ビールでいただきます

March 17, 2007

『ビールでいただきます!』 〜本の御紹介〜

ライブドアの書評プロジェクトに参加することになったので、今後はたまに本の話も。
企画としては面白い。
関心ある方はこちらを参照いただきたく。

キリンビールのやっている『キリンビール大学』というサイトはなかなか面白くて、ビール好きならたまに覗きにいくと楽しい。

ワタシの場合は、エジプトがらみで吉村作治先生の『古代ビール研究所』など、
見に行くことがある。
昨日別のブログに古代エジプトのビールにまつわる与太話を書いたが、こういうビール開発も含め、けっこう面白いことを色々やっているのである。

その中に「食学部」というコーナーがあって、イラストレーターでエッセイスト(横文字系だなあ)の大田垣晴子サンが、ビールと食事にまつわるオハナシを、のほほんと楽しい雰囲気でやっているのは知っていた。
けっこう見てると楽しい。
「ふうん」と思って眺めるには、実に良い感じ。


ビールでいただきます!
  • 著:大田垣晴子
  • 出版社:ソフトバンククリエイティブ
  • 定価:1050円
livedoor BOOKS
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で、それが書籍化された。

本の雰囲気は悪かろうはずがない。
大田垣サンの、いい味出ているイラストの中で

「とりあえず」ビール!でなく、「まず」ビール!「とにかく」ビール!

なんて「主張」が入ると、思わずホホエミながら「そうだそうだ!」と思ってしまう。
反射的に本を置いて立ち上がって、ビールを取りにいって続きを読むことになる。

各国各地のお料理にビール。
古代エジプトから日本まで、世界のビール薀蓄など、記事も軽くまとめてあって、
なかなか楽しい。

しかし・・・軽すぎるのだ・・・。
世界のナントカ、と銘打てば、なんとなく安直に本一冊分の話ができるし、大田垣サンの
イラストを媒介して眺めていれば、ソコソコ楽しくはあるのだが、突っ込みは浅い。
ウェブで流したものを、紙媒体にだらだらりんと流し込んで、そこに適当に調べた
軽い薀蓄つけて本が一冊出来上がり、というお手軽さを感じて、軽く鼻白むワタシは、
たぶん単なる根性曲がりなんだろうなあ。

これは作者のせいではなくて、編集企画の安直さの問題なのだろう。
と、いうか、この軽さが本来のこの本のよさなのかもしれない。
まあ、好みの問題ですね。要するに。

でも、各国料理、ビールの色々などは、浅いなりにソコソコいろいろ並んでいるし、
ちょっとしたお手軽レシピも美味しそうでいい感じ。
先にも書いた通り、本をひろげて数分後に「お、ビール、ビール・・・」という行動を誘発する
独特の雰囲気の良さだって悪くない。

悪くないから、もうちょっと頑張ってほしかったけど、春の昼下がりにぼんやりビール飲みながら眺めるにはいい本でしょう。

まだ昼前だっていうのに、ビールが飲みたくなってきた・・・やれやれ。


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 ハートランドがすきだ。

痛風はビールを飲みながらでも治る!―患者になった専門医が明かす闘病記&克服法

こんな本もあります・・・。

もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ

この本、オススメです。

arima0831 at 12:08|PermalinkComments(6)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote