アラック

February 21, 2007

中野『カルタゴ』へクスクス遠征 其の一 〜アラック大好き!〜

カルタゴ
最寄駅:中野
料理:アラブ料理 / トルコ料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


ベリーダンスをやっている友人が、初めてエジプトに行ってきた。
最近の様子など聞きたいので、じゃあ『カルタゴ』でクスクスでも食べようか、
ということになった。

え?エジプトでもクスクスなんて食べるんですかって??
食べません。
これは北アフリカの西側、マグレブの料理。

要は自分が食べたいだけだろうって・・・ハイそうです。
まあ、雰囲気もんですよ、雰囲気もん。
ははははは。

前回は期間限定特別メニューのエジプト名物「チキン・モロヘイヤ」を食べたのだけれど、
シェフの畑中さんはエジプトに行ったことがない、と聞いてびっくり。
奥様が行ったときに某有名店で食べたものが一番よかったと、それを再現したものだった
そうだが、見事に懐かしい「あの店のあの料理」が再現されていて驚いた。
まだ見ぬエジプトの料理をこれほど見事に調製できるのならば、この店の看板ともいえる
マグレブの料理に期待がかかる。
しかも、ここのお店では最近、レバノン産のアラックやワインも入荷するようになった
というから、是が非でも一度行かにゃ・・・と機会を狙っていた次第。

オットに「クスクスにアラック」と囁いたら、ノッソリついてきた。
途中電車で「きゃ、クスクス」などとネタをかますので、他人のフリをしながら中野着。

さあ、今日はきっちりカメラ持参だ。
ピンボケまくってますが。
でも、普段よりましかと・・・。

KsarakレバノンにはKsaraという有名なワインどころがある。
そこで作っているアラックが"KSARAK"
飲みやすいのに香りが良くて、我が家では一番人気。
フルボトルで5800円。ショットで500円。
アルコール度数は40度で、水と氷で割って飲む。
生では透明だが水を入れると白濁する。

アニスで香り付けしてあって、このアニスの精油部分が水に反応して白濁するとやら。
系統としてはリカールやペルノーに似ている、と言うと「うげっ!」と呻く人がいるくらい
これ、嫌いな人は大嫌いな酒なのだ。
ワタシも昔は「ナニが楽しくてランコムの化粧水飲んどるんじゃ?」と不思議だったが、
トルコで飲んで納得。
フェタ・チーズや羊肉と相性抜群。
そうなると奈落の底にまっしぐら、といおうか、もう病み付きになってしまう。

トルコでは「ラク」といい、ギリシャじゃ「ウゾ」という。
まあ似たような酒だが、レバノン産は香りが強くて濃厚だ。

関係ないけど、我が家でラム・ステーキを焼くとき、フランべするのにこの手の酒を使う。
最初は単にブランデーを切らして、とっさのヤケクソな思いつきだったんだけど、
意外やいい具合なので定着した次第。

オットは「ベイルートじゃ一本700円・・・」などとうっすら呟くが、口を押さえつける。
じゃあ、ちょっとひとっ走りベイルート行ってきてくれる・・・?

オリーブオイルフランスパンとともに、オリーブオイルが供される。
中央の赤いペーストは、見た通りピリッとしている。
ハリサ、という。チュニジアのものだそうな。
いいオリーブオイルは、それだけでも美味しい。
右側にはモロッコのビール。
その名も「カサブランカ」。


ハリラモロッコ名物のハリラ・スープ。
学生時代一人で行ったときにはお世話になったなあ。
どこの街角でもタダみたいな値段で売ってて、
栄養満点で旨かった。
懐かしい味だが、こちらのものはもっと上品で優しい。
出汁がよくないとこういう風にはならないのだなあ。

オカワリが欲しいが、あとを考えて堪える。
それを始めたら、ハリラだけで一晩終わってしまう。
量が少なく見えるのは、ウマイウマイと一気食いする途中で我に返ったからです・・・。

サラダ盛り合わせサラダ二種。
モロッコ風のヒヨコ豆などたくさん入ったサラダと
チュニジア風の蛸のサラダ。
プリプリした蛸だけでなく、ツナやアンチョビなども入って、
いかにも地中海の料理。
アンチョビ偏愛症のワタシには、たまらんサラダだ。

奥にあるホブス(平たいパン)で、わしわしつかんで食べる。
このパンは「爆発物」なので食べ過ぎ注意なのだが、ついついオカワリしてしまう。
あとでお腹の中で、どっかーんと膨れてくるのだ。
別にアルカイダとかは関係ないです。あるものか。

モロッコ、チュニジア、そしてトルコ・・・と、インターアラブな食卓(?)だが、一つ一つに
きちんと手がかかっていて、よくある「なんちゃってアラブ風」とは一線を画すもの。
似通ったところも似て非なるところもある中東各地の料理が、伸び伸びと組み合わされて
独特の世界が広がる。

こうなるとシェフが日本人であることは、ハンディどころかアドバンテージに思える。

旅行の道中の話など聞きながら、楽しく美味しく食事は進む。
まだ前菜だけれど・・・つづく・・・インシャアッラー。


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湘南ライナーに乗れば、中野も実は案外近い。


 トルコのラク。飲みやすいです。

 レバノン産ワイン、シャトー・ケフライヤ。
こちらのレバノン・ワインの解説も面白いので、興味ある方は覗いてみてください。






arima0831 at 22:02|PermalinkComments(12)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック