サツマイモ団子

December 26, 2007

石川町『味香園』ふたたび 〜イヌ、まっしぐら!イヌ、おおよろこび!〜

味香園
最寄駅:関内 / 石川町
料理:四川料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


クリスマスイブだのイブイブだのと、いぬわん言うところの「アホーリーな」世間が浮かれだす、その十日余り前の冷え込む夜のことであったろうか・・・?
ちょいと早めの「お散歩おさめ」兼、普通に静かな忘年会をやった。
宴会翌朝、都内城南ゼロメートル地帯にある駅のトイレでブタニクチャーハンを孕んだ餃子がぴゃあぴゃあ鳴いたりするようなナンセンスとは、まったくもって無縁な「今年の反省会」である。

この店、この怒涛の忘年会シーズン真っ只中で、客は我々だけらしい。
隙間風が若干吹き込む店内でビールを頼んで震えていたら、四つ足バウンドしながらイヌ登場・・・

「ステキや〜ん!ステキなお店やんけぇ〜!!」

いきなり鼻をくんくんしているイヌ。
良い匂いがするらしい。

味香園この佇まいを「ステキ」と思い
見たらすぐに入りたくなる・・・
そういう者たちのメンタリティーについて
考察したくなるが・・・
メンドクサイからやめた。


ウラウラ、喰うどクウド!!
前回ちょっと塩気が強かったので「控えめに」と一応お願いする。

空芯菜炒めオーダー数分で出てくる空芯菜炒め。
前回同様完璧なのだ。
盛りも十分。
ばうばうと尻尾をブッチギリで振りちぎり
イヌ、おおよろこびである。


こういう青菜系の炒め物がうまいと、なぜこうもココロおどるのかなあ。
ふんにゃあ。

かきおこいきなりイキますか?
そこからイキますか?!
もちろんカキオコもとい
「海蠣煎餅」は外せるはずがないっ!
イヌ、ばうばうとオーダーする。

ワタシはまあ、二度目だし、と・・・喰って驚いた・・・。
前回もウマイと思ったけど、今回はもっとウマ〜〜イ!
けっこう難しい料理だったりするのかね?

小粒な福建牡蠣のふっくらした食感と香り。
今回はもっと厚みがあって、ふんわりシットリとパワーアップしている。
ナニ混ぜてんのかよく知らんが、ナゼこげにウマイ?!
ふちに流し込んだような玉子は、どうでもいいように見えるのに、実はしっかり牡蠣のクセとうまい具合にからんでいる。
きゃあきゃあ。

水煮牛肉豚肉の四川風水煮。
前回ここの料理人は四川出身ときいた。
一品くらい四川いってみるべし・・・
しっかりと麻辣効いたタレがいい。
牛より豚のほうが美味しい。


辛さは激烈ではないので、辛いモノ好きは「辛く!」とオーダーしたほうが良いかも。ワタシにはちょうど良かったが。

ブラックホール的胃袋つきの怪獣ではなく、ただのイヌ妖怪同伴の今宵。
そろそろ胃袋のキャパをじっくり考える「オトナの時間」だ。

メニュー上、さつまいも団子はスープ仕立て。
前回食べたが、これはやはり外せない。
しかし「牡蠣のスープ」も食べたいったら食べたいよう、とダダるワタシ。
ダダダダダダーーー、の勢いで牡蠣のスープを頼み、オネエサンに「イモ団子を二個だけ蒸してくださいぃ〜」とダメモトでお願いしてみる・・・。

牡蠣そうめんスープはサッパリしながら旨みもコクもある。
素麺入りで、食感にひとひねり入って楽しい。
やはり指先ほどの福建牡蠣が
底の方にたくさん沈んでいる。
しかし・・・


「筍絲(スェンスウ)」という発酵筍調味料は入れられないかと頼んだら
「とりあえずそれだけで食べてみて、欲しかったら入れるよ」と。

しばし上品なスープをいただき、次はやっぱり・・・とお願いする。
鉢を持って引っ込んだオネエサンが妙なる香りとともに戻ってきてくれた。

こういう発酵系の調味料って、本当に面白い。
上品でシンプルな湯が、一転してちょっと怪しいが複雑な味になる。

イモ団子さて団子はといえば、
忘れたころにゴロゴロりんと出てきた。
前回は牡蠣やらの海鮮で今回は豚バラ入り。
中身がちょっと違うがコレも実に旨い。
ちょっとした拳ほどの大きさ。

中身はいろいろ変えられる料理なんですね。
スープが牡蠣だったし、出てくるまでにやけに時間がかかったから、厨房が気を使ってくれたのだろうか?

そんな配慮を知ってか知らずか、まず団子を割って半分食べたのち、残りの半分をジャブジャブと牡蠣のスープに入れてみるのだった。
うひひひひ。

実は前回食べた「福建風煮込み焼きそば」も・・・と思ったが、オナカイッパイで泣く泣く諦めた。
ここはやっぱり、四人くらいはいると良いかも。

この日は、たまたまか?
店内がらがらだった。
もっと流行っていい店だと思う。


ランキングバナー人気blogランキングへ
結局反省はなにもせずに終わった。来年旨いものを喰って考えようなあ。



昨今熊本名物で知られる「太平燕」も、元は福建料理だそうで。

アジア二都物語―シンガポールと香港


arima0831 at 11:11|PermalinkComments(16)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote