は自家製タリアテッレ。牛がベースだけれど、たぶんいろんなものが入って
いると思う。
いつも聞いてみたいと思いつつ、ついつい食べるばっかりで忘れる。

今日のオススメ系のパスタも良いけど、実はこういう定番パスタの満足度が
とても高いからステキな店だ。


スペリアーモ ピッツァ

もちろんピッツァも忘れちゃイカン。
夫婦で行くと前菜食べすぎで、ピッツァまで行き付けないことが多いけれど
この店は本来「ピッツェリア」なのだった。
ひとりメシ嬢と出かけた日はマルゲリータ・ブッファーラを奮発した。
軽くサックリあとムッチリもっちりなドウのモッツァレラに、フレッシュの
ブッファーラを追加トッピングしたゼータク品だが、投資価値は絶大だった。ぐふふ。
そもそもこの店の場合、ピッツァのコストパフォーマンスは特に高いのよ。


スペリアーモ サルシッチャ

本来前菜なんだけど、セコンドでいつもお願いしているサルシッチャ。
ナイフを入れるとピュッと肉汁が弾ける。
パンかフォッカッチャをますスタンバイさせてから食べよう。
中の肉のツブツブした食感も、詰まり過ぎていなくて素晴らしい。
ソーセージが好きなら一度は食べて欲しい!と強くオススメする。
もうすっかりこの店の名物になっているみたい。

これは絶対に外せないから、二回とも喰ってしまいましたとさ。
日本国内はもちろんイタリアやドイツでも、こんだけ旨いソーセージには
なかなかお目にかかれないと思う。
日本的な繊細さがプラスされているからかなあ・・・と、ふと思ったりする。


以上、他にも色々食べたけど、とりあえず二回分のピックアップ。
オペレーションは拡大したけれど、料理の質はまったくブレていない。
丁寧で明るい接客も以前のままだ。

週末は相変わらずの満員御礼で、席数が増えてもやっぱり予約は必須。
週日ならば多少余裕ありとのことだけれど、やっぱり出かける時は事前に
電話してから行ってくださいまし。

スペリアーモ ( 西横浜 / ピザ )
★★★★★5.0
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そもそも相鉄沿いの不便な立地でも、真面目に美味いモノさえ出していれば
お客は向こうからやってくるという真実が定着したのは、この店の功績に
他ならない。
地代分料理も安いから、市内中心部からタクシーを飛ばす価値はあるのだよ。
四人以上なら「うっそー♪」つーくらいのオトクなコースもあるらしい。

休業していた半年ほど、ママはイタリアで武者修行に出かけたとやら。
その話を聞いてみたいんだけど、忙しそうだからなかなかお話できないのが
残念なところではあるな。
シェフでもあるママは、男気溢れる凛々しい人だ。
惚れてしまうよホント。はぁと。えへへ。

なにはともあれ、大好きな極上トラットリアの復活を喜びたい。



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ああ、よかったよかった♪


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November 30, 2009

平沼橋『イノウエ』でイタリアンなグリルを食べる 〜相鉄沿線イタめしシリーズ第二弾?〜

お誕生日は8月31日だった。
もうすでに古い話になり果てているのだが、せっかくだから上げておく。
こんな調子でお蔵入りする記事が、最近あまりに多い。

実はお誕生日の前日に試験があって、その日の晩に「オツカレも兼ねてイタ飯」
という段取りだったのである。

そういう場合、我が家は西横浜『スペリアーモ!』に行くことにしていたが
春先以来休業中。
それじゃあせっかくだから、この間に行ったことのない店に行っておくかね・・・
というわけで、相鉄沿線イタ飯シリーズ第二弾。
ちなみに第一弾は天王町だったから、今度は平沼橋の『Gliglia Inoue』へ。

Inoue griglia (イタリアン / 戸部、平沼橋、高島町)
★★★★ 4.0




要するにいつも行く店が休みだから、行きがかりで近隣をジプシーしていた
のだが、十年前にはイタリアン不毛地帯だった横浜だ(ワタシだけか、そう
思っていたのは?)。
今や相鉄沿いだけでなんちゃってシリーズ化可能だなんて、なんと素晴らしい
ことであろう。

店に予約の電話をかけたら、普通に男性が出て「井上です」と。
ええと、あれ、うっかり個人宅に間違い電話・・・と一瞬焦ったが、この店は
ごくごくシンプルに「イノウエ」というのである。
数年前ふと気がついたら、平沼橋の駅にほど近い川っぺりの橋のたもと(?)に
店ができていたのだった。

店構えからは、ちょっと高級な隠れ家リストランテにも見える店だ。
終日試験を受けた帰り道、ヨレた格好でそのまま出かけてもいいものかどうか
ちょっと悩ましかったので一応ドレスコードを聞いたら「特に構わず」と。

最近はどうも、食事に行くのにわざわざキチンとした格好をしたりするのが
果てしなく面倒くさいことに思えるので、これはどっちみち有難い。
昔は好きだったよなあ、そういうの。
この辺の良し悪しは敢えて考えまい。

(*注* ちなみに『スペリアーモ!』は十月に無事完全新装再開店。
席数がドドンと増えて、いい雰囲気のトラットリアになった。
もう行ってきたのだけれど、この話は近日中に改めて・・・)


イノウエ090830 001スプマンテを啜りつつメニューを見る。
日替わりで手書きだそうだ。
シンプルだけどそれだけに
どれもこれも美味しそうに思える。
「グリリア」と言うから
ゴッツリと肉肉しい料理を想像していたが
魚も野菜もしっかり出て来そうだ。
数は少ないけれどバランス良い感じ。


イノウエ 野菜のグリル

野菜のグリル盛りあわせは、丁寧に炭火焼きされた夏野菜が山盛り。
厳選された野菜は味が濃厚でウマイし、ボリュームもある。
チョコマカしてなくて好感度高い。

出て来るまでに若干長めの時間がかかるので、なにかすぐに出る前菜を一品
頼んだほうが良かったかも。


イノウエ ラグーのパスタイノウエ 茄子とトマトのパスタ

左は牛肉ラグーのビアンカ。麺はパルパデッレ。
トマトソースが入らないので「ビアンカ」なんだそうだ。
なるほど、ストレートかつシンプルに肉の味がする。

右は焼き茄子のスパゲッティ。
これもシンプルなもの。
もうちょっと焼き茄子らしい香ばしさがあるかと期待はしたが、これはこれで
すっきりシンプルで悪くない。


イノウエ カジキ

メカジキのグリル。
脂がしっかりと濃厚にのって、かつ炭火焼の旨さがしっかり出ていた。

以前夏のシシリア島に出かけた時、どこの店でも胴切りにした骨付きのものを
グリルしてレモンで出していたのを思い出す。
アレがどうもイマイチだったので、メカジキに偏見を持っていたのだけれど
実はウマイ魚だったんじゃないか。
魚はやっぱり日本で喰うのが一番です♪

強いて言うならもうちょっと大きさが欲しかったかな、と思う。
現地仕様のボリュームをイメージしていると、ちょびっと面喰らう量だけど
日本のイタリアンとしてはそこそこだろうか。
一人前としては十分過ぎる量だが、二人前にしてシェアするアラカルトには
上品な盛り、とでもいおうか。
でもムッと来るような「オシャレを意識したちょこっと盛り」ではないので、
これはこれでよろしいんじゃないでしょうか。


イノウエ ラム

炭火でレアに焼いたラムは当然旨くないはずがない!
でっかいラムチョップが二本来るので、一本ずつ分けた。
写真は一人分に分けたもの。

店の雰囲気から勝手に「現地仕様のボリューム」を想定してしまったので、
どうも若干少なめに感じるのではある。
美味しいんだけどね。


イノウエ セミフレド

デザートのヘーゼルナッツのセミフレード。
シャリシャリした食感のカラメルとナッツが練りこまれた、クリーミーな
アイスクリーム。

これ、ウマイ♪♪
一皿を二人でつついて終わるはずだったが、奪いあい争った挙句に
ついついオカワリした意地汚い中年夫婦の図。
ちょっとオトナになれよ・・・。

量については、ワタシが妙な無いものねだりをしているだけだと思う。
そこそこしっかり食べる二人がフルコースで一人前ずつ取って、付け合わせも
キッチリ食べきれるように配慮してある、とも言える。

付けあわせのグリルなんかは、最初の野菜がたいへん美味しかったので
もうちょっと頼みたかった。
じっくり丁寧に炭火で焼き上げるので、いきなり追加をしてもダメなのだ。

基本的には妙にひねったり凝ったりしていない、シンプルで素材を生かした
料理の店なのではあるし、こういう店ならガツンと現地仕様の量が出たほうが
迫力が増して良いような気はする。
あくまで気分的なところだが。

全体に味もサービスも雰囲気も良いし、価格も馬鹿げて高いものではない。
しっかりテーブルクロスのかかった店なので、接待やデートにも使えて
かつ高級店臭い嫌味のない店。
この界隈じゃあ貴重かも。
ちょいとオススメです。
また行くと思う。


Inoue griglia ( 戸部 / イタリア料理 )
★★★★4.0
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ところでこの日の一次試験は、後日結局無事に合格♪

得意科目はさておき、どうにも点数の取れない科目があったので、ひと夏の間
泥縄式に駆け込み勉強をした結果「ワカラン時には3を塗れ」とか「ペン先に
神の降りるのを待て」といった、マークシート式のゴールデンルールに
到達したワタシ。

で、当日は「うっかりミスよりちゃっかりOK多数」という配分比の勝利で
結果オーライなのだった。

その辺で関連業界系の知人から「合格したって大した仕事もなければ、特に
評価されもしない」という妙に残念な実態を知らされてしまったのだが
まあ一応資格なんだから無いよりましでしょう・・・と昨日二次を受けてきた。

そもそもは、ヒメさんの世話で家にじっとしている時間があまりに長いので
そんじゃあ勉強でもするか、というところから始まったのだ。
とりあえずはヒメさんの置き土産になる。
結果は神のみぞ知る、だが。
来年二月までワカンナイので、とりあえずは色々考えないで過ごそう。
うにゃ。


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夏の終わりがつい最近だったような気がするけど、もう冬で年末が近いのよ。
早いなあ。

追伸:
羊の殿堂『だんだん』では「ほにゃららサービス」継続中です。
ジンギスカン一人前100円を人数分サービス、です。



気仙沼産めかじきカマ缶。


魚のあんな話、こんな食べ方魚のあんな話、こんな食べ方
著者:臼井 一茂
販売元:恒星社厚生閣
発売日:2007-12-18
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なんとなく面白そうな本。神奈川新聞で連載してたそうです。

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November 09, 2009

車橋もつ肉店のランチを喰らう 〜休止は撤回、継続予定、だそうです♪〜

ひょんなことで乗っていたバスが『車橋もつ肉店』の横を通りかかった。
折しも用件は昼過ぎ終了の予定。
帰り道に途中下車すれば、念願のステーキ&ホルモンのランチではないか!
酔華さんの記事を見て以来、一度は行くぞと念じていたのだよ。

「石川町5丁目」というバス停から目と鼻の先の距離。
店先に立つと「ランチ営業は11月13日まで。その後しばらく休止」という
張り紙が出ていた。
えええええぇぇ?!

内心の動揺を抑えつつ、夜は大勢の人でごった返す長テーブルを一人で
ゆったりのったり占拠する。
お客はワタシ一人なのだ。
夜の車橋大繁盛状態を知っていると、これは結構贅沢な感じがする。
大雨の日だったので、さすがにこの場所まで来る人はいないのだろう。

メニューはステーキ定食(150g)890円と、シロコロ定食680円。
さて、どっちにしようか・・・と激しく悩んだ末、ダメモトで「盛り合わせは?」
と尋ねたら、あっさり「ありますよ」との由。
980円也。
尚、椅子代は不要で、最初からちゃんと置いてある。


車橋ランチ

じゅうぅぅ、といい音をたてて鉄板が登場。

甘辛いタレが絡んだシロコロは小さく切ってあって、中にはぷちゅぷちゅと
ウマイ脂が詰まっている。
中途半端な店でこういうものを食べると、とてもいやな匂いが口に広がって
深く後悔することがあるのだけれど、この店はやっぱり間違いない。
ご飯のオカズによいホルモン焼きだな。

ステーキはたぶん牛串と同じ肉。
脂よりは赤身系で、肉の味がしっかりしている。
口に入れると蕩けるビーフの類よりは、こういう「肉らしいステーキ」が
ワタシは好きだ。
「月旨」というものを偏愛してはいるが、ビフテキにこと関しては脂は耳(?)
のところにちょびっとくっついているくらいでいいなと思う。
盛り合わせなので肉は小さめだが、ワタシにはちょうどよい量。


車橋ランチ

半熟の目玉焼きが相乗りで来るので、黄身のところをステーキやシロコロに
まぶしたりして楽しく食べる。
屋台風のソース焼きそばがボリューム感を押し上げていて、これがなかなか
チープなりにいい味わいを出している。

ライスは少なめ(相変わらず絶賛大増量警報発令中なのだ)。
カップに熱いスープ。
これにパック入りの野菜ジュースが一本付いてくる。

あからさまにタンパク質&炭水化物過剰なランチだが、一応食べる人の健康を
気遣ってくれているのだろう。
ここでレタスを数枚ちまちまちぎったようなモンを「サラダ」と称して出したり
パサパサのキャベツ千切りをこっそり載せて誤魔化したりしないところが
実にさっぱりとこの店らしい。

このランチが休止とは、あまりにもったいない!ああもったいない!!と
思わずあちこちに知らせて回ったワタシ。

で、実は今日、どうしてももう一度食べたくなって出かけたら、
休止を知らせる張り紙が消えていた。
聞いてみたら、お手伝いのオバサマが来られなくなるから休止する予定が
アルバイトが急遽見つかったので続けられることになったのだそうだ。

そういえば会計をするカウンターの上に「陰気なアルバイトさん募集」なんて
張り紙がひっそり出ていたっけな。

いやあ、よかった!

と、いうわけで、

車橋はランチ、やってます!

立ち飲み 車橋もつ肉店 ( 石川町 / ホルモン焼き )
★★★★4.0
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車橋ランチちなみにランチビール260円也。
実はヒメさんをひっそり送り出した
その帰り道だったのだ。
葬儀というほどのものではないが
無事煙にして空に放ってやれたので
ひと安心がてらの精進落とし(?)だ。
逝った翌日のこと。

悲嘆に暮れているわりに、そこそこ食欲だけは湧くから面白いもんだ。
大雨のおかげで、粉ふきイモのような顔をパンパンに腫らしてモツ肉喰らう
なんとも怪しいオンナの姿を見たのは、お店の人だけでしたとさ。
やれやれ。

何はともあれ、ここのランチは肉喰いモツ喰い必食!
皆さん、是非ちょびっと足を伸ばして見てくださまし。
ランチ営業は月火木金の昼時のみで、なかなか行き難いのではあるけれど。

ガス欠気味なら、とりあえずちょっと元気出るよ。
オススメです♪


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ステーキランチがステーキ!



我が家の猫らには絶賛大好評な「ねころん鍋」こと猫用ベッド。


2010年カレンダー 日本の猫2010年カレンダー 日本の猫
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発売日:2009-10-02
おすすめ度:5.0
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岩合さんの2010年猫カレンダー。

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September 20, 2009

『車橋もつ肉店』の夏の夕方 〜夏休み思い出し日記 其の四 (或いは、オットの裏切り・・・)〜

どうも感覚が平板で、家具選びだのには難渋しがちなワタシ&オット。
二人でみなとみらいに出撃するも、真夏の盛りでただでさえ鈍い感性は
乾きゆくのみ・・・

そう、この日のテーマは「本棚探し」だったのだ。
しかし結局のところ、ちょびっとだらだら歩き回ったら早速二人とも
くたびれてイヤになってきたので、とっととタクシーに乗り込んで早々と
「夜の部」スタート。

行く先は車橋
やっぱり観光地のファミレスもどきよりは、こういう裏街道のほうが
しっくりくるな。
平日の4時過ぎから車橋なんて、ある意味夏休みならではの贅沢かも♪
嬉しいくらいに空いているけれど、それでもそれなりに人が入っている辺りは
さすが人気店。

この店には瓶ビールが大中両方置いてあって、しかもサッポロ黒ラベルだと
初めて気がついた。

オットの定義によると

「ビール大瓶のお店はいいお店。
ビール大瓶サッポロ黒ラベルのお店はものすごくいいお店」


なのである。

しかも大瓶450円だぜ♪

「塩ユッケ 馬刺しレバ刺し モツ煮込み」

まだ4時すぎで空いているので焦ってオーダーする必要はない。
最近はなんとなく五七五で収めて(?)、とりあえずこんなもんで始めます。
 
混んでいるときはこれに

「センマイコブクロ あとモヤシもね」

と下の句もつけるけど、今日はまた後で。

車橋 塩ユッケ

嗚呼、塩ユッケ!
明るい外の光を浴びてもまだ微妙にピンボケる写真はともあれ
相変わらずステキなお肉の旨味が口中に広がる逸品だなあ♪

オットが無言で皿を抱え込もうとするのを、全力で阻止するワタシ。
彼は肉が苦手なはずなのだが(体質的に合わないそうだ)、何故か「生肉とモツは
肉に非ず」という微妙な主義主張をも持つヒトである。
要は節操が無いんだな・・・。

車橋 馬刺し

熊本出身のオット、絶賛の馬刺し。
何度か書いたコメントだが、これよりよほどひどいスカスカの冷凍馬刺しが
ルイベみたいな状態でこの三倍価格で供される場所は世間になんぼでもある。

車橋 レバ刺し車橋 モツ煮込み

レバ刺し&モツ煮込み。
モツ煮込みを見た瞬間、オットが一人で抱え込みにかかるのを再び阻止する。
結局二つ頼んだ。

もうちょっと大根やこんにゃくがたくさん入ると嬉しいかも・・・と思ってしまう
くらいに、各種臓物がギッシリ詰まって旨みを出しているよ♪

さて、下の句行くか・・・と追加。


車橋 センマイ車橋 コブクロ

センマイコブクロ・・・
(ウマイに決まっているよね。はぁと)

車橋 モヤシ車橋 トマト

あとモヤシもね(これが侮りがたい箸休めになる)。

ついでにトマトも大でください(トマト、大と小があるのが泣かせる店だ)。


車橋 ドンブリ・ライス?ところで前から謎なのだが
この「丼」と「ライス」の違いは
なんなのだろう?
ライスの場合ご飯が別だったり?
食べている人を見たことがないから
結局わからず。

早い時間に来てこういうものを
さっと掻っ込むのも良さそうなんだけど、来ると結局飲んでしまうのよね・・・。


車橋 梅しそササミ

五七五字余りくらいが終わると、おもむろに焼きものに入る。
この梅しそササミに最近ちょっとはまっているのだよ。

車橋 牛串 002

これは別の時に食べた牛串。
レア気味に焼けた肉から滴り落ちる肉汁。
噛めば旨味弾ける。
「肉喰いたい」時にはこれ♪
しかもアホのように安い。
いいのかホントに?

写真で美味しさをお伝えできんでスミマセン・・・。


立ち飲み 車橋もつ肉店 ( 石川町 / ホルモン焼き )
★★★★★5.0
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オットはすっかりこの店が気にいった模様。
「立ち飲みは安いが料理が不味い。ここはウマイのに立ち飲みでビール大瓶」
と、大変わかり安い喜びようなのだった。

「ところでキミはこんな店に、そんなにしょっちゅう来ているのか?」
「え、いや、お友達に何回か連れてきてもらっただけで・・・」

やましいことなどしていないのに、何故焦るのかワタシ?!


その数日後オットは平常に出勤し、夜は「今日は遅くなる」と。

「今日はどこ行くの?」
「うん?いや、ま、ちょっと・・・」

ワタシはこういう時にいちいち行き先を聞くようなことをしないのだけれど
何故かこの日は珍しく尋ねてみたら返事が曖昧だ。

とくに気にもしていなかったが、帰宅後「ナニ食べたの?」と深い意味なく
また聞いてみたところ

「・・・モツ・・・」

あ〜〜〜!
裏切り者ウラギリモノ!!
勝手に会社の同僚と抜け駆けしたヤツが!!!

「いいお店を知っているんですねえ」と、大変喜ばれたそうだ。
「ふふん。まあね」とか言ってる姿が目に浮かぶわいっ!

しかし、大珍楼に一人で来られないモノが、一体どうやって自力であの店に
辿り着けるのか?!
やればできるじゃん。感心したぞ・・・と思ったら、どうも地図をプリントして
同僚にナビってもらったらしい。
食べログを見るような知恵があったという事実に、驚嘆いたしましたワタシ。

で、裏切りの埋め合わせに、二人でまた行った。
オット「週一回は来たい」と、大変な愛しようなのである。

まあいいけどさ。

あ、そうそう、9月22日&23日はお休みだそうです。



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追伸:
トイレは自動消灯になりました。
オットが電気つけっぱなしで出てきたので「消してきなさい。叱られるよ」と
ひっそり囁いたら、お母さんに「今日から自動消灯になりましたあ!」と
明るく大きな声で言われてちょびっと赤面したワタシ。

「最新の状況がわかってないね」とか、アンタに言われたくないぞオットよ。






中古と新品が両方買えるから、結構便利に使っているライブドアブックス。
だから本が増えてしょうがないんだけどなあ・・・ううむ。


横浜中華街―世界最強のチャイナタウン (中公新書ラクレ)
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作者は思想背景的には右向け右のひとらしいが、中華街の歴史などが
突っ込んで書いてありそうなんで注文してみた一冊。
どんなもんかしら?

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July 04, 2009

天王町『タヴェルナ・クアットロ』で魚介イタリアン三昧♪ 〜結婚記念日ディナーで爆食週間総仕上げ?〜

5月29日は結婚記念日だ。
ワタシの誕生日と結婚記念日だけは、確実に律儀に祝うことになっている我が家。
「祝う=イタリアンかフレンチを喰う」でもある。
理由は深く考えるまい。
メデタイことはイイことなのである。
イタリアンかフレンチを喰えますからね。
何故か中華や和食じゃないです。
理由は色々考えられるけど、とりあえず省略。

さて、こういう時の行き先は『スペリアーモ!』と決まっていたのだが、残念ながら
長期改装休業中。
じゃあ『ショー・ラパン』と思うが、オデカケ予定の日曜日は休業ときた。
しょうがないからあちこち当って他所を探したら、天王町にいい店があるという。

本当は一度くらい様子を見てから記念日に、というのが理想だったが、
魚がウマイという話にココロがぐらりと傾いた。

なにしろ『栄楽園』の閉店直前攻撃だ、秘境添乗員の結婚式だ、荻窪鰻遠征だ・・・と
テポドンくらい軽く飛ばせるほどのカロリー蓄積に励んでいた時期。
北朝鮮状況緊迫する昨今、魚メインというのはなかなか良さそうではないか。

カウンターに座る。
昔西麻布の某店にいて、その後カラブリアで修行したマスターがやっている店だ。
カラブリアは「長靴の爪先部分」に当る地域。
実に地味なところだが、魚料理は美味そうだなあ。

店は構えも店内も実にさっぱりしたもんだが、なんだかウマソウな匂いがする。


クアトロ 002

まずは金目鯛のカルパッチョ。
店の近所の松原商店街で仕入れてきたものだそうだ。
マスターは釣り師でもあって魚は目利きなのだ。
調理前の「お姿」を見せてもらったが、ピンと張った身が赤く輝く見事な金目鯛。

ちょっと厚めにスライスした金目鯛の身も甘くてタマランが、その肝をスープで
伸ばした旨味の強いソースが、もう身をくねらせたくなる美味。
こういうのは好きだなあ♪

「あのお頭を食べたい!」とも思ったのだが、タッチの差で他のテーブルから
注文が入ってしまったのは残念だった。
見事なアクアパッツァの素晴らしい香りだけ、胸一杯に吸わせてもらいましたが。

クアトロ 010クアトロ 007

オススメの辛口スプマンテがあったのでボトルでもらった。
ちょっと蒸し暑い夕暮れには、なかなかタマラン一本だ。

カルパッチョのソースだけパンにつけて食べたいよう、と思わず口走ったら、
「はいどうぞ」と。
言ってみるものだな、うっふっふ。
カウンター越しでこういうワガママに柔軟に応えてもらえるのが楽しい。
旨味が実に濃厚で、カルパッチョのソースというよりは単独のスープにした方が
楽しめるかもしれない、と思いつつパンを奪い合うオットとワタシ。


クアトロ 003クアトロ 008

北海道産ホワイトアスパラガスのグリルと生ハムのシーザーサラダ。
ホワイトアスパラガスの歯ごたえがいい。
上品ないい風味のアンチョビがちょっと和えてあって、これがいいアクセント。
ホワイトアスパラガスというと、季節にドイツに行くと半強制的に食べさせられる
グダグダに煮込んだ代物を思い出してしまうのだが、こういうのは好きだ。

ドイツ人はあの香りも味も抜けてグダグダな繊維だけになったようなやつが
何故か本当に好きでたまらんのだが、あれはどうにも理解に苦しむ。
こういう料理を出してくれれば喜んでいくらでも食べたろうに。

オットの希望でシーザーサラダも。
野菜を喰うべし喰うべし♪

ボトルの白ワインを追加。
どの料理もワインが進むから困ったもんだ。


クアトロ 011

実はこの頃「旨いパスタが食べたいよう」とひっそり思い続けていたのだ。
まずはオススメのボンゴレ・ビアンコ。
自家製手打ちの幅広フェットチーネは食感抜群。
実の大きな浅利の濃厚なジュース、いいオリーブオイル、そしてニンニクの香り。
シンプルに全てが旨く絡んで上々の出来だ。
勢いがあって実にウマカッタ!

ところで、タリアテッレとフェットチーネって何が違うんだろう?
ひょっとして同じものだったりするのだろうか?

クアトロ 015

パスタは一種類では寂しい。
「クリーム系のパスタが食べたい」とブツクサ悩んでいたら「ウニでは?」と。
おお、そうしますソレにします・・・!と、前のめりに頼む。
シシリアの名物だが、カラブリア辺りでもよく食べるものらしい。

昔々オットと、シシリアのタオルミーナなんてところに夏休みで一週間行った
ことがあったが(当時はカイロ在住で近かったのだ)夏休みのタオルミーナは
ドイツ人にまみれた清里的なリゾート村と化していて、心底ゲッソリしたのを
よく覚えている。
ドイツ人の味覚ははっきり言って全ヨーロッパ的にナメられているので、連中が
押しかけてくる欧州圏リゾート地の食文化は確実に崩壊を遂げるのだよ。

タオルミナではアンモニア臭いウニのパスタと、カジキのぶつ切りのグリル
ばっかり出されて(ドイツ人の大好物らしい。食べ物センスは最低の国民だな)、すっかりうんざりしてシラクサに逃げだしたことがある。

シラクサは街に清里風のかわいらしさなどなく、白砂のビーチにも乏しい分だけ
リゾートよりは普通に人の住む町らしいところだ。
食べ物はそりゃあトスカナだのローマだのミラノだの、というレベルには遠く
及ばずとも、少なくとも「その辺に住んでるイタリア人が食べるもの」には
ありつけたので、そこでようやく一息ついたのだっけ。
街としてはツマランが、少なくとも夏の最中でもドイツ人の群れはいないだけ
食べ物が随分マシだったと思う。
今となっては懐かしい思い出だなあ。

で、このウニのトマトクリームパスタは、程よい濃度のクリームにトマトの酸味
と甘味がウニの濃厚さを増し、臭みはきれいに消して旨味に変えた、これまた
上々の一品であった。
シシリア辺りで喰うより、はっきり言ってウマイです。
なんと言ってもパスタ自体が抜群。
イタリアでもこれほどウマイ麺にはなかなかお目にかかれないかも。

カニ

そしてメインは、この日もうひとつのオススメ品だった大きな蟹!
本来実をほじるのが面倒くさいし手がべたつくして、どうも進んで食べないのだが
この蟹は見るからにいい姿をしていたので、思わず頼んでしまった。

バター系のソースもつけてくれたが、レモンを軽く絞るだけでこれが素晴らしく
ウマイ!
思わず無言になってむしゃぶりついてしまいましたとさ。


タヴェルナ クアットロ (イタリアン / 天王町、西横浜、星川)
★★★★ 4.0



食後にグラッパも飲んで、ついでに自家製パンチェッタを一切れご馳走になった。
このパンチェッタで作ったカルボナーラを食べたいなあ、とあくまで煩悩の虜に
なって帰宅したのだった。
カロリー過剰だから魚がヨイ、という意見もあったようではあるな。
ええと、喰い過ぎると結局あまり変わりません。

妙に和風にコジャレてもおらず、骨太だが根っこのしっかりしたイタリアン。
特に魚介をガツンと食べるにはこの上ない佳店で、気にいってしまった。
『スペリアーモ!』とはまた違った個性のある店だ。
ランチもやってるそうだから、美味しいパスタを食べたい昼下がりなんかにも
利用できそうなのが嬉しい。
イタリアン僻地だった横浜だけれど、何故か相鉄線沿いに個性の強い良い店が
色々できているのは不可思議ながら嬉しい偶然。

ちなみに、小さな店でマスターが一人でサービスも厨房も切り回しているので
ディナーは一応事前予約がよさそうです。



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ところで『スペリアーモ!』は十月再開予定とか。ママとマスターはそれぞれに
イタリアへ修行の旅に・・・エネルギーをフル充填して早く帰ってきてくだせい♪




ズワイ蟹2匹と、新鮮なウニ・イクラ・甘エビが入った豪華4品詰め合せ♪
4980円だそうです。家で喰いたい方に。


コワいほどやせる!骨盤スクワット (マキノ出版ムック)コワいほどやせる!骨盤スクワット (マキノ出版ムック)
著者:小倉 誠
販売元:マキノ出版
発売日:2009-02-14
おすすめ度:3.5
クチコミを見る

コワいほどは痩せないけど、一カ月近く続けた限りではとりあえず3キロ減。
効果はあるような。

タヴェルナ クアットロ ( 天王町 / イタリア料理 )
★★★★4.0
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June 30, 2009

白楽『御藩亭』のきぬかけ丼 〜リーズナブルな美味しい和食ランチ♪〜

外食すると何故か中華率が高くなる。
実は一人ランチ率(?)が一番高いのは『ショー・ラパン』、次が『KIKUYA』
なのだが、この二店を除くと残りはひたすら中華になるかもな・・・と考えるともなく
考えたある昼下がり。

実は最近の外食で一番縁のないのが和食だ。
特にランチとなると、何故かどうも足が向かない。
よく考えてみたら、ワタシの家メシは原則「和食もどき」になりやすいのだ。
最近は減量プロジェクトも再始動したので(進行しているとは言いがたいにせよ)
なんとなく夜は家メシが多いのでもある。
和食と言うよりは単なる「粗食」に過ぎないが、これが一番痩せるのだ。
最近は家に居ることが多いので、昼も家で食べてしまうことが多い。

そんなわけで、外で一日働いているから止むを得ず外食するランチと違って
「生活のアクセント」になるものなので、家メシみたいな定食系は無意識に避ける、ということなのかもしれない。
魚が嫌いなんじゃないです。
むしろ肉より好きだ。ホントです。

だから、ほんまサンの記事を読んで以来、一度行ってみようと思っていたお店だ。
店は白楽にある。

「旧国鉄駅周辺雑居文化地帯」の中央線沿線東京都心外辺地区で育った身には
横浜市内東横線沿線の住宅地って、なんともちんまりと上品な感じがする。
白楽の駅前辺りは普段馴染んだ野毛伊勢佐木町周辺とは明らかに空気が違う。
微妙なアウェイ感があったりしてね・・・。
ええと、荻窪駅前周辺から野毛伊勢佐木要素を取り去ってこぢんまりさせた感じ、
と言おうか・・・違う?

そういえば横浜で最初に住居を探した時、不動産屋さんに勧められた記憶がある。
確かに独身単身の女子が住みやすそうなエリアではあるよ。

素直にこの辺で落ち着いていれば、ワタシの生活もちょっと色合いが違ったのかも
しれないな・・・とかムダなことを考えてみる。


御藩亭きぬかけ丼

沼に浮かんだオバQの頭にちょびっとコケが付いている図・・・ではなくて、
お店の名物「きぬかけ丼」。
オバQの頭は湯葉で丁寧にくるまれている。
苔はワサビです。言うまでもないか。
三本の毛の代わりに三つ葉が浮いていたり・・・という工夫はないです。
あくまでワタシが勝手にツマラン連想に走っただけだ。


御藩亭きぬかけ丼ウニ

オバQの中身はウニだ(食事中だし、もうこの妙な連想は忘れよう・・・)。

結構たくさん入っている。
熱くて滑らかな餡が湯葉越しにウニにちょっと熱を入れるけれど、決して煮えない
微妙な温度差加減がプロの技。
ウニの甘味は増すが香りは殺さない。
餡がワタシの好みよりは若干甘めだが、出汁はよく効いていて丁寧なオシゴトだ。

普通生ウニがたっぷり乗った丼って、いかにも豪華な感じだが、実は生臭くて
味わい的にはくどいものが多いような気がする。
鮮度や調理法の問題以前に、ウニというものが大量生食向けではないのだと思う
のだが、これだとウニの旨味を楽しめるが生臭さは上手く消えている。

ワサビをちょびちょび混ぜ加えつつ食べるのも楽しい♪

御藩亭 002ヘンな写真だが、
これが定食全容となる。
丼に小鉢とウマイ漬物とサラダ、
そして味噌汁が付く。
この日は蜆の赤出汁だった。
ランチの定食で千円越えは
ちょっと厳しいような気もするが
この内容ならばリーズナブルだ。

サラダ付きっていうのが、お店の女子顧客率の高さを反映してます。
まあよろしいんじゃないでしょうか。


御藩亭煮物

この辺にはあまり足を伸ばす機会もないことだし、せっかくだから煮物も頼む。
ふんわりした玉子とじの筍に白魚を載せたものを添えた野菜の煮物。
やっぱりベースの出汁はちょっと甘めの味付けなので、酒肴よりはご飯の菜に
いい感じかな。

「甘い」と思うのは、多分ワタシが普段味付けにほとんど砂糖を使わないからで
常に妙に甘辛過ぎる世間の和定食系とは、比較にならんほど上品なのではある。

砂糖、使わんよ。
なんせ「粗食」ですから。

御藩亭煮豆
さすがにお腹一杯で
ふう・・・なんてタメイキをつきながら
香ばしいほうじ茶を啜っていると
「サービスです」と大きな煮豆がでてきた。
混雑時を外すと出てくるものらしい。
ほっくりウマイおやつ風の煮豆だった。


御藩亭 (定食・食堂 / 白楽、東白楽、妙蓮寺)
★★★★ 4.0



平日だからか店内は御近所らしき女性の姿が多かった。
嫌味のない小ざっぱりした雰囲気のある店だが、新聞なんかも置いてあって
男性が入ってきても違和感ない気さくな雰囲気。
こういう店は横浜中心部にはないだろうなあ。
土地柄の勝利だ。
うらやましい。

ちなみにこれは五月前半の話。
だからまだ「減量強化週間」どころか「美食爆食週間」にも未だ突入していない。
しかしこうしてみると、初夏のころから密かにエンジンはかかっていたのか・・・?

高級感いっぱいでもなく、定食屋風情でもなく、飲み屋のランチ営業風でもなく
いい具合の程良さで和める店だ。
家の近くにあれば通うだろうな。

御藩亭 ( 白楽 / 定食・食堂 )
★★★★4.0
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しかし我が家近隣には、どうも成立しそうもない雰囲気ではあるけれどね・・・。
どこかご存知だったら、是非教えてくださいまし。



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結局自宅で粗食の今日この頃・・・。




北海道産大福豆。


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たまに雑な料理に飽きると漠然と眺めたりする本(見るだけですけど)。



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May 26, 2009

西横浜『愛福楼』の冷やし中華がなかなかイケていた! 〜そして、冷やし中華の謎・・・?〜

テロリストになりたくなるほどの猛暑に襲われた先週後半某日。
愛する『栄楽園』に強攻波状アンブッシュをかける日々のさなか(詳しくは後日!)
何故か西横浜駅近辺で突如ランチ難民と化したワタシ。

なにしろ時刻は午後2時過ぎだ。
ただでさえマトモな店はランチ営業を終了しているのに、あろうことかこの界隈は
「マトモな店」すらろくに存在しない食文化砂漠地帯西横浜。

最近はイタリアンの名店『スペリアーモ!』までが改装のため一時休業ときた。
まあここは元々ランチはやっていないけれどね。
(この休業がいつ頃までなのか詳しいことを知っている方、是非教えてください!
三月から半年、という話はチラッと聞いてるんですが・・・)

そんなわけで、冷やし中華同時多発テロ@西横浜『愛福楼』
ヌシさんがよくお出かけのお店でもある。
前を通ったことはあったが、このあたりで中華と言えばダメな店、という先入観で
なんとなく行こうともしていなかったのだが・・・

愛福楼冷中

おを?!
ナントなかなか姿のよい冷やし中華!!

いい具合にプリッと茹で上げられた海老、ちゃんとした叉焼、美味しい蒸し鶏。
マトモなくらげとキュウリ、そして長葱の細切り。
反対側には錦糸卵の細切りも彩り良く乗せられている。

これは胡麻ダレだが、黒酢醤油タレも選べる。
ヌシさんによると「平打ち麺」というステキなオプションもあるそうだ。
ワタシが行ったときには出ていなかったと思うが、時差の関係だろか?
しかし普通の麺でも、キュッキュと冷水で〆た食感が良くて十分にウマイ!

タレは甘すぎず酸っぱすぎず、ほどよい上品な旨みで麺とよく絡む。
ほどよく上品な中華系の料理が出てくるとは思えないエリアだけに
思わぬオドロキなのではあったよ。

この冷やし中華が野毛や伊勢佐木町あたりで出てくるのなら通ってしまうだろうし
中華街で出てきたとしても「上出来」の部類に入ると思う。

遠征するほどではないにせよ、お近くお立ち寄りのことでもあるなら是非どうぞ、
とは確実に言える。

去年食べた『桃源邨』がちょっと飛び抜けてはいたし(今年は始まったのかしら?)
『福源楼』『中華飯店』のひとひねりしたものも大好きなのだが
ここの冷やし中華も一度食べた限りじゃ去年の『大珍楼』くらいにはイケてる。
ウマイです♪

愛福楼水餃子

何故か紺のメイド服風の制服をお召しの中国人のヲバサマが
「これオイシ♪」とオーダー時に微笑んでくれた水餃子。

「まあフツウ」ではあったが、餡の味がギトギト濃くなくて食べやすい。
皮も柔らかめとは言え、ちゃんと自家製しているマトモなもの。
中華街だってもっとひどい水餃子がいくらでも出てくるのだから
この西横浜砂漠で「水餃子がフツウにうまい」ならば、もーワンダフルざんすよ。

聞いてみたら、ここの厨師は中華街の『金福楼』という店のチーフだったという。
なるほど、ただの街中華とは一味違うわけだ。
基本のちゃんとした中国人のシェフで、日本人の好みもしっかりわかっている人が
料理をしている、という印象の店だ。

しかも値段は西横浜街中華的なのだから、これはウレシイ♪
夜は夜なりにお得なセットなんかが充実しているみたい。

愛福楼 001愛福楼 005

お店のヲバサマが「どうぞまた来てクダサイ」とにこやかに渡した赤いカード。
帰宅後、赤のインパクトにしばしココロ奪われてしまった。

しかしこの「住所」はすごいな。どこで印刷したのだ?
しかも裏面の地図はどう考えても簡略化しすぎ。
このイメージで店を探すと、うっかり界隈の「ダメ店」に入ってしまいかねないぞ。
なんだかいい味出してます。

中華料理 愛福楼 (中華料理 / 西横浜、天王町、戸部)
★★★★ 4.0




ところで、最近HP及び掲示板お引越しを敢行中の某たぷたぷ大喰神
「この季節になるとある年齢層の方々が、冷やし中華やスイカの最前線に
ソワソワし始めるのはなぜなのだろうか」という疑問を投げかけていたが・・・

ええっ?!
この季節になると誰も彼もが多かれ少なかれ「冷やし中華」という言葉にピピピピと
強く反応するものなんじゃあなかったの?!
至極普遍的な状況だと信じていたが、そうではなかったのか??!!

「ある年齢層」とは明らかに「中年〜壮年」のことだとすると、ひょっとしたら
エアコン普及率がまだ低い時代に幼少期を過ごしたからなのかもしれない。
むおんむおんと蒸し暑い中、冷たい中華麺にいろいろオカズが乗った冷やし中華は
確かに家でも店でも「涼」な一品だった。
ノスタルジーなのか幼児時代の刷り込みなのか知らんが、確かに特別な響きが
ある料理だと素直に認めよう。

そして夏期間中しか店で出てこない「季節もの」でもある。
この年中無休な今の世の中でも、冷やし中華だけは「夏限定」だ。
「あるうちに食べとかないと」という気分は、暑さ増すとともに盛り上がる。

しかも外で出てくる冷やし中華って、意外に「ウマクナイヤツ」が多いのだ。
隅々に手間暇かければ確実に上手くなるものなのにね。

そんなわけで、マトモな冷やし中華をマジメに作る店って褒め讃えたくなる気分に
なってしまうもの、なのかも知れない。

皆さん、どう思われます?

愛福楼 ( 戸部 / 北京料理 )
★★★★4.0
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あ、そうそう。
ワタシが「外のうまい冷やし中華促進委員会」の会長選挙出馬を目論むくらいに
外冷中推進派なのは「自分で作ると暑いから!」という自堕落な理由によります。

冷やし麺の類はすべからく「涼しいのは食べる人だけ」の絶対則があることを
ひとつ世間に認知してもらいたい・・・と夏が近づくたびに思うのです。

ダメ?



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夏が来れば思い出す♪

PS:
『栄楽園』は26日火曜日は営業してます(本来は定休日)。
6月中の営業は「原則ナシ」だけど、宴会の予約なんかは「応相談」みたいな?
ちょこっと参考情報。


中華点心ストラップ!


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工藤の一勝に涙!
玄米喰ってここまで頑張ったのだなあ・・・この本、面白いです♪

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April 02, 2009

『車橋もつ肉店』の絶品レバ刺し 〜再び山ほどモツ喰い!〜

徳のある人に限ってワタシの仕掛けた欲の穴にはまる、と言った。
それならばひとつ思念においてそのような穴を設けて待ち受けると
本当に誰かが引っかかるのか・・・?

実験だったが、真剣に脳内に場を設けて半日ほど。
「モツ刺しモツ焼きモツ喰いたいよう♪」と心の中で唱え続けただけなのだが。

なんと携帯が突然鳴って「近くにいるんですけど、どっかでなにか食べましょう」
というひとりメシ嬢が捕獲されたのであった。

実は自ずから自分の掘った穴深くに落ちてしまって、もう辛抱堪らずに
この際一人で出撃!と決めて出かけるところだった。
なんという素晴らしいタイミングであろうか。

ほ〜っほっほっほ。
よろしいわよ。よくぞお電話くださいました。
行き先は『車橋もつ肉店』でよろしいわねえ・・・と勝手に行き先設定する。

そうそう、ワタシが掘った穴の底には「レバ刺し」という煩悩が渦巻いていたのだ。
前回売り切れで食べそこねたんだもんね。
嗚呼合掌。
拍手も打っちゃおう!
ぱんぱ〜〜ん。

日ノ出町の駅近くで待ちあわせ。
タクシーだと基本料金だが、散歩がてら歩くことにする。
日ノ出町から華隆餐館のある長者町交差点へ向かい、
左に曲がって同じくらいの距離を歩くと、手招きするような赤い提灯が見える。
意外に近い。
石川町駅からだともっと近いらしいから、便利な場所とは言いがたいにせよ
陸の孤島でもないのである。
もっともどちらのルートで行っても「お散歩を楽しむ」ような雰囲気は無いが。

店内は夕方6時にはまだしばらくあるのに、結構な混みようだった。
とりあえずテーブルの一角を向かい合わせに占拠して注文に行く。
タイミングによってはちょっとした列が出来る。
スーツにネクタイのサラリーマンが多い一方で、我々以外にも女性だけやら
学生風の数名やらいかにも飲兵衛のオッサンの一人酒やら客層は多種多様。
雑多に入り混じっているのだが、相変わらず荒んだ空気のない店だ。

何故かなあと思えば、この手の安価な飲み屋で大抵の場合一番空気を悪くする
スーツにネクタイの連中が非常に静かに普通に飲んでいるからのように思える。

こういうサラリーマン風がひとたび三人以上集まって飲み出すと、
何故か必ず声がヤケにでかくなり、声がでかい分だけ話題がセコく小さくなる。
このちっちぇえ上司同僚取引先関係者などなどの聞きたくもないような悪口噂話が
「ここにいる俺達だけの話だもんね」と言わんばかりの閉じた空気とともに
店中に聞こえるような声で響き渡るからたまったものではない。
30分も近くに座っていると、XX社OO課の人間関係が丸わかりになったりする。
知りたくもないのに。
うっかり関係者が居合わせることもあると思うがね。いいのかそれで?

で、これが必ず「三人以上」だ。面白いことに。
一人二人だとお静かです。
これを世間では「サンリーの法則」と呼ぶ。
どこの世間かはよく知らんが。
ええと、極私的偏見の世間で・・・スミマセン。

塩ユッケ

ともあれまずは塩ユッケだ♪
「うま〜い♪」と歓声を上げるひとりメシ嬢。
まず肉だけ食べる。
塩コショウに胡麻油、薬味はネギ少々に紫蘇という大変シンプルな味付けだが、
実に調度良い具合に肉に馴染んでいる。
中央の卵黄を静々と溶き混ぜると、一気に味がこってりと変化して二度美味しい。
一度これを山ほどの千切りネギと一緒にご飯にのせて食べてみたいなあ。

もちろんビールも進む。ぐびぐび。

車橋もつ肉店 コブクロ

コブクロも。
軽くコリコリした食感が本当にステキだ。
鮮度が良くないとこうはならない。
ユッケより多目のネギと胡麻に胡麻油、そして唐辛子味噌がいい具合に絡む。
これも中毒制の高い一品だな。
ビールおかわり。

車橋もつ肉店 牛刺し車橋もつ肉店 レバサシ

牛刺しとレバ刺し。
各300円という値段が毎度びっくりだ。
牛刺しは体験済みだが、初めてのレバ刺し・・・♪♪♪!!!
噂に聞いた通りのイキの良さ。
プリッとエッジの立った食感に新鮮な血の味。
ドラキュラが開店と同時に並んでいても不思議はないぞ、と思う。
レバーは貧血に効くという話は正しく真実なのであろう、と実感できる一品だ。
写真じゃわからないと思うが、それは写真がダメだからです。
レバは素晴らしいぞう!
あ、牛刺しももちろんウマイです。

この辺で焼酎が欲しくなる。
ビールを黒糖焼酎喜海島の半々お湯割りに持ち代えて血の巡りを上げてみた。
やっぱりモツには焼酎だわい♪

尚、メーターをガンガン上げているのはワタシだけで、
ひとりメシ嬢はごく穏やかに美味しそうに飲みかつ喰ってます。念のため。

車橋もつ肉店 煮込み車橋もつ肉店 もやし

煮込みとモヤシ。
ここの煮込みはいろんな部位が入っていて楽しい。
モツ屋のモツ煮は間違いなくウマイ。
ビールもよし焼酎もよし♪

車橋もつ肉店 レバ・ハツ車橋もつ肉店 ガツ・シロ・カシラ

そして焼き物いろいろ。
レバ&ハツにガツ・シロ・カシラ・・・だったと思う。
焼酎がますます進んで勢いがついてくる。

そろそろ肉は十分かなあ、という気分になってきたところで、ひとりメシ嬢が
「ちょっと麺類でもどうですかあ?」と、心踊る提案を。
うっふっふ、そりゃあイイね、それじゃあ・・・と店を出た。

(つづく)


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店を出てから、今回はセンマイ刺しを忘れたことに気がついた。あ〜ん。



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予約済みですし。

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February 25, 2009

『西洋料理たじま』でグラタンあつあつ♪ 〜そしてほにゃらら三周年御礼〜

まずは御礼を。

拙ブログは本日三周年を迎えました。
更新が気分で間遠になったりして、どうもダレがちなこのブログ。
どうにか続いているのはひとえに見に来てくださる皆様ゆえ。
ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします♪

さて某月某日、最近すっかり嵌っている『西洋料理たじま』に向かった。
別に三周年を意識したわけでもなくて(むしろこの時は忘れていた)
単純に「クラムチャウダーーー!」という魂の叫びに従ったまでのこと。

何しろこの店は一品のボリュームが立派なので、一人で出かけてもつまらない。
誰か〜ダレか〜・・・とアリジゴクのように念波を発していたら
ひとりメシ嬢があっさり砂の穴地に引き込まれてくれた。
徳の高い人ほど陥りやすい穴なのだよ。はっはっは。

日ノ出町駅近くから二人バスに乗る。
なにしろこの店のある「滝頭」という土地、陸の孤島のような住宅地なので、
バスだけは市内主要各地から結構出ているのだ。

陸の孤島とは言ったが、実は大昔には有難い滝があった場所なのだそうな。
なんと関東一円から参拝客が集まった時代もあったとやら。
まさかその御利益の名残が名店を生んだのだろうかね?
いやあ、有難い霊的ステージの高いお土地柄だったんですよ。

知人のその話が未だに信じられないくらい、茫漠とした街角なんだけれどなあ。

実はバスに乗る前に、場所の確認も兼ねて電話をしたら「今はカウンターのみ」と。
混むときはしっかりと混む店なのだ。
まずはカウンターに座るが、後でテーブルが空くと「こちらにどうぞ」と
奥さんが移動させてくれる。
こういう小さな店だと、特に頼まなければお二人様はカウンターのままだと思う。
ちょっとした気遣いにとても心和む。
先客のお一人様を相席させるようなこともなく一組に一卓。
商売っ気のない店だなあ。

カウンターは初めて座ったが、この席は調理するところが全て見える。
見ていると、一人で調理の全てを切り盛りしているマスターの手は
一瞬も無駄なく一時も休まない。
そして次々にいかにもウマソーーーな料理の数々が運ばれて行くので、
否が応でも食欲はケダモノと化すのだった。

クラムチャウダー魂の叫びに従い
まずはクラムチャウダー。
ここでは「ハマグリのスープ」という
まことにシンプルなネーミングだが
・・・嗚呼これがなんともステキに
まったりクリーミーだぞ。
しかも汁気たっぷりのハマグリごろごろ。

具沢山なのでこれにパンだけで一食になりそうなくらいだが、
それでは申し訳ないような価格が付いている。
尚、皿は大きい。
ひっそり沈んでいるのはアサリじゃなくってハマグリ・・・
というところで量を想像してください。

外はどれほど寒くても、この一品で身も心も温まリます♪

サラダ仔牛のビール風味







シーフードのサラダ一人前も毎度おなじみ大皿盛り。
これで二人前を頼んだら、どれほどの量が出てくんのかしらん、と思う。
ガーリックと酸味の適度に効いたドレッシングが地味に美味しい。

そして『仔牛のビール風味シチュー』。
肉は旨味をきちんと残してトロットロに煮込まれて、軽い苦味のあるデミに絡む。
ここのデミ、元は同じものだと思うのだが、ハヤシライスもビーフシチューも
それぞれにちょっと手を加えてあるから、デミがかぶってもそれぞれ違う味わい。
付け合せの野菜も手抜きなしだ。


帆立のグラタン
















帆立のグラタン。
「クリーム系がスープとかぶるか?」と軽く思ったけど、まるで違う口当たりだ。
軽く焦げた表面にそっとフォークを入れると、中は蕩けるベシャメルソース。
帆立のエッセンスが染み出しているぞ。
そっとそっと口に運ぶ。
あふあふフウフウと冷ましながら食べると、こりゃもう冬の幸福そのものだよ♪


スペアリブ「どうせ食べきれないから持ち帰り用」と
オーダーしていたスペアリブ。
でもグラタンを食べきったところで
ひとりメシ嬢と二人、
ガッシと頷きあう。

「まだイケる!」

一品それぞれに手がかかっているせいだか喰い飽きしないのだろうか。

複雑だがややこしくない良い味が滲みこんだ、とてもジューシーな肉。
相変らずニッコリ笑顔の浮かぶ、これも幸福な一品だ。

これだけ食べても不思議と胃にもたれないのは何故だろう。
洋食を色々食べ過ぎると、確実に後でちょっと胃が重くなるのだけれど
この店の場合は後味までがよい。

カウンターで見かけた各種フライものも、なんだかひどくウマソウだった。
次回は是非とも牡蠣のあるうちにカキフライ、かなあ♪
なんだかびっくりするくらい手抜きや死角がない店だ。

帰り際マスターに「仕込みが大変じゃないですか?」と尋ねたら
「もーー、一日中なんか作ってるんだよお!たーいへん!」と明るく笑っていた。

こういうシンプルでオーソドックスな料理を、きちんと作ってブレないのも
信念あるプロの姿だと思う。
明るいキャラもステキだな♪


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追伸:
そうそう、昨夜は有難くもたぷたぷさま効果で実に久々の1000アクセス越え。
思わぬお誕生日プレゼントをもらったようだ。

自分はさておいて、このように他人の幸を祝う人徳に敬意を表します。
このように積んだ功徳は必ず報われるはず・・・遅くとも来世では必ず。
ね、ほんまさん♪


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最近観た映画。まったりのんびり優しい佳作。ココロが疲れたときに是非!

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February 22, 2009

恰幅の良い彼発ナポリタン起源説(?)の蛇足話など・・・ 〜『ナポリタンのうた』も聞いてね♪〜

ほんまさんが渾身のナポリタン記事を上げてくれた。

すばらしい!
この一考察はハマの閑人食欲系ブロガーを揺り動かしたようだ。
怒涛のようなコメントの嵐の合間に見え隠れする見識の数々も興味深い。
たまにこういう面白い記事に出会えるから、ブログって捨てたものではないと思う。
これを書かしめた原動力が、先週の某聖日関連糖分不足由来ストレスだったにしても、だよ。

この「ナポリタンはどこから来たか」という話、どうも引っかかるものがあって
ちょこっと調べてみたら、ご本尊のコメント欄には長すぎる話になってしまった。

出典は全て基本的に「ググッた結果」といういい加減な話だし、ワタシのような検索音痴クンにもできたことであって誰にだって簡単にわかることばっかりだが、とりあえずメモとして上げとこうか、と。

単なる馬鹿話の一環なんで、細かい出典なんかはゴメンします・・・URL拾って張るのって、けっこうめんどくせーのよ。
本当に「蛇足」な付け足し情報と思っていただければ幸い。

さて、ナポリタンといえば上野玲さんの名著『ナポリタン』がある。
改めてざっくり目を通したが「日本初の日本のナポリタン本」として
やはり貴重な一作であろう。

ナポリタン (小学館文庫)
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改めて目を通すと、ナポリタン起源説をあちこちに迷走させた(或いはワタシの妙な思い込みの原点になってしまった)のもこの一作だな・・・と思う。

所謂「日本のナポリタンの起源はアメリカのミートボールスパゲティ説(以下ナポ・ミート説)」が蔓延した(或いはワタシの幼稚なアタマに染み付いた)源がこの一作だからだ。
改めて読み返すと、この出典は猿谷要の『ニューヨーク』という本であって、上野氏は単に「この仮説は大いに信憑性が高いと私はにらんでいる」と言っただけだ。
でもやけに「コレが起源!」と断定されているように感じるのは、ひとえに編集の出来が良いからだろな・・・。

しかしこのナポ・ミート説、ミートボールという具材にまるでナポリタンとの共通項が見えないし、単にトマトソースのパスタならいくらアメリカにだって他にも色々あるのだから残念ながらちょっと無理がある話だ。

本来シャレの一種みたいな本だし、日本のナポリタンあれこれ雑記としては十分に楽しい本でもある。
でも、冒頭に「起源説」が出ちゃったし別説もなかったので、作者が予期しないところでいろんな人が斜め読みをして妙な思い込みを深めたものだろう。
そのくらい良い意味でジャンクなインパクトが強い本でもある。
文庫版の装丁はどうも迫力が落ちたが、本来はナポリタン色も目に鮮やかな装丁。
ステキな本であることに変わりはない。
日本のナポ状況に関心ある向きは、お手軽な文庫のほうだけでも一冊もっていて損はない本だ。

でもとにかくおかげさまで所謂「ナポ話」の枕にこの「ナポ・ミート説」が、通奏低音か強力なジャミングの如く、雑誌でネットでああらワタシの脳内で無思考に奏でられていった次第。
ネットの一過性情報と違って、書籍の力は大変なものだと改めて感心する。
思わぬ重みと説得力が出てしまうんだな。

ニューヨーク―世界の都市の物語 (文春文庫)
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ナポリタン!
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ミートボールスパゲッティ尚、ご参考までに
「ミートボール・スパゲッティ」なる
アメリカン・パスタは
こんなルックス・・・
日本は横浜みなとみらいのアメリカンダイナー
『マンジャ・マンジャ』で食べた。
多くを期待しないで食べたので
ウマかった。
まあ、トマトソースとミートボールがそれなりに真面目に作ってあれば、決して不味くなりようのない料理ではあるけれどね。

さて、ミートボール・スパゲッティが起源でないとしたら元はなんだろう?

「そもそも何故ナポリタンなのだ?ローマやミラノじゃなくって何故ナポリ?」という某氏コメントがあった。
確かに調べたら、本家イタリアに「ナポリ風ソース(salsa napoletana)」はあるが
単なるトマトソースの一種であって、日本のナポとは別物。
ピッツァなどの料理にも使うソースでもある。

じゃあどうも発信源らしいアメリカは・・・と見ると、アメリカには「ナポリタン・ソース(Neapolitan sauce)」なるもんがちゃんとある。
ググるとレシピだけは山ほど出てくるところをみると、少なくとも家庭料理としては一般的に認知された名前のように思える。

ただしレシピは色々で、ほんまサンの記事で「基本のキ」と新たに定義された(?)
ピーマンも具材として一定していない。
とりあえずはトマトソースのパスタで、アメリカ人がけっこうあちこちで「これはイタリアにはないアメリカ特有のメニューであるぞ」と言っている。
確かに和製洋食も結構あるが、アメリカンなヨーロッパ食だって案外あるものだ。

ローマでなくミラノでもなくてナポリなのは、そういうパスタ用のトマトソースがアメリカにあるからということらしい。

もうちょっとどうでもいい思考をめぐらすと、北はボローニャのボロネーゼ、古のローマ発はカルボナーラで、南の代表はナポリタンとアメリカ人なりに色分けしたのかもしれない。

じゃあアメリカにはどうやって「ナポリタン」が現れたのかね・・・?と思って漠然とググっていたら、なんだか面白いものに行き着いた。

イギリスでヴィクトリア女王の王宮で料理長をやっていた人物の「家事指南本」だ。
1861年刊。当時のベストセラーだそうで。
そこに「ナポリタン・ソース」が出ている。
へーー!

これだけはリンクを。
興味のある人はコチラにどうぞ。

もっとも内容はグズグズにアレコレ入れて煮込んだソースであって、パスタ用でもないらしいしトマトソースですらないのだが、ご参考まで。

尚、このシェフはイタリア系だがフランスで修行したそうだ。
フランス料理にも「ナポリ風ソース」は今も昔もレシピとしてある、という。
コチラはトマトソース系だから、ナポリ→パリ→ロンドン→アメリカ東部なんていうルートもありうる。

ナポリ発のトマトソース、どうもずいぶんと長い旅をしてきたみたい・・・。

話が果てしなく飛んでしまったので無理矢理引き戻す。
日本のナポの起源は、ミートボール入りじゃないとしたらどこにあるんだ?
そもそも、ピーマンていつごろどこで発生してここに混じったものなんだ?

だんだんくたびれてきたので簡単に結論に行くと、結局「ウィキペディア」に載ってる話が一番ソレらしい・・・

以下引用

=>『調理した具材を茹でたパスタと共にケチャップで和える』日本でいうところのナポリタンは、太平洋戦争終結後、進駐してきたアメリカ軍によってもたらされたものである。それはアメリカ軍における一般的な兵食のひとつであり、基地内で働く日本人コックなどにより日本の巷に流出した。 正式にはトマトソース(サルサ・ポモドーロ)を使うべきところを大量に作る兵食のため、軍隊ならではのポリシーのもと、簡便なトマトケチャップを代用品とした。
(引用以上)


アメリカンな「ミリめし」ですってよ奥さま!
ニューグランドホテルのナポリタンは、当時の入江料理長が「ケチャップ量を減らしてトマトソースを増やしたりして作ったメニュー」だそうですわっ!
ああ、なんとわかりやすい!

ここだけはワタシの愚考だが入江料理長「ケチャップ味じゃああんまりだよな」と思って、古今の文献なんかを当たってみたんじゃないでしょうか?
元祖と称するニューグランドのナポだけが妙に先祖がえりしているのは、レシピ考案者が「再翻訳」して若干オリジナルに戻しているからだったから・・・と考えるとわかりやすくもある。
一流ホテルのメニューに載って初めて世間にその名前を認知される料理、という意味では、確かに元祖は間違いないかもしれない。

ただし、市販のトマトソースなんてもんもなければ山ほどトマトを煮込んでしまうなんていう贅沢も許されない一般人向けにはあくまで「米軍基地発のケチャップ味」が流通した、ということなんだろうか。

あーなるほど、そうするとほんまさんのところで実に鋭く「座間で米軍用にピーマンをたくさん作っていたらしい」というコメントを入れていた方の想像したとおり、日本でピーマンを食材に積極的に利用した始まりも「ミリめし起源」なのかも知れない・・・。

結局ググると最初に出てくるウィキに答えは全てありましたとさ、というわりと徒労感あるお話になってしまったな。

ここで日本のナポリタンを。

たじまのナポリタン
滝頭の名店『西洋料理たじま』のナポ。
ケチャップよりはクリームの
深いコクが生きた一品。
ナポらしからぬナポ・・・
・・・かも知れない


ポニーのナポハン
















この数年間で唯一自発的に食べた「ナポらしいナポ」。
馬車道『ポニー』のナポハン。
ええと、メインはハンバーグだが、一応準主役の位置にはあるよ。
このメニューの場合、ライスをつけると炭水化物過多で、かといってナシではどうも物足りないというジレンマがちょっとある。

そうなのだ。
最後にツマランことを言うようで気が引けるが、ワタシはケチャップ味が基本的にどうも苦手・・・。
多くの皆様のように「ナポ愛」はないんだゴメン。
ナポ愛不足が腹立たしい方は、コチラのナポ愛100%なブログをご参照あれ。
何しろ1000皿をついに達成。ソレもナポだけで!
金字塔と言えましょうね、これは。

ともあれ食べもののルーツって、調べていくと思わぬものにぶつかるから面白い。
あれやこれやと想像を膨らませながら、一晩たっぷり遊べたな。

ほんまさん、ありがとう♪

なにより、この長いだらけた拙文を読んでくださったアナタに御礼申し上げます。


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嗚呼もう朝四時。いいやこのままUPしてやる・・・!

追記:
そしてナポ愛溢れるあなたには「ナポリタンの歌」を!
これも脳内ローテ間違いなしの名作(?)。
元々は今は残念ながら休止した『犬悔い』でいぬわんくんが拾ってきた歌です。
まあ聞いてみて下さい♪

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January 30, 2009

『車橋もつ肉店』はやっぱり素晴らしい! 〜嗚呼、モツ喰いまくり!!〜

いきたいようイキタイヨウ行きたいよう・・・と、一昨年夏以来唸りつづけていた
嗚呼アコガレの『車橋もつ肉店』。

また全然関係ない話から始まるが、ある晩に某読者様から
ジンギスカン『だんだん』は閉店したのか?!」というお尋ねが。
マサカ?!と思いつつオーナーの多田さんに電話してみたら、
たまたま休みだったとの由。

そうかそれはよかった・・・と安堵していたら、オーナーの多田さんの優しい一言・・・

『車橋もつ肉店』に行きましょうよ!

モツ喰い欲がとみにこみ上げまくる今日この頃、これは神の声のようなお誘いだ。
膳は、じゃなくて善は急げで、その晩出撃を決めた。
だって、こういうきっかけでもないと到底行きつけない場所に思えるのだ。
行くとなったらすぐに行くぞ!

なんぼどれほど方向音痴のワタシでも、夢見るように百回も地図を眺めて
行き方を研究済みだから迷うこともない。
長者町からまっすぐに車橋を渡って、川沿いを右に曲がるとすぐに見つかった。
意外に近い。

清潔で明るい入り口。
安いオッサンにまみれた店によくある荒れた空気が全然ない。

早く着いてしまったので、勝手に一人で始めることにした。
飲み物はカウンターにたまたま置いてあった黒糖焼酎「喜界島」の1:1お湯割り。
イレギュラーな注文だったらしいが、マスターが「天文学的額になるよ」という
軽い冗談とともに対応してくれた。

実に感じのいい店ね・・・と、本来苦手な立ち飲みながらほっこりと和む。


塩ユッケ噂の「塩ユッケ」。
この日に喰ったものの中で
結局これが一番好きかもしれない一品。
カメラを忘れたから携帯画像だが
この輝く肉肌を見てやってちょうだい(涎)
450円とこの店では高額メニューですが。
でもこれだけ3回オカワリしたい!


モツ煮込みモツ煮込みは300円。
けっこうテンコ盛りのいい量だ。
モツやら肉やらが
気前よく煮込まれて
嗚呼これは正しくうまいモツ煮。
二品をチビチビ突付きながら
お湯割りでまったりしていると
多田さん登場。


牛刺し牛刺し。

300円という価格を考えると
まるでウソのような刺しの入り。

多田さんがとても感心していた。
ワタシは既に幸せモード全開です♪


馬刺し馬刺し。
マトモなうまい肉だ!
馬鹿馬鹿しいから
もう値段対比はやめるが
これよりよっぽど不味い肉が
はるかに高額でメニューに載って
「熊本直送新鮮!」などと出てくるのを
よそで何度見たことか・・・。


コブクロこれは一品サービス!と出てきた子袋。
軽く茹でたプリプリの食感と
辛味噌の塩梅が素晴らしい!
これもお気に入りの一品でやんす♪
え、サービス?と思えば
このあと怒涛のように膨大な量のモツが
雪崩を打ってテーブルに届くのであるよ・・・


センマイ
センマイも来た!
いちいち「!」となるほど
ルックスの良い「刺し」ばかり。
うふふうひひ・・・と
笑いが止まらなくなってくる。



モツ焼きレバ&ハツ







左はシロ、だと思う。
右はレバとハツと芋。

だんだんどれが何でもよくなってくる。
「焼モノは並み」とかどこかで誰かが言ってたのを見たが、刺しであれほどの店の
焼きがダメなはずはないよねえ。

はぐはぐがつがつと喰らいつき貪り食う。

この段階で卓上は「立ち飲みの卓」よりは「居酒屋の宴会卓」と化していた。
それもだね、アレもコレもいきなり頼みまくる若い女の子主体の宴会だよ・・・!


モツ焼きモツ焼き








さあどれがなんだかもうわからんぞ!
でも、どの串もブチブチぷりぷりと脂が乗ってウマイ!

焼き加減もイイカンジなのだ。
何回か焼酎オカワリしながらがっつきまくる。

豚足豚足も固めのいい茹で加減。

空いた皿は適宜下げてくれるし
つかず離れずながら
安い店によくある高飛車さがない。
実にいい店だ。
これは人気が出ますよ。


一覧結果的にこのような光景になった・・・!
うわー、すごい量だなあ。
(実はこれでも皿がけっこう下がった後・・・)
多田さんコレ、頼みすぎなんじゃ・・・?

「店があるから滅多と来られない。
だから全て喰っていくのだ」

最後まで一切れ残さず
平らげてしまったのは
まことにゴリッパです・・・!
ワタシもかなり食べたが
この量は一人じゃ無理だ。
おかげさまで色々食べられて良かったなあ♪


深夜零時になると壁の時計がボンボンと鳴る。

この音が出たら、今持っている飲み物が終わり次第終了だ。
このルールを知らず、酒の残量少ない中で料理がけっこう残った。
しまったな、あと一杯もらっとけばよかった・・・と嘆きつつ
ラストスパートをかけて喰いまくり。

世によくある立ち飲みと違って、バッグやコートを入れて床における籠はあるし
お手洗いは清潔だし(ただし電気は必ず出る時に消さないと叱られます)
ヲヤジ向けの安い飲み屋らしからぬ気配りがされているので、女性でも居心地よく過ごせる良いお店だ。

なにより実にうまかった!
満足です!!


車橋もつ肉店 (居酒屋 / 石川町、伊勢佐木長者町、関内)
★★★★★ 4.5



今度は『だんだん』に行かなきゃね。
行かなきゃねというより、呪文のように「だんだ〜ん!」と唱えている今日この頃。
今度は本格的に「羊喰いたいモード」が進行中・・・嗚呼!


追伸:
ワタシは未訪だけど『だんだん』旧一号店は『焼き肉・ホルモン オリンピック』
に新装開店して営業中。
西口でホルモン喰うなら是非どうぞ。


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モツスキー一族は適宜参拝をオススメします♪


おとなの週末 2009年 02月号 [雑誌]
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最近こんな雑誌に載ったそうです。ただいまお取り寄せ中。

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January 22, 2009

『西洋料理たじま』遠征、ふたたび! 〜かぼちゃの馬車 プリンセス付き〜

もう昨年の話になったが、寒さ増す某日のこと。
ジンジャーさんのかぼちゃに乗せてもらって『西洋料理たじま』に再び向かう。

御者にプリンセスM子ちゃんつき。
ワタシは送迎つきで「乳母」の役目なのである。
コドモが苦手だから、役には立たないが。
どっちかというと、ワタシが「コブ」だな。

このころ鼻喉の不調はそろそろターミネーター化していたが、
梅雨の晴れ間の如く一時的に楽になることはあったのだ。

その後乱高下を繰り返しつつ最近は徐々に収束に向かっている、はずだ、と思う。
うううと呻きつつ暦を見れば、そろそろ花粉も飛ぶころ。
神頼みに近い気分で「甜茶」なんぞ啜りながら、鼻も啜るワタシ。

この時も今くらいには大丈夫だった。
だからここまで来ても引き返す可能性を孕んでいるのだよ嗚呼。

さて、たじまにて。

ナポM子ちゃん用ナポリタン。
相変らずクリーミーないい味です。
M子ちゃん用なのでいち早く出てくる。

「うどん食べたーい」というリクエストに
うどんだよ〜、と言ってみたが
ジンジャー家の教育レベルは高くて
誤魔化せませんでした。

だってうどんもパスタじゃん、というのは単なるオトナの屁理屈らしい。
ワタシって大人だな嗚呼・・・。

初めて会った前回から4ヶ月ほど。
M子ちゃん、顔が少しほっそりしたようだ。
姿が女の子っぽくなった気がする。
子供の成長は早いです。


チキンクリームグラタン
















今回のお目当てはグラタン。
こういう店のベシャメルが不味かろうはずはなく、ましてや冬のグラタンだから
感激ひとしお。
一口、二口だとちょっと味が薄いような気がするのだが、だんだんちょうどいい具合になってくる。

一人前としてはかなり大型だけれど、意外にあっさりした味付けなので見る間に食べてしまう。

M子ちゃんに「うどん入りだよ〜」と言ってみたが、これもオトナの屁理屈にすぎず
ジンジャーさんに却下されたのだった。
だめか、やっぱり。

家庭料理の王道ではあるけれど、やはりプロがきっちり手をかけたものは違う。
くどくも重くもないがクリーミーで濃厚。
ああ、この湯気が愛しいわ♪
どうしてグラタンて、このくったりしたマカロニがこんなに合うんだろう?


ハヤシライス
















ご飯にたっぷりハヤシライス。
さらに追加のルーまで惜しみなくついてくる。
甘味が結構あるけれどくどさはなくて、軽い酸味が「プロの作った家庭料理」の趣。
柔らかく煮崩れた小さめのビーフが口で蕩けるぞ。
南区の恰幅魔人も大絶賛の一品。

付け合せは福神漬け、レーズン&パイン、そしてピクルス。
他に使いまわしのきく漬け合わせでもないだろうに、きちんと手抜きなしで、
しかもたっぷりついてくるから嬉しい。

なんだか家庭的な味わいにほっと心和む。
こういうシチューを出す店は、ありそうでなかなかないものだと思う。


ビーフシチュー

















ここのメニューとしては若干値が張る一品、ビーフシチュー。
ハヤシと味がダブりそうな気がしていたのだが、デミの味ベースは似ているものの
こちらは赤ワインの香り高いソースで別世界。
とろとろに煮込まれたビーフの塊が馴染んで一口でうっとり、なのだった。

「ハヤシと似たようなもんか」などと考えてゴメン、と心中謝る。
ハヤシが裏ならビーフシチューは正々堂々表を張れる一品だった。
まったく違う世界ながら、どちらもステキだ。

メニューを見ると、まだまだ未踏の名品が隠れている様子。
一度食べた料理は是非また食べたくもあり、なんとも悩ましい店があったもんだ。
この方が食べてきたというクラムチャウダーがまたウマソウだー!
見てるだけでオナカがすいて、胃がしくしく言い出しそう。

街中にあったら大行列必至だと思う。
だからこういう場所でひっそりやっているのがよいのかなあ。

そういえば、この店でクリームコロッケなんかはやらないのかしらん・・・と
ふと思ってみたりする。
ベシャメルがこれならば、絶対にうまいはず・・・。

桜木町辺りからバスで一本なので、ちょっと頑張って遠征する価値は十分にある店。
そう言いながら、誰かが行くと言い出すのを蟻地獄のように待ち受けているワタシは
要するに単なる不精もんです。

一品の量がかなり立派なので、二人以上のほうが楽しそうなんですけどね。



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嗚呼クラムチャウダーーー!(魂の叫び)




鼻炎によいとやら。とりあえずこの甜茶はウマイです。


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この本、お役立ちでオススメです。秋以来なにかとお世話になっている一冊。

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December 06, 2008

本牧『水蓮』の韃靼水餃子がステキだったーん・・・! 〜そして喉風邪は耳鼻科だぞ絶対に!〜

最近ひでー喉風邪を患って、呼吸困難状態でしばらく過ごしたり・・・。

そこで今回得た教訓。

「喉がどうにも痛いときには、内科じゃなくて耳鼻科に行け!」


日本語では「ミミハナ」であとは省略されている耳鼻咽喉科。
略さないでおくれ。
おかげで「咽喉ってそういえば喉だよな」と気付くのに40年かかったぢゃねーか!

ちなみに英語では耳鼻科のお医者さんは "ear, nose & throat doctor" だ。

昔イギリス人に「耳や鼻のお医者さんて英語でなんていうの?」と尋ねて
「鼻耳と喉のドクター」と英語で言われたときは、馬鹿にしてんのかオメー!と
目が釣りあがったっけな(恥)

目つき険悪なワタシに「本当なんだよう。ホントにそう言うんだってば」と言ってくれたあのイギリス人はイイヒトだったといまさら思う。
あ、もっとメンドクセエ医学系の言い方もあるけど、庶民は使いません。
学会名とかに書いてあったりはする。

ちなみに略してENT doctorだそうです。
略したほうがカッコイイな。
先に略したほうを教えてくれたら、ワタシの目つきも剣呑にならなかったものを・・・?

単なる喉痛と馬鹿にできないもんで、タダでさえ足りないところの多い頭が酸欠気味になるから、頭がぼーっとしてモノを読むのも書くのも辛くなるんですよう。

さて、酸欠を酸欠と自覚するはるか以前。
まだ喉の痛みも「気のせい?」くらいだった、とあるよき晩。

方や目下顎痛で苦しむ某氏からお達しのあった『水蓮』襲撃作戦は開始された。
イヌが行きたいイキタイと吼えたので、ジンジャーさんがカボチャの馬車(諸事情でもう南瓜色ではない)を出してくれたのだ。
ありがたやありがたや・・・と拝みつつカボチャに揺られるシンデレラはアタシよっ!

この店、オススメをいただいたときから行ってみたかったのだけれど、
どう考えても一人で行ける場所ではないように思える。
本牧って一体何処なんだ?!

イヌがカボチャに乗り遅れたので二人で勝手に始める。
ちゃんちきちゃんちき。

ハチノス
















ハチノスの和えもの。
塩気と旨味と微妙な脂のバランスがとっても良い!
そこに新鮮な香菜がたっぷり絡む。

こういう前菜が出てくると嬉しくなりますね♪
イヌ分も残しておこうと、二人一生懸命にゆっくり食べる。
食べつつチャンチキくっちゃべる。
所謂女子でないもの同士、話が弾むのよ♪


チャーハンとりあえず、というか
まずはビールのワタシ。
とりあえず、というか
まずはチャーハンのジンジャーさん。
「チャーハンは飲み物です♪」と
健やかに飲み干す一杯目を
ちょびっと分けてもらう。
わりとご家庭的なスタンダードチャーハンだ。

ちゃんちきちゃんちき。

水餃子















水餃子。
皮が黒っぽいのは韃靼粉を使っているからだそうだ。
ほどよい固さの皮を噛むとブチュと美味くて熱い汁・・・!
ほどよいアツアツ感に

「アリーマちんて猫舌なんでしょー」

「うん♪」

「だったらなんでフツーにいきなり一個口に放り込んで噛めるわけ?!」

「水餃子フェチだから、箸をつけた瞬間に無意識下で危険度が計れるようになっているのだよ。そういうものなのだよ」

「ウソ!ナニも考えてなかった!!」

へえ、おっしゃる通りで・・・と軽く頷きつつ、これは冷めたら美味しくないので
食べちゃっていいよね♪と瞬く間に喰ってしまうのだった。

この餃子はハマイチかもしれねー♪

・・・と、言ってるうちにヨタレ気味に揺れながらイヌ登場。


海老と銀杏















プリプリの海老と銀杏の炒めもの。
ほどよい餡が絡んでウマイ♪

シメジの炒め酢豚








シメジの豆鼓炒め&ジンジャーさんのリクエストで酢豚。


アスパラ菜の炒めアスパラ菜の炒め。
アスパラ菜ってカイランのことだろうか?
スティックセニョール、なんていうのもある。
こういう野菜は各種あるようだけど、
とりあえずなにを喰っても
旨いのではあるよ。
大珍楼で最近食べた芥藍はこちら。ご参考まで。


なんだかこの辺でオナカイッパイに・・・。



どうも料理を頼みすぎてしまったみたい。
そもそも、中華を時間差ではじめるのって無理があるな・・・。


葱と人参の韃靼そば
















〆には葱とニンジンの韃靼そば。
韃靼粉って、そば粉ダッタン!!!
だから、このソバもいわゆる日本蕎麦のような香りと食感があるのだけれど(ぬ?)
何故かこれが薄味の中華スープと違和感ない。

しかし、もうハライッパイなのだった。
うがが。

杏仁豆腐ごまだんご







そして、皆が「もうハライッパイ」とウダれる中で、ワタシは敢然とデザート二品を喰いました。
うがが、と唸りつつ喰った(・・・こんなワタシに誰がしたんだろう???)
胡麻餡入りの温かいお団子&杏仁豆腐。
普段なら無理に喰わないのだけど、ここはデザート系は一品300円ちょっと。
ちょいとしたカフェの「ランチに追加デザート価格」だなあ、嗚呼オトク!

全体にこの店は、価格が非常に良心的だ。安い、といってよいと思う。
水餃子やデザートなどのちょっとした一品などは非常に安くて美味しいから
気楽に追加を入れやすい。

ナンダカンダと我々遠征組が妙なテンションで盛り上がる一方で、
いかにも仕事帰り風でご近所在住らしき皆さんがふらりと立ち寄っては、
幸せそうに1〜2品食べてさっと帰る様子が見える。
老若男女問わず、静かなご近所の星らしい。
夜11時まで開いているのも優しい。
こんな店がウチの近所にあったら、ちょいちょい頼りにしてしまうだろう。

全体にちょっと塩味強めの感は多少あるけれど、とてもいいお店。
上級ご近所の星として、ワタシは大好きだ。
こじんまり落ち着いた店内も良いなあ♪

水蓮 (スイレン) (中華料理 / 石川町)
★★★★ 4.0


イヌは「健康的すぎてヤダ」とのことだが。
うにゃ。

確かにはるばるスタート時刻をずらしてまで遠征してくるには
場所や内容がちょっと「地元向け」すぎるのかなあ、という気はする。

この辺、他にも数店舗中華があるという話なんだけど、夜ともなればあまりに暗くて
どこにあるやら目処もつけられませんでしたとさ。



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でもあの水餃子のためだけでも再訪アリだ。たいへん美味しかったです♪



ダッタンそば茶♪


本牧ドール本牧ドール
著者:高橋 咲
販売元:集英社
発売日:2003-06
クチコミを見る

どーでもいいよな本牧ストーリー。でも一応「こんなんだったんか」とは思える。

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August 28, 2008

『西洋料理たじま』のスペアリブはやっぱり絶品だった 〜・・・しかし、ここがどこだかわかるかな?〜

ずいぶん前に、一度だけ知人に連れられていった。
「スペアリブが食べたい」と呟いたら「それならばここだ」と連れて行ってくれたのだ。

実にウマイ!という鮮烈な記憶とともに再訪意欲は満々なのだが、
何しろ場所がわかりにくい。
わかったところで、一人じゃあ到底行きつけるとは思えぬ位置が地図上に見える。
思いを募らせるうち、南区の某氏ときたら特設ページまで作成する入れ込みようだ。
ううう。

だからというわけではないが、ジンジャーさん出動なのであった。
愛娘のM子ちゃんとともに現地へ向かう。
ええと、正確に言うと、ワタシは現地に向かうジンジャーさんの車に
ちゃっかり乗っかっているだけなのである。

ジンジャーさんは自らプリントアウトした地図を持ってきていた。
既に我が正体は知れきっており、最初から「道案内戦力」にカウントされていないのだ。

フーフレなる怪しい関係定義まで成立しているイヌ妖といい、ウドンな某氏といい
毎度ながら四方八方に伏してヘヘエと笑うばかりのワタシなのであるよ。
あ、いや、感謝してますって・・・。

車を降りてM子ちゃんとオハナシしながら歩く。
「M子ちゃん、なんさい?」
「4さい!アリーマちゃんは?」
「44さい!」
「おんなじだねー」
「うん、いっこ違うだけだねー」

いいな4歳児。「桁」という概念が未発達だからな。

たじまどこぞの田舎のパーマ屋ですか?
百歩譲ってもご近所商店主ら向けの
昼間喫茶夜スナック系の店・・・

いや、これこそが名店の入り口なのである。
よく考えなくても入り口の赤白青のトリコロールは
「フランス国旗」なのだよね。
「床屋」ではなくて。

うら寂れて見えるのは
雨の予感で薄曇な陽射しのせいです。

店に入ると、大人用にグラスの水二つ。
M子ちゃん用にはプラスチックのキャラクター付きマグが出ている。
ああだこうだ言わずにさりげないお子様対応に優しさを感じる。
店内は古びているが、知り合いの家の広い台所のテーブルに座らせてもらっているようで
なんとなく心和む。

ナポリタン本日同行ならなかったナポさん
敬意を表してナポリタン。
アレコレいっしょくたに頼んだのに
「子供用」という判断かいち早く出てきた。
古典的にくったくたの所謂ナイデンテな麺だが
魚介が入ってその出汁も効いた
すばらしくクリーミーなソースが美味しい!

子供用のパスタを一口もう一口とつい掠めてしまう。
アサッテの方を見ながら、こっそりフォークを伸ばすワタシはダメなオトナです。

シーフードサラダシーフードサラダ。
イカ、海老、帆立などがごろごろ入っている。

「トマト好きー」「ほいほい」
「キュウリもねえ、好きー」「ほれほれ」
M子ちゃんのお皿にお給仕するワタシ。
タマネギは・・・ふうん、キライなんだあ・・・。

「子供の相手がダメな人」という烙印を、煙が立ちこめるほど強く押されているワタシ。
ウチの妹あたりが見たらヒキツケを起こしそうな光景である。
大人向けにしっかり辛味の残るタマネギをフォークの先でひらひらしながら
「これ食べたら、M子ちゃん泣いちゃうかなあ」とか口走ったが、単なる冗談なんで。

で、ここのシーフードサラダは大変ウマイ。
子供がびっくりするような極端な味付けはされていないが、しっかりバランスのよい
ドレッシングが、きちんと旨味を残して臭みのないシーフードにからむ。
一人前で大人二人+子供がちょうどよい量だ。

ハンバーグハンバーグもきた。
子供がいることを意識したのか
ウェルダンな焼き上がり。
肉がうまいので、これは是非次回レアで食べたい。
後ろ側にある人参のグラッセやら
バターのしみたベイクドポテトやらまで
きちんと手がかかっていてステキだぞ。

黒々としたデミも味わいしっかり。

目玉焼きはM子ちゃんにあげました。
アリーマは大人なので、ここで駄々ったりしないんです。
あげる前に目玉にフォークを入れたり、とかいうこともしてません。
大人なんだもん。
ふふん。

スペアリブ


















そしてスペアリブ!
嗚呼、どどんとスペアリブ!
以前食べたときの記憶を超えて、柔らかでジューシーなスペアリブ!
これはやっぱり横浜で一番うまいかもしれない・・・!!
単なる洋食ではない独特の味がする。

下に敷いてある分厚いこんがりガーリックトーストがいい味出してます。
何故かトーストなのだが、やはりここはトーストだろう、と妙に説得力がある。
やっぱりこの店に来たら、絶対に外せないメニューだな。

西洋料理 たじま 
採点:★★★★★
(さあ、店がどこだかわかるかな・・・?!)

本当はハヤシライスだのビーフシチューだのチキンの煮込みだのグラタンだの・・・
と、いろいろ食べてみたいものはあるんだけれど、やっぱりこまめに足を運ぶのが
一番みたいだなあ。

こまめは無理でも、たまには足を伸ばしたい店だ。
このお店、広い車道から住宅地にちょびっと入る。
「この辺?」と思った道沿いから「床屋みたいなトリコロール」を探してください。
それ、たぶん床屋じゃないから。

そうそう、M子ちゃんと「いっこちがい」な年は今週一杯で終わります。
次に会ったらどう説明しようか、と、ちょっと悩んでみたりする。



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ジンジャーさん、M子ちゃん、どうもありがとね♪





トリコロールなTシャツ。


ナポリタン (小学館文庫)

かの名作の手軽な文庫版。一冊持っといて損はない。

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July 10, 2008

戸部『良庵』の鴨せいろなど 〜再び、鴨せいろの季節、なんだろなあ・・・〜

「つけ鴨」だの「鴨せいろ」だのという、なんとも中途半端なクイモンがある。
冷たい蕎麦をあったかい汁に、ちゃぷんと浸けて食べるのだ。
せいろの涼やかさは台無しだし、熱々の汁をふうふう啜りこむヨロコビもない。

しかし、蕎麦屋に入ってふと気付くと「鴨せいろ」を注文していることがある。
「なんでこんなもん・・・」と、ふと考えてみると、そういえばいつも梅雨時の
特にうっすらと冷えるときに食べたくなるような気がする。

去年もこんなことを書いていた。

だから最近は「鴨せいろクイタイ=梅雨が来たんだよ」と思うようになった。

ひんやりとした蕎麦に食指が動くほど暑くはないが、ちょっとばかり涼しげなものが
食べたい・・・
熱い汁をふうふう啜るのは億劫だが、少しは胃の温まるものがいいかなあ・・・

ワタシの場合、気候天候体調がダイレクトに食欲に反映する。
だから梅雨時は「鴨せいろ」の季節なのだ。

先日の松本のときのように、キッチリ暑い日は普通に蕎麦になるから素直だな、我ながら。

ある晩、横浜西口ジョイナスの地下で「どうしても今なにか食べないとイカン」という
困った状態になった。
ありとあらゆる種類の喰いもの屋が軒を連ねているわりには、ほーんとに呆れるほど
食指の動く店のない地帯だ。

大変投げやりな気分でウロウロしていたら『更科一休』という蕎麦屋の店先で
「鴨せいろ」を発見。

更科一休汁







こういうときにこういう場所で、何も考えずにモノを喰う場合、大きな期待は禁物なのだ。
だから、蕎麦がモッサリしていても「二枚付いてくる」という部分を評価しよう。
量はそこそこある。
相変らず減量中のワタシには、ちょっと多いんですけどね。
え?減量成果?横ばいですバイ。
5キロから先がなかなか進みません。いつか進むのかなあ。

汁は鴨の脂がソコハカとなく感じられる。
ちょっと甘い。
旨甘ではなくて、甘甘(?)

場所柄か突っ込みどころはいろいろあるが「梅雨時なのだ。鴨せいろの季節なのだ」と
気付かせてくれたんだから、まあよかろ。

しかしそうなると「今年の鴨せいろ」がコレで終わっちゃいけないぞ、という気分になる。
心残りなく梅雨を見送るべく、戸部『良庵』へ。
住宅地の小さな敷居の低い店だ。
ちょっと年のいったご夫婦でやっている。

良庵 相盛り















街の蕎麦屋にしてはやや高めなのだけれど、ここの田舎そばが好きだ。
今回は更科と相盛りにしてもらった。
鴨の脂には田舎そばのほうが合うような気がするが、食感や香りの違いが楽しい。

汁は甘さ控えめで好きなタイプ。

鴨鴨は別盛りで
焼いて火を通した葱を添えて出してくれる。
鴨一切れに葱一切れを背負わせて食べてみて
それから何も入れない汁と蕎麦を一口づつ。
そして汁が熱いうちに鴨も葱も放り込んでみる。
鴨の脂が溶け出した汁がまたウマイ♪
軽く火の入った葱が甘い♪


ご近所の蕎麦屋でコレだけ幸せな気分になれるのだから、ワタシには十分すぎるほど。
お近くならば是非どうぞ。

良庵07こちらは去年の鴨せいろ。
よく見たらこちらは9月に出かけている。
梅雨に限らず、そこそこ暑いけれど
どうも空気がうっすらひんやりした頃に
食べたくなるものなのかしらん。
このときは田舎そばのみ。
なぜ相盛りにしなかったのだろな?

去年はいろいろあって気がついたら埋まっていた写真。

良庵 
採点:★★★★


「爆量喰う向き」にはちょいと盛りが上品かもしれない。
減量中であろうがなかろうが、ワタシには十分だが。
念のため。


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家のそばの蕎麦屋・・・そばというほど近くもないのがちょっと寂しい。



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うどんの秘密―ホンモノ・ニセモノの見分け方 (PHP新書)

蕎麦屋さんの書いたうどんの話。

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April 12, 2008

本牧『漁港食堂』で・・・ベーコンがウマいっ!

漁港食堂
最寄駅:石川町 / 山手 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:和食一般 / 天丼
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


南区からも西区からも、そして中華街界隈から(?)も・・・魚の匂いにつられて結構いろんな喰妖求道者閑人魚好きなどなどを集めている港の食堂(どれが誰か、という部分は詮索しないように)。
宴会もできるらしい。
「こんな遠いところいけるわけない」と思い込んでいたのだが、ある日ふと何を思ったか調べたら、車ならば中華街からほんの一足・・・に、見えた。

いや、実際そんな距離関係だと思う。

途中で迷わなければ!

毎度おなじみな車中でのいさかいは省略します。
だって、地図がわかりにくいんだもんな!

ついにギヴを入れて携帯から電話したところ、ふと目を上げたら「笹・加工直売所」という看板がどーん見えた。
本来はこういう名称らしい。
結果論とはいえ、なんとか大きく迷いまくることなく辿り着いた。
快挙といえる。

外観

本牧漁協の食堂であって
本来は関係者用の食堂だ。
こんな外観です。




入り口
入り口のガラスの引き戸を
ガラガラガラと引くと・・・
なんか木の看板がかけてあるぞ。
なんだなんだ?




看板














なんと"PEGASEA"なるオシャレな店名ができていたようなのだった。
以前の記事を見る限り、こういう看板はなかったように思うから、最近取り付けたものなのかもしれない。


看板こんな看板が
六時過ぎたら門の外に
出るらしい。
漁港の食堂、などというと
なんだか強烈に
「早朝営業」なイメージだが
ここは夜も営業している。
門のところに公衆電話も
スタンバイしてます。



鯖定食メニューは噂どおり
刺身煮魚焼き魚など
魚系が充実している。
これはオットの「鯖(醤油漬け)焼き定食。
840円ならば立派な内容だ。




鯖














鯖のアップ。
醤油漬け自体も店の入り口で売ってる。
つい買いそこなったけど、買って来ればよかったな。


刺身














地魚刺身盛り合わせ。
定食でなく単品オーダーも可能で、確か200円ほど安くなる。
見た目どうもぱっとしないが、コリコリと新鮮な刺身。
車で来ているので飲めないのが辛い。
毎度ながら「ワタシは飲んでもいいはずなのに」という思いが激しく揺れ動くのだが、かろうじて押さえ込みに成功。ヨカッタヨカッタ。



穴子丼














そしてこれが噂の「巨大穴子丼」だっ!
怪鳥ロプロスが腹をむけてお昼寝中?
雛鳥二羽つき??

中はホックリしてなかなかうまい穴子なのだが、ちょびっと衣が厚めで
タレは甘い。
家庭料理風だな。

これが名物らしい。
なるほど、見た感じのインパクトは結構ありますね。


ベーコン
しかしここの素晴らしさは
予想もしないところに潜んでいた。
いや、既に他の皆さんの記事で
前振りが来てたから知ってたけれどさ。




しかしこのベーコンはマヂうめえ!



ベーコン














「やまゆりポーク」なる神奈川特産のブランド豚(?)のベーコン。
ブランドはともかく、この脂身ったらほとんど甘い!
たまらなく「月旨」なヨロコビに思わずワフワフ喰らいついてしまう。
ビールがほしいぞビールビール!!

しかも「直売所」なので販売もしている。
ベーコン一塊買って帰ったが、このあと毎朝のベーコンエッグがタマラン楽しみになったのだった。
一緒に買ったスモークレバーも旨かった。
値段もそう馬鹿げて高くない。

目下「やまゆりポーク取り扱い」の肉屋さんを探してうろちょろしているのだけれど、ご存知の方教えてください。
このベーコンは是非自宅に常備したいぞ。



漁港














店の前にはこんな風景。
早めに来れば漁港ものぞけるらしい。


メニュー
















メニュー















メニューはこんな感じになってます。
ご参考までに。

漁港で海を眺めながら美味しい魚、というコンセプトはなかなか美しいのだけれど、
「ムード重視のデート」には向かないことだけ、一応念を押しとく。
基本的に簡素な「漁協の食堂」で、お手洗いの設備なども相応。
この設備は女性にはちょっと辛い。
まあ、そういう施設なのだ。

単純に味と価格を考えると、まあ近場とはいえわざわざ出かける価値があるかどうかはその人次第だろうな、と思う。

ワタシは個人的にちょっと気に入ったので、また出かけると思います。


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週末の気分転換にどうぞ♪





で、ゴールデンウィークのご予定は?

遊び尽くし 漁港発イカ料理お手本 (Cooking & homemade―遊び尽くし)


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February 06, 2008

天王町『ペスカドール』で蟹三昧! 〜絶品シーフードサラダ〜

いつまでもダラダラと香港の話が続く中、毎日は過ぎてゆく。
減量のため粗食を心がける日々だが、結局心がけるだけで実行しないと何にもならんとしみじみ思う。
しみじみ思ってるだけじゃいけないんだがなあ・・・と、言いつつ蟹を食べにオデカケ。へっへへ。

ペスカドール
最寄駅:西横浜 / 天王町
料理:スペイン料理 / 欧風料理 / 西洋料理一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


食べ物の好き嫌いなどない!とほとんど断言できるワタシだが、
実は「あんまり得意でないもの」はある。
蟹と海老だ。特に蟹。
もちろん嫌いではないし、むしろ好きなほうですらあると思うが、
あの寡黙な殻剥き作業があまりに面倒くさいのだ。

しかもいい蟹は高い。
そして海鮮はなんでもそうだが、特にこと蟹については「安けりゃあマズイ」が実に徹底しているような気がする。
安くて不味いほど「寡黙な作業」も集中力を要する。
うっかりこの手の「かに料理宴会」なんかに引っかかった日には、
なまじ寡黙にならざるをえないだけに、萎えた気分をごまかすのも辛い。

しかし、この『ペスカドール』という店の名前だけは噂で聞いていた。
間違いなく旨い蟹らしい。
値段も馬鹿げて高くはないらしい。
だから「まあ、いつかそのうち」なんて思いながら、でもやっぱり蟹だし・・・と行きそびれていたのだが、とあるご夫婦が水入らずでここに出かけるというではないか。

そういうわけで(?)、ある晩ワタシはご夫婦水入らずの席に
ちゃっかり割り込みを果たしていたのであった。
へっへへへ。

蟹盛りまずは茹でた蟹が一山。
食べやすいようにうまいこと
あちこち鋏が入っているし、
鮮度がよくて身が大きいので
軽く無口になる程度で食べられる。

南アフリカはケープタウン沖で獲れるディープシーレッドクラブという蟹。
軽く引っ張ればスコンと抜けてくる大ぶりの身。
一口噛むと、甘味のある海の味と香りが口いっぱいに広がる。
寡黙な幸福を噛み締める。じゅわあ。

蟹味噌ニンニク炒め同じ蟹をニンニクと蟹味噌で炒めたもの。
ニンニク芽のソテーが敷いてある。
これはちょっと手がべたつくのだが
味噌のコッテリ感がたまらん。
茹でたものとは違う世界に笑いが止まらず。

パンをもらって皿を拭いまくるのもまた楽しい。

強いて言うなら「身はいいからパンと味噌だけくれ」などと思わないでもないのだが、まあよろしいんじゃないでしょうか。

サラダシーフードサラダが次に出てくる。
何でそんな前菜みたいなもんが
メインの場所に割り込んでくるのだろうか。
ちょっと不思議な気分でサラダを眺める。


そもそも「シーフードサラダ」なんぞ、レタスの隙間に魚介類をちょいちょい彩りがてら放り込んだもん、というイメージで、旨い店はウマイにしても、
本来特に敢えて好んで注文するような代物ではない。

偏見をこめて言えば、MM21のどうでもいいような無国籍とかフュージョンとかキャリフォーニャァ・ダイニングとかで決まって出てくるもん、かねえ。

実物も特に驚くようなルックスでもない。
しかし、食べて驚く。
「なんだ、シーフードサラダか」などと思った自分を激しく恥じる。
これは秀逸だ。スバラシイわ。もー、いやーん、て感じ。

蟹は当然として、海老烏賊なまこ、白子に牡蠣、帆立にイクラに・・・
この山は、ほぼ全てが魚介類の山。
野菜は魚介のアクセントで、どっちかというとこっちが「彩り」だ。
いわゆるMM21的シーフードサラダとは基本精神が違うのである。
基本精神、なんていうと大げさだが、あんなもんと一瞬でも同列に考えて
スミマセンでした・・・と詫びたい気分になる一品。
MM21なんて、あっちいけバカ、と八つ当たりに走る。

そもそも、こういう風に各種海の幸をいっしょくたに混ぜたくってしまうと  
海辺の観光地なんかで観光客をボッタクルためにある「海鮮丼」よろしく
見た目は豪華だがなんだがゴチャついた、どうも垢抜けない代物になってしまいそうなのだが、これはドレッシングと野菜がいいつなぎになってバランスが取れている。

新鮮な素材はそれぞれに、丁寧な下処理をして一手間かかっている。
あ〜〜〜、こりゃウマイ。ウマスギ。うにゃおうん。

ピラフスープ





蟹が山ほど入ったピラフも旨い。
とてもよくできた中華のチャーハンを食べているようだ。
洋風よりは中華風な感じだが、同時に出てくる蟹とフカヒレのスープも
んだか中華風なので相性はいい。

品数はそうでもないのに、結構な量でもうおなかいっぱい。

アイスクリーム・・・と、いいつつ
とも2夫人のアイスクリームを
ちょっとだけもらったりする。
ふんわりした口どけで甘さ控えめ。
オイシイ。


あとで調べたら『ペスカードス』という姉妹店が藤沢にあるそうだ。

横浜のこの店は、席数が15席ほどでこじんまりしている。
場所は天王町というよりは、洪福寺交差点近辺。
周りに逃げ場がないので確実に要予約なのだが、予約の場合は数種類あるコースのみとなる。今日のコースは4500円(デザートなし)のもの。

(注:2009年1月現在、お店は天王町駅前に移転しているそうです。
詳しくはお店のHPを御参照ください)


それにしても、あのシーフードサラダはびっくりするほどウマカッタ!
あれは絶対にまた食べに行かなくっちゃなあ・・・嗚呼。

こちらの記事もご参照あれ。


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とも2さん、奥様、ありがとうございました。



ズワイしゃぶ・・・ううむ、これならば家でも・・・。

八つの小鍋―村田喜代子傑作短篇集 (文春文庫 む 6-4)


arima0831 at 22:40|PermalinkComments(15)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote