例湯

March 03, 2008

再び!中華街『大珍楼別館』 〜ひとりメシ嬢とふたりメシの巻〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食


イヌ一度呼びつけて出かけたが、どうもまだ物足りない。
それならば・・・とひとりメシ嬢に向かって狼煙を上げると、
翌週早速再攻撃が決定!
うふふ♪
食欲は世界を繋ぐのだよ。

まずはスペアリブの豆鼓蒸しから。
がっついたので写真なし。
こっくりした甘しょっぱい中国醤油に豆鼓の香がステキ。

例湯例湯のだしがら





再び例湯。
今日はどうも梅の木を削ぎ切りにしたようなものと豚肉などなどの湯。
ほんのりココナッツ風味で、前の週とはまったく別の味わい。
当然だ、とは思うが、こういう薬膳スープって奥が深い・・・次回こそは
スープの名前をメモってこよう。
いつもいつもそう思うのに、なんちゃってつい忘れる自分が悲しいが。

木のようなものをしゃぶってみたら、木の味がした。
今日のも喰えません。いいけどさ。
二人で一壷はあくまで正しいよね、と言いながら、ぐびぐびお茶代わりに
出来るのが嬉しい。

皮付豚ばら皮付豚ばらのロースト。
叉焼と違って冷たいが
皮がパリパリでまた違う味わい。
豚の皮ってどうしてこんなに美味しいんだろー!
冷えても脂に旨みがしっかり♪

カイラン干し肉炒め前の週にどうしようかと迷ったので
今回は干し肉炒めのカイランを頼む。
ちょっと肉ニクしいメニューになったが
干し肉のうまみがカイランに絡んで
ついエヘラ笑いが浮かぶ。

豚足話梅煮込みちょっとサッパリ系のもの・・・
と、豚足の話梅煮込み。
どこがさっぱりしとるんじゃい・・・
でも、梅の酸味がいい感じです。
もうちょっと蕩けてたら言うことなかったが。

話梅(ワームイ)は広東風の甘い干し梅。
豚足と相性良い。
こういう料理もあるんですね。

ひとりメシ嬢の前編後編もご参照あれ。

二週連続でも、この程度の小爆撃ではびくともしない大珍メニュー。
山羊鍋に、スッポン薬膳スープに、鰻の蒸しものに、麺に粥に飯に、
アレにもコレにも激しく募る未練を断ち切って店を出た。
こういうときは本当に胃袋が二つほしいぞう!

女子の食事会らしく(?)酒抜きなので、行く先は「食後のデザート」へ・・・

(つづく)

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二次会ではなく「食後のお茶とお菓子など」を横浜駅で。


台湾産話梅。「台湾産」が大事なポイントらしい。まあ、そうだろな。


お部屋で「薬膳カフェ」―からだにやさしい!スイーツ&ドリンク64

「けっ」と思いつつ買ったら、案外お役立ちだった本。

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March 01, 2008

中華街『大珍楼別館』で新年会 〜イヌと年始顔合わせの巻〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


無事香港から戻ってきたが、痛恨事が一つ。
今回「喰うぞ!」と意気込んでいった「ボーチャイ飯」を食べ損なったのだ。
ああ、あそこにあるなあ、食べたいなあ・・・と思いつつ数多の店先を通り過ぎたのだが、いざ食事になるとメニューにない!!
そう特殊なものではなさそうだから、たぶん間が悪かっただけだと思う。

こうなったら、横浜の香港こと『大珍楼別館』に突撃!であろう。

どうせ年明けから顔も合わせておらんことだし、いぬわんに「ダイチン新年会」とモールス打電したら四つ足バウンドで速攻あらわれた。
喰妖は今年も、煩悩が呼ぶところどこへだろうが現れるのだ。

もう春になるのに新年会の話か!という声もあろうが・・・ははは。

チャーシュー何故かいつも「とりあえず叉焼」
甘辛いタレに浸ってキラキラだ。
下には炒ったピーナツが敷いてある。
温製なので脂の蕩け加減が
毎度の事ながらたまりませんわ。
うひひひ♪

何故か今日に限って、チビ薔薇が一輪添えられていた。
薔薇は喰いませんでした。喰えるのか、アレ?

例湯例湯





おなじみ「例湯」♪
「ライトン」と読むんだそうだ。
香港で一応薄く学習はしたのだ。
発音できないから、言っても通じないが。

ワタシはウルトラな音痴なので、声調が9つもある言語など発音できる
はずがない。中国語だって三日で諦めた過去がある。
だから、一言も広東語をしゃべることなくウダウダ喰ってばっかりいた。
ふん。

関係ないけど、中国語の上手い友人知人は、どいつもこいつも音感が
おそろしく良くて歌も上手い。
やっぱりそういうもんなんだろうなー、とつい妙に納得しつつ学習放棄するワタシ。
いいんだい・・・(諦)

この日の「例湯の具」は、豚のすね肉が文字通り「だしがら」になったもの以外はほとんど喰えませんでした。
杏仁が入っていたのを目ざとく見つけて、拾ってポリポリ。

しかし・・・毎度の事ながらこのスープの旨さったらなんだ!
二人で大きな壷は多いような気がするのだけれど、火傷するほど熱いところから、徐々にぬるくなって、しまいに冷えてしまう過程で味やコクが複雑に変化する。
だから最近は、最初にお茶代わりに一壷頼んで、いつまでもチビチビ啜っているのが好きだ。
邪道なのかなあ。

腸粉









なぜまたここで・・・とは愚問。
叉焼腸粉はどこで喰ってもウマイのだ。
日本だから値段が香港の倍だけど、いいのだ構うものか喰いたいんだもんね。
本当にどこで食べても外れない一品。
あまりの外れなさが不思議だな、なぜだろう?

香港と変わらぬムチムチねっちりとした皮と叉焼が、やっぱりここ横浜でも
楽しくウマイぞ嗚呼!

かまめしボウチャイ飯。要は広東風釜飯。
ボウチャイ(保の下に火+仔)という土鍋で作る
炊き込みご飯。
これは鹹魚(干し魚)入りだけど
他に塩玉子入りだの香腸入りだのもあり。
ふんわり甘しょっぱい中国醤油が効いてます♪
ああん、これが食べたかったんだよう・・・しくしく。

「香港で喰うより絶対こっちがウマイで」といぬわんに言われてもイマイチ
慰めにならないが。ふん。
どーせ喰えなかったよ、目線たけーよアンタ!などと毒づきながら美味しく
いただく。

カイラン菜旬の芥藍菜。
干し肉炒めに軽く食指が動いたが
味が被るからシンプルなニンニク炒めに。
シンプルな炒め物だって
さすが大珍楼はウマイです(賛)

二人だからこんなものだけど、気分的に余裕があるのは次の土曜日もまた来るからで・・・へっへへ♪

いぬわんクン(-□-)のほうもご参照あれ。

なにしろ染まりやすく嵌りやすいワタシ。
タイに行けば味噌汁が甘辛酸っぱくなり、韓国から帰ればしばらく食卓が赤くキムチ臭にまみれる。

今回は・・・煮物などにナツメやクコや杏仁がゴロゴロ入る日々。
お汁粉にはココナッツミルクと蓮の実。
味噌汁の出汁は干し海老と貝柱。
このブームはまだ継続中なのだ。ふっふふ。


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香港飯ブームはまだ続く・・・。



杏仁も「南杏(なんきょう)」と「北杏(ほっきょう)」の二種があるそうで。
詳しくはのぞいてみてください。

吾輩は猫である (岩波文庫)

ナツメといえば、この人であろう・・・。

arima0831 at 13:24|PermalinkComments(2)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 18, 2007

祝30万ヒット!中華街『大珍楼別館』のスープはしみじみ旨い

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


アクセスが30万になりました。
めでたい。
よく遊びに来てくださる方も、単なる通りすがりの方も、
皆さんご来訪本当にありがとうございます。
皆様のおかげで・・・ああ、マッタクほんとにおかげさまで、食欲のモーティベーション
だけは留まるところを知らず、アクセスとともにひたすら前進するワタシの体重。
そろそろ本当にやばい。

まあ、最近某氏のご厚意を得て、ビリーズ・ブートキャンプに入隊も果たしたけど、
その話はいずれまた・・・。

そしてワタシは、某インターネットカフェにいる。
何と悲しいことに、我がパソコンは10日ばかり前に「ひゅ〜〜ん」などと奇声を発した後
きっぱりと黙りこくって、お休みあそばされたんである。
来月まで入院加療中につき、最近ワタシは最近はやりのネットカフェ難民化しつつ、
各所でゲリラ戦を展開中。

関内・桜木町辺りで、どこかいいネカフェをご存じの方、ぜひ教えて下さいまし。
お願いします。

なにはともあれ…

30万ヒット記念とは何の関係もなく、某月某日カイロ時代の仲間と四名で大珍楼別館へ。
時間通りに着いたら、午前中仕事だったオットともう1名、すでにビールお替り中…(嘆)
あの旨いチャーシューも半分ない。
きーきー。

気を取り直して、思いっきり食べたい物を連呼しまくる。
控えおろう、我こそは大珍奉行さまじゃ、文句あっか!




襞もリアルなハチノス。
香菜頼んでガツガツ行く。
しかし…後で勘定見たら、香菜300円きっちり追加を取られていた。
どこかのアホーが集団で押しかけて、香菜を貪り食ったりしたせいに違いない。
どこのどいつだ〜い?
アタシだよっ!!



ああ、これが食べたかった。
夏はやっぱり冬瓜。
上等のスープで蕩けるように煮含められた冬瓜が、ホタテ入りの餡に絡まって至福だ。
あ〜、ウマイ。



例湯も当然頼む。
壺入りのスープとともに「本日のスープの出し殻」。
ここのスープ類は本当にどれもこれもウマイが、やっぱりこの例湯は外せない。
暑さと湿気に疲れた胃の腑に、じんわりしみじみと沁みる。

え?
何故、湯本体の壺の写真がないかって…手振れでグシャグシャだったからです…(涙)



珍しいから頼んでみた、ヘチマのニンニク蒸し。
さわやかな夏の味。
瓜類がうまい季節だなあ。



去年頼もう頼もうと思っているうちに、ついに食べ損なった「マテ貝と春雨のスープ」。
ああ、もうたまらんわい、と、皿ごとかかえてすするワタシ。
過剰な食欲は「平常心」や「大人の常識」をきれいさっぱりと消し去ってくれる。
さようなら、理性・・・。




犬奉行がいたら、決して許すはずのない湯類オンパレード。
すっぽんのスープは800円でたっぷり二人前はある(これは一人前)。
しかも臓物がいろいろ入っているから、薬膳風の香りともども胃もココロも癒されて
いくのだよ。

四人にしては少ないな、と御不審の向きもあろうが、実はこの倍くらい喰らいまくって
いたのだ。
でも、この店はやっぱりスープ類が一番だ、という気がする今日この頃。
え、他の写真はどうしたって?
…手振れでグシャグシャに…(号泣)

ああ、こうしていると、また出かけたくなる…恐るべし大珍楼別館!


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30万を踏んだ方、是非コメントにご一報ください。



3日やったら、しつこい肩こり首の痛みが良くなってきた(喜)。
医者だ治療だと防御に回るより、筋肉つけて肉体改造が正解なんだろうか?
でも、体重にあんまり反映しない・・・(いつかは効果があるはずだ。そうに違いない!)


ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)

最近偶然読んだのだけど、夢中で読了。久々のヒット一冊。

arima0831 at 23:45|PermalinkComments(16)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 16, 2006

再び『大珍楼別館』・・・冬瓜だ〜うにゃ〜うにゃ〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


ここの料理には、なにかヤバイ中毒性のある薬草でも入っているのか、とにかく唐突に行きたくなってしまう。

行く前に「今日こそアレとコレとそれから・・・」とシミュレーションして行くが、ムダだ。
始終変わる壁メニューに、レギュラーメニューをみているうち、確実に理性を失ってしまうのだ。

今日はオットもつれて三名の予定が、高校野球見たさに家に居残り、ワタクシとオトモダチの女子二名となった。この店では厳しい人数だ。
だって、食いたいモノを相当厳選しなければいけないから…(泣)。

さて、今回のテーマは「冬瓜をもう一度」と「基本メニュー」。
特に、特に単品で頼もうと思うはずのない「チャーシュー」を、いっちょ頼んでみっか、と心に決めていたのだ。

前回食べた「冬瓜五目煮込み」にはいっていたチャーシューが、あまりに美味かったので、今回は単品オーダー!とコレは決めていた。

今回は、イ・ヌワン大珍奉行様を悔しがらせるべく、写真入りです・・・が、毎度のコトながらヘタレ携帯カメラなので、ご参考程度、で・・・。

本当は実況で携帯メールをドカスカ送りつけてやろう!と思っていたが、食べるのが忙しくてそんなイヤガラセをしている暇はなかった。
たぶん「丸玉食堂実況返し」が来て、日本の西と東で携帯電話というハイテク機器を用いた危険な内戦が勃発する危機をはらんでいた。
西は神戸の「消化器妖怪ベロリンワン」vs東は横浜の「アラブ帰りの消化器(あくまで他称)」と「四次元胃袋女子」の、ニ対一の熾烈な戦いである。

でも、美味は世界を平和にする。
写真は撮ったが、あまりに旨くてそんなことは念頭にも上らぬまま、ひたすら食べた。

チャーシュー前回食べた『冬瓜五目煮』にはいっていたチャーシューが、実になんとも美味かったので、もしやよもやと「チャーシュー」を単品注文。

なんと、しっかりと温められ、タレと香ばしく炒めた皮つきピーナッツを下に敷いて登場。

見事な三枚肉。
はっきりいって脂肪の塊だが「ニクヅキに旨いと書いて『脂』と読むのだ」と言うだれかの至言を思い出す(確か、よしながふみだ)。

イキナリ「おねーサン、香菜くださいっ!」と挙手し立ちあがるワタシ。
香菜と炒めたアーモンドをのっけて、タレに浸すと・・・初手から目が逝く。
そもそも香菜と肉の脂というのは、どうしてこんなに相性がいいんだろう?

茄子海老味噌次、茄子の海老味噌和え。

チャーシュー同様、特に壁にはってあるワケでもない、単なるレギュラーメニュー。
しかし、テーブルに置かれたとたん、類なき海老味噌の香がたちこめる。
二人はしばらく匂いだけで涎を流しておった。


「アリーマさん、食べましょうっ」
「おおっ!」

口にいれれば、瞬殺である。
旬の茄子が海老味噌の官能的なねっとり感を、爽やかに夏向けに柔らかく抱きしめているやうだ。

「んんん〜〜ん」
「いやぁぁ〜〜ん」
と、しばし旨さに悶える。
傍から見たらどうであるか、などという発想は、すでに消えうせている。
このヨロコビを全身で感じるには・・・と、もうそれだけだ。

例湯も登場。
ひとつ勘違いしてたが、どうやら「今月の例湯」は「冬瓜と鶏のスープ」だったのだ。
前回5分も悩むことはなく、どっちを頼もうが同じもんが出てきたのである。

でも、壷にとっぷりと入ってくる湯は、熱いうちはさっぱりと五臓六腑にしみ、ぬるくなるにつれ不可思議なほどに滋味と旨みを増していく。
酒のない人生など考えられないワタシだが、酒のかわりに例湯をチビチビ啜りながらお料理でいいぞ!と思う(イ・ヌワン様はよくご存知なので、写真なし)。

センマイこれもレギュラー・メニューの「センマイの葱生姜和え」。
タレがうまい。
山盛りてんこ盛りの葱の下に、センマイ。
その下は、シャキシャキのモヤシ。

まあ、最初の時ほどの感動はないにせよ、香菜をタレに浸したりして食べる。
美味しゅうございます!

ここの場合、タレがいちいち旨いので、とりあえず御飯やら香菜やらを横に置くと、一品が二度美味しくなる。茄子の海老味噌など、キャベツ千切りを別オーダーして、皿をキレイさっぱり拭ったらさぞや・・・と思ったが、他のものでトランス常態に入っているうちに皿は下げられていた。

意地汚いが、ここまでやるとお店の人も笑っている。

冬瓜あんかけスープがあまり「ドーンとトウガーン」な感じでなかったので、『冬瓜の蟹肉あんかけ』を追加。

濃厚ながらさっぱりと、しかし旨みが沁みる・・・なんて、月並みなことしか言えない自分が悲しい。

「夏はやっぱり冬瓜だねえ」
「冬瓜ですよねえ」

と、二人むせび泣きつつ遠くを見る(・・・ていうか、壁メニューに見落しがないか、若干残っている理性を駆使しているだけのことではある)。

二人ではしょせんこのくらいが限界ではあるのだが、やはり「御飯もの」はほしい!
と、いうわけで、『干し魚と広東風挽肉の炊き込みご飯』をオーダー。

炊き込みご飯1これがなんと、コンロにのって、こんな土鍋で登場する。

蓋を開けると、薄いハンバーグ状の「広東風挽肉」をメインに、諸々の具がのっている(写真なし。これだけで十分旨そうだった)。

運んできたお姉さんは、オモムロにコンロに火をつけ、醤油色のタレをザーッとかけまわし、全てをかき混ぜてから「チョットマッテクダサイ」といって立ち去るのだった。

炊き込みご飯2しばしの後、蓋を開けると、飴色の炊き込みご飯が出来上がっている。

「香菜もう一皿下さいっ!」と、立ち去ろうとするお姉さんに呼びかけると、振り向いてにっこり笑った(マッタクもう・・・と、呆れていた可能性もあるが、ここまで来ると全ては自分の都合のよいようにしか考えられない)。



炊き込みご飯3やっぱり香菜があう。
食べても食べても、いくらでも入って行くのが不可思議でさえある。
色は濃いが、意外にあっさりした味付けだ。





炊き込みご飯 おこげこういうのもので、楽しみなのは「おコゲ」の部分。

ああ、香ばしい・・・。
こげたものは発がん性があるとか何とかいうトリビアは、もうトリビア以下の枝葉末節である。
リビアだって最近は平和路線に向かっているから、いいんだわい。


そこまでにもちろん、チャーシューとそのタレは残してあった。
自分のお茶碗の底に、チャーシューを一切れとピーナツを入れ、あっため直しながら食べる。

やっぱり、ゴハン、香菜、ピーナツにチャーシューの組み合わせは、下世話だがスバラシイ。

かくして、また二人だけで馬鹿食いしてしまった。
でも、やっぱりここは二人では悲しい。

ああ、カエルがあった・・・。
豚バラ南乳揚げを食べ損なった。
海老が食べられなかった。
あ〜〜、今日こそ「マテ貝」と思ってたのにっ!!

あーだ、こうだっ・・・と、お腹をさすりながら未練たらたら。

四名・・・出来れば8名くらいでいきたい・・・。

25日夜か26日昼・・・と、予定はしているんですがね・・・。

尚、ここはなぜか決して並ばないが、夏休みという季節柄か6時ごろ混みはじめて、7時ごろはほぼ満席に近かった。
8時ごろには一段落していたけれど、20日までの午後通し営業中は夜10時で終わるらしいので、7時前後の場合はやはり予約が無難。

ただし、予約は4名様から。

え?
わたしたち??

5時過ぎにはいって、10時近くまで食い続けていました・・・。
こうなると、食事も格闘技に近くなる。

帰り道・・・

「アスファルトが、沈んでる〜」
「重いです〜」
「あ〜〜うまかった〜〜」
「おいしかった〜〜〜」
「くるし〜〜」
「くるしいですね〜〜〜〜〜」

という、すでに思考回路は遠くに負いやられた状態で、ちょいと腹ごなしに歩いたが、歩くのも辛くなって、飲みにいってしまったのであった。

「自堕落」という三文字が脳裏を掠めたが、あまり深く考えないことにした。


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カエルを食べたいのに、いつも忘れる。
でも今回は、イソップ童話の「空気を吸い過ぎてお腹がパァンと弾けてしまいました」のカエルをつい思い出してしまった。

そういう時、カエルを食べていたら、カエルのお腹がパァンとはじけて、カエルのホネが・・・とかつい考えたワタシは、単にトランス常態に入ってただけです。


shao 中華鍋
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August 05, 2006

『大珍樓 別館』再び・・・! 冬瓜の季節です!!

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


考えてみたら、今日から週末。
意外と知られておりませんが、ここのお店は週末だけは「午後から通し」で営業してます。
皆様、ご参考までに。

さてそれで・・・

某ハマのジャニーさん(?)の命で、にわか結成された中年ユニット『中華街アミーゴ』の相方と、

「あ〜冬瓜の季節・・・」
「大珍いって、くわなくっちゃあ!」

と、いうやり取りがあった晩、ワタシは裏切りにあった。
勝手にいって喰ってきくさったのである。
許せんな。

「例のやつら」に追われなくなったとたん、身内の裏切り・・・。
裏社会の掟を破る不届きな行動の罰として、アリゾナの砂漠のど真ん中に飛ばして毎日「今日は鰻重」「今日はオムライス」「今日は天ざる」などというメールを日々書き送ってやっている今日この頃である(単なるいぢわる)。

ワタクシゴトはともかく、衝動的にお友達と大珍楼再訪。
今回は二名だが、とにかく「冬瓜」をいち早く食べねば気がすまない。

壁メニューは一新されており、冬瓜もいろいろ。

中でも目を引く「冬瓜と鶏のスープ」には「夏バテ、糖尿病予防、肝機能強化云々」と、
「きょうのあなたのために」と言わんばかりの「注」まで書いてある・・・が、

ここは心を鬼にして「冬瓜と叉焼とアヒル卵の旨煮」に決めた。
だって、例湯も頼みたかったんだもん。

軽く肩ならしには「空芯菜の腐乳炒め」。
「ふにゃぁん」
「いやぁん」
と、二人身をくねらせる。

たまりません。
ここの炒めもんは、ドウシテ何故いつもこんなに美味しいの?
当たり前のような顔をして出てくるんだけれども・・・。

腐乳の臭みが空芯菜と炒めた結果「旨み」に化けてる。

まだまだ、これからよぉ〜、と出てきました冬瓜の旨煮。
ああ、旨煮・・・うまく煮るから旨煮。当たり前だ。
でもこれは、ウマーウマーウマー煮。

なにしろ、ごっそり入ってる叉焼がただものでない。
脂身多目の叉焼から染み出すパワーを、優しく冬瓜がすべて受け止めて包み込んで、そんでもってアヒルの卵がアクセントになって、その辺のとこをこっそり「干ししいたけ」がじんわり滋味に・・・タマリマセンワ。

お待ちかね、お楽しみの例湯も、今夜は鶏と冬瓜に大麦が山ほど。
熱いうちはサッパリと五臓六腑にしみてゆき、ぬるくなったらなったで別の味わいがうまれ、冷えてしまうと何故かトロリンと軽いとろみが。

「コラーゲンだわ〜」
「コラーゲンですね〜」

と、二人最後の一滴まで、鍋をひっくり返して啜りこむのだった。

当然、香菜は無料サービス。
お料理の残った汁に、香菜を混ぜくって食べるのです。

さて、大珍ではもう決して忘れてはいけないメニューとなった「酢系」。
本日は「家鴨五杯酢」。

ううむ、前回の鴨のほうが肉自体は美味しかったかも・・・と内心思いつつ、下のほうに転がってた茶色い塊をつつくと…なんとジャガイモ。
この芋が、五杯酢タレを全身吸い込んで、煮崩れもせずにしかしホックリ・・・。

「芋ってえらいですね」
「うん、芋って、えらい!」

尚、二人とも一品目の空芯菜からトランス状態に突入して、顔はエヘラエヘラ白痴状態。

お口直しに順序は違うが、冷菜の「砂肝香菜和え」と「しめじの香菜炒め」。

砂肝はひんやりとして気持ちよい。
ものすごく丁寧な下処理をした上に、ちょうどよく茹でて、しかも本当にちょうどよい食感になる厚さに切りそろえてある。
こういうのが「普通です」という顔で出てくる。
しかも山盛り・・・1千円くらいだったか?

炒めもののうまさはいうまでもない。

さてここで、こういうときだけ神が下りたように正気になる、大珍奉行イヌワン様の声が聞こえる・・・
「ごはん類を喰わずに大珍を去るなど許されんっ!」

オトモダチはさすが28歳。
可愛いお顔にひそやかな決意をにじませて「食べられますっ!」といっている。
で、干し魚のチャーハン・・・ああ、何故まだ入っていってしまうの・・・??

ちなみに彼女は、元人類学専攻でモロッコが専門、と判明。
(喰うのに夢中で、互いの身の上はあまり突っ込んでなかったのでした)
お話も大変美味しい。

かくして夜はあっという間に更けて行ったのでありました。

尚、ご参考までに、その日の料金は一人5千円程度、でした・・・二人で1万ちょっと。
でも、やっぱりここは4人はほしい・・・せめて三人いればあと2品は・・・と、思う。


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例湯の出汁にしてあげるから、いぬわんクンは早く帰っていらっしゃいね。
でも、できるのは「犬も喰わないいぬわん例湯」か・・・?
しかも『犬喰い』ブログは閉鎖・・・シャレになりませんね・・・。


☆青島皮蛋5ヶ入チンタオピータン

台湾松花ピ―タン12個セット
考えて見たら、ここのお店では、ピータンとかチャーシュ−みたいな「普通のもの」を軽くスルーしていたけど・・・次回は基本に立ち返ろうか?!
(写真は楽天のお取り寄せです、単なる・・・)



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July 08, 2006

『大珍楼別館』で、胃の底抜ける「反省会」

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


先週の某食事会に関連し、緊急に真剣な反省会を行う必要性を痛感していた。

あれだけ世間の「食通」をうならせているらしい店を、相棒のいぬわん君と二人、
かなり辛らつにヤッてしまったのだ。
ブーじゃなくて「某」恰幅のよいハマのスター喰らいヤー氏に、なぜか強制的にコンビを
組まされ、はじめて会って、その翌日にやってしまったことである。

「ユーたちちょっと行って、レポートして」と、ジャニーさん、じゃなくて某氏に命ぜられた、
にわか結成ユニット「青春アミーゴ(中年中華街バージョン)」は、使命を果たし終え、その結果を顔を合わせてじっくり検討すべし、という結論に達したのだ。

「あれは、そういえば、片方が『例のやつら』に追われて死ぬんだったよな」
「なぶり殺しかな」
「八角責めとか」「逆立ち黄色例湯イッキ飲みとか」「XXXXXX(ピー)」
と、公には間違っても書けぬ下品なリンチまで想像していたわけだが、
どっちも誰にも追われず生きているから、まあ、生きてるうちに反省会なわけだ。

いや、いまや「大珍楼別館の帝王」とまで言われている(?)、いぬわん氏とあそこに行きたい人たちは山ほどいると思うのだが、申し訳ないけれど「反省点の客観性を重視」ということで、ユニット外の面子二名は「部外者」とした(ごめんね、行きたかった人は、また今度ね)。

「じゃあ、あと消化器二台手配しといてな」と、消化器妖怪ベム一号いぬわん君は言った。
そう、あの店できちんと反省するには、消化器系人類が「4台」は必要なのだ。

え?ゴタクはいらん?
いいわけすんな??

まあとにもかくにも、真剣な反省会である。

鶏のモミジ(足先)の煮込み甘酢漬け、例湯、センマイのネギあえ、海老の漁師揚げ、五杯鴨などなど、適当に人集めをすると「あ、私はそれはちょっと」と誰かが言い出しそうなラインナップで反省を行う。

今日は全員が皿が出るたびパチパチと拍手し、無言になり、目が逝き、イミなくひゃあひゃあと笑い・・・やはりここは人選が肝心な店だと痛感する。

香菜ちょうだい、とお姉さんにいったら、にこっと笑って皿盛り出てきた。
この香菜を齧りながら、別の味のコンビネーションを・・・う〜う〜う〜。

「お〜い、アリーマ、目がイッとんで〜」と、いぬわん君は言うが、アンタだってさっきから妙な奇声を発し続けてるだろうが。
サービスのお姉さんは、くすくす笑っているのである。

どの一品をとっても、手抜きのない、丁寧に下ごしらえをした上にきちんと調理し、絶妙の味のコンビネーションを絡み合わせたものばかりだ。

料理の映像と詳細は、いぬわん君の記事を併せてご参照。

例湯など、熱いうちもうまかったが、冷め切ったあともまだ美味い。

出汁をとった、百合根や人参、トウモロコシといった野菜も別皿で出てくるけど、
出汁とった後で、ナゼにこげに甘味や旨みがたっぷりなのか〜〜!!と、目が潤む。

「鴨の五杯酢」など、テリテリと輝いた「お姿」は、もう食う前にすでに合掌ものである。
で「うひゃーーーー、こりゃまたーーー、美味そう〜〜〜〜!!」と、トランス状態で合掌しつつ合唱するのだ。
まるで怪しいカルト集団のようである(かなり誇張があります。真に受けないで下さい)。

正直言って、ワタシはこの中華の「酢の物系(酢豚とか)」は、嫌いともいわないが
特別に好きでもない。
酢の匂いが鼻につんときて、なんだか「熱い酢の物」を食べてるような
中途半端な感じがするのだ。
でも、この「五杯鴨」は、酢の尖りを絶妙のカウンターで旨みと甘味に昇華させている
・・・とかナントカもうどうでもいいわい、嗚呼!

「アリーマ、目がイッとんで」
「アンタは奇声を上げるな」
同席者はトランス状態・・・まあ、最初っから最後までこの繰り返しでしたな。

もうここまできたら、ワタシのフィジカルな飲食許容量をオーバーしているので、
到底チャーハンだ麺だ、などという気分になどなれないが「大珍奉行」は許さず。

「干し魚のチャーハンと、麺類を喰わずに帰るなど反省にもナニもならんっ!」
とは言わなかったが、残り三台の「ひ〜、お奉行さまぁ〜」という声を無視し、
決然とオーダー敢行。

この麺とチャーハンが・・・嗚呼、なぜまだ食える?!と思いつつ止まらない。
特に干し魚のチャーハン。微妙な塩気と、ぱらっとしてるがきれいにまわった脂。
鹹魚の歯ざわり。
申し訳ありませんでした、お奉行さま〜、と、重度のトランス状態に堕ちてゆく。

食事が美味で、しかも食卓の全員が気持ちをひとつにしたとき、美味は倍化される。
一人二人でじっくり、もよいが、この店はやっぱりこんな風に行きたい。

ところで、話変わるが、ここの接客がよくない、という声をたまに聞く。
確かに、愛想過剰に店員が盛り上げてくれたりはしないが、料理の出し方もタイミングも確実だし、皿は適宜きちんと下げるが、その前に「下げていいですか?」と聞いてくれる。
ここの卓の連中は、タレまで舐める、という状況を把握しているのである。
確かに表情豊かではないが、たまにふっと出るシャイな笑顔はクールだがキュートだ。

店主にお愛想をいい、どうでもいい薀蓄をきかされたりしなくていい。
別に皿を投げられたり、態度の悪いネェちゃんにあれだこれだと指図されたりすることもない。

一般メニューも間違いはないが、しょっちゅう変わる季節の壁メニューは要チェック。「あれはなに?」ときくと、きちんと説明してくれる。

必要十分以上の接客だ。
それ以上、何を求めるのか?

確かに日本語が流暢とはいいがたいから、そういう意味でお皿を運ぶので精一杯なスタッフもいるかもしれない。でも、少なくとも、失礼だったりいい加減だったりはしない。

「無愛想」と「無礼」は違うのだ。

そしてこの店は、いつ行っても特別な事前のオーダーをしなくても、確実にオイシさで顔がほころぶものが出てくる。
一品一品の味付けや調理法が実に丁寧なので、品数が多くても食べ飽きしない。

この店は、でも、明らかに好き嫌いはあるとは思う。
だから「あそこはどうも・・・」という人がいても驚かないし、それはそれで良いと思う。
でも私にとっては、パラダイスのような店だ。
それだけだ。

ちなみにこの日は、胃の底が抜けるほど食べて、しっかり飲んで、一人4000円だった。

星は4→5へ。
文句のつけようがない。

え?
厳しい反省の結果??

「大珍楼別館は、頭がパーになって胃の底が抜けるほどうまいよなあ」
以上である。

繰り返す。
この日の料金はお一人様4000円。
これだけ喰って飲んで、4000円!
嗚呼、なんという店なのだろう・・・。

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地元っじゃ、まっけーしっらーずぅ〜・・・て、地元じゃないんで・・・。
アミーゴいぬわんは、月六回も大珍通いの癖に「都民」です。
引っ越すならばね、いい不動産屋さんをいつでも紹介するから
(ヤツは揺れている。ぐらぐら)。


横浜中華街殺人事件
なんちゃって無関連書籍再び。

arima0831 at 01:02|PermalinkComments(9)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote