タイ

January 22, 2011

バンコク『永和豆漿』で、小腹を満たす 〜謎の微笑みタイランド 其の四〜 

昼頃にプーケットを発って、一時間ほどでバンコク着。
空港から乗り込んだタクシーの中は、骨まで凍れよとばかりにキリキリとエアコンが効いている。寒いんで窓を開けたら、排気ガスの匂いに満ちた空気がモワモワと車中に満ちた。
こりゃイカン。
しょうがないので窓を閉めて、運転手にエアコンを下げてもらうことにする。

運転手は「にあァ〜〜、ぷァ〜ン、トァ〜〜」的なこと(タイ語はみんなそう聞こえる)を申し述べる。よくしゃべる猫と対話しているみたい。
あ、そうか、なるほどそういうことね、となにか理解したような気分で、こちらはこちらの思うところを英語で申し述べているうち、微笑み(若干暗め)とともに、ブンブン吹きまくっていたエアコンの風がスルスルと穏当なレベルに落ちた。やれやれ。

猫との対話に関しては、ワタシ年季が入っているのだ。
本当の猫相手の場合、どこの国でも日本語で話すがね。
でもとりあえず相手は人間なので、猫よりかなり理解し受け入れてくれる率が高い、ような気がする。今のところは。
やっぱり人類の基本は話し合いですよ。
うみゃ。

シーロム通りのホテルに着くと、既に2時をかなりまわっていた。空腹だ。
夜にしっかりなにか食べに行くハズなので、昼は軽く抑えるべし、ということで、アパ経の先導でホテルにわりと近いらしい店に向かう。
アパ経によると、このロケーションは「銀座」なんだそうだ。
ホテルがあるのは銀座八丁目くらいの位置。

バンコクの街にはBTSなるモノレールが走っていて、これがまあ実に立派で清潔な乗り物。
これができるまでは、ずいぶん大変なところだったらしい。
ホテルから徒歩5分ほどのところにスラサック駅があって、そこから一駅。
チョンノンシー駅のすぐそばに、目指す店はあった。


永和

ここだ。
前夜アパ経に「バンコクの中華って結構いけるんではねーの?」と絡んだので、連れてきてくれたのだ。
タイ料理はイヤでもなんでもないが、安くて美味い中華があるならそれはそれで素晴らしいことだよ。
しかも、店構えからして、なんかちょっといい匂いではないか♪

永和 (6)

とりあえず何品かオーダーして、店のお姐さんが引っ込んだ、そのほんの一瞬後に出てきた空芯菜炒め。
炒めモノ超速攻の店は、間違いなく美味い店、の法則。
薄味だがちゃんと出汁が回って、どんぴしゃな炒め具合だ。
うふふ♪

永和 (2)

水餃子もウマイ。
若干皮が柔らか目だが、餡の味がくどくないのでスルスルと胃におさまる。
もっとうまい水餃子は探せばあろうが、基本このくらいならば「いいじゃん♪」とニッコリ笑える内容。
しかもこの店は安い。

永和 (1)

ところでこの店、店名からわかるように本来「豆乳の店」だったのだそうな。

永和 (3)

白黒二色頼む。
黒いほうは、タイの物価を考えるとずいぶん強気な値付けだが、確かに味も香りも濃くて旨い。
ただし、一杯目は甘味がしっかり入っていたのだった。
黒をオカワリして、今度は甘味抜きにしてもらう。

日本はさすが大豆の国で、そこそこいい豆乳が日常的に買えるから、それに比べれば味わいが薄いような気はするが、臭みはないので誰にでも飲みやすそうだ。

永和 (5)

そして小龍包が、もくもく湯気を立ててやってきた。
薄い皮をの頭を引っ張って持ち上げると、底がプクッとして汁がタプタプする。
これも餡の味がしつこくなくて美味い!
思いがけず楽しいランチとなりつつある。
ぐふふふ。

永和 (7)

「夜に備えて小腹を満たす」という当初目標は既にクリアしたのだが、どうもここで終わるのがちょっと寂しい店だ。

この葱入り餅とやらが、なんだか大変ステキな感じで・・・

永和 (8)

ということで、豚肉入りの葱入り油餅ナントカ。
薄い小麦粉の生地で、甘味噌を塗った薄切り焼豚と葱をグルグル巻いて、外側をパリパリに焼いたもの。
美味しそうでしょ。美味しいんですよ。
オヤツ兼軽食にはステキな一品である。

・・・一品だけ喰うならば・・・。

これを喰ってるうちに、満腹ゲージがグググとMAXを指してしまった。
そもそも餃子にしても小龍包にしても、粉ものだからそこそこお腹は膨れる。
イカン、もう喰えん。
今こうして見ても、二人前の軽食という量ではなくなっているじゃないか。
やれやれ。

でもウマカッタな♪
またバンコクにくることがあったら、絶対にリピートするぞ。

こういう時は本当に胃が二つ欲しい。

永和豆漿


外は30℃を越える暑さ。
しかも空気が湿気でねっとり澱んでいる。
でもアパ経に言わせると「バンコクにしては爽やかで涼しい」そうだ。
この排気ガス充満度100%な空気だけで、既に「爽やかさ」とは無縁な街に思えるんだが。

暑くて空気が悪いだけではなく、車道と路肩の落差がやけに激しくて、まっすぐスタスタ歩けないもんだから、歩けば歩くほどムダな疲労が募る。
歩行者の便宜なんてものは、まったく想定されていないらしい。

後で聞いたら、この街でガツガツ歩き回るヤツは単なるアホなんだそうだ。
なるほど、この空気と気温の中で長く生活したら、歩きまわって移動しようなんて発想は消えうせるに違いない。

そうそう、よくよく思いだしてみたら、昔住んでたカイロもそうでしたっけね。

日本帰国当時、いちいち駅まで歩いて、電車乗って、また歩いて目的地へ・・・
というパターンが、もうそれはそれは苦痛だったのを思い出す。
ついついタクシーに乗りまくって、財政破綻しかけたっけ。

あれから十余年。人間どんな生活にも、馴染んで慣れるもんだ嗚呼。



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なんのかんのとウダウダ夜に続く。




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ところで上記の詳細は、全てこの『歩くバンコク』で拾い出したもの。ワタシはアパ経がくれた「2008〜9年版」を握って歩いてました。これ、いいよ♪


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タイではこの「ナラヤ」なる店が人気だそうだ。パステルカラーにリボンのついたポーチとか。ゴメン、ワタシには理解できないセンス・・・。

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January 09, 2011

プーケット『温泉ビーチホテル』のホテルめし 第二夜 〜謎の微笑みタイランド 其の三〜

プーケットのホテルは意外にメシがうまかった話の続き。

ここの朝食はビュッフェで、ごくごく標準型。
タイ式の粥(チョーク)が出ていたので、毎朝これに山ほど生姜を放り込んで食べた。
こういう粥って、朝食にはなにより。
さっぱりした味わいがなかなか嬉しい。
何故日本は朝粥文化がイマイチ根付かなかったのだろう、と思うと、なんだか残念になる。

タイの生姜は辛味も香りも強い。
生姜=冬向けのイメージだったが、これなら暑気払いにも効きそうだ。
ジンジャー・ティーなんてもんもあって、これは気に入ったので買ってきてしまった。


プーケット温泉ホテル パッタイ (1)

海で泳いで帰ってきたら、アパ経女史がランチに喰ってたパッタイ。
ちょびっと分けてもらったけど、麺がくにゅっとした歯ざわりで美味かった。
メニューにないけど、頼んだら作ってくれたのだ、との由。

そして二日目の夜も同じレストランへ。

プーケット温泉ホテル メシ二日目 海老さつま揚げ

海老さつま揚げ。トート・マン・クン。
日本でもよく見かける料理だけど、こういう風にしっかり衣をつけて揚げたタイプは初めてみた。
海老のすり身を揚げたもの。
ビールが進む一品だぞ♪
横の甘辛なタレにつけて食べる。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 ヤムウンセン

ヤムウンセンこと春雨サラダ。
一見ごくごく穏当な感じなのだが、何故か前夜よりも辛さがレベルアップしてきている。
何も言っていないはずだが、そこに沈んだタレからは「ん?」と思うくらいのアタックが来・・・と思っていたら、最後の一口でガツンと一発。
ふへふへ、とか言いながら食べる。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 トムヤムクン

ごくごく上品なトムヤムクン。
辛さはほどほど。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 ソフトシェルクラブ

アパ経リクエストでソフトシェル・クラブの炒めもの。
辛くはない。
味付けは中華のトウチみたいなもの。

ビールでない飲みものが欲しくなる味だが、ワインが法外に高いのでやめた。
タイの場合、ワインはじめ輸入酒一般は酒税が高いので、非常に高価になる。
昔の日本みたいなものだな。

なんかもうちょっと飲みたかったので、食後バーに移動したら、妙に甘ったるそうなカクテルを勧められた。
パスして地味にジン&ソーダを啜る。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 怪しいグラッパ


アパ経がグラッパを頼んだら、どこからともなくこんなボトルを掘りだしてきて、ホコリをパタパタはらって出してくれた。
開けたとたんに怪しい大魔神でも出てきそうな、なんかいわくありげな怪しいシロモノ。止めようとしたが、ちょっと遅かった。

結局中身はフツーに透明な焼酎系のグラッパで、特にぼったくられることもなかったが、いろんな意味で珍品と言えるのかも。

ま、いいか。


と、いう次第で、二泊三日分はたっぷり満喫できた。
のんびりするには実によいホテルだ。
メシもなかなか美味い。
いわゆるリゾートホテルの食事なんて、ワタシの経験ではどうにもならんほど不味くてしょうもないケースのほうが多いので、これはなかなか優秀だと思う。

三日目昼頃、空路バンコクへ。
まずは空気の悪さに唖然とする。
カイロや東京の空気なんて、ここと比べれば清浄なもんだ。
噂には聞いていたが、冗談抜きで外に一歩出ると排気ガスくさい。
幸か不幸か空気のやけに良いところで数日過ごして、都会の垢を半端にリセットしたせいだか、この匂いは余計ダイレクトに目と鼻を直撃するのだった。

ううむ・・・と唸りつつ、バンコク編に続く。



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なんと言ってもやっぱり、あの誰もいない青い海が贅沢でした♪


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悪の組織に拉致された象を救出にシドニーに乗り込む話。面白いよ♪
ちなみに最近公開の『マッハ!!!弐』は、まるっきり弾けないダメ映画だった。
そうそう、現地的にはトニー・ジャーさんは、トップクラスのイケメンです・・・。

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実は案外安直に、ご家庭で作れちゃったりするのか・・・?

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January 05, 2011

プーケット『温泉ビーチホテル』のホテルめし 〜謎の微笑みタイランド 其の二〜

そんなこんな次第で、意外な高級リゾート(?)だったことが判明した、プーケットの温泉ビーチホテル
「温泉ビーチ」と日本語で呼んでしまうと、なんだか思いっきり安っぽいイメージなのだが、ホテルとしては悪くないと思う。
実際5つ星なんだよ。あらびっくり。

まあ、同じプーケットには、バンヤンツリーだのアマンプリだの、世界に名だたる超高級リゾートがぞろぞろ揃っているわけで、そんなところに比べればはるかに地味ではあろう。
素晴らしく贅沢なんてものではなくて、ゆったりのんびりシンプルな造りだ。
しかしワタシのような庶民にしてみると、むやみやたらな高級リゾートよりは、多少鄙びた感じがむしろ居心地良かった。

ここの名前は本当にベタに「ザ・ホットスプリング・ビーチ」で、系列もなんもない、どうも華僑経営らしき単館ホテル。ホテル開発してたら温泉が湧いちゃったのか、温泉が湧いてるからそこにホテルを乗っけちゃったのか、どっちがどうだかよくわからんのだが、一応ホテルのホームページで謳われているところでは「タイで唯一の温泉ホテル」なんだそうな。

実はイマサラ初めて、地図でしみじみと位置を確認してみたのだが、なるほどこれは未開発地域かもしらん、と納得がいった。
例えば、海外旅行のプロであるアパ経さんのお言葉を借りれば「ヴェネツィアだったらメストレ地区」という位置にある。
キッパリと島の中心に背を向けて、空港から橋を渡って本土に入ってすぐ、くらいの場所だ。だから厳密に言えば「プーケット島」にあるわけではない。
島の向かい側に最近開発されてる、準プーケット的なリゾートとでも言おうか。

で、喰いモンの話。
今回は二泊なので、食事はホテルになった。
ヴェツィアのメストレならば、フツーの準都市生活があるかもしれんが、プーケットのメストレ(?)にはキッパリなにもない。
ホテル周辺には、ひたすら闇夜が広がるのみなのである。

いや、探せばあるかもしれないけど、わざわざ辺地のリゾートホテルから、遠路タクシーかっとばす手間暇金は単に無駄だろう、というアパ経のプロの判断。
ワタシも異論はないよ。


プーケット温泉ホテル メシ初日 チキンのバナナの葉包み

まずはチキンの蒸しもの。
鶏の胸肉を笹まんじゅう状にバナナの葉で包んで、蒸し上げたものらしい。
大きさは一切れ2センチ四方くらい。
辛くない上品な前菜だ。

プーケット温泉ホテル メシ初日 海鮮サラダ

シーフードのサラダ。
「スパイシーにしますか?」と微笑みとともに聞かれて、素直にイエスと答えられない自分が悲しい。
でも「辛口文化圏」の人に「辛くしろ」などとうっかり口走るのは自殺行為。
あんな四川の店やこんな韓国の店の経験なんかから、そこんとこは身に染みている。
しかもあくまでホームの日本で自爆寸前まで追い込まれるのなら、世界に冠たる激辛王国タイで、現地タイ人を相手に「辛いのは平気」などと、言えようはずがなかろ。

まだ先もあるので「モデレートな感じでよろしくね」と若干卑屈に頼む。
結果、日本のタイ料理屋で「やや辛」くらいな感じで出てきた。
辛さについては、あともうちょっとは頑張れそうな感じがする。
自分としては、ということだが。

しかし、ハーブたっぷりだし、上品ながら甘辛酸のバランスは良くて、基本的にウマイ。


プーケット温泉ホテル メシ初日 トムカーガイ

トムカーガイ。ココナツミルクと鶏のスープ。
これまた上品なルックスどおりの上品な味わい。
好みとしては、もうちょっと濃いといいんだが、これもさっぱりしてイイよ。

辛さ、モデレート。
もうちょっとイケそうな気がする。

プーケット温泉ホテル メシ初日 イエローカレー

イエローカレー。
緑も赤も好きだが、まずはマイルドなカレーから始めてみた。


プーケット温泉ホテル メシ初日 もち米マンゴ

アパ経の大好物だという、カオニャオ・マムアンなるデザート。
ナンダその猫の鳴き声みたいなヤツ、と思えば、蒸したもち米(カオニャオ)に甘いココナッツミルクをかけて、マンゴー(マムアン)をのっけたもの、なのだった。

なんだか怪しい組み合わせだが、喰ってみれば意外に面白いバランス。
ワタシの日本的感性によると、どう考えても仲良しこよしではありえないマンゴーの酸味ともち米のねっとり感が、うまい具合にココナッツミルクの甘味と旨味とコッテリ感で溶け合わさっている。
もち米なんて、本来蒸暑い時に今ひとつ食指が動かないモノなんだけど、こうやってマンゴの酸味が絡むとするっと喉を通るから不思議なもんだ。

そうか、こういう組み合わせを考えつくあたり、タイ人て喰い意地のはった国民なのだね、と思う。だってどう考えたって、食後手近にあったもんを、お手軽にデザート用にやっつけちゃった感の強い組み合わせだろ。違うか?
この辺の感性が素朴(OR粗野)な国民だと、フツーにマンゴだけかじって終わるはずだよ。

しかも、これがウマイんだねえ・・・ううむ、と軽く無口になってみた。

或いは・・・と、さらに考えた。
絶対的な権威と権力を併せ持った君主が過去存在した国、か?
自分のために日がな一日「なにか目先の変わった美味佳肴」を考え続けてくれる人間を、キッチリ抱えて切磋琢磨させられるくらいの懐がある絶対君主の存在した国は、なんだかんだ言って結局メシが旨い。
捻りの効いた面白い味わいって、日々喰うだけで精一杯の庶民ばっかりの国には、なかなか育まれないような気がするんだな。

さて、どっちだろう、この場合。

謎の微笑みタイランド、やっぱりなんだか奥の深そうな国だなあ・・・と思いつつ、食後に温泉プールで泳いだりして、初日の夜は穏当に更けたのだった。


(つづく)



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はあ、びばのんのん♪



D17 地球の歩き方 タイ 2010~2011D17 地球の歩き方 タイ 2010~2011
著者:地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社(2010-02-06)
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とりあえずこの本を一冊持って行ったが、タイに関しちゃもっとマシな本がある様子。なにより、最近のこのシリーズ、美麗化してカラー写真満載になって紙質向上までした結果、実に重たくて持って歩くには辛い本になった。
「地球の歩き方」が座学用の参考書になる日・・・?時代も変わったな。


2011 壁掛カレンダー 越前和紙<S> 動物柄(デザインフィル ミドリカンパニー)
2011 壁掛カレンダー 越前和紙<S> 動物柄(デザインフィル ミドリカンパニー)

実にステキな和紙のカレンダー。毎月使用後、絵葉書に使えるのもナイス♪

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December 30, 2010

プーケットはやっぱり夏だった話 〜謎の微笑みタイランド 其の一〜

なんだか突発的にストレス度が上がっていた11月〜12月。
一通り片付いたら、仕上げになんとなくタイ旅行が待っていた。

爆食鯨飲仲間のアパ経女史が誘ってくれたんである。
しかも、激安航空券&激安高級ホテル手配までやってくれた。
どうせ彼女は行くから、一人行くも二人行くも同じこと、ということだそうだが、チャット状態のメールを数回やりとりしただけで手配コンプリート。
ワタシは申込書などの類に文字一個記入せぬまま、口を半開きにした状態で、成田空港まで体を運んだだけという、類稀なラクチンさなのだった。
持つべきものは有能な友達だ。

まずはタイ航空のカウンター前で、アパ経に向かって合掌礼拝してみる。
タイってこんな格好の挨拶をする国だったっけなあ、そういえば・・・とか思いつつ。

タイ。
未知の国である。
プーケットは一度行ったが、リゾートホテルの集合地帯で一週間くらい過ごしただけで、あれはあれで悪くなかったが、とりあえず土地勘や現地事情に貢献してくれる経験じゃない。

アパ経はタイ渡航回数無数な達人、ということで、出発前に丸投げ宣言をして、すっかり開き直ったワタシ。
とりあえず「行ってから読む」と数冊本は買ったが、本当にそれだけ。

空港でまずはコートとマフラーをスーツケースに突っ込んで、長袖Tシャツにダンガリーという「とりあえず初夏&初秋向け」なスタイルになる。
行く先のプーケット&バンコクは「30度越えで真夏の気候」と一応聞いちゃあいたよ。
でもな、このクソ寒い12月のアタマにそんなことを言われたって、我が貧困な想像力がついていかないんだよね。

水着?
馬鹿いえ。
今は冬だぞ。

プーケット到着後即、ダンガリーを脱ぎ、長袖を目一杯めくり上げるワタシ。
ジーンズなんかはいている自分を呪う。
なんせ現地は35度なのである。
それも夕方なのに。

ふと周りを見回すと、この鬱蒼と垂れ込めるような蒸暑い南国の空気の中、成田発の日本人らは、ある者は周囲の不快指数を突き上げるようなファー付きのジャケットを身にまとい、ある者は見ているだけで暑苦しさにココロが腐りそうなブーツに足を突っ込み、そして隣のアパ経だって「だから言ったじゃあないですか」といいつつ、ワンピースは夏向けでも脚には黒いタイツ着用だし・・・まあ、これが人間の性というものなのだろうな。しょうがあるめい。

ホテル着、即長袖もジーンズもスーツケースの奥に突っ込んで、短パン・袖なし・ビーサン化するワタシ。
見ればアパ経も、蹴り飛ばすような勢いでタイツを脱いでいた。

とにかく、脱いでしまえばこっちのモン、とは誰が言ったのであろう?
ふんっ!と鼻息で気分はもう夏。リセット完了である。

で、翌朝。
アパ経がマッサージに出かけちゃった後で「ビーチに行きたい」とフロントに言ったら、ぶーんと車で5分・・・


プーケット ビーチ&温泉2010 (3)プーケット ビーチ&温泉2010 (2)


右も左も、誰もいない海、なのであった。
プライベートビーチって言うか、完全に単なる誰もいない海。

馬鹿言え・・・とか言いつつ、一応水着を荷物に入れたのは、実に正解だった。
ヤケクソで荷作りをしたので、あくまでも勢いだったのだが、人間勢いでやったことが正解に繋がることもあるもんだ。

「ええと、ビーチチェア、必要ですよね・・・」と微笑み呟くホテルのスタッフ。
「水もちょーだい」
「・・・ああ、おお、はいはい・・・」と、スタッフまた微笑む。
アルカイックスマイルに東洋的な諦観を溶かし入れたような、α波を誘う微笑。

タオルは車に乗る前に、別の微笑むスタッフから二枚与えられていた。
ホテルのプライベートビーチなのに、なんでここでタオルもらうかなあ・・・
とは思ったよ、一応。

「じゃあ、椅子取ってくる」と、スタッフも消えた。
微笑みながら。

プーケット ビーチ&温泉2010 (4)


何しろ背後はこんな状態で、そこに見えてる道路に通る車さえ滅多にない。

おーーーいっ。
すみませーーーん。
ええと、アレだね、こんなところになー、ナンボ中年でも女子を一名放置・・・

・・・していいような治安状況らしい。
そうらしい。
ううむ。

しかもワタシ、ホテルの敷地内に行くつもりだったんで、水着の上にとりあえずシャツと短パンにビーサンで、右のポケットに小銭、左にカメラ、あとは文庫本一冊にタオルを抱えた状態なのだ。
スタッフくんが椅子を持って帰ってくるかどうかも、どうも怪しい感じなので、とりあえずは泳ぐことにする。

水はキレイに澄んでいるが、冷たいということもなく、その割りに陽射しは柔らかい。
なるほど今がハイシーズン、というのもよくわかるな。
それにしちゃあ、あまりに誰もいなさすぎる気もするが。

まあ、治安に不安がない=命の危険はない(溺れたりしない限り)。
いざとなったら、30分も歩けばホテルに帰れるのだろうし。たぶん。
いや、そういうことを考えたくはないけど、最悪それでOKだよな。ううむ。

メンドクセエから、この際くつろぐことにした。
そのうち、立派なビーチチェアを担いだ奴数名を引き連れて、スタッフも戻ってきた。
微笑みながら。

はあ、なるほど・・・となんとなく思う。
はあ、なるほど。

プーケット ビー<br>
チ&温泉2010 (5)


やっほー♪♪

立ち去り際に「あ、そうそう」と、彼は左側波打ち際の彼方を指差して、
「あそこにレストランがあるから、欲しいものがあればあそこで買ってね」と
微笑みつつ言い置いて去ったのであった。
ビールを買うくらいの小銭はあって幸いだった。

木陰に置いてもらったビーチチェアで本を読み、うとうとし、海を眺めてぼんやりしながら、なんとこりゃまた贅沢なことだ、とじんわり感動する。

感動に至るまでの距離は、ちょびっと長かったような気もするがね。


プーケット ビーチ&温泉2010


ホテルに戻ったら微笑むフロントに「お友達はプールサイドです」と言われる。
ここは大きな立派なプールが三つあって、二つは温泉プール。
水着を持ってきたのが、如何ほどに正解だったかを噛み締めたよ。
なんぼ一人につき温泉プール一個貸し切り状態でも、これでは全部脱ぐわけにイカン。
世界の平穏のためにも、環境のためにも。

ちなみに湯温45度のナトリウム泉らしい。
柔らかくて肌当たりよいお湯だ。
客室の水も、こちらを使っているそうな。
水量豊富らしくて、プールのほうはアパ経の言葉を借りると
「掛け流しっつーか、出しっぱなし」の状態だった。

例えツインでも、広々したバスルームと客室の間は可動式の間仕切り一枚。
なんだこれラブホかよ、とかつい口走ってしまう二人。

イカンイカン。
もちろん速攻で閉めましたがね、間仕切りは。


プーケット ビーチ&温泉2010 (1)


ホテルの名前はなんともベタに、

The Hotspring Beach Resort & Spa

である。

部屋はツインが45㎡と大きめで天井高く、解放感があってよかった。
ツインはこれだけで、あとはみんなキングサイズベッド装備のハネムーン・スイートらしい。
うっかり間違ってアパ経と二人、そんな部屋に送り込まれなかったのは何よりだったと思っているのだが。

周囲周辺にこのホテル以外のものはほとんどなさそうなので、所謂ナイトライフを楽しみたい向きはヤメといたほうがよいと思う。
このホテルにしたって、ひなたくさいバーがボケッと営業しているだけだ。
二泊三日で見てた限りじゃ、客層の主体はリッチな中華系らしい。

でも、頭をα波に浸してほけらららと数日過ごしたければ、オススメのリゾートだと思う。
アナタは愛するヒトと是非御一緒にどうぞ、て感じ。
メシはそこそこ旨かったしね。
その辺は次回に・・・

(つづく)


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というワケで、柄にもなく意外な豪華リゾートなのだったよ、えへへ♪


残光 (ハルキ文庫)残光 (ハルキ文庫)
著者:東 直己
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海辺で読んだ本。この前編があるらしいが、単独でも勢いはあるストーリー。

【タイ お土産】 プーケットミルクチョコ6箱セット (海外のお土産 タイのおみやげ)
【タイ お土産】 プーケットミルクチョコ6箱セット (海外のお土産 タイのおみやげ)

これをネットで買うのは何の為なのだ・・・?

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