ベトナム料理

October 16, 2007

クイーンズ伊勢丹横浜『ベトナミーズ・シクロ』 〜カスバの迷宮で人いきれにまみれて極彩色の魚の卵入りジュースを・・・〜

ベトナミーズ シクロ
最寄駅:神奈川 / 横浜 / 新高島
料理:ベトナム料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


オットに猫騙しをかけられた。
逆もあるのだよ、たまにはね。

ある日「XXさんの娘がさ、結婚するんだそうだ」と、中東の取引先の名前が出てきた。
とてもさりげなく出てきたのだった。
ふうん、ソリャメデタイ・・・と目を合わせないように適度な合いの手をくれたら案の定
「お祝いを買いに行かなくっちゃ。どうしよう、なんにしよう・・・」と。

数日後の週末某日、二人は高島屋にいた。

横浜の高島屋、レストランで一度ならず二度も大スカを引いて以来忌み嫌ってきたのだが
デパートとしちゃあ案外使えるのが今回よく分かった。
ため息混じりに出かけてみたら、ほんの半時も経たぬうちに
「金箔張りの塗りの銘々皿 英文お取扱説明書つき」がアッサリ見つかる。
予算丁度で、場所もとらず、海外に送りやすく、日本風だが中東的なゴージャス感あり。

位置関係から察するに、西口駅前シェラトン宿泊アメリカ人観光客御用達なのだろう。
どうもガイジン扱いに慣れていて、そういう類のお土産ご進物的品揃えは意識してる
らしい。
えらいぞ、タカシマヤ!

おお、やっほっほ、と機嫌よく「それじゃあどこに行こうかしらねえ」とワタシ。
猫騙しにかけられたのは、今回はワタシだ。
あの辺でなにか食べるついでに、買い物に行かないか」ともちかけたのはオットなのだ。
ジョイナス地下のタイ料理でも、まあいいか・・・と瞬時に判断して
車に乗ったので、なんとなく気分はエスニック・・・

と、地下に降りてみたら、どうもベトナム料理屋があるらしい!

フォーフォーフォーフォーーーー!

と、興奮気味に叫んでみたところ「そこでいいよ。そこに行こう」と。

しかし、しかしだな・・・

クイーンズ伊勢丹!

「アナタには無理!」とオープン当初から諸方面より宣告されていたクイーンズ伊勢丹!
人ごみと閉所がどうにもダメなので、決して近寄るまいと思っていたのに、
ついに行ってしまった。
思い出したのが一瞬遅かったのだ。

なんだってああも動線悪く分かりにくく行きにくく、売り場面積至上主義なんだっ?!
右往左往した挙句、ベトナム料理屋が「フードコートの一角」と判明した時点で
普段のオットならばとうに「もう帰る!」と言い出すところだが、今回ばかりは
黙ってついてくる。
行きたがっているワタシが、ブチキレ寸前だからなのである。

しかも、ひとたび強く定まった食欲ベクトルの変更など、もはや不可能。


天井あっちだー、こっちだーと
彷徨い辿り着いたのは
天井低くてごった返した
妙に空気の澱んだフードコートだ。
ああ、こういう「電飾」って、
ホコリの巣窟なんだよなあ。


店「フードコート」と聞いた瞬間撤退しなかったのは
ひとえにラゾーナ川崎のイメージがあったからだが
これは単なる想像力の欠如であろう。
狭い間口の店のあちこちで列ができては消える。
この場合、週末なのに大行列でないのを
感謝するべきなんだろか?!

それにしてもこのフードコートは、なんともアクセスが悪いうえに動線が最悪。
天井が低いので、混んでいるとげんなりするほど空気も悪い。
こんな狭苦しい動線の悪いところで、トレイを持って右往左往せよというのかいっ?
改めて、ラゾーナ川崎のフードコートはまだ良くできているほうだ、と実感する。
て、いうか、川崎と横浜じゃあ土地測量の感覚が違うのかもしれない。


・・・と、自ら進んできておいてブーブーブーブーなワタシ。
「あ、アイスクリーム売ってる!」と、なだめているのか単に自分が食べたいのか
(後者であろう)、とりあえずハラヘリなオット。
この店が、せめてこのフードコートの入り口にあったのは、まこと僥倖であった。

モロッコのカスバが屋内にあるがごとき迷路と人ごみの中で過ごしたので、とにかく喉が
とても乾いた。
グァバ・ジュースとマンゴー・ジュースをもらって座る。
ジュースのストローが妙に太い。
よく見ると、なんだか不思議な色合いの魚の卵状のものが見える。
色鮮やかなタピオカらしい。
なんだかぎょっとするほど鮮やかに色とりどり。
なぜ普通のタピオカではいかんのか?
この昭和中期的レトロ感あふれる色彩感覚は、懐かしいというより薄気味悪い。

太いストローを吸うと、当然タピオカが口に入ってくる。
ワタシは予期していたが、知らないオットはむせておった。

普通のタピオカ入りココナッツミルクは好きだが、グアバやマンゴーのジュースに
赤青黄色のタピオカは入れないでほしい。
強くそう思う。
これを気色悪いと思う感覚は、ジジババなんだろうか?


海老のフォー鶏のフォー






と、こうしているうちに、注文した料理ができた。
小エビのフォーとハーフのチキンライスのセットが980円なり。
フードコートとしては強気な値段だ。
これに鶏のフォーと海老のすり身揚げをつけた。

しかし、このフォーが案外旨かったのである。
苛立つ神経をおさめるヤク入りだったのかどうか知らぬが、パクチー、ミント、バジルと
ハーブがきちんと入っていて、フードコートにしてはいい出来だった。
確かにこの種のハーブは神経沈静効果が認められておるが。
「多めに入れてね」というリクエストも、ちゃんと対応してくれたから、結構効くのかも。

敢えて欲をいえば、ミントとバジルが一切れづつなのが不満だが、これはオットが
「バジルとミントももっと!」と突っ込まなかったからで、オットが行ったのは
ワタシがくたびれてうろうろしたくなかったから・・・まあ、いいや・・・。

そう、この前に行った某ベトナム料理店と違って、
とにかくハーブがちゃんと利いたフォーだったのだ。
左が海老、右が鶏で、海老のほうがちょっとピリ辛。

険悪になりつつあった夫婦は「うまいじゃん」「けっこういいじゃん」と、なんちゃって
穏やかな表情を取り戻すのだった。
穏やかでなければ、相手のフォーを半分もらえないからなのである。
人間関係なんてそんなものだ。
 

すり身揚げチキンライス






海老のすり身揚げレモングラス風味は、どうもぱっとしないのだったが、
海老のフォーについてきた、セットのチキンライスは長米に程よい甘さのタレがからんで
結構旨かった。

あからさまにバイト丸出しのニイチャンネエチャンが、なんとなくデレデレ作って
いるのになあ。
余程マニュアルがしっかりしているんだろうなあ。

あそこになければ、また食べたくなるだろうに。
是非マトモな場所で、店舗を出してほしい!

でも、あの道のりを踏み越えて、フォー一杯を食べに行く気には、到底二度と
なれない。
残念ながら。


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桜木町駅前店ができないかしら・・・。


ナンプラー、業務用箱売り



レイザーラモンHG

フォーといえば、彼だったのになあ・・・(実は未練たっぷり)

arima0831 at 20:57|PermalinkComments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

May 30, 2006

『梁さんのベトナムフォー』(明日で閉店)

紅葉坂を下りて、桜川新道沿いを、みなとみらいに向かって左にしばらく行くとあるお店。

残念ながら明日で閉店。

この情報を『恰幅の良い彼のブログ』のホンマさんのところで見つけて、実は翌日速攻ランチに駆けつけたのだった。
http://taputapu.blog18.fc2.com/blog-entry-294.html

が、結果はいまひとつ。
それで、ホンマさんのところに要らない書き込みなどしてしまい、
今でも反省している。

しかし、それにしても私があの日食べたフォーと生春巻きは、あんまりにひどすぎた。多少のことなら「好みの問題」で片付けるけど、「あの」ホンマさんがあれだけほめている店が、そうそうここまでひどくなるもんか???と、どうも奥歯にパクチーの筋が引っかかったような気分(?)だったのである。
それは、どんなに丁寧に歯磨きしようが、デンタルフロスを動員しようが、
奥歯にしがみついて離れないのだった。

だって、私のブログなど、別に卑下するわけでもなんでもなく、彼のブログを見てあっちこっち走り回っちゃあ書いているようなもんなので、まあ多少好みの差はあるかもしれないけど、そこまでひどいはずがないではないの???

どうしてもスッキリしないし、どうもここのところブタばっか食べてて、さっぱりしたものを体が求めていたので、突然思い立って夕食に出かけてみた。
そして、出てきたフォーは、前回食べたものとまったく別物だった。
確かに少々化調が気にならないではなかったけれど、上品な出汁に牛肉用のタレが別添え。
ミントとレタスがついて巻いて食べる。
600円なら、悪い内容ではない。

春巻き類は売り切れていたので、ゆで空芯菜のタレ添えをたのんだら、これはしっかりエスニックで、しかも480円という値段なのに皿に一山出てきた。
タレがうまい。
空芯菜の茹で加減も、ちょうどいい。

値段を考えれば、決して悪くないお店だった。
ナンデあの日の料理がああもひどかったか、と考えると、単純に厨房に主人の梁さんがおらず、手伝いの女の子が作っていたかららしい。

これはこれで問題だとは思うけれど、人様のブログにいらない書き込みをしてしまった余計なお世話は深く反省している。
この場を借りてお詫び申し上げます。

お店は明日までだけれど、界隈で再開店の予定はあるそうだ。
現在物件探し中だが、再来月くらいには・・・との由。
お問い合わせは、携帯:090-4136-5318までどうぞ(とお店の人が言っていた)。


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arima0831 at 23:14|PermalinkComments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック