安兵衛

February 03, 2007

吉田町『焼き鳥 安兵衛』 普通に和める焼き鳥屋

焼き鳥 安兵衛
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 馬車道
料理:居酒屋 / 焼き鳥 / 串焼き
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:デート


吉田町というのはなんだか不思議なところだ。
もともと横浜の人間でないワタシにすると、なんだか野毛の延長のような気分なのだが、
エリア的には独立している。
伊勢佐木町ともつながっているようでいて、空気感がどこか違う(混じっているけど)。
実は「横浜のモンマルトルを目指す!」という理念(?)もあったりするそうだ。

HPもあって(こちらをどうぞ)、こうしてこの区画だけ改めて眺めていると、確かにモンマルトルかどうかは別として独特の空気はあるかなあと思う。
ちなみに、ワタシの食生活になくてはならぬコテイベーカリーも、先代は吉田町で修行をされたとやら(こちら参照)。

と、しみじみした様子だが、この日はなんのこたない、焼き鳥食べに行ったのである。
焼き鳥は好きだけれど、何故かそうしょっちゅうは出かけないので、この『安兵衛』に寄るのも年数回程度。
野毛辺りは、焼き鳥事情はかなり充実しているので、よい店が山ほどあるのだが、
たまに出かけるとなると慣れたところに足が向く。
この店だと串に刺した肉ばかり食べ続けなくても、他の肴も色々あるので長居しやすい。
煮込みも旨い。
今日つき合わせたオットは、一人で抱え込んでオカワリしていた。
おいおい。
ついでに三丁めの冷奴を頼もうとするので、豆腐サラダにさせた。
こらこら。

もちろん焼き鳥だって旨い。
もっと旨いところが・・・と言われれば、まあそうかもしれないなあと思うけれど、
ここのトマト巻きなどを、プシュ、アチチなどとやっていると和むのだ。
季節外れだろうが構うものか。
トマトに鶏が巻いてあって、噛むと汁が飛び出す。

なにより、ここのカウンターが好きだ。
単に肌があう、ということなのだろうけれど、妙に落ち着く。
家族経営で、つかず離れずのんびりした接客も気ぜわしくない。
けれど、決して空いているわけではなくて、いつも結構混んでいる。
活気はあるけれど、ぎゃあぎゃあうるさいリーマンの3〜4名などは不思議といないのだ。

それにしても、スーツのオトコが三名以上寄り集まると、どうして独特のフシギな
テンションになるのかね、と思う。
なにしろ声がでかくて話が丸聞こえだし、その話がこれまた判で押したようにオンナジ
「XX君がドウシタ」「OO部長がナンダ」「いやいやキミは素晴らしいな」的な、
オバサンのご近所井戸端会議の社会人版だ。
あくまで三人以上のときに限る。二人だとお静か。老若問わず。
これをワタシは勝手に「サンリーの法則」と呼んでいるけど、別に何の足しにも
なりません、ハイ。

お勘定をして出るとき、ご主人に「強いんですね」と言われた。
「ん?」と思ったら、ビール数本のあと焼酎のボトルが空いていた。
夫婦二人で、特にテンションの高い会話をするわけでもないのに、いつの間にか
腰を落ち着けてしっかり飲んでいたらしい。

この軒の低い一角も再開発の魔の手が迫っていて、どうもそう遠くない将来に移転か、
という話だ。
たまにしか行かないくせに、こういう話を聞くとたいそう寂しい。


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冬の焼き鳥はやっぱりいいなあ。






arima0831 at 10:04|PermalinkComments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック