大珍楼別館

March 03, 2008

再び!中華街『大珍楼別館』 〜ひとりメシ嬢とふたりメシの巻〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食


イヌ一度呼びつけて出かけたが、どうもまだ物足りない。
それならば・・・とひとりメシ嬢に向かって狼煙を上げると、
翌週早速再攻撃が決定!
うふふ♪
食欲は世界を繋ぐのだよ。

まずはスペアリブの豆鼓蒸しから。
がっついたので写真なし。
こっくりした甘しょっぱい中国醤油に豆鼓の香がステキ。

例湯例湯のだしがら





再び例湯。
今日はどうも梅の木を削ぎ切りにしたようなものと豚肉などなどの湯。
ほんのりココナッツ風味で、前の週とはまったく別の味わい。
当然だ、とは思うが、こういう薬膳スープって奥が深い・・・次回こそは
スープの名前をメモってこよう。
いつもいつもそう思うのに、なんちゃってつい忘れる自分が悲しいが。

木のようなものをしゃぶってみたら、木の味がした。
今日のも喰えません。いいけどさ。
二人で一壷はあくまで正しいよね、と言いながら、ぐびぐびお茶代わりに
出来るのが嬉しい。

皮付豚ばら皮付豚ばらのロースト。
叉焼と違って冷たいが
皮がパリパリでまた違う味わい。
豚の皮ってどうしてこんなに美味しいんだろー!
冷えても脂に旨みがしっかり♪

カイラン干し肉炒め前の週にどうしようかと迷ったので
今回は干し肉炒めのカイランを頼む。
ちょっと肉ニクしいメニューになったが
干し肉のうまみがカイランに絡んで
ついエヘラ笑いが浮かぶ。

豚足話梅煮込みちょっとサッパリ系のもの・・・
と、豚足の話梅煮込み。
どこがさっぱりしとるんじゃい・・・
でも、梅の酸味がいい感じです。
もうちょっと蕩けてたら言うことなかったが。

話梅(ワームイ)は広東風の甘い干し梅。
豚足と相性良い。
こういう料理もあるんですね。

ひとりメシ嬢の前編後編もご参照あれ。

二週連続でも、この程度の小爆撃ではびくともしない大珍メニュー。
山羊鍋に、スッポン薬膳スープに、鰻の蒸しものに、麺に粥に飯に、
アレにもコレにも激しく募る未練を断ち切って店を出た。
こういうときは本当に胃袋が二つほしいぞう!

女子の食事会らしく(?)酒抜きなので、行く先は「食後のデザート」へ・・・

(つづく)

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二次会ではなく「食後のお茶とお菓子など」を横浜駅で。


台湾産話梅。「台湾産」が大事なポイントらしい。まあ、そうだろな。


お部屋で「薬膳カフェ」―からだにやさしい!スイーツ&ドリンク64

「けっ」と思いつつ買ったら、案外お役立ちだった本。

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March 01, 2008

中華街『大珍楼別館』で新年会 〜イヌと年始顔合わせの巻〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


無事香港から戻ってきたが、痛恨事が一つ。
今回「喰うぞ!」と意気込んでいった「ボーチャイ飯」を食べ損なったのだ。
ああ、あそこにあるなあ、食べたいなあ・・・と思いつつ数多の店先を通り過ぎたのだが、いざ食事になるとメニューにない!!
そう特殊なものではなさそうだから、たぶん間が悪かっただけだと思う。

こうなったら、横浜の香港こと『大珍楼別館』に突撃!であろう。

どうせ年明けから顔も合わせておらんことだし、いぬわんに「ダイチン新年会」とモールス打電したら四つ足バウンドで速攻あらわれた。
喰妖は今年も、煩悩が呼ぶところどこへだろうが現れるのだ。

もう春になるのに新年会の話か!という声もあろうが・・・ははは。

チャーシュー何故かいつも「とりあえず叉焼」
甘辛いタレに浸ってキラキラだ。
下には炒ったピーナツが敷いてある。
温製なので脂の蕩け加減が
毎度の事ながらたまりませんわ。
うひひひ♪

何故か今日に限って、チビ薔薇が一輪添えられていた。
薔薇は喰いませんでした。喰えるのか、アレ?

例湯例湯





おなじみ「例湯」♪
「ライトン」と読むんだそうだ。
香港で一応薄く学習はしたのだ。
発音できないから、言っても通じないが。

ワタシはウルトラな音痴なので、声調が9つもある言語など発音できる
はずがない。中国語だって三日で諦めた過去がある。
だから、一言も広東語をしゃべることなくウダウダ喰ってばっかりいた。
ふん。

関係ないけど、中国語の上手い友人知人は、どいつもこいつも音感が
おそろしく良くて歌も上手い。
やっぱりそういうもんなんだろうなー、とつい妙に納得しつつ学習放棄するワタシ。
いいんだい・・・(諦)

この日の「例湯の具」は、豚のすね肉が文字通り「だしがら」になったもの以外はほとんど喰えませんでした。
杏仁が入っていたのを目ざとく見つけて、拾ってポリポリ。

しかし・・・毎度の事ながらこのスープの旨さったらなんだ!
二人で大きな壷は多いような気がするのだけれど、火傷するほど熱いところから、徐々にぬるくなって、しまいに冷えてしまう過程で味やコクが複雑に変化する。
だから最近は、最初にお茶代わりに一壷頼んで、いつまでもチビチビ啜っているのが好きだ。
邪道なのかなあ。

腸粉









なぜまたここで・・・とは愚問。
叉焼腸粉はどこで喰ってもウマイのだ。
日本だから値段が香港の倍だけど、いいのだ構うものか喰いたいんだもんね。
本当にどこで食べても外れない一品。
あまりの外れなさが不思議だな、なぜだろう?

香港と変わらぬムチムチねっちりとした皮と叉焼が、やっぱりここ横浜でも
楽しくウマイぞ嗚呼!

かまめしボウチャイ飯。要は広東風釜飯。
ボウチャイ(保の下に火+仔)という土鍋で作る
炊き込みご飯。
これは鹹魚(干し魚)入りだけど
他に塩玉子入りだの香腸入りだのもあり。
ふんわり甘しょっぱい中国醤油が効いてます♪
ああん、これが食べたかったんだよう・・・しくしく。

「香港で喰うより絶対こっちがウマイで」といぬわんに言われてもイマイチ
慰めにならないが。ふん。
どーせ喰えなかったよ、目線たけーよアンタ!などと毒づきながら美味しく
いただく。

カイラン菜旬の芥藍菜。
干し肉炒めに軽く食指が動いたが
味が被るからシンプルなニンニク炒めに。
シンプルな炒め物だって
さすが大珍楼はウマイです(賛)

二人だからこんなものだけど、気分的に余裕があるのは次の土曜日もまた来るからで・・・へっへへ♪

いぬわんクン(-□-)のほうもご参照あれ。

なにしろ染まりやすく嵌りやすいワタシ。
タイに行けば味噌汁が甘辛酸っぱくなり、韓国から帰ればしばらく食卓が赤くキムチ臭にまみれる。

今回は・・・煮物などにナツメやクコや杏仁がゴロゴロ入る日々。
お汁粉にはココナッツミルクと蓮の実。
味噌汁の出汁は干し海老と貝柱。
このブームはまだ継続中なのだ。ふっふふ。


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香港飯ブームはまだ続く・・・。



杏仁も「南杏(なんきょう)」と「北杏(ほっきょう)」の二種があるそうで。
詳しくはのぞいてみてください。

吾輩は猫である (岩波文庫)

ナツメといえば、この人であろう・・・。

arima0831 at 13:24|PermalinkComments(2)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

August 18, 2007

祝30万ヒット!中華街『大珍楼別館』のスープはしみじみ旨い

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


アクセスが30万になりました。
めでたい。
よく遊びに来てくださる方も、単なる通りすがりの方も、
皆さんご来訪本当にありがとうございます。
皆様のおかげで・・・ああ、マッタクほんとにおかげさまで、食欲のモーティベーション
だけは留まるところを知らず、アクセスとともにひたすら前進するワタシの体重。
そろそろ本当にやばい。

まあ、最近某氏のご厚意を得て、ビリーズ・ブートキャンプに入隊も果たしたけど、
その話はいずれまた・・・。

そしてワタシは、某インターネットカフェにいる。
何と悲しいことに、我がパソコンは10日ばかり前に「ひゅ〜〜ん」などと奇声を発した後
きっぱりと黙りこくって、お休みあそばされたんである。
来月まで入院加療中につき、最近ワタシは最近はやりのネットカフェ難民化しつつ、
各所でゲリラ戦を展開中。

関内・桜木町辺りで、どこかいいネカフェをご存じの方、ぜひ教えて下さいまし。
お願いします。

なにはともあれ…

30万ヒット記念とは何の関係もなく、某月某日カイロ時代の仲間と四名で大珍楼別館へ。
時間通りに着いたら、午前中仕事だったオットともう1名、すでにビールお替り中…(嘆)
あの旨いチャーシューも半分ない。
きーきー。

気を取り直して、思いっきり食べたい物を連呼しまくる。
控えおろう、我こそは大珍奉行さまじゃ、文句あっか!




襞もリアルなハチノス。
香菜頼んでガツガツ行く。
しかし…後で勘定見たら、香菜300円きっちり追加を取られていた。
どこかのアホーが集団で押しかけて、香菜を貪り食ったりしたせいに違いない。
どこのどいつだ〜い?
アタシだよっ!!



ああ、これが食べたかった。
夏はやっぱり冬瓜。
上等のスープで蕩けるように煮含められた冬瓜が、ホタテ入りの餡に絡まって至福だ。
あ〜、ウマイ。



例湯も当然頼む。
壺入りのスープとともに「本日のスープの出し殻」。
ここのスープ類は本当にどれもこれもウマイが、やっぱりこの例湯は外せない。
暑さと湿気に疲れた胃の腑に、じんわりしみじみと沁みる。

え?
何故、湯本体の壺の写真がないかって…手振れでグシャグシャだったからです…(涙)



珍しいから頼んでみた、ヘチマのニンニク蒸し。
さわやかな夏の味。
瓜類がうまい季節だなあ。



去年頼もう頼もうと思っているうちに、ついに食べ損なった「マテ貝と春雨のスープ」。
ああ、もうたまらんわい、と、皿ごとかかえてすするワタシ。
過剰な食欲は「平常心」や「大人の常識」をきれいさっぱりと消し去ってくれる。
さようなら、理性・・・。




犬奉行がいたら、決して許すはずのない湯類オンパレード。
すっぽんのスープは800円でたっぷり二人前はある(これは一人前)。
しかも臓物がいろいろ入っているから、薬膳風の香りともども胃もココロも癒されて
いくのだよ。

四人にしては少ないな、と御不審の向きもあろうが、実はこの倍くらい喰らいまくって
いたのだ。
でも、この店はやっぱりスープ類が一番だ、という気がする今日この頃。
え、他の写真はどうしたって?
…手振れでグシャグシャに…(号泣)

ああ、こうしていると、また出かけたくなる…恐るべし大珍楼別館!


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30万を踏んだ方、是非コメントにご一報ください。



3日やったら、しつこい肩こり首の痛みが良くなってきた(喜)。
医者だ治療だと防御に回るより、筋肉つけて肉体改造が正解なんだろうか?
でも、体重にあんまり反映しない・・・(いつかは効果があるはずだ。そうに違いない!)


ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)

最近偶然読んだのだけど、夢中で読了。久々のヒット一冊。

arima0831 at 23:45|PermalinkComments(16)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

June 02, 2007

中華街『大珍楼別館』で、突然小宴会 〜チャーシュー美味い!〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


生活に何かが足りない、と、ある日気付くことがある。
最近、明らかに何かが欠けている。

まあ「横浜で昼時平日に喰えるもの」が欠落するのは、諦めきれぬものを孕みながらも
一応「想定内」として、その辺の「本来諦めるべき分かりきったこと」を外しても、
ナニカが明らかに・・・

ある日突然気付いた。
大珍楼別館に、すっかりご無沙汰なのだ。
なんか一時期、アホのように通ったおかげで「ちょっと飽きた」などとウッスラ思ったが
でもしばらくたつと蘇る欲望は、走り出すと止まらないのであった。

品川辺りに放してある某諜報部員に、「ダ・イ・チ・ンっ!!」とモールス信号を送ると、
何故か喰いもんのことだけは、絶妙にシンクロするもんで、即時大珍攻撃作戦が決定。

チャーシュー「各自任務終了後ハチマルサンゼロ現地特攻」
とか言いながら、8時15分に先着。
先着順攻撃開始の勝手な鉄則を以って、
生ビールとチャーシューを頼む。
この日はチャーシュー半額、600円。
少しは気を使ったのだ。一応は。


しかしまあ・・・ここのチャーシューは、相変わらず脂コッテリしながらも、この脂こそ
ニクヅキウマイっ!(月+旨)
うっひゃひゃひゃ、と一人アブナイおばはんになる。

危なさを喰い止めるため、いぬわんに写メールも送信。
抗議のメールが飛来するが、軽く無視する。

でもまあ、それだけではあんまりだ、と考え直し・・・

鶏のパー遅れて来る者のことも思いやり、
冷えても美味しく食べられる
「鶏のモミジの甘辛酢漬け」を注文。
グロテスクな鶏のパーにむしゃぶりつく。
怪しさが深まるような気がしたが、
気にしないことにする。

え?
チャーシューは冷えたら旨くなかろうって・・・
うむ、まあ、そういうわけで、鶏のパーをしゃぶりながら、何とか半分に近い量が
残るように尽力した次第だ。
まあ、熱いもんもいつかは冷めるわけだしね。

とかなんとか呟きつつ、写メールを飛ばす。

ところでここのモミジの下には、甘辛酢漬けの野菜が敷いてあって、チャーシューの
口直しにはぴったり。
鶏とジャンケン勝負をしたい場合でも、チョキをだせば確実に勝てる。
素敵な一品だ。

いまや暇を持て余してジャンケン開始、という丁度そのとき
「ヲイッ!」と四つ足でバウンドしながら、アフガン11無事到着。
座るやいなや、さあ、ナニ喰うべし・・・と、考えるが、なんとなくダラダラと
目の前の二品を堪能してしまう。

ここのチャーシューは冷えても美味いのだ。
ビールもいいが、紹興酒もね♪ということにすらなってしまうのだ。

そうだ、そうなのだ。
何度か繰り返した失敗を忘れていたが、ここは一品の量があるので、
二人じゃ食べられる品数が限定されてしまうのである。
アレがいい!、いやっ!コッチだっ!!と言い合ううちに、酒も進んでしまう。

浮き袋協議の結果の一品。壁メニューから。
魚の浮き袋のスープ煮込み。
浮き袋自体は白キクラゲに似た食感で無味だが
スープが美味いし、具沢山で楽しい。
浮き袋がスープをたっぷり含んで、
噛めばコリコリした歯触りが楽しい。


さて、この店で忘れてはいけない白飯をつけると、もう結構いい具合の量だ。

と、こうしているうちに、二人でもう一品は厳しくなってくる。
し、しまった・・・!とウロタエても、もう遅いのである。

しょうがないから店を出て、近所のバーで一杯飲みなおして家路についた。

こちらも参照:
ひさしぶりの再訪!中華街、大珍楼別館がやっぱりスゴイ!

こういうと徒に誰か彼かを刺激してしまいそうだが、やっぱりこの店は
人数を揃えたほうがよいようで・・・。


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お食事は、計画的に!


モミジのお取り寄せ。1kg450円。



横浜中華街で楽しむ広東料理と世界のワイン

不思議な本だな・・・。

arima0831 at 18:27|PermalinkComments(16)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

December 08, 2006

続 いぬわん君フィラリア罹患を祝う会(激闘12時間うだら飲み乱れ喰い)

そこそこに、ほどほどに・・・と、柄にもなく欲望を抑えつつ出てきた大珍楼別館。
近くでお茶休憩でも・・・という声もあったが、週末の中華街はむちゃくちゃな人混みで、グループが四散分裂しかねない。

「ん〜じゃあ・・・」
「いっちまいますか・・・!」

と、タクシー分乗、一路目指すは『華隆餐館』!!

そう、メダカ嬢といぬわんクンは、前回「壁への挑戦」のみで終わり、ここにくるものが皆食べては随喜の涙を流す(・・・オオゲサ・・・)「刀削麺」をまだ食べていないのだ。

観光客あふれる健全な中華街から、紅い灯〜青い灯〜な怪しげエリアへ。
広東から四川へ。
横浜って、結構すごいところだなと思う。

時は6時10分前。
頃合もよい・・・はずなのに・・・

「ヲイッ!」
「やってない〜」
「いやあん」
「あーーっ!!!」
「わんわんがるるるる」
「昼間は営業しておりましたなぁ」
「・・・・・・」

などなどと店の前で皆叫び狂ったり、うずくまったり、冷静に報告を行ったりしたした後、
とりあえず各種顔の跡を、暗い店内と我らを隔てる無情なガラス戸にベタベタとくっつける。

教訓。
この店の営業時間は、とってもいいかげんです。
行く前に必ず確認しましょう。

そして、とぼとぼと歩きだす。
メダカ嬢など、悲嘆にくれた表情で肩をがっくりと落としている。

「カラオケでも行って、時間つぶす?」
「ん〜」
「んにゃあ」
「・・・・・・」
「うわん、わん(なんとなく尻尾を振る)」
「まあそれでもよろしいですがなぁ」
「そうだなあ」

なんか、みんないまいち「カラオケ気分」ではないのだった。

そこで、流石の某氏がキラリと目を輝かせて言った。

「ここはひょっとして『延明支店』が・・・」
「近いっ!」
「わー!」
「ワンワンワンワンワン(尻尾を振りちぎる)」

と、いうわけで突入。

延明 支店
最寄駅:関内 / 伊勢佐木長者町
料理:北京料理 / ホルモン焼き
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


そう、ランチではじめた集まりだが、そのまま夕食になだれ込んでいるのだ。
もっというと、広東からタクシーで四川に突入したが、いきなり進路を変えて、中国という
広大な国を斜めにぶった切る状態で、朝鮮国境あたりに行ってしまうのだ。
しかも、徒歩5分で。

おそるべし、ブルーライト・ヨコハマ!

ここ『延明支店』は、伊勢佐木モールの裏手にあるのだが、日ノ出町の本店よりも広くて
テーブルも大きい。
日ノ出町の店のこじんまりした雰囲気、ワタシは個人的に好きなのではあるが、
4人以上ならば支店のほうがゆったりできてよろしい。
出てくる料理は基本的に同じだし。
奥の方には10人くらいは座れる卓が二つ並んだスペースもあるので、宴会も可能。
ご参考までに。

*注:以前5名の某宴会で、日ノ出町の本店に突入してしまったことがありますが・・・あれは単に、ワタシが方向音痴でいまいちタクシーでどう行くかよく分かんなかったからです・・・スミマセン・・・。

さあて、バンメシだ!
というわけで、アレコレとオーダーしてみる。
小人数だとなかなか手のでない「壁もの」もイケる。

お料理などは、メダカ嬢のステキな画像をどうぞ。

http://hitorimeshi.blog67.fc2.com/blog-entry-201.html

豚の背骨2豚の背骨肉
以前あげたこのような、ワタシのケチ臭い写真では
どうもイメージが湧かなかったようで、
出てきた瞬間いぬわんクンが
「なんじゃあ、こりゃあ!」と在りし日の松田勇作ばりの驚きの声を上げる。

全員に使い捨てビニール手袋が支給され、全員野生に戻ってウッホウッホと骨にかぶりつくのであった。
旨いし、楽しい。

朝鮮と国境を接する街の料理だけあって「スンデ」のようなものもある。
豚の血と米や肉を腸に詰めた、要するに腸詰だが、ここのは生臭さが薄くて大変旨い。
残ったのを持って帰りたかったが、忘れてしまった。
スンデしまったこととはいえ、残念なのである。

水餃子はやる気満々な旨さ。
ここの水餃子、厨房にやる気があるときとないときで、茹で具合や皮の輝き加減が違うのだけれど、この日はピカピカ。

羊串もその他料理も、相変わらず旨い。
そして、店内の日本人占有率が、相も変わらず限りなく低い。

入り口の怪しさ、入りにくさは、わざと日本人を遠ざけるためであろうか・・・と勘繰りたくなるが、笑顔でこまめに接客してくれるお兄さんの様子を見ると、そういうことでもないらしい。

生ビール380円をゴボゴボ流しこむうちに、sociton氏登場。
さすが周到に、このテンションを見越して事前に飲んできた様子ではある。

ふと卓の端を見ると、乙さんがマッコリをグバグバと飲んでいる。
調子が上がってきたようである。

いぬわんクンは酔って全身真っ赤になって、丁度いい具合に「赤犬」と化しているので、
厨房に曳いていって狗肉湯に・・・と思わないでもなかったが、湯にフィラリアが浮いている様子はぞっとしないからやめておくことにした。

メダカ嬢は「刀削麺」の時の気落ちした表情は吹っ飛んで、満面の笑顔。

ひとしきり盛り上がって「帰宅組」と「入毛組」に、ちょうどよく半分ずつ分かれた。

いぬわんクンは女性陣をひき連れて駅に向かう。
後姿に「シャチョー、ツイカリョウキン、ゴマンエンナリマース!」とひと声かけた・・・気持ちになって(心は通じているはずだ)、残る4名は入毛る(にゅうもる)べく、
粛々と野毛方面に歩みを進めたのであった。

(つづく)

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しかし、よく食いましたわ・・・


 スンデです。

 マッコリもあります。ここで買うとワンパック(1リットル)520円。


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December 06, 2006

いぬわん君フィラリア罹患を祝う会(激闘12時間うだら飲み乱れ喰い) 第一部

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食


アミーゴのいぬわんクンが「フィラリア罹患のため」ブログをお休みしてしまった。

いつ更新しているのかさっぱりワカランが、どうも日付をみると更新しているらしいヒコーキのブログだの、う●こネタ満載の変態ブログ(?)だの(リンクしていただいているの・・・まあ、口から入ったものは・・・ということなのかしら)は、継続しているところを見ると、フィラリアはそういう部分には影響しないらしい。
妖怪には妖怪なりの真実があるようだ(?)。

まあ、理由はなんであれ、そういえばしばらく大珍楼別館にも行ってないからイクベ、
ということになった。
口実があれば、なんだっていいんである。

「でも『華隆餐館』にも生きたいわんワンワン!」と主張するので、大珍ではブレーキを踏みながらちょこまかと食べて、華隆で〆るという、言ってみれば広東から四川へタクシーで突入するという、さすがはヨコハマなプランニング(?)となった。

集合時間は当初午後二時だった。
でも、途中で二時半になった。
誰と誰にどういう情報が行ってるかわからなくなってきたし、まあいいや、二時も二時半も似たようなもんだわい、と突然エジプト人モードにはいってそのままにしておいた。
でも、ワタシは二時ちょうどに店に出向いた。
早く来たもんが、より多く飲み喰いできるから・・・じゃなくて(決して決してそうではなくって!)、幹事責任というやつである。
あくまで責任感ゆえなのだ。
ワタシはやはり、清く正しい日本人なのである。

出向くと、メダカ嬢が一人、正しく背筋を伸ばしてニコニコと、しかしちょびっと所在なげに座っていた。
ゴメンゴメン、と、まあとりあえず始めてしまうことにする。

ここだけは、毎度お馴染みどーでもいい写真あり。
だって、デジカメが壊れてしまったのである。
スイッチ入れても動かない、ということは、故障だ。
しょうがないですね。

南区の某氏のデジカメ西区の某氏のパソコンに続く悲劇だ。
誰か変な呪術をかけて火の回りを踊っている人は、やめてください!

え、デジカメ持ってたの??とか、言わないように。
某知人がどこかでもらったものを、ホイと気前よく下さったのだ。
ちなみに二台目だ。
一台目は、なんと昔の職場の社員新年会で見事引き当てた二等賞だった。

皮つきローストまあまあ、じゃあひとつ・・・と一品目。
皮つき豚のロースト。
外の皮はパリパリさくさく。
でも中の肉は脂が抜けてさっぱりしているのに、旨みがある。
シンプルだけど、こういうものが本当にこの店は美味い。


ま、滅多にここまで辿り着けないから、たまには後ろの点心のページから頼んでみよう!
と、二品オーダー。

豚バラトウチ蒸し骨つき豚の豆鼓蒸し。
骨の周りの脂に豆鼓が絡む。
ああ、脂って、ニクヅキ・ウマイ・・・!
自分の体にさえついてなければ、こんな素敵なものはないよ・・・。




モミジ鶏のモミジ、つまり、足のパーのとこ(?)。
柔らかく蒸しあげられた鶏のパー。
ちょっと濃い目で甘めだけれど、複雑な香辛料が・・・にゃあおう。



と、しているうちに、二時半はとうに過ぎ三時に近くなっている。

「まったく、どこの国のナニ人の宴会だよー!」と、責任感強い幹事は一応文句を呟いて、
「じゃ、次ナニいこかぁ〜!」と壁を舐めるように見る。

すると、三々五々集まり始めた。
こういう動物的嗅覚は強いメンバーなのだ。
まったく!

その後は、お写真なし。

詳しくは、メダカ嬢の美麗な画像をご堪能下さい(美味しそうだなあ)。

この日の例湯は、甘いちょっと薬膳風な香りの一品。
実は前夜、ちょいと深酒をしていたワタシ。
五臓六腑にじんわり沁みるよう。

この日の逸品は、なんと言っても「鰻の梅肉ソース蒸し」と「イカの葱和え」。
イカは、鮮度も処理もいい上に、ちょうどよい火加減で茹でられている。
キュッと歯に吸いついてくる。
キュッ、きゃっ、くひひひひ〜。

鰻は「絶対にこれだと思う!」と、若干不満げないぬわんを退けて梅肉に。
煮込んだり、豆鼓であえたりも良いのだが、まあ実は別のときに別の面子と
「もう食べちゃってた」んである(たった今あかされる衝撃の真実なのだ、ははは)。

しかし、これは我ながら大当たりだったと思う。
「鰻と梅」なんて、日本では古典的な「いけない食べ合わせ」だというのに、
中華の世界では美味に転ずる。
鰻の脂を、手をかけてひとひねりした梅肉がキレイに中和してまるで不自然でない。
あ〜、鰻に恵まれてるな、この頃・・・と、一人ごちる。

スッポンは「臓物のスープ」と主張したのに、いぬわんにサッサと退けられる。
え〜〜!とよくよく考えてみたら、ヤツは既にひとりで来て食ってたんである(ちっ!)。

一勝一敗一分。
ワシらはいつも真剣勝負だぜ、アミーゴ。喰いもんのことだけは・・・。

ちなみに、一分けは「お茶碗のご飯一人半分ずつ配給」だ。
ここ、大珍楼別館では、タレまでがいちいち旨いので白ご飯をもらって掛けていただくと、これがまたウンメエのだ。
禁じ手だろうがなんだろうが、構うもんか。

さてこの間、テーブル横に二人ほどの男性が静かな迫力を持って立った・・・と思ったら、
一人の乙さんだった。

確か千葉に行くはずが、突然鎌倉に方向転換して、伊勢佐木町あたりを徘徊しているところを、本日の参加者でもあるseikoMTD氏から「さっさとくるように」とキビシク
命ぜられて「しかたがございませぬな」と、文語調におっとり刀でお出ましになったのであった。

「はじめまして、いぬわんさんですかな」
「あれ、頭、パンチじゃないじゃないですか」

という、よくわからん挨拶を「ワタシと」かわしてノッシとテーブルにつく。
初対面だから仕方がないよ(・・・っていうか・・・まあいいや)。

なにしろ、みーんなとっとと出来上がって、ヒャラヒャラほいほい状態の中、一人素面で
泰然自若としておられる。
髪形がちょっと違うにせよ、仏と思って拝もうかと思ったけれど、わたしゃ一応クリスチャンだったのを思い出してやめた。
気の小さいワタシは、横でドッカと巌の如く座する乙さんに圧倒される思いであった。

気付けば陽は落ちて、もう5時も過ぎた。
本当ならばここからさらにメシだ〜麺だ〜デザート喰いて〜〜などと騒ぎが起きるのだが、次なるミッションがまっている。

そう、華隆餐館。
ワシらはみんなで、広東(中華街)から四川(伊勢佐木長者町)に向かったのである。

でも・・・と、いま思う。
やっぱり大珍楼は「次のスペース」を気にしながら食べるといまひとつ楽しくないよ・・・。
どうせ喰うなら、大珍で始まり大珍で終わるべし(喰うのは。飲むのは別)。

ここはなんとなく、後でアミーゴいぬわんと意見が一致したのではあった。

しかも・・・しかもだ・・・!!

(どうせオチはわかってるにしても、第二部に続く)

ランキングバナー人気blogランキングへあの〜、すみません、たまにはポチッといってもらえると嬉しいんですが・・・


 クリスマスの仕込みはお済みですか〜?(安く買うなら今のうちだ)

 物量で行くなら・・・スペイン産五本8500円。


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August 30, 2006

大珍楼別館十人喰い大会!(いまさらですが)

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:昼食


夢だった。

この店に、友人と二人で行って、帰り道「ああ、あれがこれが・・・」と悶絶し、それならば四人で!!と突入してもまだなお「喰いへの悔い」が残って未練たらたら。

いっそのこと、十人集まって、壁に張り付いたメニューを指差して
「あそこの端からこっちの端まで、お願いね」とか言ってみたい!という妄想に近い夢想が生まれた。

これが実現するから、人間の喰い意地というのは恐ろしい。
ワタシはね「いく?」って、かるーくオトモダチやお知りあいに、お声かけしただけ。

三日で集まったよ。
みんな考えることは同じだね。

(すまんが以下は、敬称略で行きます)。

『犬喰い』いぬわん&ワタシは、すでに南区に棲息する某ジャニーさん(独身未婚女性関連コンタクトはない模様)が結びつけた「運命の中年中華アミーゴ」である。

しかし、あの歌って「例のヤツラ」に、どちらかがやられてしまう運命では・・と思ったら、いぬわんは「あれから、急速に三ヶ月経過した妊婦のような姿で現れた。
これは・・・場所が中華街だけに怪しい呪術でも使われたのか・・・?
だってあれは確か、ほんの一ヵ月半前なのに。

なぜ、そんなことになったのに、言わなかったんだ・・・?
と、涙をこらえて問うと「例湯のだしに使えるかも、と思って」と健気に答えた。
ワタシは、そんなヤツの健気さに泣く・・・暇もなく、店に入ったら全員が目をぎらぎらと燃え上がらせて「テメー、幹事のクセに遅刻しくさって」という視線を避けるため「食べたいもののイッキ読みあげ」に入らざるをえなかった。

おお、アミーゴ!

おおこのチャーシュー、炒めピーナツに、熱々タレかけ、みーんなで奪い合う〜(オ・イ・シ・イ!)

という、オープニングはサビが効いている(自己満足)。
一品目から全員「アリーマ、遅刻」という事実をきれいさっぱりと忘れたのだから、これでいいのだ。

チャーシューと言って、馬鹿にしてはいかん!
ここは違います。
二度目だが、つい二切れ食べちってい。

さすがはアミーゴ「ウナギが冬瓜がマテ貝が雷魚がゴーヤが香菜が例湯があれがこれがそれとそれと、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
と、壁メニューを片っ端から読み上げて狂乱状態の相方(ワタシですね)を抑えて、
冷静沈着にオーダーを粛々とすすめる。

女性は身籠ると強くなる、というが、いぬわんはオトコで、しかもたった二ヶ月足らずであんな出腹を抱えて、あれだけ場を・・・仕切り切れないのも無理はなかった。
食べものに自己主張の強い人間が十人集まったのだ。
フツーではすまない。
ワタシはおとなしく、食べたいものを呟くだけ・・・(と、記憶しています)。

でもまあ、激しくやかましい口論のもとに、オーダーが繰り出されていく。

みんな一生懸命写真を撮ってくれていたので、お料理詳細も併せ、映像はそっちをみてください。

http://hitorimeshi.blog67.fc2.com/blog-entry-95.html
http://hitorimeshi.blog67.fc2.com/
http://inu1.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_a785.html
http://sociton.exblog.jp/5575257/

大珍楼別館も再訪を重ね、あまりの美味さにパーになることを繰り返してるけれど・・・
だから、もうなんか以下食べてしまったメニューもあるけれど・・・
でも、食べてしまったから、もう外せないものが増えていくのです・・・。

今回は、レギュラーメニューから三分の一、残りは壁張り季節代わりメニューで、計20品ほど。こんなに食べてしまうと、なにがなんだかわからなくなりそうだけど、写真を見るといちいち味が思い出されて、苦しい・・・辛い・・・ああ、今日にでも走ってしまうかもしれない・・・。

でも、ここまで食べれば一応ランキングがいけます・・・。

1.ゴーヤのスープ
ゴーヤというと、苦味をいかに抜くか、そしてマイルドにするか、ということになりがちだけれど、いやまあ、一口啜って口半開き。

苦味をガンガン出してるのに、この爽やかさはなんざんしょうか??
ニガ美味い!!
これは壁メニューなので、消えぬうちに再訪したい!!

2.ウナギの豆鼓煮込み
ウナギのスープもよかったけれど、豆鼓との相性で、ワタシはこっちの勝ち!
「この〜〜N田岩がぁぁぁぁ〜〜〜!!!」と、下らぬ呪詛まではきながら堪能しました。

鰻がもうプリップリで、噛むとたまらぬ滋味深い脂がトロリン・・・。
単にぶつ切りにして、豆鼓なんかと炒め煮にした、というだけに見えるけれど、これが食べられれば、もう蒲焼などいらん・・・と一瞬なりとも思える。

3.例湯
ここの例湯は「ウマ」「特ウマ」「超ウマ」「激ウマ」・・・と、その日によりウマさかげんが違うんだけれど、今日のは今までで一番、と行ってよい出来・・・。
4人だと、ピチャピチャと冷めていく過程まで堪能できるのだけれど、本日は熱いのが二杯、というのは残念無念。
え、一人一杯しかまわらなかったって?
あら、全然気がつかなかったわー、そうだったんですかぁ。

月下美人と豚肉が、本日の具。
ワタシのためにあるようでございます(あ〜〜、石ぶつけるな〜〜!)。

その他も全部美味い。
間違いなく、全員がトランス状態に入って怪しい集団と化すほど美味い。

全員香菜の葉っぱを口の端から垂らしつつ、ゆらーゆらーと、騒いだ午後(?)。
それだけでも、楽しいのだよね。

しかし、紹興酒をちょいと飲みすぎた(大瓶6本)。
ここは、酒はあくまで脇役なので、程々にして後で飲みなおすのがよろしいかな、とは思った次第。

思いっきりサケサケ状態になった原因は・・・実はうちのオットなんですが・・・(スミマセン)。

おお、アミーゴ!
大珍楼別館は、やっぱり間違いなく凄い店だよ。

思い出すと、目が潤みます・・・。

追伸:
雷魚の清蒸は、大変美味かったが、本格海鮮なら他所もアリかなあ、とは、ちょいと思った。ちょっとだけ。


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それにしても、特になんの注文もつけないでこれだけ堪能できる店って、中華街に他にあるのかなあ・・・。


プーアル茶【緑印小沱茶2002年熟茶】10個
実は、ここのお料理にはお茶が一番あう気がします。
酒なしに飯のくえんワタシが、なぜかそう思うのは、ドウシテだろう? 

何度でも足を運びたくなるいい店好きな店―蕎麦・鮨・鰻・天ぷら・酒


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August 16, 2006

再び『大珍楼別館』・・・冬瓜だ〜うにゃ〜うにゃ〜

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:夕食


ここの料理には、なにかヤバイ中毒性のある薬草でも入っているのか、とにかく唐突に行きたくなってしまう。

行く前に「今日こそアレとコレとそれから・・・」とシミュレーションして行くが、ムダだ。
始終変わる壁メニューに、レギュラーメニューをみているうち、確実に理性を失ってしまうのだ。

今日はオットもつれて三名の予定が、高校野球見たさに家に居残り、ワタクシとオトモダチの女子二名となった。この店では厳しい人数だ。
だって、食いたいモノを相当厳選しなければいけないから…(泣)。

さて、今回のテーマは「冬瓜をもう一度」と「基本メニュー」。
特に、特に単品で頼もうと思うはずのない「チャーシュー」を、いっちょ頼んでみっか、と心に決めていたのだ。

前回食べた「冬瓜五目煮込み」にはいっていたチャーシューが、あまりに美味かったので、今回は単品オーダー!とコレは決めていた。

今回は、イ・ヌワン大珍奉行様を悔しがらせるべく、写真入りです・・・が、毎度のコトながらヘタレ携帯カメラなので、ご参考程度、で・・・。

本当は実況で携帯メールをドカスカ送りつけてやろう!と思っていたが、食べるのが忙しくてそんなイヤガラセをしている暇はなかった。
たぶん「丸玉食堂実況返し」が来て、日本の西と東で携帯電話というハイテク機器を用いた危険な内戦が勃発する危機をはらんでいた。
西は神戸の「消化器妖怪ベロリンワン」vs東は横浜の「アラブ帰りの消化器(あくまで他称)」と「四次元胃袋女子」の、ニ対一の熾烈な戦いである。

でも、美味は世界を平和にする。
写真は撮ったが、あまりに旨くてそんなことは念頭にも上らぬまま、ひたすら食べた。

チャーシュー前回食べた『冬瓜五目煮』にはいっていたチャーシューが、実になんとも美味かったので、もしやよもやと「チャーシュー」を単品注文。

なんと、しっかりと温められ、タレと香ばしく炒めた皮つきピーナッツを下に敷いて登場。

見事な三枚肉。
はっきりいって脂肪の塊だが「ニクヅキに旨いと書いて『脂』と読むのだ」と言うだれかの至言を思い出す(確か、よしながふみだ)。

イキナリ「おねーサン、香菜くださいっ!」と挙手し立ちあがるワタシ。
香菜と炒めたアーモンドをのっけて、タレに浸すと・・・初手から目が逝く。
そもそも香菜と肉の脂というのは、どうしてこんなに相性がいいんだろう?

茄子海老味噌次、茄子の海老味噌和え。

チャーシュー同様、特に壁にはってあるワケでもない、単なるレギュラーメニュー。
しかし、テーブルに置かれたとたん、類なき海老味噌の香がたちこめる。
二人はしばらく匂いだけで涎を流しておった。


「アリーマさん、食べましょうっ」
「おおっ!」

口にいれれば、瞬殺である。
旬の茄子が海老味噌の官能的なねっとり感を、爽やかに夏向けに柔らかく抱きしめているやうだ。

「んんん〜〜ん」
「いやぁぁ〜〜ん」
と、しばし旨さに悶える。
傍から見たらどうであるか、などという発想は、すでに消えうせている。
このヨロコビを全身で感じるには・・・と、もうそれだけだ。

例湯も登場。
ひとつ勘違いしてたが、どうやら「今月の例湯」は「冬瓜と鶏のスープ」だったのだ。
前回5分も悩むことはなく、どっちを頼もうが同じもんが出てきたのである。

でも、壷にとっぷりと入ってくる湯は、熱いうちはさっぱりと五臓六腑にしみ、ぬるくなるにつれ不可思議なほどに滋味と旨みを増していく。
酒のない人生など考えられないワタシだが、酒のかわりに例湯をチビチビ啜りながらお料理でいいぞ!と思う(イ・ヌワン様はよくご存知なので、写真なし)。

センマイこれもレギュラー・メニューの「センマイの葱生姜和え」。
タレがうまい。
山盛りてんこ盛りの葱の下に、センマイ。
その下は、シャキシャキのモヤシ。

まあ、最初の時ほどの感動はないにせよ、香菜をタレに浸したりして食べる。
美味しゅうございます!

ここの場合、タレがいちいち旨いので、とりあえず御飯やら香菜やらを横に置くと、一品が二度美味しくなる。茄子の海老味噌など、キャベツ千切りを別オーダーして、皿をキレイさっぱり拭ったらさぞや・・・と思ったが、他のものでトランス常態に入っているうちに皿は下げられていた。

意地汚いが、ここまでやるとお店の人も笑っている。

冬瓜あんかけスープがあまり「ドーンとトウガーン」な感じでなかったので、『冬瓜の蟹肉あんかけ』を追加。

濃厚ながらさっぱりと、しかし旨みが沁みる・・・なんて、月並みなことしか言えない自分が悲しい。

「夏はやっぱり冬瓜だねえ」
「冬瓜ですよねえ」

と、二人むせび泣きつつ遠くを見る(・・・ていうか、壁メニューに見落しがないか、若干残っている理性を駆使しているだけのことではある)。

二人ではしょせんこのくらいが限界ではあるのだが、やはり「御飯もの」はほしい!
と、いうわけで、『干し魚と広東風挽肉の炊き込みご飯』をオーダー。

炊き込みご飯1これがなんと、コンロにのって、こんな土鍋で登場する。

蓋を開けると、薄いハンバーグ状の「広東風挽肉」をメインに、諸々の具がのっている(写真なし。これだけで十分旨そうだった)。

運んできたお姉さんは、オモムロにコンロに火をつけ、醤油色のタレをザーッとかけまわし、全てをかき混ぜてから「チョットマッテクダサイ」といって立ち去るのだった。

炊き込みご飯2しばしの後、蓋を開けると、飴色の炊き込みご飯が出来上がっている。

「香菜もう一皿下さいっ!」と、立ち去ろうとするお姉さんに呼びかけると、振り向いてにっこり笑った(マッタクもう・・・と、呆れていた可能性もあるが、ここまで来ると全ては自分の都合のよいようにしか考えられない)。



炊き込みご飯3やっぱり香菜があう。
食べても食べても、いくらでも入って行くのが不可思議でさえある。
色は濃いが、意外にあっさりした味付けだ。





炊き込みご飯 おこげこういうのもので、楽しみなのは「おコゲ」の部分。

ああ、香ばしい・・・。
こげたものは発がん性があるとか何とかいうトリビアは、もうトリビア以下の枝葉末節である。
リビアだって最近は平和路線に向かっているから、いいんだわい。


そこまでにもちろん、チャーシューとそのタレは残してあった。
自分のお茶碗の底に、チャーシューを一切れとピーナツを入れ、あっため直しながら食べる。

やっぱり、ゴハン、香菜、ピーナツにチャーシューの組み合わせは、下世話だがスバラシイ。

かくして、また二人だけで馬鹿食いしてしまった。
でも、やっぱりここは二人では悲しい。

ああ、カエルがあった・・・。
豚バラ南乳揚げを食べ損なった。
海老が食べられなかった。
あ〜〜、今日こそ「マテ貝」と思ってたのにっ!!

あーだ、こうだっ・・・と、お腹をさすりながら未練たらたら。

四名・・・出来れば8名くらいでいきたい・・・。

25日夜か26日昼・・・と、予定はしているんですがね・・・。

尚、ここはなぜか決して並ばないが、夏休みという季節柄か6時ごろ混みはじめて、7時ごろはほぼ満席に近かった。
8時ごろには一段落していたけれど、20日までの午後通し営業中は夜10時で終わるらしいので、7時前後の場合はやはり予約が無難。

ただし、予約は4名様から。

え?
わたしたち??

5時過ぎにはいって、10時近くまで食い続けていました・・・。
こうなると、食事も格闘技に近くなる。

帰り道・・・

「アスファルトが、沈んでる〜」
「重いです〜」
「あ〜〜うまかった〜〜」
「おいしかった〜〜〜」
「くるし〜〜」
「くるしいですね〜〜〜〜〜」

という、すでに思考回路は遠くに負いやられた状態で、ちょいと腹ごなしに歩いたが、歩くのも辛くなって、飲みにいってしまったのであった。

「自堕落」という三文字が脳裏を掠めたが、あまり深く考えないことにした。


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カエルを食べたいのに、いつも忘れる。
でも今回は、イソップ童話の「空気を吸い過ぎてお腹がパァンと弾けてしまいました」のカエルをつい思い出してしまった。

そういう時、カエルを食べていたら、カエルのお腹がパァンとはじけて、カエルのホネが・・・とかつい考えたワタシは、単にトランス常態に入ってただけです。


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July 08, 2006

『大珍楼別館』で、胃の底抜ける「反省会」

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


先週の某食事会に関連し、緊急に真剣な反省会を行う必要性を痛感していた。

あれだけ世間の「食通」をうならせているらしい店を、相棒のいぬわん君と二人、
かなり辛らつにヤッてしまったのだ。
ブーじゃなくて「某」恰幅のよいハマのスター喰らいヤー氏に、なぜか強制的にコンビを
組まされ、はじめて会って、その翌日にやってしまったことである。

「ユーたちちょっと行って、レポートして」と、ジャニーさん、じゃなくて某氏に命ぜられた、
にわか結成ユニット「青春アミーゴ(中年中華街バージョン)」は、使命を果たし終え、その結果を顔を合わせてじっくり検討すべし、という結論に達したのだ。

「あれは、そういえば、片方が『例のやつら』に追われて死ぬんだったよな」
「なぶり殺しかな」
「八角責めとか」「逆立ち黄色例湯イッキ飲みとか」「XXXXXX(ピー)」
と、公には間違っても書けぬ下品なリンチまで想像していたわけだが、
どっちも誰にも追われず生きているから、まあ、生きてるうちに反省会なわけだ。

いや、いまや「大珍楼別館の帝王」とまで言われている(?)、いぬわん氏とあそこに行きたい人たちは山ほどいると思うのだが、申し訳ないけれど「反省点の客観性を重視」ということで、ユニット外の面子二名は「部外者」とした(ごめんね、行きたかった人は、また今度ね)。

「じゃあ、あと消化器二台手配しといてな」と、消化器妖怪ベム一号いぬわん君は言った。
そう、あの店できちんと反省するには、消化器系人類が「4台」は必要なのだ。

え?ゴタクはいらん?
いいわけすんな??

まあとにもかくにも、真剣な反省会である。

鶏のモミジ(足先)の煮込み甘酢漬け、例湯、センマイのネギあえ、海老の漁師揚げ、五杯鴨などなど、適当に人集めをすると「あ、私はそれはちょっと」と誰かが言い出しそうなラインナップで反省を行う。

今日は全員が皿が出るたびパチパチと拍手し、無言になり、目が逝き、イミなくひゃあひゃあと笑い・・・やはりここは人選が肝心な店だと痛感する。

香菜ちょうだい、とお姉さんにいったら、にこっと笑って皿盛り出てきた。
この香菜を齧りながら、別の味のコンビネーションを・・・う〜う〜う〜。

「お〜い、アリーマ、目がイッとんで〜」と、いぬわん君は言うが、アンタだってさっきから妙な奇声を発し続けてるだろうが。
サービスのお姉さんは、くすくす笑っているのである。

どの一品をとっても、手抜きのない、丁寧に下ごしらえをした上にきちんと調理し、絶妙の味のコンビネーションを絡み合わせたものばかりだ。

料理の映像と詳細は、いぬわん君の記事を併せてご参照。

例湯など、熱いうちもうまかったが、冷め切ったあともまだ美味い。

出汁をとった、百合根や人参、トウモロコシといった野菜も別皿で出てくるけど、
出汁とった後で、ナゼにこげに甘味や旨みがたっぷりなのか〜〜!!と、目が潤む。

「鴨の五杯酢」など、テリテリと輝いた「お姿」は、もう食う前にすでに合掌ものである。
で「うひゃーーーー、こりゃまたーーー、美味そう〜〜〜〜!!」と、トランス状態で合掌しつつ合唱するのだ。
まるで怪しいカルト集団のようである(かなり誇張があります。真に受けないで下さい)。

正直言って、ワタシはこの中華の「酢の物系(酢豚とか)」は、嫌いともいわないが
特別に好きでもない。
酢の匂いが鼻につんときて、なんだか「熱い酢の物」を食べてるような
中途半端な感じがするのだ。
でも、この「五杯鴨」は、酢の尖りを絶妙のカウンターで旨みと甘味に昇華させている
・・・とかナントカもうどうでもいいわい、嗚呼!

「アリーマ、目がイッとんで」
「アンタは奇声を上げるな」
同席者はトランス状態・・・まあ、最初っから最後までこの繰り返しでしたな。

もうここまできたら、ワタシのフィジカルな飲食許容量をオーバーしているので、
到底チャーハンだ麺だ、などという気分になどなれないが「大珍奉行」は許さず。

「干し魚のチャーハンと、麺類を喰わずに帰るなど反省にもナニもならんっ!」
とは言わなかったが、残り三台の「ひ〜、お奉行さまぁ〜」という声を無視し、
決然とオーダー敢行。

この麺とチャーハンが・・・嗚呼、なぜまだ食える?!と思いつつ止まらない。
特に干し魚のチャーハン。微妙な塩気と、ぱらっとしてるがきれいにまわった脂。
鹹魚の歯ざわり。
申し訳ありませんでした、お奉行さま〜、と、重度のトランス状態に堕ちてゆく。

食事が美味で、しかも食卓の全員が気持ちをひとつにしたとき、美味は倍化される。
一人二人でじっくり、もよいが、この店はやっぱりこんな風に行きたい。

ところで、話変わるが、ここの接客がよくない、という声をたまに聞く。
確かに、愛想過剰に店員が盛り上げてくれたりはしないが、料理の出し方もタイミングも確実だし、皿は適宜きちんと下げるが、その前に「下げていいですか?」と聞いてくれる。
ここの卓の連中は、タレまで舐める、という状況を把握しているのである。
確かに表情豊かではないが、たまにふっと出るシャイな笑顔はクールだがキュートだ。

店主にお愛想をいい、どうでもいい薀蓄をきかされたりしなくていい。
別に皿を投げられたり、態度の悪いネェちゃんにあれだこれだと指図されたりすることもない。

一般メニューも間違いはないが、しょっちゅう変わる季節の壁メニューは要チェック。「あれはなに?」ときくと、きちんと説明してくれる。

必要十分以上の接客だ。
それ以上、何を求めるのか?

確かに日本語が流暢とはいいがたいから、そういう意味でお皿を運ぶので精一杯なスタッフもいるかもしれない。でも、少なくとも、失礼だったりいい加減だったりはしない。

「無愛想」と「無礼」は違うのだ。

そしてこの店は、いつ行っても特別な事前のオーダーをしなくても、確実にオイシさで顔がほころぶものが出てくる。
一品一品の味付けや調理法が実に丁寧なので、品数が多くても食べ飽きしない。

この店は、でも、明らかに好き嫌いはあるとは思う。
だから「あそこはどうも・・・」という人がいても驚かないし、それはそれで良いと思う。
でも私にとっては、パラダイスのような店だ。
それだけだ。

ちなみにこの日は、胃の底が抜けるほど食べて、しっかり飲んで、一人4000円だった。

星は4→5へ。
文句のつけようがない。

え?
厳しい反省の結果??

「大珍楼別館は、頭がパーになって胃の底が抜けるほどうまいよなあ」
以上である。

繰り返す。
この日の料金はお一人様4000円。
これだけ喰って飲んで、4000円!
嗚呼、なんという店なのだろう・・・。

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地元っじゃ、まっけーしっらーずぅ〜・・・て、地元じゃないんで・・・。
アミーゴいぬわんは、月六回も大珍通いの癖に「都民」です。
引っ越すならばね、いい不動産屋さんをいつでも紹介するから
(ヤツは揺れている。ぐらぐら)。


横浜中華街殺人事件
なんちゃって無関連書籍再び。

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