イタリアン を含む記事

May 03, 2011

吉田町『スパルタ』で初夏のギリシャを思ってみる 〜そしてグルメゼロメートル地帯へ・・・〜

ギリシャ料理『スパルタ』は、以前は別の場所にあった。

この店はきちんとギリシャ現地式で、かつきちんと手のかかった料理を昼も夜も出しているので、たまに思い出すと行きたくなる。
しかし、元のロケーションだと我が家からだと若干場所が遠い上、ランチ終了は1時半ごろと早いのがネックになって、なかなか何度も通えずにいた。

それが去年のある時、吉田町に引っ越して来てくれたのである。
早速行ったら、ざっくり5分強くらいは我が家に寄った場所で、しかもランチ時間はラストオーダー14時半という、非常に有難い変わりよう。

例えば先日のランチ。

スパルタ110501 001

まずサラダ。
今回思い切って「オリーブオイルを多めにかけてください」と言ったら、ハイハイと足してかけてきてくれた。
ギリシャ人の場合は、鉢の中で野菜が泳ぐほどドボドボやるのだが、ワタシはまあそこまでしなくてもいいよ。
日本人だからね。

フェンネルやらルコラやら、香草がそれなりに入っているので、オリーブオイルに胡椒でかなりいい感じになる。


スパルタ110501 002

この日のスープはモロヘイヤ・スープ。
ギリシャでは見たことないけど、スープ自体は決して悪くないので、よろしいんじゃないでしょうか。

ちなみにエジプトのモロヘイヤ・スープが有名だが、彼の地のものはドロンと濃くて脂が強い。実際、モロヘイヤ自体は独特の灰汁や臭みのある野菜なので、エジプト式にがっつりニンニクと脂を効かせたほうが美味しいような気はするが。


スパルタ110501 003

湯気の立つバゲットにタラモ・サラダ。
ここのタラモは非常に上品な味。
ギリシャ現地でも、わりといい店で出てくるタイプ。
上品ではあるけれど、しっかりニンニクと塩が効いていて、和風にひよっていないから好感度高い。

メインは常時5〜6種から選べるようになっている。

スパルタ110501 004

この日はパスティーチョ。
トマトソースで煮た挽肉とマカロニを重ねた上に、ホワイトソースを載せて焼いた料理だ。
基本的に不味くなりようがない組み合わせだが、手間暇はしっかりかかる。
当然だが、ギリシャの街角で買って食べたものと同じ味。
懐かしく美味い。

ついでに別の時に食べたメインも。

スパルタ

羊肉の煮込み、だったと思う。

付け合わせの野菜やバターライスも、毎度丁寧な作り。
ライスの微妙なポソポソ感が懐かしい。
きっと日本人には一般的に不評に違いない、このポソポソなピラフを毎度きちんと付け合せてくるあたりに、この店のこだわりを感じる。

量は抑え気味だけれど、いわゆる女性向けのイタリアンのようなちまちました盛りでもなく、結構色々出てくるので満足度が高いぞ♪


白とブルーが基調の店内は、シンプルだが開放的で居心地よい。
今の店には外のテラス席もあるから、天気のいい日は外で飲むのも楽しいだろな。

夜は1500円でセットメニューがあるそうだから、一人夕食難民には有難いかも。

ゴールデン・ウィークは休まず営業。
普段は月曜定休だが、祝祭日は営業しているそうな。
週末祝日でも、同じ内容のランチをやってるのは立派だと思う♪


スパルタ ( 伊勢佐木長者町 / ギリシャ料理 )
★★★★4.0
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実は最近、仕事の場所や内容が激変したので、横浜でランチするのも久しぶりだった。

豚角煮丼


最近はこんなようなモンを、ガガガとかっこんで終わることが多い。
この豚角煮丼は380円。安いがね。
あるいはコンビニ飯。
他に無いんだからしょうがないぜ嗚呼。
いっそ自分で弁当持ってくるか、とこのワタシが思っちゃうような、食文化ゼロメーター地帯がこの世には存在する。
やれやれ。

三月は地震後の虚脱状態のまま過ごしてしまい、四月は一転、新しい仕事でバタバタ過ぎて行った。
よもやまさか自分が今のような生活をするとは、ウッスラとも考えていなかったのだが。

ジャスミン110501 002


なにはともあれ、無事ジャスミン香る初夏のころとなった。
この夏はどんな風に過ぎていくのだろう。
まずとりあえず、メシが不味くて重労働だから、痩せるんじゃないかと期待してるんですけどね。




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まったく人生、なにがどう転ぶかワカラン。



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この本、ほし〜い!!と思ったが、既に中古のみであまりに高い。
文庫になってくれないかしら。


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March 24, 2010

南新宿『イル・ペンティート』でローマ風ピッツァ 〜そして大酒・・・〜


まだまだ春遠き某日、アパ経女史と都内で夕食、ということになった。

「そんでは都内で一番うまいピッツァ(当社比)でも喰いましょう」とアパ経。
「ふうん。まあいいよそれで」と、特に深い感興もなく返事をしたら
「今アナタ『ふふん、なんだピザ屋か』と軽く馬鹿にしましたね」と。

うぬぬ、確かにまあそうなんだけど・・・

「ワタシも実はピッツァに愛着はないんだけれど、この店には結構やられているのだよ。
ま、お楽しみに・・・」

イタリアを実によく知るアパ経が、そこまで言うならばウマイのだろう。
彼女的「当社比」は、ある意味絶対値と言ってもよい。
なにしろ元コルシカ・マフィアだからな(嘘)。

店は「南新宿」なる場所にあった。
代々木からちょっと歩いた辺りだ。
そんな駅があることすら知らなかったが、周辺は住宅地らしい。

で、店に入ってまずはプロセコを一本飲むことにする。
ここで「とりあえず一本」になってしまうのが、ワタシと彼女が二人でメシを喰う時の恐ろしさであろう。

このプロセコ、記録がないので名前がワカランが、しっかり腰のある辛口なのに、なんともフルーティーでステキな一本だった。
まずは気分よく、泡で気持ちを弾けさせつつ前菜を喰らう。


南新宿ピッツァ 006

とりあえず、ハムかサラミみたいなもんに葉っぱを載せて、さらにその上にパルメジャーノを乗っけたモン・・・というところくらいはわかるだろうか?
ただでさえ暗い店内、携帯でなにか撮れると思うのが間違いだとは思うけど、ご参考までに。

この写真ではとうてい伝わらないところだが、この一皿が実にウマカッタ。
下に敷かれたサラミとモルタデッラは言うまでもないし、厚めで大振りのパルメジャーノも素材が良いから当然うまい。ここまでは日本でもそう珍しくはないが、この間になんとなく敷かれたサラダが実によいのだ。
各種の青菜が香りや食感も様々に混じりあって、それがいいオリーブオイル+塩コショウに酢でさっくりとコーティングされている。

こういうのって、日本のイタリアンじゃ案外ありそうでない一品だと思う。
ワタシにとって、イタリアで普通に食べられるウマイもので、他のところでは食べられないものの筆頭が、実はごくフツーの「青菜のサラダ」なのだ。
なんとも安く貧しいイタリア料理体験ではあるけど、山ほどのパスタや肉魚なんかが出る前に「はいよ」と出てくる、味の濃い野菜がザックザックと混ぜ合わされただけのサラダが実に好きだった。

日本のイタリアンて、実は世界でイタリア現地の次にうまいんじゃないかと思っているのだけれど、サラダの部分だけはどうも今ひとつ伝わってきていない印象。
何故だろう。

この店のこの前菜は、サラダだけじゃなくて下にサラミなんかもあるから、そこそこいい値段ではあったけど、こんなのをつつきながらピッツァを待つのはなかなか楽しい。
量は3〜4人分はガッツリある。

そもそも、この店はピッツァが出るまでに時間がかかるので、まずはこういうもんを頼んでおくのが正解らしい。
横では見習いの坊やが親方に思いっきりどやされたりしている。
こういう風景、日本的にはダメなんだろうが、イタリアではよくあったような気がするな・・・。

そう、店内の雰囲気も、客がみんな日本人でなければ「ローマのどこか」と錯覚しそうだ。
テーブルの間がとても狭いけれど、天井が高いので、意外に隣の話し声なんかは気にならない。


南新宿ピッツァ 005

そしてピッツァ登場。
これはカラスミと青葱のビアンカ。

見ての通り、極薄焼のローマ風だ。
カラスミの香りが熱とともにブオンと立ち昇って、思わずプロセコが空いてしまった。
なんだピザ屋か、とか思ってスミマセン、とアパ経にとりあえず謝ってみる。

生地はパリッとしていながら旨味があって、カラスミの香りをしっかり受け止めて殺さない。
ナポリ風のモチモチ分厚い生地もアレはアレでいいものだけど、この薄さに籠もった味はまったく別のものなのだった。

同じピッツァでも、ナポリ風とローマ風では、うどんとそばのような違いがあるもの、なのかもしれないな、と思う。

さてプロセコの次だけど、ここは本当なら白ワインなんだろうが、白の代わりにプロセコを飲んだんだし、赤も軽い軽いヤツならば案外良さそうだ・・・

南新宿ピッツァ 004

と、いうことで、赤一本追加。
渋みのほとんどない、軽い飲み口だから、軽やかにスルスルと喉を滑り落ちてゆき、みるみるうちに一本飲んでしまったぞアラ不思議。

しかし、ピッツァはもう一枚頼んでしまったし、まあ余ったら持って帰ればいいじゃんか・・・とか何とか言いながら・・・

南新宿ピッツァ 002

白を追加。
今度はちょっとしっかりしたヤツを頼んでみた。


南新宿ピッツァ 001

ほんのりうっすらとピンク色。
お花見用なんかにも良さそうなワイン。


南新宿ピッツァ 003

二枚目はトマトソースでフンギ(マッシュルーム)。
香りがコレマタ素晴らしい。
うふふ、あはは、やっはっは♪

と、そりゃまあワイン三本目となれば、二人ともいいゴキゲンなのであったよ。

そういえば、時間制限ありで2時間一本勝負!とアパ経は言っていたけど、元気よく飲んだくれる姿に怖れをなしたか、どうも見逃してくれたようす。

実はアパ経に「ピッツァ以外のものには期待しないように」と言われてきていたのだけれど、確かにサービスが早い店ではない。
いい気分で飲んだくれていたから、それほど気にはならなかったが、あとで調べたら色々と突っ込みどころはあるらしい。
腰の低い丁重なサービスが売りものの店、ということではなさそうだ。
あと、薄焼きのピッツァとしてはそこそこいい値段。

でも、これだけのピッツァはなかなかないと思う。
パスタを置かずに、ピッツァだけで勝負している、その意気は素晴らしいし、それに見合うものが出てくる店だ。

サービス行き届いた店で穏やかに穏やかなものを美味しく召し上がりたい向きには、絶対にオススメしません。
でもワタシは横浜からわざわざ足を伸ばしてでも、是非また食べに来たい。


イル・ペンティート ( 南新宿 / ピザ )

★★★★4.0
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尚、食後はついついグラッパまで飲んでしまったのだった。
こんなに飲んだのは久しぶりだったよ。



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ズビズバな鼻は緩やかに回復途上。たのむからこのまま治ってクレ。


メルロ[2008]ラヴィスMerlot 2008 Lavis
メルロ[2008]ラヴィスMerlot 2008 Lavis

この日の赤と同じシリーズのワイン。ピノノアールはすでに売り切れだった。
残念!



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おすすめ度:4.5
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まだ新刊が出ない・・・!



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December 03, 2009

新装開店!西横浜『スペリアーモ!』に2度通う♪ 〜祝、再開店!待ってたよ〜!!〜

西横浜『スペリアーモ!』が十月半ばに再開した。
なんとも嬉しい。
早速ひとりメシ嬢を誘って、開店すぐの週末に行ってきた。

「早速行ってきた」と誇らかに声を上げるわりに、もう一ヵ月半経ってるぞ、
というポイントは突っ込まないでくださいまし・・・。

そのころオットは中東アフリカどさ回り巡業(?)に一カ月ほど出かけていたので
ひっそりナイショで抜け駆けしちゃったんである。

しかし、出発前に「帰国したら行こうね♪」と言い置いて出かけたオットに
「もう行ってきたもんね」とも言い難い。
だから先日、知らん顔をしてオットともう一回行った。
結局バレて責められたが、ワタシは好きな店に久しぶりに通えて嬉しい。
だからいいんだい。ふふふん。

と、いうワケで、二回分をダイジェストで。
相鉄沿線イタめしシリーズ第三弾でもある。
完結編ともいえる。
平沼橋から天王町までの三駅で、各種イタリアンが用途別に揃っている
この環境はスゴイぞ相鉄!

スペリアーモ091122 001以前は通りに面した
カウンター主体の店だったが
入口がちょっと奥に引っ込んで
テーブル席のスペースが十席ほど増えた。
天井が高くなって開放感がある。
相変わらずのオープンキッチンだが
カウンターはぐんと広くなった。
いい感じの店になったなあ♪

この写真ではナニも伝わらないのが残念です(笑)


スペリアーモ さんま

前菜のサンマのスモーク。
サンマのある時期に毎年出て来る。
スモークで脂がギュッと詰まって白ワインに合う。
変わらない味だ。
さりげなく添えられたマスタード入りのマッシュポテトも、ほのかな酸味が
芋の旨味に溶け込んでてウマイ♪

スペリアーモ 牡蠣とほうれん草のグラタンスペリアーモ牡蠣

牡蠣とほうれん草のグラタン。
チーズ風味強めの緩いクリームソースに、季節の牡蠣がぷりぷりゴロゴロ。
もうちょっとソースがもったりしていたほうが、アツアツ感が出るような気は
するが、この時期ならではの組み合わせがウレシ♪


スペリアーモ フォッカッチャグラタンのソースは余すことなく
むっちりした釜焼きのフォッカッチャで
えいえいと拭う。
フォッカッチャだけで何も付けなくても
ついつい後を引いて食べてしまう。
でも結構しっかりお腹にたまるから
慎重に少しずつちぎって食べる。
ウマすぎて辛いが、ここは我慢です。

その都度釜で焼き上げるので、早めにオーダーしておくのがオススメ。
前の店にもあったでっかい薪釜は、新しい店でも快調に稼動中。
ピッツァ用といいつつ、仕上げでいろんな料理に一味足している。

スペリアーモ バーニャカウダ

季節の野菜の旨味がしっかり味わえるバーニャカウダ。
クリーミーなアンチョビソースが、再びフォッカッチャを惜しみなく奪う。


スペリアーモ フリーコ

カウンターにのっているから、ついつい頼んでしまうポテトのフリーコ。
一度目に食べたから二度目は他のものに・・・と思っていたら、オットが見つけて
「アレはアレは?!」と騒ぐ。
「先月食べた」とも言えないんで頼んだ。

クリームとチーズの濃厚な旨味がポテトの隙間にみっちりまったり。
とてもシンプルなものだと思うのだが、クリームだのチーズだのという乳臭い
味わいが好きなワタシには、なんともタマラン一品なのだ。
カロリーも高そうだが、やっぱり外せないここの定番品。
寒くなると特にこういうものは美味しいなあ。

この店はこんな感じの、シンプルで素朴な素材感の強い料理が特に美味しい。
クリームとチーズが好きなら、必ず一口で顔がほころびますぜ。うっふっふ。


スペリアーモ バイ貝のパスタ

注文の時に「肝はお好きですか?」と聞いてもらえるバイ貝のスパゲッティ。
大好きなので「肝たっぷり」でオーダー。
ぬめりのある貝に肝が絡んだソース。青唐辛子がいいアクセントだ。

風味とコクのある、腰の強い白が相性よい。
オットと二人だと、この辺で白が二本目になってしまうのだよ。


スペリアーモ ラグーのパスタ

濃厚だけどバランスよく、肉肉しいけど後味がいいラグーのソース。
麺は自家製タリアテッレ。牛がベースだけれど、たぶんいろんなものが入って
いると思う。
いつも聞いてみたいと思いつつ、ついつい食べるばっかりで忘れる。

今日のオススメ系のパスタも良いけど、実はこういう定番パスタの満足度が
とても高いからステキな店だ。


スペリアーモ ピッツァ

もちろんピッツァも忘れちゃイカン。
夫婦で行くと前菜食べすぎで、ピッツァまで行き付けないことが多いけれど
この店は本来「ピッツェリア」なのだった。
ひとりメシ嬢と出かけた日はマルゲリータ・ブッファーラを奮発した。
軽くサックリあとムッチリもっちりなドウのモッツァレラに、フレッシュの
ブッファーラを追加トッピングしたゼータク品だが、投資価値は絶大だった。ぐふふ。
そもそもこの店の場合、ピッツァのコストパフォーマンスは特に高いのよ。


スペリアーモ サルシッチャ

本来前菜なんだけど、セコンドでいつもお願いしているサルシッチャ。
ナイフを入れるとピュッと肉汁が弾ける。
パンかフォッカッチャをますスタンバイさせてから食べよう。
中の肉のツブツブした食感も、詰まり過ぎていなくて素晴らしい。
ソーセージが好きなら一度は食べて欲しい!と強くオススメする。
もうすっかりこの店の名物になっているみたい。

これは絶対に外せないから、二回とも喰ってしまいましたとさ。
日本国内はもちろんイタリアやドイツでも、こんだけ旨いソーセージには
なかなかお目にかかれないと思う。
日本的な繊細さがプラスされているからかなあ・・・と、ふと思ったりする。


以上、他にも色々食べたけど、とりあえず二回分のピックアップ。
オペレーションは拡大したけれど、料理の質はまったくブレていない。
丁寧で明るい接客も以前のままだ。

週末は相変わらずの満員御礼で、席数が増えてもやっぱり予約は必須。
週日ならば多少余裕ありとのことだけれど、やっぱり出かける時は事前に
電話してから行ってくださいまし。

スペリアーモ ( 西横浜 / ピザ )
★★★★★5.0
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そもそも相鉄沿いの不便な立地でも、真面目に美味いモノさえ出していれば
お客は向こうからやってくるという真実が定着したのは、この店の功績に
他ならない。
地代分料理も安いから、市内中心部からタクシーを飛ばす価値はあるのだよ。
四人以上なら「うっそー♪」つーくらいのオトクなコースもあるらしい。

休業していた半年ほど、ママはイタリアで武者修行に出かけたとやら。
その話を聞いてみたいんだけど、忙しそうだからなかなかお話できないのが
残念なところではあるな。
シェフでもあるママは、男気溢れる凛々しい人だ。
惚れてしまうよホント。はぁと。えへへ。

なにはともあれ、大好きな極上トラットリアの復活を喜びたい。



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ああ、よかったよかった♪


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November 30, 2009

平沼橋『イノウエ』でイタリアンなグリルを食べる 〜相鉄沿線イタめしシリーズ第二弾?〜

お誕生日は8月31日だった。
もうすでに古い話になり果てているのだが、せっかくだから上げておく。
こんな調子でお蔵入りする記事が、最近あまりに多い。

実はお誕生日の前日に試験があって、その日の晩に「オツカレも兼ねてイタ飯」
という段取りだったのである。

そういう場合、我が家は西横浜『スペリアーモ!』に行くことにしていたが
春先以来休業中。
それじゃあせっかくだから、この間に行ったことのない店に行っておくかね・・・
というわけで、相鉄沿線イタ飯シリーズ第二弾。
ちなみに第一弾は天王町だったから、今度は平沼橋の『Gliglia Inoue』へ。

Inoue griglia (イタリアン / 戸部、平沼橋、高島町)
★★★★ 4.0




要するにいつも行く店が休みだから、行きがかりで近隣をジプシーしていた
のだが、十年前にはイタリアン不毛地帯だった横浜だ(ワタシだけか、そう
思っていたのは?)。
今や相鉄沿いだけでなんちゃってシリーズ化可能だなんて、なんと素晴らしい
ことであろう。

店に予約の電話をかけたら、普通に男性が出て「井上です」と。
ええと、あれ、うっかり個人宅に間違い電話・・・と一瞬焦ったが、この店は
ごくごくシンプルに「イノウエ」というのである。
数年前ふと気がついたら、平沼橋の駅にほど近い川っぺりの橋のたもと(?)に
店ができていたのだった。

店構えからは、ちょっと高級な隠れ家リストランテにも見える店だ。
終日試験を受けた帰り道、ヨレた格好でそのまま出かけてもいいものかどうか
ちょっと悩ましかったので一応ドレスコードを聞いたら「特に構わず」と。

最近はどうも、食事に行くのにわざわざキチンとした格好をしたりするのが
果てしなく面倒くさいことに思えるので、これはどっちみち有難い。
昔は好きだったよなあ、そういうの。
この辺の良し悪しは敢えて考えまい。

(*注* ちなみに『スペリアーモ!』は十月に無事完全新装再開店。
席数がドドンと増えて、いい雰囲気のトラットリアになった。
もう行ってきたのだけれど、この話は近日中に改めて・・・)


イノウエ090830 001スプマンテを啜りつつメニューを見る。
日替わりで手書きだそうだ。
シンプルだけどそれだけに
どれもこれも美味しそうに思える。
「グリリア」と言うから
ゴッツリと肉肉しい料理を想像していたが
魚も野菜もしっかり出て来そうだ。
数は少ないけれどバランス良い感じ。


イノウエ 野菜のグリル

野菜のグリル盛りあわせは、丁寧に炭火焼きされた夏野菜が山盛り。
厳選された野菜は味が濃厚でウマイし、ボリュームもある。
チョコマカしてなくて好感度高い。

出て来るまでに若干長めの時間がかかるので、なにかすぐに出る前菜を一品
頼んだほうが良かったかも。


イノウエ ラグーのパスタイノウエ 茄子とトマトのパスタ

左は牛肉ラグーのビアンカ。麺はパルパデッレ。
トマトソースが入らないので「ビアンカ」なんだそうだ。
なるほど、ストレートかつシンプルに肉の味がする。

右は焼き茄子のスパゲッティ。
これもシンプルなもの。
もうちょっと焼き茄子らしい香ばしさがあるかと期待はしたが、これはこれで
すっきりシンプルで悪くない。


イノウエ カジキ

メカジキのグリル。
脂がしっかりと濃厚にのって、かつ炭火焼の旨さがしっかり出ていた。

以前夏のシシリア島に出かけた時、どこの店でも胴切りにした骨付きのものを
グリルしてレモンで出していたのを思い出す。
アレがどうもイマイチだったので、メカジキに偏見を持っていたのだけれど
実はウマイ魚だったんじゃないか。
魚はやっぱり日本で喰うのが一番です♪

強いて言うならもうちょっと大きさが欲しかったかな、と思う。
現地仕様のボリュームをイメージしていると、ちょびっと面喰らう量だけど
日本のイタリアンとしてはそこそこだろうか。
一人前としては十分過ぎる量だが、二人前にしてシェアするアラカルトには
上品な盛り、とでもいおうか。
でもムッと来るような「オシャレを意識したちょこっと盛り」ではないので、
これはこれでよろしいんじゃないでしょうか。


イノウエ ラム

炭火でレアに焼いたラムは当然旨くないはずがない!
でっかいラムチョップが二本来るので、一本ずつ分けた。
写真は一人分に分けたもの。

店の雰囲気から勝手に「現地仕様のボリューム」を想定してしまったので、
どうも若干少なめに感じるのではある。
美味しいんだけどね。


イノウエ セミフレド

デザートのヘーゼルナッツのセミフレード。
シャリシャリした食感のカラメルとナッツが練りこまれた、クリーミーな
アイスクリーム。

これ、ウマイ♪♪
一皿を二人でつついて終わるはずだったが、奪いあい争った挙句に
ついついオカワリした意地汚い中年夫婦の図。
ちょっとオトナになれよ・・・。

量については、ワタシが妙な無いものねだりをしているだけだと思う。
そこそこしっかり食べる二人がフルコースで一人前ずつ取って、付け合わせも
キッチリ食べきれるように配慮してある、とも言える。

付けあわせのグリルなんかは、最初の野菜がたいへん美味しかったので
もうちょっと頼みたかった。
じっくり丁寧に炭火で焼き上げるので、いきなり追加をしてもダメなのだ。

基本的には妙にひねったり凝ったりしていない、シンプルで素材を生かした
料理の店なのではあるし、こういう店ならガツンと現地仕様の量が出たほうが
迫力が増して良いような気はする。
あくまで気分的なところだが。

全体に味もサービスも雰囲気も良いし、価格も馬鹿げて高いものではない。
しっかりテーブルクロスのかかった店なので、接待やデートにも使えて
かつ高級店臭い嫌味のない店。
この界隈じゃあ貴重かも。
ちょいとオススメです。
また行くと思う。


Inoue griglia ( 戸部 / イタリア料理 )
★★★★4.0
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ところでこの日の一次試験は、後日結局無事に合格♪

得意科目はさておき、どうにも点数の取れない科目があったので、ひと夏の間
泥縄式に駆け込み勉強をした結果「ワカラン時には3を塗れ」とか「ペン先に
神の降りるのを待て」といった、マークシート式のゴールデンルールに
到達したワタシ。

で、当日は「うっかりミスよりちゃっかりOK多数」という配分比の勝利で
結果オーライなのだった。

その辺で関連業界系の知人から「合格したって大した仕事もなければ、特に
評価されもしない」という妙に残念な実態を知らされてしまったのだが
まあ一応資格なんだから無いよりましでしょう・・・と昨日二次を受けてきた。

そもそもは、ヒメさんの世話で家にじっとしている時間があまりに長いので
そんじゃあ勉強でもするか、というところから始まったのだ。
とりあえずはヒメさんの置き土産になる。
結果は神のみぞ知る、だが。
来年二月までワカンナイので、とりあえずは色々考えないで過ごそう。
うにゃ。


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夏の終わりがつい最近だったような気がするけど、もう冬で年末が近いのよ。
早いなあ。

追伸:
羊の殿堂『だんだん』では「ほにゃららサービス」継続中です。
ジンギスカン一人前100円を人数分サービス、です。



気仙沼産めかじきカマ缶。


魚のあんな話、こんな食べ方魚のあんな話、こんな食べ方
著者:臼井 一茂
販売元:恒星社厚生閣
発売日:2007-12-18
クチコミを見る

なんとなく面白そうな本。神奈川新聞で連載してたそうです。

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July 04, 2009

天王町『タヴェルナ・クアットロ』で魚介イタリアン三昧♪ 〜結婚記念日ディナーで爆食週間総仕上げ?〜

5月29日は結婚記念日だ。
ワタシの誕生日と結婚記念日だけは、確実に律儀に祝うことになっている我が家。
「祝う=イタリアンかフレンチを喰う」でもある。
理由は深く考えるまい。
メデタイことはイイことなのである。
イタリアンかフレンチを喰えますからね。
何故か中華や和食じゃないです。
理由は色々考えられるけど、とりあえず省略。

さて、こういう時の行き先は『スペリアーモ!』と決まっていたのだが、残念ながら
長期改装休業中。
じゃあ『ショー・ラパン』と思うが、オデカケ予定の日曜日は休業ときた。
しょうがないからあちこち当って他所を探したら、天王町にいい店があるという。

本当は一度くらい様子を見てから記念日に、というのが理想だったが、
魚がウマイという話にココロがぐらりと傾いた。

なにしろ『栄楽園』の閉店直前攻撃だ、秘境添乗員の結婚式だ、荻窪鰻遠征だ・・・と
テポドンくらい軽く飛ばせるほどのカロリー蓄積に励んでいた時期。
北朝鮮状況緊迫する昨今、魚メインというのはなかなか良さそうではないか。

カウンターに座る。
昔西麻布の某店にいて、その後カラブリアで修行したマスターがやっている店だ。
カラブリアは「長靴の爪先部分」に当る地域。
実に地味なところだが、魚料理は美味そうだなあ。

店は構えも店内も実にさっぱりしたもんだが、なんだかウマソウな匂いがする。


クアトロ 002

まずは金目鯛のカルパッチョ。
店の近所の松原商店街で仕入れてきたものだそうだ。
マスターは釣り師でもあって魚は目利きなのだ。
調理前の「お姿」を見せてもらったが、ピンと張った身が赤く輝く見事な金目鯛。

ちょっと厚めにスライスした金目鯛の身も甘くてタマランが、その肝をスープで
伸ばした旨味の強いソースが、もう身をくねらせたくなる美味。
こういうのは好きだなあ♪

「あのお頭を食べたい!」とも思ったのだが、タッチの差で他のテーブルから
注文が入ってしまったのは残念だった。
見事なアクアパッツァの素晴らしい香りだけ、胸一杯に吸わせてもらいましたが。

クアトロ 010クアトロ 007

オススメの辛口スプマンテがあったのでボトルでもらった。
ちょっと蒸し暑い夕暮れには、なかなかタマラン一本だ。

カルパッチョのソースだけパンにつけて食べたいよう、と思わず口走ったら、
「はいどうぞ」と。
言ってみるものだな、うっふっふ。
カウンター越しでこういうワガママに柔軟に応えてもらえるのが楽しい。
旨味が実に濃厚で、カルパッチョのソースというよりは単独のスープにした方が
楽しめるかもしれない、と思いつつパンを奪い合うオットとワタシ。


クアトロ 003クアトロ 008

北海道産ホワイトアスパラガスのグリルと生ハムのシーザーサラダ。
ホワイトアスパラガスの歯ごたえがいい。
上品ないい風味のアンチョビがちょっと和えてあって、これがいいアクセント。
ホワイトアスパラガスというと、季節にドイツに行くと半強制的に食べさせられる
グダグダに煮込んだ代物を思い出してしまうのだが、こういうのは好きだ。

ドイツ人はあの香りも味も抜けてグダグダな繊維だけになったようなやつが
何故か本当に好きでたまらんのだが、あれはどうにも理解に苦しむ。
こういう料理を出してくれれば喜んでいくらでも食べたろうに。

オットの希望でシーザーサラダも。
野菜を喰うべし喰うべし♪

ボトルの白ワインを追加。
どの料理もワインが進むから困ったもんだ。


クアトロ 011

実はこの頃「旨いパスタが食べたいよう」とひっそり思い続けていたのだ。
まずはオススメのボンゴレ・ビアンコ。
自家製手打ちの幅広フェットチーネは食感抜群。
実の大きな浅利の濃厚なジュース、いいオリーブオイル、そしてニンニクの香り。
シンプルに全てが旨く絡んで上々の出来だ。
勢いがあって実にウマカッタ!

ところで、タリアテッレとフェットチーネって何が違うんだろう?
ひょっとして同じものだったりするのだろうか?

クアトロ 015

パスタは一種類では寂しい。
「クリーム系のパスタが食べたい」とブツクサ悩んでいたら「ウニでは?」と。
おお、そうしますソレにします・・・!と、前のめりに頼む。
シシリアの名物だが、カラブリア辺りでもよく食べるものらしい。

昔々オットと、シシリアのタオルミーナなんてところに夏休みで一週間行った
ことがあったが(当時はカイロ在住で近かったのだ)夏休みのタオルミーナは
ドイツ人にまみれた清里的なリゾート村と化していて、心底ゲッソリしたのを
よく覚えている。
ドイツ人の味覚ははっきり言って全ヨーロッパ的にナメられているので、連中が
押しかけてくる欧州圏リゾート地の食文化は確実に崩壊を遂げるのだよ。

タオルミナではアンモニア臭いウニのパスタと、カジキのぶつ切りのグリル
ばっかり出されて(ドイツ人の大好物らしい。食べ物センスは最低の国民だな)、すっかりうんざりしてシラクサに逃げだしたことがある。

シラクサは街に清里風のかわいらしさなどなく、白砂のビーチにも乏しい分だけ
リゾートよりは普通に人の住む町らしいところだ。
食べ物はそりゃあトスカナだのローマだのミラノだの、というレベルには遠く
及ばずとも、少なくとも「その辺に住んでるイタリア人が食べるもの」には
ありつけたので、そこでようやく一息ついたのだっけ。
街としてはツマランが、少なくとも夏の最中でもドイツ人の群れはいないだけ
食べ物が随分マシだったと思う。
今となっては懐かしい思い出だなあ。

で、このウニのトマトクリームパスタは、程よい濃度のクリームにトマトの酸味
と甘味がウニの濃厚さを増し、臭みはきれいに消して旨味に変えた、これまた
上々の一品であった。
シシリア辺りで喰うより、はっきり言ってウマイです。
なんと言ってもパスタ自体が抜群。
イタリアでもこれほどウマイ麺にはなかなかお目にかかれないかも。

カニ

そしてメインは、この日もうひとつのオススメ品だった大きな蟹!
本来実をほじるのが面倒くさいし手がべたつくして、どうも進んで食べないのだが
この蟹は見るからにいい姿をしていたので、思わず頼んでしまった。

バター系のソースもつけてくれたが、レモンを軽く絞るだけでこれが素晴らしく
ウマイ!
思わず無言になってむしゃぶりついてしまいましたとさ。


タヴェルナ クアットロ (イタリアン / 天王町、西横浜、星川)
★★★★ 4.0



食後にグラッパも飲んで、ついでに自家製パンチェッタを一切れご馳走になった。
このパンチェッタで作ったカルボナーラを食べたいなあ、とあくまで煩悩の虜に
なって帰宅したのだった。
カロリー過剰だから魚がヨイ、という意見もあったようではあるな。
ええと、喰い過ぎると結局あまり変わりません。

妙に和風にコジャレてもおらず、骨太だが根っこのしっかりしたイタリアン。
特に魚介をガツンと食べるにはこの上ない佳店で、気にいってしまった。
『スペリアーモ!』とはまた違った個性のある店だ。
ランチもやってるそうだから、美味しいパスタを食べたい昼下がりなんかにも
利用できそうなのが嬉しい。
イタリアン僻地だった横浜だけれど、何故か相鉄線沿いに個性の強い良い店が
色々できているのは不可思議ながら嬉しい偶然。

ちなみに、小さな店でマスターが一人でサービスも厨房も切り回しているので
ディナーは一応事前予約がよさそうです。



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ところで『スペリアーモ!』は十月再開予定とか。ママとマスターはそれぞれに
イタリアへ修行の旅に・・・エネルギーをフル充填して早く帰ってきてくだせい♪




ズワイ蟹2匹と、新鮮なウニ・イクラ・甘エビが入った豪華4品詰め合せ♪
4980円だそうです。家で喰いたい方に。


コワいほどやせる!骨盤スクワット (マキノ出版ムック)コワいほどやせる!骨盤スクワット (マキノ出版ムック)
著者:小倉 誠
販売元:マキノ出版
発売日:2009-02-14
おすすめ度:3.5
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コワいほどは痩せないけど、一カ月近く続けた限りではとりあえず3キロ減。
効果はあるような。

タヴェルナ クアットロ ( 天王町 / イタリア料理 )
★★★★4.0
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May 26, 2009

西横浜『愛福楼』の冷やし中華がなかなかイケていた! 〜そして、冷やし中華の謎・・・?〜

テロリストになりたくなるほどの猛暑に襲われた先週後半某日。
愛する『栄楽園』に強攻波状アンブッシュをかける日々のさなか(詳しくは後日!)
何故か西横浜駅近辺で突如ランチ難民と化したワタシ。

なにしろ時刻は午後2時過ぎだ。
ただでさえマトモな店はランチ営業を終了しているのに、あろうことかこの界隈は
「マトモな店」すらろくに存在しない食文化砂漠地帯西横浜。

最近はイタリアンの名店『スペリアーモ!』までが改装のため一時休業ときた。
まあここは元々ランチはやっていないけれどね。
(この休業がいつ頃までなのか詳しいことを知っている方、是非教えてください!
三月から半年、という話はチラッと聞いてるんですが・・・)

そんなわけで、冷やし中華同時多発テロ@西横浜『愛福楼』
ヌシさんがよくお出かけのお店でもある。
前を通ったことはあったが、このあたりで中華と言えばダメな店、という先入観で
なんとなく行こうともしていなかったのだが・・・

愛福楼冷中

おを?!
ナントなかなか姿のよい冷やし中華!!

いい具合にプリッと茹で上げられた海老、ちゃんとした叉焼、美味しい蒸し鶏。
マトモなくらげとキュウリ、そして長葱の細切り。
反対側には錦糸卵の細切りも彩り良く乗せられている。

これは胡麻ダレだが、黒酢醤油タレも選べる。
ヌシさんによると「平打ち麺」というステキなオプションもあるそうだ。
ワタシが行ったときには出ていなかったと思うが、時差の関係だろか?
しかし普通の麺でも、キュッキュと冷水で〆た食感が良くて十分にウマイ!

タレは甘すぎず酸っぱすぎず、ほどよい上品な旨みで麺とよく絡む。
ほどよく上品な中華系の料理が出てくるとは思えないエリアだけに
思わぬオドロキなのではあったよ。

この冷やし中華が野毛や伊勢佐木町あたりで出てくるのなら通ってしまうだろうし
中華街で出てきたとしても「上出来」の部類に入ると思う。

遠征するほどではないにせよ、お近くお立ち寄りのことでもあるなら是非どうぞ、
とは確実に言える。

去年食べた『桃源邨』がちょっと飛び抜けてはいたし(今年は始まったのかしら?)
『福源楼』『中華飯店』のひとひねりしたものも大好きなのだが
ここの冷やし中華も一度食べた限りじゃ去年の『大珍楼』くらいにはイケてる。
ウマイです♪

愛福楼水餃子

何故か紺のメイド服風の制服をお召しの中国人のヲバサマが
「これオイシ♪」とオーダー時に微笑んでくれた水餃子。

「まあフツウ」ではあったが、餡の味がギトギト濃くなくて食べやすい。
皮も柔らかめとは言え、ちゃんと自家製しているマトモなもの。
中華街だってもっとひどい水餃子がいくらでも出てくるのだから
この西横浜砂漠で「水餃子がフツウにうまい」ならば、もーワンダフルざんすよ。

聞いてみたら、ここの厨師は中華街の『金福楼』という店のチーフだったという。
なるほど、ただの街中華とは一味違うわけだ。
基本のちゃんとした中国人のシェフで、日本人の好みもしっかりわかっている人が
料理をしている、という印象の店だ。

しかも値段は西横浜街中華的なのだから、これはウレシイ♪
夜は夜なりにお得なセットなんかが充実しているみたい。

愛福楼 001愛福楼 005

お店のヲバサマが「どうぞまた来てクダサイ」とにこやかに渡した赤いカード。
帰宅後、赤のインパクトにしばしココロ奪われてしまった。

しかしこの「住所」はすごいな。どこで印刷したのだ?
しかも裏面の地図はどう考えても簡略化しすぎ。
このイメージで店を探すと、うっかり界隈の「ダメ店」に入ってしまいかねないぞ。
なんだかいい味出してます。

中華料理 愛福楼 (中華料理 / 西横浜、天王町、戸部)
★★★★ 4.0




ところで、最近HP及び掲示板お引越しを敢行中の某たぷたぷ大喰神
「この季節になるとある年齢層の方々が、冷やし中華やスイカの最前線に
ソワソワし始めるのはなぜなのだろうか」という疑問を投げかけていたが・・・

ええっ?!
この季節になると誰も彼もが多かれ少なかれ「冷やし中華」という言葉にピピピピと
強く反応するものなんじゃあなかったの?!
至極普遍的な状況だと信じていたが、そうではなかったのか??!!

「ある年齢層」とは明らかに「中年〜壮年」のことだとすると、ひょっとしたら
エアコン普及率がまだ低い時代に幼少期を過ごしたからなのかもしれない。
むおんむおんと蒸し暑い中、冷たい中華麺にいろいろオカズが乗った冷やし中華は
確かに家でも店でも「涼」な一品だった。
ノスタルジーなのか幼児時代の刷り込みなのか知らんが、確かに特別な響きが
ある料理だと素直に認めよう。

そして夏期間中しか店で出てこない「季節もの」でもある。
この年中無休な今の世の中でも、冷やし中華だけは「夏限定」だ。
「あるうちに食べとかないと」という気分は、暑さ増すとともに盛り上がる。

しかも外で出てくる冷やし中華って、意外に「ウマクナイヤツ」が多いのだ。
隅々に手間暇かければ確実に上手くなるものなのにね。

そんなわけで、マトモな冷やし中華をマジメに作る店って褒め讃えたくなる気分に
なってしまうもの、なのかも知れない。

皆さん、どう思われます?

愛福楼 ( 戸部 / 北京料理 )
★★★★4.0
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あ、そうそう。
ワタシが「外のうまい冷やし中華促進委員会」の会長選挙出馬を目論むくらいに
外冷中推進派なのは「自分で作ると暑いから!」という自堕落な理由によります。

冷やし麺の類はすべからく「涼しいのは食べる人だけ」の絶対則があることを
ひとつ世間に認知してもらいたい・・・と夏が近づくたびに思うのです。

ダメ?



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夏が来れば思い出す♪

PS:
『栄楽園』は26日火曜日は営業してます(本来は定休日)。
6月中の営業は「原則ナシ」だけど、宴会の予約なんかは「応相談」みたいな?
ちょこっと参考情報。


中華点心ストラップ!


47番の投球論 (ベスト新書)47番の投球論 (ベスト新書)
著者:工藤 公康
販売元:ベストセラーズ
発売日:2009-03-14
おすすめ度:4.0
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工藤の一勝に涙!
玄米喰ってここまで頑張ったのだなあ・・・この本、面白いです♪

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May 14, 2009

関内『福源楼』で冷やし中華など 〜そして雨のハマスタ・・・〜

ハマスタ

夕暮れの横浜スタジアムは美しい。
そろそろナイターでも冷え込まない季節になった。
そんなとき、横浜スタジアムで飲むビールはなによりウマイ!

・・・とかなんとかいい気分になっていたら、あれよあれよと雨になった。
ワタシの日頃の行いったら嗚呼。

ポツポツきたあたりで軽く「様子見モード」に入った場内。
「こりゃ降ってきたわ」となるや一斉に、あたり一面に低くガサゴソと静かな音が。
そして「ん?」という間に周囲一斉にカッパ(大半は青)着用の群れに変わった。
このモブな動きは何故か「海亀の産卵風景」を思わせる。
ええと、深い意味はないです。

試しに場内でカッパを買って着てみたら、傘なんかさすより観戦には快適だ。
知らなかったな。人間いくつになっても学ぶもんです。
亀の一匹と化して遅れてガサゴソ動くワタシ。

結局8回でゲームが中断。
まあとりあえず負けはなさそうなんで引き上げた。

関内の某ピザ屋に予約を入れてあったのだが、ゲームが早く終わったものだから
余りに早く着いてしまったら「一時間待ち」と。
人気店なのであるよ。しくしく。一度行ってみたい・・・!

じゃあアジフライ!と別の所に向かえば改装中・・・。

福源楼店舗 001
ヤケクソ気味に『福源楼』へ。
「ワインでイタリアンがこれに・・・うぷぷ」と
店の前でオットが邪悪な笑いを漏らす。
フンいいじゃないか。
やっぱりね、ハマスタで野球のあとは
ビールにシュウマイだよ!


福源楼 冷奴福源楼090508 002

まあとりあえずビールだビールビール!

冷奴には細かく刻んだメンマにネギ、胡麻油に醤油タレ、そして辛味噌。
これを大きな冷奴に乗っけるだけで、シンプルだがいい組み合わせだ。
ついでにサービスでメンマも出してくれた。
ビールが進む。

福源楼ヤキソバ

何故か最近ついあちこちで頼んでしまう五目焼きそば。
ルックスは至って地味だが、餡と麺の絡みがいい感じ。
餡も薄味だがコクがあってうまい♪

あともう少し麺がパリッとしてれば・・・と思わなくもないが、十分によく出来てる。
なんと言ってもウマイ焼きそばは、ビールのお供になによりステキだ。


福源楼090508 008

そして本日のお目当て「冷やし中華」を。
去年と変わらぬルックス。変わらぬピリ辛胡麻味噌ダレ。
具は気前よくたくさん乗った蒸し鶏とキュウリのみでシンプルなものだが
しっかり冷水で〆た腰のある麺に混ぜて、ワシワシいくとなんとも堪えられない。

この方といいこちらの方といい、ファンの多い冷やし中華だ。
この夏は何回食べられるだろうか。

福源楼090508 004シュウマイも相変わらず。
薄甘くて柔らかくて
ツブツブした肉の食感がいい♪
若干小さくなったような気がするけど
気のせいだろうか?
まあいいや。
これもビールにあうんだな♪

これまた相変わらずののんびりした店内は、ラジオの野球放送が流れていた。
お客さんは比較的年配の常連さんが多い。
何故か最近この店にくるのは、毎度野球の帰りだったことに気がついた。
シュウマイの威力か?

そしてこの日のゲームは結局ミウラ番長の完投完封♪
恵みの雨?

それにしても、ミウラに限らないが帽子を脱いだ選手の髪型が乱れていないのは
いったい何故なんだろう???と、最近不思議でたまらない。
ムラタも見ているとモヒカンが立ったままだ。
アレはスーパー前髪なのか?
それとも元ヤン系野球選手向け帽子に負けないスーパーハード整髪料の類が
ベンチ裏に装備されていたりするのか?
ジャイアンツのベンチ裏には絶対置いてなさそうだが。

「元ヤン風が多い」というポイントだけはガッツリ被る、横浜の某有名一流ホテルの
黒服控え室には業務用の巨大缶ムースがあったっけな。
普通のスーパーハードだが。
ふざけて頭を小突いたら、髪が手に刺さって痛かったのを思い出す。

アレは髪を洗うのが物凄く大変なのではないかしらん?
絶対普通に二回シャンプーしただけじゃあ落ちないと思う。
どうなんだろう???


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満塁サヨナラ押し出しデッドボールでヒーローインタビューの昨日のムラタ。
「意味がわからない」(笑)




向こう三年は安泰で使えそうな(?)レプリカユニフォーム。
昨オフは「すわ全部寝巻き行きか?!」と焦ったものでしたが。


横浜ベイスターズ三浦大輔の心・技・体 (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (445))横浜ベイスターズ三浦大輔の心・技・体 (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (445))
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2006-11
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March 25, 2008

横浜西口『だんだん』で羊肉!〜やっぱり羊はここに限ります・・・〜

北海道海鮮炙り焼き だんだん
最寄駅:神奈川 / 横浜 / 反町
料理:ジンギスカン
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


嵐のように「アレクイタイ!」が襲ってくることがある。
衝動だ。
生来我慢性ゼロなのだが、実は不精出不精でもあるので、衝動を抱えたまま数日過ごすことがけっこうある。悶々としながら。

今回は「羊肉」だった。
それもクサクサのマトンではなくて、若草の香り立つラム肉。

ちょっと前にはあちこちのスーパーマーケットで案外良い羊肉が手に入ったり、その辺の店で気楽に食べられたりしたのだが、ブームというのは悲しい。
あっという間にブーム以前の状況に逆戻りだ。
まあアレは「牛がダメだから羊!」なんていう、BSEがらみのちょっと不自然でヒステリックな流行り方ではあったのだが。

あ、BSEは「狂牛病」です。
ブタ・ショウガヤキガ・エエンジャ、ではないです。
そういう人はいるが
何故か一緒にマトンを食ったが。
関係ないけど。

ブーム終焉とともに、西口あたりに山ほど出来た店はあらかた消えた。
一度行ってみようと思いつつ「だんだん」に来てるうちに、冗談抜きで
全部なくなってしまった。

そうなると、気の効いたフレンチORイタリアン(一人じゃちょっとねえ・・・)か、そうでなければ・・・『だんだん』ということになる。

ここも焼き肉だから本来「一人じゃちょっとねえ」の類なのだが、二号店のカウンターは一人でも居心地よい。
いまや貴重な羊肉の店である。
いや、かなり前にこの二号店だけは海鮮も扱い始めているのだけれど、
やっぱり羊をつい喰ってしまうのよ。

ラムブルーチーズ







毎度おなじみ「ラムのブルーチーズ煮込み」
ぐつぐつ出てきます。
「またそれですか」と言われるのだが
やっぱり外せないのだ。
ラム肉、ブルーチーズにレモンが入る。
妙に高級そうだが、実はビールにちょうどよい不思議なジャンクさ。
好きなんだもんね♪

ロースと長葱ロースと長ネギも焼く。
七輪の上でじゅわじゅわわと
焼けていく肉・・・
幸せなひとときである。
うっふっふ。

ぶっとい長ネギも焼く。
焼くと甘くなって、羊の口直しにちょうどいいのだ。
「ジンギスカン」とは言うけれど、ここの場合甘辛タレでガツンと肉の臭みを殺すとちょっと寂しい。
岩塩をチビチビつけながら食べるのが、やっぱりウマイと思う。
「ガツンと臭い甘辛のアレ」な気分の時には、ここは向かないかなあ。

お店の人がてきとうに遊んでくれたりもするので、一人焼き肉でも楽しく過ごせるのが嬉しい。
宴会もできるし海鮮もあるので、用途は色々ある店だ。
クーポンをお忘れなく。

ところで相変らず「500円ランチ」は継続中だそうだ。
是非一度行ってみようと思いつつ、なんだか行けずにいるなあ・・・。

理由?
不精で出不精だから・・・気をつけなきゃこれがデブ症につながりかねない。
年明けから一応5キロ落としたが、まだ先は長いのだ、嗚呼・・・!


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ランチに是非行こう。必ず行くぞー!(→デブ症系な決意)



アニマルマスク「羊のメリーさん」(・・・肉はマトンだな)

羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)


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September 18, 2007

野毛で飲み会@『てんぷら なりた』など 〜ぶらぶら三軒はしごラリー?〜

お誕生日会シリーズ、第二弾。
誰彼となく「お誕生日なのだぞ。当日でなくとも前後左右決行可だぞ」と
圧力をかけまくっていたら、ありがたくもうまく引っかかる・・・もとい、お誘いの声を
かけてくださる方あり。

仏の乙さん、である。さすが姿が大仏なのは伊達ではありませぬな。
ありがたや、ありがたや、と拝むのである。

最初は鰻でも・・・と言っていたのだが、満席で入れず。
急遽こちらへ。

なりた
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:てんぷら
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


いい感じに古びた店内が、如何にも「野毛の古いてんぷら屋さん」だ。
ちょうど宴会の予約が飛び込んだようで、女将さんが丁寧に道順を説明していた。
この説明が、相手の立場に立った実に親切なもの。
自分の店の位置の説明が電話で上手く出来る店って、案外ありそうで少ないものなのだ。
何故か皆、自分を軸に見えるものやら方向やらを説明してしまうからだ。
「そこから右」と言われても、電話の向こうじゃお客がどっちをどう向いているか
見えるはずなかろうに、と思うことがよくある。
ここで右と左が反対に行くと、当然お客も反対方向に進むことになる。
大事なポイントだと思うんだけれどな。

一流ホテルのフロント辺りですら、出来ない人には出来ない。

いいお店だなあ、と思う。
野毛にはこういう、座った途端にほっこりと和むようなお店がある。


なりた お通しちょっとステキなお通しが出る。
まあまあまあ、と、ビールで乾杯。
シッタカからピョンと伸びているのは
実は爪楊枝代わり。
中に残った肝を地道に掘り出すが失敗。
乙さんは成功した模様。


会うとまず、最近皆さんお元気かしら、という話になる。
最近ご無沙汰している、横浜地縁系ブログ管理人仲間の近況など。

「そういえば、seikoMTDさんは、最近どうしておられるのでしょうか?」
「そういえば最近お会いしておりませんなあ」

とかなんとか言っている最中に、なんとなんとご本人がお友達と登場。

「ちょっと・・・!」と、乙さんの脇腹を突付く。
「セイコさん(と呼んでいるのだ)の本名ってなんだっけ?!」
「・・・松田氏、では・・・」
「ちがうでしょー!」

確かたしかタシカ・・・と二人で記憶の闇を探る。
だって、まさかいきなり「セイコさん」とも呼べぬであろーが。
そういうつまらぬことから彼のありもしない(?)「秘密の夜の生活」などが勘ぐられては
マズイではないか!

お友達が一瞬席を離れた隙に確認すると、学生時代のお友達なので気遣いなく、
とのこと。

でも、本名以外で呼んだら罰ゲーム、ということにする。
罰ゲームの内容もルールも詳しく決めないうちに酔っ払っちゃったから、結局ノーゲーム
になったが。


なりた 穴子焼き穴子。
大好物なのだ。
冷酒に切り替えてチビチビ。

この間、大変美味しいお造りもいただく。
美麗なお写真はこちらをご参照いただきたく。


野菜のてんぷら
野菜のてんぷらも。
庶民的な味わいでいいですね、こういうの。
乙さんのボトルを出してもらって、
焼酎お湯わりをグビグビと飲む。


ここで店に宴会の一団到着。
なんだか大変賑やかになってきたので、場所を移すことにする。


トマト巻き吉田町から最近野毛交差点近くに移転した
『安兵衛』に入る。
実は一軒目で来ようとしたけれど
満席だったのだ。
移転直後で忙しいらしくて
どうもバタバタしていた。

ないものねだりはよくないとは思うけれど、吉田町の古い店のどっしりした木の
カウンターがちょっと懐かしい。
ど真ん中で元気にお客の相手をしていた大将が、息子さんに主役を譲ってどことなく
活気がないのが心配だ。

確か30年近く同じ場所で営業していたから、何もかも新しく変わると勝手も違って
ちょっと変な具合なのかもしれない。
無意識に体が覚えていたような、いろいろなものの位置や動線が全て変わってしまうのは
きっと辛いことだろう。
自分たちがいい立地を求めて移転したわけではなくて、立ち退きでやむなく、だから
何とか今の場所で軌道に乗ってほしい。

だから、トマト巻きなどちょこまかと食べて、早々に次へ。
もうちょっと落ち着いたらまた来てみよう、と思う。


エル ニョスキ
最寄駅:黄金町 / 阪東橋
料理:スペイン料理 / ダイニングバー
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夜食


一度来て以来、さて誰を騙して出かけようか・・・と思っていたこの店
タクシーで無理矢理移動してしまう。

生ハム、生ハム・・・。

美麗な画像はまたまたこちらをご参照あれ。

エルニョスキもちろん生ハムも食べたが、
他にも二品。
海老など海のものと
鶏肉のトマトソース煮込み。
これがどれほど旨いかは
この写真ではわかるまいが(嘆)


イタリアンでは、海のものと山のものはあくまで別にするが、スペイン料理では構わず
一緒に料理してしまうのだ、とマスターが言う。
なるほど、ちょっと荒っぽいようだけれど、イタリアンにない力のある味わいだ。
こういう料理、大変好きである。

乙さんは「四つ足がダメ」と心配していたが、生ハムがお気に召したようで安心する。
再び猫騙しの術を駆使して拉致してきたので、ちょっと心配していたのだ。
相変わらず蕩けるハモンイベリコ。
ワインが進む。

気がついたらけっこうな量を飲んでいて、最後は楽しく酔っ払い。
家路につく乙さんの背中に、ありがたやありがたや、と合掌するのだった。


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もういい加減時間が過ぎたけれど、相変わらず祝宴のお誘いは受付中(年中無休)。



三崎港の魚問屋がつくったおやつ あなごスティック
すべて手づくり!1本ずつ丁寧に天日干ししたこだわりのおやつ。
着色料・発色剤など発ガン・アレルギーの原因となる添加物を使用していません。
原材料:アナゴ100%

三崎港の魚問屋又兵衛のつくった愛犬・愛猫用おやつ

・・・自分用に買おうか・・・。






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September 12, 2007

誕生日にはイタリア料理『スペリアーモ!』 其の一 〜夫婦で喰い倒れ飲んだくれる!〜

スペリアーモ
最寄駅:西横浜
料理:ピザ / イタリア料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):10,000円〜15,000円
用途:デート


8月31日に44歳になった。
お誕生日といえば、当然うまいもの喰ってソコソコ高い酒のむ口実だ。
逃げも隠れもいたしませんばい。
けっけけけ。

去年知らない店にいきなり行って大スカを引いたので、今年は「いつも行くところ」で手堅く決めるのである。

最近ますます人気らしくて、ワレワレのような計画性の無い夫婦が週末突然に
「もしもし今夜席ありますか?」などと電話かけたって
「いつも申し訳ありません・・・」とお店の人を恐縮させるだけだった。

でも、なんたって「お誕生日」なんで、一週間前に予約を入れた。
それでもカウンターしか空いていないという人気ぶり。
ここのカウンターの場合、どこの位置でもお料理状況がライブで見られて楽しいから、
ちっとも不満ではないが。
作って出るまでを見ているうちに、ついつい「あ〜、それも〜」ということになって、
注文が増えるのは痛し痒しだけれど。

「今夜はイタリアン♪」とルンルンするワタシに、職場の某上品なヲジサマは、
「夫婦でイタリアンて、ステキだよねえ。でも、二人で一本ワインを飲みきれないから
ちょっと寂しくない?」
と、おっしゃった。

・・・笑ってごまかした。
ウチはひとり一本オーバーだ。
そのくらいはねえ、飲まないとイタリアン喰ったことにならないんじゃ・・・という
独自の理論はあえて控える。
職場はそういう理論を戦わせるところではありません。
横で聞いてた同僚が笑っていたが。うるさいぞ。

店に着くと「早い者勝ちワリカン勝ちの法則」が結婚以来すっかり身についたオット、
既に二杯ビールを飲んでいる。

・・・今日の支払い、どこにも割れずにアナタが一人でするんですがね・・・。

ともあれ、グラスのシャンパンで乾杯。
おもむろに夫婦喰い倒れ飲んだくれ共倒れ体制に入る。

海老とガスパーチョチュニジア風、なのだそうだ。
ひんやりとした、それだけで旨いガスパーチョを
ソースにしてしまう。
包み揚げの海老はプリプリ。
一人前ずつ取り分けてくれるので
この量になる。

はぁ、シャンパンとまたこれが・・・(蕩)
いまこの瞬間口説かれたら、速効陥落まちがいなしのワタシ。
「美味しい?ボクの海老も食べる?」という一言で、同席する男子皆運命の人となろう。
隣にいるのは、単なるオットだがね。
海老、くれないがね。
まあいいや。ふん。
人生なんてさ、そんなものなんだよ(諦)


白ワイン今日の白ワイン。
ワインは好きだが、実のところよくわからんので
マスターにオマカセで選んでもらう。
「テキトーにみつくろっておくれ」
などという台詞は
この店でなければ怖ろしくて吐けない。


ピザ釜カウンターの目の前はピザ釜。
目の前で出した種を伸ばして桜の薪で焼く。
テーブルに運ばれる前に
まず我々の目の前に出てきて
どうにもたまらん香ばしさだけ残して
ピザが去ってゆく・・・


「く・・・ピザ、喰いたい・・・」と異口同音に呟くワレワレ。
既に色々オーダー済みだが、ジェノヴェーゼを頼む。
こんな席に座ったからいけないんである。


北あかりのフリットジャガイモのフリット。
見たところ地味だが、
チーズとクリームの旨みが
芋の甘味としっくり馴染む。
醜い奪い合いのうち、瞬時に消える(嘆)
今日の主役はワタシだろーがっ!!


「北あかり」という品種を特に使っているそうだ。
この店、最初のような凝ったものも旨いが、実はこういう素朴なものが本当にヨイ。


水蛸ノジェノベーゼ水蛸のジェノヴェーゼ。
プリプリの蛸。
ホクホクのジャガイモ。
季節のバジルを山ほど使ったソースが堪らん。
芋と蛸の組み合わせってなんだか不思議だが
全然違和感ない。


ここで先ほど「水蛸がジェノヴェーゼだから、ピザのソースは変えたらどうです?」
という、マスターの有難いアドバイスを夫婦して思い出す。
こうなるとトマトソースのピザが食べたくなってくるのだよ。

「・・・すみません・・・」と、夫婦してオソルオソル頼んでみると、ハハハと笑って
マルゲリータにしてくれた。
いやはや、面目ない・・・。

あっ!もう白ワインが残り少ないっ!!
次のパスタは「白バイ貝のスパゲッティ」だというのに、あとグラス一杯分もない。

「もう一本シロ・・・」
「だって、赤も飲みたいでしょぉがっ!!」
「ううむ」

2分35秒悩みぬいた挙句、今のワインをしばしチビチビと飲むことにした。


(♪つ・づ・く♪)


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まだまだ美味いものが来るのだよ。
へへへへへ。



バジルの苗。まだ売っているのか・・・?


スパークリングワイン6本セット!


Winart (ワイナート) 2007年 09月号 [雑誌]


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May 06, 2007

ラゾーナ川崎『バンコクチキンライス』でタイラーメン 〜二日酔い対策メニュー〜

バンコクチキンライス南国泰飯
最寄駅:川崎
料理:タイ料理 / タイ風ラーメン
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


職場で宴会があった。
ここはなんだか宴会が多い職場で、しかもいっぺん盛り上がると「暴走シベリア超特急」
と化す。
終電の時間を気にしてソワソワする者などおらぬ。
その晩、ワタシは強固な意志を持って「明日は仕事ですから帰りますっ!」と言い放ち、
かろうじて終電に駆け込んだ。
きっぱり背を向けたのは「それはオマエだけぢゃな〜い!」という、妖気をはらんだ
酒気を振り切るためである・・・嗚呼。

翌朝出てきてみれば、ウチのシマ辺りの上空(?)には、どんよりと「酒気」が漂っている。
妖気は抜けた代わり、倦怠感がとってかわっている。
ゴミ箱を見ると、すでにユンケルの瓶が5本ほど・・・。
全員いい具合のよれ加減で、ゆら〜ゆら〜と午前中が過ぎた。

汁麺ランチは「サッパリしたもの」と衆議一致。
ラゾーナのフードコートの一角を目指す。
このフードコート、案外馬鹿にしたものではなくて
各種各国お料理取り揃え、
まあそこそこリーズナブルな値段で
センレック・ナームなんてものが食べられる。

この店、先日の同じラゾーナ4階にある『ティーヌン』と同系列だ。
このチェーン、実はかなりあちこち手広くチェーン展開してるのだが
エスニック食品専門の会社がオーナーらしい。
4階のレストランとこのフードコートの店だけではなんとも言いがたいが、
いい加減な不動産屋がクラブ経営もどきでなんちゃってイタリアン・・・などという
パターンと違い、こういうチェーン展開、企業展開ならば「あり」だと感じる。
少なくともラゾーナ川崎の二店舗を見る限り、接客や価格設定などに不満はゼロだ。

ここは店名の通りチキンライスが看板なのだが、パッタイやガバオ、そして汁麺もある。

タイラーメンUPフードコートだから大きな期待はしないまでも、
680円でこういうものが食べられるのは有難い。
海老も魚団子もしっかり入って、
パクチーは頼んだら無料で追加投入してくれた。
辛さはカウンターにある調味料で調整できる。
大変よろしいんじゃないでしょうか♪

フードコートというと、どうも狭苦しくて混んでいて落ち着かない上に、
なんだか独特の「もあ〜ん」とした空気がこもっていることが多い。
だからワタシはどうも苦手なのだが、ラゾーナの場合は案外上手く出来ていて、
天井が高いせいもあるのかそれほど苦にならない。
まあ、長居する雰囲気でもないが、仲間と軽くランチする程度なら十分使える。
一人でも使いやすい。

しかも、にっこり笑顔でパクチー追加OKだ。

なかなかステキだな、と甘酸っぱ辛い汁を啜りながら、午後への鋭気を養うのだった。

いつまで続く仕事かワカランが、とりあえずランチに不自由ないのは有難い。
川崎駅付近、激安とはいわぬまでも、ランチ事情はなかなかよろしいのである。


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KIKUYA CAFEショー・ラパンも、すっかりご無沙汰なんですけれどねぇぇぇ・・・(未練)。


 センレックあります。

 ジャスミン・ライスも!

タイの屋台図鑑

タイ旅行のお供にどうぞ。

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May 02, 2007

ラゾーナ川崎『Ristorante RUBY Sopraffino』でランチ 〜「オシャレなイタリアン」にげんなりする〜

Ristorante RUBY Sopraffino
最寄駅:川崎
料理:イタリア料理 / バー・カフェバー / ダイニングバー
採点:★☆☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


世間では、こういうレストランが「素敵」なのだろう。
私は単なるひねくれ者に違いない・・・という感慨をひとつ最初に記しておく。念のため。
ファンの方がもしいたら、この先読まないでください。
  
1300円でパスタかリゾットのランチセットは、たとえ川崎の最新鋭おしゃれスポット
「ラゾーナ川崎」とは言え(?)ちょっと高い気もしたが、まあ一度くらいいいか、
と行くことにした。
女子6名が突然に集える場所、というと、まあ限りもある。
いかに見かけがオシャレでも、高いから空いているのだ。

で、なぜ気が進まないかというと、こういう場所にある「オシャレなイタリアン」が
美味かった例はないからなのではある。
大きな期待は一切しなかったが、その「決死の覚悟」すら思い切り裏切るのは、
ご立派の一言・・・(嘆)。

一面ガラス張りの店内は、昼時には日焼けが心配になるほどの陽射しが燦燦と。
しかし、ピアノの周りをぐるりと階段状に取りまく座席配置はどう考えても夜向けで、
しかも「ピアノバー」の類であって食事をするにはどうも落ち着かない感じ。
ましてやランチには、ちょっと無理がある。
喫茶店においても違和感のないような、妙に安っぽいテーブルも狭く、
なんだか落ち着かない。

ウェイターは、マネージャー風から皿運びまで、半一流ホテル風&半ホストクラブ風。
どういう客層を狙っているのか、わかりやすすぎて楽しいな。
しかし、昼日中にこういう、慇懃さと馴れ馴れしさと中途半端な明るさを混ぜ合わせた
接客って、なんだかおさまり悪い。
ワタシだけかなあ、そう思うのは?

不思議なのは、日当たりよく明るい、明らかな「上席」が空いているのに案内されず、
ピアノバー方面の席があくまで待たされたことだったが、これはマネージャーが
「こいつらは1300円ランチ」と踏んだかららしい、と後で想像する。

それはまあよい。
それならばさっくりと、安いランチの説明を効率よくしてくれればいいんだ、が・・・

ウェイターがやってきて、聞いてもいない「3500円のランチコース」の説明を始め
次に「2500円」にくる。
「ワインなどアルコール類のお飲み物も一杯無料で・・・」と、延々としゃべるのに
うんざりして「午後も仕事があるのでお酒は飲みません」と言うと、安いほうの説明を
してくれた。

そういう「お時間ゆったり系」は、空気読んでやってほしいなあ。
ワイン飲みながら優雅にランチしに来たかどうかなんて、見ればわかるだろ!

1300円のランチはパスタかリゾットが選べる。各一種だ。日替わりだそうだ。
リゾットにしようかと思ったが「XO醤風味の豚肉のリゾット」
ナニが悲しうて、イタリアンで中華風リゾット?
他にも選択肢があるならともかく。
XO醤などを使った「実験的な試み」は、イタリアンのランチを食べに来ている以上、
他に選択肢が色々ある中でやってもらいたいと強く思う。
ましてや同じフロアには、タイ、韓国、中華と、アジア系のレストランが軒を連ねて
いるのだ。

トホホ・・・と、パスタにする。
鮭とホウレンソウのペペロンチーノ。

なんかの肉の香草焼きがメインだと1800円。
スープ、サラダ、デザート、飲み物がセットなのは1300円のセットと同じ。
パスタかリゾットが付くなんてことはない。
ここは川崎だぞ。青山とか六本木とかじゃなくて。
みなとみらいですらなくて。
いい度胸してるな・・・と、妙に感心する。
 
パンがバスケットに入って出てくる。
テーブルクロスを敷いているわけでもないのに取り皿はなし。
しょうがないのでサラダの皿の隅に置く。止むを得ない。

スープとサラダパスタがメインに相当するので
ミネストローネスープがプリモとしてサラダとともに・・・
カップ入りで、当然スプーンなどは出ない。
期待するほうが、きっと間違っているに違いない。
街場の洋食屋じゃあるまいし、
なんて思うワタシがいけないんである。 

「リストランテ」と名乗るなら、その言葉の意味をよーく考えてみたらどうか、なんて
大きなお世話ですね。はい。

パスタオシャレな盛り付けのパスタ。
白い皿の縁に、無意味にパラパラ振ったパセリがステキ。
鮭とホウレンソウの「ペペロンチーノ」だそうだ。
一見少なそうだが結構量があって、
具とのバランスを考えると
下手なラーメン食べるより、はるかにメタボリック。

で、茹ですぎたパスタのバサバサした口当たりのことは強いて考えず
「見た目よりも結構量があるねえ」というポイントに絞って午後への鋭気を
養うことにする。

デザートデザートは、ココナッツミルクのプリン。
どうもここの料理人はアジア系の食材がよほど好きらしい。
同フロアにアジア系レストランが比較的安価に軒を連ねる中
敢えてイタリアンを食べにくる客が
何を求めてこの店にたどり着くのか・・・
などという思考はゼロのようす。

私は割合美味しくいただいたが、同席者の半数は「ココナッツが苦手」とせっかくの
デザートを残してしまった。
せめて、二種類あって、どちらか選べるなら救いがあったがね。

でも
「コパトーンを冷やし固めたような匂いがする!」
「うざいサーファー系の匂い・・・」
というコメントには笑った。
絶滅種だが、ムカシいたな。わはは。

それにしたって、パンナコッタかティラミスでもつけておけば、誰でも喜ぶのになあ。
どう見たって女性客がターゲットなんだから、せめてデザートくらい選べるようにしたら
誰も不満はなかろうに。
何故にどうして「ココナッツミルクのプリン」なのだろうなあ。
 
で、ここまで来るともうないものねだりだが、イタリア料理のランチで1300円なら、
せめてコーヒーにエスプレッソの選択肢があっても罰は当たるまいよ・・・と内心思いながら
普通のブレンドコーヒーを啜った。
 
この界隈はイタリアン過疎地らしいので、これでも十分やっていけるのだろう。
 
夜、バーだと思ってくるにはいいかもしれない。
立食のある程度人数のいるカクテルなどにも使えそうだ。
結婚式の二次会なんかに向いている。
このうるさいほど燦燦と陽光一杯の店内は、デイタイムのパーティーにはよさそうだ。
立食ならば、食べ物のクオリティーもそれほどうるさく言われまい。

色々と用途はありそうな店だが、ここに再びイタリアンを食べに行く気はしない。
残念ながら。

尚、この店からちょっと横移動すると「出雲神社」の社がなぜか設けられているので、
デートコースにはそれなりによいかもしれない。
しかし何故ここに突然「出雲神社」が・・・などとは考えぬが花というものであろう。

やれやれ。


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たまにはこういうこともあるさ(嘆)


 ディチェコのスパゲッティーニ、500g175円。


バンビ~ノ! 1 (1)

テレビ放映中!

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April 17, 2007

ラゾーナ川崎『ティーヌン』でランチ 〜ミニ・ビュッフェにがっついて午後眠くなる〜

ティーヌン
最寄駅:川崎
料理:タイ料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


それで、川崎はどうなったんだ?!

という声ならぬ声が聞こえるのは・・・たぶん幻聴だろうが(ああ、少し疲れているのかな)
そろそろひとつ。

ラゾーナ川崎。

実は「みなとみらいクイーンズのダメコピー」のような先入観があって、どうも足が
向かなかったのだけど、横浜東口だの未来なきミナトミライだのを思えば、結構まともに
思えるから不思議だ。

東口界隈なんて、いくたんびに「ワタシあなたが言うとおり、一生懸命手当たり次第に
いろんなことして尽くしたのに・・・なのに、イマサラどういうことっ!」という修羅場
が先に透けて見えるような、そんな微妙な想像力を沸き立たせてくれる。
修羅場ならまだいいが、単に泣き寝入り・・・というもっと悪い想像も浮かぶ。

周りにいる誰かが何か思いつくたんびに整形され、中途半端にイタリアン・モードな
装いをさせられたが似合うはずもなく、アレレという間に見てくれだけいいが使い物に
ならない変な新しいやつにぶら下がられ・・・と、言われるがままにナントナクよくない周囲にたかられているうちに、なんだか本当にどうにもダメになっていく図、
とでも言おうか。

その辺、西口あたりはもうちょっと強かなネエさんのイメージ。
「あのコはねぇ・・・フツウのコだったのにねぇ」などと、迷路の片隅で煙草の煙を
吐いていそうだ。

若い頃はねえ、タカシマヤのあっち側で結構いろんなことをしたけどねぇ・・・と、
東洋ビル地下街はタバコの煙を吐きながら語ったり

・・・しないだろうな。
妄想です、ただの。

とにかく、この辺のこの類の施設を見慣れた身には、ラゾーナは空間の取り方が広めだし
何でも一箇所で結構そろうし、動線もソコソコ(横浜東口やミナトミライに比べると)キレイだ。
しかも全体に物価が安い。

「ふうん」と思って街を観察する日々なのである。
まあ、いいところから入らないとねえ。

さて、この日のランチはチェーン系のタイ料理レストラン。
店内は禁煙で、天井高くて昼間は明るい。
雰囲気は、お昼のランチが大事な息抜きである人には、いい感じだ。

ランチてんこ盛り900円の定食は、ガバオ、パッタイ、
トムヤムラーメンと、色々あるメインに加えて
ミニ・ビュッフェが付いている。
この日は、卵と木耳のスープ、グリーンカレー、
サラダ、炒め物、デザートにカボチャ。
これが900円ならば、十分許せる。


あ、向かい側の白い紙に乗ってるのは、ワタシの分ではないです・・・。

ガバオガバオ。
ハーブの香りは控えめだけど、
これ一品で一食分くらいの量がある。
本格的にディープにエスニックではないが、
結構おいしい。


グリーンカレービュッフェで取り放題のグリーンカレー。
あまり辛くないが、
まあよろしいんじゃないでしょうか。
具沢山で味は悪くない。
スープはキクラゲやらひき肉団子やら、
色々入っててサッパリ味。


かぼちゃデザートのかぼちゃ。
ココナッツミルクで薄甘く煮てある。
調子に乗って取りすぎたので
かなり苦しいが食べてしまう。
ミニ・ビュッフェにライスだけでも
十分な量だと思う。


100円プラスで食後の飲み物をもらって、マッタリしたいところだ。
時間が許すならば・・・。

しかし、この量をゆったりと楽しく食べつくすには、ちょっと時間が足りない。
で、この量を短時間でかっ込むと、結構胃にもたれるのでもある。

自業自得とはこのことであろう。
午後は己の卑しさを呪いながら、必死で眠気と戦う羽目に落ちた。

量をしっかり食べたいときには、かなりオススメのランチだ。
ディープではないが、こういう場所柄で許される限度値、と思われるくらいまでは
それなりに各種香辛料も入っている。

ラゾーナ川崎。
みなとみらいや横浜東口あたりなんかと比べると、はるかに気の効いた施設に思える。


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明日は何を食べようかなあ・・・。


 激辛グリーンカレーペースト

 缶入りココナッツミルク

文庫判 神奈川都市図

まずは地図をにらんでいるのです・・・右も左もわかんないし・・・。
わかったところで、結局迷うんだけれど。どうせ方向音痴だ。

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April 05, 2007

『萬珍樓点心輔』 〜嗚呼、勘違い・・・!〜

萬珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


一度絶賛記事を上げたことのある『萬珍樓点心輔』。
4〜5人で飲茶三昧を一度!と願いつつ、機会を得なかった。
そして、かわいい姪たちは「中華街で飲茶!」と喜んでいる。
よっしゃあ、ほんじゃああなたたちのために、突撃しよぉじゃありませんかぁ〜!

しかし、若い娘が「やむちゃ」と発音すると、何故こうも可愛らしいのであろうか。

「やむちゃ」もそうだが、先に「オヤツ」を食べたイタリアンで、

「わぁ、チーズケーキだぁ!」
「わたし、ティラミスがいいなー」

などとはしゃぐ娘らを見ていて、世間で言う「萌え」とはこういうことか、そうか、そうなのか、そうなんだなぁ、と、納得したワタシ。
カワイイのだ。
本当にカワイイ。

現在ワタシが「ヤムチャァァァァ!ディームサァム!!」などと口走っても、周囲は
無視するか、慣れない人だと怯えたりすることすらあるのに・・・。
「チーズケーキ」などという語彙は「焼酎お湯割り」に取って代わられて久しいのに・・・。

南区のどこぞかに棲息するダレゾかなどに、うっかり見せなくて良かった・・・と、
しみじみ思う。

さて、一応前夜に予約を入れたら、なんと「4時か8時しか空きがありません」との由。
うにゃ。
まあ、仕方ない。状況を見てよそに行ってもいいし・・・と、8時に予約をする。
この電話の応対は、相変わらずお見事である。
横浜のどこぞのホテルは、こういうところに来て研修でもしたらいいんじゃないの?
と思うほどだ。
 
席に着いた。
メニューは五人に一冊しか渡されない。
いくらなんだって、あと二冊くらいはくれてもよかろうし、とりあえずビールも飲みたいので
店員を探すが・・・誰もいない・・・。

「おっかしいなあ・・・?!」と首を傾げるワタシに「ここのピンポンを押すみたい!」と
ワタシに似てカシコイ姪18歳がいう。

しかしな・・・まあ、テキトーに座ったといったって、その席って本来ならば「主賓席」
なんじゃ?
しかも、席に案内したスタッフは「御用があればこちらのベルを・・・」なんて一言もなく、
単にメニューを一冊ワタシによこしてどこかに消えてしまったのである。

ここって「サービス料10%取ってるだけのことはあるサービスの良さがヨロシ!」
とかって、どっかの誰かが書いてたよなあ・・・誰だよ、そいつって・・・アタシだよっ!

確かにピンポン押すと来る。
でもな、ピンポンあるからテーブルに目を配らなくっていいってもんじゃなかろーが、
ファミレスじゃあるまいし・・・と、これはこの日、終始一貫して感じたことだった。

メニューをあと二冊もらって「好きなものを食べなさいね」と優しいオネエサマの
声を出すワタシ。
たまにはいいな、こういうの。

「俺・・・豚足・・・」(甥23歳)
「海老餃子、ええなぁ・・・あ、それとねえ・・・」(姪K25歳)

「Yちゃんは? 何か食べたいものないのかな?」
「ごまだんごぉ!」

・・・萌え・・・って、こういうことですね・・・(再確認)。
ワタシだって、18歳くらいの頃は・・・嗚呼!
(やたらと注文がうるさい、薀蓄こきなクソガキだった、などという記憶はないのだ)

前菜前菜です。皮付き豚バラ、チャーシュー
クラゲに蒸し鶏。
チャーシューが蕩けます。うまいです。
クラゲも蒸し鶏も、実にうまいです。
皮付き豚バラ・・・
もうちっとパリっとしててもよさそうだがウマイです。

こういう前菜は、まあどこでも美味いもんだけど・・・。

キュウリの酢の物どうせ口が脂っこくなるだろう、と頼んだ
キュウリの酢の物。
キュウリは酢がちょっと甘すぎる感じがするが、
奥にちょんと乗ってる「ガリ」が美味い。
ガリだけ一皿オカワリ!と言ったら、
「メニューにありませんので、聞いてまいります」

まあ、大きな店ですからね、なんでも相談しないといけないんでしょうね・・・。

「海老の紙包み揚げ」は、パリパリの包とプリプリの海老がいい食感。
小龍包、くどくなくて美味しい。
海鮮海老シュウマイ・・・あの、これって、一個230円なんだけど、どうしてKヨウ犬とか
のやつをピンクにテキトーに染めて、舌触りを悪くしたような代物なんですか・・・?

エビすり身の豆腐蒸しこれはいい感じだねぇ・・・と、
姪Kともども期待をこめて頼んだ「エビすり身の豆腐蒸し」
海老のすり身を豆腐に埋め込んで、タレかけて蒸したもの。
それらしい、オイシサです。
なんかそれしか形容詞が見つからん。


しかし点心て、いつも食べるたび思い出すけど
なんかどれも味が似たり寄ったりだなあ・・・。


香菜口直しに香菜を齧るのは
お決まりのパターンである。
しかし・・・出てきたのは・・・
醤油皿程度の小皿に、味も香りもしない
見るからにしょぼくれた葉っぱの先がチョコりんと。
しかしこのオーダーは、そんなに不思議か?!

ウェイターは、見るからに不思議なものを見るような目つき顔つきなので、もう一皿だけ
もらってやめる。
どっちにせよ、これじゃあ口直しにもならないし・・・。

「小松菜の炒め」は、さすがに美味い。
この三人の母さん(ワタシの義姉)は、大変なお料理上手なので、子供らも「をを!」
と、喜んでいる。
一皿1200円だから、普通の値段だし。

海老蒸し餃子、来る。
蒸篭の底に、半分は皮がへばりついている。
なんじゃこりゃ?!


豚足この日一番美味かったもの。
豚足南乳蒸し。
甥、感涙。
そんなに豚足好きならもっと美味い店が・・・
と言いかけてやめるが、
これは美味かった。


牛モツの豆鼓蒸しも、なかなか結構でございます。
モツながら上品でよろしいか、と。
干し貝柱の粥などは、さっぱりとしてるが旨みがあって、とってもオイシ。

その他アレコレ頼んで、杏仁豆腐(驚いたことに、これは実に大したことのない代物)、
ゴマ団子・・・

がりでも、結局のところ、一番美味かったのは
この「ガリ」だった。
わざわざ調べて「一皿800円」と伝えにきたが
この分は伝票から落ちていた。
あとで気づいたので、手遅れである。


さて、ここで考えた。
何故前回と今回でこうまで違うのか?

前回は年配のイスラム教徒のゲストの接遇で、それでも「中華が食べたい」という本人の
強い希望があったので、入店の30分前に電話をして席を押さえて「豚は一切抜き!アルコール使用禁止!」という変則オーダーを出したのではあった。
このとき「点心類はラードが入るから無理です」と、点心はひとつも食べていない。
しかし、料理はほとんどがきちんとしたもので、非常に美味だった。
いきなりこんなオーダーが来ても対応できるとは、さすが大店は違う、と感心した
くらいだ。
同行者は、見るからに上品な人々である。
ちなみに、ワタシもその一行の一部になりおおせていた。
もちろん「忍法木の葉隠れ」を駆使したのだ。
不惑を過ぎて社会人もどきをやっていると、こういう怪しい術が身に付くから怖いな。

今回は、前日に予約をしたけれど、特になんのオーダーも入れていない。
年若い甥姪に、保護者のヨタクレた格好の夫婦がくっついてきている図・・・だ。

確かに前回も、サービスは若干スローではあった。
しかし、今回のように皿やグラスの出し下げの間の悪さ、手際の悪さは感じなかった。
グラスなど、ワタシの横に5個ドカンと置いて行っちまうのだ。
皿も同様。
しかも、新しい皿は持ってくるのに、空いた皿には目もくれない。

初回の料理のほうは、ややこしいオーダーだから、おそらく厨房の上のほうの人間が、
きっちり付きっ切りで面倒見たのだろう、きっと。
で、今回は「通常の流れ作業」に任せた・・・と。

そもそも、どうして点心て、どこで食べても三〜四種類くらいで口が飽きてくるのかね。
そういうものなのかね。
思い返すと、ずいぶん前に香港に行ったときをはじめ、点心食い倒れの結果はいつも
そんな状態だったのを思い出す
(・・・学習能力の薄さが、ここでも露呈される・・・)。

サービスの粗忽さについては「相手に合わせた」ということなのか、と思う。
まあ気持ちはわからないでもないが、愉快な想像でもないなあ。

一人6000円ほどだから、山ほど飲み食いしてサービス料まで入っていると思えば
許せる額だが、それならば他にいくらでももっとましな店はある、と思わざるをえない。

でも、しつこいようだが、電話の応対は本当に素晴らしい。
電話の応対を喰うわけじゃないんで、こうなるとダカラドウシタ、と思ってしまうが。

当たれば美味い料理はあるので、まだ何がしかの利用価値はあるかなあ、とは思う。
でも、普段自発的には、もう二度と行かないだろう。

結局、ワタシが勘違いをしていただけの話なのだ。
それだけのことだ。
やれやれ(嘆)。


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こんなことなら、点心だってあるんだから素直に『大珍楼別館』に行けばよかったな。
ああ、大珍に行きたいよう・・・!



ヘタな店で食べるより美味かったりする、冷凍水餃子大袋入り・・・。

点心とデザート―家庭でつくる本格点心


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April 03, 2007

みなとみらい『マンジャ・マンジャ』でおやつタイム

マンジャマンジャ
最寄駅:桜木町 / みなとみらい / 馬車道
料理:イタリア料理 / ステーキ / ライブハウス
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:おやつ


姪たちが九州からやってきた。
すでに上京して働いている甥と、東京で数日過ごしてから三人で横浜へ現れる。

夜は中華街に行く予定だが、暴風雨吹き荒れるその日、午後時間が空いた。
「みなとみらい」の駅で待ち合わせ。
ランドマークの展望台にでも行こうか、と思ったが、この天気じゃねえ・・・。

しかし、週末のみなとみらいで「眺めのいい落ち着いたところで、軽食にお茶とお菓子」
なんて、いかにもありそうだけれど実は無茶で不可能なオプションなのだ。
まったく、少しは考えてくださいよ・・・とぼやきたくなるくらい、ホテルなどの喫茶室は
ぐしゃぐしゃに混んでおり、目立つ店はどこもかしこも長蛇の列。

まあ、とりあえずぶらぶらしながら、ランドマークタワーの五階に向かった。
まったくナニ考えてるんだか、昼食時間を過ぎると、どこもかしこも「CLOSED」の札が
下がる。
ウィークデイはともかく、週末くらいは午後通しで営業してもよさそうなもんだ。
間違いなく儲かるぞ。外さえ見えれば。
コーヒー一杯に詰まらんクッキーでもつけて、900円くらいぼったくれば十分すぎる
収益が見込めように。

ところで、同じランドマークでも、タワーとプラザでは人の流れがまるで違う。
プラザも五階は比較的空いているのだが、これがタワーに来ると、ぷっつり人の流れが
途絶える。
以前はタワー内で働いている人向けのカフェテリアのような階だったが、最近テナントを
入れて「レストラン階」にしたのは知っていた。

久しぶりに行ってみると・・・なんと、もう早くも閉店に追い込まれた店がある。
ああああ・・・。

でも、この『マンジャ・マンジャ』は無事に元気に営業中。

眺望眺めが大変よろしい。
バー・ラウンジのエリアとレストランが分かれている。
て、いうことは、バーにも使えるのだな。
席の配置などはせせこましくなくて、
この辺は資本元が大きいだけに余裕だ。
よろしいんじゃないでしょうか。

みなとみらい界隈のイタリアンは、どこもかしこもインチキ臭く「本格イタリアン」
などと自称した結果、みんなに馬鹿にされて自爆しているが(ワタシだけか、そう思って
いるのは?)、
ここは「本格的なイタリアンではなく、アメリカンにあるイタリアン レストランをモチーフにしています。」 という開き直り(?)が、かえって功を奏していると思う。

座ると、みんなお腹が空いていることを思い出して、まあピザとパスタでももらおうか、
ということになる。

カルパッチョなんとなく頼んだカルパッチョ。
バジルソースがいかにも「オシャレ」だが、
そこそこちゃんとバジルの香りがする。

よろしいんじゃないでしょうか?



パスタ「ミートボール・スパゲッティ」と聞いたとたん
いぬわんクンのこの記事が脳裏に蘇る。
どでかいハンバーグみたいなミートボールに
そこそこ悪くないトマトソース。
きっとアメリカで食べるよりうまいに違いない。
量もあります・・・。


ピザうす〜い四角いピザ。
ちょっと油でギトってるが、
具がシンプルで結構許せる。
オヤツにいいですね。
若い姪甥たちと、楽しくぱくつく。
いや〜、お腹減っていたねえ、実は・・・。


フォッカッチャにオリーブ・オイルなんかも付いてくる。
このくらいを四人でサクッと食べれば、なんとなく「軽食」という気分になる。

しかし・・・

これまでの料理、一皿のボリュームが結構「アメリカン」だった。
二人のカワイイ姪たちが、目を輝かせてオーダーした「チーズケーキ」や「ティラミス」は・・・

ワタシならば、これ一個で一食になるくらい、バカデカイのだった。
なるほど、アメリカン。すごいぞ、アメリカン。

多分これでも、相当日本人向けに調節した「アメリカン・サイズ」なんだろうが、
この量でフルコース・・・と想像しただけでアメリカ人てすごい、と思う。
アメリカ全国民のカロリー摂取量で、三回くらい地球を破壊できる核爆弾ができよう。
おそるべし、アメリカン・・・!

ちなみに、味は悪くなかった。
何を食べても、そう大きな外れは出ない。
ビール飲んだりワイン飲んだり、ついでにお茶も飲んで、四人で一万ほど、というのは、
場所柄を考えれば許容範囲だろう。
まあ、贅沢なオヤツ、ですね。

なんといっても「週末のみなとみらいで、眺めが良くて空いている」というのは得難い
メリット。
ぐしゃぐしゃに混み合ったこの辺のホテルのラウンジで、正面から堂々と一杯1000円
もするコーヒーをボッタクラレルことを考えれば、こっちにくるのが正解だなあ。

バーもあるから、今後この界隈で切羽詰ったらここに逃げ込もうと思う。

そこそこ食べた満足感とともに、ニコニコと嬉しげな姪甥を連れて、もうしばらく
みなとみらいをお散歩する。

この三時間後には「中華街での豪華おディナー」が、予約済みでスタンバッとるのだ。
要カロリー消費・・・と、テケテケテクテク歩き回るのだった・・・(中華街に続く)。


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眺めよければすべてよし。とりあえず。





みなとみらいのホテル、意外に意外と時期によっては安い・・・一応チェックしませう。


ナポリタン

あの「名作」が文庫になった!
「日本にしかないナポリタンの謎(?)」が、ここに明かされる?!





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December 24, 2006

『ショー・ラパン』でディナーだったのだ

ビストロ ショー・ラパン
最寄駅:黄金町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:フランス料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:デート


メリー・クリスマス!

ということで「用途:デート」です。
文句あっか。
オットとですけど・・・文句あっか・・・。

なんと金曜の朝に突然「今夜はどっかで夕食にするか」と、オット言い出す。
「福富町でコプチャンチョンゴル・・・中華街行こうか・・・ううむ、焼き鳥?」と悩む。

出勤後電話して「ひょっとして、フレンチとかイタリアンでもいいの?」と聞くと、
「そういうつもりで言ったんだけど・・・なんで福富町の韓国料理だ中華街だいうのかなあ、
そんなにそういうのが食べたいのかなあ、変なの、と思ったんだがな・・・」
「それは、時節柄予約が取れっこないからですっ!」

クリスマス・ディナーしてくれるのだったか。
そんならそうで、あと何日か早く言ってくれれば、と思うが、ダメモトで『ショー・ラパン』に電話。
前回お誕生日で、別の店とどちらにしようか悩んだ挙句にかなり惨憺たる結果になったが、
次のチャンスあれば・・・と機会をうかがってたのに・・・無理だろうな、どうせ・・・

「あの〜、まさか今日の今日で無理だと思うのですが、ひょっとして今夜空席あり、
などということは・・・」
あ、スミマセン、ちょっと言ってみただけで・・・と電話即切り体制で臨むと、なんとっ!

「イエ、そんなことないです。あ、何名様でしょう・・・二名様? お待ちしております」

うっそー、なんでも諦めずに当って見るもんだわ。

当日だったので細かいオーダーはつけられなかったが、メインはラムと鴨に。
前菜はなににしよう・・・え、三種類全部出る?

この店のディナーは、メインだけ指定してあとはお任せなのだ。
生サーモンのマリネ、フォアグラときのこ(フランス版ポルチーニ)のテリーヌ、海の幸の温製盛り合わせ、これが全部出る?
(*注:料理名は、ワタシが勝手につけたものです。スミマセン)

「盛りあわせなのね」といいかげんに思いながら、たいそう美味しいアミューズをいただく。
卵の殻の先だけ切った入れ物に、うっすら甘くてふんわりしたクリームチーズがのっている。
その下には温めた卵黄・・・中に香ばしいアーモンドが入って、食感がステキだ。
クリームチーズと混じって、徐々に味が変わる。
ランチで想像した通り、よくある「家庭料理風のなんちゃってフレンチ(こういうのもまあ良いのだけれど」とは、全然レベルが違う。
後でお話聞いたら「あの玉子は、別に僕の創作ではなくて、フランスの某シェフのレシピなんですけれどね」と、さらっと言ってらしたが。

食前酒のシャンパンと共に、スタートからいい気分。

そして前菜三種。
全部、出た。
ホントに三皿。

最初にサーモンだけ出たので「ん?」と思ったら、立派に一品分のボリュームで前菜三皿。
サーモンは、たっぷりのロメインレタスが添えられて、サラダ仕立て。

「あれ、三種類って・・・まさか・・・」

まさか、だった。

続いて、やはりきっちり一人前のテリーヌ。
バルサミコベースの甘いソースがステキ。

そして、小さなイカ、イイダコ、そして海老の盛りあわせ。
あたたかいラタトュユが付け合わせになって、イカの中にも詰まっている。
噛めば素材の旨みが、きゅうっと口に広がる。
海老の頭には、とろりとした味噌が・・・至福です。
頭までパリパリ食べてしまう。
火の通し方がぴったり。
こんなことで喜んだら、叱られそうなくらいの内容だけれど。

ソースが一つ一つ、シンプルに思えるけれど実に濃やかな工夫があって、いくらでも食べられてしまう。

オットもご機嫌。
「キミはたしか海老は嫌いだったなあ?」
「好きですっ!」
フォークを払いのけて皿を抱える。

「そうかなあ、きっとキライだと思うがなあ」などと言いながら、パンをワシワシちぎっては
「お皿のお掃除」に励むオット。

食べ終えた二人の皿は、恥ずかしいほどピカピカ・・・ソースがうますぎるのだ。

スープはきのこのポタージュ。
二人して鼻を膨らませてフンガフンガする。
ううう、いい香りじゃ。
濃厚だけれどしつこくない、おそろしく後を引くポタージュ。
ああ、いいお店だ。

さあ、メーンエベント。
ゴングと共に鴨と仔羊の登場(ちがうだろう、それは!)。

肉は駄目と言いながら、最近何故かこういうところに来るとラムを食べたがるオットが、
二本ある大振りのラムチョップを一本くれる。
代わりに鴨を半分取られる。
彼は食べるのがやたらと早い上、量がいけるので、のったりのったり食べるワタシの皿は
常に脅威にさらされることになる。
でも、肉ならば、比較的安心して取り組めるのが嬉しい・・・(嘆)。

鴨もラムも、中ほどがうっすらピンクでジューシーだ。
鴨にはスタンダードなうっすら甘い柑橘系のソースが、これまた複雑な味わい。
付けあわせの焼きリンゴが、いい火加減。

デザートは何度か食べたプリンだったので(横目で隣の皿を眺めていたのだ)、チーズに変更してもらう。
急な注文だったが、癖のないシェーブルにスグリのソースを沿えて・・・ああ、オイシ。
このスグリのソースは、翌日からのクリスマス・スペシャルに出す鹿肉用に仕込んだものだとやら。

サクサクとワインが二本空いた。
シェフおすすめの南仏産の軽い赤で前菜、ムートンのセカンドでメインとチーズ。

ワインが安いので驚いた。
一本2200円からあって、主に3000円代で、我ら夫婦には十分嬉しくおいしい
ワインがいただける。

本当は食後酒とコーヒーでさらに粘りたかった。
「マール!」と騒ぐワタシに「トイレか? 奥のようだ」とオット(それは「おまる」だ!)
そして「我々だけなのに、シェフに悪いだろう」と、突如として常識的なオット。
まあ、今夜の所は素直に帰ろう・・・ちょっと残念・・・(ちっ、常識が憎いぞ)。

それにしても、噂には聞いていたけれど、何ともいいお店だ。
しかも、席に予約が入ったら、たまたま遅い飛び込みでもない限り、二回転させることはしないそうだ。

オークラを退職して、マイペースでのんびりやりたい、と始めたお店で、だから特に儲けようとは思っていない、と。

前菜を盛りあわせにしないで、三皿出すのは「そのほうがラクだから」。
ゲストが前菜をゆっくり食べている間に、メインの肉のローストなどにじっくり時間がかけられるそうだ。

「かなりの量ですよね。ヨーロッパ並じゃないですか」
「まあ、これでもヨーロッパに比べればまだ少なめですけれどねえ」

もし多すぎるときには、お持帰りにしてくれるのだそうだ。

「おお、じゃあ、あとパンを一本お持ち帰り・・・」などと口走るオットにエルボーをくれる。
ワタシらは、すでに丸二本パン食ってますっ!
正確に言うと、ワタシじゃなくて、オットが(・・・ほとんどは・・・)。

料理って不思議なもので、相当な量でも、落ち着いた和める雰囲気の中、いいタイミングでさらっと出て来ると、さらっと食べられてしまうから不思議。
まあ、あの量に加えて、ワシワシと着実にパンも食べてしまうオットも、不思議っちゃあ
不思議だが・・・前世はトルコ人か、あんたは?!と、呆れながら眺める。

*注:たぶん、世界で一番たくさんパンを食う国民はトルコ人だと思う。
→関心ある方は、こちらをご参照下さい。古い記事なんですが・・・。

それにしても、この店は、本当に居心地がいい。
ランチではあまり感じなかったが、ディナーでゆっくり座っていると、一見長時間コースの食事をするのには向かないように思える、木造りのカウンターとベンチはまるで気にならないし(安っぽいソファーのような椅子に座らされるより、余程落ち着く)、天井が高いので音が上に抜けるのか、隣席の話し声がほとんど気にならない。
もともとそういう形態だったところを居抜きで使っているのそうだが、よくできている。
ついでに、煙草の煙もこもらない。

サービスも、料理やワインの説明、オーダー取り、そしてもちろん調理から料理の出し下げ、お帰りの際には店の外までお見送り・・・と、一人で切り回しているのに、料理がきちんといいタイミングで出てくる。
しかも、まるで気ぜわしい感じにならない。
シェフのお人柄なのだろう。

しかし・・・飛び込みの通常メニューでこれだけうまいのならば、事前に色々お願いしたらどれほどのものが食べられるのだろう、と思う。

絶対にまた、行くのだ行くのだ行くのだ。

ご参考までに、グラスの「冷えた」シャンパン二杯に、ワインをボトル二本飲んで、一人かっきり一万円だった。
料理にワイン少々くらいなら、一人5千円くらいからだろう。

安い、と思う。

そうそう、残念ながらもうとっくに満席御礼の「クリスマス・スペシャルコース」は一人8千円ながら、オマールに鹿に・・・と、これでもかと美味珍味が並ぶ。
いったい何人完走できるかは不明だが、シェフは明るく
「満漢全席、みたいな気分ですかねえ」とのことだった。

もひとつついでに、来週のランチは「年の終わりを飾って、ハンバーグ」とのこと。
・・・また走ってしまったらどうしよう・・・。


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帰り道、オットとぶらぶら歩いて『華隆餐館』の中だけ覗いたら、結構なにぎわいだった。
もちろん「覗いただけ」で、食べてません(・・・あたりまえか)。

皆様、楽しいクリスマスを!



クリスマスにお花。24日午後二時までの注文ならば、25日にまだ間に合うそうで。

・・・マールが飲みたいよう・・・


そして、もういくつ寝るとお正月・・・お年賀手配はお早めに。

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November 06, 2006

横浜西口『だんだん』にて、某氏「帰国」歓迎会〜一次会〜

ジンギスカンだんだん
最寄駅:神奈川 / 横浜 / 反町
料理:ジンギスカン
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:朝食


先日の「イヌ散歩大会」の翌晩、実は「羊肉と中東が取り持つ縁」で親しくなった某氏の
「帰国歓迎会」があった。

帰国というか、まあ海を超えた某所からである(実は国内)。

しかし、調子こいて『華隆餐館』→『ソウル麻浦屋』と、飲んだくれ喰いまくり、辛いものまで大量に・・・。
結果、その晩から翌朝は結構ボディーブローがいい具合に効いた状態になった。

とにかく、こういうときはじっと自然回復を待つのみ(野生動物か?!)。
案の定、夕方頃には回復してくる自分が怖い。

某氏を御紹介下さったのは、西口に一大チェーンを展開する(予定、たぶん)『だんだん』オーナー、多田氏である。
だから彼に敬意を表して『だんだん2号店』に5名が集結した(現在、二店舗を展開中)。
ここは実は『海鮮炙り焼き だんだん』にリニューアルしているのだが、ジンギスカンも健在。まあ、ここの場合は、実に上品で美味い生ラムであって、いわゆる単なる「ジンギスカン」とは一線を画しているのだけれど。

しかも、クーポンを見せると「サザエ、海老、ハマグリ三点セット」が一人前500円。
敬意を表して集合しているわりに、参加者の一人は情け容赦なく「このクーポン」を突きつけるのだった。

多田さんとしては、最近の自信作「ラムしゃぶ」を是非!というところらしかったが、実は主賓某氏、二次会に「腹案」があったのだ。

そんなこんなで海鮮炙り焼き。
ホタテも追加。ここは値段が良心的なので、決して馬鹿げて高くならない。
何故か「羊の結ぶ縁」のはずが、魚貝類をワシワシ食っているのだが、美味しいからいいや。

追加、ラムのゴルゴンゾーラ炒め(780円)。
「げ、なにそれ」というイメージの一品だが、これが実に美味い。
なにかでひとひねりしてあるから、和風ですらある。
この「ひとひねり」を聞こう聞こうと思いつつ、毎度ワシワシ食べるうちに忘れてしまう。
是非お試しあれ。

さらに骨付きロース(一人前980円)。
そこいら辺の中途半端なフレンチやイタリアンで、ラム肉のクセどころか、スカスカでなんの味も香りもしない代物を食べさせられることが最近何度かあったので、
おお、さすが!と嬉しくしゃぶりつく。
(ラム肉が流行りだしてから、しょうもないコジャレ系の店でよく出くわすようになった。
メインのラムなんて、高いんだから勘弁してくれ・・・と悲しくなる)。

話が飛ぶけれど、昨日御紹介した『カルタゴ』の畑中シェフによれば「ラム肉は新鮮さと、冷凍であれば解凍技術が全て」なのだそうだ。
その辺をいいかげんにすると、すぐに臭くなるとやら。
ああ、そうだ、忘れていたけど『カルタゴ』で、ほんのチョビットでいいからラム肉食べたい、とリクエストするのだった・・・ううう、痛恨の失敗・・・(悲嘆)。

炭火で焼いて、ハサミで切って食べる。
塩コショウだけで、あとは何もいらないが、タレもうまいのでちょっとつけてみたりする。
シアワセだ。

去年の今頃は、石を投げればジンギスカン屋に当るような勢いだったが、アレレという間に減っていった。そこをしっかり生き延びているのは、やっぱり伊達ではない。

本当ならば、もっと激しく突き進むところなのだが、今宵は「是非とも!」ということで中入り。
タクシーに乗り込み一路、日ノ出町へ向かう。

羊と言えば、向かうところは・・・もちろん『延明』なのであった。
(つづく)

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尚、一号店は相変わらずジンギスカンでフル操業(ラムしゃぶが食べたい・・・)。
お出かけの際には、クーポンをお忘れなく。


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ご家庭で簡単においしい炭火焼を!伊勢炭焼 水コンロセット(小)家庭用炭火焼コンロセット
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October 15, 2006

虎ノ門『ハングリータイガー』老舗イタリア食堂と名物マダムの取り合わせ 

ハングリータイガー
最寄駅:内幸町 / 虎ノ門 / 霞ヶ関
料理:パスタ / イタリア料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


某国滞在時代の知人の送別会があった。
参加者七名である。

18:30に『ハングリータイガー』で集合、と聞いて「なんだって、ハンバーグ屋で最初に集合するんじゃ?」と思ってしまったワタシ、いつの間にかすっかりアタマが「ハマナイズ」されている(嘆)。

ここは、界隈では結構有名な「名物イタリアン」だったのである。
ナニが名物って、ここのマダムだそうで。

曰く、
「ロメスパ系のがっつりボリュームだが、マダムがクOOバアだ」
「若いOLたちが、混んでいるときにのんびり食べていたら、思いっきりどやされた」
「若い男性客が『普通盛』を頼もうとしたら、マダムに『女の子だって大盛り平らげるのに、オトコが普通でどうする!』と叱咤(?)された」
などなど。

それでもランチには大行列、なのだそうだ。

正直言って、この事前調査でワタシの気持ちは相当萎えた。
しかし、アレンジした幹事氏を知る限り、そうそうヒドイ店をわざわざ選ぶとも思えない。
送られる主賓も、某国滞在時代に随分とお世話になった人だ。

マアイイヤ、と出かけたら、虎ノ門の裏小路に目立たぬ入り口。
中に入れば「イタリアの庶民的な食堂」で、ざっくばらんだが好きな雰囲気だ。

しかし・・・ワタシは集合時間を30分間違えて、早く行ってしまったのだ。
しょうがないから、座ってビールでも飲みながら待つことにする。

ビールを注文してボーッとしていたら、突然マダムの声が響く。

「ちょっと、オイカワさん!」
(*注:再々連呼されるので覚えてしまったが、サービス担当の初老の方である)。

マダムは店の常連と思しきダークスーツの人々の席で、なにやら話しこんでいたのである。

「このコに、なにかお飲み物でも出してあげなさいよ!」
「・・・あ、もうビールをお願いして・・・」
「ならいいけど、ガーリックトーストもね!」

と、いうことで、ビールと一緒に、ガーリックトーストも出してくれた。
空腹だったので、即食べてしまう。

数分後、再び・・・
「ちょっと、オイカワさん!」

噂を聞いてはいたが、とりあえずホテルマン時代に身につけた、
無害なアルカイック・スマイルを浮かべて事態を見守る。

「ガーリックトーストでも出してあげなさいよ!
カワイソウに、お腹空かして待ってるんだから!!」

オイカワさんがワタシのせいで責められるのは忍びないので、口を挟む。

「あ、イエ、もういただきまして・・・」
「でももう食べちゃってるじゃないの! あと三切れくらい出してあげなさいよ!」

噂どおりキャラは濃いけど、聞いた話と違ってずいぶん優しいじゃないか・・・と思う。
ワタシにとって「良い人、優しい人」=「積極的になにか飲み食いさせてくれる人」
なのである。

「あと三切れ」に「えへへ」と笑ったワタシの顔を見たか、
「オイカワさん、早く出してあげなさい!」と、マダムは畳みかけるのだった。
横に座っている常連(近隣官公庁関係者らしい)は、にこやかに待っている。

と、こうしているうちに、海外某国赴任前で多忙を極める主賓を除き、全員集まる。
懐かしい顔に、しばし話が弾む。
で、主賓が現れないので「いいからはじめちまえ!」と、勝手に宴会突入。

カツオの和風カルパッチョ、スズキのカルパッチョ、生ハムとルッコラ、ピザは二枚、メインは網焼きのビーフにポン酢添え、などなどと、一斉にオーダー開始。

幹事氏「ここの場合、パスタは〆がよろしい」との由で、あれやこれやに一斉にがっつきながら、ワインをがばがば飲む。

パスタの量は、すごかった。
コレは人数と喰いっぷりを考慮してくれたものなのかもしれないが、二種類のパスタが巨大なボウル二杯分ほど出たのだ。
パスタは若干柔らかめだが、ソースが美味い。
本格イタリアンというよりは、元気のよい和風イタリアンだが、それだけに「〆に喰う」
という幹事氏のアドバイスは間違いない。
「本格イタリアン」にこだわりすぎて、なんだかオブジェのようなパスタを鳥の餌ほど盛られるなら、ワタシはこちらの方がいい。

一品は平均して1000円〜1500円。ワインは一本3000円から。
それほど凝ったものはないし、結構和風でもあるが、中途半端な「南欧風」の店なんぞと比べると、料理は素朴なりに手がかかっていて美味い。

たまに店に響き渡る「オイカワさん!」をBGMに、皆で喰いまくっているうち、
パンチドランカーのような足取りで主賓登場。
既にそこに至るまでに、皆出来上がっている。
主賓の遅参など、もう誰も気にしていない。

某国滞在関係者が集まると、どこでもこういう空気になるのは不思議だ。
まあ、あの国では「カラオケ装備のどんちゃん騒ぎ場所」が常に「どこかの個人宅」だったので、業種職掌年齢を超えたワケワカラン無礼講には、皆なんとなく慣れているのかもしれない。

さて、一品に次ぎまた一品・・・と頼んでいくうち、マダムがテーブル横にやってきて言った。

「アンタタチはね、頼み方がヘタよ!
こういう集まりにしたいんなら、最初っから予算を言ってくれれば、こっちでうまくやってあげるのに、バラバラ頼むと全部勘定することになるじゃないの!!」

まあ、そんな具合に夜は更けた。

ここの店の場合、昼は「ボリューム重視のパスタ屋」だが、夜は近隣の大企業や官公庁の「結構エライ人たち」が、部下や同僚とのざっくばらんな会食に使っているようだ。
創業以来40年という古い店なりの雰囲気は、夜はしっくりと悪くない。
一品のボリュームもあるので、何人かで気楽な集まりをやるにはいい場所だなあ。

こちらのマダムは確かにちょっとした「キャラクター」だが、ここの店の雰囲気の一部でもある。マダムの接客が気になるかならないか、というところが、好き嫌いの分かれ目かもしれない。

まあ、イヤな人は行かなければよろしい。
そういうことなのだ、と思う。
ワタシは、気楽な集まりが都内であれば、また使いたいレストランだと思った。
 
ところで「早く来たらマダムに優しくしてもらった」と言ったところ、周囲が何を口々に申し述べたかについては、皆様のご想像にお任せします。

ふん!


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その後ワタシは、ひとり野毛で飲みなおしたのでした・・・。



ウエストケンジ ガレージキット(ソフビ)完成品 「ゴジラの息子」ゴジラ&ミニラゴジラとミニラのフィギュア(無関連商品)


エーゲ海とギリシア・アルカイック 世界美術大全集 西洋編3

アルカイック・スマイルについて考察したい方へ・・・(いるのなら)。


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October 03, 2006

西横浜『スペリアーモ!』で、うまうまイタリアン喰いまくり!!

スペリアーモ
最寄駅:西横浜
料理:ピザ / イタリア料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食
(現在、開店時間は18:00〜22:00ラストオーダーです)

常に怪しげなイ・ヌワン先生様は、実はイタリア滞在暦ありの謎の過去を秘めている。
名前のわりに「韓系はどうもアカン」と「祖国(?)のお料理」を嫌い、
「イタリアンは、もう最近オリーブオイルが胃にもたれてなぁ〜」と、あまり積極的関心を示さない。

「胃にもたれる」だと・・・ひとたび中華喰い始めたら、妖怪変化並の量を喰らうくせに・・・
(ていうか、妖怪のクセに)。

「そう、じゃあ『あのうまいソーセージ』は別のヤツと喰うわ」

しょせん、犬族は肉に弱い。
「絶品自家製ソーセージ」と、この一言だけで尻尾の上がる気配がする。
「おお、お、おおお・・・」
「行く?」
「おおお、おおおおお!」
(想像力だけで言語障害を起こしてるし)。

目指すは以前も御紹介した『スペリアーモ』。

最初は「オヤこんなところに、いつのまにこんな店が・・・?」と、瀕死の交通事故から奇跡の生還を遂げたウチの猫を抱えて、鼻をヒクヒクさせていた(近くに掛かりつけの獣医さんがいたのだ。無事退院して通院治療途中のこと)。

ちなみに、このハナちゃん(♀)は「轢き逃げ」にあった。
今でも右目が不自由だ。
車でぶつけたのを知りながら走り去ったヤツは、今でも見つけたら、簀巻きにして
「ワタシはアメリカの犬です。アメリカ万歳! イスラエルよ永遠なれ!!」
と、アラビア語と英語で書いた札を貼り付けて、秘密ルートを通じてイラクのどこかに放り込んでやろうと思っている。

私怨はさておき・・・
ふらっと入ってみたのが、6年以上前で、以来ナニカというとお世話になっている。

なんでも、開店当初から「あの獣医さんの行き帰りに、見かけて立ち寄ってくださる方は結構いらっしゃいます」ということなのだった。
そう、当時はふらっと立ち寄り、ということがまだ可能だったのだ。

しかし、いいお店というのは、やはりひっそりと「穴場」のままではいられない。
当然だろう。
行く度ごとに前より美味くなって、マダムのお料理もマスターが薪釜で焼くピザも、
パワーアップの限度を知らん。

今回は、イ先生様のために美女二名まで登場。
しかも「よく喰いよく飲む、よい美女二名」だ。
何故って、いままではいつも「お二人様」ばかり。
四人いたらさぞかし・・・と、夢にまで思っていたんだわー。
二人だけだと、ピザまで行きつけない。
ドルチェなどもってのほか。
ここは常にウマソウなものが多すぎる。

さて、お料理選び。
食欲をそそる自家製ピクルスを肴に生ビールなどいただきつつ「アンティパスト4品、パスタ2品、ピザ1品、セコンドはソーセージだけにしといて、あとは様子見で追加!」という基本方針に至る。

「生ハムとサラミにルッコラ」など、まるで当たり前に思えるが、食材選びに
手間ひま惜しまぬお店ゆえに、適度な塩気と旨みで白ワインが進む。
赤もいいけど、白もあう。

ナゼ白ワインて、やっぱり「みず蛸のジェノベーゼ」のため・・・
バジルの緑が目に沁みる。爽やかな香りで鼻が膨らむ。
こういうときに「誰が何切れ蛸を取ったか」などという低俗なことで争ってはいけない。
取った者の勝ちざんす(へっへへへ)。

蛸は柔らかいのに、いい歯ごたえ。噛めば染み出す蛸の旨み。
バジルの味と香りに、薄い酸味とぎりぎりココまで!の塩気。
口の中で絡まりあわせながら、自家製釜焼きフォッカッチャ(モッチモチ)を奪い合い、全員皿が白くなるまでソースをぬぐいまくる・・・いい大人が餓鬼と化す時・・・嗚呼。

マダムいわく「今日はなんか秋刀魚が美味しそうで、自分で食べたくって作ってみちゃいました」ということで「本日の日替わりメニュー」にあった「秋刀魚のスモーク、ポテト添え」は当然全員一致でオーダー。

瞬間で消える。

桜チップで軽くスモークして表面は焼け、中は生・・・単なる生より、こういうのは軽く炙ったくらいがやっぱりオイシー・・・脂がよけい蕩けてるし・・・うるうるうる。
「きたあかり」という芋にマスタードを練りこんだマッシュポテトが、いい組み合わせ。
うふふ、ぬふふ、ふみゃぁぁん、がるるるると、人間が獣性をあらわにしていく瞬間・・・。

イ先生様のリクエストでオーダーした「ポークのフライにゴルゴンゾーラソース」など、こりゃあセコンドに持ってきてもイイワと思う、濃厚な味とボリューム・・・瞬間で消滅。

消滅と同時に現れたピザの耳で、ソースを全員でぬぐいまくる。
皿は洗いたてのごとく輝いている(あ〜あ)。

この間、赤ワインに持ち変えて、ピッツァ・マルゲリータ。
アンチョビの効いたトマトソースにモッツァレラ・・・ピザの耳だけでも美味い。
香ばしさにうっとり。
ああ、ココでピザまで辿り着くことは滅多にないなあ・・・やっぱり4人は正解だぁ。

パスタ一皿目は、自家製タリアテッレのミートソース。
パスタの場合、下手な自家製よりいい乾麺を使って欲しい店が結構あるが、ここの手打ちパスタは・・・首を差し出して「殿、どーぞワタクシをお手打ちに!」と口走りたくなる、いい感じ。
手打ちだけにうまいソースとしっかり絡む。
もうココまで来ると、全員頭はパーの四乗。

もう一皿はカルボナーラのスパゲッティーニ。
クリーム抜きで卵の黄身に胡椒とパンチェッタだけのソース。
カルボナーラって、実は本場ローマでもしょっちゅう失敗作にぶつかる難しいものだけれど、ココのお店はオープンキッチンで、出来上がって盛って即テーブルにくる。
小さいお店のメリットが生きる。

食欲中枢、破綻。

淀んでるのか潤んでるのかワカラン目つきで、イヌワンがブツブツ・・・
「んあ〜、ありはウマソーだ・・・ナンダありは、あり、あ、あ、あああ〜!
こっちにくるぅぅぅ!!」

特製ソーセージです。
お待たせしました。
来たら絶対に外せないんだよ、これだけは。
どこぞのインチキなドイツ料理屋は、ココでこれを食って反省しろ!

ナイフを入れると肉汁が飛び出しあふれて、粗引きのミンチ肉がこぼれだす。
追加オーダーしていたピザの耳をちぎりとって、またまた皿を拭うのだ。

追加はきのこのピザ。
数種類混ざったキノコの香りがしみじみと秋。
チーズの香りが複層に重なって、思考停止状態。

一応メニューでは前菜で出てたけど、ドルチェにして最後の〆にしたのが、かぼちゃを
混ぜ込んだマスカルポーネ。
胡桃なんか乗って、蜂蜜かかって、なんとなく無造作かつシンプルに盛ってある。

小さいスプーンを4つもらって、グラッパを啜りながら四方からつついて食べる。
楽しいよう。うひひ。

外に出れば雨。
一山超えると、タクシーワンメーターで日ノ出町。
明日もあるのでここで解散となり、ワタシは一人、雨に濡れて野毛に足を向けるのでありました。

尚、写真などはこちらをご参照ください(また手抜き)。
いぬわん君は毎度カメラマン、ご苦労である。


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ああ、喰った喰った・・・。

尚、この日は少し遅めの時間、カウンターには若干空きが。
1〜2名ならば、するっと入れることもあり(ここは実は、カウンターが楽しい。
お料理しているところが見えるので)。


TANMAスパゲティー二 #3 500g  FORZA0602
尚、ココのお店は手打ちでないパスタはタンマ社のものを使用。やっぱり一味違います。


arima0831 at 23:08|PermalinkComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 28, 2006

リサーチ「初めてのデートで行きたくないお店は?」 どうでもいい雑感

ライブドアはいろいろいわれているのだが、結構笑えるネタも拾える。
「livedoorリサーチ」なるアンケートサイトがあって、「初めてのデートで行きたくないお店は?」の調査結果が出てた。

◆参照記事 livedoorリサーチ - 【デート】 「初めてのデートで行きたくないお店は?」 http://research.livedoor.com/QuestionnaireTotal2.cgi?research_cd=jbeyenxqvz5795250414

ダントツ一位は「牛丼屋」(約40%)

それは・・・だめだろう・・・?!
何を考えて、だれがこれをわざわざ回答の候補に入れたんでしょうか?

まあ、うちの夫婦は「カイロの街角の小汚いケバブ屋」だったが・・・(しかもオットが「肉駄目草食獣」なのを後で知った)。
だって「多少小汚くてもいいから、思いっきりローカルなところに連れてってくれ」って、いうんだもん・・・(結婚前のオット、カイロ赴任当時)。
ああ、もう15年近く前の話だ・・・すみません、どうでもいいですね、こんな話。


二位 「バイキング・食べ放題」(約30%)

だめか、やっぱり・・・。
でも、二人で死ぬほど食いまくって「あ〜食べたね〜〜」なんて明るく笑いながら、
次は静かな落ち着いたバーで・・・などというのは、案外よいかも、と思うんだけど。

ワタクシ的には、オススメですがね(やったことないから根拠なし)。

こういう時って、相手の「無くて七癖」がしっかり観察できるし、食べ物の好き嫌いも見えるから、初回と言わず、初期のデートに一回組み込まれてはいかがかと・・・。

バイキング、っていっても、一流ホテルのディナー・ビュッフェなんか、ちょっとした町場のフレンチくらいかかったりするけれど、なんといってもデザートてんこ盛りだから、女性は大抵喜ぶはずです。

あと、これだけは言っておきたい「ビュッフェ」のルール。

「原則、一回一皿」

まあ時間制限のある「バイキング」「食べ放題」系はいいとして、ホテルの「ビュッフェ」は基本的に「フリースタイルのフルコース」ざんす。
お料理は逃げて行かんし、時間もあるんですから、優雅に一皿ずつ盛って食べて下さい
・・・と「元働いていたホテルの上司」を悲しい思いでみていたことがありましたっけな。

男性は、誘う前に目指す場所の事前チェックをしておこう!
あと「眺めのよいお席」の事前予約もお忘れなく。

初回というより「今夜こそ決めるぜ!」系のデートだろうか?
(本人すでに縁の無い世界なので、つい色々夢想する)


三位 「ラーメン」「回転寿司」(ほぼ同率で22%前後)

だれだよ、最初のデートでこういうところに行こうとすんの?!
まあ「ラーメン・ヲタ同士」ならあるのか?
でも、30分以上持たないだろー!

回転寿司・・・どのように盛り上がるのか・・・?

これは「一年以上つきあった馴れ合いカップル」が行くところです。
でも、8割近くがOKなのね・・・ううむ、バブル期には考えられなかったことだ・・・。

あとはテキトーにみてください。

ところで、15%近くが「高級レストラン」にNGを出している、というのは面白い。
いや、実際、行きなれた店ならポイント稼げるが、そうでないと墓穴を掘るのが、
特に「高級フレンチ」とか「高級イタリアン」ですね。

ちなみに、ワタシは「連れていってくれる」と言われれば、ホイホイついて行きます。
「高級寿司屋」と「高級天麩羅屋」も同じ。
まだ華やかなりし女子大生時代「飲みに行こうよ」などでは1cmも動かぬ心が、

「美味しいお寿司屋さん」
「天麩羅のちょっといい感じの・・・」
「うなぎのいい店見つけてなぁ」
「美味い刺身を山ほど食いに」
「美味しいイタリアンがあるんだけど」

などなどと「料理の具体名」が上がると、二つ返事でホイホイ出かけた、美しきあの頃。


ところで「居酒屋」が健闘してるのは、時代の流れか、この業界が多様化したからか?
ワタシは、これだけはイヤなんだがな。
だって、どうせ小奇麗なつくりの所は特に旨くもないし、旨くてガテンなところは落ち着かないじゃないですか。

ナンダのカンダのといいつつ、ワタシのお誕生日は厳しいプレッシャーのもと、
「好きな所を予約しておいて」と、オットに言わしめたのだ。
うふふ。

何はともあれ、独身の皆さんのご健闘をお祈りいたします。


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昨日のランチは凄かったが、まだここに書く体力が無い・・・(大珍楼籠城の巻)。
参加者の皆様、お疲れサマでした。


口説きの心理セオリー66―読むだけでいつの間にかモテている!

役に立つのか?

ヴァイキング7つの教え―逆境を生き抜く北欧ビジネスの知恵に学べ

無関連書籍。

arima0831 at 00:40|PermalinkComments(13)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote