アパ経 を含む記事

September 18, 2012

浅草『468』で鱧とか押し鮨とか(はぁと) 〜2012夏に食べた美味しいもの 

9月も下旬になってしもうた。

秋風は朝晩ひっそりそよぐようには思うが、昼日中にはすかしっぺのような残暑が続く。
来月の今頃には、たぶんウールに触れても何の悪寒も覚えないし、短パン袖なしで表を歩くなんて考えたくても考えられないんだぜ・・・と思うと、日本の四季の移り変わりって激しいな。ふう。
なんせ衣替えが二週間後。
冬になるということだ。
そうかそうなんだ。そうなんだろうな。

とかいう感慨は置いといて、最近お誕生日だったので、美味しいものを何度か食べた。
半月以上前の話だが。
また中途で終わるかもしれないとは思うけど、久しぶりによく食い倒れた感があるから、一回分くらいはせめて書いておいても罰は当たるまい。

『468』と書いてヨーロッパと読む。
単なる駄洒落らしい。
まだ若い京都出身の板前さんがやっている押し鮨と京料理の店。
浅草の片隅にある。
欧米系でもなんでも無い。
店主のキャラはシンプルに明るく関西系やねん(笑)。

人生食い倒れの巨匠に教えていただいた店で、たまたまアパ経の自宅もわりと近いので数回行った。

我がお誕生日は八月の末なので、ほどよく酸味の効いた鮨なんかのイメージが浮かぶと、もうこりゃ行かなきゃいかん!ということになってしまう。

468 20120826


まずさっぱりと「うおそうめん」。

468 20120826 (1)


そして鱧。

柔らかい口当たりなのに、旨みはしっかり。
ふんわりほんわり。
よろしおすえ〜。ほえ〜。

夏休み気分満載で、冷酒なんか啜ってみる。

468 20120826 (3)


左の黒いモノは烏賊の塩辛。
墨を入れて作ってあるので不思議な濃厚さがある。

〆鯖はエッジの立った姿だが、噛めば旨味が蕩ける。
うふうふ♪

468 20120826 (2)


出汁巻き卵。
これも酒にあうんだよね〜♪

468 007


『芋吸い』というネーミングの汁物。
ジャガイモをすりおろして出汁とともに火を入れたものだそうだ。
これは冬でも夏でもいい具合に胃が温まって嬉しい。
外側かりっとした芋団子も沈んでいる。

468 006


押し鮨は盛り合わせで。
お持帰り用も色々あって、午後遅い時間に始終ガラス戸を開けるお客さんが絶えない。
アパ経が珍しくゆっくり食べているので、ああこれはどうもキライ嫌いなんだな、と気をきかせて一個多く食べてやろうとしたら、静かな店に騒乱が起きた。
ふん。

468 008


やっぱり鯖がタマラン。

浅草なのでしょっちゅうは行けないのが残念な店です。
こういう時だけは東京都心部に住みたいと思います。

一瞬だけどね。

468寿司 / 浅草駅(つくばEXP)田原町駅入谷駅

夜総合点★★★★ 4.5
昼総合点★★★★ 4.5



468 ヨーロッパ ( 浅草(つくばEXP) / 寿司 )
★★★★4.0
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September 02, 2011

浅草『ベトナム料理・ビストロ オーセンティック』でハーブわさわさ絶品ベトナム料理宴会

実は憧れの国はベトナム。
何度か行こうとしたんだけれど、なかなか実現しない。
とにかくメシが美味そうな国だ。
野菜たっぷり、ハーブどっさりで、タイ料理ほどのビート感はないものの、しっとり体にしみわたる滋味がありそうなイメージ。

じゃあ美味いベトナム料理をどれほど食べたことがあるのか?
正直に言うと、ほとんどないに等しい。
何故か横浜界隈の場合、ベトナム料理屋はそう長く持たずに潰れてしまう傾向があるようで、おおイイカンジの店ができたじゃん、一度行ってみるべ!とか言っている間に、気付くと店自体消えていることが多い。
タイ料理店の隆盛に比べると(3・11以降数が減ったとは聞くが)、実に寂しい限りなのである。

そんなわけで、夢で見るだけの美味に憧れを募らせていた。
最近はkanさんがお出かけの様子を、指をくわえて眺めていたり。

さて、暑さがガンガンとエスカレートする気配を見せていた夏の初め、某サイト関係者のメシ会のお誘いが某師匠より来る。
鰻の『との村』仲間、というご縁なのである。ありがたし。
最近密かに人気急上昇中のベトナム料理店、浅草『オーセンティック』にて「ハーブわっさわさ」的宴会をやるとやら。
特注メニューでお店貸し切りという豪勢な話だ。
はいはいはいっ!行きますイキマス!!ということで、某月某日浅草へ。
浅草が地元のアパ経も誘ったら、きゃわきゃわついてきたので仲良く一緒に参加。
こういう集まりに誘われて、断る馬鹿はおるまいて。

しかし、店の収容人員がこうまでタイトな店とは知りませんでした。
店内だけだとマックス7名。
外のテーブル合わせて9名という、実にかわいらしいお店だったのですよ。
ワガママ言ってスミマセン・・・。

当日浅草に出向いたが、店のあるらしきポイントまで来て完全に迷ってしまった。
あれれれれ??と探し歩いて東武浅草駅の駅員さんに尋ねたところ「地下に潜りなさい」と。
え、なんのことでしょうか・・・と指差してもらった階段を本当に地下に降りて前進・・・

オーセンティック110619 001

こんな小路が出現。
なんとも昭和な香り溢れるロケーションだ。

BlogPaint

向かいのタイ料理は、よく知られた店らしい。
東南アジアの市場の一角に迷い込んだような、不思議な空気感が漂っている。

オーセンティック110619 002

生春巻き。自家製のピーナッツ味噌ダレがついてる。
オーソドックスにウマイ♪
春巻きは三種類出るという。

オーセンティック110619 005

次、蒸し春巻き。
広東料理の腸粉に似てる。
そもそもこの米粉の皮は大好物なんだが、ハーブや野菜をたっぷり載せて、生春巻きより複雑な香りと食感がステキだよ。
この丁寧なモヤシの処理を見て!
中身は緑豆と豚肉。

オーセンティック110619 006

美しい艶を放っている。
歯触りはむっちりモッチリと官能的。
ううん、これはタマランですよ。

この辺から一気にテンションが上がってくるのだった。

オーセンティック110619 007

やったあ、パチパチパチ、と拍手で迎えるハーブの山。
第三の春巻きは「揚げ春巻き」。

オーセンティック110619 008

具は肉がメインだけれど、色々複雑な味わいが絡み合っている。
外側はサックリと軽やかな揚げ上がり。
サクッと噛むと広がる複雑な旨味を、ハーブでわさわさ包んでいただく楽しさよ嗚呼。

揚げた春巻きがこんなに美味いと思ったのは初めてですよーん!

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この日に出されたハーブの色々。
まず撮って(!)すぐ喰う。
こういう青物は、本当に際限なく食べられてしまうよね♪

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一見したところ、まことに地味な「ゴイ・ガー」なる蒸し鶏とキャベツのサラダ。
しかし、一口食べるとびっくりするほど複雑な旨味が効いている。

もうアホのように「う、ま〜い!」の一言しかでてきません。

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口直し的に出てきた空芯菜のスープ。
ちょっと青臭いスープなんだけど、抜群の出汁とスパイスやハーブの塩梅で、淡々とキレイにまとまってます♪

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ベトナム産ワイン。期待値ゼロだったがなかなかいけた。
ビールはベトナムの「333(バーバーバー)」。
昔エジプトでガボガボ飲みまくった地ビール「ステラ・ローカル」を上品にしたようなビールだ。

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「チャー・カー」なる鯰とディルの炒めもの。
さっぱり味の鯰にディルの香りがアクセントになって、これまた目から鱗の味わいだ。
こういう類の炒めもので感動することって、そうないような気がするけど逸品です!

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この日一番のオドロキはこれだったかもしれない。
なにこれ?マカロニと挽肉・・・??

いや、確かにその通りなのだが、このマカロニは米粉製で、歯ごたえがむっちりと独特なのだ。
小麦粉のパスタと違って、ちゅるんと喉に滑りこんでいく食感だ。
青菜も入ったスパイシーな挽肉炒めを混ぜていただく。

見た目からイメージする味を、いちいち舌が裏切るのだが、その捻り加減がなんともタマラン。
着地点はオドロキとヨロコビに満ちている。

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これもまたハーブわっさわさなバインセオ。
オムライスの亜種かと思っていたのだが、実はウコンで黄色く色をつけた物なのだそうだ。
中にはモヤシを中心にした具がどっさり。
これも野菜たっぷりだな〜♪

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「コム・ヘン」なる、蜆の激辛ぶっかけご飯。
確かにガツンと辛いが、旨味の凝縮されたスープがガチンコ勝負している。

ベトナム料理の汁物って、上品な薄味のイメージだったが、こういう激しいものもあるんだね。
しかし、ガチンコながらケミカルな味ではなく、濃い自然の旨味勝負。
だからアフアフいいながらも止まらない。

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そしてフォー・ガー。

・・・これですよこれですよ、これこれ!
こういうスープを飲みたかったんだな、ワタシ!!

オーセンティック110619 019

デザートはタピオカのチェー。
のぼせた頭がちょっと冷えてくる感じで、気持ち良いデザート。


とにかく徹底した手間をかけた料理に感動した。
まず、これだけ色々ハーブわっさわさに各種の料理を出して、一品ずつそれぞれ違う味わいがしっかり出てくるから、料理人の技術と引き出しの多さは大変なものだ、という気がする。

シェフの中塚さんは、元々はフレンチ出身だそうだが、なにが彼をここまでベトナム料理に駆り立てたのか、一度ゆっくりお聞きしたいものだ。
もちろんベトナムの人ではなく、日本の方です。驚いたことに。
この日はひゃあひゃあ言いながら喰いまくるばっかりで、到底そんな余裕がなかったのが残念。
次こそは!

ここは絶対にまた行くぞ。
唯一の問題は、横浜からはちょびっと遠いことなんだけど、遠路踏み越え行く価値がある店だ。

7人入ると満席の小さな店なので、お出かけ前に予約のこと。
営業日などはお店のブログツイッターでチェックしてね。


ベトナム料理・ビストロ オーセンティック ( 浅草(東武・都営・メトロ) / ベトナム料理 )
★★★★★5.0
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ベトナム料理・ビストロ オーセンティック ベトナム料理 / 浅草駅(東武・都営・メトロ)浅草駅(つくばEXP)本所吾妻橋駅

昼総合点★★★★★ 5.0



末筆ながら、この日のメニューの調整手配など、ご尽力くださったよーぜふさんに心から感謝します♪


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やばい、思い出したらヤミクモに食べたくなってきた・・・!


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January 22, 2011

バンコク『永和豆漿』で、小腹を満たす 〜謎の微笑みタイランド 其の四〜 

昼頃にプーケットを発って、一時間ほどでバンコク着。
空港から乗り込んだタクシーの中は、骨まで凍れよとばかりにキリキリとエアコンが効いている。寒いんで窓を開けたら、排気ガスの匂いに満ちた空気がモワモワと車中に満ちた。
こりゃイカン。
しょうがないので窓を閉めて、運転手にエアコンを下げてもらうことにする。

運転手は「にあァ〜〜、ぷァ〜ン、トァ〜〜」的なこと(タイ語はみんなそう聞こえる)を申し述べる。よくしゃべる猫と対話しているみたい。
あ、そうか、なるほどそういうことね、となにか理解したような気分で、こちらはこちらの思うところを英語で申し述べているうち、微笑み(若干暗め)とともに、ブンブン吹きまくっていたエアコンの風がスルスルと穏当なレベルに落ちた。やれやれ。

猫との対話に関しては、ワタシ年季が入っているのだ。
本当の猫相手の場合、どこの国でも日本語で話すがね。
でもとりあえず相手は人間なので、猫よりかなり理解し受け入れてくれる率が高い、ような気がする。今のところは。
やっぱり人類の基本は話し合いですよ。
うみゃ。

シーロム通りのホテルに着くと、既に2時をかなりまわっていた。空腹だ。
夜にしっかりなにか食べに行くハズなので、昼は軽く抑えるべし、ということで、アパ経の先導でホテルにわりと近いらしい店に向かう。
アパ経によると、このロケーションは「銀座」なんだそうだ。
ホテルがあるのは銀座八丁目くらいの位置。

バンコクの街にはBTSなるモノレールが走っていて、これがまあ実に立派で清潔な乗り物。
これができるまでは、ずいぶん大変なところだったらしい。
ホテルから徒歩5分ほどのところにスラサック駅があって、そこから一駅。
チョンノンシー駅のすぐそばに、目指す店はあった。


永和

ここだ。
前夜アパ経に「バンコクの中華って結構いけるんではねーの?」と絡んだので、連れてきてくれたのだ。
タイ料理はイヤでもなんでもないが、安くて美味い中華があるならそれはそれで素晴らしいことだよ。
しかも、店構えからして、なんかちょっといい匂いではないか♪

永和 (6)

とりあえず何品かオーダーして、店のお姐さんが引っ込んだ、そのほんの一瞬後に出てきた空芯菜炒め。
炒めモノ超速攻の店は、間違いなく美味い店、の法則。
薄味だがちゃんと出汁が回って、どんぴしゃな炒め具合だ。
うふふ♪

永和 (2)

水餃子もウマイ。
若干皮が柔らか目だが、餡の味がくどくないのでスルスルと胃におさまる。
もっとうまい水餃子は探せばあろうが、基本このくらいならば「いいじゃん♪」とニッコリ笑える内容。
しかもこの店は安い。

永和 (1)

ところでこの店、店名からわかるように本来「豆乳の店」だったのだそうな。

永和 (3)

白黒二色頼む。
黒いほうは、タイの物価を考えるとずいぶん強気な値付けだが、確かに味も香りも濃くて旨い。
ただし、一杯目は甘味がしっかり入っていたのだった。
黒をオカワリして、今度は甘味抜きにしてもらう。

日本はさすが大豆の国で、そこそこいい豆乳が日常的に買えるから、それに比べれば味わいが薄いような気はするが、臭みはないので誰にでも飲みやすそうだ。

永和 (5)

そして小龍包が、もくもく湯気を立ててやってきた。
薄い皮をの頭を引っ張って持ち上げると、底がプクッとして汁がタプタプする。
これも餡の味がしつこくなくて美味い!
思いがけず楽しいランチとなりつつある。
ぐふふふ。

永和 (7)

「夜に備えて小腹を満たす」という当初目標は既にクリアしたのだが、どうもここで終わるのがちょっと寂しい店だ。

この葱入り餅とやらが、なんだか大変ステキな感じで・・・

永和 (8)

ということで、豚肉入りの葱入り油餅ナントカ。
薄い小麦粉の生地で、甘味噌を塗った薄切り焼豚と葱をグルグル巻いて、外側をパリパリに焼いたもの。
美味しそうでしょ。美味しいんですよ。
オヤツ兼軽食にはステキな一品である。

・・・一品だけ喰うならば・・・。

これを喰ってるうちに、満腹ゲージがグググとMAXを指してしまった。
そもそも餃子にしても小龍包にしても、粉ものだからそこそこお腹は膨れる。
イカン、もう喰えん。
今こうして見ても、二人前の軽食という量ではなくなっているじゃないか。
やれやれ。

でもウマカッタな♪
またバンコクにくることがあったら、絶対にリピートするぞ。

こういう時は本当に胃が二つ欲しい。

永和豆漿


外は30℃を越える暑さ。
しかも空気が湿気でねっとり澱んでいる。
でもアパ経に言わせると「バンコクにしては爽やかで涼しい」そうだ。
この排気ガス充満度100%な空気だけで、既に「爽やかさ」とは無縁な街に思えるんだが。

暑くて空気が悪いだけではなく、車道と路肩の落差がやけに激しくて、まっすぐスタスタ歩けないもんだから、歩けば歩くほどムダな疲労が募る。
歩行者の便宜なんてものは、まったく想定されていないらしい。

後で聞いたら、この街でガツガツ歩き回るヤツは単なるアホなんだそうだ。
なるほど、この空気と気温の中で長く生活したら、歩きまわって移動しようなんて発想は消えうせるに違いない。

そうそう、よくよく思いだしてみたら、昔住んでたカイロもそうでしたっけね。

日本帰国当時、いちいち駅まで歩いて、電車乗って、また歩いて目的地へ・・・
というパターンが、もうそれはそれは苦痛だったのを思い出す。
ついついタクシーに乗りまくって、財政破綻しかけたっけ。

あれから十余年。人間どんな生活にも、馴染んで慣れるもんだ嗚呼。



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なんのかんのとウダウダ夜に続く。




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ところで上記の詳細は、全てこの『歩くバンコク』で拾い出したもの。ワタシはアパ経がくれた「2008〜9年版」を握って歩いてました。これ、いいよ♪


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タイではこの「ナラヤ」なる店が人気だそうだ。パステルカラーにリボンのついたポーチとか。ゴメン、ワタシには理解できないセンス・・・。

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January 09, 2011

プーケット『温泉ビーチホテル』のホテルめし 第二夜 〜謎の微笑みタイランド 其の三〜

プーケットのホテルは意外にメシがうまかった話の続き。

ここの朝食はビュッフェで、ごくごく標準型。
タイ式の粥(チョーク)が出ていたので、毎朝これに山ほど生姜を放り込んで食べた。
こういう粥って、朝食にはなにより。
さっぱりした味わいがなかなか嬉しい。
何故日本は朝粥文化がイマイチ根付かなかったのだろう、と思うと、なんだか残念になる。

タイの生姜は辛味も香りも強い。
生姜=冬向けのイメージだったが、これなら暑気払いにも効きそうだ。
ジンジャー・ティーなんてもんもあって、これは気に入ったので買ってきてしまった。


プーケット温泉ホテル パッタイ (1)

海で泳いで帰ってきたら、アパ経女史がランチに喰ってたパッタイ。
ちょびっと分けてもらったけど、麺がくにゅっとした歯ざわりで美味かった。
メニューにないけど、頼んだら作ってくれたのだ、との由。

そして二日目の夜も同じレストランへ。

プーケット温泉ホテル メシ二日目 海老さつま揚げ

海老さつま揚げ。トート・マン・クン。
日本でもよく見かける料理だけど、こういう風にしっかり衣をつけて揚げたタイプは初めてみた。
海老のすり身を揚げたもの。
ビールが進む一品だぞ♪
横の甘辛なタレにつけて食べる。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 ヤムウンセン

ヤムウンセンこと春雨サラダ。
一見ごくごく穏当な感じなのだが、何故か前夜よりも辛さがレベルアップしてきている。
何も言っていないはずだが、そこに沈んだタレからは「ん?」と思うくらいのアタックが来・・・と思っていたら、最後の一口でガツンと一発。
ふへふへ、とか言いながら食べる。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 トムヤムクン

ごくごく上品なトムヤムクン。
辛さはほどほど。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 ソフトシェルクラブ

アパ経リクエストでソフトシェル・クラブの炒めもの。
辛くはない。
味付けは中華のトウチみたいなもの。

ビールでない飲みものが欲しくなる味だが、ワインが法外に高いのでやめた。
タイの場合、ワインはじめ輸入酒一般は酒税が高いので、非常に高価になる。
昔の日本みたいなものだな。

なんかもうちょっと飲みたかったので、食後バーに移動したら、妙に甘ったるそうなカクテルを勧められた。
パスして地味にジン&ソーダを啜る。


プーケット温泉ホテル メシ二日目 怪しいグラッパ


アパ経がグラッパを頼んだら、どこからともなくこんなボトルを掘りだしてきて、ホコリをパタパタはらって出してくれた。
開けたとたんに怪しい大魔神でも出てきそうな、なんかいわくありげな怪しいシロモノ。止めようとしたが、ちょっと遅かった。

結局中身はフツーに透明な焼酎系のグラッパで、特にぼったくられることもなかったが、いろんな意味で珍品と言えるのかも。

ま、いいか。


と、いう次第で、二泊三日分はたっぷり満喫できた。
のんびりするには実によいホテルだ。
メシもなかなか美味い。
いわゆるリゾートホテルの食事なんて、ワタシの経験ではどうにもならんほど不味くてしょうもないケースのほうが多いので、これはなかなか優秀だと思う。

三日目昼頃、空路バンコクへ。
まずは空気の悪さに唖然とする。
カイロや東京の空気なんて、ここと比べれば清浄なもんだ。
噂には聞いていたが、冗談抜きで外に一歩出ると排気ガスくさい。
幸か不幸か空気のやけに良いところで数日過ごして、都会の垢を半端にリセットしたせいだか、この匂いは余計ダイレクトに目と鼻を直撃するのだった。

ううむ・・・と唸りつつ、バンコク編に続く。



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なんと言ってもやっぱり、あの誰もいない青い海が贅沢でした♪


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悪の組織に拉致された象を救出にシドニーに乗り込む話。面白いよ♪
ちなみに最近公開の『マッハ!!!弐』は、まるっきり弾けないダメ映画だった。
そうそう、現地的にはトニー・ジャーさんは、トップクラスのイケメンです・・・。

トムヤムペースト(トムヤムクンの素)世界3大スープの1つ!TOMYAM PASTE 454g(タイ料理)
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実は案外安直に、ご家庭で作れちゃったりするのか・・・?

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January 05, 2011

プーケット『温泉ビーチホテル』のホテルめし 〜謎の微笑みタイランド 其の二〜

そんなこんな次第で、意外な高級リゾート(?)だったことが判明した、プーケットの温泉ビーチホテル
「温泉ビーチ」と日本語で呼んでしまうと、なんだか思いっきり安っぽいイメージなのだが、ホテルとしては悪くないと思う。
実際5つ星なんだよ。あらびっくり。

まあ、同じプーケットには、バンヤンツリーだのアマンプリだの、世界に名だたる超高級リゾートがぞろぞろ揃っているわけで、そんなところに比べればはるかに地味ではあろう。
素晴らしく贅沢なんてものではなくて、ゆったりのんびりシンプルな造りだ。
しかしワタシのような庶民にしてみると、むやみやたらな高級リゾートよりは、多少鄙びた感じがむしろ居心地良かった。

ここの名前は本当にベタに「ザ・ホットスプリング・ビーチ」で、系列もなんもない、どうも華僑経営らしき単館ホテル。ホテル開発してたら温泉が湧いちゃったのか、温泉が湧いてるからそこにホテルを乗っけちゃったのか、どっちがどうだかよくわからんのだが、一応ホテルのホームページで謳われているところでは「タイで唯一の温泉ホテル」なんだそうな。

実はイマサラ初めて、地図でしみじみと位置を確認してみたのだが、なるほどこれは未開発地域かもしらん、と納得がいった。
例えば、海外旅行のプロであるアパ経さんのお言葉を借りれば「ヴェネツィアだったらメストレ地区」という位置にある。
キッパリと島の中心に背を向けて、空港から橋を渡って本土に入ってすぐ、くらいの場所だ。だから厳密に言えば「プーケット島」にあるわけではない。
島の向かい側に最近開発されてる、準プーケット的なリゾートとでも言おうか。

で、喰いモンの話。
今回は二泊なので、食事はホテルになった。
ヴェツィアのメストレならば、フツーの準都市生活があるかもしれんが、プーケットのメストレ(?)にはキッパリなにもない。
ホテル周辺には、ひたすら闇夜が広がるのみなのである。

いや、探せばあるかもしれないけど、わざわざ辺地のリゾートホテルから、遠路タクシーかっとばす手間暇金は単に無駄だろう、というアパ経のプロの判断。
ワタシも異論はないよ。


プーケット温泉ホテル メシ初日 チキンのバナナの葉包み

まずはチキンの蒸しもの。
鶏の胸肉を笹まんじゅう状にバナナの葉で包んで、蒸し上げたものらしい。
大きさは一切れ2センチ四方くらい。
辛くない上品な前菜だ。

プーケット温泉ホテル メシ初日 海鮮サラダ

シーフードのサラダ。
「スパイシーにしますか?」と微笑みとともに聞かれて、素直にイエスと答えられない自分が悲しい。
でも「辛口文化圏」の人に「辛くしろ」などとうっかり口走るのは自殺行為。
あんな四川の店やこんな韓国の店の経験なんかから、そこんとこは身に染みている。
しかもあくまでホームの日本で自爆寸前まで追い込まれるのなら、世界に冠たる激辛王国タイで、現地タイ人を相手に「辛いのは平気」などと、言えようはずがなかろ。

まだ先もあるので「モデレートな感じでよろしくね」と若干卑屈に頼む。
結果、日本のタイ料理屋で「やや辛」くらいな感じで出てきた。
辛さについては、あともうちょっとは頑張れそうな感じがする。
自分としては、ということだが。

しかし、ハーブたっぷりだし、上品ながら甘辛酸のバランスは良くて、基本的にウマイ。


プーケット温泉ホテル メシ初日 トムカーガイ

トムカーガイ。ココナツミルクと鶏のスープ。
これまた上品なルックスどおりの上品な味わい。
好みとしては、もうちょっと濃いといいんだが、これもさっぱりしてイイよ。

辛さ、モデレート。
もうちょっとイケそうな気がする。

プーケット温泉ホテル メシ初日 イエローカレー

イエローカレー。
緑も赤も好きだが、まずはマイルドなカレーから始めてみた。


プーケット温泉ホテル メシ初日 もち米マンゴ

アパ経の大好物だという、カオニャオ・マムアンなるデザート。
ナンダその猫の鳴き声みたいなヤツ、と思えば、蒸したもち米(カオニャオ)に甘いココナッツミルクをかけて、マンゴー(マムアン)をのっけたもの、なのだった。

なんだか怪しい組み合わせだが、喰ってみれば意外に面白いバランス。
ワタシの日本的感性によると、どう考えても仲良しこよしではありえないマンゴーの酸味ともち米のねっとり感が、うまい具合にココナッツミルクの甘味と旨味とコッテリ感で溶け合わさっている。
もち米なんて、本来蒸暑い時に今ひとつ食指が動かないモノなんだけど、こうやってマンゴの酸味が絡むとするっと喉を通るから不思議なもんだ。

そうか、こういう組み合わせを考えつくあたり、タイ人て喰い意地のはった国民なのだね、と思う。だってどう考えたって、食後手近にあったもんを、お手軽にデザート用にやっつけちゃった感の強い組み合わせだろ。違うか?
この辺の感性が素朴(OR粗野)な国民だと、フツーにマンゴだけかじって終わるはずだよ。

しかも、これがウマイんだねえ・・・ううむ、と軽く無口になってみた。

或いは・・・と、さらに考えた。
絶対的な権威と権力を併せ持った君主が過去存在した国、か?
自分のために日がな一日「なにか目先の変わった美味佳肴」を考え続けてくれる人間を、キッチリ抱えて切磋琢磨させられるくらいの懐がある絶対君主の存在した国は、なんだかんだ言って結局メシが旨い。
捻りの効いた面白い味わいって、日々喰うだけで精一杯の庶民ばっかりの国には、なかなか育まれないような気がするんだな。

さて、どっちだろう、この場合。

謎の微笑みタイランド、やっぱりなんだか奥の深そうな国だなあ・・・と思いつつ、食後に温泉プールで泳いだりして、初日の夜は穏当に更けたのだった。


(つづく)



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はあ、びばのんのん♪



D17 地球の歩き方 タイ 2010~2011D17 地球の歩き方 タイ 2010~2011
著者:地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社(2010-02-06)
販売元:Amazon.co.jp
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とりあえずこの本を一冊持って行ったが、タイに関しちゃもっとマシな本がある様子。なにより、最近のこのシリーズ、美麗化してカラー写真満載になって紙質向上までした結果、実に重たくて持って歩くには辛い本になった。
「地球の歩き方」が座学用の参考書になる日・・・?時代も変わったな。


2011 壁掛カレンダー 越前和紙<S> 動物柄(デザインフィル ミドリカンパニー)
2011 壁掛カレンダー 越前和紙<S> 動物柄(デザインフィル ミドリカンパニー)

実にステキな和紙のカレンダー。毎月使用後、絵葉書に使えるのもナイス♪

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December 30, 2010

プーケットはやっぱり夏だった話 〜謎の微笑みタイランド 其の一〜

なんだか突発的にストレス度が上がっていた11月〜12月。
一通り片付いたら、仕上げになんとなくタイ旅行が待っていた。

爆食鯨飲仲間のアパ経女史が誘ってくれたんである。
しかも、激安航空券&激安高級ホテル手配までやってくれた。
どうせ彼女は行くから、一人行くも二人行くも同じこと、ということだそうだが、チャット状態のメールを数回やりとりしただけで手配コンプリート。
ワタシは申込書などの類に文字一個記入せぬまま、口を半開きにした状態で、成田空港まで体を運んだだけという、類稀なラクチンさなのだった。
持つべきものは有能な友達だ。

まずはタイ航空のカウンター前で、アパ経に向かって合掌礼拝してみる。
タイってこんな格好の挨拶をする国だったっけなあ、そういえば・・・とか思いつつ。

タイ。
未知の国である。
プーケットは一度行ったが、リゾートホテルの集合地帯で一週間くらい過ごしただけで、あれはあれで悪くなかったが、とりあえず土地勘や現地事情に貢献してくれる経験じゃない。

アパ経はタイ渡航回数無数な達人、ということで、出発前に丸投げ宣言をして、すっかり開き直ったワタシ。
とりあえず「行ってから読む」と数冊本は買ったが、本当にそれだけ。

空港でまずはコートとマフラーをスーツケースに突っ込んで、長袖Tシャツにダンガリーという「とりあえず初夏&初秋向け」なスタイルになる。
行く先のプーケット&バンコクは「30度越えで真夏の気候」と一応聞いちゃあいたよ。
でもな、このクソ寒い12月のアタマにそんなことを言われたって、我が貧困な想像力がついていかないんだよね。

水着?
馬鹿いえ。
今は冬だぞ。

プーケット到着後即、ダンガリーを脱ぎ、長袖を目一杯めくり上げるワタシ。
ジーンズなんかはいている自分を呪う。
なんせ現地は35度なのである。
それも夕方なのに。

ふと周りを見回すと、この鬱蒼と垂れ込めるような蒸暑い南国の空気の中、成田発の日本人らは、ある者は周囲の不快指数を突き上げるようなファー付きのジャケットを身にまとい、ある者は見ているだけで暑苦しさにココロが腐りそうなブーツに足を突っ込み、そして隣のアパ経だって「だから言ったじゃあないですか」といいつつ、ワンピースは夏向けでも脚には黒いタイツ着用だし・・・まあ、これが人間の性というものなのだろうな。しょうがあるめい。

ホテル着、即長袖もジーンズもスーツケースの奥に突っ込んで、短パン・袖なし・ビーサン化するワタシ。
見ればアパ経も、蹴り飛ばすような勢いでタイツを脱いでいた。

とにかく、脱いでしまえばこっちのモン、とは誰が言ったのであろう?
ふんっ!と鼻息で気分はもう夏。リセット完了である。

で、翌朝。
アパ経がマッサージに出かけちゃった後で「ビーチに行きたい」とフロントに言ったら、ぶーんと車で5分・・・


プーケット ビーチ&温泉2010 (3)プーケット ビーチ&温泉2010 (2)


右も左も、誰もいない海、なのであった。
プライベートビーチって言うか、完全に単なる誰もいない海。

馬鹿言え・・・とか言いつつ、一応水着を荷物に入れたのは、実に正解だった。
ヤケクソで荷作りをしたので、あくまでも勢いだったのだが、人間勢いでやったことが正解に繋がることもあるもんだ。

「ええと、ビーチチェア、必要ですよね・・・」と微笑み呟くホテルのスタッフ。
「水もちょーだい」
「・・・ああ、おお、はいはい・・・」と、スタッフまた微笑む。
アルカイックスマイルに東洋的な諦観を溶かし入れたような、α波を誘う微笑。

タオルは車に乗る前に、別の微笑むスタッフから二枚与えられていた。
ホテルのプライベートビーチなのに、なんでここでタオルもらうかなあ・・・
とは思ったよ、一応。

「じゃあ、椅子取ってくる」と、スタッフも消えた。
微笑みながら。

プーケット ビーチ&温泉2010 (4)


何しろ背後はこんな状態で、そこに見えてる道路に通る車さえ滅多にない。

おーーーいっ。
すみませーーーん。
ええと、アレだね、こんなところになー、ナンボ中年でも女子を一名放置・・・

・・・していいような治安状況らしい。
そうらしい。
ううむ。

しかもワタシ、ホテルの敷地内に行くつもりだったんで、水着の上にとりあえずシャツと短パンにビーサンで、右のポケットに小銭、左にカメラ、あとは文庫本一冊にタオルを抱えた状態なのだ。
スタッフくんが椅子を持って帰ってくるかどうかも、どうも怪しい感じなので、とりあえずは泳ぐことにする。

水はキレイに澄んでいるが、冷たいということもなく、その割りに陽射しは柔らかい。
なるほど今がハイシーズン、というのもよくわかるな。
それにしちゃあ、あまりに誰もいなさすぎる気もするが。

まあ、治安に不安がない=命の危険はない(溺れたりしない限り)。
いざとなったら、30分も歩けばホテルに帰れるのだろうし。たぶん。
いや、そういうことを考えたくはないけど、最悪それでOKだよな。ううむ。

メンドクセエから、この際くつろぐことにした。
そのうち、立派なビーチチェアを担いだ奴数名を引き連れて、スタッフも戻ってきた。
微笑みながら。

はあ、なるほど・・・となんとなく思う。
はあ、なるほど。

プーケット ビー<br>
チ&温泉2010 (5)


やっほー♪♪

立ち去り際に「あ、そうそう」と、彼は左側波打ち際の彼方を指差して、
「あそこにレストランがあるから、欲しいものがあればあそこで買ってね」と
微笑みつつ言い置いて去ったのであった。
ビールを買うくらいの小銭はあって幸いだった。

木陰に置いてもらったビーチチェアで本を読み、うとうとし、海を眺めてぼんやりしながら、なんとこりゃまた贅沢なことだ、とじんわり感動する。

感動に至るまでの距離は、ちょびっと長かったような気もするがね。


プーケット ビーチ&温泉2010


ホテルに戻ったら微笑むフロントに「お友達はプールサイドです」と言われる。
ここは大きな立派なプールが三つあって、二つは温泉プール。
水着を持ってきたのが、如何ほどに正解だったかを噛み締めたよ。
なんぼ一人につき温泉プール一個貸し切り状態でも、これでは全部脱ぐわけにイカン。
世界の平穏のためにも、環境のためにも。

ちなみに湯温45度のナトリウム泉らしい。
柔らかくて肌当たりよいお湯だ。
客室の水も、こちらを使っているそうな。
水量豊富らしくて、プールのほうはアパ経の言葉を借りると
「掛け流しっつーか、出しっぱなし」の状態だった。

例えツインでも、広々したバスルームと客室の間は可動式の間仕切り一枚。
なんだこれラブホかよ、とかつい口走ってしまう二人。

イカンイカン。
もちろん速攻で閉めましたがね、間仕切りは。


プーケット ビーチ&温泉2010 (1)


ホテルの名前はなんともベタに、

The Hotspring Beach Resort & Spa

である。

部屋はツインが45㎡と大きめで天井高く、解放感があってよかった。
ツインはこれだけで、あとはみんなキングサイズベッド装備のハネムーン・スイートらしい。
うっかり間違ってアパ経と二人、そんな部屋に送り込まれなかったのは何よりだったと思っているのだが。

周囲周辺にこのホテル以外のものはほとんどなさそうなので、所謂ナイトライフを楽しみたい向きはヤメといたほうがよいと思う。
このホテルにしたって、ひなたくさいバーがボケッと営業しているだけだ。
二泊三日で見てた限りじゃ、客層の主体はリッチな中華系らしい。

でも、頭をα波に浸してほけらららと数日過ごしたければ、オススメのリゾートだと思う。
アナタは愛するヒトと是非御一緒にどうぞ、て感じ。
メシはそこそこ旨かったしね。
その辺は次回に・・・

(つづく)


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というワケで、柄にもなく意外な豪華リゾートなのだったよ、えへへ♪


残光 (ハルキ文庫)残光 (ハルキ文庫)
著者:東 直己
角川春樹事務所(2003-08)
販売元:Amazon.co.jp
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海辺で読んだ本。この前編があるらしいが、単独でも勢いはあるストーリー。

【タイ お土産】 プーケットミルクチョコ6箱セット (海外のお土産 タイのおみやげ)
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これをネットで買うのは何の為なのだ・・・?

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June 20, 2010

金陵再び!カレーもね♪♪ 〜中華街爆食ツアー 其の一〜

基本的に管理人がヒマ人ほにゃらら生活であることが売り物(?)の拙ブログ。
しかし、たまに諸事情で突発的に「多忙につき更新不能」という状態に
陥ることもある。
今月は珍しくそのパターン。

せっかく一日8500アクセスだのという記録をぶち上げながら、後が続かん。
こまったもんですわ。

暇でもサボリグセが・・・とか突っ込まないようにね!

日常の諸々雑感については、当分ツイッターで書くことにした。
興味のある方は、フォローしていただければ幸い。

ついでに、ツイッター初心者に最適な教科書はこれ!
ワタシもこれでツイッターに嵌りました、とさ。
ある程度やって、もうちょっと幅を広げたい人にはなおさらよい本だと思う。
実は直接知っている人なのだけれども、知己の有無を超えてお勧めです!

Twitter使いこなし術 パワーユーザー100人の「技」を公開 (アスキー新書)Twitter使いこなし術 パワーユーザー100人の「技」を公開 (アスキー新書)
著者:根岸 智幸
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発売日:2010-01-08
おすすめ度:4.0
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と、いうわけで(?)、ごく大雑把にGW中のオハナシなど。

東京から、知己でもあるライブドアグルメの達人VAIOさんマルル一等兵さんが、
GW中の横浜に来訪されるという話が来た。

「ふうん、いいな〜」と言ったら「御一緒にどうぞ」とのお誘いだ。
「ハイハイ」と、案外腰軽く出かけて行った。
だって、このお二人と一緒なら、いいもんを気を使わずにガッツリ喰えそうなんだもん♪
実は以前に二回ほどライブドア主催の宴席で御一緒しているので、
既に旧知の仲みたいな気分。
いいのかそれで?!

しかし、どうもご希望は「中華街」なのである。
その辺の過酷さはご了承済みらしいが、要するに二人が希望するのは・・・

金陵

ここ、なのであった。

であれば、開店時間にあわせて、早目の襲撃がよろしゅうございましょう・・・
と、いうわけで、開店と同時に店になだれ込んで窓際四人掛け卓を確保する。
ちなみに店には11時20分頃到着。開店は11時半。

金陵

こんなものを眺めて、食欲を募らせる。
そういうことが可能な人たち以外と、決してこの店に来ちゃいけません(笑)


金陵きゅうり

うわ〜!これ美味しぃい!!と、ばりぼり胡瓜を貪るマルル一等兵氏(以下
マルさん)。
「ふううむ、ふむふむ」と微笑を見せる賢人の如きVAIOさん。

「喜ぶのはえーよ!」と何故か鼻息を荒くするワタシ・・・。


金陵肉盛り005

これを見た瞬間、向かい側二人の鼻の穴が一気に三倍に広がるのが見える。

あっはっは!
ごらんなさいこれを!
素晴らしいでしょう、美味しそうでしょう!!
ほ〜っほっほっほ・・・と、いけないテンションに入っていくワタシ。

そして・・・

むぐむぐはぐはぐがふがふと、激しい「肉欲」に酔いしれる中年男女3名。
怪しい構図であったろうか・・・?

前回アパ経と襲撃した時は、所詮女子二人の悲しさで注文量に限界があった。
でも今回は、か弱くひ弱な女子はワタシのみで、残り2名は肉食男子。
はっはっは、まだいけるぜっ!!


金陵シュウマイ 004

焼売は中華街の老舗スタンダードな味。
うまいぞ。

うわ〜、肉のつぶつぶ感サイコー!とマルさん喜ぶ。
莞爾と微笑むVAIOさん。

金陵ワンタンスープ 010

ワンタンスープだって当然うまい!
これは売り切れ仕舞いなので、夜はないことが多いメニューだ。

ルックスは「あっそ」な感じだが・・・

「うわぁ、食感がいい!シャクシャクしてる!!」とマルさん。
クワイが餡に入っているのだった。
VAIOさんは莞爾と微笑み「おうおう」と相槌をくれる。

ほーっほっほっほ!と、怪しい高笑いテンションに突入するワタシ。

うまいよ♪

それにしても、マルさんみたいに美味しそうものを食べる人は滅多にいない。
美味しそうな顔にかけては、過去誰もこの域に達した人はいないくらいだ、と
思いつつ食欲を募らせる。


金陵カレー 007

さてうまく盛り上がったところで、ちょいとお願いをする。
ここのカレーを食べてみたいんですよねえ・・・と!
二人のアゴが曖昧に肯定とも否定ともつかんように揺らいだ瞬間、
有無を言わさず、とりあえずオーダーに走る。

こういう時でもなければ、オーダーできないもんね。


金陵カレー定食金陵カレー 009

「ああこのカレーって、スパイスがものすごいフレッシュで気持ちいい!」と
マルさんが言う。
この一言が全てを語ってくれる、実に爽やかなカレー。

しかも、本格的に諸々のスパイスの香は立っているのに、
中華と意外にケンカしない味わい。
これにはびっくり。

こちらの店で働いているネパール人スタッフの手になるカレーということだが、
ちょいとした肉盛りの舌休めによろしいかも。


金陵 ( 元町・中華街 / 広東料理 )
★★★★4.0
powered by livedoor グルメ



この辺で「次へ」と移動する。
さて、どこに行こうか・・・と、表に出れば人混みでグシャグシャな中華街だった。

(つづく・・・前人未到のうだら喰いへ・・・?)



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お二方には御礼申し上げます。て、まだ続くんだけど。



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待望の新刊!


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くるねこ、日本手ぬぐい(はぁと)

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April 29, 2010

中華街的楽しい午後の過ごし方(?) 其の二〜『大珍楼本店』で例湯&点心など♪ そして100万はもうすぐなのよん〜

先日の続きを書く前に・・・

目下着々と100万アクセスに近づいている拙ブログ。
単なる数だと言ってしまえばそれだけの話だが、ワタシにとっては結構大変な数に思える。

だから、100万アクセスを踏んだ方には是非記念の品をなにか・・・と思っているのだけれど、過去キリ番で名乗り出る人が現れたのは一回だけ。
あれは確か15万アクセスの時だったと思う。

以降、一応なにか出す心の準備だけはしながら、いくつかのキリ番を経たものの、なんだか誰も現れないまま100万が近い。

とりあえず、100万近辺でアクセスした方、誰も出てこなければニアピンありにするんで、是非コメントを下さいまし。
後出し不可、踏んだタイミングってことでヨロシク。
お願い、名乗り出て!

尚、コメント投稿が憚られるような親族身内は、今回は「それ以外の読者様」を優先したいので、万一踏んじゃったらひっそりとメールなりをよこすようにねヨロシクね。
もちろん堂々とコメントをくれてもいいんだよう。


さて本題。
『金陵』にて文字どおり「肉欲」を満たしたワタシとアパ経。
店を出たのは「お腹一杯だから」ではなく「なにか口直しがしたい」からだ。
確かにオヤツの時間になっていた。
いきなり美味しいものを食べると、食欲増進して胃袋無限大になったような錯覚を覚えることがあるのだが、この日がまさにそうだったと思う。

二人で中華街を襲撃(?)するなど、そうしょっちゅうあることではなさそうなので、是非アパ経を連れて行きたかった店に行くことにする。
本来ならば「まずここだ!」と言いたいところだが、二人は「肉欲」に負けて『金陵』に走ってしまったのではある。

向かう先は『大珍楼本店』
ここならば午後のオヤツ時間に行けばオヤツなりの使い方もできるぞ!

先日の記事でも書いたのだが、ここは素晴らしい店で大好きなんだけれど、「フツウでおいしい中華」を希望する相手の場合は、連れていかないほうが無難な店なのでもある。

でも、ちょっと変わった料理や香港広東現地の香りを嗅ぎたいものにとってはパラダイス。
アパ経辺りは基本的に「食志向が獣的」なんで、無問題に連行できる店でもある。

店に入ると、一階の大きめの二人用テーブルが空いていた。
アパ経はすでに「ステキな香り」を嗅ぎつけたらしくて、うふふんあははん状態になっている。

こういう広東系は、確かに都内から遠征価値ありのものであろうよ。
へっへっへ。

大珍楼鶏足

なにしろ肉の味わいは堪能し尽くしているので、まずはサッパリと。
鶏足のピリ辛甘酢ソース。

この下には甘酢漬けの野菜の漬物なんかも潜んでいて、口直しに丁度いい。
味わい的にもオヤツっぽい。

しばし鶏のチョキを口に含んでは、骨を口から引っ張りだす作業にいそしむ。
うふふえへへと笑いながら。
美しい午後のひとときである。

ちょっと量が多かったけれどね。


大珍楼例湯

肉と脂にまみれた胃に優しい例湯。
今日は普段の澄んだスープではなくて、煮詰めたような濁り感と薬膳風味がやや強いもの。
これはこれでウマイ♪
胃に沁みるようだ。

うっかり具がなんだったのか聞き忘れたが・・・。

なんとなく「食欲無限大妄想」に駆られそうになるが、本日は強固な意志を持って紹興酒に走らず、ビールのみでとどまっていた。
だから「ちょっと待てよ・・・」としばし考えて、オーダーの取捨選択をする。

腸粉、点心類、麺類・・・うううむ。


大珍楼 ボウチャイ

ちょっと無茶な量になるが、悩んだ末にボウチャイ飯オーダーを決行。
「塩魚!塩魚がいいざんす!!」とアパ経。
もちろんだよ。他の具入りを頼もうなんて思っていないさ♪

「ああ香港のにほひがするわあ」とアパ経喜ぶ。
よしよし。
こういう人はやっぱりこの店に連れて来なくっちゃね。

ついでに初めて頼むものも一つ。

大珍楼 ココナツもち米ロール

ココナツもち米ロール。
これだけ何度となくきている店なのに、何故かほとんどデザートに辿り付けた例がないのだが、ずっとなんだか気になっていたもの。
確か豚挽肉入りバージョンもあって、最初そっちを頼もうと思ったが、なんとなく「おやつだし」と思いついて方向転換する。
ビール飲んでたってオヤツはオヤツなのだよ。

もち米の皮でココナツを巻き込んだパイみたいなものを、サクッと揚げ焼きした単純な一品。白砂糖がばらっとかけてある。

単純だ。しかし、不思議なほどウマイ♪

サクッとした外側から、モチッとした内側。
隙間にココナツのツブツブ感と香り。
砂糖とココナツの甘味に、皮のしょっぱさ。
単純なんだけれど、不思議なコントラストが楽しいぞ♪


しかしさすがに全部は食べ切れなかった。
ここの一品料理は、やっぱりオヤツにちょび喰い的な半端量ではないのだ。
反省反省。

最近はこの店も、旧ボウボウコウ系のメニュー数をかなりばっさりと減らした。
赤紙メニューの入れ替わり頻度も静かになった感はある。
その辺は残念だけれど、それでも香港の味と香りはこんな風にぶらっと行っても十分に伝わる貴重な店だ。
何とか「食べ放題」ばかりではなく、こういうものもがんばって存続させて欲しい・・・と心から願う。

大珍楼ぼうぼう好 ( 日本大通り / 広東料理 )
★★★★★5.0
powered by livedoor グルメ



寒い日が続いていたのだが、この日はうららかな良いお日和。
チューリップなど愛でながら関内駅までふらんふらん歩いた。
幸せな週末の午後なのではあったよ。

めでたし♪
でもかなりクイスギ・・・。


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現時点であと70アクセスほど。前後含め踏んだ方はコメントをよろしく〜。
達成は朝かなあ。きっと寝てると思う。スミマセン。



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これを持ってもう一度香港へ行きたひ。オススメの一冊です。

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「100万」で検索したら出てきたもの・・・。

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April 21, 2010

中華街的楽しい午後の過ごし方(?) 其の一 〜中華街『金陵』で焼きもの三昧♪ 〜


暴食爆飲仲間のアパ経が以前から喰らいついて放さなかった(?)店『金陵』

この店の真骨頂は、本店舗が無い今でも焼きものにあるのは周知のこと。
一度はガッツリいきたいが、現在の店舗の雰囲気では大勢は無理だし、
誘える相手も限られてくる。
だからアパ経の横浜遠征を待つよりなかったのではあった。
オットがアフリカ大陸に向けて消えてしまった数日後、早速出撃を決める。
うっふっふ♪

金陵焼きモノ1

シンプルに「肉の盛り合わせ」とメニューには出ている一皿。
コレを一つ頼むと、とりあえずモツも白切鶏もなにもかもが載ってくる。

あああ、やっぱりワタシはこの焼鴨がなによりも好きだぞう。
しかししかし、手前の白切鶏の汁気と旨味はどうよ。
ソレを言うならアンタ、このトリッパはたまりませんわあ・・・

これだけいろいろ肉類ばっかりだと、瞬く間に口が飽きてきそうな気がするが
一品ずつ全て味わいも食感も違う素晴らしさ。


金陵焼きモノ002

反対側からも。

豚耳のまったりコラーゲンな旨味とか、
ぱりぱりとした皮付き焼豚の風味とか、
甘味と旨味が凝縮されたレバーとか、
一見一番シケて見えたけど、実は噛みしめた食感と味わいは一際深いタンとか

・・・アレとかコレとかが、嗚呼もうたまらなくステキなんである。

これをしつこく堪能するには、やっぱりビールでしょう。
紹興酒もいいだろうな。この日は諸々を考えてビールだけで止めたのだが。

このお肉たちの下にこっそり隠れている、さっぱり酸っぱ甘い漬物が
肉の脂を絶妙に中和するぞ嗚呼♪


金陵キュウリ

キュウリも頼む。
ポリポリ舌休めに齧ると、なんとなく健康的な感じがする。

これだけでビールをごぼごぼ飲んでいたら、なんとなく長居してしまった。
二人分には多すぎるかと思えば、意外にちょうどよい量なのではあった。


金陵メニュー金陵メニュー

金陵メニュー金陵メニュー

メニューを参考までに。

以前よりも各種料理は増えていて、何故かカレーのコース(ネパール人の厨房スタッフによる本格派らしい)なんかもある。
以前隣の円卓で、何人かでコースらしきゴチソウに喰らいつく人たちをみたこともあるので、たぶん頼めばそれも可能なのだろう。
しかし店の構造はあくまでも食堂で、ここで全てを完結させるには事前のアレンジは欠かせないと思う。
一度そういうことをやってみたい店でもある。

本当は「汁なしそば」なんてモノにも心惹かれたが、せっかく横浜遠征にきた
アパ経のためにも、ここは一つ「取って置きでトドメ」と店を出た。

(つづく)


ところで・・・

ハナ100411 004

ソレ向けるの、やめてって言ってるわよね。言ってるでしょう。やめてよう。

この優秀なカメラはシャッターが早いので、ハナちゃんがカメラに向かって
一瞬ぶーたれている間にアップ撮りができる。
たまにはできる。
ワタシにもできる。

暗いところに強く、シャッターが早く、手ぶれしにくい。
いい買い物だったなと改めて思います。
アドバイスをくれた皆さん、ありがとね♪



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オットは機内上映で『アバター』を観たのだが、着いた先がエチオピアで
なんか不思議な気分だったそうです。




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「パンダまん」あります。


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March 24, 2010

南新宿『イル・ペンティート』でローマ風ピッツァ 〜そして大酒・・・〜


まだまだ春遠き某日、アパ経女史と都内で夕食、ということになった。

「そんでは都内で一番うまいピッツァ(当社比)でも喰いましょう」とアパ経。
「ふうん。まあいいよそれで」と、特に深い感興もなく返事をしたら
「今アナタ『ふふん、なんだピザ屋か』と軽く馬鹿にしましたね」と。

うぬぬ、確かにまあそうなんだけど・・・

「ワタシも実はピッツァに愛着はないんだけれど、この店には結構やられているのだよ。
ま、お楽しみに・・・」

イタリアを実によく知るアパ経が、そこまで言うならばウマイのだろう。
彼女的「当社比」は、ある意味絶対値と言ってもよい。
なにしろ元コルシカ・マフィアだからな(嘘)。

店は「南新宿」なる場所にあった。
代々木からちょっと歩いた辺りだ。
そんな駅があることすら知らなかったが、周辺は住宅地らしい。

で、店に入ってまずはプロセコを一本飲むことにする。
ここで「とりあえず一本」になってしまうのが、ワタシと彼女が二人でメシを喰う時の恐ろしさであろう。

このプロセコ、記録がないので名前がワカランが、しっかり腰のある辛口なのに、なんともフルーティーでステキな一本だった。
まずは気分よく、泡で気持ちを弾けさせつつ前菜を喰らう。


南新宿ピッツァ 006

とりあえず、ハムかサラミみたいなもんに葉っぱを載せて、さらにその上にパルメジャーノを乗っけたモン・・・というところくらいはわかるだろうか?
ただでさえ暗い店内、携帯でなにか撮れると思うのが間違いだとは思うけど、ご参考までに。

この写真ではとうてい伝わらないところだが、この一皿が実にウマカッタ。
下に敷かれたサラミとモルタデッラは言うまでもないし、厚めで大振りのパルメジャーノも素材が良いから当然うまい。ここまでは日本でもそう珍しくはないが、この間になんとなく敷かれたサラダが実によいのだ。
各種の青菜が香りや食感も様々に混じりあって、それがいいオリーブオイル+塩コショウに酢でさっくりとコーティングされている。

こういうのって、日本のイタリアンじゃ案外ありそうでない一品だと思う。
ワタシにとって、イタリアで普通に食べられるウマイもので、他のところでは食べられないものの筆頭が、実はごくフツーの「青菜のサラダ」なのだ。
なんとも安く貧しいイタリア料理体験ではあるけど、山ほどのパスタや肉魚なんかが出る前に「はいよ」と出てくる、味の濃い野菜がザックザックと混ぜ合わされただけのサラダが実に好きだった。

日本のイタリアンて、実は世界でイタリア現地の次にうまいんじゃないかと思っているのだけれど、サラダの部分だけはどうも今ひとつ伝わってきていない印象。
何故だろう。

この店のこの前菜は、サラダだけじゃなくて下にサラミなんかもあるから、そこそこいい値段ではあったけど、こんなのをつつきながらピッツァを待つのはなかなか楽しい。
量は3〜4人分はガッツリある。

そもそも、この店はピッツァが出るまでに時間がかかるので、まずはこういうもんを頼んでおくのが正解らしい。
横では見習いの坊やが親方に思いっきりどやされたりしている。
こういう風景、日本的にはダメなんだろうが、イタリアではよくあったような気がするな・・・。

そう、店内の雰囲気も、客がみんな日本人でなければ「ローマのどこか」と錯覚しそうだ。
テーブルの間がとても狭いけれど、天井が高いので、意外に隣の話し声なんかは気にならない。


南新宿ピッツァ 005

そしてピッツァ登場。
これはカラスミと青葱のビアンカ。

見ての通り、極薄焼のローマ風だ。
カラスミの香りが熱とともにブオンと立ち昇って、思わずプロセコが空いてしまった。
なんだピザ屋か、とか思ってスミマセン、とアパ経にとりあえず謝ってみる。

生地はパリッとしていながら旨味があって、カラスミの香りをしっかり受け止めて殺さない。
ナポリ風のモチモチ分厚い生地もアレはアレでいいものだけど、この薄さに籠もった味はまったく別のものなのだった。

同じピッツァでも、ナポリ風とローマ風では、うどんとそばのような違いがあるもの、なのかもしれないな、と思う。

さてプロセコの次だけど、ここは本当なら白ワインなんだろうが、白の代わりにプロセコを飲んだんだし、赤も軽い軽いヤツならば案外良さそうだ・・・

南新宿ピッツァ 004

と、いうことで、赤一本追加。
渋みのほとんどない、軽い飲み口だから、軽やかにスルスルと喉を滑り落ちてゆき、みるみるうちに一本飲んでしまったぞアラ不思議。

しかし、ピッツァはもう一枚頼んでしまったし、まあ余ったら持って帰ればいいじゃんか・・・とか何とか言いながら・・・

南新宿ピッツァ 002

白を追加。
今度はちょっとしっかりしたヤツを頼んでみた。


南新宿ピッツァ 001

ほんのりうっすらとピンク色。
お花見用なんかにも良さそうなワイン。


南新宿ピッツァ 003

二枚目はトマトソースでフンギ(マッシュルーム)。
香りがコレマタ素晴らしい。
うふふ、あはは、やっはっは♪

と、そりゃまあワイン三本目となれば、二人ともいいゴキゲンなのであったよ。

そういえば、時間制限ありで2時間一本勝負!とアパ経は言っていたけど、元気よく飲んだくれる姿に怖れをなしたか、どうも見逃してくれたようす。

実はアパ経に「ピッツァ以外のものには期待しないように」と言われてきていたのだけれど、確かにサービスが早い店ではない。
いい気分で飲んだくれていたから、それほど気にはならなかったが、あとで調べたら色々と突っ込みどころはあるらしい。
腰の低い丁重なサービスが売りものの店、ということではなさそうだ。
あと、薄焼きのピッツァとしてはそこそこいい値段。

でも、これだけのピッツァはなかなかないと思う。
パスタを置かずに、ピッツァだけで勝負している、その意気は素晴らしいし、それに見合うものが出てくる店だ。

サービス行き届いた店で穏やかに穏やかなものを美味しく召し上がりたい向きには、絶対にオススメしません。
でもワタシは横浜からわざわざ足を伸ばしてでも、是非また食べに来たい。


イル・ペンティート ( 南新宿 / ピザ )

★★★★4.0
powered by livedoor グルメ

尚、食後はついついグラッパまで飲んでしまったのだった。
こんなに飲んだのは久しぶりだったよ。



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ズビズバな鼻は緩やかに回復途上。たのむからこのまま治ってクレ。


メルロ[2008]ラヴィスMerlot 2008 Lavis
メルロ[2008]ラヴィスMerlot 2008 Lavis

この日の赤と同じシリーズのワイン。ピノノアールはすでに売り切れだった。
残念!



チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)
著者:惣領 冬実
販売元:講談社
発売日:2006-10-23
おすすめ度:4.5
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まだ新刊が出ない・・・!



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August 09, 2009

六本木『炭火焼肉An』でオシャレ焼肉大会 〜東京焼肉遠征!〜

最近ばたばた気味で、しかも遅ればせながらの湿気バテ気味でもある。
このところ漢方だ鍼だ灸だと健康ヲタ状態で過ごしている効用が上がったか
今年は例年になく快調に過ごしてはいるのだが、さすがにこの暑さだと
ちょびっとヘタる。

だがヘタってもおられんので、ちょいと体力を付けるべえ・・・と焼肉に出撃。
連れは毎度おなじみ肉食獣仲間のアパ経女史だ。

行く先は六本木。
しかも「堺正章プロデュース」とやらの、たいそうオシャレな店らしい。
「焼肉ホルモンは煙も御馳走である」が信条(つまり貧乏性)のワタシなので
なにを思ってよりによって六本木のオシャレ系焼肉などを目指すのか・・・と
不審に思われる向きもあろうが、なんのこたあない。
実は「行ってきてくれ」という依頼があったのだ。
しかも行った結果ダメな店でも、それはその旨をハッキリ公表してイイヨ、と
おっしゃる。

たまたま六本木方面に所用もあったし、アパ経女史も「行くイク♪」と
大変乗り気。
ほんじゃま、とあっさり話を決めて、足取り軽く夕闇迫る六本木へ向かった。
外の熱気も焼肉モードへの前奏に思えるぞ、うっほっほ。

ハッピーアワーで7時半(だと思った)まではビールなど半額。
つまり生300円なので、ゴボゴボと矢継ぎ早にビールを流し込む。

入口に立派なレセプションまで構える店は二階建てで、結構な大規模店舗だ。
一階は天井高く、テーブル間はゆったり。
二人でゆったり焼肉デート、なんていうシーンに良さそうな雰囲気。
ワタシとアパ経の二人連れだって、こういう店の窓際に座っていれば
高給取りのキャリアウーマンにエエとこのマダーム二人連れに見える・・・可能性無きにしも非ずだろう暗いしさ。

しずしずと「お洋服の匂いよけ」になる大きな布を差し出され、エプロンを
渡され、荷物のカバーも差し出されるが「全身帰ったらザップり洗うんで」と
あっさり布の山をシートの脇に築いてしまう辺りでお里が知れるがね。
まあ、多少はいい服着てても大丈夫な焼き肉店、ということだ。
よろしいんじゃないでしょうか。


An0908An0908

ビールのお伴にまずはナムル盛り合わせとキムチ。
盛りは上品だが味も分からんほどの「ちょん盛り」でもない。
美味しくいただけて「もうちょびっとあればいいけどなければいいや」な量。
ナムルはモヤシ、アスパラ胡麻風味、ニンジン、スナップえんどうに
ホウレンソウ胡麻味噌かけの5種。美味しい。ビールにあいます。
浅漬けのキムチもさっぱりウマイ。

An0908An0908 011

モツ刺しがいろいろメニューに載っているので盛りあわせを。
同時にお通しのはずだったと思われる水キムチがデミカップで登場。
たまにこういう出し忘れはあるようす。
スタッフの数が客席数の割りには抑え気味なのだ。
空いているときは笑って流せる範疇だが、混んだらどうだろね、という感じは
しなくもない。

しかしこのひんやり冷たい水キムチは、暑い季節には実にウマイ。
食欲増進作用があるんだそうだ。
発酵系の軽い酸味がいかにも胃腸に良さそうだ。

An090802 008

各部位のアップ。
センマイとハラミ。

An090802 009

和牛とハツ。

どの部位も鮮度よくて旨味もある。
焼肉屋でこのくらいのモツ刺し肉刺しが出てくればまあ文句ない。
いつも行くところだとこの倍量くらいのモツ刺しをがっつきまくるのだが、
まあこのくらいの量でも案外満足感はあるな。


An0908An0908

そろそろ「焼き」に行くので、焼きダレ三種。
レモン塩、胡麻油塩、そしてタレ。

煮込みももらった。
洋風なデミグラスソース味の煮込み。
モツ煮込みシチュー、だな。
まあこれはこれで悪くない。

An0908

モツ三種盛り。
ガツ、ミノ、テッチャンだったかな?
さっぱりと上品な味だ。
脂の旨味もあるし、食感も上々。


An090802 015

次に赤身肉6種盛り。
手前の皿は塩味、奥がタレ味。
赤身の強い肉から、順に「そうかそうか」と食べ進む。
沖縄のもとぶ牛だそうだ。

An0908 017炭火でじゅわじゅわ焼けば
なんだってどっちみち楽しい。
実際ウマイ。
肉質を鋭く分析できるほどの
「肉喰い」でないのが惜しまれるが、
赤身は赤身なりの旨味、
脂の乗った部位はそれなりの旨味があって
全体に良質な印象。

一見「少ないなあ」と思えるものの、アレを一切れコレを一切れ・・・と
食べているうちに結構おなかも膨れてくる。


An0908 016マッコリもゴボゴボと飲んだら
もうゴキゲンなのだった。
この『虎』という国産マッコリ
あんまり見かけない種類だが
最近は多少出回っているのだろうか?
甘味が薄くて発泡感が強めで大変旨い。
コレが肉やモツにあうのだよ♪


An通常焼肉に出掛けたら
もう「〆のご飯もの」などという
余裕はないのだが
今日くらいの量だとハーフでいける。

ユッケジャン。
マイルドな味だがベースのスープは
しっかり旨味が出ていい感じだ。
写真が揺らいでいるのは満腹感と湯気のなせる技で・・・。

An0908 018

そしてこの「コムタン」は実にウマかった!
上品で臭みはないが濃厚なコクがあるスープが胃の腑に滲みる。
これだけランチで食べに来てもいいくらいだ。
スープフェチのアパ経女史、ご満悦である。
よかったヨカッタ。

「六本木のコギレイな焼肉屋」という異世界(?)だったけど、価格的には
結構飲んだ割りにはまあまあリーズナブルな範囲内だった。
いわゆる普通の焼肉屋でもっと内容が安手でも、高いところだとこのくらいの
値段になることはあるから、むしろ安目の良心的な価格設定と言えるかも
知れない。

盛りは確かに少なめだから、ドカドカ山ほど肉を食べたい気分&体調の時には
そういう店に行ったほうが良さそうではある。
でも味や内容が貧弱にならない程度の「少なめ」なので、これはアリだ。
なんせしみったれなんで、いわゆる「見てくれ重視の極小盛」にはつい厳しくなっちゃうワタシだが、前菜のナムルなんかにしても肉類にしても、
このくらいの量が出てくれば不満はない。

接客については、注文したものの出し遅れやらが多少あったのではあるが
若いスタッフが丁寧に対応してくれるので不快感はない。

全体に肉もモツも悪くないから、接待会食などのソコソコ落ち着いた環境が
必要なシチュエーションならば使い勝手が良さそうだ。

よろしいんじゃないでしょうか。
現状このまま維持できれば、の話だが。
量も値段も、これを超えたらちょっとなあ・・・になる、ぎりぎりの線を
うまいこと見極めた感じがする設定。
この見極めがダメだと一気に不快指数が上がってしまう。
みなとみらいあたりに多いダメ店は、この辺の見切りがプロじゃないんだね、
と改めて思ったりする。

調べてみたら、ランチは千円程度でなかなか良さそうだった。
今度ランチで寄ってみよう♪





ところで、以後八月一杯はちょっと諸事情でばたばたするので、いつも以上に
記事の更新が休みがちになるかと思われます。
今に始まったことじゃないだろ、と言われちゃうとその通りなんだけど、
別に病気でもブログ中止でもなくて、まあちょいと夏休みみたいなもんなので
「あ、そう」くらいに思ってくださいまし。




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来月の今頃は秋だと思えば、気分だけは少しは涼しい・・・ハズなんだけどな。




二東マッコリ、売ってます。昔は箱買いしてた。



焼肉のことばかり考えてる人が考えてること (扶桑社文庫)焼肉のことばかり考えてる人が考えてること (扶桑社文庫)
著者:松岡 大悟
販売元:扶桑社
発売日:2007-03
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

心理状態の話よりは焼き方指南書だけど、焼肉のことばっかり考えてる人が
書いた本なのは間違いないです。

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April 22, 2009

秋葉原『過橋米線』の極ウマ米線 〜胃もココロも温まります♪〜

久々に旧友アパ経と都内で暴れ・・・もとい飲みに行く。
まだまだ春遠い、木の芽の気配も薄いころ。
オット不在時である。

今更改めて言うまでもなく、オットが留守でないと夜の外出が出来ない・・・
なんてはずはないのだが、でもなんとなく「オット出張不在=夜遊びエスカレート」
になってしまう。

普段あれほど飲んだくれ遊び回っておって、一体どのあたりをどうやったら
もっとエスカレートさせることが出来るのか・・・と我ながらフシギに思うのだが
人間やればできるものなんである。
そこかよ、努力のポイントは?

今回は体を労わるべく薬膳中華を!ということで、秋葉原の『過橋米線』へ。

過橋米線早々と時間前に着いてしまったので
まずはビールでお通しをつつく。
ここのお通しはビールによく合う。
この日は厚揚げと茹でピーナッツの
ピリから和え。
日曜日の夕方5時を回ったばかりの店内に
ぽつぽつとお客が現れはじめた。

前回は今ひとつ気付かなかったが、店内は明らかに「アキバ系」の若いモンと
「中華中毒中年系」と言おうか、要するに現地風中華大好きなオッサンが
適宜混じりあっている印象。
週日だと御茶ノ水方面から地味な色合いの勤め人なんかも混じってくるのだろう。

メニューを見ていて改めて「ははあ」と妙に納得する。

サザエレンコン

何故かなかなか現れないアパ経を待ちながら、一品298円の小皿をいくつか。
サザエの雲南風冷製とピリ辛蓮根。
どの料理も多かれ少なかれ辛くて、とりあえず間違いなくソコソコ美味い。
ただし、酒の肴にすることが主目的の小皿料理なりではある。

なるほど、雑多な顧客層向けの中華居酒屋にもなるメニュー構成だ。
こんなもんをつつきながらマッタリするのも悪くないしね。
ビールおかわり。

とこうするうち、白いマントの裾を翻しつつアパ経登場。

ものの例えや冗談ではなくて、これが本当に白いマントなんであるよ。
時と場を大切にするアパ経は、アキバで食事なので大鷲の健のコスプレをしてきた
・・・のではなくって、昼間の集まりに合わせてフォーマルな装い、なんだそうだ。

このマントがあまりに白くてデカいので、ピッピッと醤油ダレを飛ばしたい衝動に
なんとなく駆られたが、ガッチャマンが怒ると大変だからやめておく。
なにしろアパ系の爪の鋭さはガッチャマンどころかベルクカッツェをも凌ぐのだ。
ああ怖いコワイ。

「ヤ〜マトの諸君!」という色違いなコメントとともにマントを脱いで座るアパ経。
実を言うと三十年ほど前にはアニヲタだった二人なのだよ。
年若き方にはワカラン内容でスミマセン。

モツ煮込み水餃子

雲南風モツ煮込みがなかなかイケる!
お茶碗一杯たっぷり盛られて298円ならば素晴らしい。
これも辛いのだが、クタクタにじっくり煮込まれたモツにじっくり染みていて、
温めた紹興酒を一本もらってチビチビやるのには最適なお供だ。

勢いでついでに頼んだ水餃子は・・・アキバ中華居酒屋小皿的だった。
まあいいや。水餃子を食べに来る店でもあるまい。

汽鍋(大)

薬膳気鍋鶏。
漢方風味は薄くて実にあっさりとした美味しいスープだ。
味付けは塩のみだそうだが、ベースが良くないとこうはならないぞ♪

青菜炒め大理回族羊肉

青菜炒めはまあまあの出来。
『大理回族羊肉』なる辛い羊肉の炒めものもウマイ。
全体に辛い料理ばかりだが、それぞれにひとひねり入っているから食べ飽きない。

本当は豆腐料理なんかも食べたかったのが、この辺でお腹一杯になってしまった。
こういうときは予備の胃が欲しい。

米線(大)

オナカイッパイと言いながら、これを外しては帰れない過橋米線。
今回は三七、クコ入りの薬膳過橋米線にしてもらった。
汽鍋とベースは同じ美味いスープがどんぶりに注がれて熱々状態の上に
薄く鶏の脂を張って出てくる。
そこに別皿で出される鶏肉、豚肉、ハム、叉焼、いか、湯葉、もやし、豆苗などの
具材を卓上で放り込んで調製してくれる。
薄切りの豚肉は生で出てくるが、一気に火が通って豚のコクも加わるのだ。

過橋米線 014

一応こんな風になっています、という参考写真。
前回のもの。
今回は夢中で食べてるうちに撮り忘れた・・・。

具材を入れて大きく混ぜると、様々な旨みが混じりあった湯気がフワアと上がる。
湯気だけでこれだけウマソウなのだから、啜ったらもう陶然となってしまう。

汽鍋と味がかぶりそうなのだが、鶏脂の膜やら具材のコクやらが入って
違う味わいのスープが出来上がる。
この店の料理は概ね間違いないと思うが、この米線は別格だ。
うますぎて他の料理がごく普通に思えてしまうほど。

米線「米線」なので米粉でできた米線が
具材と時間差で投入される。
この麺がまた良い!
不思議なクニュクニュの腰があって
断面が丸いせいか食感も面白い。
乾麺ではなくて生麺なのだそうだ。
汽鍋も捨てがたいが
この米線は他にない逸品だと思う。

米粉の麺なので、食後感は軽くて胃に優しい感じ。
どんなにオナカイッパイでも、これならばするりと滑り込んでくれる。


前回はコースだったのでわからなかったが、この店はアラカルト注文でも安い。
オマケに酒も安い。
こんなにうまい上に安いのだから、本当に困った店だと思う。

横浜にあったら通ってしまうだろうな。
なんとか横浜進出してくれないかしら。

ところでその後、帰宅してメールを開けたら
「今銀座を出るので、ゴメンちょっと遅れます」という気の効いた携帯メールが
アパ経から届いていた。
ああここにも文明文化に取り残されたものがおるよなあ・・・と、
妙に優しい気持ちになったのだった。



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胃もココロも満たされる店。次はいつ行けるだろう?



ガッチャマンなりきりコスチューム。6500円也。
(注:アパ経女史着用の一品は高級品ですから・・・?)


中国/雲南少数民族の音楽中国/雲南少数民族の音楽
アーティスト:民族音楽
販売元:キングレコード
発売日:2008-07-09
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July 13, 2008

新宿『赤ちょうちん』でモツスキーな夜♪ 

6月某日、風邪がなかなか治りきらんので、ここいらで一丁イキオイをつけるべく
友人と新宿『赤ちょうちん』へ!

前回同様、同行者はアパ経@怪鳥イグアス・モツスキー。
たまの逢瀬で惜しみなく生肉を奪い合う仲だ。

尚、もう一匹のケダモノ仲間翌日登板することになる。

実はこの前夜、横浜市内の某ドイツ料理店で とも2さんとレバーヴルストなんかを
喰っていた。
レバークネーデルズッペ(レバつみれのスープ)も絶品だった。
たぶんドイツ国内で食うよりはるかにウマいと思われる。
ご紹介したくってたまらないのだけれど、お店の方針でブログなどの掲載はNGなのだ。
スミマセン。

まあそんなこんなわけで、特に深く考えもしなかったが三日連続モツスキーな夜を
過ごした次第。
モツ、結局風邪に効かないな・・・というよりは、夜遊びしながら風邪を治せる年じゃないってことね、もう・・・。

さて、店内に入ると怪鳥アパ経が既に飲み始めていた。
いきなりゴングを鳴らそうとする手を押し止め、今回は「病み上がり(だと思い込んでいた)」故に必殺ナイアガラとか秘儀イグアス悪魔の喉笛とかは自粛するように、と申し入れる。
要するに、皿から口にザバーーーンと流しいれるような無茶喰いはしないでくれろ、と
お願いをしたわけである。

今回は平和に静かに美味を嘆賞いたしませうねえ、とかなんとか。

モツ煮まずはビールにモツ煮込み。
ほんの一口で月+旨が炸裂する。
お持ち帰りが許されるのならば
ひと鍋買って帰ってモツ煮丼にしたい!
・・・とこれがワタシの
ささやかな夢であったりする。
このお店、お持ち帰り不可なので
はかない夢ではあるが。

何しろ生で食べられるモツを出す店なので、塩で煮込んだものだってそりゃあウマイに
決まっているぞ。
煮込んだスープは「月旨」でとろりん。
「病み上がり(のつもり)」だから、この栄養価は是非ワタシがワタシがワタシがっ!
と主張したら「よござんす。どうぞ」と大人のお返事だった。
へへ、ありがと♪

モツ刺し















定例ではあるが、二番手は当然モツ刺し。
今日は忘れず「タレ別」にて。
この店の場合モツ自体に臭みが全くないので、辛味噌ダレと混ぜくってしまうと
せっかくの各種モツの、実は意外と微妙な味や風味が飛んでしまうような気がする。
もちろんタレもうまいので、ちびちびと一切れにちょっとずつ付けて食べるのが好きだ。

いつもと変わらぬプリップリのピッチピチ。
ハツ、チレ、レバ、ハラミ、コブクロにセンマイ、ミノなど。
何度来て何度食べても、不思議なオドロキがある。
臓物ってどうしてこんなに豊かな味わいが多彩なんだろう?

ナマモノ















怪鳥イグアスとモツ刺しを指差して、けっけけけと無意味に笑ってみたりする。

虎この店でしか見たことがないのだが
出来ることなら自宅に常備したいマッコリ。
ほんのりとした甘さがモツにぴったり。
口の中でシュワァ、と軽く薄く弾ける。
生モノには生モノ。
怪鳥イグアスもおとなしくなっている。
毒は毒をもって・・・(いや、ははは)


チレ玉チレ玉







生モノが足りんのでチレ玉を追加。
チレは脾臓だそうで、レバよりちょっとこりっとした食感と、ジューシーな血の気(?)
がステキなのだ。
これを玉子の黄身で和える。
ガシガシかき混ぜて和える。
胡麻油の香り、葱の風味が入り混じり混ざり合って、さっきの刺しとはまた違う世界だ。

はぁ。うっとり。
皿に残った汁などがもったいないので、突然自分の取り皿へと「ナイアガラ」する。
「・・・・・」と軽い怒気を含んだ目つきでアパ経に睨まれたが、具合が悪くて
気付かぬフリをした

きゅうり
箸やすめに胡瓜のサラダ。
胡麻油がきいているがくどくはなくて
一見どうってことないのだが
生肉のお供にステキだ。
ああ、なにを頼んでも美味しいなあ・・・♪



大腸炒め















今日はまだゆっくりできるので炒めものを、とホルモン炒め。

月旨・・・・・・!

蕩ける脂がなんともたまらない。
ここにちょいと絞ったレモンの酸味が脂肪をリセットしてくれるのだ(妄)

本当は一度数名で来て「炒め盛り合わせ」を是非食べたいのだけれど、単価も量的も
ちょっと厳しいので未だ果たせていない・・・ああ、いつかはきっと・・・!

センマイ炒めが脂濃厚だったので
さっぱりとセンマイも。
タマネギがちょいと乗って
盛り合わせとは少し違った
ひと手間がかかっている。
センマイはときに
歯触りが微妙にキュウキュウするが
処理が抜群なのか全然気にならない。

赤ちょうちん 
採点:★★★★★


さすがは人気の老舗で、今日も満員御礼。
出かけるときは予約を忘れずに・・・。

モツスキー一族ならば、間違いなくヨロコビに泣けるお店だ。
ああ、なんてスバラシイ・・・と、マッコリ後焼酎を飲んだくれた二人は
夜の新宿二丁目で飲みなおして帰りましたとさ。


ランキングバナー人気blogランキングへ ワンクリック、モツスキー。
教訓:モツを山ほど喰っても、風邪は治りません。医者に行って蟄居養生のこと。



がんがん焼肉もりもりホルモン (ちくま文庫)

著者、横浜国大の卒業生だそうで、横浜の店もけっこう出てきます。

ホルモン奉行

ついタイトル買いしてしまい・・・ちなみに「解放出版社」の刊行です。

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December 23, 2007

浅草『寿し処つばき』で口直し 〜泪の今月閉店!〜

寿し処つばき 
最寄駅:浅草 / 田原町
料理:寿司
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


のたりくたりと「う」な午後をすごした後、浅草に向かう。
同行アパ経がよく行くらしい、しっくり落ち着いたお酒も出す喫茶店で数時間をのんびり過ごした。ここは夜はかなりしっかりとお酒も出るらしいのだが、雰囲気にいわゆる「飲兵衛の集う柿臭さ」はない。
横浜ってこういうお店をあまり見かけない。
住んでる場所が悪いのかね?

などなどとぼんやり思いながら、シュナイダー・ヴァイセというドイツのビールを飲んだ。うまかった。

さてここで考えるのは「なにで〆ようか」なのであった。
アパ経は「やきとり?」などと言ってるし、彼女が進める店ならばさぞかし・・・とは思うものの、ナニカもっと違うものは・・・と思いつつビールを飲む。

うどん?
そば?

と言っているうち、お店の人もアパ経も懇意なお寿司屋さんが、今月いっぱいで閉店という話になる。

「スシ」と呟いたところ、なんとなくしばし後にはソッチに移動していた。
まあ、脂ののったものを山ほど食べたので、口直しにはよかろうよ・・・。

お店は実に普通な「街のお寿司屋さん」の構え。
ご近所ご用達の庶民的なお店、という感じ。

お通しお通しは、いかげそと里芋の煮物。
地味なルックスだが
いかを噛むとジュワァと旨みが溢れる。
ううう、これオカワリ・・・と
口走りかける。


刺し盛り刺し盛り。
いつぞやウチの近所で食べたもの
比べるのは酷というものだろうが
どうも値段は大差ないのだ。
しかし・・・


ホッキ貝は甘い。口に甘味が溢れるのだ。
煮蛸は生とは段違いの風味。
サヨリの酢締め・・・サヨリって、こんなに旨い魚でしたっけ?
トロは蕩けるしなあ。

浅草、オソルベシ。
これが「庶民店」のレベル?

寿しお寿司をオマカセで二人前。
ほどよい酸味と甘味の酢飯が
見事にぴったりしっくりと
ネタに馴染んでいるのだ。
ごろごろろん、と喉がなる。


一個いっこ、それぞれに一仕事一手間かかっていて、魚を生のまま喰うのは無粋だ、とすら思えてくる。
さすがは江戸前の本場だねい。

一番素敵だったのは、甘いツメを塗ったイカ。
一見野暮ったいほど濃い色のツメの甘さとちょっと火の入ったイカの甘味に、ほどよい酢飯がよりそって、素朴なのにしみじみいつまでも噛んでいたいほどの旨み。
にゃおうん。

どれもこれも、一個一個がしみじみ口福だ。
ただのカッパ巻きまでが、なんともいい具合に口の中でほぐれて、胃の腑にするすると落ちる。

実は『尾花』以上に「絶対また来たい!」と思う店だったのだが、ああなんと悲しいことに、諸事情で今月いっぱいで閉店だそうな。
ああ、なんてこった。

最終営業日は31日。
それまで休みなし、との由。

それにしても、これが浅草庶民スタンダードならば、やはり浅草ってすごいところだなあ、としみじみ思った。

なんとかもう一回行けないかしらん・・・。
横浜から浅草って、実は京急から都営浅草線の一本ですんなり行けるのだ。
思ったほど遠いところではないのですよ。

するすると幸福に食べたものの、翌日は結構胃が重かったが。
クイスギのつけ、この頃はあまりに素早く胃腸に来るので困る。
やれやれ。


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やめな〜い〜で〜〜(泪)





案外お役立ち。




クリスマスの次は・・・おせち?





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December 18, 2007

『尾花』にでかける 〜まったりと「う」な日曜の午後〜

尾花
最寄駅:三ノ輪橋 / 三ノ輪 / 南千住
料理:うなぎ
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:昼食


特に大して気にかけていたわけでもないが、向こうからやけに熱心に擦り寄られたりして、しょうがないからちょっと口説いた途端に振られてしまう。
すると急に未練が募る、なんて話は世の中よくある、のではないかと思う。

そうなのだ。
最近そんなことが起きたのだ。

尾花

このようにしてっ!!



そして、再びオットが不在となる。
オット不在とくれば登場するのが、酒池肉林の友アパ経だ。
別にオットが居ても居なくても、要するに会ってメシを喰えばいいだけの話なのだが、なまじ若いころカイロ時代を一緒に過ごしたもので「帰りの電車の時間」なんぞが気になるとどうも腰のすわりが悪い。
そんなわけで、臨時独身状態になると都内出撃計画が出る次第。

とにもかくにもとりあえず、そういうわけ(?)で『尾花』に向かう。
12月にしては陽差し明るく柔らかい、とある日曜日の昼下がり。
以前この店の隣近所地帯に住んでいたことのあるアパ経の秘策あり。
「尾花は開店時に並んで待つより昼下がりやや早めを狙え」だ。
さすがだぞ、アパ経。
持つべきものは知恵のある友だ。
褒めてつかわす。

なにしろ二人とも一度はすっかりエジプト人化しているので、ランチが三時四時などアタリマエのことなのである。
そして、この店は週末の午後は通し営業。
正しい日本人の姿としては、やはりお昼御飯は二時頃までには遅くとも食べ終わるものなので、この隙間を狙ってマッタリ行こう、という作戦なのだった。

尚、遅くすればいいというものでもなくて、この店の場合「問答無用で売り切れ仕舞い」という鉄則があるので、この遅さ加減が2時半ごろ狙い、ということらしい。

しかし行ったらそれでも十人ほどは待っていた。
並んで待つのは死ぬほどキライだが、この店の玄関周りはなんともたまらん素敵な風情。竹のベンチにおとなしく腰掛けて、空気感と併せて辺り一面にたちこめる「鰻の匂い」を胸いっぱい楽しむことにする。
待つ間にケダモノと化す食欲。もうタマラン。

ちょっと退屈したのでワタシを挑発した張本人に「並んでるよう」とメールを出すと「たったの十人かよっ!くそ」と妬みのこもったメール返信あり。
もっと激しく並ぶものらしい。ふうん、そうなんだ。

そう待たずに案内された店内は、広々とした天井高い座敷一面に「う」な空気が満ちていた。ますます素敵なのである。
片隅の席に二人陣取って、うざくとう巻きにビールを頼む。


うざくうざく一切れで、思わず悶絶した。
カリリと微かな歯応えに続いて
ふっくらとした舌触りの脂が蕩ける。
菊の花と胡瓜が添えられて
ちょっと甘目の酢がかかっているのだが
これがなんともいい塩梅なのだ。嗚呼。

いぬわんが「絶対にこれは喰えよ」としつこく念を押すわけだな。

普段は「秘技ナイアガラ」だの「イグアス」だのと、友情を捨てた分捕りあいが始まるものだが、アパ経もワタシも、あまりに旨くてグウの音も出ないからチョキを出して勝利を確かめるような静謐な一瞬となる。
いいんだ、それで。

う巻きビールから熱燗へ変えたころ
う巻き登場!
叩いた鰻の甘辛いタレが
ほっくりとした玉子焼きにくるまって
これまたしみじみ心和む味。

う巻き2うっふふふふふ。
玉子と相性が良いのは頭でわかっているが
これをちょびちょびやっつけながら
のどやかに熱燗を啜ると
これはもう至福の冬の日の午後。

いぬわんが「絶対にこれは喰えよ」としつこく念を押すわけだ。
こういう意見には素直に従っておくのが正解というものだな。
うなうな。

白焼き白焼き2





白焼きもやってきた。
一人で来ようと思えば来られる店ではあるが、こういうことをするにはやっぱり連れが必要だ。
ワタシとアパ経を繋ぐものは、実は友情などという美しいもんではなくて、単なる喰い意地なんである。まあ、いいんだ、それで。

白焼きはふっくらと柔らかい。
もう少し硬いほうがまあ好みではあるのが、重箱の隅をつつくような無粋なことを言ったらばちが当たる。
鰻でなにが好きといえば白焼きだ。
月+旨のニクヅキウマサが、これほどしみじみ胃の腑にしみる料理もないよねえ〜、といつの間にか鰻に変わった姿を「う」の字にくねらせながら、のったりまったりする二人。

実は「ダレが尻尾のほうの半身をとるか」で軽く揉めたことは揉めたのだが、平和裏に「真ん中で均等に分ける」という案が採決されたので、穏やかな午後は守られたのであった。

うな重「せ〜のぉ!」と重箱の蓋を開ければ
甘く香ばしい匂いが柔らかくたちのぼる。
あああああ、もうどうにでもしてちょうだい
という気分になってしまう。
身は柔らかく、口の中でほろほろ蕩ける。


実は白焼きと同時に持ってこられたので、うにゃ、と軽く落胆したが、まあそれでもいいさと思える。
このお店、鰻も確かに旨いが、何よりのご馳走は「この空気」だ。
このためだけに休みの午後を費やす価値があると思う。
我が愛する荻窪『安斎』とどっちが・・・なんて、野暮な話だよ。

かくしてただでさえ肥えた体に脂までをもしっかりと乗せた鰻人類二名は、
午後の続きを浅草で過ごすべくニョロニョロと移動するのであった。

(つづく)


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鰻の「う」の字はぁ〜、はぁ「う」な感じぃ〜(呆)


東京五つ星の鰻と天麩羅


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November 12, 2007

トルコ料理『イズミル』 〜マントゥ求めて阿佐ヶ谷遠征〜

イズミル
最寄駅:阿佐ヶ谷
料理:トルコ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:飲み会/宴会


阿佐ヶ谷の『イズミル』というトルコ料理店の話はよく聞いていた。
かなり評判が良いのだけれど、阿佐ヶ谷は遠い。
なかなか行く機会もなあ・・・と思っていたら、いぬわんクン経由でありがたくもお誘いをいただいてしまった。
ayanoさんの主催で、七名集まるとのこと。

トルコ料理なんて本当に久しぶり。
アラブ料理も同じなのだが、こういう料理は余程好きな人が一緒か、ある程度人数が集まるかしないと楽しくない。
だからといって、昔やったような集まりを自分で主催するのも大変だ。
そして、このところひときわ音量を増した「マントゥ〜〜、マントゥ〜〜〜」という脳内通奏低音。

愛するトルコ料理の中でも、断トツぶっちぎりで偏愛対象になっているのがマントゥ、つまりトルコ水餃子。
ラム肉のミンチにミントなどの香草を入れたミニ水餃子風にヨーグルトをかけて食べる(バリエーションは地方により色々ある)。
なんだそりゃ?と思うのが、普通だと思う。
トルコ人はむやみやたらとヨーグルトを食べる国民なのだ。
ワタシは一度トルコで、マントゥをヨーグルト抜きで頼んで、醤油と辛子で食べてみたことがある。
やっぱり「なんだそりゃあ。わ、キモチワリイ」と言われた。
彼我の差、ということなんだわね。

結果?
中華の水餃子にヨーグルトをかけて喰っても微妙なのと同じことだった(・・・実はこれもやってみた。帰国後自宅でこっそり)。

料理のアレコレは、こちらに追いかけ上げようかなあと思っているので、とりあえずは当日食べたものいろいろ。

メゼエキメキ




まずはメゼ盛り合わせから。メゼとは暑いものも冷たいものもひっくるめて「前菜」のこと。
ナイフとフォークのかわりにパン(エキメッキ)も欠かせない。
パンはうまかったが、小さいの一枚では到底足りない。
トルコ料理でもアラブ料理でも、こういうディップ状の前菜は種類豊富。
見たとおり、パン(形は写真のような平たいものから、普通のフランスパン型までいろいろ)でガシガシと拭って食べる。
一瞬でなくなる。


ナスサラダホウレンソウとヨーグルト




足りないので、気に入った二品を追加。
左がナスサラダ。ナスのディップだ。グリルして皮をむいてディップにしたものだが、ナスの風味が上品に生きている。
もうちょっと季節が早いと、もっと味が濃厚なのだろうか。
右はホウレンソウとヨーグルトのサラダ。チーズも混ぜてある。
現地だとホウレンソウのえぐみが強いのだが、日本人の味覚からすると、このほうがウマイ気がする。
トルコ人に言わせると「日本の冬時のホウレンソウは甘すぎる」ということになるのだけれども。


ドルマ地中海サラダ




左は「ドルマ」。アラビア語では「マハシ」。
ギリシャでも「ドルマダキア」とよぶ。ここで食べたものは、トマトとピーマンのつめもので冷製。大人数用にすでに切り分けてあった。
家庭料理なんかでは温かいまま食べることもある。
香辛料が効いて、さっぱりしているが旨みはしっかり。
右は「地中海サラダ」。
しょっぱい白チーズを混ぜたサラダ。簡単に言うと。
懐かしい味だ♪


マントゥマントゥのアップ





これがマントゥ。さすがは「粉ものが良い」と評判の店だけあって、皮がモッチリとしっかり。非常にうまいのだ。
三角錐型、というのも嬉しい(右はアップ)。
よく見かけるのは平たいラビオリ型。このほうが簡単なのだろうな。
この料理は、水餃子以上に「餡より皮」だ。
嬉しさのあまりに、アパ経女史直伝「秘技ナイアガラ」をかけてしまう。
周囲の人類は皆さん初対面なのに・・・(既知のイヌ妖は目の前に座っておった)。
皆さん驚きのあまり顰蹙も買えなかったと思う(・・・なんのこっちゃ)。

マントゥについては、こちらもご参照を・・・。


鶏手羽のグリルイスケンデルケバブ





左:店オススメの「鶏手羽のグリル」。トルコで喰うより余程美味しい焼き手羽で、これだけ食べるとトルコ料理でもなんでもないのだが、ちょこっと横についているタマネギのサラダと一緒に食べれば、アラ不思議・・・トルコ料理らしくなるのだった。
このサラダだけ追加で一山ほしかった。
かの有名な「ドネルケバブのサンドイッチ」なんかに、必ず挟まっているタマネギ。
これが「あの味」の核になっているのに初めて気がつく。

右:イスケンデル・ケバプ。
イスケンデルとはアレクサンダー大王のことだ。大王級のうまさ?
由来はよくわからないが、グリルした薄切り羊肉にヨーグルトをドドドとかけたもの。
さらに上からトマトソース。


白ワインラク





トルコのワインもずいぶん美味しくなった。
まあ、ワタシの場合はエジプト→トルコという飲酒については成り上がりなパターン(?)だったので、当時は「飲めるワインがあるだけ幸せ」だったのだけれど。
さっぱり爽やかな白ワイン。
左はラク。水を入れると白濁するアニス系の酒。
嫌いな人はダイッキライだ。
無理して飲む必要もないが、フェタ・チーズや羊肉とは好相性。
酒に塩辛、みたいなもんだ。

懐かしいトルコ料理を堪能して、ごろろんぐるるんと毛づくろい気分に浸る。
料理は全体に上品で、良くも悪しくも強烈ではないけれど、きちんと手間をかけて作ってある。
最近よくある「なんちゃってオリエント風」とは格が違う。
もう少しガツンとした濃さが欲しい、と思うのは、きっとワタシのトルコ原体験が下賎なせいだろう。
そうに違いない。

当日のお話は他の皆さんの記事もご参照いただきたく・・・。

阿佐ヶ谷、トルコ料理イズミルでオレも考えた
トルコ経験者を囲んだ夕べ
阿佐ヶ谷でトルコ
トルコ料理「イズミル」でアタシも考えた



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楽しい一夕でした。主催してくださったayanoさん、そしてご参加の皆様、ありがとうございました。



エキゾチックなパン―エジプト、トルコ、イスラエル、チュニジア、中国、インドなどの珍しいパンのかずかず (マイライフシリーズ特集版)

パンを通してユーラシア〜北アフリカの食文化俯瞰図が・・・面白いです。


トルコで私も考えた (4)

5巻がそろそろ出るらしい(嬉)・・・料理ネタも豊富で楽しい漫画。

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November 09, 2007

二日酔いの朝『尾花』に強制連行される・・・そして、一杯のうどん

隋園別館でも大瀑布技が炸裂し、その勢いで第三ラウンドは「場外」となった。
二丁目裏小路のいわくありげなバーで、酔った頭をジンライムで冷やす。
冷えないが。わずかなライムの酸味に「体によいビタミン」を感じる。

アパ経豪邸へ移動。
何しろこの日は、わざわざ翌日休みまでとった大計画がある。

尾花
最寄駅:三ノ輪橋 / 三ノ輪 / 南千住
料理:うなぎ
採点:★-
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


以前いぬわんクンたちが喰いまくってきて、参加しそこねたワタシ相手にこれでもかとばかりに美味しい話を炸裂させた。かなり恨んでいる。
リベンジの機会を狙っていた。
アパ経豪邸、この圏内なので、週日ふらふら出かけるには抜群のロケーション。

などと、翌日への期待に向けてさらにアドレナリンを炸裂させる。
ピンクのシャンパンなど開けてもらって、もう勢いはとどまるところを知らぬ。

・・・・・・翌朝・・・・・。

「ほれ、もう起きるよ」と、厳しくたたき起こされる。
久しぶりに全身の毛穴から酒がにじむような二日酔いだ。
かろうじて水を飲む。お茶を啜ってだらけていたら、ようやく立ち上がれる状態にはなったが、胃腸が何か固形物を受け付けようというコンディションにないのは明らかなのだった。

「うなぎさあ、むりだなあ」
「ううむ。たいした二日酔いざんす」
「ああ〜、もぉだめじゃあ」
「さてでは出かけるざんすよ」

そう、この時点でワタシは「鰻はキャンセル」と信じていた。
特段深い意味なくアパ経の後をついて、しばらく歩いて地下鉄に乗る。

「もう一回乗り換えたら、駅のすぐそばらから」
「?」
「駅から5分も歩かないのよね」
「・・・あの・・・今向かっているところはもしや・・・」
「尾花です。そのために休みまで取ったんだからねーー」

ああ、ワタシはだらしのないヘタレです。
しかもそこで「そんなもん食べられない。絶対にいや」と主張するパワーすらなく、深く酒臭いため息をつきながら、軽くやけっぱちな気分で「どうにでもしてやらあ」なんて心に思う。

さて、てくてくぶらぶらと進んでいくうち、アパ経が
「う?! えぇぇぇええぇぇ! ん〜な〜〜ばかなぁぁ〜〜!」と、取り乱し始めた。
おや、どうしたの?と目をやると


尾花こういうことなのだった。
嗚呼、日ごろの行い、わるすぎるぞ。

男性があまりそれほど好きでない女性を
行きがかり上口説くことになってしまい
さて、では部屋に・・・という段階で
相手の女性がアレコレ言って逃げてしまった。

そういうときの男性の心理って、このときのワタシの根性とかなり重なるんじゃあないかしら、と思う。

アパ経は「う〜ん、ここがダメならば・・・と脳内データベースをフル回転させて「近辺のうまい鰻屋」の検索をかけているようすだ。
ワタシとしては、残念だったね。また二人とも調子のいいときにゆっくりと楽しもうね・・・みたいな感じで「うなぎでないもん」を考えている。

「うどんかお蕎麦がいいよう」
と、小さな声で訴えると、
「む、うどんならばあるざんす。そこに行くざんす」と、方向転換するアパ経。
うにゃあるうにゃあるる、とゴロゴロついていくワタシ。

かのふや
最寄駅:三ノ輪橋 / 三ノ輪 / 南千住
料理:うどん
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


このへんは、いかにも下町風な町並みが面白い。
いかにもこの辺りで長年ご近所さんに愛されている、という風情の『かのふや』。
明るくて気さくなおかみさんもいい感じだ。
メニューは、よく見るとオーソドックスなもの以外にも「モロヘイヤうどん」など、ちょっと変わった創作系が目に付く。
酒疲れしている二人は「貝づくしうどん」をいただくことにする。


かのふや結構量がある。
蛤、帆立、浅利、ムール貝など
惜しげなくたくさん貝がのっている。
汁がやや甘い気はしたし、
麺の腰はむしろ穏やかな感じ。

でも、近所にこんなうどん屋ができたら、ワタシは絶対に通うと思う。

しかも、ここの「田舎しるこ」がまた家庭風のうまいお汁粉で、一口二口もらっただけでも、酒毒に傷んだ五臓六腑が和らぐような気がしたのだった。

二人まったりとうどんを啜っていたところ、いぬわんクンから電話。
「おーおーよーよーよー!どーよ、尾花ぁぁ!」

「うるせえ」と邪険に電話を切った。
アパ経は「保健所送り」と、かなり残忍な目つきで呟いていた。

次回は心身整えて向かいたいものだ、と思う。
いつ来るか、次回。
でもこうなったら絶対に計画的に行ってやるのだ!


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このとき行っても、酒の匂いも嗅ぎたくないから、結局楽しくなかったはず。
だから、これでよかったんだよう。



プチ食品サンプル。うな重もあります。



ウナギのひみつ (大型絵本―かがくとなかよし)


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November 07, 2007

『隋園別館』はウマイ 〜タッグ戦、乃至は合コン??〜

隨園別館
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:北京料理 / 中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


生モツ喰い一時間一本勝負、ゴングが鳴って次のリングへ向かう。
ゴングとは正確に言うと、いぬわんクンから飛来したメール着信音であった。

「もう着いた。先にヤットルでぇ〜」

この日の第一戦会場もとい『赤ちょうちん』が8時以降満席でさえなければ、ここに挑戦するタッグを呼びつけて勝負を挑みたいところだが、二人分すら場所がないからしょうがないのだった。

次のリングは『隋園別館』である。
アパ経ともども、極上生モツなどで炸裂発火するアドレナリンに、生ビールマッコリ焼酎お湯わりなどのアルコールをどぼどぼ注いで、心はこれよりないほど高揚している。
秋の終わりの夜風が心地よい。
要は酔っ払いである。
あ〜あ。

「生モツの次は、すっぽんスープ・・・」と、決戦への誓いを新たにする。
ここの湯類が大好きで、久しくご無沙汰しているのだが、とりわけすっぽんス−プが大好物なのだ。
今宵こそは!

到着すると、いぬわんとお友達のカトAさんが、既に蒸し鶏を突付いていた。
挨拶もそこそこに箸を伸ばす。


蒸し鶏ここの蒸し鶏は初めてだが
こんなにうまいのなら
もっと早く食べればよかった。
鶏自体もうまいが、
クコの実などの中華系香草が効いた
ソースが紹興酒を誘う。


豚と河粉河粉はビーフンのお祖父さんの
細い褌のようなもの・・・
というか、キシメン状のビーフンだ。
たぶんどこかで食べているとは思うが、
「うにゃおうん」とお口が歓ぶ。

春雨のチュルチュルした食感にモチモチした歯応えを加えた感じ。
これだけでも楽しいが、薄甘くて香の良い胡麻だれに溶き辛子が入って、胡瓜に細切り豚の炒め物と和えてある。
繊細ではないが、素朴にうまいものがキッチリうまく皿に載っている。
思い出しただけで、新宿ライナーに飛び乗りたくなる旨さだ。
こういう注文は一人ではしないので、注文したワン大人をちょっと尊敬する。

このように、酔っ払いを一瞬なりとも正気にする一品なのだった。


羊串水餃子





おなじみの羊串。
ここの羊は上品で臭みがないのに、噛めば旨みがしっかり溢れる。
横浜『延明』のちょっとジャンクな羊串も大好きだが、またこれは別物で嬉しい。

この店にくれば食べずに帰れない水餃子も!
ムッチリしっかりした皮が、ブリブリの肉団子を包んだ異形の水餃子。
昔ここで食べたものは、覚えている限りまるで違う姿形のもので、最初に見たときはちょっと驚いたが、これはこれでクセになる。
昔の姿をちょっと懐かしむところはあるのだが、ああいうものは他所になくもない。
滅多にないから、ちょっと寂しい気もするけれど。
日によって多少当たり外れがあるらしいが、今日のは大当たり。
はふはふがふがふ喰らいつくのだった

ところで、この店は巷で聞くところによると「サービス悪い」のだそうだ。
この意見が不思議でたまらない。
面子を変え、特に特別顔を覚えられるほど通うわけでもなく、たまに行くだけだ。
何か気の効いたものを山ほど注文するわけでも大枚をはたくわけでもないのに、何か頼むとたいそう親切に対応してくれるのである。

この晩はオーナーの張さんが、テーブルまできてくれた。
この夜に限ったことではないが、この張さんは結構各テーブルによく顔を出してくれるのだ。
そこで頼んだ「田舎風の野菜スープ」は、なんとも素朴だが滋味深いいい味を出していた。
賄い風といえばそうなのだが、雑駁な感じがしない。
胃の腑にしみる。
一口目は物足りないようだが、ついオカワリしてしまう。
胃も心も温まって、嬉しかった。
うますぎて、写真なし・・・。


豚バラサンドもう一品、いぬわんクンオーダーの
豚バラサンド。
今まで何度も来ているのに
ナニを食っていたんだワタシ?!
中華パン(?)に挟んだ
豚バラが蕩ける。
高菜のショッパスッパさが、蕩ける「月旨」のいいアクセント。


次回は絶対に、ここ一点責めでまた来よう、と決意を新たにするのだった。

ところで、こういう♂2+♀2の会合を、世間では「合コン」と呼んだりするらしい。
それにしまいまで思いも及ばないから、ワタシの生活には艶がないんだね、とあとで思った。

合コン、というアト出しジャンケンはワン大人の発想だが。
こちら参照。スープの画像もあり。

スープといえば、やっぱりすっぽんスープは惜しかった。
次回にぜひとも!


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ここで終わらず、まだ続くのだ・・・。


アントニオ猪木 21世紀ヴァージョン 炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~

遠くイノイキボンバイエが聞こえる夜だった。

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November 05, 2007

新宿御苑『赤ちょうちん』で生モツ喰いまくり 〜秘技ナイアガラ、炸裂す!〜

赤ちょうちん
最寄駅:新宿三丁目 / 新宿御苑前
料理:ホルモン焼き / 焼肉
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


オットが出張で留守となる。
諜報エージェントでもあるアパート経営者(以下アパ経)より、速攻で「酒池肉林の夜」に誘われる。
半年振りの逢瀬。オット不在時の密やかな楽しみ・・・。

凄腕エージェントであるアパ経のおかげで、ワタシはオット本人より先に彼の旅程がわかる。
オット本人は「どうせ知ってるんだろう」と、これまた不精な態度になるのでちょっと困るがまあいいや。
やっぱり持つべき友は、優秀な「トラベル・エージェント」であろう。
うむ。

「酒の池」は当然文字通り。
「肉の林」については、前回以上にナマナマしく「生モツ喰らいまくり」だ。
うっひひひひ、と電話越しに交わす笑いもイヤラシサをエスカレートさせていく。

一年ほど前イヌ散歩して以来だ。
どれほど愛し焦がれても新宿は遠い。
なかなか行けない。
ああ、あのピチピチぷりぷり弾み輝く肉肌・・・へへへ、しゃぶりつくしてやるぜ、とヨダレが止まらないぞ。
をを、変態でなにが悪いんじゃあ!

ところが、前夜に予約の電話を入れたら「8時以降満席」だと!
えええええええええええ・・・と、半泣きでアパ経に話を振ると
「構わないざんす。そのあと『隋園別館』で喰いなおせばよろしい」と。

・・・・・あの、それ、一年前にいぬわんクンとお散歩したのと、まったく同じコースなんですがね・・・・・(呆)
なぜ、喰妖の類は、そろって考えることが同じなのであろうか。
ああ、やだやだ。

すると当日、イヌから別用でメール飛来。
ついでに本日的行動計画を自慢すると、なぜかその日は別のトモダチが新宿をお散歩させてくれるのだ、と。

モツは二人しか入れないけど、じゃあ8時に隋園別館な、と簡単に会合決定。
まったく、こういう決断だけはドーシテこうも早いのだろう。
だって中華に行くならば、二人よりも四人のほうが色々喰えて楽しいに決まっているではないか。
けっけけ。


赤ちょうちん何はともあれ、第一戦目。
会場入り口に「出世料理」と(・・・なぜ?)
6時45分からモツ喰い一時間一本勝負。
ゴングとともにアパ経登場。
生を一気にあおって戦闘開始だ。


マッコリいきなりマッコリ一本。
この店においてあるこのマッコリが
実にたいそう美味しいのだ。
とろりとうす甘くて軽く発泡していて
生モツによくあう。


モツ煮込みとりあえずモツ煮込み。
極上の生モツ装備の店のモツ煮込み。
ウマイに決まっているのだが、
それでも毎度毎度
「オイシイヨウ」とシアワセ溢れる。


モツ刺し盛り合わせ。
いつもながらピッチピチだなあ。
嬉し泣きしながらじっくりと
各部位ごとにそれぞれ違う
歯応え舌ざわり味わいを噛み締める。

じっくり・・・と、あれ・・・ヲイコラ!

アパ経、むっちゃくちゃに喰うのが早いのだ。
なまじの団塊世代ヲヤジも裸足で逃げ出すマッハの速度。
なぜ同じ年なのにアンタは戦中生まれなのだ?!
この妖怪がーーー!

「やーめーろーーーー!」と叫びながら必死にスピードを上げて追いすがる。
しかし、子供の頃から食べるのが遅くて親に叱られながら、結局そのまま中年になっちまったワタシ。
このオンナの皮をかぶったヲヤジと正面から戦おうなど初手から無理だ。


チレ玉このままでは悲しいのでチレ玉を投入。
ぴかぴかの牛の膵臓は
いかにも血の気たっぷりで美しい。
特製タレ、ごま油、ネギにニンニク
そして決まり手は玉子の黄身・・・

これをガッシガッシと掻き混ぜ合わせていただく。
単なる刺しでも十分うまいチレ。ねっちりと濃厚なレバ刺し、とでもいおうか。
これに玉子の黄身のこってり感が絡みつく。
ああ、もうたまらん。
たまりませんわ・・・

と、陶然となれば・・・ヲイッ、こらっ!!!

アパ経、思いっきり皿ごと持ち上げて、自分の取り皿に流し込みをかけているではないか!!

「必殺ナイアガラ!ざんすっ!!」

すかさず皿を強奪して、返し技はヴィクトリアっ!!
平和なはずのザンビア・ジンバブエ国境に内臓が降り乱れる。
ざーざーざーざー。

シビレ我に返って追加オーダー。
焼き物を一品、となるとかなり悩む。
悩んだ末の「シビレ焼き」
噛んだ瞬間、蕩けた。
肉も理性も。


マッコリはとっくになくなっているので、焼酎お湯割りを数杯オカワリしつつ。

このへんでゴングが鳴って、二人は次のリングへと向かうのだった。
次はタッグ戦である。

(つづく)


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やっぱりスバラシイ店なのであるよ。ああ横浜に支店を出してほしい。



そろそろ買い置きせにゃあ。ワンパック525円。



世界屠畜紀行

日本国内からアジア、果てはカイロまで。屠畜場イラストルポ(!)
版切れする前に買っとこう!な一冊。

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March 26, 2007

贅沢に豚喰い三昧!@南青山『ローブリュー』 〜某アパート経営者との一夜〜

ローブリュー
最寄駅:表参道
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:夕食


オットの不在をいいことに、旧知の某アパート経営者と南青山で爛れた一夜を過ごした。
唇を豚の獣脂に滴らせ、それをワインで洗い流す一夜。
酒池肉林だぞ。
ふふふ。

南青山でも傑出した、非常に素敵な店だ。
バスク風フレンチを出す。
豚肉料理専門店でもあるので、間違ってもイスラム教徒を連れてきてはいけない。

『ショー・ラパン』でもそうだが、シェフは揃って「食わせS」。
ガッツリ喰える。
「わ〜、キレイ」な第一印象のために、ウチャウチャ見た目をいじくった料理なぞ
「どっかいけアホ!」と恫喝したい衝動に駆られるワタシには、本当に嬉しい店だ。

ここの料理は、実にきちんと手がかかっているのだが、盛り付けは妙にいじりまわさず、
勢いよくドンと出てくる。
付け合わせは飾りじゃなくて、立派にメインにある料理と調和した「料理」なので、
パサパサしたルッコラを三本くらい・・・なんてことはありえない。
だからここならば、都内まで出かけて贅沢をしようかなという気にもなるわけだ。

以上は、この爛れた一夜の言い訳である。

さて、しかし、店に入ると、なんかサービスのNさんが妙に緊張している。
不思議だ。
この店は基本的に、このロケーションでもかなり客層は良いほうだし
(くだらんワタシのような客も来るが、それはそれで優しく楽しく捌いてくれる)、
このN氏は結構コワモテだが、いったいどうしたのか知らん・・・と思っていたら、
どかどかと「ご接待系」のスーツ軍団が登場。

別に、鵜の目鷹の目で店に入ってくる有名人を眺める趣味もないけれど、一応今ここで
なにが起きているのかは気になる。

それにしても、ホスト側に対してゲスト側がどうも若いので、白目でみたら某IT系の
顔を知られたエグゼクティブ、M社長だった。

実を言うと、我々の予約はその前の日だったけど急に無理をいって翌日に変えてもらった
という事情がある。
「明日・・・ですか・・・」と、Nさんが三秒考えた理由がわかった。

だからブログがどうしたという話題はちょっと恥ずかしいね、この場合・・・と思っていたら
アパート経営者さま登場。

「いやぁぁーー、迷ったざんすぅぅ〜!」

この店の場所は、訪れる者を厳しく拒絶してんのかと思うほどわかりにくい。
初めてですぐ辿り着ける人類は、はっきり言って犬の血を引いてる。
ワタシなんぞ、もうかなりの回数いっているのに毎回迷う。
猫は長距離移動向けじゃないのでね・・・(ちっ)。

で、辿り着いた「彼女(以下、アパ経)」と、グラスのシャンパンで乾杯する。
爛れた夜の始まりだ。
彼女はエジプト時代に、ともに決死の覚悟で手榴弾のピンを抜きまくった…のではなくて、ワインにビールにその他ありとあらゆる貴重な酒の栓を抜きまくった、ていうか、
泣きながら分け合った、いわば「戦友」。

彼女と二人、お互いに若くて美しくて死ぬほど酒が飲めて、地獄に行っても笑って帰って
こられるほど体力と活力に満ち溢れた時代を過ごした。
そして、当時と同じようなことを南青山のフランス料理店なんぞでやるのは、
はっきりいって自爆テロ行為なのである。

さすがに隣席が隣席なので、毎度の儀式である「同期の桜、斉唱」は取りやめたが
(ウソです。そんな習慣はないです)、やっぱりウマイもんの嗜好が同じ喰い意地の塊が
早々おとなしくはしておられない。

とりあえず、リエットをもらう。
ここのリエットは、上質の馬刺し同様にゆっくりチビチビと油が室温でとろりとする過程を楽しみながら・・・とウフウフちびちび食べていると・・・向こうの席にいる
オンナの格好をしたオッサンは、ほぼ三口で自分の分を食べ終えているのだった。

そして、3cmX2cmほどのかけらを残して、ほけららにゃおうん状態のワタシを、

「あんた、それをナイフで二つに切ったら、テーブル引っくり返すからね・・・!」

とドスの効いた声で恫喝するのだった。
彼女は元々が声楽畑の人なので、このドスは切れ味も破壊力も並ではない。
M社長の御接待が、和やかかつ穏やかに進んでいる真横で、卓をがたがた揺すって
暴れだす気配も感じたので、目にうっすら涙を浮かべながら、これをリエットの最後の
一口とする。
こういうのはチマチマ食うのがすきなのにー!

気を取り直して次!
ホワイトアスパラガスのソテーには、いいバターがしみこんでいる。
まあ、ソースの味が素材に勝ちすぎな感じはしたが、ソースがうまいからいいよ。
ホランデーズ・ソースって、こんなに美味いもんでしたっけぇ・・・と、泣く。
女はすぐ泣く、と言われても、この際カマワン。
オンナという属性をとりあえず持ったふたり、美味さに泣く。

メインは「豚のグリエ」にカスレ(インゲン豆の煮込み)を添えたモノと、豚耳のソテー。
豚専門店、というからには、これは一品として多少高くても外せない。
カスレも、元々は単品メニューだったのに、メインの付けあわせにしてもらった。
うう・・・テーブルに落とした豆を迷わず拾って喰えるくらい、理性崩壊状態。

堂々とサービスN氏の目の前で、テーブルに落とした豆にフォークを突き刺すアパ経。
「そういうお行儀の悪いことをするとねえ、そこの炭焼きグリルの焼け火箸で
折檻されるんだからね、この店は…」と脅すと、Nさんがアハハと笑う。

もう一品の豚耳。
ミミガーとか、中華の突き出しとか、つい思ってしまうけれど、この耳は見事に
パンフライされて、外はカリカリにして、中はもっちりマッタリ・・・。
タマリマセン。
官能の極み。

しかも添えモノのキノコと春野菜のソテーは、野菜の香りや素材の香り、甘味、旨みが
たっぷり。

メインも美味いが、その付け合わせが滅多とないほどステキ!なのだ。
そしてデザートに、そしてチーズ。
食後のマールやらをガボガボと・・・。

この日、レストランでは食膳のシャンパンからワインを赤白各一本、食後酒を二杯ずつ。
これをそこそこのフレンチでやるのは、まことにもって「狼藉」なのである。
特に、こういう場所での食後酒突入とは、即ち地雷原に捨て身の特攻をかけているのと
同じこと・・・と、身に沁みてわかってるはずなのに学習能力のない二人
(なまじ毎度かろうじて生還しているからいけないんだよな)。

そのツケは、勘定にきちんと反映される。
この店が高いのではない。
料理がちょこっと値上がりしたような気はしたが、前菜→メイン→デザートで
5000円〜6000円くらいのものだ。
いくら払ったかは、思い出したくないので書かないでおく。
わすれました。
ああ、だから学習しないのか・・・と納得するアホがここにいる。

自爆テロ、っていうより、単なる「自爆」だな。
生きてるけど。

結局、アパート経営者嬢が「うち泊まってけばぁ〜?」と言ってくれた。

「どうしようかなあ」
「シャンパン、開けちゃうぞー」

しばしの後、二人は彼女の「豪邸」に向かっているのだった(酔っ払いは意志薄弱な
ものさ)。

そして、二次会@アパ経豪邸では、シャンパン一本あけてから、美味いグラッパを
ガボガボ飲んだのは記憶している。
ああ、持つべきものはいい友達だ・・・(ありがとね、アパ経)。

しかし、いい酒飲んでると翌日が楽なのは不思議なものだ。
まあ、いい具合のよれ加減でもあったが。

やはり、こういう自爆行為は、いい年齢になったら自粛するべきなのではある。

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でも、あのカスレは、あと大皿一杯食べたかったな・・・。



「バスク」で検索したらでてきた、バスクロック・・・(うにゃ)。

わたしとバスク


甘い香りの幸せデザート―南仏・バスク地方のシンプルな暮らし


ナポリタン

中華と競馬の達人、オーゴンカープさまの為に…。
なんと文庫が出てた!
買わねば。これは「ナポリタン好き」必読の名作です!

arima0831 at 20:10|PermalinkComments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote