AACS

October 01, 2006

野毛『萬福』 調査結果報告

萬福
最寄駅:日ノ出町 / 桜木町
料理:台湾料理 / 中華料理一般 / ラーメン一般
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食


昨今各所に蔓延している、AACS(異常食欲連鎖症候群=Abnormal Appetite Chain Syndorome)秘密研究所の主席研究員であり、同病症の主要感染源とも目されているイ・ヌワン先生様の指令で、上記の店の調査に走った。
先生様は「EEP(Eiraku-En Phenomenon)=栄楽園現象」という、正体不明の状況を想定されたのである。

入り口は、昔懐かしいうらぶれた風情のラーメン屋、である。
中に入ると、やはり同じイメージ。
日中なので、余計に哀愁が漂う気がする。

さて、隠れ名店として一部の暑苦しいほどの支持(?)をえている店がある。
中華街は蘇州小路の『栄楽園』という。
店構えだけ見ると「なんでこんなところでこんな店が営業していけるのか??」と思うが、中に入って丼モノ(チャーシュー丼、豚バラ丼、鶏丼)を食べると「ややややや・・・!」と皆オドロく。

イ先生様は「犬と都民お断り」という見えない看板をモノともせず、数回オデカケである。
ハマのスター喰らいヤー氏も高評価。

そして、ここを主軸とした師弟関係店が存在する?!というタレコミをもとに、ワタクシは「至急調査」を命じられたのであった。

そこがこの『萬福』。

価格設定は、ほぼ『栄楽園』と変わらない。
ラーメンは400円だ。

情報筋によると「ここのサンマー麺は『栄楽園』と酷似している」ということで、真偽の程を確かめに送り込まれたワタシである。

しかし・・・店の前で佇むうち、恐るべき事実に思い当たった。
ワタシは「サンマー麺」なるものを、横浜在住7年半にして、一度たりとも口にしていなかったのだ!!!

この「サンマー」とは即ち「生馬」と書く。
魚の秋刀魚とは無関係で、餡かけのモヤシが山ほど乗っているラーメンだ。
このモヤシが「生(サン)」つまりシャキシャキと新鮮にして火が通り過ぎておらず、それを「馬(マー)」つまり乗っける、というところから来ている、という説が有力だ。本来は、どこかの中華料理屋の賄い飯だったのだとやら。

そういうウンチクだけ「ヘー」などと聞き流して、実は食べてなかった。
盲点なのであった。
だから当然、栄楽園のサンマー麺も食べていない。
食べるのはいつも丼だけだ。
つまり『栄楽園』で麺類を食べていない。

つまり、アタマっから調査にもなんにもなっていないじゃないの、ということに、ガタピシと若干不安定なテーブルに席をとってから気がついた。

でも、だから出てくるわけにも行かないし、丁度お腹も空いていたので、まあいいか、とサンマー麺を頼む。

モヤシはあんまりシャキシャキしていないようだ。
ホコリくずのような肉が、ポロポロと少量見受けられる。
餡は薄めで、麺は太めまっすぐ。

スープは・・・一口め、確かに『栄楽園』で丼についてくるスープに似た、醤油味のスープだが、食べ進むに連れてアゴがだるくなってくる。
口の中がウンニャリとしてきて、脳中枢のどこかが「もうやだ」と言いはじめる。

こういう店構えの店では、完全に想定内ど真ん中の、バッキリ化調が効いた味。

そういうわけで、スープは半分残して店を出た。
510円という値段は、評価に値する、とは思う。

とにかく安い。
午後通しでやっている。
古くうら寂しげな店舗は、それなりにノスタルジックと言えないことはない。

と、以上は評価できるが・・・ここと『栄楽園』の関係は、ないんじゃないか、と思う。

あるのかなあ?
わかりましぇん。


ランキングバナー人気blogランキングへ
尚、『栄楽園』は、近隣に仕事や住居がある人には非常に嬉しい店だけれど、わざわざ遠方から中華街に足を運んだ人向けではないかと・・・美味しいけれど、ここでなくても。





ここでは謎は完結した。もうDVDか・・・早いなあ。


arima0831 at 12:27|PermalinkComments(8)TrackBack(3)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

September 23, 2006

伊勢佐木長者町『華隆餐館』 AACSの感染力と牛筋刀削麺

華隆餐館
最寄駅:日ノ出町 / 関内 / 伊勢佐木長者町 / 阪東橋
料理:四川料理 / 担々麺
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:夕食


ここの刀削麺、定期的に食べたくなるのだが、悲しいことになかなか行きつけない。
辿り着くまでに、あまりに「うっふん、ちょっと寄っていかない」的な場所が多すぎるのだ。

「あ〜なんかうまそぉな中華・・・ん、上海系?」
「ハンバーグの店・・・?!」
「ううむ。なんかいい感じの韓国家庭料理が」
「ベトナム料理、フォー!」

などと、迫りくる欲望と戦いながら、伊勢佐木町を抜けて長者町の交差点まで。

ワタシの場合は「食欲」だけなので、男性は大変だろうなあ、と妙に同情する。
ワタシだって、前を通ったとたん「いらっしゃいませーー!」とウェルカム歓迎光臨のポーズをとられたりした。連中、一瞬後に固まってたが。

間違えるな、ボケ!
清華楼の並びの「セーラー服コスプレ学園」だらナンダラいうとこのヨビコミ、
オマエのことだぞ!

今回は、衝動が衝動に勝って(?)無事に店に辿り着いた。

牛筋刀削麺とモツの冷菜を頼む。

「辛さ、ドウシマスカ」と聞かれて「少なめ」と答える。
「でも、ウチ四川料理よ。カラクナイ、ナイヨ」
「知ってる。でも、お医者さんに『ダメ』っていわれてんの」
そういったら、フッフフフ、という共犯者じみた目つきになって「ウン、ワカタ」と「辛さちょっと」のオーダーを受けてくれるお姉さん。

相変わらずスープにコクがあって、辛さ控えめでもいい感じ。
モツなんて、これが「控えめ」ならば、いつも控えおってほしい。
これを「大辛」で頼むのは、どんな「辣!」な人なのであろうか。

店内は中国の人ばかり。
鍋を振っているのは、どうみても20代半ばの若いボーヤなんだけど、食べものはなんでも結構しっかりと旨いなあ。

店のカウンター上には鎮江香酢が瓶のまんまドンと置いてある。
餃子を食べていた、隣の中国人二人が「ニイちゃん、黒酢貰うぜ!」「はいよ!」
みたいな感じで、カウンターから取った瓶からドボドボ焼餃子に黒酢をかけている。

上品この上ない店、というには程遠いが、いつ行ってもこの調子で中国本土系のお客が多い。
なんとなくお客さんたちの姿や動きを眺めてるだけで楽しい。

ワタシも「辛いもの控えおろう状態(アトピー発症中)」が早いとこ峠を越してくれないかしら、と思うのだった。

ところで、某アリー・M教授とクイージ・ハリノスキー博士の共同研究によれば、AACSは、感染者が感染源をさらに感染させて、症状をエスカレートさせていく、という新たな症状が明らかになったそうだ。

困ったもんだ。

こんな記事とか、こんな写真入りとか、コレデモカ、とワタシの食欲を揺すってくださる皆様、ありがとうございます。オセワになっております。

帰りみち、前を行くオジサンのグループが「モミ系、いかがっすか?」と誘われていた。
「いや、帰りの電車がねぇ」
「どこの駅から?」
「エエと、どこだっけ」
オジサンたち、どうもこの辺は慣れていないらしい。

「日ノ出町、だって。日ノ出町駅」
「あ〜そりゃあ、遠いですねえ。ちょいとお休みになられたら・・・」

ヲイ、日ノ出町駅、そこの先にもうほとんど見えかかってるぞーー、といってあげようかと思ったが、その辺は「オトナのオトコの自己責任」と考えて、ほっとくことにした。

ランキングバナー人気blogランキングへ
それにつけても、ウナギが食いたい。


☆鎮江香醋600ml
同じモノが、伊勢佐木町モールの某店では「150円」だった。

☆老干媽 干扁肉絲260g ☆老干媽 風味トウチ300g
こんなものもある。

☆豆板醤1kg
業務用?
お得かも。豆板醤1キロ瓶・・・。

ネットで買えば、交通費分安い方はどうぞ。
この「ようせいごう」というお店、中華街に二軒あるけれど、食材は揃ってます。
遠方の方は、ネット販売でも。


arima0831 at 00:02|PermalinkComments(8)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote