福建料理
December 26, 2007
石川町『味香園』ふたたび 〜イヌ、まっしぐら!イヌ、おおよろこび!〜
味香園
最寄駅:関内 / 石川町
料理:四川料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食
クリスマスイブだのイブイブだのと、いぬわん言うところの「アホーリーな」世間が浮かれだす、その十日余り前の冷え込む夜のことであったろうか・・・?
ちょいと早めの「お散歩おさめ」兼、普通に静かな忘年会をやった。
宴会翌朝、都内城南ゼロメートル地帯にある駅のトイレでブタニクチャーハンを孕んだ餃子がぴゃあぴゃあ鳴いたりするようなナンセンスとは、まったくもって無縁な「今年の反省会」である。
この店、この怒涛の忘年会シーズン真っ只中で、客は我々だけらしい。
隙間風が若干吹き込む店内でビールを頼んで震えていたら、四つ足バウンドしながらイヌ登場・・・
「ステキや〜ん!ステキなお店やんけぇ〜!!」
いきなり鼻をくんくんしているイヌ。
良い匂いがするらしい。
この佇まいを「ステキ」と思い
見たらすぐに入りたくなる・・・
そういう者たちのメンタリティーについて
考察したくなるが・・・
メンドクサイからやめた。
ウラウラ、喰うどクウド!!
前回ちょっと塩気が強かったので「控えめに」と一応お願いする。
オーダー数分で出てくる空芯菜炒め。
前回同様完璧なのだ。
盛りも十分。
ばうばうと尻尾をブッチギリで振りちぎり
イヌ、おおよろこびである。
こういう青菜系の炒め物がうまいと、なぜこうもココロおどるのかなあ。
ふんにゃあ。
いきなりイキますか?
そこからイキますか?!
もちろんカキオコもとい
「海蠣煎餅」は外せるはずがないっ!
イヌ、ばうばうとオーダーする。
ワタシはまあ、二度目だし、と・・・喰って驚いた・・・。
前回もウマイと思ったけど、今回はもっとウマ〜〜イ!
けっこう難しい料理だったりするのかね?
小粒な福建牡蠣のふっくらした食感と香り。
今回はもっと厚みがあって、ふんわりシットリとパワーアップしている。
ナニ混ぜてんのかよく知らんが、ナゼこげにウマイ?!
ふちに流し込んだような玉子は、どうでもいいように見えるのに、実はしっかり牡蠣のクセとうまい具合にからんでいる。
きゃあきゃあ。
豚肉の四川風水煮。
前回ここの料理人は四川出身ときいた。
一品くらい四川いってみるべし・・・
しっかりと麻辣効いたタレがいい。
牛より豚のほうが美味しい。
辛さは激烈ではないので、辛いモノ好きは「辛く!」とオーダーしたほうが良いかも。ワタシにはちょうど良かったが。
ブラックホール的胃袋つきの怪獣ではなく、ただのイヌ妖怪同伴の今宵。
そろそろ胃袋のキャパをじっくり考える「オトナの時間」だ。
メニュー上、さつまいも団子はスープ仕立て。
前回食べたが、これはやはり外せない。
しかし「牡蠣のスープ」も食べたいったら食べたいよう、とダダるワタシ。
ダダダダダダーーー、の勢いで牡蠣のスープを頼み、オネエサンに「イモ団子を二個だけ蒸してくださいぃ〜」とダメモトでお願いしてみる・・・。
スープはサッパリしながら旨みもコクもある。
素麺入りで、食感にひとひねり入って楽しい。
やはり指先ほどの福建牡蠣が
底の方にたくさん沈んでいる。
しかし・・・
「筍絲(スェンスウ)」という発酵筍調味料は入れられないかと頼んだら
「とりあえずそれだけで食べてみて、欲しかったら入れるよ」と。
しばし上品なスープをいただき、次はやっぱり・・・とお願いする。
鉢を持って引っ込んだオネエサンが妙なる香りとともに戻ってきてくれた。
こういう発酵系の調味料って、本当に面白い。
上品でシンプルな湯が、一転してちょっと怪しいが複雑な味になる。
さて団子はといえば、
忘れたころにゴロゴロりんと出てきた。
前回は牡蠣やらの海鮮で今回は豚バラ入り。
中身がちょっと違うがコレも実に旨い。
ちょっとした拳ほどの大きさ。
中身はいろいろ変えられる料理なんですね。
スープが牡蠣だったし、出てくるまでにやけに時間がかかったから、厨房が気を使ってくれたのだろうか?
そんな配慮を知ってか知らずか、まず団子を割って半分食べたのち、残りの半分をジャブジャブと牡蠣のスープに入れてみるのだった。
うひひひひ。
実は前回食べた「福建風煮込み焼きそば」も・・・と思ったが、オナカイッパイで泣く泣く諦めた。
ここはやっぱり、四人くらいはいると良いかも。
この日は、たまたまか?
店内がらがらだった。
もっと流行っていい店だと思う。
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結局反省はなにもせずに終わった。来年旨いものを喰って考えようなあ。

昨今熊本名物で知られる「太平燕」も、元は福建料理だそうで。
アジア二都物語―シンガポールと香港
最寄駅:関内 / 石川町
料理:四川料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食
クリスマスイブだのイブイブだのと、いぬわん言うところの「アホーリーな」世間が浮かれだす、その十日余り前の冷え込む夜のことであったろうか・・・?
ちょいと早めの「お散歩おさめ」兼、普通に静かな忘年会をやった。
宴会翌朝、都内城南ゼロメートル地帯にある駅のトイレでブタニクチャーハンを孕んだ餃子がぴゃあぴゃあ鳴いたりするようなナンセンスとは、まったくもって無縁な「今年の反省会」である。
この店、この怒涛の忘年会シーズン真っ只中で、客は我々だけらしい。
隙間風が若干吹き込む店内でビールを頼んで震えていたら、四つ足バウンドしながらイヌ登場・・・
「ステキや〜ん!ステキなお店やんけぇ〜!!」
いきなり鼻をくんくんしているイヌ。
良い匂いがするらしい。

見たらすぐに入りたくなる・・・
そういう者たちのメンタリティーについて
考察したくなるが・・・
メンドクサイからやめた。
ウラウラ、喰うどクウド!!
前回ちょっと塩気が強かったので「控えめに」と一応お願いする。

前回同様完璧なのだ。
盛りも十分。
ばうばうと尻尾をブッチギリで振りちぎり
イヌ、おおよろこびである。
こういう青菜系の炒め物がうまいと、なぜこうもココロおどるのかなあ。
ふんにゃあ。

そこからイキますか?!
もちろんカキオコもとい
「海蠣煎餅」は外せるはずがないっ!
イヌ、ばうばうとオーダーする。
ワタシはまあ、二度目だし、と・・・喰って驚いた・・・。
前回もウマイと思ったけど、今回はもっとウマ〜〜イ!
けっこう難しい料理だったりするのかね?
小粒な福建牡蠣のふっくらした食感と香り。
今回はもっと厚みがあって、ふんわりシットリとパワーアップしている。
ナニ混ぜてんのかよく知らんが、ナゼこげにウマイ?!
ふちに流し込んだような玉子は、どうでもいいように見えるのに、実はしっかり牡蠣のクセとうまい具合にからんでいる。
きゃあきゃあ。

前回ここの料理人は四川出身ときいた。
一品くらい四川いってみるべし・・・
しっかりと麻辣効いたタレがいい。
牛より豚のほうが美味しい。
辛さは激烈ではないので、辛いモノ好きは「辛く!」とオーダーしたほうが良いかも。ワタシにはちょうど良かったが。
ブラックホール的胃袋つきの怪獣ではなく、ただのイヌ妖怪同伴の今宵。
そろそろ胃袋のキャパをじっくり考える「オトナの時間」だ。
メニュー上、さつまいも団子はスープ仕立て。
前回食べたが、これはやはり外せない。
しかし「牡蠣のスープ」も食べたいったら食べたいよう、とダダるワタシ。
ダダダダダダーーー、の勢いで牡蠣のスープを頼み、オネエサンに「イモ団子を二個だけ蒸してくださいぃ〜」とダメモトでお願いしてみる・・・。

素麺入りで、食感にひとひねり入って楽しい。
やはり指先ほどの福建牡蠣が
底の方にたくさん沈んでいる。
しかし・・・
「筍絲(スェンスウ)」という発酵筍調味料は入れられないかと頼んだら
「とりあえずそれだけで食べてみて、欲しかったら入れるよ」と。
しばし上品なスープをいただき、次はやっぱり・・・とお願いする。
鉢を持って引っ込んだオネエサンが妙なる香りとともに戻ってきてくれた。
こういう発酵系の調味料って、本当に面白い。
上品でシンプルな湯が、一転してちょっと怪しいが複雑な味になる。

忘れたころにゴロゴロりんと出てきた。
前回は牡蠣やらの海鮮で今回は豚バラ入り。
中身がちょっと違うがコレも実に旨い。
ちょっとした拳ほどの大きさ。
中身はいろいろ変えられる料理なんですね。
スープが牡蠣だったし、出てくるまでにやけに時間がかかったから、厨房が気を使ってくれたのだろうか?
そんな配慮を知ってか知らずか、まず団子を割って半分食べたのち、残りの半分をジャブジャブと牡蠣のスープに入れてみるのだった。
うひひひひ。
実は前回食べた「福建風煮込み焼きそば」も・・・と思ったが、オナカイッパイで泣く泣く諦めた。
ここはやっぱり、四人くらいはいると良いかも。
この日は、たまたまか?
店内がらがらだった。
もっと流行っていい店だと思う。

結局反省はなにもせずに終わった。来年旨いものを喰って考えようなあ。

昨今熊本名物で知られる「太平燕」も、元は福建料理だそうで。

December 03, 2007
福建牡蠣三昧@石川町『味香園』 〜そして不思議な筍絲=スェンスウの香り〜
味香園
最寄駅:関内 / 石川町
料理:四川料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食
『福満園』で心ときめいた『福建風牡蠣のお好み焼き』。
「お好み焼き」という和訳は、ちょっと罪作りかもしれない。
どちらかといえば韓国の「チヂミ」に近い。
それはさておき調べるほどに、この季節の福建牡蠣はなんとも旨そうだ。
と、こうしているうちに、中華街の反対側にあるこの店の存在を知った。
福満園の姉妹店らしい。
ちょうど週末で混みあう中華街に出かけるよりは、落ち着いて安上がりに食事ができそうな気がする。
オットにはすでに、現役時代の野村監督よろしく「牡蠣のお好み焼き」「カキオコ」「福建の牡蠣」「牡蠣かきカキ」「牡蠣料理」と、囁き戦術できれいに洗脳してある。
店の構えは、ちょっと間口広めの街中華だ。
中華街の賑わいはどこへやら、こちら側は人影もまばら。
まずは漬物。ビールのアテだ。
結構いい盛り具合で300円。
メニューを見ると
「ランチセット650円」とある。
しかも5種類ばかりある。
この日のセットには「蒸し鶏の胡麻和え」なんていうものもあった。
もっと近ければランチ利用したいところだ。
牡蠣の香味揚げ。
てんぷらもあったがこっちにしてみる。
小ぶりの牡蠣がスナック風に
からっと揚げてある。
ちょっと塩が強めだがビールに合う。


どかんと一山、空芯菜炒め!
「鉄分が強いから、置いとくと黒っぽくなります」とお姐さんが一言。
この店、福満園と違って日本語が通じてきちんと接客してもらえるのだ。
よく知らない料理を食べに行っているので、こういう人がいてくれると食事が楽しくなるね、とオットと二人ニコニコする。
この空芯菜は、炒め加減も味付けもぴったりいい感じ。
後に向けて期待が膨らむ。
ええと、左にあるのは・・・焼き小龍包。
いや、まあ、焼いてありますんで。
これってどこで食べても「ミニ肉まん」ですね。
そう思えばよろしい。
普通の小龍包を頼まなかっただけ、学習能力に向上が見られる
・・・と思いたい。
問題の(?)カキオコ。
先に書いたとおり「お好み焼き」という
日本語ネーミングには問題があると思う。
原語で「海蠣煎餅」といわれれば
はあ、なるほどと正しいイメージになる。
写真の通り、いわゆる中華の煎餅(ここのは玉子が主体)に牡蠣を潰してペースト状にしたものをたっぷり乗せて焼く。
潰してしまうので牡蠣の食感はないが、そのぶん旨みがたっぷり。
焼き小龍包用にもらった黒酢をつけて食べたら、また別の旨さが広がる。
邪道だろうが構うものか。
お姐さんオススメの福建風煮込み焼きそば。
ちょっとクリーム風のソースが入っている。
このうっすらクリーム系が
牡蠣やら貝やら海老やら魚やらに
しっかり入り込んで麺に絡む。
いわゆる中華の焼きそばと違うけれど、病み付きになりそうな味だ。
オットも「これ、ウマイよ、ウマイ!」とわふわふ喰っている。
この人がこうなるのは、余程気に入ったときだけなのだ。
どうもツボに入ったらしい。
ウマイのも確かだが、こういう「魚介味濃厚の乳脂系だが味わい軽め」という組み合わせは、我が家の味的にストライク、なんだろうか。
指先くらいのちっちゃい牡蠣が山ほど入っている。
こうしてみると福建牡蠣って本当に小さい。
白身魚と高菜のスープ。
この店のスープ系がウマイのはよくわかったが
上品な白身魚の出汁が出た上に
中国高菜のスッパショッパさが旨みをます。
ステキだあ。
「うま〜♪」と喜びにアドレナリン全開の男女が熱く視線を絡ませる。
ここで出る言葉は一つだ「まだ、喰える!」
またスープかい?!という気もするが
団子が面白そうだから頼んでしまった。
「蒸地瓜丸」というさつまいもの団子のスープ。
運ばれてくると、なんだか不思議な匂いが漂う。
「この匂いナニ?」と夫がクンクンする。
一瞬何か腐ったもののような匂いにも感じるが、これが明らかにスープから漂い出ているのである。
構わずスープをすすると、先のスープとはまたまるで違う味わいが広がっていた。
あの上品な淡白さもよかったが、この複雑で不思議な旨みは一体なんだろう?
お姐さんがふとやってきて「大丈夫ですか?」と聞いた。
この匂い、どうにもダメな人がいるから、ちょっと心配だったそうな。
この独特の発酵臭の正体は笋糸(又は筍絲=スェンスウ)という調味料。
タケノコを発酵させたものだそうだ。
タケノコをどうすればこうなるのか、謎は果てしないけれどもとりあえず食べるほうに専念することにした。
団子にはサツマイモの甘味はなくて、モッチリした歯応えだけが残る。
子供の握りこぶしくらいの大きな団子がゴロゴロと5つ。
団子を開くとこれまた楽しい。
モッチリした団子の中には
福建牡蠣やら福建海苔やら
海の幸の香り一杯なのだ。
これはクセになりそうだなあ。
福建海苔は「髮菜」という藻のような海草で、これも独特の香りと食感だ。
ここまでは「福建料理って美味しいけれど淡白な中華ね」と思っていたが、この一品でイメージが一気に変わった。
この日一番は最後のこの一品。
ぱちぱちぱち、と無意味に拍手してみる。
しかし・・・この団子はけっこうしっかりお腹にたまる感じ。
皮がムッチリみっちりと密なのだ。
「チャーハン・・・?」などというツブヤキは、あっさりと宙に消えた。
うう、オナカイッパイじゃあ。
お姐さんがニコヤカに
「サービスです」と出してくれた仙草のゼリー。
こういうデザートは本当に嬉しい。
おかげさまで胃が少し軽くなった。
ふう。漢方の不思議。
二人で紹興酒も一本飲んで、幸せ気分で帰宅→爆睡の午後だった。
この店、構えは普通の街中華だから、単に安い定食や麺飯ものだけ、なんていう普段使いも気楽にできそうでいい感じ。
午後通し営業なので使いやすいのもいいところ。
もうちょっと我が家に近いと言うことないのになあ・・・。
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あ〜、喰った喰った♪

仙草蜜。台湾の缶ジュースです。なんかおいしそうだな・・・。
オイスターブック (平凡社ライブラリー (227))
読めば必ず牡蠣が食べたくなる一冊。
静かな冬の夜に読みたい牡蠣にまつわるエッセイ集です。
最寄駅:関内 / 石川町
料理:四川料理
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食
『福満園』で心ときめいた『福建風牡蠣のお好み焼き』。
「お好み焼き」という和訳は、ちょっと罪作りかもしれない。
どちらかといえば韓国の「チヂミ」に近い。
それはさておき調べるほどに、この季節の福建牡蠣はなんとも旨そうだ。
と、こうしているうちに、中華街の反対側にあるこの店の存在を知った。
福満園の姉妹店らしい。
ちょうど週末で混みあう中華街に出かけるよりは、落ち着いて安上がりに食事ができそうな気がする。
オットにはすでに、現役時代の野村監督よろしく「牡蠣のお好み焼き」「カキオコ」「福建の牡蠣」「牡蠣かきカキ」「牡蠣料理」と、囁き戦術できれいに洗脳してある。
店の構えは、ちょっと間口広めの街中華だ。
中華街の賑わいはどこへやら、こちら側は人影もまばら。

結構いい盛り具合で300円。
メニューを見ると
「ランチセット650円」とある。
しかも5種類ばかりある。
この日のセットには「蒸し鶏の胡麻和え」なんていうものもあった。
もっと近ければランチ利用したいところだ。

てんぷらもあったがこっちにしてみる。
小ぶりの牡蠣がスナック風に
からっと揚げてある。
ちょっと塩が強めだがビールに合う。


どかんと一山、空芯菜炒め!
「鉄分が強いから、置いとくと黒っぽくなります」とお姐さんが一言。
この店、福満園と違って日本語が通じてきちんと接客してもらえるのだ。
よく知らない料理を食べに行っているので、こういう人がいてくれると食事が楽しくなるね、とオットと二人ニコニコする。
この空芯菜は、炒め加減も味付けもぴったりいい感じ。
後に向けて期待が膨らむ。
ええと、左にあるのは・・・焼き小龍包。
いや、まあ、焼いてありますんで。
これってどこで食べても「ミニ肉まん」ですね。
そう思えばよろしい。
普通の小龍包を頼まなかっただけ、学習能力に向上が見られる
・・・と思いたい。

先に書いたとおり「お好み焼き」という
日本語ネーミングには問題があると思う。
原語で「海蠣煎餅」といわれれば
はあ、なるほどと正しいイメージになる。
写真の通り、いわゆる中華の煎餅(ここのは玉子が主体)に牡蠣を潰してペースト状にしたものをたっぷり乗せて焼く。
潰してしまうので牡蠣の食感はないが、そのぶん旨みがたっぷり。
焼き小龍包用にもらった黒酢をつけて食べたら、また別の旨さが広がる。
邪道だろうが構うものか。

ちょっとクリーム風のソースが入っている。
このうっすらクリーム系が
牡蠣やら貝やら海老やら魚やらに
しっかり入り込んで麺に絡む。
いわゆる中華の焼きそばと違うけれど、病み付きになりそうな味だ。
オットも「これ、ウマイよ、ウマイ!」とわふわふ喰っている。
この人がこうなるのは、余程気に入ったときだけなのだ。
どうもツボに入ったらしい。
ウマイのも確かだが、こういう「魚介味濃厚の乳脂系だが味わい軽め」という組み合わせは、我が家の味的にストライク、なんだろうか。
指先くらいのちっちゃい牡蠣が山ほど入っている。
こうしてみると福建牡蠣って本当に小さい。

この店のスープ系がウマイのはよくわかったが
上品な白身魚の出汁が出た上に
中国高菜のスッパショッパさが旨みをます。
ステキだあ。
「うま〜♪」と喜びにアドレナリン全開の男女が熱く視線を絡ませる。
ここで出る言葉は一つだ「まだ、喰える!」

団子が面白そうだから頼んでしまった。
「蒸地瓜丸」というさつまいもの団子のスープ。
運ばれてくると、なんだか不思議な匂いが漂う。
「この匂いナニ?」と夫がクンクンする。
一瞬何か腐ったもののような匂いにも感じるが、これが明らかにスープから漂い出ているのである。
構わずスープをすすると、先のスープとはまたまるで違う味わいが広がっていた。
あの上品な淡白さもよかったが、この複雑で不思議な旨みは一体なんだろう?
お姐さんがふとやってきて「大丈夫ですか?」と聞いた。
この匂い、どうにもダメな人がいるから、ちょっと心配だったそうな。
この独特の発酵臭の正体は笋糸(又は筍絲=スェンスウ)という調味料。
タケノコを発酵させたものだそうだ。
タケノコをどうすればこうなるのか、謎は果てしないけれどもとりあえず食べるほうに専念することにした。
団子にはサツマイモの甘味はなくて、モッチリした歯応えだけが残る。
子供の握りこぶしくらいの大きな団子がゴロゴロと5つ。

モッチリした団子の中には
福建牡蠣やら福建海苔やら
海の幸の香り一杯なのだ。
これはクセになりそうだなあ。
福建海苔は「髮菜」という藻のような海草で、これも独特の香りと食感だ。
ここまでは「福建料理って美味しいけれど淡白な中華ね」と思っていたが、この一品でイメージが一気に変わった。
この日一番は最後のこの一品。
ぱちぱちぱち、と無意味に拍手してみる。
しかし・・・この団子はけっこうしっかりお腹にたまる感じ。
皮がムッチリみっちりと密なのだ。
「チャーハン・・・?」などというツブヤキは、あっさりと宙に消えた。
うう、オナカイッパイじゃあ。

「サービスです」と出してくれた仙草のゼリー。
こういうデザートは本当に嬉しい。
おかげさまで胃が少し軽くなった。
ふう。漢方の不思議。
二人で紹興酒も一本飲んで、幸せ気分で帰宅→爆睡の午後だった。
この店、構えは普通の街中華だから、単に安い定食や麺飯ものだけ、なんていう普段使いも気楽にできそうでいい感じ。
午後通し営業なので使いやすいのもいいところ。
もうちょっと我が家に近いと言うことないのになあ・・・。

あ〜、喰った喰った♪

仙草蜜。台湾の缶ジュースです。なんかおいしそうだな・・・。

読めば必ず牡蠣が食べたくなる一冊。
静かな冬の夜に読みたい牡蠣にまつわるエッセイ集です。
November 23, 2007
中華街『福満園』で福建風五目きしめん 〜心惹かれる福建風牡蠣のお好み焼き〜
福満園
最寄駅:石川町 / 日本大通り
料理:四川料理 / 上海料理 / 中華料理一般
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食
最近にわかに中華街出現率が上がっている。
実は鍼の先生を見つけたのだ。
子供の頃から注射が怖くて、死んでも鍼治療など受けることはないっ!と信じていたのだけれど、頚肩のあまりの不調に音を上げた次第。
帰りに中華街をふらふらできるのも嬉しい。ふふ。
行きがけに『福満園本店』の前を通った。
辛いものを食べ過ぎないように、と言われているし、この薄ら寒い時期に四川料理にはそう食指が動かないが、入り口でメニューをひっくり返していたらなんだか福建の麺類がうまそうだ・・・
で、なんとなく頼んだ「福建風五目きしめん」
海老にホタテにイカに各種野菜いろいろ
具はいっぱい入ってるが
海鮮のプリプリ感はなし。
でも、スープはうまいのだ。
きしめんは確かに米粉でできた幅広の麺だが
ぶちぶちボロボロと小刻みに切れており
まさに原語で言う「面」になっておった。
こうなると全面的にダメそうだが
・・・許せるくらいスープが好みのタイプ♪
中華街辺りのちゃんとした中華の店でも、麺類の汁はやけに塩辛いことがよくある。
麺類だけのお客に合わせているんだろうか?
元々ナメクジ体質なので、これは結構悲しいものがある。
でも、ここのスープは薄味で、すっきりサッパリして海鮮に合う。
このスープだったら、他の汁物を食べてみたい気になるなあ。


麺だけじゃ、ちょっと寂しい・・・と注文した二品。
まず小龍包・・・なぜここで小龍包?!
ええと、好きだからなんとなく。
皮が緩くて気前よく(?)破れまくってくれたが、中のスープと餡が旨い。
スープが旨いだけに皮が破れたのが悔しいが、ここは下に白菜を敷いているので、白菜ごと食べた。
だからよいことにする。
よいのか、それで?
まあ、500円だしなあ。
ダメとわかっていて頼んだのだしなあ。
小龍包だと思わなければ、汁と餡が旨いから許せます。
皮が破れなくても、中身が不味かったら許せないが。
もう一品はスペアリブ豆鼓蒸し。
これがいつまでたっても来なくて、てっきり忘れてるんだろうなあ、と思って帰る体制になっていたら現れた。
「もういらない」と言いそうになったが、日本語おぼつかない女性が「オモチカエリデキマス・・・?」と必死の面持ちで言う。
まあいいや、ビールもちょっと残っているし・・・と二切ればかり食べたが、えらく辛くて脂がきつい。
飲茶系だが味付けは四川風なのだ。
そうなのか?!
こういう店で飲茶系のものを、つい衝動に負けて頼んだのがイケナイ。
だって、なんとなく食べたかったんだもんね。
素直にお持ち帰りにしてもらった。
500円だし。
中華街の路面売りでオカズを買っても500円はする。
800円なら怒ったかも入れないが、そもそもそれなら単品注文しない。
我ながらこの辺のみみっちさが泣ける。
やれやれ。
メニューには「牡蠣のお好み焼き」などという強烈にソソルものもあったけれど、一人で注文できるものでもない。
諦めるのにエネルギーを要したので、あとはあんまり深く考えないで注文してしまったが、実は福建料理に絞り込んで頼んだら結構いけるかも、という期待感がのこった。
だから、また行こうと思っているのだ。
尚、持ち帰ったスペアリブは、酒ドボドボと黒酢少々に八角を追加して、大根の薄切りをドドドと放り込んで煮なおしたら旨かった。
旨かったのでちょっとだけ食べてみて、あとは翌日まで置いて味がなじむのを楽しみにしていたのだが・・・翌日、すべてが姿を消していたのだった・・・嗚呼!
犯人は、ワタシより遅く帰宅し、ワタシより早く起きて出かけた人物である。
人物と言うからには人類だ。
犯人はあくまでも無意味にしらばっくれていたが。
猫のせいにしていたが。
いくらなんでも、猫はこういう辛いものは喰えなかろう。
ましてや、証拠隠滅を狙って鍋を洗うようなことは不可能であろう。
開けた戸も閉めない連中なのだ。
頼むオットよ、いつもいつも言っているが、ちょっとくらいワタシの分も残しておいてオクレ・・・(泣)
罰として、福建風牡蠣のお好み焼きを食べに行く予定なのだよ。
ふん。
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敵は家中にあり。油断も隙もありゃあしないぞ!

太平燕・・・元は福建料理だったのか、知らなかったぞ。福満園にもある。
客家円楼 (旅行人ウルトラガイド)
こういう本にも需要があるんですねえ。おもしろそうだが。
最寄駅:石川町 / 日本大通り
料理:四川料理 / 上海料理 / 中華料理一般
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食
最近にわかに中華街出現率が上がっている。
実は鍼の先生を見つけたのだ。
子供の頃から注射が怖くて、死んでも鍼治療など受けることはないっ!と信じていたのだけれど、頚肩のあまりの不調に音を上げた次第。
帰りに中華街をふらふらできるのも嬉しい。ふふ。
行きがけに『福満園本店』の前を通った。
辛いものを食べ過ぎないように、と言われているし、この薄ら寒い時期に四川料理にはそう食指が動かないが、入り口でメニューをひっくり返していたらなんだか福建の麺類がうまそうだ・・・

海老にホタテにイカに各種野菜いろいろ
具はいっぱい入ってるが
海鮮のプリプリ感はなし。
でも、スープはうまいのだ。

ぶちぶちボロボロと小刻みに切れており
まさに原語で言う「面」になっておった。
こうなると全面的にダメそうだが
・・・許せるくらいスープが好みのタイプ♪
中華街辺りのちゃんとした中華の店でも、麺類の汁はやけに塩辛いことがよくある。
麺類だけのお客に合わせているんだろうか?
元々ナメクジ体質なので、これは結構悲しいものがある。
でも、ここのスープは薄味で、すっきりサッパリして海鮮に合う。
このスープだったら、他の汁物を食べてみたい気になるなあ。


麺だけじゃ、ちょっと寂しい・・・と注文した二品。
まず小龍包・・・なぜここで小龍包?!
ええと、好きだからなんとなく。
皮が緩くて気前よく(?)破れまくってくれたが、中のスープと餡が旨い。
スープが旨いだけに皮が破れたのが悔しいが、ここは下に白菜を敷いているので、白菜ごと食べた。
だからよいことにする。
よいのか、それで?
まあ、500円だしなあ。
ダメとわかっていて頼んだのだしなあ。
小龍包だと思わなければ、汁と餡が旨いから許せます。
皮が破れなくても、中身が不味かったら許せないが。
もう一品はスペアリブ豆鼓蒸し。
これがいつまでたっても来なくて、てっきり忘れてるんだろうなあ、と思って帰る体制になっていたら現れた。
「もういらない」と言いそうになったが、日本語おぼつかない女性が「オモチカエリデキマス・・・?」と必死の面持ちで言う。
まあいいや、ビールもちょっと残っているし・・・と二切ればかり食べたが、えらく辛くて脂がきつい。
飲茶系だが味付けは四川風なのだ。
そうなのか?!
こういう店で飲茶系のものを、つい衝動に負けて頼んだのがイケナイ。
だって、なんとなく食べたかったんだもんね。
素直にお持ち帰りにしてもらった。
500円だし。
中華街の路面売りでオカズを買っても500円はする。
800円なら怒ったかも入れないが、そもそもそれなら単品注文しない。
我ながらこの辺のみみっちさが泣ける。
やれやれ。
メニューには「牡蠣のお好み焼き」などという強烈にソソルものもあったけれど、一人で注文できるものでもない。
諦めるのにエネルギーを要したので、あとはあんまり深く考えないで注文してしまったが、実は福建料理に絞り込んで頼んだら結構いけるかも、という期待感がのこった。
だから、また行こうと思っているのだ。
尚、持ち帰ったスペアリブは、酒ドボドボと黒酢少々に八角を追加して、大根の薄切りをドドドと放り込んで煮なおしたら旨かった。
旨かったのでちょっとだけ食べてみて、あとは翌日まで置いて味がなじむのを楽しみにしていたのだが・・・翌日、すべてが姿を消していたのだった・・・嗚呼!
犯人は、ワタシより遅く帰宅し、ワタシより早く起きて出かけた人物である。
人物と言うからには人類だ。
犯人はあくまでも無意味にしらばっくれていたが。
猫のせいにしていたが。
いくらなんでも、猫はこういう辛いものは喰えなかろう。
ましてや、証拠隠滅を狙って鍋を洗うようなことは不可能であろう。
開けた戸も閉めない連中なのだ。
頼むオットよ、いつもいつも言っているが、ちょっとくらいワタシの分も残しておいてオクレ・・・(泣)
罰として、福建風牡蠣のお好み焼きを食べに行く予定なのだよ。
ふん。

敵は家中にあり。油断も隙もありゃあしないぞ!

太平燕・・・元は福建料理だったのか、知らなかったぞ。福満園にもある。

こういう本にも需要があるんですねえ。おもしろそうだが。
August 11, 2006
菊名『妙香居』 中華スイーツいろいろ!
妙香居
最寄駅:菊名
料理:飲茶・点心 / 中華料理一般 / シュウマイ
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食
7月にオープンしたばかりの中華喫茶軽食と家庭料理のお店。
菊名駅から5分ほど住宅街を歩いたところにある。
まだ必死に試行錯誤中&奮闘中だが、前向きだ。
福建省から残留孤児として日本に帰化した家族ががんばっている。
お茶は福建省から各種取り寄せて取り揃えてあり、本格的に淹れてもらえる。
福建産陳皮茶など、珍しいお茶の販売もアリ。
お茶のコーナー。
お店が混んでいなければ、本格的に中国茶が楽しめることも。
家族経営で、人手不足なので、無理なときは許してあげて・・・。
喫茶軽食を謳うだけあって、中華のスイーツは下手な中華街の店より充実。
白きぐらげと蓮の実の冷製
白キクラゲは、体の熱とり効果があって、しかも超ローカロリー。
うっすら甘くて、ひんやりオイシ。
ビーナツ餡入り白玉(あったかい)。
これは冷やしても・・・と思ったけど、中のピーナツ餡がこれまたほのかな甘味で、にっこり。
しかも、9月末までは、開店特別価格でオドロキの安さ!
例えば・・・
・氷砂糖入り緑豆粥(180円)
・白きぐらげと蓮の実の冷製(280円)
などなど・・・。
夏にぴったりな、まさに薬膳系スイート。
さっぱりと美味しい。夏の間は「季節の特別メニュー」で、各種中華薬膳系かき氷も
630円でやっている。
お昼の定食は700円くらいから。
もちろん食事もできる。
焼き餃子。
皮は手打ち。餡はニラ入りと干ししいたけ入りの二種。
焼き餃子はどうも・・・なワタシだが、これはなかなか。
皮がしっかりしてて、美味。
4個で340円、とかだったと思う。
水餃子は「日本人が食べない」から出していないそうだけど、是非出してほしい!
行った方は「水餃子ないの?」と、一言よろしく。
ただ、焼き餃子の餡のままだと、ちょっと味が濃いかなあ(いや、実はワガママ言って、茹でてみてもらってたりして・・・)。
ホタテ入り茶碗蒸し。
プルルンといい感じ。
280円です…(いいのか、本当に?!)
さっぱりスープで、つるんと喉ごし良いワンタンスープ。
その他、ビーフン、チャーハンなど、どれを食べても、手のきちんとかかった「家庭料理」。
家庭料理風、とかなんとか称して、単なる手抜き料理を出すところも多いけど、ここはお母さんが一生懸命手をかけてがんばってる。
その他、各種単品も取り揃えて、どのメニューも500円を超えない。
安いです・・・ホント。
食券を買うシステムだが、お店の人に聞けば色々説明してくれる。
人手不足なので、許してあげませう。
店内は明るく清潔。
一品の量は少なめなので、一人で行っても色々食べられるのが嬉しい。
御一人様は是非どうぞ。
14時から深夜まで、通しで営業しているのもいいところ。
あとはもう少し、メインになる料理が充実してほしいが、それはこれからの課題かなあ。
まだまだ始めたばかりで、お客さんのアドバイスが大事な時期。
広い心で見守ってあげたい。
ご近所の方は、是非立ち寄ってみてください。
夏休み中は、高校性のお嬢さんが一生懸命お店を手伝ってますが、どこかのだれかさんは、決して変な下心を持って近づかぬように。
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かき氷を食べにまた行きたいワタシ・・・。
客家円楼
ガイドブックです。

中国茶器セット
最寄駅:菊名
料理:飲茶・点心 / 中華料理一般 / シュウマイ
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食

菊名駅から5分ほど住宅街を歩いたところにある。
まだ必死に試行錯誤中&奮闘中だが、前向きだ。
福建省から残留孤児として日本に帰化した家族ががんばっている。

福建産陳皮茶など、珍しいお茶の販売もアリ。

お店が混んでいなければ、本格的に中国茶が楽しめることも。
家族経営で、人手不足なので、無理なときは許してあげて・・・。
喫茶軽食を謳うだけあって、中華のスイーツは下手な中華街の店より充実。

白キクラゲは、体の熱とり効果があって、しかも超ローカロリー。
うっすら甘くて、ひんやりオイシ。

これは冷やしても・・・と思ったけど、中のピーナツ餡がこれまたほのかな甘味で、にっこり。
しかも、9月末までは、開店特別価格でオドロキの安さ!
例えば・・・
・氷砂糖入り緑豆粥(180円)
・白きぐらげと蓮の実の冷製(280円)
などなど・・・。
夏にぴったりな、まさに薬膳系スイート。
さっぱりと美味しい。夏の間は「季節の特別メニュー」で、各種中華薬膳系かき氷も
630円でやっている。
お昼の定食は700円くらいから。
もちろん食事もできる。

皮は手打ち。餡はニラ入りと干ししいたけ入りの二種。
焼き餃子はどうも・・・なワタシだが、これはなかなか。
皮がしっかりしてて、美味。
4個で340円、とかだったと思う。
水餃子は「日本人が食べない」から出していないそうだけど、是非出してほしい!
行った方は「水餃子ないの?」と、一言よろしく。
ただ、焼き餃子の餡のままだと、ちょっと味が濃いかなあ(いや、実はワガママ言って、茹でてみてもらってたりして・・・)。

プルルンといい感じ。
280円です…(いいのか、本当に?!)

その他、ビーフン、チャーハンなど、どれを食べても、手のきちんとかかった「家庭料理」。
家庭料理風、とかなんとか称して、単なる手抜き料理を出すところも多いけど、ここはお母さんが一生懸命手をかけてがんばってる。
その他、各種単品も取り揃えて、どのメニューも500円を超えない。
安いです・・・ホント。
食券を買うシステムだが、お店の人に聞けば色々説明してくれる。
人手不足なので、許してあげませう。
店内は明るく清潔。
一品の量は少なめなので、一人で行っても色々食べられるのが嬉しい。
御一人様は是非どうぞ。
14時から深夜まで、通しで営業しているのもいいところ。
あとはもう少し、メインになる料理が充実してほしいが、それはこれからの課題かなあ。
まだまだ始めたばかりで、お客さんのアドバイスが大事な時期。
広い心で見守ってあげたい。
ご近所の方は、是非立ち寄ってみてください。
夏休み中は、高校性のお嬢さんが一生懸命お店を手伝ってますが、どこかのだれかさんは、決して変な下心を持って近づかぬように。

かき氷を食べにまた行きたいワタシ・・・。

ガイドブックです。

中国茶器セット