すずらん

September 17, 2006

渋谷『すずらん』よ・・・嗚呼、何故なんだ、この豚角煮っ!!

中華そば すずらん
最寄駅:渋谷
料理:ラーメン一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


>わざわざ横浜から通いたいとも思わないけど、近くにきたらまた寄ろうっと。

などと五月ごろ書いて以来、4ヶ月の間に、まあなんとなく「ついで」に「なんとなく」近くにいることが何度もあった。

近くにきたら寄る、というよりも、近くに行く用をそのために作っているような気さえしてきた・・・まあ、渋谷に出る用は、あるのだ。
だから、ついでなのだ。あくまで「ついで」なのだ!

挙句に「こんな記事」とか「あんな記事」で、ワタシの食欲中枢をむやみと刺激する困ったものがおる。

その日は所用で秋葉原にいた。
さて、と夜7時ごろ、京浜東北線横浜方面に乗り込んだつもりが、何故か渋谷方面行き山手線に乗っていた。
フ、と我に帰ったら「五反田」とかを通り過ぎていたのである。
単なる乗り間違いだから、ついでに「すずらん」に行こう、と思いついた。
まあ「ついで」ということだ。
そういうことなのだ(「渋谷方面」ていう緑の看板確認してから電車に乗ってなかった、アンタ?、とウルサイ突っ込みを入れるどこかの自分)。

ここの場合、麺がうますぎる。
汁はワタシにはちょいとショッパイのだが、でもついつい全部すすってしまう。
 
なんだか妙にくせになる。
ナニカ特殊なハーブ類でも入れてるのか?!

しかも、ここの餃子はそんじょそこらの餃子専門店が泣いてひれ伏すくらいオイシイ。
ここはつけ麺屋だろうがっ!
なんでこんな旨い餃子が出るんだっ!!
と、文句のひとつも言いたくなる。

「餃子は水餃子」というのは、満州育ちの亡父の遺言にして我が家の家訓。
焼き餃子は「邪道」なのだ。
しかし、親の遺言と一家の家訓に背いてまでも、一人つい

「あ〜、ヤキギョウザくださぁい」

なんということを、ここのカウンターに座るとつい口走ってしまう
(だって、この餃子が目当てで行ってるんだから、オーダーするのは当然でしょアンタ、呟くどこかの自分)。

程よい歯ごたえに、むっちりと食感のよい皮も、中の汁気たっぷりの餡も、文句ない。
焼き餃子で「オツユがプシュ」なんて、許されることだろうか(ユルスユルス、と呟くどこかの自分)。
 
ついでのついでで「豚角煮」もオーダー。
エビスビール、焼き餃子、豚角煮。
「至福」という言葉が心をよぎる。
うふふふのフ。

「自分には正直に生きましょうね」
「うん」
と、食べ物が目の前に出ると急に素直になる自分。

さすが壁に額入り筆書きで堂々と大書してあるだけあって「豚角煮」は素晴らしい。
いかにも旨そうな、いぬわん氏の写真が脳裏からはなれずにここまで着ちゃったが、
素直に予想を超えてる。

もう、テリッテリと輝く「お姿」が現れた瞬間、単に「豚角煮」などと呼んでしまった自分を恥じるほどだ。
「豚角煮様」と呼ぶべき、神々しさ・・・(アンタ、ちょっと大げさよ。トランス状態入ってない?、という声がどこかで聞こえる。ちょっとやばい)。
箸を入れればほろほろと崩れるほど柔らかいのに、じんわり旨みがしみて、脂身は蕩ける。

あああ、もうだめ。
つまらない理屈をこねたワタシを許してくださいアナタ、と、目の前で真剣に麺を茹でるオヤジサンに突然語りかけたくなるが、それではただの変な人なので、やめておいた。
 
ただ、ここの場合、細い「中華そば」の麺はたまに茹ですぎちゃうことはあるらしい。
まあ、おかげで正気に戻れましたがね。

やっぱ、つけ麺でしょ、と思いつつ、次はいつ頃渋谷に「ついで」ができるか考えていた。

その数日後、伊勢佐木町『慶興』のカウンターで、声を押し殺して
「豚角煮ブタカクニ」「ブタカクニなー」「そうなの、すずらんブタカクニ」と語り合う
怪しい男女は、つまるところワタシとイヌワンなのだった。


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鈴蘭の花言葉は「意識しない美しさ、純粋」
でも、実はこっそり花には毒性があったりする。
花はどうあれ、渋谷の「すずらん」に「中毒性」は間違いなくある。

e87.com(株式会社千趣会イイハナ)

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ついでにお花でもいかがですカー?



arima0831 at 22:23|PermalinkComments(5)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 11, 2006

渋谷『すずらん』の焼き餃子

中華そば すずらん
最寄駅:渋谷
料理:ラーメン一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


1時ちょっと前という、最悪と思える時間帯だったけど、意外に8人待ちくらい。
並ぶ。餃子食べたさ。

行列と混雑はありとあらゆる手段を駆使して避け、逃げ、よけて回るワタシだけど、
Mr.いぬわんがあんな美味そうな餃子の写真をUPするからいけない(人のせい)。
http://inu1.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_acc4.html

ここはお昼は水餃子をやっていないので、前回「なんだ、焼き餃子か」とパスしたけど、オーダー。

我が実家は、満州育ちの父の遺言にて「餃子とは水餃子である」という厳しい家訓があるが、亡父の遺志に背いてまでも、並んでまで焼き餃子食べに行くなんて・・・しかも「すずらん」に。
パパ、ごめんなさい・・・って、生きてりゃ一緒にくっついてきてたと思う、この人。
で、きっと5分で並び疲れて「帰る!」とか言い出してたかなあ、などとしばし亡父を思う。

で、いぬわんサマサマと申し上げませう。

皮は歯ごたえしっかりもっちり。焼いてあるのにジューシー。
この餡は、ヘタな「餃子の名店」よりも、じんわり味わい深い。
おいしーよ、これ。

いきなりビール頼みたくなるけど(そういう味です)、ふと外を見たら、さっきまで「ちょっと並んでる」程度だった列が膨れ上がってる・・・
そもそも、諸般の事情で主治医に「向こう数日絶対禁酒令」を発令されたばかり。

ち、と思いつつやめた。

しかしそうか「焼き餃子はあるけど水餃子はない」っていうことは、
水餃子はまた別の逸品の可能性があるわけだね・・・
ああ、これはまた来なければ、夜に!

ついでですが、といっちゃ悪いが、太打ち麺で醤油つけ麺も頼みましたが、こっちは普通だった。ナメクジなワタシには、ちょっと塩気が強いの・・・。
でも、麺は美味しい。
これは「焼きそば」とかでも美味しいのではなかろうか。
冷麺とか、夏に出ないのかなあ・・・と、つい思う。

平打ちとは違う食感が面白いです。

しかし平日と違って、土曜のすずらんは、いかにも午前中で授業の終わった近隣大学の学生さん風カップルが主体。
近隣の男性サラリーマンが主体の週日より回転は悪いかも。

もうひとつ、ここはお店の人が実に感じが良くて、自然にてきぱき動き回っているから、あんなごった返したカウンターでも居心地の悪さを感じさせない。
並ぶ店って、すぐエバリだすから、この姿勢は貴重だと思う。

一応申し添えておきますが、私はこの日、どうしても渋谷に行かねばならない用件があったのです。
すずらんは「ついで」です。

本当です。


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arima0831 at 03:36|PermalinkComments(7)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote