香菜

June 13, 2007

『華隆餐館』の坦々刀削麺+香菜でララランラン♪(・・・のはずだった)

華隆餐館
最寄駅:日ノ出町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:四川料理 / 担々麺
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:夕食

今日も今日とて、無事桜木町にたどり着く。
夕食時だ。
お腹が空いた。

ところで、ロシアのプーチン大統領は自宅でプードルを飼ってるんだそうだ。
プードル。
よりによってプードル。
何故、プードル。

と、思ううち、「赤く辛い汁物」に食欲ベクトルがぴったりと向いた。

赤い・・・ヌードル・・・。

刀削麺やっぱりコレだろう。
桜木町駅前から「どこでもドアー」使って
一気に『華隆餐館』へ・・・
じゃなくって、地道に歩いた。
お腹が空いて急ぎ足だ。
汗を拭きながらカウンターに座る。


をを、今日はイケ面弟がいるぞ。
ふっふふ。

彼がいると、明らかに辛さと香りの立ち具合が違うのだ。
昔は「茶髪でロン毛」だったが、最近は短めの黒髪になった。
ワタシの目には「坊や」と映るが、いぬわんなどは「いや、30超えとる」と冷静である。
どうでもいいが。
この細身の可愛い風情の坊やが、あの激辛辣スパイシー味を見事に操る。
ヒトを見かけで判断してはいけない。

坦々刀削麺を頼んで束の間のシアワセ気分に浸っていたら、いきなり隣の
サラリーマン風(というかそれ以外のなにものにも見えない)オッサンが口を開いた。

「ここねえ、ものすごく辛いよ。大丈夫?」
「・・・あ?は?あー、そうみたいですねえ・・・」

オッサンはビールを飲みながら、額に脂汗を浮かべて坦々刀削麺摂取中である。

「量もすごいんだよね。大丈夫?」
「はあ、ビールと一緒だとキツイかも知れませんねえ」
「よくくるの?」
「え、いや、何回か、ですが」
「俺、台湾にいたことあるんだけど、ここって結構現地風みたいだね。初めて来たけど」
「はあ、そうみたいですね」
「本当に辛いよ」
「はあ、そうみたいですね」
「辛いもの好きなんだ」
「あ、いえ、特にそういうわけではないんですけど」

鼻の頭と額の赤らみ加減から察するに、ビール一本ではなさそうだ。
時間はちょいと早いが、所謂「〆炭」というヤツなのだろう。

うにゃ、と思ううち、ワタシの坦々刀削麺が目の前に。

「香菜ください」と頼む。
ふふ。忘れてはいかん・・・と、

「香菜好きなんだ!珍しいよねえ、女性では」
「そうでしょうか?」

香菜の好き嫌いに男女が関係あるのだろうか・・・?
すると、目の前に骨ばった大きな拳が伸びてくる。
拳の中には香菜。

目を上げると、イケ面弟がシャイに微笑んでいるのだった。
シャイに微笑み返す。
イケ面弟の拳のなかに香菜一掴み、という光景は幸福度満点である。
丼を持ち上げると、そのままスープの上にワサッと載せてくれる。
「アリガト」の言葉に、再びシャイな微笑が帰ってくる。
嗚呼、微笑返し・・・!

たぶん本日一番幸せな瞬間であろう。
こういう場合、このような「ささやかな幸せ」は、一人静かに噛み締めたいもの・・・

「ねえ、結構辛いよねえ」
「・・・そうですね・・・」
「あ、ビール飲まない?」
「いいえ」

実は目の前のカウンターには、初めて見かける「ミル入り花椒」があった。
あれもガリガリやりたいのだが、手に取った瞬間にオッサンがきっとなにがしかの感想を
申し述べることであろう。
ううむ。

「ああ、もうだめだ。俺、残しちゃった。大丈夫?」
「・・・今日はどうでしょうねえ・・・」

オッサンは立ち上がり「マイタン!」と一言、ちょっと大きな声で言った。

「じゃあ、おさきに」
「あ、どうも〜」

オッサンが立ち去るのを見届け、おもむろにミルに手を伸ばす。
ガリガリガリガリ。
どうも出がいまひとつなミルだが、うっすら広がる香りは脳内麻薬を誘う。

すると
「それ、胡椒でないよ。中国のサンショよ」
と、店のオネエサンが言った。

この一言には、ココロからの笑顔で
「大丈夫!だいすきー!!」
と答えたワタシ。
オネエサンは「へぇぇぇ、ふーん」と何故か不思議そうだった。

最後の一口まで美味しくいただく。
この旨さは上品さとは程遠くて、むしろ実に下賎でジャンキーなものだと思うのだけれど
そこがまたよいのだなあ。

尚、カメラなど取り出すともっと隣席と会話が弾みそう(?)だったので、写真は以前に
撮ったものだ。
あしからず。


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あ〜か〜い、か〜ら〜い、ぬ〜どる〜〜(唄)



花椒。山椒の類は体の湿気を取ってくれるとやらで、梅雨時に美味しさが増します。


山椒の苗。一本どっかに植えてあると便利。

サンショウ―実・花・木ノ芽の安定多収栽培と加工利用


arima0831 at 00:11|PermalinkComments(43)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

August 05, 2006

『大珍樓 別館』再び・・・! 冬瓜の季節です!!

大珍樓
最寄駅:石川町 / 日本大通り / 元町・中華街
料理:広東料理 / 飲茶・点心
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食


考えてみたら、今日から週末。
意外と知られておりませんが、ここのお店は週末だけは「午後から通し」で営業してます。
皆様、ご参考までに。

さてそれで・・・

某ハマのジャニーさん(?)の命で、にわか結成された中年ユニット『中華街アミーゴ』の相方と、

「あ〜冬瓜の季節・・・」
「大珍いって、くわなくっちゃあ!」

と、いうやり取りがあった晩、ワタシは裏切りにあった。
勝手にいって喰ってきくさったのである。
許せんな。

「例のやつら」に追われなくなったとたん、身内の裏切り・・・。
裏社会の掟を破る不届きな行動の罰として、アリゾナの砂漠のど真ん中に飛ばして毎日「今日は鰻重」「今日はオムライス」「今日は天ざる」などというメールを日々書き送ってやっている今日この頃である(単なるいぢわる)。

ワタクシゴトはともかく、衝動的にお友達と大珍楼再訪。
今回は二名だが、とにかく「冬瓜」をいち早く食べねば気がすまない。

壁メニューは一新されており、冬瓜もいろいろ。

中でも目を引く「冬瓜と鶏のスープ」には「夏バテ、糖尿病予防、肝機能強化云々」と、
「きょうのあなたのために」と言わんばかりの「注」まで書いてある・・・が、

ここは心を鬼にして「冬瓜と叉焼とアヒル卵の旨煮」に決めた。
だって、例湯も頼みたかったんだもん。

軽く肩ならしには「空芯菜の腐乳炒め」。
「ふにゃぁん」
「いやぁん」
と、二人身をくねらせる。

たまりません。
ここの炒めもんは、ドウシテ何故いつもこんなに美味しいの?
当たり前のような顔をして出てくるんだけれども・・・。

腐乳の臭みが空芯菜と炒めた結果「旨み」に化けてる。

まだまだ、これからよぉ〜、と出てきました冬瓜の旨煮。
ああ、旨煮・・・うまく煮るから旨煮。当たり前だ。
でもこれは、ウマーウマーウマー煮。

なにしろ、ごっそり入ってる叉焼がただものでない。
脂身多目の叉焼から染み出すパワーを、優しく冬瓜がすべて受け止めて包み込んで、そんでもってアヒルの卵がアクセントになって、その辺のとこをこっそり「干ししいたけ」がじんわり滋味に・・・タマリマセンワ。

お待ちかね、お楽しみの例湯も、今夜は鶏と冬瓜に大麦が山ほど。
熱いうちはサッパリと五臓六腑にしみてゆき、ぬるくなったらなったで別の味わいがうまれ、冷えてしまうと何故かトロリンと軽いとろみが。

「コラーゲンだわ〜」
「コラーゲンですね〜」

と、二人最後の一滴まで、鍋をひっくり返して啜りこむのだった。

当然、香菜は無料サービス。
お料理の残った汁に、香菜を混ぜくって食べるのです。

さて、大珍ではもう決して忘れてはいけないメニューとなった「酢系」。
本日は「家鴨五杯酢」。

ううむ、前回の鴨のほうが肉自体は美味しかったかも・・・と内心思いつつ、下のほうに転がってた茶色い塊をつつくと…なんとジャガイモ。
この芋が、五杯酢タレを全身吸い込んで、煮崩れもせずにしかしホックリ・・・。

「芋ってえらいですね」
「うん、芋って、えらい!」

尚、二人とも一品目の空芯菜からトランス状態に突入して、顔はエヘラエヘラ白痴状態。

お口直しに順序は違うが、冷菜の「砂肝香菜和え」と「しめじの香菜炒め」。

砂肝はひんやりとして気持ちよい。
ものすごく丁寧な下処理をした上に、ちょうどよく茹でて、しかも本当にちょうどよい食感になる厚さに切りそろえてある。
こういうのが「普通です」という顔で出てくる。
しかも山盛り・・・1千円くらいだったか?

炒めもののうまさはいうまでもない。

さてここで、こういうときだけ神が下りたように正気になる、大珍奉行イヌワン様の声が聞こえる・・・
「ごはん類を喰わずに大珍を去るなど許されんっ!」

オトモダチはさすが28歳。
可愛いお顔にひそやかな決意をにじませて「食べられますっ!」といっている。
で、干し魚のチャーハン・・・ああ、何故まだ入っていってしまうの・・・??

ちなみに彼女は、元人類学専攻でモロッコが専門、と判明。
(喰うのに夢中で、互いの身の上はあまり突っ込んでなかったのでした)
お話も大変美味しい。

かくして夜はあっという間に更けて行ったのでありました。

尚、ご参考までに、その日の料金は一人5千円程度、でした・・・二人で1万ちょっと。
でも、やっぱりここは4人はほしい・・・せめて三人いればあと2品は・・・と、思う。


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例湯の出汁にしてあげるから、いぬわんクンは早く帰っていらっしゃいね。
でも、できるのは「犬も喰わないいぬわん例湯」か・・・?
しかも『犬喰い』ブログは閉鎖・・・シャレになりませんね・・・。


☆青島皮蛋5ヶ入チンタオピータン

台湾松花ピ―タン12個セット
考えて見たら、ここのお店では、ピータンとかチャーシュ−みたいな「普通のもの」を軽くスルーしていたけど・・・次回は基本に立ち返ろうか?!
(写真は楽天のお取り寄せです、単なる・・・)



arima0831 at 00:20|PermalinkComments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック