カニ料理

February 06, 2008

天王町『ペスカドール』で蟹三昧! 〜絶品シーフードサラダ〜

いつまでもダラダラと香港の話が続く中、毎日は過ぎてゆく。
減量のため粗食を心がける日々だが、結局心がけるだけで実行しないと何にもならんとしみじみ思う。
しみじみ思ってるだけじゃいけないんだがなあ・・・と、言いつつ蟹を食べにオデカケ。へっへへ。

ペスカドール
最寄駅:西横浜 / 天王町
料理:スペイン料理 / 欧風料理 / 西洋料理一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


食べ物の好き嫌いなどない!とほとんど断言できるワタシだが、
実は「あんまり得意でないもの」はある。
蟹と海老だ。特に蟹。
もちろん嫌いではないし、むしろ好きなほうですらあると思うが、
あの寡黙な殻剥き作業があまりに面倒くさいのだ。

しかもいい蟹は高い。
そして海鮮はなんでもそうだが、特にこと蟹については「安けりゃあマズイ」が実に徹底しているような気がする。
安くて不味いほど「寡黙な作業」も集中力を要する。
うっかりこの手の「かに料理宴会」なんかに引っかかった日には、
なまじ寡黙にならざるをえないだけに、萎えた気分をごまかすのも辛い。

しかし、この『ペスカドール』という店の名前だけは噂で聞いていた。
間違いなく旨い蟹らしい。
値段も馬鹿げて高くはないらしい。
だから「まあ、いつかそのうち」なんて思いながら、でもやっぱり蟹だし・・・と行きそびれていたのだが、とあるご夫婦が水入らずでここに出かけるというではないか。

そういうわけで(?)、ある晩ワタシはご夫婦水入らずの席に
ちゃっかり割り込みを果たしていたのであった。
へっへへへ。

蟹盛りまずは茹でた蟹が一山。
食べやすいようにうまいこと
あちこち鋏が入っているし、
鮮度がよくて身が大きいので
軽く無口になる程度で食べられる。

南アフリカはケープタウン沖で獲れるディープシーレッドクラブという蟹。
軽く引っ張ればスコンと抜けてくる大ぶりの身。
一口噛むと、甘味のある海の味と香りが口いっぱいに広がる。
寡黙な幸福を噛み締める。じゅわあ。

蟹味噌ニンニク炒め同じ蟹をニンニクと蟹味噌で炒めたもの。
ニンニク芽のソテーが敷いてある。
これはちょっと手がべたつくのだが
味噌のコッテリ感がたまらん。
茹でたものとは違う世界に笑いが止まらず。

パンをもらって皿を拭いまくるのもまた楽しい。

強いて言うなら「身はいいからパンと味噌だけくれ」などと思わないでもないのだが、まあよろしいんじゃないでしょうか。

サラダシーフードサラダが次に出てくる。
何でそんな前菜みたいなもんが
メインの場所に割り込んでくるのだろうか。
ちょっと不思議な気分でサラダを眺める。


そもそも「シーフードサラダ」なんぞ、レタスの隙間に魚介類をちょいちょい彩りがてら放り込んだもん、というイメージで、旨い店はウマイにしても、
本来特に敢えて好んで注文するような代物ではない。

偏見をこめて言えば、MM21のどうでもいいような無国籍とかフュージョンとかキャリフォーニャァ・ダイニングとかで決まって出てくるもん、かねえ。

実物も特に驚くようなルックスでもない。
しかし、食べて驚く。
「なんだ、シーフードサラダか」などと思った自分を激しく恥じる。
これは秀逸だ。スバラシイわ。もー、いやーん、て感じ。

蟹は当然として、海老烏賊なまこ、白子に牡蠣、帆立にイクラに・・・
この山は、ほぼ全てが魚介類の山。
野菜は魚介のアクセントで、どっちかというとこっちが「彩り」だ。
いわゆるMM21的シーフードサラダとは基本精神が違うのである。
基本精神、なんていうと大げさだが、あんなもんと一瞬でも同列に考えて
スミマセンでした・・・と詫びたい気分になる一品。
MM21なんて、あっちいけバカ、と八つ当たりに走る。

そもそも、こういう風に各種海の幸をいっしょくたに混ぜたくってしまうと  
海辺の観光地なんかで観光客をボッタクルためにある「海鮮丼」よろしく
見た目は豪華だがなんだがゴチャついた、どうも垢抜けない代物になってしまいそうなのだが、これはドレッシングと野菜がいいつなぎになってバランスが取れている。

新鮮な素材はそれぞれに、丁寧な下処理をして一手間かかっている。
あ〜〜〜、こりゃウマイ。ウマスギ。うにゃおうん。

ピラフスープ





蟹が山ほど入ったピラフも旨い。
とてもよくできた中華のチャーハンを食べているようだ。
洋風よりは中華風な感じだが、同時に出てくる蟹とフカヒレのスープも
んだか中華風なので相性はいい。

品数はそうでもないのに、結構な量でもうおなかいっぱい。

アイスクリーム・・・と、いいつつ
とも2夫人のアイスクリームを
ちょっとだけもらったりする。
ふんわりした口どけで甘さ控えめ。
オイシイ。


あとで調べたら『ペスカードス』という姉妹店が藤沢にあるそうだ。

横浜のこの店は、席数が15席ほどでこじんまりしている。
場所は天王町というよりは、洪福寺交差点近辺。
周りに逃げ場がないので確実に要予約なのだが、予約の場合は数種類あるコースのみとなる。今日のコースは4500円(デザートなし)のもの。

(注:2009年1月現在、お店は天王町駅前に移転しているそうです。
詳しくはお店のHPを御参照ください)


それにしても、あのシーフードサラダはびっくりするほどウマカッタ!
あれは絶対にまた食べに行かなくっちゃなあ・・・嗚呼。

こちらの記事もご参照あれ。


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とも2さん、奥様、ありがとうございました。



ズワイしゃぶ・・・ううむ、これならば家でも・・・。

八つの小鍋―村田喜代子傑作短篇集 (文春文庫 む 6-4)


arima0831 at 22:40|PermalinkComments(15)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote