July 17, 2006
再び『だんだん2号店』横浜西口は暑かった〜
ジンギスカンだんだん
最寄駅：神奈川 / 横浜 / 反町
料理：ジンギスカン
採点：★★★★★
一人当たりの支払額（税込み）：3,000円〜5,000円
用途：夕食
しっかし、横浜西口というのは、どうしてあんなに妙なマッタラモッタラした空気が流れてるんだろう。
歩いてるだけで疲れる。
しかも、道がとってもわかりにくい！
その中をかいくぐってもたまには行きたい『だんだん二号店』なのである。
一時期、ＢＳＥ騒動の余波でいきなり盛り上がったジンギスカンブームも、なんだか一段落した感じ。
で、「ジン、ジンジンギスカ〜ン！がっつりマトンだ、それ食えやれくえ〜」系と、
「良質の羊はこんなに美味しいんですよ」系が現れた（勝手極まりない分類）。
どっちも嬉しいが、後者が特に嬉しい。
このお店は後者だ。
相変わらず、さっぱりと癖のないラム肉が美味。
確かに、あのマトンの匂いが羊の味のウチ、という感覚でジンギスカンを好む人には物足りないかもしれないが、ワタシはこっちのほうが好きなの。
中東ではじめて口にした、あのラムチョップ･･･汁気たっぷりな中に上品な香気を湛えた、歯触りも柔らかいラムチョップ･･･（現地じゃ「レアーシュ」といいます）。
あの「別物の味」に興奮する余り、近所の肉屋の子羊に抱きついたりした記憶（･･･ありません、冗談です！）。
参考映像。カイロの肉屋さん。
奥にいるのが羊くんたちだ。
でかいのは牛。
普通のお肉屋さん。
こいつらを、わっせわっせと引きずって家に帰って大鉈ぶん回して解体･･･
する必要はなくって、切ったのを売ってくれます。
鶏は丸ごとだけど。
でも、本来のラム肉というのは、こういうものだと思う。
羊は冷凍に弱いのだ。
まあ、好みの問題だし、学生時代は札幌で、なにかにつけちゃあ「ジン、ジンジンギスカ〜ン！」とかいって、屋外でコンロを囲んで火を吹いて踊ってりしていたから（うそっ、うそですっ！ やってませんっ！！）どっちも好きですけど。
ここのお店の場合、ジンギスカン他の羊肉メニューがいいのは当然として、とにかく付けあわせの野菜が美味しいのと、ジンギスカンに限定しない「その他メニュー」の充実が楽しい。
ブルーチーズ煮込みなど、今回はじめて試したら、これはオドロキのコンビネーション。
１と１を足して３以上になる、というやつだ。
そこでワインがほしくなれば、オーナー多田氏の趣向で、いいワインがしっかりスタンバイしている。
この人は雑食雑飲性の要するに「食いしん坊な飲兵衛」だから、あれじゃぁこれじゃあ、と無茶いうと「ハイハイ」と奥に隠したものが結構出てくる。
だから、岩塩で焼いたラムをいただきながらワインという組み合わせもアリなのだ。「ジンギスカン〜」などと歌いながら（注：店で歌っている人は誰もいません）。
カップルシートまである。密談が可能だ。
ワタシは覗こうとして、オトモダチに叱られました。
「うふん、羊のお肉なのねぇ〜」「うんうん、羊のお肉なんだよぉ〜」なんて盛り上がるのかな（ちがうか？）。
あと、根掘り葉掘りせっつくと、こっそり「裏メニュー」も色々。
来るたび新メニューに挑戦している。
この二号店に常駐しているオーナーの多田さんは、いつぞやのレバノン料理の会にもひょっこりと来てくださって、隣に座っていたオットによると「ウム、これはウチでも･･･」「お、これは面白い」と、終始研究姿勢だったということで、ジンギスカン以外の新メニューも楽しみなのだ。
で、そうした新メニュー、裏メニューなどは、別に常連や顔馴染みじゃなきゃダメ、という姿勢もない。
この店は、ただのジンギスカン屋で終わらない。
そう思う。
人気blogランキングへ
ところで、レバノン料理の会では、たまたまこの多田氏と友人のミニーマウスとオットにワタシ･･･という４名が偶然一卓に収まった。
あとで「奥に座っていた女性は、湾岸のほうの方なんですか？」
「ご主人はどこの国の方ですか？」「奥の方は香港辺り･･･？」等という質問相次ぎ
、あれは「ガイジン卓」とみなされていたことを知った。
みんな日本人です。わたしも含め、ごく普通の日本人です。
義経はジンギスカンになった! その6つの根拠
なんちゃって関連不明書籍
東京ジンギスカンガイド
お役立ちです。お手元に一冊どうぞ！
最寄駅：神奈川 / 横浜 / 反町
料理：ジンギスカン
採点：★★★★★
一人当たりの支払額（税込み）：3,000円〜5,000円
用途：夕食
しっかし、横浜西口というのは、どうしてあんなに妙なマッタラモッタラした空気が流れてるんだろう。
歩いてるだけで疲れる。
しかも、道がとってもわかりにくい！
その中をかいくぐってもたまには行きたい『だんだん二号店』なのである。
一時期、ＢＳＥ騒動の余波でいきなり盛り上がったジンギスカンブームも、なんだか一段落した感じ。
で、「ジン、ジンジンギスカ〜ン！がっつりマトンだ、それ食えやれくえ〜」系と、
「良質の羊はこんなに美味しいんですよ」系が現れた（勝手極まりない分類）。
どっちも嬉しいが、後者が特に嬉しい。
このお店は後者だ。
相変わらず、さっぱりと癖のないラム肉が美味。
確かに、あのマトンの匂いが羊の味のウチ、という感覚でジンギスカンを好む人には物足りないかもしれないが、ワタシはこっちのほうが好きなの。
中東ではじめて口にした、あのラムチョップ･･･汁気たっぷりな中に上品な香気を湛えた、歯触りも柔らかいラムチョップ･･･（現地じゃ「レアーシュ」といいます）。
あの「別物の味」に興奮する余り、近所の肉屋の子羊に抱きついたりした記憶（･･･ありません、冗談です！）。
参考映像。カイロの肉屋さん。奥にいるのが羊くんたちだ。
でかいのは牛。
普通のお肉屋さん。
こいつらを、わっせわっせと引きずって家に帰って大鉈ぶん回して解体･･･
する必要はなくって、切ったのを売ってくれます。
鶏は丸ごとだけど。
でも、本来のラム肉というのは、こういうものだと思う。
羊は冷凍に弱いのだ。
まあ、好みの問題だし、学生時代は札幌で、なにかにつけちゃあ「ジン、ジンジンギスカ〜ン！」とかいって、屋外でコンロを囲んで火を吹いて踊ってりしていたから（うそっ、うそですっ！ やってませんっ！！）どっちも好きですけど。
ここのお店の場合、ジンギスカン他の羊肉メニューがいいのは当然として、とにかく付けあわせの野菜が美味しいのと、ジンギスカンに限定しない「その他メニュー」の充実が楽しい。
ブルーチーズ煮込みなど、今回はじめて試したら、これはオドロキのコンビネーション。
１と１を足して３以上になる、というやつだ。
そこでワインがほしくなれば、オーナー多田氏の趣向で、いいワインがしっかりスタンバイしている。
この人は雑食雑飲性の要するに「食いしん坊な飲兵衛」だから、あれじゃぁこれじゃあ、と無茶いうと「ハイハイ」と奥に隠したものが結構出てくる。
だから、岩塩で焼いたラムをいただきながらワインという組み合わせもアリなのだ。「ジンギスカン〜」などと歌いながら（注：店で歌っている人は誰もいません）。
カップルシートまである。密談が可能だ。
ワタシは覗こうとして、オトモダチに叱られました。
「うふん、羊のお肉なのねぇ〜」「うんうん、羊のお肉なんだよぉ〜」なんて盛り上がるのかな（ちがうか？）。
あと、根掘り葉掘りせっつくと、こっそり「裏メニュー」も色々。
来るたび新メニューに挑戦している。
この二号店に常駐しているオーナーの多田さんは、いつぞやのレバノン料理の会にもひょっこりと来てくださって、隣に座っていたオットによると「ウム、これはウチでも･･･」「お、これは面白い」と、終始研究姿勢だったということで、ジンギスカン以外の新メニューも楽しみなのだ。
で、そうした新メニュー、裏メニューなどは、別に常連や顔馴染みじゃなきゃダメ、という姿勢もない。
この店は、ただのジンギスカン屋で終わらない。
そう思う。
人気blogランキングへところで、レバノン料理の会では、たまたまこの多田氏と友人のミニーマウスとオットにワタシ･･･という４名が偶然一卓に収まった。
あとで「奥に座っていた女性は、湾岸のほうの方なんですか？」
「ご主人はどこの国の方ですか？」「奥の方は香港辺り･･･？」等という質問相次ぎ
、あれは「ガイジン卓」とみなされていたことを知った。
みんな日本人です。わたしも含め、ごく普通の日本人です。
義経はジンギスカンになった! その6つの根拠なんちゃって関連不明書籍
東京ジンギスカンガイドお役立ちです。お手元に一冊どうぞ！
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この記事へのコメント
17. Posted by アリーマ July 18, 2006 23:46
tomo009さま
おお、ありがとうございます。
戸田さんによろしくお伝えくださいまし。
おお、ありがとうございます。
戸田さんによろしくお伝えくださいまし。
16. Posted by アリーマ July 18, 2006 23:44
tomo009さま
おお、ありがとうございます。
戸田さんによろしくお伝えくださいまし。
おお、ありがとうございます。
戸田さんによろしくお伝えくださいまし。
15. Posted by tomo009 July 18, 2006 21:41
あんまり美味そうなんで、明後日（20日)行くことにしました！今から予約です♪
14. Posted by アリーマ July 18, 2006 19:17
Ryumanさま
中国とか香港とかは、結構凄いですよね･･･。
私の時は、あきらかに「猫」が･･･（泣）
カイロのあの写真は「日常風景」です。
高級住宅街（麻布とか南青山とか）に、こういう肉屋がフツウにあって、こういうところで普通に買い物をします。
すぐに、頭のついた羊がぶら下がってるのをみて「あ、今日は金曜日か」などと思うようになってしまいます。
中国とか香港とかは、結構凄いですよね･･･。
私の時は、あきらかに「猫」が･･･（泣）
カイロのあの写真は「日常風景」です。
高級住宅街（麻布とか南青山とか）に、こういう肉屋がフツウにあって、こういうところで普通に買い物をします。
すぐに、頭のついた羊がぶら下がってるのをみて「あ、今日は金曜日か」などと思うようになってしまいます。
13. Posted by Ryuman July 18, 2006 17:33
カイロの参考写真はすごいですねー。
私も似たような光景を中国で見たことがあります。
そのときは犬が。。。
私も似たような光景を中国で見たことがあります。
そのときは犬が。。。
12. Posted by Ryuman July 18, 2006 17:31
カイロの参考写真はすごいですねー。
私も似たような光景を中国で見たことがあります。
そのときは犬が。。。
私も似たような光景を中国で見たことがあります。
そのときは犬が。。。
11. Posted by アリーマ July 18, 2006 02:34
>min-minさま
そうですよねっ！
このお店は「ただのジンギスカン」じゃないです。
「羊肉のブルーチーズ煮込み」なんてものを堂々とメニューに出しているところが凄いですよね。
いままで試してなかったけれど、単に焼くより美味しいかも！でした。
そう、確かにそういわれて見れば、こういうお店は札幌にはないかもしれません。
羊肉好きは、是非一度どうぞ。
そうですよねっ！
このお店は「ただのジンギスカン」じゃないです。
「羊肉のブルーチーズ煮込み」なんてものを堂々とメニューに出しているところが凄いですよね。
いままで試してなかったけれど、単に焼くより美味しいかも！でした。
そう、確かにそういわれて見れば、こういうお店は札幌にはないかもしれません。
羊肉好きは、是非一度どうぞ。
10. Posted by アリーマ July 18, 2006 02:27
>いぬわん＠善良な都民さま
都民お断りは書かないけど、悪霊除けのお札は張るべきでしょう。あ、お財布をきちんと持った「消化器系妖怪」は、お店が儲かるので「悪霊」扱いはされませんよ。
このやり取りが不明な方は、
http://inu1.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_28f1.html#comment-2141933
をご参照ください。
>socitonさま
企画中なの。行きましょーねっ！
都民お断りは書かないけど、悪霊除けのお札は張るべきでしょう。あ、お財布をきちんと持った「消化器系妖怪」は、お店が儲かるので「悪霊」扱いはされませんよ。
このやり取りが不明な方は、
http://inu1.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_28f1.html#comment-2141933
をご参照ください。
>socitonさま
企画中なの。行きましょーねっ！
9. Posted by min-min July 17, 2006 22:31
いいなぁ、「だんだん」！
札幌に数々ジン屋あれど「だんだん」みたいなお店はないのですよ。
「だんだん」（一号店のほう）は開店当初にお邪魔したのですが、オーナーのタダならぬ“情熱”に感激いたしました。当時既に羊肉のブルーチーズ煮込がありその食感とコンビネーションの良さに驚いたものです。
さて、次回機会があってみなさんと同席する機会がありましたら私は間違いなく「満州人」と観られること請け合い？？？
国籍不明人からやっと日本人に帰化しつつあるmin-min＠札幌より。
札幌に数々ジン屋あれど「だんだん」みたいなお店はないのですよ。
「だんだん」（一号店のほう）は開店当初にお邪魔したのですが、オーナーのタダならぬ“情熱”に感激いたしました。当時既に羊肉のブルーチーズ煮込がありその食感とコンビネーションの良さに驚いたものです。
さて、次回機会があってみなさんと同席する機会がありましたら私は間違いなく「満州人」と観られること請け合い？？？
国籍不明人からやっと日本人に帰化しつつあるmin-min＠札幌より。
8. Posted by sociton July 17, 2006 22:30
わはは、いぬわん不思議都民とあり〜ま様とはやくダイチンいきたいヨンサマ
7. Posted by いぬわん＠善良な都民 July 17, 2006 20:52
ぼくのブログにも善良な横浜市民、とか名乗る人がきてぼくのことをエロ都民、とかゆうていぢめにきました。でも、お店の入り口にエビスあり松、サポーロビールのとなりに都民お断り、アリーマとかお札出さないでね(´д`)
ああ、だんだんワケわかんなくなてきたあ(´д`)
ああ、だんだんワケわかんなくなてきたあ(´д`)
6. Posted by アリーマ July 17, 2006 18:01
>エロ都民さま
横浜市民限定だそうです(´嘘`)
消化器系妖怪様用の特別席の御用意もございます。ビルの六階の宙に浮いています(´嘘`)
>cotyママさま
いや･･･誰でもあるわけではないんじゃないか、と･･･。
ワタシはよくシンガポール航空のＣＡか、と言われます(´嘘`)
横浜市民限定だそうです(´嘘`)
消化器系妖怪様用の特別席の御用意もございます。ビルの六階の宙に浮いています(´嘘`)
>cotyママさま
いや･･･誰でもあるわけではないんじゃないか、と･･･。
ワタシはよくシンガポール航空のＣＡか、と言われます(´嘘`)
5. Posted by cotyママ July 17, 2006 16:46
国籍不明の武勇伝、皆さんもあるんですね！
私は中国人に見える様です。
私は中国人に見える様です。
4. Posted by エロ都民 July 17, 2006 16:08
けっ、今度はカップルシート、イッたろっ(´д`)
3. Posted by アリーマ July 17, 2006 13:10
ウチの夫は、サイパンの空港で、現地のスタッフに間違えられていました。私も国籍不明にされることはよくあります。ううむ。そういう人って、いるみたいですね。
でも、私の場合、一番ショックだったのは、熊本で「ポン引き」に「どうです？」と声をかけられたことでした。
スカウトでなかったのはいうまでもありません･･･。
でも、私の場合、一番ショックだったのは、熊本で「ポン引き」に「どうです？」と声をかけられたことでした。
スカウトでなかったのはいうまでもありません･･･。
2. Posted by seikoMTD July 17, 2006 09:51
自分も香港の一時出国ゲートで。一目で国籍を判断するプロの空港係員から、まずハングル語で質問。「？？？」の顔をしていると、次にはもう全く分からない言語で質問。「？？？？？…」「I'm…、Ah…」
空港係員「あっ」という顔でやっと日本語での質問。ということはよ〜く見ると日本人にも見えるという顔なのか。僅かな英語が日本人だったのか。
1. Posted by うきふね July 17, 2006 08:32
私も行く先々で日本人には見られません
昨年のベトナムホイアンでも、スペインから来たのかと・・・？
バンコクでも漢字がプリントされたタンクトップを着ていたらホテルのエレベーターの中で日本人に
「意味分かって着てるのかな〜？プププ」
みたいな対応をされるし・・・
伊勢佐木町で「お姉さん日本語分かる？お茶しない？」
と、ナンパされた時は自信喪失しました
昨年のベトナムホイアンでも、スペインから来たのかと・・・？
バンコクでも漢字がプリントされたタンクトップを着ていたらホテルのエレベーターの中で日本人に
「意味分かって着てるのかな〜？プププ」
みたいな対応をされるし・・・
伊勢佐木町で「お姉さん日本語分かる？お茶しない？」
と、ナンパされた時は自信喪失しました
