洋食

February 23, 2008

関内洋食『ポニー』 〜ナポリタン・ハンバーグで故人を偲ぶ〜

歯医者に最近通っている。
もんのすごぉく苦手な場所なので、30分も口を開けた後には全身グッタリふら〜ふら〜と、怪しげに揺れる目の虚ろな人と化して出てくる。
三歳のころ、怖くて泣いたら黒い鬼のよーな顔のヲヤジ歯医者に怒鳴られて、よけい泣いたら「出てけ!」となって母がかんかんに怒ったことがあるのだけれど、情けないことにそのときのトラウマが解消できてないらしいのである。

ちょいと気分治しに、ふら〜ふら〜ゆら〜とKIKUYAへ向かう。
ちょうど3時半ごろだから、少しは空いているはず・・・と・・・

「今日はソース終了のため閉店」ということなのだった。
最近テレビに出たおかげで、相当混んでいるらしい。
まあ、お店の人気が出るのは良いことだ。

実は最近亡くなった知人とここでたまに遅いランチなどしたこともあって、故人を偲ぶよすがに・・・などと湿っぽいことも考えていたのだが、まあよかろ。

ゆらゆらが治まってきたし、その人に連れて行ってもらった店に足を向けることにした。悲しみを越えて、なんちゃって空腹も限界だぞ。
急ぎ足で馬車道へ・・・

ポニー
最寄駅:桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:西洋料理一般 / 洋食 / オムライス
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


知人とはこのところ交遊が途絶えていたのだが、以前はよく一緒に遅いランチに出かけたものだった。
ポニーもそんなきっかけで教えてもらった店だ。

ナポハンいわゆる「ナポハン」こと
ナポリタン・ハンバーグ。
知人はナポリタンが好きだった。
正直ワタシは「ケチャップ味」が
どうもいまひとつ・・・なのだが
知人が食べているのを一口もらって
ついでにもう一口勝手に食べた。
結構うまかった。

ここのハンバーグは久しぶり。
絶品ハンバーグ!!というものでもないが、なんとなく安心する味だ。
ソースがいい味を出していて、これだけご飯にかけて食べたくなる。
しかし、結構な量のナポリタンがついているのでライス追加は暴挙。
まあ、また次回だな。

ナポリタンはしっかりとケチャップ味。
あのとき知人が食べていたナポリタンは、どうも違う味だったような気がするのだが、まあたぶん気のせいだろう。

わるいけどさあ、ワタシはやっぱりナポリタンてダメみたいだなあ・・・と、多少湿った気分でぼやいてみる。
まったく故人を偲びに来てまだ文句を言うかね・・・と、我ながらちょっと呆れたが、たぶん前に座っていたらこんな会話になったのだろうなあという気もするな。


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心から冥福を祈りつつ。



ナポリタン (小学館文庫)

手軽に文庫で出てます。

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November 13, 2007

海岸通『スカンディヤ』が、実はステキな店だった 〜25年越しの思い込みを反省する〜

最近さっぱり海外に出ていない。
そろそろどこかに行きたいねえ・・・

ん、そういえば・・・?!と、有効期限を確かめたら、もう数日後だ。
大いに焦る。
パスポートは有効期限を過ぎると、申請に戸籍抄本が必要になるらしいのだ。
有効期間中ならば古いのを持っていけばすむ。

しかも我が戸籍は未だに東京は荻窪に置きっぱなし。
また鰻を食べに遠征するのも良いがちょっと面倒くさい。

パスポートセンターに、有効期限最終日の夕方駆け込む。
なにか言われるかと思ったが、おや?という顔をされただけですんだ。
やれやれ。

さて、この日はランチを食べそこねていたので、遅めのランチといおうか早めの夕食といおうか、微妙な時間帯。
外に出てぼんやりと道を渡ったら、この店が現れた。

スカンディヤ
最寄駅:日本大通り
料理:スカンジナビア料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


学生時代からこの店は、一度入ってみようか、どうしようか、なんだか高そうだからやめておこう・・・云々と、建物を眺めるだけで通り過ぎていた。
確かに貧乏学生の懐感覚にすれば「高級店」なのは間違いない。
ああ、昨日のことのようだな、と一応言ってみる・・・ふん。

横浜住まいになってからも、この思い込みはそのまま時が過ぎた。
こんないかにも観光客のヨロコビそうな店、高くて不味いに決まってるじゃないか、という妙な確信とともに「絶対入らない店」に入っていた。
第一、北欧料理なんて、考えただけで不味そうだわいのワイ。

でも、そういえばここでなんだか褒めていたっけな、と思い出す。
お腹も空いた。

表の看板入り口のメニューをよくよく見ると
ランチ1300円とある。
・・・やっぱり高級だ。
下にひっそり書いてある
レトロなフレーズがいい味を出してる

・・・と、ディナーのほうをよく見たら

「16時以降 1365円」

ということなのであった。
一番安いセットとはいえ、内容は同じらしい。
ハンバーグステーキ、仔牛のクリームシチューなど、洋食スタンダード系でなかなかそそられるメニュー構成・・・


子牛のカツレツピラフ






結局窓際に座って仔牛のカツレツを頼んでいた。
見たところは地味なのだけれど、手抜きなしで丁寧に作ってある。
トマトソースもカツレツの下のフェットチーネも、パラリと本格欧風なピラフも、なかなか美味しい。

グラスの白ワインをチビチビ啜りながら外を眺める。
静かで落ち着いた店内は心和む。
落ち着いた椅子にテーブル。
老舗らしい雰囲気。
なかなかステキです。
いままでスミマセンでした、と、こっそり謝ってみる。


食後のコーヒー紙のランチョンマットやコースターは
なかなかデザインがかわいい。
食後の飲み物はマグカップ。
老舗らしい落ち着いた雰囲気の店なので
こんなカジュアルさは洒落ている。


コーヒーはお替り自由。
すぐ目と鼻の先にある、しょうもないファミレスと大差ない値段だがなあ。

二階のレストランは高級らしいが、一階の店は結構使い道がありそうだ。
他に食べてみたいメニューもいろいろ。

やっぱり人間、偏見を持っちゃいけないのである。
なんとなく反省しながら家路についた。


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しかし、16時を境にした65円の価格差は謎だ。


ヴァイキングの暮らしと文化


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September 09, 2007

馬車道『ポニー』のメンチカツライス!〜哀愁の蜆汁が肝に沁みるのだ〜

ポニー
最寄駅:桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:西洋料理一般 / 洋食 / オムライス
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


長期入院していた、ウチのパソ子が無事生還。
ぱちぱち。
パソなし生活で、いかに自分の生活がパソコンに頼っていたか痛感し、ついでに肩こりも
やっぱこりゃパソコンのせいだね、と改めて反省した次第。
よりによって超未電化ウルトラメカダメ星人のワタシがこのようになるのだから
おそるべし、世界IT革命・・・!

ちょっとしたことで「パソコンないから調べらんないし〜」とつい言い訳したら、
こちらは同じ血を引く姉妹とは到底思えんスーパーメカゴンな妹に
「タウンページみなよっ!」と叱られたりしてね。
タウンページ・・・どこにあるのかわかんないの。
パソコンあるから、いいやと思って

・・・こういう状況を、まさに「堕落」というんだろな。

でも、世間の「ネットカフェ」なるところが、いかにおぞましいところか実体験したのは
別に嬉しくも無いが貴重な経験だったかもしれない。。
あんなところで生活してたら、人間ダメになる。芯から腐れる。まちがいない。
どんな一見コギレイ風なところでも「人腐れオーラ」のごとき一種の腐臭が漂ってる。
意外に神経質だったか、ワタシ?!

一生もう二度と行くもんか!と9月の陽射しにユルい誓いを入れてみる。
うにゃ。ああ、秋ですね。


ポニー秋だから、というわけでもなく
相変わらず昭和の香りがただよう『ポニー』。
たまになんとなく足が向いて
がたつく古いテーブルで
なんとなくまったり落ち着いてみる。
ウマイマズイの店ではないのだなあ、ここは。


メンチカツライスウマイマズイではない、といいつつ
ここのメンチカツライスは相変わらずだ。
サクサクの衣を裂くと、ジュワァと肉汁。
実は一番好きなメニューだ。
写真じゃうまそうに見えないだろうが。
でもうまいのだよ。

某作家氏のご贔屓はエビフライだそうな。
ワタシは揚げ物がそれほど好きではないけれど、ここのフライ系は美味しくいただける。
このメンチカツライスが引っ込んで牡蠣フライが現れると、秋がなんとなく終わってる。


味噌汁50円プラスで蜆の味噌汁。
そう、このいかにも薄そうな汁の底には
蜆がひっそり沈んでいるのだ。
ずずず、と味噌汁を啜ると
「ハイ頑張ってね」と
背中を押されるような気分になります。


古くて真面目なお店には、実にいい空気が流れていて気持ちよい。
ネカフェで被った「腐れ感」などは、キレイサッパリ一掃してくれる。

でも、なんで『ポニー』という名前なのかなあ、と午後の馬車道でふと考えた。
なぜだろう?
なんとなく??


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自宅のパソコンは、やはり使いやすいのでした。
よく帰ってきたね、パソ子・・・。



乗用、だそうです。かわいい。お子様にいかが?

ヨコハマ洋食文化事始め


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May 12, 2007

『KIKUYA CAFE』の新作レッドカレーがうまい!

KIKUYA CAFE
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:洋食 / シチュー / 欧風カレー / オムライス / カレー・カレーライス
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


このごろちっともKIKUYAに行けない。
近所だというのに、毎日閉店後の店の前を歩きすぎるこの空しさよ・・・。
「あそこは、平日午後三時過ぎにいけば空いてるんですよ」とか言い放っていた
当時の自分が憎いのである(・・・それもほんの一ヶ月ちょっと前まで・・・)。
うぉ〜ん。うぉ〜ん。

そのようなある日、読者の某様ときたら、KIKUYAの新作レッドカレーが
「めっちゃ旨かったんですー!まかったんですーかったんですーですーすー・・・」と
木霊がココロを揺らすようなコメントをっ・・・!!

この響きの余波で、某月某日仕事が早く終わったな・・・と思って、次の瞬間気がついたら
KIKUYAの片隅に座っている自分がいた。
食欲型浮遊物体か、ワタシは?!

KIKUYAレッドカレー皿がテーブルに近づくと、
ココナッツミルクとタイ風スパイスが
なんともいい感じでふんわり香る。
見た目も大事だけれど、こういう風に
「鼻から攻められる」と本当に食欲って盛り上がる!
しばし皿を前に、フフ〜ン、フ〜ンと鼻をヒクヒク。

ただの異常者だな。
あ〜あ。

野菜もいろいろ。
アスパラにジャガイモにシシトウなどなど。
この日は「ポークカレー」だったが、分厚い大きなポークが一枚丸ごと入っていて嬉しい。
ほろほろとスプーンで切れるが、グズグズになっていない。
角切りではなくて、一枚ドカンと入っているところがステキだな。
お約束のトッピング卵は、ご飯に載せてしまう。

結構辛いが、食欲のでる辛さ。
実は「洋食店でタイ風カレー?」とちょっと不思議で、今ひとつ手が出なかったのだが
本格タイカレーでなくとも、これならば十二分に「あり!」だ。
ワタシがタイ料理にそう詳しくないせいもあるのだろうが(好きだけど)、イメージにある
「タイ風なスパイシーさと味わい」が、いい具合にKIKUYA風となじんで、大変ウマイぞ。

このごろダイエットを心がけているので、ご飯を三分の一ほど残した。
ふと隣の席の女性グループに目をやったら、なぜか出てくるライスは初めからワタシの
半分くらいの量なのだった・・・。

ワタシの食欲、どうも誤解されているな・・・。


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ダイエットのイメージトレーニング中(・・・実行しろよ!)。



こういうのを買ったらどうか、とオットに具申申し上げたところ却下され・・・(泣)。

「読む」だけダイエット―心理学の先生が教える

買っちまいました・・・(文庫だし)。

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こんなのをケース買いするか・・・(効くのかなあ)。メタボ予防、だそうです。


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November 12, 2006

伊勢佐木町『横浜亭』 刀削麺に裏切られた日

横浜亭
最寄駅:関内 / 伊勢佐木長者町
料理:ハンバーグ / シチュー / 洋食
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


ここのところ『華隆餐館』の記事があちこちで、まるで順繰りのようにあがる。
どうもここの料理は、怪しいヤクでも入っているのか(漢方系?)、なんとなくクセに
なっている。
だから、人の書いた記事を読むと、つい「明日は刀削麺でもたべるかなあ」などと思うのだ。
ここはランチが三時までで、比較的遅めなのも有り難い。

空はまさに秋晴れ。
早足で歩くと軽く汗ばむくらい。
「カッリュウサンカ〜ンのトーショーメェ〜ン」とか、意味不明の鼻歌まで出る。
喰うぞ喰うぞ、るんるん。

どうせ三時までは時間があるからと、途中ふらふら寄り道しながら店に辿り着くと・・・

「今日は6時から開店です」と、無情な張り紙が!

「え〜〜〜〜〜!! ん〜なぁ、ばかなぁぁぁぁ〜〜〜!!!」と萎える気持ちを
なだめるように、未練たらしくいじましく、ガラスに顔を貼り付けて中を覗いたりしても、
単に不審者じみてくるだけ・・・
伊勢佐木町界隈で昼間から不審者扱いされるのはいやなので、渋々歩き出す。


三時前でも二時半は過ぎているから、他所はほとんどやってない。
「じゃあ『ポニー』でカキフライでも・・・」と、気持ちを切り替え、関内に向かう。
でも、裏切られたような気分は抜けきらない。

そのようにフラフラしていたら、以前から見かけていた『横浜亭』のそばを通りかかった。
なんとなく近づくと、ランチ営業が4時まで。
「今日のBランチ ハンバーグとクリームコロッケ」

無節操に即反応する自分が悲しい。
「もうクリームコロッケは諦めた」とか、言っていませんでしたかね・・・。
いや、まあ、お腹も空いたし、ははははは、と理性のツブヤキを笑って軽くスルーする自分。

どうも心理的に「ランチ時に地下の店に入る」って、微妙に抵抗があるけれど(お店は
地下一階)、店内がゆったり広いから圧迫感はない。
「お好きなところにどうぞぉ」と、声をかけてくれるオバサマも感じよい。
「昨日の店」は、ランチ終了も間近な時間で空いているのに、わざわざ二組入っている間のテーブルにワタシを詰め込んだのだ。
大したことではないのだけど、こういう小さなことでちょっと差がついてくるなあ。

Bランチは850円。
ご飯食べ放題、サラダに味噌汁と冷たい飲み物がついて、クリームコロッケとハンバーグの盛り合わせ。

「ハンバーグステーキ」が店の前のメニューに全面的に押し出されていたのを、前から横目でみていたんだけれど、注文してからテーブルにあるメニューをしげしげと
眺めていて、この店の場合「和牛ハンバーグステーキ」(160gから大きさも選べる)と
単なる「ハンバーグ」は「違うもの」らしい、と気付く。

うにゃ?・・・と思っていたら、盛りあわせ登場。
ハンバーグは和風洋食によくある柔らかタイプ。
好きな人は好きだと思うんだけど・・・いわゆる「肉ニクしいタイプ」ではないのだった。
いや、決して悪くはないんですけれどね・・・。

横に乗ってる「クリームコロッケ」は、食べ始めは単なるコロッケかと思ったが、
どうもやっぱりクリームコロッケだった。
かなりコロッケなクリーム(?)
・・・いいんだよ、もう諦めているのだから・・・(しくしく)。

まあそんなわけでワタシ的には「普通」だったけれど、ご飯は食べ放題だしボリュームは結構ある。好みによっては当たりかもしれない。

この類の「大食いさんいらっしゃい系」のメニューを出す店にしては、食堂よりは
レストランの雰囲気で、テーブルも広いから落ち着いて食事できるのは良いかも。
夕食もそんなに値段が跳ね上がるわけじゃなさそうだし、和牛ハンバーグも気になるから、また来てもいいかなあ。

レストラン、と言っても、テレビで「はぐれ刑事純情派」の再放送が流れていたりして、
それはそれでいい味出してます。

教訓。
お食事は、計画的に。

振られたり裏切られたりして、ヤケクソ状態にならないよう、事前にちゃんと考えませう。

わかっているんですけれどね。
わかってるんですよ・・・。

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でもその後『華隆餐館』の厨房にいる、いつもの茶髪イケ面クンがどうも不在らしいのが、
ちょっと気にかかるのではあります。




 いっそ取り寄せるか・・・。

コロッケのうた

スーパーでお馴染みのヤツです(「たこ焼きのうた」もあるんですと)


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July 22, 2006

洋食屋『ポニー』馬車道 笑顔のポークソテー

ポニー
最寄駅:桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:西洋料理一般 / 洋食 / オムライス
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


ぶらぶらと雨の馬車道、昼下がり。
なんとなくいい匂いのする、古びた食堂あり。

古びているはずで、開店は1955年とやら。
実に洋食屋さんというか、古きよき「食堂」の佇まい。
作家の島田荘司氏は、ここのエビフライがお気に入りなのだとやら。

でも、揚げ物にはどうも食指動かず、ポークソテーをいただく。
厚みのあるポークに、甘酸っぱいソースがいいコンビネーション。
たかがポークソテー、されどポークソテー。
洋食の定番だけれど、意外に「おいしいなあ」と思えるポークソテーって少ないと思う。
見たところ完全に「B級」なイメージなんだけど、ナイフをさっくり入れて口に運ぶと、不思議にほっとする味付けと歯ざわり。
ほんわかと笑顔になるワタシは、数日前に六本木ヒルズで、腹立ちのあまりビルの壁を蹴りつけていた、般若ヅラのオバハンとは別人なのでした(嘘です。ビル蹴ったりしてません。そんな気すらも起きなかったし・・・そもそも温厚なワタシはビルなんか蹴りません、と、自分に言い訳する自分)。

付けあわせはキャベツ千切りにマカロニサラダ。
こういう「食堂」なところが、妙に心和むのはナゼ?
 
美食を求めて、というところではないけれど、なんだか落ち着くお店。
午後通しの営業、というのが、ランチタイムの不規則なワタシにはありがたい。

土日のみのオムライス、というのに興味そそられるなあ・・・。

しかし・・・ほんまサンの記事を事前に読んでいれば、ハンバーグにしたのに〜!
と泣いてももう遅い。

また行こうっと!


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ところで、六本木ヒルズって、どこ行くにもグシャグシャ上ったり下りたりしなきゃいけないから「ヒルズ」というのか・・・という、大変当たり前なことにふと思い至ったワタシ(食い物のウラミは、しつこく怖い)。

最後のディナー


御手洗潔のメロディ

島田荘司の本。

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July 10, 2006

洋食『コトブキ』伊勢佐木町 地味にさりげなく24時間営業・・・

コトブキ
最寄駅:日ノ出町 / 黄金町 / 阪東橋
料理:洋食 / ステーキ / ハンバーグ / オムライス / 欧風カレー
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


看板にいわく「街のレストラン コトブキ」
実に見事に、看板に偽りがない。

前はもっと「定食屋」な雰囲気だったそうだが、日劇そばから伊勢佐木モール沿いに移転。でも、庶民的な空気はしっかりとある。
 
オススメ、ということで、ポークソテーを食べた。
確かに脂身まで美味しい。
ソースはうっすら甘くて醤油の隠し味。
このソース、ご飯にあうので、ついソテーのお皿にご飯を投入。
 
連れのカレーライスは、なんとも懐かしい「ライスカレー味」だ。
学校の給食を思い出すが、たまにはこういうのもいいなあ。
でも、粉っぽくもなく、舌にねばつきもしない。

実に普通の「ライスカレー」だけど、逆に最近珍しいよ、こういうの。
 
お味噌汁つき、というのが家庭的でいい感じ。
この日は蜆。肝臓にいいね。

値段は定食750円から。

ここまでは「街によくある普通の洋食屋さん」だ。

・・・しかし・・・

なんとこの店は「24時間営業」で、しかも値段はずっと同じなのである。
近所のヒトには、ありがたいお店に違いない。

て、いうか、ご近所に一軒、あって欲しい。
是非ともあって欲しい。
KIKUYAの閉店に間に合わなかったときに、行く。
紅葉坂の『キラク』のランチタイムが過ぎた時にいける。

もっとウチに近ければいいんですけど・・・それは贅沢ですね・・・。 


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あ、誰か都民が石を投げようとしているっ!

ここはアラブ仕込みの「自動投石倍返し」かっ?!
(↑そんなものはありません。120%冗談です。真に受けないで下さい)。


ヨコハマ洋食文化事始め

ところで地元民は、有名な老舗に並ばないんです・・・老舗もいいですが、同レベルの洋食は山ほどあります。


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June 28, 2006

絶品スペアリブ!『西洋料理 たじま』 嗚呼、豚の砦な一日!!

西洋料理 たじま
最寄駅:黄金町 / 南太田 / 井土ヶ谷 / 石川町 / 山手
料理:洋食 / ステーキ / ハンバーグ / スペアリブ / 西洋料理一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


土曜日に、山ほど羊肉を食べた。
脳みそに未練は残るが、まあ当分羊はいいや。

で、なんかの弾みで『豚』というキーワードが意識上に上がる・・・

「スペアリブが食べたいっ!!」

と、某所にて叫んだら「それならここだねえ」と。
 
一見普通の、こじんまりした洋食屋さんです。
 
ランチは750円ですが、あえて1500円のスペアリブをオーダー。
一緒に「海の幸と野菜のミックスサラダ」も。
一人前850円、二人前1050円。かなりボリュームもあり。
 
このサラダが、プリプリのえびにホタテにイカなどなど、惜しげなく入ってて、ちょっと豪勢。ついつい白ワイン一杯。
 
そして、もんのすごいボリュームで、お皿山盛りのスペアリブ登場!
「わっ!」と、オドロキと喜びの叫びが上がります。
 
いい感じに美しく照り輝くスペアリブ。
いかにも美味そうに、熱い湯気を立てる骨付きの肉!!

問答無用でかぶりつくと、手が熱いっ!
でも手で骨しゃぶるこの快感よ!

ぐわしぐわしっ!と齧りついていると、幸福感がこみあげてきます。
白ワインお代わり!
このスペアリブには、赤よりフルーティーな白が合います。
 
お店は実にわかりにくいところにあるのですが、聞けばTVで雑誌で、結構有名なお店なのだそうで・・・だから皆さん、きっとご存知ですよね。
 
気さくなご主人と、明るくて優しい奥さんがステキです。
 
他にも、ハンバーグ、グラタン・・・などなど、アレコレいろいろ。

問題は、場所です。
自分でもどうして辿り着けたか、謎・・・。

でも、桜木町からバス一本で行けることは行けるんですよ・・・。

しかし「豚の砦構築」は、同じ日にまだ続くのでした・・・。


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続くと言うからには、まだこのあとに続くのです。




豚料理大全―究極の伝統食と創作料理が一冊で学べる


ミニブタの医・食・住


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June 13, 2006

洋食「キラク」 紅葉坂に開店(元伊勢佐木町)

レストラン キラク ヨコハマ
最寄駅:日ノ出町 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:洋食
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円?3,000円
用途:昼食


先代から60年続いた、伊勢佐木町のお店が移転。
上記は二月いっぱいで閉店しています。
 
4月半ば、紅葉坂に新規開店。
kiraku新住所は以下:
 
 横浜市西区宮崎町48ー7 オクトメゾン桜木町1F
 Tel.045-261-6619
 
 以前金港亭というレストランのあったところ。
 紅葉坂をあがって、ホテル開洋亭の手前辺り。

春先からずっと気になっていたのだけれど、なんとなく入りそびれていたワタシ。
元々が『金港亭』という、高級にして知る人ぞ知るフレンチ。
一度行こう、と思っているうちに閉店していたのが、突然「キラク」という、どこかで聞いたような名前のお店が開店。

マンションの階段をちょっと登るし、中が見えないだけに、ちょっと入りにくい。
けれど、外で値段を見た限りじゃ、やや高い気はするけれど、一度はいってもいいか・・・という印象。

なんといっても「ハンバーグステーキセット1500円」。
そう、まだ相変わらずくすぶってたんです「ハンバーグ愛」。
 
さてこの1500円のハンバーグセット。
前菜二種、ハンバーグにデザートとコーヒーつき。
前菜は「黒米のリゾット」と「穴子ときゅうりの湯葉巻き」の盛り合わせ。
リゾットは、ケーキ型にして、パルメジアーノをかけて表面かりっと焼いたもの。
香ばしくて美味しい。
 
ハンバーグステーキも、外はかりっと中はジューシー。
界隈の洋食で、ハンバーグは一番美味しいかもしれない。
「ハンバーグ!!」が始まったら、ここに来るべし、とひそかに思う。
ああ、やっと行き所を見つけてくれたかい、ウンもう大丈夫みたい、と
和やかに会話する自分と自分。
 
デザートの種類豊富。
お勧めのラムレーズンのアイスクリームにする。
アイスクリームも美味しいけど、添え物のメレンゲ風ビスキュイがさっくりふんわり。
いい感じ。
スイートなほうはあんまり・・・なワタシだが(キャラでない、食志向)、
何人かで来て、デザートつつきあうのも、いいかもね。
 
1500円のランチ、というとちょっと高い気はするけど、CPは非常によいです。
あの前菜にデザートとコーヒーつきなら、十分過ぎるくらい。
 
ランチのメインは、炭火焼ハンバーグステーキ、カニクリームコロッケ、ロールキャベツさっぱりトマトソースから選べる。
う、ロールキャベツか・・・カニクリームコロッケ・・・。
またきそうですね、これは。
 
何しろ周りに何もなく、高級住宅地ですらなく、人通り自体が少ないうえに、前身は金港亭という穴場的な高級店だったので、集客にはかなり苦労しそうだけれど、清潔感のある上品な店内に、ソフトで丁寧だが気取らない接客。14席とこじんまりしているけれど、開放感があって落ち着く。
きっと時間をかけてファンを増やすことでしょう。
 
それに、紅葉坂のあたりは、食事には到底行く気になれない「ホテル開洋亭」以外「落ち着いたレストラン」がないに等しいので、接待や記念日などに活用できるし。

洋食、といいながら、気取らないフレンチの上品さもあります。

しかしそれにしても、なんだってこのよーなところに・・・?
と、たずねて見たら、この5年ほどの伊勢佐木町あたりは、落ち着いて洋食を、
というお客さん向けで無くなってしまったからだそうです。
落ち着いて、静かにお食事のできる新天地を求めた、と。

是非がんばってファンを増やして欲しいと思う次第。

繰り返します。
見たとこ入りづらいけど、中はステキよ。

尚、夜の予算は5000円〜。
ランチは大変オトクです。

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伊勢佐木町の「キラク」、行ってみたいと思ってたら、あっちから来てくれたわ・・・


ヨコハマ洋食文化事始め


初代総料理長サリー・ワイル


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June 01, 2006

『KIKUYA CAFE』にて、ある日の会話

KIKUYA CAFE
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:洋食 / シチュー / 欧風カレー
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食


マスターとの会話。

「ところで、どうしてモーニングやってるんですか?」
「だって、うちは喫茶店ですから」
「午後、通しで営業するの、大変でしょう」
「でも、うちは喫茶店ですから」

淡々と、マスターはそういった。

この「スーパー喫茶店」は、いつ行っても心和む。

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絶品ビーフシチューを出す喫茶店・・・深いなあ・・・と、ワンクリック。


ちなみに拙著(翻訳だけですが)も装備していただいております。
表紙のモデルは私です(うそです)。
アート・オブ・フラ(日本語版)


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March 16, 2006

洋食キムラ

洋食キムラ
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町 / 関内 / 馬車道
料理:洋食 / 西洋料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


この数日「ハンバーグ食べたい!」とヤミクモに思い続けております。
理由なく何かが食べたくなることが良くあるんです。

日本にいて幸せなのは、比較的こういう欲望が満たしやすいことでしょうか。

で、かの有名店『キムラ』に。
セットでご飯とサラダがついて1200円ちょっと。
ランチセットにはちょっと高い気はするけれど、己の欲望の前には少々の経済観念くらいはあっさりと消え失せる節操ないワタクシ(・・・レベル低いなあ・・・)。

デミグラス・ソースと目玉焼きと、ハンバーグと、全部混ぜと・・・と、どうやってもご飯にものすごく合います。
これは、スプーンがいる。
スプーンでグッチャグッチャしながら食べたい!

確かにおいしかったんだけど、私のイメージしているのは、カリッと焦げ目がついて、サクッとナイフを入れると汁気たっぷりで、ちょっと肉があら引きな感じのやつなのであります。

ようするに、うちの母が昔いつも作ってくれたやつ!
いくつだあんたは?! 42歳だ、文句あるか!!
と、自分同士で喧嘩をしてもむなしい。

自慢じゃないけど、世界で一番美味いのは、うちの母の手料理だと思っている私には、男性が「お袋の味」を求める気持ちが完全に理解できます。

母の洋食関係の絶品といえば、双璧はこのハンバーグとスパゲッティ・ミートソース。
後者はモノにして、実は内心「ハハを超えたぞ」とすら思っているんだけれど、うちの連れ合いは基本的に肉が苦手なので、ハンバーグというレパートリーだけは考えてなかった。

そして、自分で作ってでも食べたい料理もあるけれど、ことこの『ハンバーグ』に関してだけは、他人が調理してくれたのを座った待って食べて「わーい、おいしー」と、言いたい。
駄目な女だと笑ってください。

でも、よく思うんだけど、毎日ご飯を作っていると「何がおいしいって他の人が作ってくれたものが一番おいしい!」と思うようになります。
本当です。
男性は既婚の女性に聞いてみてください。

尚、話変わって、先日『センターグリル』のハンバーグが「フレッシュネスバーガーより落ちる」などといってしまいましたが、昨日フレッシュネスバーガーに行って、単なる思い込みだったことが判明。
あれの汁気は、単にかかってるソースです。
いや、結構好きなんですけど。
食べづらいのと、食べたあとあっちこっちベタベタする状態は、もう少し改善できないだろうか?
これは私の食べ方がいけないのであろうか。
あのお店は、店舗にも寄るけれど、お茶系などのドリンクも充実していて、割合と落ち着いて本を読んだりできるので、好きです。
まあ、普通に喫茶店にいって食事してコーヒー飲んだのと、結局大差ない値段になるんですけどね。

とにかく、センターグリルのハンバーグが負けることはないです(圧勝、とは言いがたいが)。

ハンバーグ行脚はこのようにして、しばらく続きそう。

おかーさーん、週末行くから、ハンバーグ作ってよー。


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arima0831 at 17:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック