蓮園

January 26, 2008

香港ほにゃらら記 其の七 〜粥を喰う。そしてスイーツの沼に・・・〜

たかだか五泊六日の旅行話を、いつまでちんたらやってるんだ〜!
・・・と思いつつ、始めちゃったものを途中でやめるのも後生が悪い。
話はまだ続きます。
まだねー、半分なんだよー。スミマセン。

さて「お粥が食べたいよう」と言いつづけながら、もう三日目の晩だ。
サッパリと粥。粥ったら粥!
昼間の飲茶も「ほどほど」だったから、ここで粥にすれば胃腸に優しい一日となるはず。
でも、九龍側から戻ってホテルでごろごろしてると、また銅鑼湾界隈の雑踏に戻る気分にもなれない。

粥屋と、いうわけで前の日にも行った
Happy Valleyへ向かうことにする。
この「蓮園」という粥屋は結構有名らしい。
中はそこそこキレイだが適度に庶民的。
お客はこの近隣の住民が多い。

ハッピー・バレーは街中からちょっと離れているが、泊まったホテルからはタクシーですぐだし、落ち着いているけれど生活感のある地区だ。
昔カイロで住んでいたザマレク地区の町並みを思い出す。
安定の悪い剣山のような香港の町並みは正直言っていまひとつ肌に合わないので、結局このあたりに逃げ込んでしまうワシラ夫婦はただのヘタレだな。

これはどこまでもワタシの生理的な好き嫌いに過ぎなくて、街の雑踏ってどこであろうと疲れてしまう。
人やモノが激しく蠢く場所からエネルギーをもらえる人もいるのだろうが、ワタシはダメだ。

粥皮蛋瘦肉粥。
底をさらうと大好物の皮蛋が
コレでもかとばかりに出てくるのだ♪
瘦肉は脂身の少ない豚肉らしい。
ちょっと干してあるのかなあ?

店によっても違う気がする。
単なる豚肉とはどうも違うんだけれど、ご存知の方教えてください。

実は鶏粥も頼んだ。しかし、ビジュアル的に粥って一見大差ないのだ。
骨が結構あってメンドクサイが、肉がうまい。
香港の鶏肉は肉の味が濃厚だ。ぐふぐふ。

麺ワンタンメンも!
スープは薄味だがじんわりコクがある。
どこにでもあるこの「香港ゴム麺」は
なんだかもうクセになってきた。
クニャクニャ弾力があって面白いぞ。

油菜「油菜」と言うと問答無用で
「芥藍(香港菜花)」が出てくるのだけど
なんとか茹でレタスを獲得(?)
さっぱり味で、あと一山食べられそう。
あ、上記の粥は「刻み生レタス」入り。

茹でレタス獲得の過程における産物である。
オットには「香港式の粥とは、レタスを入れるもの」と解説した。
うそだぴょん。

こんだけ?
こんだけー!

食事は。

デザート壁メニューパパイヤ&白キクラゲ





壁に目をやれば経文のような文字群がオイでオイデをしている。
甜品だ。ふふふ。
しかし、なにがなんだかワカラン。
ワカランので端から「コレハナンデスカ?」をやろうとしたら、先手を打たれて「アレとコレしか出来ないよ」と言われる。

結果、右の「雪耳・南北杏?木瓜」が出てきた。
杏の実と白木耳までは想像がついたが「木瓜」はパパイヤ。
キュウリかと思った。キュウリじゃないです。

「デザート不要」といままで無視を決め込んでいたオットが「それなんだ?」と聞くので説明して一口味見をさせた。

「もういらないんだよな。残りは食べていいんだよな」
ヲイヲイヲイっ!

ぴいぴい騒いで半分取り返す。
シロップ煮、と言うとダダ甘いイメージだが、仄かな甘味の温かい糖水で果実と杏の実と白木耳が煮込んである。
上品で柔らかな優しい味。

たまらん。これはタマリマセン。
過食に疲れた胃腸がうっとりと和むのすら感じる。

蓮園甜品同じ通りの数軒先に
やはり同じ「蓮園」が経営する
この甜品屋があるのは前日に確認済み。
帰り道と方向が違うが
軽く猫騙し的に店の前まで行ってみる。


ココナツミルク小豆寒天よせ焼きタピオカマンゴプリン





店先のウィンドウに出ていた二品。
「アレが喰いたい」と、珍しくオットが自己主張をする。
ふふふんふんふん、と鼻歌まじりにお店に入るのだった。

左はココナツミルクの小豆寒天寄せ(?)。
夏向けの冷たいデザートだが、小豆の香りとココナツミルクがいい組み合わせ。甘味はあくまで適度にうっすら。

右は焼きタピオカプリン。
こちらは温かいデザートで、ちょっと固めのプリンにタピオカがプヨプヨ入っている。香港スイーツは食感にもひとひねり入っているのだ。
あなどれない、これは。
いや、いままでも馬鹿にしてたわけじゃないけれどね。
こういう世界を「甘いもんなんか」とスルーしていた己の愚かしさが、ただひたすらに悔やまれる。
ワタシが悔やむうち、無節操にワタシの分まで喰い進むオット。
「内省」などという静謐な哲学的感覚とはあくまで無縁なオトコだ。
憮然としつつ素早く取り返す。

蛙の卵巣蛙の卵巣 アップ





スイーツ沼の行き着く先には、当然(?)蛙の卵巣脂肪が浮いている。
ぷよぷよ。
前日も食べた雪蛤。
糖水の甘味が上品なので、ナンボでも喰えそうな気がしてくる。
棗と蓮の実入り。
昨日と同じものだが、こっちのほうが格段に上品でくどさが薄い。
しかし、蓮の実ってこんなにホクホクして美味いものだったのね。

店内シンプルでちょっと古めかしい店内。
いかにも「老舗の店番」と言った風情のお婆さんがいる。
実はかなり有名な店なんだそうで
結構いたるところに情報が出ていた。
こんなのもあり
しかし、夜ということもあるのだろうが
お客は絶えず来るのに静かな店だ。
店構えに特に凝ったところもない。


ジュース今度こそ本当の帰り道
街角のスタンドで「酸梅湯」を飲んだ。
確かに梅味のジュースだ。
胃がさっぱりする。
こういう飲み物を「涼茶」と言うそうだ。

尚、蓮園の粥は「普通にウマイ」もので、無理矢理ここでなければというもんでもない、とは思う。
でも甜品は・・・香港にまた来たら、即刻飛んでいきたい・・・。
もっとうまい店がまだあるのかなあ。


ランキングバナー人気blogランキングへ
ああ、やっと半分まできた・・・はあ。



干しなつめ。我が家じゃ最近大根と一緒に煮たりしてます。

簡単!毎日の薬膳―健康になる、美肌をつくる (PHPエル新書)

冗談抜きで、お肌に劇的な効果あり。驚きました。いやホント。

arima0831 at 02:25|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote