紅取山泉
January 07, 2007
人吉の焼き餃子 〜熊本日記 其の二〜
到着翌日、早速出かけた。
どこに?
温泉に。
この辺りは出湯の里なのだ。
実家のある山の麓辺りにも、ふんわり湯気が上がっているところがあるので、掘ったら湧いてきそうだけれど、そう簡単なものではないらしい・・・夢だけれどなあ、自宅で温泉・・・。
いつも同じところばかりだけど、今回は行ったことのない所を覗いてみよう、と出かける。
『紅取山泉 和楽の里』へ。
調べたところでは、なんだかいろいろ派手な施設が書いてあるけれど、ロビーに暖房も
入っていないところをみると、えらく暇そう・・・。
人吉魚市場直営だとか。
露天風呂が外にあるらしいが、お湯が抜かれていた。
まあ、ワタシはお湯に浸かれればいいんだけれどもね。
ええ、十分ですともさ。
だって、巨大なお風呂を独り占めだもの。
つい伸び伸びと平泳ぎ。
へへへ。
源泉かけ流しの単純アルカリ泉、だそうな。
泉質云々にはさっぱり疎いので「単純アルカリ泉」などと言われると、どうもシンプルすぎて
ご利益(?)薄いような気がするが、お湯はとろりんとして肌に柔らかい。
いいお湯だなあ、と、湯船のふちにアゴをのせて体を伸ばしてまったり。
極楽極楽。
温泉には、いいお湯だけあれば十分なのだ。
それが空いているのだから、文句ないです、はい。
お風呂を上がって、街中へ。
思いつきの店
最寄駅:人吉
料理:餃子
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食
人吉地元で人気の店らしい。
店の雰囲気は、今はなき『どんたく』旧店舗といい勝負だ。
言ってみれば、レトロってヤツでしょうか?
年末の帰省時のせいだか、持ち帰り用の注文が立て込んでいるらしい。
お爺さんとお婆さんが、無言だが真剣に餃子製作中。
あまりの気迫にこちらも無言になる。
「あ〜、ちょっと待ってね」と言われて、デコラ張りのテーブルでぼんやり待つこと暫し、
ようやく注文を聞いてくれる。
「何人前?」
ここは、焼き餃子一本勝負のお店なんである。
一人前210円。
五人前で大皿一杯に盛られる格好になるので、五人前を注文するのが普通らしい。
こういうの、結構好きそうな人がいるなあ・・・と、あのヒトこのヒトのことを思い出す。
どかんと大皿が出る。
このルックスは、なかなかいいですね。
これが五人前。
お持帰り用は、ががっと新聞紙で巻いて輪ゴムかけて渡している。
見るからにすごい量なので、半分持って帰ろうかと言ってたのに、全部食べてしまった。
お土産分が消えたが、追加五人前などとは到底いえない切迫感が漂っていたので、
素直に(?)手ぶらで帰ることにする。
量と手間と値段を考えると良心的な店だ。
昔はこの辺りで看護師をしていた義姉に後で聞いたら、当時よく出前で食べたものね、と
とても懐かしそうだった。
お土産分を食べてしまったことは言わずに、喰いすぎを反省する。
持ち帰りの予約が多くて、店内で食べる人はむしろ少ないらしい。
できれば事前に電話で予約しておくのがよさそうだ。
いや、ここの読者で本当に行く人は、まずほとんどいなさそうだけれど
(あ、こちらが地元の某A氏は、きっとご存知ですね)。
餃子自体は、特にひねったところのない、よく言えば素朴、悪く言えばアタリマエな
焼き餃子。
帰るとそろそろ酒宴開始。
義姉にお任せで、実はお気楽この上ない「嫁」なのだった。
ははは。
(つづく)
人気blogランキングへ
ワタシが「嫁」と聞いてぎょっとした皆さん、実態はこんなものです・・・。
るるぶ決定版!温泉&宿九州 (’07)
こんな本もあったのか・・・(ナゼ出発前に見つからなかったのであろう)。


どこに?
温泉に。
この辺りは出湯の里なのだ。
実家のある山の麓辺りにも、ふんわり湯気が上がっているところがあるので、掘ったら湧いてきそうだけれど、そう簡単なものではないらしい・・・夢だけれどなあ、自宅で温泉・・・。
いつも同じところばかりだけど、今回は行ったことのない所を覗いてみよう、と出かける。
『紅取山泉 和楽の里』へ。
調べたところでは、なんだかいろいろ派手な施設が書いてあるけれど、ロビーに暖房も
入っていないところをみると、えらく暇そう・・・。
人吉魚市場直営だとか。
露天風呂が外にあるらしいが、お湯が抜かれていた。
まあ、ワタシはお湯に浸かれればいいんだけれどもね。
ええ、十分ですともさ。
だって、巨大なお風呂を独り占めだもの。
つい伸び伸びと平泳ぎ。
へへへ。
源泉かけ流しの単純アルカリ泉、だそうな。
泉質云々にはさっぱり疎いので「単純アルカリ泉」などと言われると、どうもシンプルすぎて
ご利益(?)薄いような気がするが、お湯はとろりんとして肌に柔らかい。
いいお湯だなあ、と、湯船のふちにアゴをのせて体を伸ばしてまったり。
極楽極楽。
温泉には、いいお湯だけあれば十分なのだ。
それが空いているのだから、文句ないです、はい。
お風呂を上がって、街中へ。
思いつきの店
最寄駅:人吉
料理:餃子
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食
人吉地元で人気の店らしい。
店の雰囲気は、今はなき『どんたく』旧店舗といい勝負だ。
言ってみれば、レトロってヤツでしょうか?
年末の帰省時のせいだか、持ち帰り用の注文が立て込んでいるらしい。
お爺さんとお婆さんが、無言だが真剣に餃子製作中。
あまりの気迫にこちらも無言になる。
「あ〜、ちょっと待ってね」と言われて、デコラ張りのテーブルでぼんやり待つこと暫し、
ようやく注文を聞いてくれる。
「何人前?」
ここは、焼き餃子一本勝負のお店なんである。
一人前210円。
五人前で大皿一杯に盛られる格好になるので、五人前を注文するのが普通らしい。
こういうの、結構好きそうな人がいるなあ・・・と、あのヒトこのヒトのことを思い出す。

このルックスは、なかなかいいですね。
これが五人前。
お持帰り用は、ががっと新聞紙で巻いて輪ゴムかけて渡している。
見るからにすごい量なので、半分持って帰ろうかと言ってたのに、全部食べてしまった。
お土産分が消えたが、追加五人前などとは到底いえない切迫感が漂っていたので、
素直に(?)手ぶらで帰ることにする。
量と手間と値段を考えると良心的な店だ。
昔はこの辺りで看護師をしていた義姉に後で聞いたら、当時よく出前で食べたものね、と
とても懐かしそうだった。
お土産分を食べてしまったことは言わずに、喰いすぎを反省する。
持ち帰りの予約が多くて、店内で食べる人はむしろ少ないらしい。
できれば事前に電話で予約しておくのがよさそうだ。
いや、ここの読者で本当に行く人は、まずほとんどいなさそうだけれど
(あ、こちらが地元の某A氏は、きっとご存知ですね)。
餃子自体は、特にひねったところのない、よく言えば素朴、悪く言えばアタリマエな
焼き餃子。
帰るとそろそろ酒宴開始。
義姉にお任せで、実はお気楽この上ない「嫁」なのだった。
ははは。
(つづく)

ワタシが「嫁」と聞いてぎょっとした皆さん、実態はこんなものです・・・。

こんな本もあったのか・・・(ナゼ出発前に見つからなかったのであろう)。
