ビール

February 09, 2008

マカオをぶらぶら 其の一 〜遅めで軽めのランチは単にノスタルジー?〜

昼過ぎには着いていたはずだがそのタイミングのフェリーは満席ばかり。
結局ホテル着が三時ごろになってしまった。
正月のマカオは香港人で混んでいるらしい。
賢く色々食べていた(?)ので、ひもじさに泣くことはなかったが、ここで夜までオアズケも悲しい。
しかしここで馬鹿喰いすると、今回のメーーーンエベントッ!である
「マカオ料理のディナー」が台無しになる。
遅めで軽めのランチだな。うんうん。

ホテルで聞いたら「すぐ近所の普通のマカオ飯屋は今やってるけど。でも、僕らがなんとなく行ってなんか食べるまるっきりローカルな店よ」と、結構いいツボを素早く突いてくるフロントのアニキ。

Imperador外のどかで静かなマカオの街並み。
香港と違って軒が低い。
「都会の喧騒」が好きな人には
こんな退屈な街もないだろうが
ワタシには心和む空気だ。

Imperador看板
これがそのレストラン。
泊まったホテルの裏手くらいにある。



ビール1ビール2





MACAUというローカルなビール。
軽くて飲みやすい。馴染んだ味だ、という感じもする。

近づいてよくよく見ると、KIRINと技術提携して造ったものらしい。
さすがはポルトガル旧植民地で、ポルトガルワインも色々。
ワタシだけ白のハーフボトルをもらう。
ランチでお酒を飲むなんて、なんだかとても新鮮だわ、と思う。
いや、たまにはそう思えるようになるのもいいもんですよ。

Imperadorテーブルメニューは中洋折衷。
テーブルセットは洋風。
ぺこぺこの安っぽいアルミ製フォークなどが
微妙にいい味を出している(?)
タバスコとマギーのシーズニングソース・・・

マギーのソースは、濃縮マギーブイヨンを醤油味風にしたような代物。
なんとなく醤油っぽくはあるので、海外で醤油が手に入らないときには、強い信念と意志を持って「これは醤油だ」と自分に言い聞かせて代用したこともある。
ナツカシス。

でも、ヨーロッパでこの組み合わせがテーブルに乗ってる食堂レストランの類がうまかったためしがないので、複雑な郷愁とともに軽い嫌な予感。

パンが当たり前に出てくるが、これが・・・ぱさぱさでマズイ・・・。

スープポルトガル風野菜スープ、なるもの。
見た目なんの変哲もないが
口にすれば微妙に中華テイストな
マギーブイヨン味なのだった。
微妙にノスタルジックな味だっ!

カレーカレーとライス




「マカオ風マトンカレー」がくる。
このカレーもかなり郷愁を誘う。
カイロで一番安い中華料理屋で、こんな感じのカレーを昔よく食べた。
薄い糊っぽいカレー風味のルーがマトンに絡んで、ラー油みたいなもんがテキトーに辛味を増している。ほとんどスパイシーさがないこれが、懐かしいカイロで喰ったカレーの味だっ!!

と、言い張ってみたが、「これ、不味いよ」というオットの一言で勝負はついてしまった。でも、懐かしいこた懐かしいぞ、ほんと。

オムレツナゼここでそんなもんを頼むのか?
という妻の疑問を毅然と無視して
オットがオーダー敢行したオムレツ。
横浜の洋食屋あたりで出てきたら
案外嬉しいかもしれない。

でも、あくまでも普通のオムレツ。

オットはと目をやると、アカラサマにがっかりしている。
「ケーキみたいな芋がたくさん入ったやつじゃない」

それは、スペインだ。残念、お国違いざんす!

焼イワシこれは一尾300円くらいの焼きイワシ。
ポルトガルで食べれば
日本への郷愁に目が潤む焼きイワシ。
しかもカイロ発でポルトガルに行った時は
狂喜乱舞して二人で山ほど食べたね・・・

しかし、日本発のマカオ滞在では、ノスタルジーの香り以外なにも有難みがないことに驚く。まあ、焼いたイワシはどこで喰ってもウマイです。
安いしね。

ヌードルスープオットが突然コールをかけた
「高菜と豚肉の汁麺」
麺はこの辺のデフォ系だが
スープがマギーブイヨンぽい・・・
中東南欧であれば感動して喰ったはずだっ!

が、ここはマカオなのであった。

それにしても、珍しくオットが元気よく食べたいものを連呼するのはナゼかしら・・・とよく考えたら「メニューが英語オンリー」だったかららしい。
広東語の端に英語が付け足しか、広東語のみのメニューだと、漢字の幻惑効果で面倒くさくなってワタシに丸投げするようだ。
それに気がついたのは、この後フェリー乗り場で必死に「広東語表示」を読み解こうと思案投げ首なオットを見たときだった。

「下の英語を読めばいいじゃないの」と言ってみたら、頭の上で電球がぱっと光る、昔の漫画の登場人物のようになっていた。
まったくもう。

尚、彼の名誉のために申し上げておくと、このヒトの英語はほぼ完璧。
それがどうして、こういう状況でこのように大きなアホのコドモのようになってしまうのか、まったくもって不思議でならない
人間て謎だ。

夜に期待をかけることにして、もうこの辺でやめておいた。
しかし、結果的にかなり食べてしまったことに気付いても後の祭りだっ!

まあ、なんとなく懐かしかったから、よろしいんじゃないですか・・・
ということにする。
感想を聞かれると辛いので、親切にこの店を教えてくれたフロントのアニキの視線はしばらく避けることにした。

Imperador外 夜ヨーロッパの香り漂う
のどかな昼間の街角は
ひとたび日が暮れると
エゲツナイほど電飾満艦飾
ギンギラギンに変貌する。

このギャップ、福富町どころじゃないのでちょっと驚いた。
一番上の写真と比べてみてください。

さて、夕刻まで少し間がある。
ワタシは一人、街を散策することにした。


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このときは、本当にディナーが楽しみでした・・・(嘆)



ポルトガル名物ヴィニョ・ヴェルデ。軽くて飲みやすいです。
マカオでは・・・飲みそこなった・・・(泪)


マカオで道草

けっこうソソラレル本だな。

arima0831 at 01:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 03, 2006

ドイツのビール 其の二 〜やっぱりミュンヘン〜

朝方、記事の下書きを始めて、そのまま作業を中断したら、うっかり意味不明のもんが、えらく思わせぶりに半日UPされていた。
「下書き」に保存するのを忘れていました。
すみません・・・。

ビールの続き、ということでミュンヘンのビールです。

実はビールのドイツ代表はミュンヘンというようなことになっているけれど、
たとえば前回ご紹介したアルトビアの産地、デュッセルドルフの住民あたりに言わせると
「ミュンヘンのビールは味がしない」
「まずい!水と変わらん」
と、いうことになります。
実際、水代わりに飲んでるけれどさ、ババリアンたち。

まあ、熊本県球磨郡で鹿児島の芋焼酎をほめるようなものです
(ちょっと違うかなあ・・・)。

さて、でもさすがはビールでその名を知られたバイエルン地方。
種類も実は豊富です。

普通のビール(ヘレス→明るい、という意味)と普通の黒ビール(デュンケル→逆だから「暗い」)の二種がスタンダード。
アルコール度は3.5〜5%とやや軽めです。

ところが、この街の隠し持ってるものはそれだけでなくて、ミュンヘン特産といえばちょっと酸味のあるイーストが残った、小麦で作るヴァイスビアなるものもあります。別の場所ではヴァイツェンとも呼んでます。

13世紀ごろに小麦生産がバヴァリア王国の独占事業になったことがあるとやらで、
ヘレスやデュンケルのタイプは各地色々あるけど、この「ヴァイス」だけは
ミュンヘン独特独自のビールといえます。

グラスも、底が小さくてラッパ状に広がる、変わった形のもので飲みます。
底に白い澱がたまりやすいように、ということだそうで。

エルディンガー ヴァイスビア 500mlこんな形のグラス。

【限定】ワールドカップ開催記念グラス&ヴァイスビアセットワールドカップ記念セットもあります。

ヴァイスというのは「白」だけれど「白くて暗いやつ」もあり、
これはダーク系のビール好きにはたまりません。
デュンケルヴァイスとかヴァイスビアデュンケルとかいいます。
微妙な酸味とほろ苦さが独特です。
アメリカ人などに飲ませると「ペッ!」とかいわれます。
ヴェルテンブルガーヴァイスビアドゥンケル 5.1度500ML(ドイツ)Weltenburger Weissbier Dunkel

もっとすごいやつ、もあって、なんと世界最高アルコール度15度越えのビールを作っているのが、半日思わせぶりにぶら下がっていたAndechsという修道院製ビール。
「ドッペルボック」といいまして、別に作ってるのはAndechsだけじゃないけど、
ここのがいちばんストロング!という定評高し。

この修道院は、ミュンヘンの郊外30分くらいのところにあって、
併設の食堂は、敬虔な赤ら顔の信者さんで毎日にぎわっております。
ミュンヘン行って、ビールが好きで、半日くらい暇があったら、
ちょいと足を伸ばす価値ありです。
山の上の静かな修道院で、麓には落ち着いた小さな街。

私がはじめてドイツ人のお友達と出かけたのは、まだ二十代半ばのころ。
連れは「アンタ、この娘にナニ飲ませようとしてんのか、ほんとにわかってんのかい?!」と、お店のオバチャンに叱られてました。
「大丈夫、体重半分でも俺の倍飲むから」と、説明してた。
「うそをおつき!」
「本当だって!」
・・・いいじゃん、別に・・・。

実際のところ、ビールをガバ飲みというのは「品の良い人たち」はあんまりやりません。さすがヨーロッパ、飲み物にも棲み分けがありまして、上流意識の強い人たちはビールは口を湿らす程度にして、ワインをお好みになられますです。

そしてこれがAndechsのビールセット!
さすがはワールドカップ!
ありがとう、ドイツ開催!!
飲んでみるなら今のうち。

今年はドイツ年!ワールドカップ応援記念♪6月開幕のドイツ・ビール味わいの違いを感じる4種
4種類セットにグラスとマグもつくから、これは欲しいなあ・・・。
しかし、アルトビアでオットに叱られて以来「自粛令」がかかっており・・・。

興味のある方は、お試しくださいまし。

ちなみに、ミュンヘンの大ビアホールはあちこちあって、有名なのは
「ホーフブロイハウス」ですが、ここは100%観光地です。

比較的地元に近くて、静かな席もあって、郷土料理も楽しめるので好きだったのが、ルーベンブロイの「マテーゼ」というビアホール。
中央駅のそばです。

モツ喰いのワタシ、お気に入りは「ルンゲアール(牛の肺の煮込み)」でした。

そうそう、忘れちゃいけない。
ドイツはパンも結構いけます。
ワタシは酸味のある黒いパンも好きですが、これは好みが別れるところ。
一方で誰も文句なく美味しいのは「ブレッツェル」という面白い形のパン。
ブレッツェルLaugenbrezel gross

その他ドイツのパン詰め合わせもあり。
●ジャーマン・セット


これを齧りながらビール呑むとたまりません。

ああ、懐かし・・・。

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サッカーより、ビール追っかけに夢中な私は間違っているだろうか?


ビール世界史紀行この際お勉強するもよし。

もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ





arima0831 at 08:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

May 27, 2006

ドイツといえばビール! 其の一「アルトビアとケルシュ」

ドイツといえば、まずビール。

私は正直言って、ドイツ自体にあまり愛着がないのだけれど(一年住んで、たまたまろくな思いをしなかった、という個人的事情)、ドイツのビールとワインだけは本当に懐かしい。

この国ではビールに関しては、16世紀に成立した『ビール純粋法』なる法令がいまだに遵守されている。
ビールに麦、ホップ、酵母、水以外のものを入れてはいけない、という法律だ。
なんだかよくわからないもので「ビールもどき」を作っては税務署と追いかけっこをしている、我が国の「ビール民度(?)」の低さを考えると、
これだけはドイツ人、立派だと思う。

ところで、ドイツでビールと一言にいっても、下手をすると町ごとに飲むビールの種類が違う。たとえ隣町のようなものでも、きっぱりメニューから消えうせることがある。

九州の焼酎のようなものだろうか?
最近はブームのおかげでずいぶん変わってきたけれど、ちょっと前までは、鹿児島の県境を越えて熊本にはいると「芋焼酎」などというものは存在しないものとされていた(本当です。オットは熊本県球磨地方出身)。

私が一番好きだったのは、デュッセルドルフの「アルトビア」。

こういうやつ。
ディーベルス アルト

できれば箱買いしたい、オットの目を盗んで。
ディーベルス アルト 1ケース 330ml瓶×24本
24本7200円・・・「家計に響くから発泡酒にしろ!」と言うオットが、笑ってくれるとは思えないなあ。でも買いたい。

黒ビールなんだけれど、ドイツの黒がまた地方や町によって多種多様。
苦味の強い、強烈に濃い目のものから、黒のフレーバーはするけれど実に飲みやすい軽めのものまでいろいろ。

アルトは軽めで飲みやすいほう。
口当たりが柔らかくて、癖は強くないけれど黒らしいフレーバーはある。

これが実に地域限定で、ほとんど隣町のケルンやボンなどに行くと、
「ケルシュ」というさっぱりビールになってしまいます。
小さめのコップで出てくる。
グラスの形までいろいろであったりします。

さすがはビールの国だ。

ケルシュはこんなやつ。
さっぱりした普通のビール。
水代わりにのめる感じですね。ちょっとつまらん。
ドム ケルシュ 330ml

とにかく、ワールドカップでビール輸入関係の業者が盛り上がってる間に、
珍しいドイツビールを飲んでみませう。
終わったら、もうネットで買えるなんてことはなくなるかも、と思います。

だって、飲みたくて以前散々探したけどなかったんだもん。
今ならば、ある。

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ドイツを飲んでしまおう!勝利へのワンクリック!!


ついでに、出場13カ国のビールセット、なんてもんもあります。
チュニジアのビール入り。味はともかく珍しいかも。
2006年 サッカー☆ワールドカップ記念! 出場国13ヶ国ビールセット





arima0831 at 15:46|PermalinkComments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote