香港・マカオ

February 27, 2008

香港国際空港でランチ 〜ラスト一食で名残を惜しむ〜

やっと最終回。嗚呼!

昼過ぎにホテルを出て空港へ。
空港の食事って当たり外れが激しいのだが、香港はどうだろう?

あたりをぐるりと歩き回ると、ちょっとしたファーストフードのスタンドから
そこそこまともなレストラン風まで各種そろっている。
なんとなくファミレス風の店に入ってみた。

麺魚蛋粉(魚団子入り麺)
日本の立ち食いスタンドのキツネウドンを
米の麺に換えて広東風味にしたような味。
それ全然違うもんだろ、って・・・
いやまあそうですね。はは。

ちょいとチープな感じだけど薄味さっぱりで、立ち食いウドンよりはかなりウマイ。
値段も日本の立ち食いうどんくらいはするので、物価を考えると
三割ウマでまあいいか・・・などとワケノワカランことを考えた。
なんだか不思議と和風に見えるのは何故かしらん?

薬膳スープ准山杞子螺頭燉鶏湯。
准山(干し山芋)・杞子(クコ)・螺頭(干しサザエ)
燉鶏湯(鶏の煮込みスープ)。
単に「薬膳スープ」と書くより
この方がありがたみが増す(?)

食べているときはほとんどなんだかよくわからなかったのだが
やっぱりこういう料理名がわかると後で「へえええ」と思える。
別に書き留めておいたのでもなんでもなく、たまたまもらったレシートが
読みかけの本に挟まって出現しただけなのだが。
こういう記録をきちんととっておけば、単に喰って太るだけでなくて
少しは利巧になるのにねえ・・・とかナントカ、たった今この場で
イマサラな反省をしても、もう遅すぎるぞ。

そうか、確かに不思議な食感の野菜は山芋だったし、干し貝らしき食材も入っていたな。
鶏以外のもんは今ひとつよくわからなかったが、漢方薬膳の香も満載。
空港のファミレスもどきなレストランだというのに、アタリマエにこんなものが食べられるのは嬉しい。
まだなんちゃって病み上がりの胃腸に、じんわりしんみりと滲みてくる。
しつこいようだが、日本のコンビニで24時間売ってくれ!

チャーハン揚州炒飯。
見かけはファミレス風にちょいとチープで
値段は結構な量とはいえ1000円を超えるし
市内某所で食べたものには及ばないが
結構ぱらっとウマくできた炒飯だ。

さてこの辺で、あと数品メインが来るはずだ。
来るはず・・・あれ?

何故かスイーツが先に出現。
その後、店員は伝票を置いて立ち去ったのだった。
どうもオーダー漏れがあったらしい。

慌てて追加コールをかけようとすると「もうよいであろうが」と
向かいのオットが腕組大魔神様化している。
え〜〜〜〜、だってぇぇぇぇ〜〜〜〜〜・・・とブーイングを吹きかけるが
ここで勝てないところが、ウチの夫婦の現実的な力関係を良く示しているような気がするな。嗚呼。

本当は「じゃあ搭乗口で再集合」と言い置いて、まっしぐらにメシを喰いに走り去ろうとしたのだが、厳かに「俺も行く」と言い渡されたのである。
まあ、連れがいると食べられるものの種類は増えるから嬉しいのだが、
こういう突然大魔神様出現的状況で臍を噛む場合もあって痛し痒しだな。

菓子小豆焼餅





さすがに温かい薬膳系はなかったが、擂沙湯丸(左:きな粉まぶし胡麻団子)と豆沙鍋餅(右:小豆のクレープ包み焼き)を頼んであった。

「冷めるから早く食べなさいよ」と言われて、噴き出すブーイングを押し戻すように一切れ口に押し込むと、どちらも素朴なおやつ感覚の菓子だ。
こういうのもいいよね、と顔がほころぶ。
どちらも地味なルックスなのだけれど、甘味が淡くて素材の味と香りがして心和むな。

ほんわりあったかな団子を噛めば、熱い胡麻餡が溢れる。
きな粉と胡麻の香りがいい具合に混じりあう。
鍋餅は外はサクサク中はモッチリな食感。
うすーく挟まった小豆の仄かな甘味。
地味なくせに結構イケてしまうぞ。
もぐもぐ。

あんまり「お菓子食べてる感じ」がないもんだから・・・なんだか
「食後のデザート」も、すっかりクセになってる・・・(嘆)

「全部食べていいぞ」
「うん♪」
(・・・かなりあっさり猫だましにあっているな・・・)

この30時間ほど前は、呪詛と悲嘆とその他諸々を吐き散らしながら、
海老になって呻いていたのをふと思い出した。
やっぱり、きちんと食事が出来るってありがたいものだ。

アリガタついでに、帰りの機内ではしっかり食べて飲んだくれた。
機内食、実に不味かったが。
なんかテイクアウトしておけばよかったと、しみじみ後悔したぞ。

香港の空港で飲み食いするならば、搭乗ゲートに入る前が勝負だったのだ。
知るか、そんなこと!と、悔やんでももう遅い。
マカオ行きフェリー乗り場と違って、焼売だの茶玉子だのはない。
あるかも・・・と淡い期待をしたんだけどな。
やれやれ。
日本ならチクワくらい売ってるんだけどなあ。
チクワもなかった。うにゃ。

でもまあ、お酒がしっかり飲めることも、コレマタ一つの幸福だ。
タダだしさ。
酒が飲めるようになれば、もう怖いものはない

・・・体重計以外は。
嗚呼、海老になってまでリセットしたのに、キッチリ2キロ増だ。

今年はちょびっとメタボコンシャス(?)に・・・と家で俯きがちに誓ったが
結局あんまり進展はないまま、春はすぐそこまできてしまっている。

なんとかしなきゃなあ。

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ああ、喰ったクッタ・・・。



クコの実。目に良いのは有名だけど、肝機能強化にも効くそうです。

クロワッサン ちゃんと役立つ実用の本 漢方・ツボ・薬膳・気功の本 (クロワッサン・ちゃんと役立つ実用の本)


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February 25, 2008

香港再び!其の二 〜帰国日の朝飲茶〜

特に深い考えも計画性もなしに「香港で喰ったもんの話をベタにひととおり」というコンセプト(?)で、本当にべったらべったら延々と年明けから続いてしまった。
書いてる本人が既に飽きているので、読む側はもっとツマランのだろうな
などと思ってみたりする。
しかしなんだかここまで来ちゃったし、もうこの日で日本に帰るんで・・・
あと二回だけ・・・スミマセン。
まだ喰ってたのかよって・・・そうなんです、スミマセン。

香港発15:20のフライトなので、当然まだ食事ができる。
本来ならば、この前夜あたりにドカンと一発死ぬまで喰って、もう思い残すことなく香港を去るはずだったが、この夜は体調の関係で麺粥薬膳スイーツに抑えた。

薬効霊験あらたかに、朝起きると健康にアタリマエに空腹だ。
よぉし!と気合を入れて、滞在中は無理にきまっとるワイと諦めていた「朝飲茶」に出かける。怪我の功名だな。

まったく、朝から晩まで何かしらうまいもんにありつけるから嬉しい街だ。
るんるん。

看板最初の晩に出かけた『鳳城酒家』へ。
夜はそこそこのレストランだが
昼間は飲茶をやっている。
夜に食べた限りでは悪くないし
表に張ってある値段が安い。

いわゆる「オーダーシート方式」というやつで、卓上に置いてあるメニュー表にチェックを入れて注文する。
12ドルのものが9ドル、といった具合に同じメニューが朝は安い。
出発日に至って初めて「香港の早起きは三文以上の得」と学習する。
遅かったがなあ・・・。

腸粉またかい!という
声が飛ぶかな叉焼腸粉。
どこで食べようとソコソコうまい。
横浜中華街でも同じ(呆)
しかしまあ名残を惜しみたいわけだ。

叉焼パイ蝦餃



お腹にたまりそうなので、なんとなく避けていた叉焼パイ(左)。
無難な一品だがサクサクしていい感じだ。
蝦餃(右)ももう一度。どうも我が家的には「エビはもういいや」な気分なのだが、でもまあ無難に食べ納めというやつ(?)

粥皮蛋瘦肉粥。
お茶碗一杯分ほどの量だが
これがHK$9=150円ほど。
高いか安いかよくわからんが
出汁がきいてウマイ!

薬膳スープきのこと魚の薬膳スープ。
この漢方風味は既に病み付き。
体調の悪い朝はこれに限ると思う。
帰国後二日酔いの朝、特にそう思う。
日本のコンビニあたりで売ってくれないだろうか・・・?

鶏のパー「・・・すっかり具合はよいようだな・・・」と
オットがうんざりした声を出す。
鶏のモミジだって中華街にあるが
だから香港で一度も喰わない
理由にはなりませんって・・・。

デザートなんだかきらびやかな寒天寄せ(?)
薄い飴色の部分には
金木犀の花で香りがついている。
白い部分はココナッツミルクに小豆入り。
上品でステキだ。
それにしても、どうも食後のデザートが欠かせない体になりつつあるな。

未練たらしく他のものを追加で指差点呼しかけていると、オットの目つきが険しくなるのだった。
だってまだ食べられそうだけど・・・
「この期に及んで絶対に具合が悪くならないと誓えるか」って・・・

そういわれると、どうも弱気なワタシ。
メニューも広東語のみだから、ロシアンルーレット状態でヨクワカランものをコールして残すのもイヤだ。

しくしくブチブチ言いながら、ホテルに戻って荷造りをした。

こうしてみると、まだもうちょっと喰えたに違いない・・・と、イマサラに恨みがましい気分になる自分が悲しい。


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スミマセン、あと一回なんで・・・。



金木犀のお茶。
桂花は鎮静安眠、冷え性予防に低血圧対策南下の薬効があるそうで・・・。

超級食香港 (コロナ・ブックス (22))

次回は是非とも超級食三昧したひ・・・(憧)

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February 14, 2008

香港再び!〜正斗粥麺専家で絶品皮蛋及第粥など〜

結局、一泊のマカオ滞在「ファラオの復讐対策の復習」で半分消えた。
なかなか面白そうな街なので未練たらたらだが、いいところだとわかったのだから、また来ればよいことだよ、と自分を慰める。

アタリを引いたにせよ引かなかったにせよ、一泊ではせわしいだけだ。
今回それを改めて痛感した。
二泊しなくちゃね、やっぱり。

香港に戻って、ホテルに夕方チェックイン。
まだ本調子とは言いがたいが、昼に多少胃腸に優しいものを食べられたのが良かったらしくて、前の晩や朝方と比べればかなり元気だ。

夜はやっぱり「麺粥だろうなあ」と、再びハッピーバレー地区を目指す。
ホテルから車ですぐなのだ。
特段何の変哲もない住宅地だが、落ち着いていて動きやすい。

正斗正斗粥麺専家。
店内は粥麺屋というよりはレストラン。
そこそこ大きな店が
9時過ぎに行ったら満席だったので
店内でちょっとだけ待つ。

香港の夕食時間は、日本より遅めらしい。
そのせいだか、ありがたいことに店の営業終了も全体に遅い。
ここも深夜まで営業との由。
構えでわかるとおり、麺粥専門店としては結構な高級店らしい。

麺ワンタンメーーーン!
と、思わず叫んでしまった。
スープが一瞬結構「海老クサイ」が
啜ると全然コクが違う。
奥行きのある上品な優しい味。

こりゃ、ウマイぞ。
けっして安い店ではないのだが、その価値はあるみたい。

オット「朝喰ったのと同じくらいウマイ」とのたまわる。
面倒くさいので突っ込みは入れずに黙って麺を啜る。
ワタシは病み上がりなのだ。

及第粥皮蛋及第粥。
モツが山ほど粥の池の底に沈んでいる。
ピータンもごっそり。
数日前に食べた及第麺
モツの処理が悪くて生臭かったのだが・・・

・・・ここのモツは、きちんと処理されていて食感も味も上々だー(喜)
ワンタンメンの倍近い値段で、たかが粥がHK$50。
どうかなあと思ったが、高いだけのことはある。
中華街の粥屋と大差ない値段だ、とか無粋なことは言わぬが花だよ。
量もかなりしっかりとある。
うまいぞウマイ。

カイラン腸粉





すっかりクセになったカイラン菜の蛎油あえ。
ついでに腸粉も頼む。
昨夜海老と化した恨みをこめて「海老入り」にした。
モッチリした腸粉に包まれて、大ぶりの海老がプリプリ口で弾ける。
やっぱり叉焼入りのほうが好きだが、これはこれで悪くないのだ(嬉)。

もやし河麺もやし河麺





もやしと肉の炒め河麺。
河麺は米粉でできたきしめん風の幅広麺で、意外にモッチリした食感。
見たところ地味なのだけれど、モヤシと細切りの豚肉にちょうどいい具合に餡が絡んで、かなりの量なのに箸が進む。

ここまで料理にハズレがなければ、なんかもうちょっと食べたくなるぞ。
ふふ、スイーツ行ってみよう!

スイーツ2スイーツ3





左は蓮の実入り小豆のお汁粉。
右は黒胡麻のお汁粉。
どちらも温かい。

蓮の実がホクホクして、小豆の食感と相性よい。
これは体に沁み込むような気さえしたのだけれど、後で調べたら蓮の実にはお腹を温めたり傷んだ胃を治したりする薬効が、小豆には毒だし作用があるそうで、ウマイと思うものは体が求めるものなんだなあ、と実感した。
黒胡麻も美味しいのだけれど、このときの胃腸にはやや重い感じ。
でも、どちらも甘さ控えめでウマイのだった。

この店、なにを頼んでも味付けがくどくなくて、なかなか美味しい。
有名な店なのだそうで、次から次へと人が来て盛況だ。

なんだか人心地ついた感じで、ほっとした。
体調を崩して回復しようという時は、消化のいい美味しいものに限る。
これが普段の倍ウマく感じるから、嬉しい話だな。

なんだかんだと結構量が食べられた。
食べるごとにぐいぐい元気になってくる実感があるから不思議だ。
食べ物が体に合うのだろうか。

翌朝の「朝飲茶」に備えて早寝をした。


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体調が悪いときこそ旨いものってあるもんだ。



蓮の実。鎮静作用もあるそうです。

北京のやさしいおかゆ―やさしく作れて体に優しいおかゆレシピ


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February 13, 2008

マカオをぶらぶら 其の三 〜病人食・養生食天国のありがたみが胃の腑に沁みる〜

激戦の夜をくぐりぬけ、しばらく眠る。
早朝目覚めると、どうも全身だるくて熱っぽい。

なんでマカオ二泊にしなかったのかなあ、と軽く心の中で愚痴。

まあいいや、と寝なおすことにする。
これで熱が上がってきたら、ホテルに事情を話して、ドクターを呼んでチェックアウト時間を後倒しにしてもらおう。
最悪の場合、マカオから香港の空港へはフェリーで直接渡れる。
香港の支払済み一泊分+今夜の一泊分がイタイけど、しょうがないな・・・

などなどぼんやり考えていると、オットが「大丈夫か?」と。
「うにゃあ」
「ダメかあ、じゃあ僕はなんか食べてくるけど、欲しいものある?」
「一発で胃腸の不調が消える漢方の秘薬を至急探してきて」
「そうか、口は動くようになったか。じゃあ行ってくるから」
「・・・・・・・・んがるるる」

さて、正午ちかく。
うとうとしながら「粥と薬膳スープと薬膳スイーツの夢」を見る。
イケる! 
食欲が出ればもう大丈夫だ。熱も下がってきている。

「ううう」と伸びをすれば「どう?」とオット。
「一時間後チェックアウト、かなあ」
「そう。食事どうする?」
「お粥と薬膳スープとあったかい薬膳スイーツが食べたいぃぃ・・・」
「お、大丈夫そうだな。じゃあ、ゆるゆる支度するか」

この落ち着きはありがたいが・・・

「ところでさあ、今食べてきたワンタンメン、ものすごくウマカッタんだ」

夢で描いたリストに「ワンタンメン」が加わる。 
昨夜と違う歌が遠くから聞こえる。

♪サンド〜バッグにぃぃ〜、うかんでぇぇきえぇるぅぅ〜〜♪

たてぇぇぇ〜!
たつんだぁぁぁ〜〜、ワンタンメェェェン!!

力石の立ち位置に、何故かオットが・・・クロスカウンターーーー・・・

と、ふにゃふにゃ気合を入れて起き上がったら、結構体が軽くなっていた。
ああ、喰い意地は世界を救うぞ、と、まだ多少ぼんやりした頭で思う。

フロントで昨日最初に薦められていた「グランド・リスボア]のレストランに行くことにした。どうもフードコートもどき(?)があるらしい。
こういうときホテルやカジノの施設なら、少なくともお手洗いの設備などはしっかりしている。
いつうっかり「不調の波」が襲ってきても、駆け込む場所があれば安心だ。
さすがにこういうときに路面の店には入れないな・・・ワンタンメ〜ン(泣)

ダウンを喫したのが麺粥薬膳の国だったのは不幸中の幸いだな。
こういうときに食べたいものが、街中で湯気をあげて待っている。
日本でへたに倒れるよりよほど嬉しい。

グランドリスボアグランドリスボア








グランド・リスボアは、1970年創業のホテル・リスボア新館だ。

ホテル・リスボアのほうは932室の大型ホテル。
カジノの規模は東洋最大だそうだ。
本館の姿は昼間ならそれなりの高級ホテルだが、夜は日ノ出町駅前のパチンコ屋が清楚なお嬢様に見えるくらいの総天然色的電飾で、野毛では間違っても見かけないほどの凄まじくもえげつないギンギラなオカマバーのねーさんと化す。

上の写真は新館のほう。
ここに目指すレストランはある。
まだカジノとレストランのみのソフトオープンで、客室階は建設中。
どうも縁起物の蓮をかたどった建物らしい。
馬鹿馬鹿しいほど巨額の建設資金が投じられているらしい。
しかし、あの「蓮の花びらの先端部分」に客室はあるのだろうか??

夜はこれがまた夜なりの姿になる。
ここまでエゲツナイと、かえってメルヘンだなあ。

なにしろホテル部分がオープンしてないから100%博打場だ。
ロビーの空気が違う。
こんなところにヘロヘロと「粥だけ啜りたいんですがぁ」などと現れるのは
倫理的に大きく間違っているような気さえする。

ここにはなんと「The 8 Chinese Restaurant」なる店もある。
恵比寿に支店はないらしいが、炒飯水餃的食闘イメージで胃が痛んだので、静かに別コーナーにある『粥麺荘』へ。

画像はこちら!・・・と言いたいところだが、レストラン入り口はカジノ入り口でもあり、金属探知ゲートをくぐって荷物検査が入って「写真禁止」と言い渡されるので、写真なし。
ここで姦計をめぐらしてまで写真を撮る気力もなかったのだ。
ゴメンナサイ。

ちなみにカジノ入り口は、韓流ホストクラブが廃れて中華系ホストクラブが勃興(?)したら、即時日本不法滞在に走りそうなオニイサンたちが、微妙に安っぽいスーツを着て固めている。
目の保養には、ならない。

さて、食べたものは以下の通り:

*貝柱の粥、塩玉子入り
普通に薄味の粥。塩玉子だけにしょっぱかったが、結構元気が出る。

*餃子入り天津香菰麺
餃子と椎茸の入った麺・・・出汁がかなり干し海老クサイが、それなりにコクのある薄味スープ。麺は香港風細麺。なにが天津かは不明。

*豚肉と雪菜の刀削麺
つい頼んでしまったが、これは横浜の某店にかなうはずもなし。
麺もイマイチ。スープはウマイ。

*なんかワカラン薬膳スープ
薄味で複雑な香り。胃の腑にしみる。

*紫米鮮椰露
紫米(紫色の餅米?)をココナッツミルクで煮た甘いスイーツ。
ほんわりした甘味と滋味がコレマタ胃の腑に沁みるのだ、嗚呼・・・。

もちろんオットがほとんど食べたのである。

でも、本当にこういう体調のときにこそ「ウ・マ・イ〜〜!」と感じられるものがあるのを知った。
薬膳スープなど、一瞬で飲み干してしまった。

しかもここ、ホテル内にしては安い。
オットによると「朝のものすごくウマイワンタンメンと同じ値段」
だそうだ。

あーー、そうかいそうかいっ!!

「ギャンブルなどしない、安い麺粥目当てのショボイ客」と見切られて、
丁重に案内されたのは博打場を一望する片隅のテーブルだった。

巨大な豪華宴会場みたいなカジノは、かなりカジュアルな雰囲気。
マカオのカジノはドレスコードなどないらしい。
カジュアルといっても「スマート・カジュアル」じゃなくて
「ジャージOK」「アディダス上下無問題」な感じ・・・
これもドレスコードなのかなあ・・・と博打場を俯瞰しながら考えた。

ところで余談だが、ワタシ一人ORオットと二人で歩いている分には健全そのものだった界隈だが、オットが一人で外出するなり「マッサージいかが?」の女性客引きが、昼夜を問わずひっきりなしに寄ってきたそうだ。

平和でのどやかにみえた街角でも、案外肉弾戦が繰り広げているらしい。
ちょっと驚いた。

それにしてみても悲しかったのは、エッグタルトを食べそこねたことだ。
発祥の地はマカオなのだそうだ。

マカオ側のフェリー乗り場は殺風景なもので、買い食いすらも出来ない。
アイ・シャル・リターーーーン!
と、午後の穏やかな海に叫んでみた。


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そして、再び香港へ・・・たった五泊六日なのにまだ続く。嗚呼。
       

魅惑の魔都マカオでバカラ浸け

博打に走る甲斐性のある人はどうぞ。

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February 10, 2008

マカオをぶらぶら 其の二 〜散策、そして悲劇と嘆きの夜(?)〜

どうもイマイチなランチだったが、これならディナーでなにが来ても感動できるはず。なんだか懐かしい感じもしたし、よろしいんじゃないですか・・・。
ブツクサ言いながらオットとしばらく歩く。

店この日の朝の段階で
「燕の巣などの美肌効果」を実感したワタシ。
ついつい店をのぞきこんでしまう。
店の奥からお爺さんがニコヤカに
オイデオイデをする。

燕の巣以外にも煙草やら酒やら、あれこれ雑多に売っている。
不思議な店だな。   

入れ物高いのと安いの





テーブル用砂糖入れ位の大きさの壷。

「お肌にねえ、とってもいいよ」
「今すぐ食べられるんだよ、ほうら」

と、優しく囁くお爺さん・・・「いくら?」と聞いたらナンダカンダで一壷三千円くらいはする。
量があるといったって安いものでもない。
でもついつい「ん〜話の種に、なんちゃって」と呟くなり、オットの目つきが剣呑に。ワタシが口を半開きにしている間に、爺に冷徹なオコトワリ宣言を下した。ちぇ。

燕の巣看板写真だけ撮らせてもらって
スゴスゴと店をあとにする。
しかし辺りをちょっと歩くと
この類の店ってこの辺りに
山ほど軒を連ねているのだ。

行き当たりばったりではなくて、こういう類のものは要事前調査ではある。
フン、調べて一人で戻ってきてやる・・・などと心の中で呟いてみた。
呟いただけで終わったが。

オットはホテルに帰るというので、一人で散歩続行。
ディナーに向けて、腹ごなしが必要だ。

ディンタイフォンこんな店にも出くわす。
こんなところにもあったのかい。
まったく、どこにでもあるな。
マカオにまでねえ、ふうん・・・


・・・しばしのち・・・

小龍包豆乳




気がついたら店内にいて、小龍包が目の前にあった。
あれ、なぜかしら?
まあ目の前にあるものはしょうがないから一応食べなくちゃ・・・
これが驚いたことに、横浜高島屋で以前一度食べたやつとそっくりの味。
汁はそこそこ熱かったし、値段は三割安くらいだったが。
どうも微妙に肉汁が生臭いような気さえする。

だから「どこでも小龍包を脊髄反射的に注文する習慣を改めよ」と理性が常に言っているではないか。
でも「喰い意地」という別人格が勝手なことをする。
やれやれ。

冷たい豆乳も来た。温かいのを頼んだはずだけどな。
たぶん自分で間違えたのであろう。面倒くさいから飲んでしまう。
ウマイが冷たいのだ、冬だというのに・・・。

マカオは不思議な街だ。
ギンギラな巨大カジノ乱立地区からほんのちょっと歩いただけで、南欧の風情漂う瀟洒な古い街並みに変わる。
これだけだったらハウステンボスもどきだが、路地や道端に中華な生活感が違和感なく溶け込んでいる。
ただホケララと歩いているだけで、なんだかとても楽しい。

サトウキビのジュースジュース屋の軒先にはサトウキビ。
エジプトでよくのんだなあ、と
懐かしさに駆られて一気飲みする。
ほんのり甘くてウマイが
この寒い時期にかなり冷えてる・・・

そろそろ薄闇を被った街の大きな通りを、何故かスクーターに乗った老若男女の大集団がパルパルパルパルと埋めている。
イベントやデモというものでもなさそうだ。
どうも帰宅時間らしい。
マカオ市民の足はラッタッタなのかしらん?

もうちょっと街をぶらぶらしたかったが、いつの間にか日が暮れていた。
まあ、明日ゆっくり出直せばいいや・・・とタクシーを探すが、いない。
つい今さっきまで、町のそこかしこにいっぱい走っていたような気がするけど、一体どこに消えたのだ???

たまたま大きなホテルの近くを通ったので、ドアマンにタクシーを頼んだら
「いまねえ、ちょうどタクシーは交代時間だからいないんだよね」と。
タクシーまでがオウチに帰る時間なのだ。
ワタシもオウチに帰りたい。
聞けば歩いて15分かそこらの位置だ。
十分歩ける距離だが、なんだか妙に疲れてだるい。

何とかホテルに辿り着き、ベッドにぱったりと横になり・・・
ああ、遠く昔に流行った歌がきこえてくる・・・

♪なつかし〜い〜〜、イタミだ〜わ〜〜♪
♪ずうっと前にぃぃぃ〜、忘れていたぁぁ〜〜〜♪♪

しばしのち、ワタシは悲しく情けない思いをキリキリと噛み締めながら
ベッドの上で海老のように丸まっていた。
まさか何故かこの期に及んでこのタイミングで、しかもマカオで「大アタリ」を引いたのだった。

バクチじゃなくて、バクチリアでっ!!
犯人は・・・たぶんサトウキビのジュースだな・・・(萎)

詳細省略。
ご関心ある向きは、こちらをご参照いただきたく・・・。

かくしてマカオの夜は過ぎた。
どうにかして這ってでも何か喰いにいくぞ・・・と呻いてみたが、ウィルスとの戦いに忙しくてそれどころではなかった。
ああ、なんてこった。

高価な燕の巣を食べていなかったのが、せめてもの慰めかしら・・・(嘆)


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思い出と感傷は、痛みと苦しみを伴うものである。ちぇ。



これだけで何とか自力治療。皆さんは真似をしないでください。

マカオノスタルジック紀行 (アジアの街トラベルガイド)

こんな本まで買い込んでいたがなあ・・・きー、必ずまた行ってやる!

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February 09, 2008

マカオをぶらぶら 其の一 〜遅めで軽めのランチは単にノスタルジー?〜

昼過ぎには着いていたはずだがそのタイミングのフェリーは満席ばかり。
結局ホテル着が三時ごろになってしまった。
正月のマカオは香港人で混んでいるらしい。
賢く色々食べていた(?)ので、ひもじさに泣くことはなかったが、ここで夜までオアズケも悲しい。
しかしここで馬鹿喰いすると、今回のメーーーンエベントッ!である
「マカオ料理のディナー」が台無しになる。
遅めで軽めのランチだな。うんうん。

ホテルで聞いたら「すぐ近所の普通のマカオ飯屋は今やってるけど。でも、僕らがなんとなく行ってなんか食べるまるっきりローカルな店よ」と、結構いいツボを素早く突いてくるフロントのアニキ。

Imperador外のどかで静かなマカオの街並み。
香港と違って軒が低い。
「都会の喧騒」が好きな人には
こんな退屈な街もないだろうが
ワタシには心和む空気だ。

Imperador看板
これがそのレストラン。
泊まったホテルの裏手くらいにある。



ビール1ビール2





MACAUというローカルなビール。
軽くて飲みやすい。馴染んだ味だ、という感じもする。

近づいてよくよく見ると、KIRINと技術提携して造ったものらしい。
さすがはポルトガル旧植民地で、ポルトガルワインも色々。
ワタシだけ白のハーフボトルをもらう。
ランチでお酒を飲むなんて、なんだかとても新鮮だわ、と思う。
いや、たまにはそう思えるようになるのもいいもんですよ。

Imperadorテーブルメニューは中洋折衷。
テーブルセットは洋風。
ぺこぺこの安っぽいアルミ製フォークなどが
微妙にいい味を出している(?)
タバスコとマギーのシーズニングソース・・・

マギーのソースは、濃縮マギーブイヨンを醤油味風にしたような代物。
なんとなく醤油っぽくはあるので、海外で醤油が手に入らないときには、強い信念と意志を持って「これは醤油だ」と自分に言い聞かせて代用したこともある。
ナツカシス。

でも、ヨーロッパでこの組み合わせがテーブルに乗ってる食堂レストランの類がうまかったためしがないので、複雑な郷愁とともに軽い嫌な予感。

パンが当たり前に出てくるが、これが・・・ぱさぱさでマズイ・・・。

スープポルトガル風野菜スープ、なるもの。
見た目なんの変哲もないが
口にすれば微妙に中華テイストな
マギーブイヨン味なのだった。
微妙にノスタルジックな味だっ!

カレーカレーとライス




「マカオ風マトンカレー」がくる。
このカレーもかなり郷愁を誘う。
カイロで一番安い中華料理屋で、こんな感じのカレーを昔よく食べた。
薄い糊っぽいカレー風味のルーがマトンに絡んで、ラー油みたいなもんがテキトーに辛味を増している。ほとんどスパイシーさがないこれが、懐かしいカイロで喰ったカレーの味だっ!!

と、言い張ってみたが、「これ、不味いよ」というオットの一言で勝負はついてしまった。でも、懐かしいこた懐かしいぞ、ほんと。

オムレツナゼここでそんなもんを頼むのか?
という妻の疑問を毅然と無視して
オットがオーダー敢行したオムレツ。
横浜の洋食屋あたりで出てきたら
案外嬉しいかもしれない。

でも、あくまでも普通のオムレツ。

オットはと目をやると、アカラサマにがっかりしている。
「ケーキみたいな芋がたくさん入ったやつじゃない」

それは、スペインだ。残念、お国違いざんす!

焼イワシこれは一尾300円くらいの焼きイワシ。
ポルトガルで食べれば
日本への郷愁に目が潤む焼きイワシ。
しかもカイロ発でポルトガルに行った時は
狂喜乱舞して二人で山ほど食べたね・・・

しかし、日本発のマカオ滞在では、ノスタルジーの香り以外なにも有難みがないことに驚く。まあ、焼いたイワシはどこで喰ってもウマイです。
安いしね。

ヌードルスープオットが突然コールをかけた
「高菜と豚肉の汁麺」
麺はこの辺のデフォ系だが
スープがマギーブイヨンぽい・・・
中東南欧であれば感動して喰ったはずだっ!

が、ここはマカオなのであった。

それにしても、珍しくオットが元気よく食べたいものを連呼するのはナゼかしら・・・とよく考えたら「メニューが英語オンリー」だったかららしい。
広東語の端に英語が付け足しか、広東語のみのメニューだと、漢字の幻惑効果で面倒くさくなってワタシに丸投げするようだ。
それに気がついたのは、この後フェリー乗り場で必死に「広東語表示」を読み解こうと思案投げ首なオットを見たときだった。

「下の英語を読めばいいじゃないの」と言ってみたら、頭の上で電球がぱっと光る、昔の漫画の登場人物のようになっていた。
まったくもう。

尚、彼の名誉のために申し上げておくと、このヒトの英語はほぼ完璧。
それがどうして、こういう状況でこのように大きなアホのコドモのようになってしまうのか、まったくもって不思議でならない
人間て謎だ。

夜に期待をかけることにして、もうこの辺でやめておいた。
しかし、結果的にかなり食べてしまったことに気付いても後の祭りだっ!

まあ、なんとなく懐かしかったから、よろしいんじゃないですか・・・
ということにする。
感想を聞かれると辛いので、親切にこの店を教えてくれたフロントのアニキの視線はしばらく避けることにした。

Imperador外 夜ヨーロッパの香り漂う
のどかな昼間の街角は
ひとたび日が暮れると
エゲツナイほど電飾満艦飾
ギンギラギンに変貌する。

このギャップ、福富町どころじゃないのでちょっと驚いた。
一番上の写真と比べてみてください。

さて、夕刻まで少し間がある。
ワタシは一人、街を散策することにした。


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このときは、本当にディナーが楽しみでした・・・(嘆)



ポルトガル名物ヴィニョ・ヴェルデ。軽くて飲みやすいです。
マカオでは・・・飲みそこなった・・・(泪)


マカオで道草

けっこうソソラレル本だな。

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February 04, 2008

香港ほにゃらら記 其の八 〜朝食風景。そしてマカオへ向かう〜

朝起きて顔を洗って「ナンダコリャ」と驚いた。
なんだか掌に感じる肌の感触がまるで違う。
寝不足と乾燥で相当ガタがきていた肌の状態が良くなっているのだ。
どうもこの数日食べ続けた、雪蛤だ燕の巣だ亀ゼリーだ漢方薬膳系の
ナンダカンダだのが、ハッキリと効果をあげているらしい。
寝不足もひどかったのに、だ。

実は香港到着以来、不可思議な不眠症にかかっていたのだった。
詳しい理由はこちらをご参照いただくとして、やっと眠れるのが夜明け方という状態。

なのにお肌ツルツルって・・・中華食文化の威力、おそるべしだな。

正直言ってこの時まで「コラーゲン♪」などと口にはしても、しょせんジョークの類に過ぎなかったのだが、毎日きちんと食べていると冗談抜きで効くらしい。
ふうぅぅ〜〜〜ん・・・と、鏡の前で妙に感心してしまった。

この日はようやく7時起床に成功。
起きたが幸い、朝食に出かける。
肌の色つやが良いと、気分もぐっと元気になってくる。
これは女性に限ったことではないと思う。

なにしろ、この日はマカオに移動してランチの予定になっている。
昼ごろといっても時間が見えないので、朝食は食べておきたい。
ごくごく軽く、粥か麺でも・・・。
ほとんど忘れてしまった20年前の香港旅行だが「朝飯がやたらとうまい」と、これだけは脳裏にキッチリ刻み込まれていたのである。
こういうときだけは己の夜型体質が憎いぞ。

「こういうときだけは起きられるのだな」と呟くオットを引きずって
時代広場ことタイムズ・スクエアへ向かう。
ふん、ホレ朝飯アサメシ♪

店メニュー





まだ薄暗い街で、あちこちの店が元気よく営業中。
「オフィスで朝弁派」も結構いるらしくて、弁当も店の前でばんばん売れる。
この店をのぞいたら、タイミングよく一卓空いたのですかさず座った。

オットは「粥」、ワタシは・・・と壁のメニューを見て「蒸飯類」に目が行った(粥はビジュアルがどれもこれも似たり寄ったりなので、とりあえず省略)。

「咸魚蒸肉餅飯」なるものを、正体もよくわからずに頼んだら
「20分かかるよ」と。
しかし咸魚(干し塩魚)の入った「蒸肉餅飯」なんて、なんだかひどく
ソソラレル名前だ。
待ってる間は、惜しみなくオットの粥を奪えばよい。
なにしろ我々はヒマな旅行者。時間はたんとあるでよ。
これから仕事に向かう人々を尻目に、暢気に椅子を温めることにする。

カイランついでに芥藍の蛎油和えも。
日本で広東料理を食べていると
どうも野菜不足に思えるのだが
実はどこでもこんなシンプルな茹で野菜が
各種山盛り簡単に食べられて嬉しい。

塩魚メシしばらく後に現れたのは
確かにしょっぱい魚の載った
蒸し肉とご飯だった。
この飯のどこが餅?と思えば
蒸肉餅の飯だった。まあいいや。

塩魚メシ2この咸魚が実にしょっぱい。
塩の効き過ぎた塩鮭のようだ。
その分だか、蒸した挽肉は薄めの味。
これが醤油色のソースと絡むと
・・・ウマイんだ、嗚呼!

結局ワタシは丼飯になってしまった。
しょっぱい塩鮭と同じで、この咸魚は一片でご飯が山ほど食べられる。
一体正しい食べ方なのかどうかよくわからないけれど、汁ごとご飯かけにして、本当に「丼」にした。
塩気が強いので健康的とは言いがたいが、魚の塩気と汁の甘味に独特な醤油の風味が大盛りのご飯に混じると、なんだかいい塩梅でガッツリいけてしまうから怖い。

「かる〜い朝ごはん・・・ねえ・・・」とオット。
ええい、黙れダマレ!

ホテルを出て、マカオ行きのフェリー乗り場へ。
フェリーが案外混んでいて、一時間半ばかり待ち時間が出てしまった。
ふらふらと辺りをうろつくと、否応無しに色々目に入ってくる。

エッグタルトどうもこういうものを見ると
脊髄反射的に買って食べるクセが
いつの間にか出来上がりつつあるのだった。
でもマカオ着が予定より遅れるから
エッグタルト一個くらい・・・

シュウマイお茶玉子など





シュウマイにお茶で茹でた玉子くらいだって、ちょっとした間食だ。
つい手が出てしまったが、実は特別うまくもなかった。
まあこんなものだろうな。
マカオでランチタイムがどのようになっているか見えないのだから、適宜なにか食べておくのは正しい。そうにちがいない。

オットに見つかって半分取られたが、そういう事態も想定してちゃんと余分に買ってあったのだ。
備えあれば憂いなし、なのだ。

このフェリー・ターミナルには、ファースト・フード系の外観ながら相当ウマソウな匂いのする店が何店かあったので、ここでジャンク喰いに留めた自分を、ワタシは敢えて褒めてやりたい・・・いえ、皆さんにはご賛同いただかなくて結構ですから・・・。


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そしてマカオへつづく。



燕の巣・・・買ってくりゃよかったと真剣に後悔していたり・・・。

出身地でわかる中国人 (PHP新書)

広東人は関西商人と似ている、のだそうだ。

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January 26, 2008

香港ほにゃらら記 其の七 〜粥を喰う。そしてスイーツの沼に・・・〜

たかだか五泊六日の旅行話を、いつまでちんたらやってるんだ〜!
・・・と思いつつ、始めちゃったものを途中でやめるのも後生が悪い。
話はまだ続きます。
まだねー、半分なんだよー。スミマセン。

さて「お粥が食べたいよう」と言いつづけながら、もう三日目の晩だ。
サッパリと粥。粥ったら粥!
昼間の飲茶も「ほどほど」だったから、ここで粥にすれば胃腸に優しい一日となるはず。
でも、九龍側から戻ってホテルでごろごろしてると、また銅鑼湾界隈の雑踏に戻る気分にもなれない。

粥屋と、いうわけで前の日にも行った
Happy Valleyへ向かうことにする。
この「蓮園」という粥屋は結構有名らしい。
中はそこそこキレイだが適度に庶民的。
お客はこの近隣の住民が多い。

ハッピー・バレーは街中からちょっと離れているが、泊まったホテルからはタクシーですぐだし、落ち着いているけれど生活感のある地区だ。
昔カイロで住んでいたザマレク地区の町並みを思い出す。
安定の悪い剣山のような香港の町並みは正直言っていまひとつ肌に合わないので、結局このあたりに逃げ込んでしまうワシラ夫婦はただのヘタレだな。

これはどこまでもワタシの生理的な好き嫌いに過ぎなくて、街の雑踏ってどこであろうと疲れてしまう。
人やモノが激しく蠢く場所からエネルギーをもらえる人もいるのだろうが、ワタシはダメだ。

粥皮蛋瘦肉粥。
底をさらうと大好物の皮蛋が
コレでもかとばかりに出てくるのだ♪
瘦肉は脂身の少ない豚肉らしい。
ちょっと干してあるのかなあ?

店によっても違う気がする。
単なる豚肉とはどうも違うんだけれど、ご存知の方教えてください。

実は鶏粥も頼んだ。しかし、ビジュアル的に粥って一見大差ないのだ。
骨が結構あってメンドクサイが、肉がうまい。
香港の鶏肉は肉の味が濃厚だ。ぐふぐふ。

麺ワンタンメンも!
スープは薄味だがじんわりコクがある。
どこにでもあるこの「香港ゴム麺」は
なんだかもうクセになってきた。
クニャクニャ弾力があって面白いぞ。

油菜「油菜」と言うと問答無用で
「芥藍(香港菜花)」が出てくるのだけど
なんとか茹でレタスを獲得(?)
さっぱり味で、あと一山食べられそう。
あ、上記の粥は「刻み生レタス」入り。

茹でレタス獲得の過程における産物である。
オットには「香港式の粥とは、レタスを入れるもの」と解説した。
うそだぴょん。

こんだけ?
こんだけー!

食事は。

デザート壁メニューパパイヤ&白キクラゲ





壁に目をやれば経文のような文字群がオイでオイデをしている。
甜品だ。ふふふ。
しかし、なにがなんだかワカラン。
ワカランので端から「コレハナンデスカ?」をやろうとしたら、先手を打たれて「アレとコレしか出来ないよ」と言われる。

結果、右の「雪耳・南北杏?木瓜」が出てきた。
杏の実と白木耳までは想像がついたが「木瓜」はパパイヤ。
キュウリかと思った。キュウリじゃないです。

「デザート不要」といままで無視を決め込んでいたオットが「それなんだ?」と聞くので説明して一口味見をさせた。

「もういらないんだよな。残りは食べていいんだよな」
ヲイヲイヲイっ!

ぴいぴい騒いで半分取り返す。
シロップ煮、と言うとダダ甘いイメージだが、仄かな甘味の温かい糖水で果実と杏の実と白木耳が煮込んである。
上品で柔らかな優しい味。

たまらん。これはタマリマセン。
過食に疲れた胃腸がうっとりと和むのすら感じる。

蓮園甜品同じ通りの数軒先に
やはり同じ「蓮園」が経営する
この甜品屋があるのは前日に確認済み。
帰り道と方向が違うが
軽く猫騙し的に店の前まで行ってみる。


ココナツミルク小豆寒天よせ焼きタピオカマンゴプリン





店先のウィンドウに出ていた二品。
「アレが喰いたい」と、珍しくオットが自己主張をする。
ふふふんふんふん、と鼻歌まじりにお店に入るのだった。

左はココナツミルクの小豆寒天寄せ(?)。
夏向けの冷たいデザートだが、小豆の香りとココナツミルクがいい組み合わせ。甘味はあくまで適度にうっすら。

右は焼きタピオカプリン。
こちらは温かいデザートで、ちょっと固めのプリンにタピオカがプヨプヨ入っている。香港スイーツは食感にもひとひねり入っているのだ。
あなどれない、これは。
いや、いままでも馬鹿にしてたわけじゃないけれどね。
こういう世界を「甘いもんなんか」とスルーしていた己の愚かしさが、ただひたすらに悔やまれる。
ワタシが悔やむうち、無節操にワタシの分まで喰い進むオット。
「内省」などという静謐な哲学的感覚とはあくまで無縁なオトコだ。
憮然としつつ素早く取り返す。

蛙の卵巣蛙の卵巣 アップ





スイーツ沼の行き着く先には、当然(?)蛙の卵巣脂肪が浮いている。
ぷよぷよ。
前日も食べた雪蛤。
糖水の甘味が上品なので、ナンボでも喰えそうな気がしてくる。
棗と蓮の実入り。
昨日と同じものだが、こっちのほうが格段に上品でくどさが薄い。
しかし、蓮の実ってこんなにホクホクして美味いものだったのね。

店内シンプルでちょっと古めかしい店内。
いかにも「老舗の店番」と言った風情のお婆さんがいる。
実はかなり有名な店なんだそうで
結構いたるところに情報が出ていた。
こんなのもあり
しかし、夜ということもあるのだろうが
お客は絶えず来るのに静かな店だ。
店構えに特に凝ったところもない。


ジュース今度こそ本当の帰り道
街角のスタンドで「酸梅湯」を飲んだ。
確かに梅味のジュースだ。
胃がさっぱりする。
こういう飲み物を「涼茶」と言うそうだ。

尚、蓮園の粥は「普通にウマイ」もので、無理矢理ここでなければというもんでもない、とは思う。
でも甜品は・・・香港にまた来たら、即刻飛んでいきたい・・・。
もっとうまい店がまだあるのかなあ。


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ああ、やっと半分まできた・・・はあ。



干しなつめ。我が家じゃ最近大根と一緒に煮たりしてます。

簡単!毎日の薬膳―健康になる、美肌をつくる (PHPエル新書)

冗談抜きで、お肌に劇的な効果あり。驚きました。いやホント。

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January 18, 2008

香港ほにゃらら記 其の六 〜再び飲茶・・・ほどほどに・・・〜

三日目。スターフェリーに乗って九龍側に渡る。
どこを目指すわけでもないが、まあどっかで「ほどほどの飲茶」をしたい。

フェリー乗り場の辺りは、香港島側も九龍側も軒並み「みなとみらい化」しているので驚いた。コンクリートでお洒落に人工整形された小奇麗なショッピングセンターやエンタテイメント・コンプレックスなどが立ち並ぶ。
まあ好みの問題だから文句を言うのも妙な話だが、はっきり言って面白くもなんともない。

でも、ネイザン・ロードに入ると少し「面白い匂い」がする。
そういえば、20年前は九龍側の尖沙咀(チムサツォイ)辺りのホテルに泊まったのだった。当時はもうちょっとばかり「ぴりっと危なげな空気」があったように思うが、昼間のせいだか至って平和な雰囲気。

香港島側よりも、何故かこちらのほうが神経が休まるような気がする。
なぜだろう?

で、ぶらぶらモードに入りかけたら、カラータイマーが鳴り出した。
そう、実はここまで書かなかったが、香港行きの飛行機の中でオットは腰をおかしくしていたのである。だから到着以来、一応動けるけれど制限付きなのだった。
ピコピコと赤い光が点滅し始めるのを感じたら、即座にどこか落ち着き先を探さねばならない。
それでもあくまで仲良く二人で出かけるのは、一人じゃあ食べられるものの量と種類が限られてくるからだ。この場合やむをえない。

お腹も空いたし、どこか・・・と思ったら、ミラマー・ホテルの前に来た。
ここの飲茶は「少油少甜(油分糖分控えめ)」とどこかで読んだっけ。
でもホテル内の飲茶じゃツマンナイから、どこか面白そうな店を探そうなあ、とは思っていたのだけれど・・・

しかも店名の『翠亨邨茶寮』というのが微妙。中華街にも同じ名前の店があって、昔入ってげんなりしたことがあるのだ。
中華街のはショボい店だから、まさか系列ではないはずだが・・・ううむ。

でも、他を探すのも面倒だし、ピコピコ点滅頻度が加速しているので入る。
ホテルではなくて、ショッピングセンターのほうの一階にある。

中に入ると、なんだかホテルの巨大宴会場のようなレストランだ。
飲茶メニューはやけに数が少ない。
前日の『誉満坊』の三分の一くらい。
ぶつくさ文句を言うワタシに「ほどほどを心がけるのだろうが」と
オットのジャブが抉るように入ってくる。
確かに品数が少なくても、端から端まで全部食うわけじゃないのだ。
選びやすくてよろしいですわね、と喜ぶべきなのであろう。
そーですわ、そーですともっ!

モスラちびモスラ集合
・・・ではなく「大根パイ」だ。
うっすら甘い大根を煮た餡が
サクサクのパイ皮に包まれて出てくる。
中のブチュッとした餡もモスラっぽい(?)

でも、これが結構ウマイ・・・♪

まあ中華街でも同じようなものを食べたけれどね。
大根の餡というのがなかなかイケる。
温めてあるので、サクサクしたパイ皮とねっとりした餡の食感がいい感じに増すのだ。うふふ。

中華街こっちは中華街『京華楼』の大根パイ。
ご参考までに。
味はミラマーのほうが薄くて
パイ皮も軽かった。
餡の味も薄めでいい感じ。

店の雰囲気からはまるで期待薄だったが、店の構えにしてはそう高くないし(前日の店より安い。あそこは結構高いほうらしい)、ちょっと期待が高まってくる。

揚げ豆腐揚げ豆腐のタレかけ。
豆腐がうまい。
味が濃厚なのだ。
醤油ダレが大豆の味に
しっかり絡む。

結構量はあったが、するするとイケた。
香菜の追加を頼むと、お姐さんが「?」となりつつ持ってきてくれた。
季節外れだからかもしれないが、意外に店で香菜を見かけない。
香港だから香菜まみれ、というのは間違ったイメージだったらしい。
根拠、なかったがな。うにゃ。

腸粉小龍包





オットこだわりの一品「叉焼腸粉」。やっとありつけて嬉しそうだ。
蝦の入ったやつが人気らしいが、うっすら甘味のある叉焼のほうが腸粉と合うような気がする。
その隣にあるものは・・・別にわざわざ香港まできて喰わなくてよいと思う。
もうやめなさいよ!と理性は命ずるのだが、いつの間にか卓上にある。

水餃子水餃子2





ついでについつい反応してしまう「水餃」の二文字。
もうこうなると「性(サガ)」だな。
やけに大きな水餃子がスープにどっぷり浸って出てくる。
中は挽肉など。
「なんだ・・・」と思うが・・・っ!
このスープがサッパリ薄味で結構うまい。
水餃子の固定イメージを捨てれば面白い点心だなあ。
ここは香港なんだから、水餃子にこだわるのはやめよう。
ましてや飲茶の店では。
似たようなことを日本でも繰り返しているのではあるが。

以上である。
こんだけー?
ホントにこんだけーー!
・・・だが・・・デザート分は別なので、セカンドコール(?)に入る。
こういうオーダー方式飲茶の場合、セカンドコールをかけると決まって不思議そうな顔をされるのだが、妙なことをやっているのだろうか?
甘くない点心とデザート点心をいっしょくたに頼むのも、どうも不自然な感じがするのだけれど。
香港の人がどうしているか知りたかったが、夢中で喰ってる間は周囲に目など行かないので未確認。

エッグタルト亀ゼリー





かわいらしいミニ・エッグタルト。上にプヨプヨ載っているのは燕の巣。
タルト自体も上品で、路面のものとはまた違う味わいなのだが、この一見どうでもよさそうな燕の巣で食感に一捻りはいる感じ。
うっしっし。

温製亀ゼリーも。
蜜が添えられて出てくる。
不思議な漢方系のほろ苦味が体に沁みる。
そして、胃がさっぱりする。

モウチョットタベタイ・・・と未練たらしくオーダー用紙を見つめるが、オットににらまれてスゴスゴと席を立つ。
まあ実際、このくらいにしておくのがよいのだろうと思う。

しかし、予想外にくどさがなくて旨い点心だった。
量もね、このくらいがちょうどいいんですよ・・・。

そうそう、ここは店の人もテキパキ動いているのに嫌味がなくて、テーブルについたお姐さんは大変優しくて親切。
クイスギで苦しむこともなく、気分よく出てくる。

香港はどこもサービスが荒いとよく聞くのだけれど、ワタシラが呆けているのかなんだか、特に不愉快な思いはまるでしなかった。
まあ熱烈歓迎的密着サービスではなくて、そっけないといえばそっけないのだけれど、路面の店でもそこそこいい店でも特に不快感を覚えるほどのことはない。

やっぱり呆けてるだけだろか?
たぶんそうなんだろな。

呆けついでに付け加えると、この店の支店は泊まってたホテルの辺りにもあったらしい。美味しかったからまあいいがねえ。

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そして、夜にはずぶずぶとスイーツの沼に嵌っていくのだった・・・。



亀ゼリー。中華街でも売ってます。実は「身体に蓄積された余分な熱や毒素を排出する働きがあり、他にも整腸作用、コラーゲンたっぷりで美肌をサポートするなどの効果がある」そうだ。


香港路面電車の旅―トラムには香港のすべてがみえる窓がある

なんだか面白そうな写真集。

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January 15, 2008

香港ほにゃらら記 其の五 〜怪しいたこ焼きなどを買い喰いする〜

雲南麺の化調キトキト感を噛み締めながら店を出ると、
辺りは市場だった。
買い食い衝動を誘うエリアだ。

露店口直し、と称して
とりあえず目に付いた店の前に立つ。
なんかタコヤキ風のものがうまそうだ。
他にも色々あるが、まずはこれだ!
るんるん♪と、指をさす。

たこ焼きタコヤキのようなものに
何故かマヨネーズをかけ、
そして刻み海苔までパラパラと・・・
喰うと固めの団子の中にゴム状の蛸の食感。
なんか微妙だな・・・

張り紙・・・と言いながら店先を見ると
ちゃんと「日式」と書かれていた。
つまり本当にタコヤキなのだ。
章魚って、タコなんですね。
四個HK$10って・・・日本より高いぞコラ。

などなどと、自分らのツマラン衝動に勝手に萎える二人。
しかし、日本のタコヤキ屋台をこの辺に出したら儲かりそうだ。
ここで微妙なホームシックをそそられるのもアホらしいが、タコヤキは日本のほうがうまくて安いです・・・(苦笑)

ジュース屋減肥ジュース




外れを引いて萎えたので、口直しにジュースを飲む。
「減肥」の二文字に目が吸い寄せられる。
中身は「青物系だろう」と大方わかるが、店のヲバサンは「本当にいいのか?!」という表情で次々に原材料野菜を見せてくれるのだった。
セロリ、ゴーヤ、大き目のキュウリなどなど。
よろしいんじゃないですか。うまそうじゃないですか。
「熱賣中」というわりには不思議なリアクションだが、とりあえず笑って力強く一個一個に首肯して見せたら、ガーとミキサーの音がして紙コップが渡された。

確かにちょっと青臭いけど、ほんのり甘味がついていて美味しい!
こういうジュース屋があっちこっちにあるのは嬉しいのだった。

エッグタルトそして、エッグタルト!
昼に食べたかったが諦めたのだ。
香港のエッグタルトはどこで食べても
最低限「普通にウマイ」と思う。
外れのない香港名物だなあ。

元はマカオ生まれの菓子だそうだ。
香港のあらゆる街角で売っている。
見た目の割りに甘味が薄めで後味がしつこくない。
高級店では高級店なりに、路面でも路面なりにウマイ。

20年前に来たとき、街角の店で見るからに「釜から出たばかり」の山にぶつかって、特に食べたくもないのに買ってしまったことがある。
なんだかなあ・・・と思いながら齧りついたら、ややややややや!と数秒間放心状態になったっけ。
あの時の一個は、玉子の味がぎゅっと濃厚で、下のパイ生地はふんわりシットリさっくり。大して甘いものが好きでもないのに感激したのだった。
当時の香港はやたらと玉子が美味しかった記憶があるから、きっと玉子がよかったのだろうと思う。

豚耳チキンサラダ




なんちゃって「夜食」を買い込む。
豚耳とチキンサラダ。
豚耳はそのままでは「微妙」だったが、チキンは鶏の味がしっかりしていて旨かった。かなりの量が入っていて、これで一品10ドル・・・ここでタコヤキがどうしたなどとシミッタレたことを考えてしまってはいけない。

考えてしまったけれどね。
うにゃ。

深夜ホテルの部屋で、香菜の端を口から垂らして
「お粥がまだだよう。お粥を食べたいよう」と呟いた。
オットが「行きたければ一人で行ってくれるか」と冷たい声を出す。
これから出かける、と宣言されたのかと思ったらしい。
明日の話をしているんだよ!

「アナタはワタシをナンダと思っているのかなあ?」
「・・・胃袋妖怪・・・」

手元のペンをオットに投げつけて、皮蛋粥と第二次飲茶攻撃の夢を見ることにした。


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ちなみに「夜食」はさすがに食べ切れませんでしたとさ。


香港飲茶食品サンプルコレクション BOX
エビ入り腸粉、蝦餃、鴨掌扎などなどのセット・・・ううむ・・・。

香港甜品―デザート

案外色々本が出ているもんで・・・(発注済)

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January 14, 2008

香港ほにゃらら記 其の四 〜粉麺を喰う〜

さすがに二食連続爆撃、じゃなくて爆食すると胃が重い。
夜はどこかで粥か麺でも軽く食べることにする。

「もう狂ったように喰いすぎません」という誓いを立てた。
過ぎたるは及ばざるが如し。
ハイハイ、そうですともさ。

南記麺房ホテルからちょっと歩くと市場があって
その小路入り口辺りにあった麺屋。
どうも雲南式というやつらしい。
セルフサービスで、中はそこそこコギレイだ。
経文のようなメニューを睨んで
英語のわからぬオネエサンに
勘に頼ってテキトーに注文をする。
「辛くするか?」と聞かれるが
胃が疲れ気味なのでやめておく。

表表にはこんな写真入りが色々出ている。
中に入る前に書きとめておくべきだったな。
外に出るのも面倒くさいから
ひとつはこれにする。オット分だ。

雲呑と書いてワンタン。
日本でもよく見るけど、確かにワンタンて雲のようではある。
つるっと呑み込めるから「雲を呑む」というのだろうか。
ちょっとかわいらしい。

店は微妙にアヤシゲだが。

ワンタンメン実物がくる。ワンタンメンだ。
サッパリした感じ。
実際サッパリしているが
キッチリと化調が効いている。
こういうのは激辛だとよかったのだがなあ。

モツ麺「及第麺」という「モツ入り麺」。
モツ食べて元気つけて「及第する」から
そういう名前だそうだ。
スープは同じだが・・・
モツがとっても・・・生臭い・・・(ううう)

とにかく「及第」とつけば、麺でも粥でもモツがごっそり入ってくる。
コブクロ、レバ、ホルモン、ミノなどなど、結構種類は豊富。
みんな生臭いんだけれどね。
ううう。

漬物軽く発酵した高菜風の漬物
入れると少し化調のキトキト感が薄らぐ。
横に「赤いペースト」もある。
辛酸っぱいこのペーストも投入して
結局汁は赤くなってゆく。

路面の庶民店というのは、日本にいたって当たり外れの大きいバクチだ。
ウルサイことを言わずにサッサと喰って出て行く類の店なんである。
まあいいや。

菜花の蛎油かけ蛍光灯に照らされると
怪しいほど鮮やかな緑色になる
茹でた芥藍(カイラン)の蛎油かけ。
菜花とブロッコリの合いの子のような野菜で
ちょうど旬なのか何処にでもある。

市場でも山積みで売っていた。

「軽くすます」という目的で入った麺屋だが、市場周辺て色々売っているもんで・・・どうもここで口直しに走ってしまうのであるよ。

(つづく)

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教訓: 庶民的な路面店は、当たれば嬉しいが外れも多い。


追記:
裏日記(?)こと「香港ぶらぶら雑感記」も記事を上げました。
どうでもいいようなことを、ここよりもっとウダウダ書いてます。
   


香港産蝦子麺(えびの玉子入麺)・・・ついついお取り寄せ中。

香港粉麺飯―めんとご飯

こっちもついつい発注済・・・。

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January 12, 2008

香港ほにゃらら記 其の三 〜飲茶心得(?)及び爆食再反省〜

新年が明けた、という自覚もなしに、二日目は遅くまでウダウダ寝ていた。

大晦日はなんだか寝付けぬままに「アレを喰うぞコレも喰うぞ」と、
各種さまざまな妄想を膨らませて夜更かししていたんである。
なにを食べたいかじっくり考えてみたら、前夜のような無計画なことでは
喰いそこねるものが続出しかねない。

「お食事は、計画的に!」という教訓を如何に生かすか。
まずは計画を立てることであろう。

計画その一:「まずは飲茶だ!」

・・・と叫びつつ起き上がって、エイエイと気合を入れた。
「人生是食欲。食欲大魔神。喰い意地の鬼」などなどと横でオットが呟く。
うるせいぞ。

ふと目に付いた"Happy Valley"というエリアに出かけることにする。
現地語では「跑馬地(パウマアテイ)」と書く。
広東語漢字変換の規則性について色々考えるのが、だんだん馬鹿馬鹿しくなってくる。しかし、英語のできる香港人すらよく知らん英語の地名って、何のためにあるのだろうなあ・・・?

まあ、考えてみればエジプトでも似たようなことは、ここほどではないにしろ多少あったから、イギリス植民地時代の名残なのだろう。

Happy ValleyHappy Valley2





「ハッピーバレー」は競馬場の名前でもある。
目指す地域は、上の競馬場写真の右側写真一番奥の方。
競馬場の向こう側にある、わりに高級な居住エリアだということだ。
ホテルからも近い。

何故ハッピーバレーにしたかといえば、「地球の歩き方」に載っていた
よさげな飲茶の店がこの地区にあったからだ。
一応フロントで「この辺りのオススメ」を聞いてみたら
「ローカルしか行かない僕のお気に入りの店」を嬉々として書いてくれて
これも同じ店だった。
漢字が間違っていたが。
香港の若者の漢字離れも進んでいるらしい。

誉満坊この『誉満坊』という店は
英語名が"Dim Sum"
(・・・もう何も言うまい・・・)
この辺はエリア的にはこじんまりして
交通量も人も少ないから気楽でいい。

注文用紙小奇麗な高級ファミレス風店内。
こんな注文用紙を渡されて
食べたいものに印をつけて渡す。
この店の場合ありがたいことに
写真つきの英語日本語メニューがある。

注文用紙の番号とメニュー番号を付き合わせると、単に経文のようにしか見えない注文表が解読できる仕組みになっている。

蝦餃蒸し餃子





左「燕液帝皇明蝦餃」ともう一種類。
左は要するにおなじみ「エビ蒸し餃子」。
大きなプリプリの海老が入っていてウマイ。
もう一個は・・・忘れた。
確かかなりサッパリした中身だったと思う。

蓮の葉包みご飯中身





「古式飄香荷葉飯」こと蓮の葉包みご飯(だったと思う)。
ふっくらと蒸された「おこわ」に蓮の葉の仄かな香り。
鶏やら椎茸やらが色々入っている(右は中身)。

大根もち湯葉巻き





「大根もち」と「湯葉巻き蒸し」。
大根もちの食感が、ふんわりしていて面白い。
湯葉巻き蒸しの中身は忘れた。

個人的好みから行くと、この店ちょっと味が濃いのだ。
ついつい興奮状態で弾丸超特急のよーに片っ端から品名をコールしてしまったが「こういう点心は味付けの似たものが多い」という原則を食べてから思い出した。
これは20年以上前の香港でも日本でも、何度となくやって懲りていたはずなんだがな・・・しかも昨夜の反省など一瞬でどこかに吹っ飛んでいるではないか。

ばかばか。

腸粉「豉油皇香煎腸粉」こと「腸粉の牡蠣油炒め」
腸粉は米の粉で作ったクレープを
シンプルに牡蠣油で炒めたもの。
ナッツ系の香りのするタレと
甜麺醤風のタレがつく。

実はオット、前夜行ったレストランでメニューの写真を指差して「コレが食べたい!」と珍しく自己主張をしたのだが、品切れで食べられなかったのが「叉焼腸粉」。
よくあるのは、このモッチリねっとりした皮で海老やら叉焼やらを巻いて蒸したもので、オットもそれが食べたかったのだが・・・ごめん、こういうのもあるって知らなかったんだよう・・・実は写真をみて「どうも違うな」とは思ったのだけれど、まあ物は試し、と勢いで注文してしまったのだ。

文句を言うなら、自分で注文をしなさい!と、不満そうなオットと目を合わせないようにする。
コレがまたてんこ盛りなので、次第にテーブルは修行の場となっていくのだった。

シュウマイ盛り合わせ小龍包





「シュウマイ三種盛り合わせ」と・・・小龍包・・・いや、なんだかつい条件反射でコールかけちゃったんですよ。
正式には「魚翅鮮肉小龍包」で、フカヒレ入り。
日本で出てくれば「まあ許せる類」の小龍包だ。
わざわざ香港で食べるまでもない。
そんなことはわかっているけど、やっぱりついつい・・・うう。

豚肉オコワ「竹筒咸魚肉片飯」
塩漬け魚入り豚肉のせ竹筒蒸し御飯。
コレ一品だけ空腹状態で喰ったら
きっと感動したに違いない。
横に添えられたタレをかけて食べる。

修行はすでに苦行となっている。
昨日食べ過ぎてあんなに反省したのはぁ〜、どこのどいつだ〜い?
・・・アタシだよっ!

もう既にお分かりの通り、こういう点心類って選び方にもよるのだろうけれど、どうもベースの味が似通っているように思うのだ。
だから三種類も食べると口が飽きてくる。
そもそもコレはアカラサマな頼みすぎなのである。
あと、ここは美味しいとかなり評判だが、どうもワタシらには味が濃い。
いや三品くらいまでなら、十分に美味しくいただけるはず・・・(嘆)

しかし、ここで再び注文用紙を睨むワタシ。
オットの目に昨夜と同様殺気が走る。
でも、再注文を強行。人間、時には状況に流されぬ勇気が必要だ!

燕の巣と白木耳蛙の卵巣





デザートは別腹・・・と、いうか、こういうものを食べたほうが胃がサッパリしそうな気がしたのだ。
実際サッパリした。本当だ。うにゃ。
甘いものをほしがる自分など普段なら考えられないのだが、実はこのときはビールも頼まずお茶だけひたすら飲み続けていたので「ちょっとスイーツでも」な気分にもなれた。

左「白きくらげのココナッツミルク煮込み」
甘味控えめで、口の中がサッパリする。
右「雪蛤と棗と蓮の実のシロップ煮」
ちょいとシロップ甘めだが、蓮の実がホクホクしてウマイ。
さて「雪蛤」ってなにか、というと「蛙の卵巣周りの脂肪」だ。
汁の上のほうにプヨプヨ浮いてる白っぽいもの。

「蛙の卵巣」なんていわれると「うげ」と思うが、これは燕の巣並みの高級食材で、ここでも一品HK$60もした。1000円近い。
単に面白がって頼んでいたのだけれど、後で調べたら、美肌美容滋養強壮効果が高いらしい。蛙といったって、どんな蛙でもいいわけじゃなくて、中国東北部の限られた山中に棲息する「中国林蛙」でなければいけない。
しかも卵巣だから雌蛙のみ。
それをチマチマ集めて乾物にするのだから、中国人て偉大だと思う。

それにしても、中華スイーツってなんだかウマイ。
酒でなく茶ばかり飲むのも異変だが、さらにスイーツに嵌るという
異常事態がこの後続くのであった。

ちなみにこの店は、一品HK$25〜35くらい。
お勘定はその辺から適宜想像していただければ。
安い店ではないが、店内はきれいだ。
ちょっと味が濃い印象はあるけれど、それはあくまでもクイスギの故。
そこそこ美味しい店だと思う。
でも、遠路タクシーを飛ばすほどではないかなあ。

教訓: 飲茶はオヤツだ。喰いすぎ厳禁!


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学習能力強化も今年の課題だな・・・。



海老腸粉。よく広東料理の点心にあるのがコレです。

東京中華スイーツ―人気店50軒のスイーツから簡単オリジナルレシピまで (Neko mook (813))

早速買いました。けっこう都内に店はある。参考にはなります(燃)
レシピはワタシ的には役立たずだったが・・・。

arima0831 at 02:20|PermalinkComments(12)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

January 09, 2008

香港ほにゃらら記 其の二 〜到着即大食〜

ほぼ徹夜で早朝5時に家を出たけれど、ようやくホテルに辿り着いたのは夕方ごろだった。
やはり香港は、熊本の山奥や真夏の渋滞を踏み越えた先の伊豆よりも
多少遠い。
さすがは海外だな。

到着後ちょっとゴタゴタしたが、とりあえず省略。
(食べ物がらみ以外は「ぶらぶら」のほうに上げようかなあ、と思っているので、あわせてご参照いただければ幸い・・・といいつつ、ナニをどっちに振るかまだ思案中)

右も左もまったくワカランので、とりあえずホテルのフロントに「ここはどこなのでしょおか?」と尋ねたら、銅羅湾エリア周辺、ということだった。
銅羅湾と書いて「コーズウェイベイ」と読む。
中華系の漢字変換の規則性って、なんかよくわからん。

「近くて賑わっててレストランなんかがあるのはどっちのほうだろか?」と尋ねたら、「タイムズスクエア」という大きな商業ビル辺りが賑やかで、歩いて5分くらいだよ、との由。
もらった地図をポケットに突っ込んで、だらだらとそっちに向かう。

houjoushukaタイムズ・スクエアを目指したはずが
いつの間にか微妙に方向がずれていた。
超級方向音痴のワタシが地図をにらみ
究極方向音痴のオットが
ほけらほけらとあとをついてくると
まず目的地にストレートに辿り着けない。
だからこういうときには
目的地をなるべく設定しないことにしている。
ここは Leighton Rd.という通り沿い。

houjoushukaくたびれていて思考停止状態なので
とりあえず目に付いた大きな看板の店に入る。
そういえばお腹が空いた。ビールも飲みたい。
夕方5時ごろでまだ時間は早いので
店はがらがらだ。


ビールの色々塩P





まずお茶の種類を聞かれるので、とりあえず普洱茶をたのむ。
そうそうビールもちょうだいね、と言ったら、ほいと別のリストをくれた。

サンミゲル=生力、ハイネケン=喜力

規則性はワカランが、こういう漢字変換センスは素晴らしい。

イキルチカラのほうがヨロコブチカラよりも安かったのでサンミゲルに。
生きているだけより、生きて喜ぶほうが少しばかり贅沢なのだ。
ううむ。

それにしても何故「スタウト=波打」なんだろうか?
理不尽さと素晴らしさに混じって、たまに規則性らしきものも顔を出す。
要するに、そういう国のそういう人たちなんだろうな。
きっと日本人観光客にありがちな行動なんだろうが、
オットと二人しばし漢字変換をネタにひゃあひゃあ喜んで過ごす。
突き出しにくれた塩茹でピーナツがウマイ。

スープスープ(アップ)





豆腐ほか色々入ったスープ。
器が小型の洗面器並み。コレだけで二名一食分の大きさだ。
しかし、薄味だがこくがあってウマイ。
豆腐以外に、みじん切りの叉焼やら野菜やら蓮の実やらがどっさり。
小さなお椀に何回取っても減らない、不思議なスープなのであった。

海老湯麺なぜかいきなり海老湯麺がきた。
こちらは小型ラーメン丼程度だが
てんこ盛りの具がすごい。
海老はぷりっぷり。
野菜はシャキシャキ。

スープがまた違う味わい。
日本の中華料理で出てくるいわゆる中華麺とは違う味の出汁。
サッパリ味で、しみじみ胃の腑にしみる。
なによりこの固めの細麺がステキだ。
何度か「香港にあるような麺を出す店は中華街にないか?!」という声を聞いたことがあるが、確かにコレはまた食べたくなるなあ。
特に凝った麺には思えないのに、何故日本にあまりないのだろう?

ウマイぞウマイ!
が、コレも侮れない量がてんこ盛りの具の下に潜んでいるのだった。

玉子の白身と蟹の炒め玉子の白身と蟹の炒め。
ちょっと味が濃いが、食感が面白い。
ご飯がほしくなる味だ・・・と
ついチャーハンを追加オーダーしてしまう。

これもまた、食べても食べても減らない不思議な一品・・・嗚呼。

チキンのロースト鶏のローストを半分。
鶏の味がまるで違うぢゃないかーー!
外側はパリパリなのに
肉にはしっとり弾力があって
噛めばジュワァジュワァと肉汁が・・・

鳥インフルエンザがどうした!と強く激しく思いつつ骨にむしゃぶりつく。
はぁはぁ。
素手で骨をしゃぶっていると、何故呼吸が荒くなるのかね?

しかーーーし!
量は要するに鶏半羽分なのだ。嗚呼。

チャーハンふと我に帰ると店は満席になっていた。
最初はヒマだった厨房が
各メニューをイッキ出ししたのだが
チャーハンがなかなか来ない。
来たら・・・爆量だった、嗚呼。

某店のブタニクチャーハンを思い出す。
ナイスなルックスの通り、味も似ているがちょっと薄め。
何故まだ喰えるのかわからないまま、二人無言で喰い続ける。
刻んだ叉焼のようなものがやたらにウマイ。
海老もぷりぷり。

ここで「あのブタニクチャーハンはいくらだったっけ」などと考えるのは
野暮ってもんだろうが・・・恵比寿の方が安い(笑)

ぱりぱりちょろメニューには楽しい日本語訳付き。
この「ぱりぱりちょろ」とは
要するに「パリパリに焼いた腸」らしい。
食べたいよう・・・と呟くが
どんより濁り始めたオットの目に殺気。

「お持ち帰りにしても・・・」の一言を満腹の体内に押し戻し飲み下す。
ふう、嗚呼。

「初日ではあるし、さらっと街に出てさらっとなにか軽く食べよう」と言った
そんな記憶は既に遠く、全身を胃にして街を転がりホテルに向かう。

大晦日のタイムズスクエア周辺は、そろそろかなりな人出になっていた。
派手なカウントダウンがあるそうだ。
これはホテルの部屋で胃部をさすりつつ「イキルチカラ」とともに寝転がってテレビで見物した。

教訓: お食事は、計画的に。


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まだ一食目。



蓮の実は鎮静と整腸に薬効あり、とか。
特に「下り線乗車中」に柔らかく煮たやつが良いそうな。
はあ、なるほどね・・・(となぜか納得する)。

D09 地球の歩き方 香港/マカオ 2007~2008 (地球の歩き方 D 9)

最近の「地球の歩き方」は、けっこうアテになります。

arima0831 at 02:10|PermalinkComments(16)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

January 07, 2008

香港ほにゃらら記 其の一 〜酒の謎〜

2008年が明けた。
新しい年だ。

ねずみ猫らへのクリスマス・プレゼントに
せっかく買ってやった「ねずみのおもちゃ」は
見向きもされずに縁起物に化けた。
あとで干支だったことに気付いたのだ。
いいのかそれで?!

さて2000年以降ずっと、お正月はオットの郷里の熊本は人吉で過ごしていたのだけれど、今年は久しぶりに海外に出ることにして、香港マカオに向かったのは昨年ご報告したとおり・・・。

出発が31日の朝で、香港に着いてバタバタしているうちに年明け。
正月ムードも消えた昨夜遅くに戻ってきたので、どうも新しい年を迎えたという気がしない。
今日買出しに行って、夜は鰤と鶏と野菜のたくさん入ったお雑煮を食べて、ここでようやくお正月の残り香くらいはかろうじてつかまえた次第。

でも伊達巻も錦玉子もなし、というのは、ちょっと寂しい。
御節にこだわりはないんだけど、伊達巻と錦玉子だけは好きなのよ。
こういう季節感だけは立派だぞ、ニッポン!
売ってるはずはあるまいと思っていたが、やっぱりありませんでしたとさ。
ちぇ。

到着日は大晦日。
香港のカウントダウンも、相当派手やかではあるらしい。
今回泊まったホテルは『タイムズスクエア』なる場所の近辺で、これはまあ言ってみりゃあ、みなとみらいのクイーンズが横浜西口に引っ越してきたような代物なんだけど、ここにワンサカ人が出てきて花火が上がったりする、らしい。
テレビで見てました。
そうそう、紅白歌合戦も見た。
なにやってんだまったく。

しかーし・・・!
旅行先で写真撮ると、整理が大変だっ!!
なんと150枚以上撮ってた。
目が四角くなってるんじゃなかろうか。
しかも、ほとんど食べたものばっかり・・・。
あとはどうでもいいような周辺風景。
これ、どうするつもりよ・・・と、自分に聞いてみる。

うにゃ。

と、いうわけで、ぼちぼち整理して適宜ご報告します。

とりあえず「!」だったポイント其の一・・・

あまり酒を飲まずにお茶ばっかり飲んでいた(!)

どうも周囲のテーブルの、特に家族連れや身内の気楽な食事の風景を見ていると、ナニカがどうも変なのだ。よくよく見ると、ナゼかテーブルに酒がほとんど見当たらない。お気楽なところしか行ってないので、高級店だとどうだかサッパリわからないが、お茶ばっかり飲んでいる。

別に真似するわけでもないが、ワタシもオットのビールをちょいと舐めたらあとはお茶だった。
「なんだかお酒よりもお茶のほうが美味しいなあ」とオットにいったら
「酒を飲むと腹がふくれて、よけいに食べられなくなるからだろう」
・・・うみゃ、そこじゃないと思うんですけど・・・。

どうも香港のクイモノは、あんまり酒を呼ばないみたい。
ワタシだけだろか?

ううむ、と悩んで(悩むほどのことか?)、泊まったホテルにいた日本人スタッフのMさんにオソルオソル尋ねたところ

「飲まなくもないけれど、酒を飲む席と食事の席は別に考える人が多いです。同僚や知り合いに日本人はみんなそろってアル中なのか、とかよく聞かれますよ」

というお答えだったから、そう大きく外れてはいないらしい。

飲み屋やバーは別にあって、そういうところはまたそれなりに繁盛しているようだったけど、今回はあんまり行きませんでしたとさ。

と、いうわけで、ほとんど酒も飲まずにお茶ばっかり飲んでいた。
ワタシとしては天変地異といってよろしい。
いや、部屋でゴロゴロしながらビールくらい飲みましたがね。

ええと、こういうことを言うと「ウソツキ!」という大合唱が沸き起こりそうな気がして言うのが怖いんだけど、正直に告白すると『大珍楼別館』なんかで食事をしていても、実はそれほど強烈に酒心をそそられて飲んでたわけではなくて、なんとなく流れでガバガバ飲んでただけ、という気がする。
あんまり酒を飲むと料理が不味くなるような気すらしたけど、周りが飲んでいるとついついつられて・・・ああっ、石を投げないで・・・イタタ!

サンミゲルとかなんとか言いながら
外で買って部屋で飲んでたサンミゲル。
現地名は「生力啤酒」。
イキルチカラ!
素敵な名前だなあ。

中国語の漢字変換能力って、時に納得行かないが時にスバラシイ。

名前もいいが一番安くて、1缶100円位。
滞在中はお世話になりました。
そこか、感謝のポイントは?!

てなぐあいに、気が向いたらテレテレご報告します。
いや、もっと激しいサプライズも起きるんですよ・・・香港オソルべし。

どうも締まらないスタートですが、皆様本年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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ちなみに、キッチリと太りました。嗚呼。



結局買い損なった、中国茶用マグカップ(嘆)

カラー新書 中国茶図鑑 (文春新書)

イマサラこんな本を買うのだった。遅すぎ!


冒頭写真のねずみのおもちゃ。一匹10円。

arima0831 at 00:41|PermalinkComments(21)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote