毛血旺

November 02, 2006

ついに!『華隆餐館』〜突如「壁」への挑戦!〜

華隆餐館
最寄駅:日ノ出町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:四川料理 / 担々麺
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


さて、野毛『庄兵衛』で念願の「初入毛」を果たしたいぬわん氏、主賓でありながら遅れてきたので、美味しいところは全て同席者に貪り食われてしまったあと。

「牡蠣味噌・・・」
「おしまい」
「バラ葱」
「それもおしまい」

・・・と、あれもこれも9時かそこらでほぼ売り切れ御免状態で、若干気落ちしたかと思えば「ツギッ、次はっ?!」と目が異様な光に燃えている。
そういえば、いままで「周辺部」はうろついたが、毎度野毛の手前であえなく終電を迎えていたのだったっけね。

さて、それではどこに・・・相談しよう、じゃあ行こう・・・と、勘定をしてタクシーで、
いとも簡単に野毛を出てしまった。

目指すはそう『華隆餐館』である。
はっきり言って、こういう面子でも突然揃わなければ不可能な「壁への挑戦」が可能なことに気付いたのである。
突然と言おうか、事前確信犯的に、と言おうか、なんとなく、といおうか、わんわんわん、といおうか、まあ各人各様の思惑(?)はありながらも、よぉし、いっちまえということになったわけだ。

このへんの以心伝心ぶりは、素晴らしいものがある。
まるで犬猫の群れのよう。

「壁」とは即ち「壁メニュー」。

壁この様にこちらあちらで話題になった『毛血旺』はじめとした、字面を見るからに真っ赤な炎が「オラオラオラ」と壁から挑発をかけてくるような「辛」で「辣」で「激」で「絶」なメニュー群・・・。

一人で一品だけタックルかけて、地道に食べてもツマランし、食べきれない。不肖ワタシとseikoMTD氏は「既に経験済み」なので、なおさら「壁への道連れ」が欲しかった。
ダレカいないかなあ・・・と思いながら、ユビを咥えて壁を眺めながら、地味に辛い麺だけを啜っていたのだ。

しかも、この「挑戦」は、空腹時は避けるが賢明である。
なにしろ「辛辣激絶」な代物、ヤワな並の日本人の胃袋ならば、それなりの防護壁を胃に張っておくに越したことはない。
いまや串焼きをザクザク食べたので、スタンバイはOKなのだ。ふふふ。

で、店の近くまで来ると、イヌは激しく興奮しはじめた。

「な、ななななんやぁぁぁ〜っ!」
「どおしたの?」
「ナンやぁこのニオイはぁ〜〜〜っ!!」
「???」
「ええニオイするわぁ、たまらんわぁ、ここどこやぁぁぁ〜!!」
「華隆餐館だよ」
「ここに行きたいぃぃーーー!」
「だから、ここにきたんだってば」

メダカ嬢も「わー、いい匂い!」と素直に嬉しそうだ。
そう、このヒト、実はこの四人の中では一番「辛辣激絶系エスニック」が得意なのだ。

極度の興奮状態に陥って混乱気味のイヌを曳いて、四人小さなテーブルに仲良く身を縮めて座り、壁をみる。
まあ、三品くらい頼んで、後は刀削麺でも・・・という心算で皆なめるように壁をみる。

毛血旺、麻婆豆腐、あとは・・・「鴨舌!」とワタシが我を張る。
「でなきゃ、空芯菜炒め!」

ナゼって、辛くないメニューが一個くらいないと、口の中が持たないからだ。
「大珍にもあるやんか」と、イヌは文句をいうが、ナンノカンノ騙してオーダー入れる。

「だってね、普通に食べたら激辛の『モツ冷菜』が、タダの箸安めになってしまうんですよ」
と、seikoMTD氏がイヌをなだめてくれる。

「辛い、辛くないアリマス。どっちいいですか?」
「辛くないほうで」

プラス、お茶碗一杯白ご飯。
なんか、フシギな一家の晩餐のような雰囲気(・・・違うか・・・)。

毛血旺を久しぶりに食べて驚いた。
味も具も、なんだかいい具合にこなれている。
前も美味しいと思ったけど、進化しているではないの。
しかも、掘ればザクザクでてくる豚の血豆腐、センマイ、ランチョンミート、そしてキャベツにモヤシ。

もちろん、忘れちゃいけない「香菜」の追加・・・このお店、黙っていると香菜抜きになり、言えば軽く一掴み入れてくれ、もっとぉもっとぉ!!と騒ぐと、思いっきり入れてくれる、というシステム(?)をとっているのだ。

麻婆豆腐も、血がたぎるようなルックス。
実に香気高い。でも、鼻一杯に吸い込むと、鼻水が出る。
辛いわね、こりゃ。わかっちゃいたけど。
一応「普通」でオーダーしてるんだけれどね。

それぞれをご飯にのせながら食べる。
辛いけど、辛さとスパイスが違う。
激辛二品が、まるで違う味わい。
もう、主治医がなんといおうが、あとでどうなろうが、知ったことではないわ、どうにでもして・・・と、紹興酒をがばがば飲んで辛さに拍車をかけながら、ワシワシいってしまう。

そして、鴨舌が予想外の美味さで驚く。
大珍楼別館のも美味しかったけれど、こっちの方が美味いかも。
・・・辛くない方って言うワリに、それなりに辛いような気がするけど・・・気のせいかしら。
でも、しっかりと箸やすめになる。

ここまで食べて、皆酔っ払いと化し、お腹もいっぱいで刀削麺まで辿り着けなかった。

それにしても、辛いわけだよね・・・だって、店先にあったのが・・・

とうがらしどぉーん!
みよ、抱えるほどの大袋入り唐辛子(10キロ米袋大)。
なんか壮観です。
思わず携帯カメラ向けたら、店のお兄さんが撮り易いように置き直してくれたんでした。
親切です。

とにかく結論。
「辛いものが多少食べられれば、アソコの『壁』は、美味い!」
ううむ。
ひとりで来て半分のこして、家で一晩置いたら、また味がなれて美味しくなりそう。
でも一人は厳しいなあ・・・やっぱり中華は、一人二人で食べるものじゃないのですよね。

店を出ると11時をまわっている。

「さー!どうする!!」と言ったらば、男性陣は「オウチに帰る」との由。
あら、そうなの・・・と、二人を見送って、メダカ嬢とワタシは次に向かったのだった。

(なんとなくだらだら続く)


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チャーハン、食べとうございました。
今日は牛肉刀削麺食べたいな〜、と一日思って過ごしました。
壁制覇を目指して、再挑戦を誓うワタシ・・・お医者さんがなんと言おうが知るものか。
(まあ、とにかく続くのですよ)



唐辛子(ホール・鷹の爪)/島根県産 250g一抱え分、これがドサッと店先にあったわけです・・・。

SEIKO MATSUDA 七歳きもの七五三聖子 七五三15点フルセット
SEIKO MATSUDA 七五三着物15点フルセット・・・あったんですね、seikoブランドの着物。
ちなみにピンクは軒並「在庫なし」。
こういうものを自分の娘に着せたいオトウサンなら・・・やっぱり絶対ピンクなんでしょうか、
seikoMTDサン・・・。


arima0831 at 00:02|PermalinkComments(20)TrackBack(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

May 18, 2006

伊勢佐木長者町『華隆餐館』〜辣!情け容赦ない本格四川をどうぞ!!

華隆餐館
最寄駅:日ノ出町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:四川料理 / 担々麺
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食

四川料理の店。
そう謳う店は多いが、ここはかなりディープだ。
まず、餃子だのスブタだのという「普通のメニュー」が、ほとんど無いに等しい。
 
ランチで利用。
牛肉刃削麺セット(漬物とライスつき)が650円。
辛さは調節してくれる(五段階ある)。
よくわからないので「普通」とオーダー。

実は私は若干アトピーとアレルギーの気があって、このごろ季節の変わり目なので「酒、刺激物などは控えるように」と主治医に言われてはいるのである。 

しかしオーダー後、暇つぶしに壁に貼られた料理名を眺めていたら「毛血旺」なるものを発見してしまった。毛血旺

おもわず「これはなに?」とたずねると、サービスの中国人の女性が料理前の実物を見せてくれた。
豚の血を固めたものらしい。
センマイも入れる、という。
 
もつフェチの私は、つい「それください!」と口走るが、
「ランチセットと一緒じゃ、食べきれないよ」と調理場の男性が忠告してくれる。
 
「でも、あまったら持って帰ります?」と、先ほどの女性が言ってくれて、
頼むことになった。
この際だから(?)ビールも頼む。
 
刃削麺は、スープの旨みと麺の食感に辛味がうまく絡んで、たいそうおいしい。
しかも柔らかくよく煮込んだ牛肉がごろごろ入っていて、結構なボリューム。
スープがご飯にも合うので、ついご飯まで食べてしまう。

そこで例の「毛血旺」登場。
思わず内心軽く引く。
毛血旺2家庭用のガラスのサラダボール状の容器(直径30センチ近く)に、たっぷりの油が張られて、その中に先ほどの二点、もやしなどの野菜と、なぜかランチョンミートの薄切りが、ごっそりと溢れ出しそうに入っている。
量としては二人分でも多い感じ・・・。

 
そして、辛い。情け容赦なく辛い。
そういえばこの店の壁に貼ってあるメニューは大半中国語だが、
やたらと「辣」という文字が目立つ。
私は本来、辛いものが嫌いではないけど、特段得意というわけでもない。
そしてこの料理、試しにサラダボールから目立つ唐辛子だけつまみ出してみたら、ほとんど軽く一掴み位になった。
もちろん、辛味は一種類ではなく、胡椒、山椒etcも入っている。
 
そもそも油の色合いからして「おらおらおら!」と、燃え上がるように赤い。
そして、熱した油であるから当然熱く、これが一層辛味と香味を際立たせる一品である。
 
結局4分の一ほど食べたところで、お腹もいっぱいなので白旗を揚げ、お持ち帰りにした。
味がなれたところで御飯にかけたらおいしそうではある。
 
先ほどの女性が、びっくりするほど丁寧に丁寧に汁物用の容器に入れて包んでくれた。
ちなみに彼女は、言っちゃ悪いが中華料理店の中国人女性店員とは全く思えないほど、優しい可愛らしい親切な子で、「特殊な趣味」がゼロの私であっても、彼女があれこれ気を使って微笑んでくれるだけで味が一割がた良くなるような気がしてくるから、サービスというのは不思議なものだ。
 
常連の中国人客が目立つ。
なかなかいい店だ。
 
特に辛いものマニアには、たまらないところだろう。
そうでなくても、基本的な味はしっかりしているから、苦手な人は素直にそう申告すればよいと思う。

でも、家を出る時は「某恰幅の良い有名グルマン氏」が紹介していた、ベトナム料理屋を目指していたのだ。
さっぱりとヘルシーに、くどくないものをいただきましょう、と思ったわけだ。
で、行き着いたら「定休日」だった。

そこで携帯を取り出して近隣の店を探したらここになった次第。
実は私の携帯は、フォルダーに「飲食店・横浜」というのがあって、気になる店は片っ端からここに飛ばしてあるのだ。
 
夜、若干からだが痒かったのは、あくまで自業自得である。
決して誰のせいでもない。

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arima0831 at 11:36|PermalinkComments(24)TrackBack(6)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote